JPH062699A - 低騒音型送風機 - Google Patents

低騒音型送風機

Info

Publication number
JPH062699A
JPH062699A JP15840992A JP15840992A JPH062699A JP H062699 A JPH062699 A JP H062699A JP 15840992 A JP15840992 A JP 15840992A JP 15840992 A JP15840992 A JP 15840992A JP H062699 A JPH062699 A JP H062699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
impeller
tongue
casing
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15840992A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Shibata
聡 柴田
Teruo Tanaka
輝夫 田中
Hironobu Uchiyama
寛信 内山
Akifumi Nakajima
章文 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takuma Co Ltd
Original Assignee
Takuma Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takuma Co Ltd filed Critical Takuma Co Ltd
Priority to JP15840992A priority Critical patent/JPH062699A/ja
Publication of JPH062699A publication Critical patent/JPH062699A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低流量域で高吐出圧が得られ、しかも騒音の
大幅な引き下げを可能とした送風機を提供する。 【構成】 羽根車とケーシングとこれに連通する吐出通
路を備えた送風機に於いて、前記ケーシング用側板の基
端部と吐出通路用側板との境界部から成る主舌部に、板
状の補助舌部を突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押込通風用多翼ファン
の騒音特性の改良に係り、ケーシング用側板の基端部と
吐出通路側板の境界部から成る主舌部に補助舌部を設け
ることにより、低流量域に於いて高吐出圧が得られ、し
かも騒音の大幅な引き下げを可能とした送風機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】小型ボイラのバーナ等で使用する押込通
風用多翼ファンでは、汎用ファンに要求されるファン性
能の他に、低流量域に於いても高吐出圧を保持できると
云う性能が要求される。そのため、一般的には図14に
示す如く、吐出通路Aを形成する側板Bとケーシング用
側板の基端部との境界部(主舌部)Cと羽根車Dとの間
隙Lcを狭く設定することにより、上述のような吐出性
能が得られるようにしている。しかし、主舌部Cと羽根
車D間の間隙Lcを小さくした場合には、ファン運転時
の騒音が著しく増大することとなる。即ち、所謂乱流騒
音に比較して回転騒音が高レベルとなり、翼通過周波数
騒音が大幅に増大することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、押込通風機
多翼ファン等に於ける上述の如き問題、即ち、低流量域
に於ける吐出圧を上昇しようとすると、ファン運転時に
於ける回転騒音が増大すると云う問題を解決せんとする
ものであり、吐出通路用側板とケーシング用側板の境界
部から成る主舌部の形態に改良を加えることにより、低
流量域で高吐出圧が得られ、しかも回転騒音を大幅に引
き下げ得るようにした低騒音型送風機を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本件発明者は送風機の回
転騒音、特に翼通過周波数騒音の低減に関する基礎的知
見を得るために、騒音とファンの主舌部の幾何学的な形
態との関係について、多くの試験を行った。図15は、
前記各試験から得られた羽根車Dに対する主舌部Cの位
置と騒音レベルとの関係を示すものであり、ここで、L
cは主舌部Cと羽根車Dとの間隔、Lsは羽根車Dの軸
