JPS61187597A - 送風機用羽根車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中空流線状の羽根を備えた通称翼形ファシと
も呼ばれる送風機用羽根車に関する。

〔発明の背景並に従来技術〕

上記送風機用羽根車は、その羽根形状が流線状をなすこ
とから、吸込、送風効率がよく、かつ、消費電力Ｉ）少
なくて済む特長を有するものであるが、問題はＩｉ！＝
Ａ化のために羽根を中空に形成するため、吸引流体に混
在するゲスト（硬質のもの）との接触による摩滅によっ
て羽根に孔が穿いたとき、穿いたとたんにこの孔を通じ
てダストが羽根の中空部内に瞬時侵入して詰まり、その
ため孔のあかない他の羽根との重景的アンバランスによ
り羽根車が大きく振動し、該羽根が吹飛ぶような危険な
事態を生ずる。

従って、このような際には、直らに送風機を緊急停止さ
せ、ラインをも停止させねばならない。

この事態を防ぐために定期的に羽根の摩滅の状態をチェ
ックし、Ｗｉ滅していればそれを補修するとか、あるい
は、羽根全体を交換するなどの処置をとらねばならぬが
、この処置は前述のように直ちに行わねばならぬので、
生産能率上支障を来す。

〔発明の目的〕

本発明は、上記摩滅によって生じた孔からダストが羽根
中空部内に侵入してもこれを自ずと排出させるようにし
、もって羽根の吹き飛びという危険事態の発生を一掃さ
せ、而も摩滅により孔が生じても、直ちに補修する必要
をなくして生産上支障のない時期を選んでの？ｌｌ］習
を可能とすることにある。

〔実施例〕

中央に吸込口１を有する側板２と、これと対向する主板
３との間に中空流線状の羽根４を挟合支持する形式の羽
根車Ａにおいて、上記羽根４の後端部、つまり、気流の
出口端側に羽根の中空部内に連通ずるダストの排出口４
ａを設けたものである。

尚、上記排出口４ａζま羽根の機能を損なわないように
細巾スリット状に、かつ、羽根巾一杯に形成しである。

又上記排出口４ａには、第２図並に第３図のように排出
口４ａからの排出ダストの誘導壁部４ｂを設けることが
望ましいが、第４図のように設けない場合もある。

〔作　　用〕

羽根車Ａの回転により吸込口１を通して流入される流体
は、羽根４の入口端側から流入されるため、流体中のダ
ストば第２図で大旨１点鎖線で囲った羽根の入口端の板
部分に衝撃的に接触し、よってこの板部分が徐々に侵蝕
的に摩滅して逐には孔があき、そして孔を通じてダスト
が羽根の中空部内に侵入するが、この侵入したダストば
、羽根車Ａの回転による遠心力によって羽根後端部の排
出口４ａから外部に吹き飛ばし状に排出されろものであ
る。

〔発明の効果〕

上述のように本発明によれば、ゲス１−との接触。

摩滅によって生じた羽根の孔からゲスＩ・が羽根中空部
内に侵入しても、とのダストを排出口を通じて自ずと排
ｆｉｔさせるので、ダストの中空部内への侵入によって
生ずる羽根車の吹き飛びなどという危険事態を完全に一
掃させろことができろ。而も摩滅により孔が生じてもす
ぐには補修処置する必要がないので、従来のように直ち
に送風機を緊急停止させることもなく、生産上支障のな
い時期を選んでの補修を可能とすることができるもので
、その特長は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は羽根車の一部切大正面図、第２図は同上羽根の
縦断正面図、第３図、第４図は同上羽根の変形例の断面
図である。 ■・・吸込口、２　側板、３　主板、４　羽根。 Ａ・羽根車、　４ａ　　排出口。 特　許　出　願　人　　日本機械技術株式会社第１図 Ａ（う１万艮申）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　中央に吸込口を有する側板と、これと対向する主板と
   の間に中空流線状の羽根を挟合させる形式の羽根車にお
   いて、上記羽根の後端部に、ダストとの接触，摩滅によ
   り生ずる羽根の孔を通じて羽根中空部内に侵入するダス
   トの排出口を設けたことを特徴として成る送風機用羽根
   車。