心Oと側板Bとのずれ距離、Rは羽根車Dの外半径、R
iは羽根車Dの内半径である。
【0005】尚、前記図15の騒音レベルは、他の形状
因子による影響を除去するため、図16の如き羽根車D
と側板(舌部板)Bとからなる簡略化したファンモデル
を用いて測定されたものであり、羽根車Dの外半径R=
70mm、内半径Ri=55mm、羽根車の幅W=65
mm、羽根車のブレード数N=30mm、側板Bの長さ
Lm=85mm、側板Bの高さH=100mm、羽根車
回転数N=3400rpmとした時のデータである。
【0006】前記図15の騒音量には、翼通過周波数騒
音成分と羽根外周部流体の旋回による乱流騒音成分との
両方が含まれており、間隔Lcが小さいと騒音レベルは
著しく上昇し、またLcを大きくすると、騒音レベルは
乱流騒音成分のレベルにまで低下する。また、ずれ間隔
Lsを減少させると、図15からも明らかなように騒音
は著しく減少し、図15のa及びb位置に於ける騒音レ
ベル差は約10dBとなる。
【0007】尚、この間隔Lsの減少による騒音の大幅
な低下は、Lsの減少によって羽根の吐出流線と側板B
(舌部板)の接触角が鈍角化する現象が起り、これによ
って干渉域部(主舌部)近傍の流れが羽根の吐出風量を
抑制し、その結果騒音の発生が緩和されるものと想定さ
れており、このことは、干渉域部近傍の流れ状態を可視
化可能とした顔料液点法による流れ状態の観測試験や、
主舌部近傍のケーシング側板上の圧力分布測定試験等の
結果から確認されている。換言すれば、送風機に於ける
翼通過周波数騒音を低減するには、吐出特性の面からの
許容範囲内に於いてずれ間隔Lsをより小さくするか、
又は、小さな間隔Lsと同等の効果を有する主舌部Cの
形態とする必要のあることが、前記図15の騒音試験の
結果から判る。
【0008】本件発明は、上述の如き送風機の吐出通路
用側板とケーシング用側板の基端部との境界部である主
舌部Cの羽根車Dに対する取付位置と、騒音レベルとの
関係についての各種試験の結果を基礎として創作された
ものであり、主舌部Cの形態に改良を加えることによっ
て、騒音低減の面で主舌部Cのずれ間隔Lsを小さくし
たのと同等の効果を保持せしめるようにしたことを、発
明の要部とするものである。
【0009】即ち、本件請求項1に記載の発明は、羽根
車1とケーシング2とこれに連通する吐出通路3を備え
た送風機に於いて、前記ケーシング用側板2aの基端部
と吐出通路用側板3aとの境界部から成る主舌部4に、
板状の補助舌部5を突設したことを発明の基本構成とす
るものである。
【0010】また、本件請求項3に記載の発明は、前記
主舌部4の内側近傍に、当該主舌部4と並行状に円柱状
の補助舌部5を立設したことを発明の基本構成とするも
のである。
【0011】更に、本件請求項4に記載の発明は、前記
主舌部4の近傍に、前記通路用側板3aと一定の間隔を
置いてこれと平行に板状の補助舌部5を配設したことを
発明の基本構成とするものである。
【0012】本件請求項5に記載の発明は、前記主舌部
4に、断面形状が半円状で且つ外側へ突出した膨出部か
ら成る補助舌部5を形成したことを発明の基本構成とす
るものである。
【0013】
【作用】送風機の吐出流路を形成する側板の先端の主舌
部4に補助舌部5を設けることにより、主舌部4と羽根
間(即ち舌部干渉域部)に於いて生じていた流体の流れ
が補助舌部5によって偏向され、羽根流れの剥離現象が
緩和される。即ち、補助舌部5を設けることにより、主
舌部4の位置を羽根流れの下流側へ移行させ、主舌部4
と羽根車中心軸Oとのずれ距離Lsを大きくした場合と
同等の現象となり、これにより、翼通過周波数騒音を主
成分とする回転騒音が大幅に低下する。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る送風機の断面概略図であり、
図2は補助舌部の廻りを示す拡大図である。図に於い
て、1は羽根車、2はケーシング、2aはケーシング用
側板、3は吐出通路、3aは吐出通路用側板、4は吐出
通路用側板3aとケーシング用側板2aとの境界部から
成る主舌部、5は補助舌部、θは補助舌部5の取付角
度、Laは補助舌部5の吐出長さ、Lcは補助舌部5と
羽根車1との間隔、Lsは主舌部4と羽根車軸芯Oとの
ずれ距離である。
【0015】前記羽根車1は通常の多翼形回転羽根であ
り、本実施例では外径140mm、内径110mm、羽
根数30枚(前傾円弧翼形状)の羽根車が使用されてい
る。また、ケーシング2は通常のインボリュート形のケ
ーシングに形成されており、最大内径はR1 =152.
5mmに選定されている。尚、ケーシング用側板2aの
基端部と吐出通路用側板3aとの境界部が主舌部4とな
っている。更に、吐出通路3は長さX=200mm、幅
Y=100mmに選定されており、通常の鋼板(t=
1.2mm)により形成されている。
【0016】前記補助舌部5は側板3aと同等の矩形状
の鋼板により形成されている。本実施例では、前記補助
舌部5は吐出通路用側板3aに対してθ=100°の取
付角度でもって、且つ先端部を吐出通路3内へ突出せし
めた状態で、側板3aへ固設されており、突出長さLa
は20mm、羽根車1との間隔Lcは7mm、羽根車1
の軸芯Oとのずれ距離Ls=55mmに夫々設定されて
いる。尚、本実施例では羽根車1やケーシング2、吐出
通路3、補助舌部5等の各部寸法を前述の如き値として
いるが、これ等の値が送風機の容量に応じて変わって
も、当該補助舌部5の騒音低減効果が有効に発揮される
ことは勿論である。
【0017】次に、本発明に係る送風機に於ける騒音の
低減について説明をする。図3は、補助舌部5の騒音低
減効果の基礎特性を得るための試験装置の概要を示すも
のであり、背板ケーシング2などを除外した主舌部4と
補助舌部5と羽根車1等によりファンモデルが形成され
ている。前記主舌部4は、長さL=85mm、幅Lw=
100mmの主舌部板4aの先に形成されており、主舌
部の先端半径はLo=1.5mmに形成されている。ま
た、その取付位置はLc=7mm、Ls=55mmに設
定されている。更に、羽根車1は外径140mm、内径
110mm、羽根数30(前傾円弧翼状)に形成されて
おり、且つその回転数は3400rpmに設定されてい
る。尚、図3に於いて6はマイクロホーン、7は騒音
計、8は騒音信号分析計、9はモータ、10は速度調整
器、11は回転計、12は電力計であり、騒音特性の測
定はJISB8346の規定に準じて行われている。
【0018】図4は、前記ファンモデルにより得られた
騒音試験の結果を示すものであり、補助舌部5の突出長
さLaと取付角度θとノイズレベルN(dB)との関係
を示すものである。図4からも明らかなように、取付角
度θが70〜130°(望ましくは約100°近傍)の
間に於いて、騒音レベルNが最小となることが判る。ま
た、図5は、所謂顔料液点法によって可視化した補助舌
部近傍に於ける流体の流れの状態を示すものであり、更
に、図6は補助舌部5と羽根車1の間隙部におけるハブ
側の側板上の圧力P1 ,P2 と風速vの変動状態であ
る。これらの結果より、騒音の低下現象は舌部干渉域部
の流れが補助舌部5により偏向し、羽根流れの剥離現象
が緩和されるためであると説明できる。これは、主舌部
4の位置Lsを羽根流れの後流部に移行した場合と同等
の現象である。
【0019】次に、前記図3のファンモデルにケーシン
グを付加した場合の騒音特性試験の結果を説明する。図
7は実験に使用したインボリュート型ケーシング2の形
態を示すものであり、θt=5(deg)、Ls/R=
0.78、Lb/R=1.3に形成されている。上記ケ
ーシング2を使用し、これに補助舌部5(θ=100
°、La=20mm)を取り付けた場合と、補助舌部5
の無い場合について、騒音レベルを測定した。図8はそ
の測定結果を示すものであり、羽根車1との間隙Lcと
吐出通路3の流体抵抗をパラメータにして、羽根車1の
回転数と騒音レベルNとの関係を実測したものである。
尚、図8において、P/Pc=1は吐出通路3の出口を
全閉にした場合を示すものであり、P/Pc=0. 2は
吐出通路3に流体抵抗を設けた場合を示すものである
(Pは全開の場合の吐出口に於ける流体圧、Pcは全閉
の場合の吐出口における流体圧)。
【0020】図8からも明らかなように、補助舌部5が
無い場合、低負荷時(例えばP/Pc=0.2、回転数
3000rpm)の騒音は、吐出通路3へ流出する風量
が増加するため低下する(N=約75dB)。一方、高
負荷時(例えばP/Pc=1、回転数3000rpm)
の騒音は、干渉域部(舌部近傍)の再循環流が増加する
ため大きくなる(N≒約83dB)。その結果、両者の
騒音レベル差はほぼ8dBにも達することになる。これ
に対して、補助舌部5を設けた場合には、騒音そのもの
のレベルが大幅に低下すると共に、高・低両負荷時の騒
音レベルに差異が殆ど発生せず、優れた騒音抑制効果が
得られることが判る。
【0021】また、図9は、補助舌部(θ=100°、
La=20mm)5を設けた場合と、設けない場合との
騒音の周波数分析の結果を示すものであり、高負荷時
(P/Pc=1)で且つ羽根車回転数が3400rpm
の時の測定結果を示すものである。図9からも明らかな
ように、補助舌部5が無い場合には、高負荷時に共鳴に
類似した現象が発生して翼通過周波数騒音がピーク状に
増大する。これに対して、補助舌部5を設けた場合に
は、前述の翼通過周波数騒音のピーク値が大幅に減少す
ることになり、優れた騒音低減効果が発揮される。
【0022】更に、図10は、補助舌部(θ=100
°、La=20mm)5を設けた場合と設けない場合の
流量Qと吐出圧Pの関係を測定したものである。図10
からも明らかなように、Lc/R=0. 1に設定して補
助舌部(θ=100°、La=20mm)5を設けた場
合でも、低流量域に於ける吐出圧力が補助舌部5のない
場合(Lc/R=0.1)に比較して大幅に低下するこ
とはなく、しかも騒音の方は、約10dB分引き下げる
ことが出来る。これに対して、間隙Lcを大きくして騒
音の引き下げを図った場合(Lc/R=0.2)には、
吐出圧が大幅に低下することになり、低流量域に於ける
流量特性が大幅に悪化する。
【0023】図11は本発明の第2実施例を示すもので
あり、第1実施例に於ける板状の補助舌部5に替えて主
舌部4の近傍に、適宜の直径を有する断面円形の柱状体
を補助舌部5として配設したものである。また、図12
は本発明の第3実施例を示すものであり、補助舌部5と
して板状体を主舌部4と一定の間隙を置いてこれに平行
に配設するようにしたものである。更に図13は本発明
の第4実施例を示すものであり、吐出通路用側板3aと
ケーシング用側板の基端部との境界部に、断面が半円状
の外方へ突出した膨出部を形成し、当該膨出部を補助舌
部5とするものである。尚、前記図11〜図13の実施
例については、その騒音低減効果の測定値の記載を省略
しているが、実施例1の場合と同様に、何れも優れた騒
音低減効果が得られると共に、低流量域に於いて高い吐
出圧力性能を有するものであることが、確認されてい
る。
【0024】
【発明の効果】本件発明に於いては、ケーシング用側板
2aの基端部と吐出通路用側板3aとの境界部から成る
主舌部4に、板状の補助舌部5を固設した構成としてい
るため、舌部近傍に於ける流体の流れが補助舌部5によ
って偏向され、羽根流れの剥離現象が緩和されることに
なる。その結果、送風機の回転騒音が大幅に低減され、
しかも低流量域に於いても低騒音と高い吐出圧力を保持
することができ、バーナー用送風機等の低流量・高吐出
圧を必要とする送風機に於いては、高い効用を奏するも
のである。また、本発明に於いては、極く構成の簡単な
補助舌部5の付加により多翼型ファンの大幅な騒音低下
を図ることが出来、ファンの一層の小形化が可能とな
る。本発明は上述の通り、簡単な構造にも拘わらず優れ
た実用的効用を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る送風機の横断面概要
図である。
【図2】図1の補助舌部廻りの拡大図である。
【図3】騒音低減特性の測定装置の概要説明図である。
【図4】補助舌部の長さLaと取付角度θと騒音レベル
Nとの関係を示す線図である。
【図5】補助舌部近傍に於ける流体の流れを顔料液点法
により可視化したものである。
【図6】補助舌部の取付角度θと吐出圧P及び流体速度
Vとの関係を示す線図である。
【図7】騒音低減特性試験等に使用したケーシングの断
面概要図である。
【図8】羽根車の回転数と騒音レベルNとの関係を示す
線図である。
【図9】騒音の周波数スペクトラムを示す線図である。
【図10】流体の流量Qと吐出圧Pの関係を示す線図で
ある。
【図11】本発明の第2実施例に係る送風機の要部を示
す横断面概要図である。
【図12】本発明の第3実施例に係る送風機の要部を示
す横断面概要図である。
【図13】本発明の第4実施例に係る送風機の要部を示
す横断面概要図である。
【図14】従来の送風機の主舌部近傍を示す横断面概要
図である。
【図15】送風機に於ける羽根車と主舌部の相互位置と
騒音との関係を示す線図である。
【図16】図15の測定に使用した簡略化したファンモ
デルの概要説明図である。
【符号の説明】
1は羽根車、2はケーシング、2aはケーシング用側
板、3は吐出通路、3aは吐出通路用側板、4は主舌
部、5は補助舌部、6はマイクロホン、7は騒音計、8
は騒音信号分析計、9はモータ、10は速度調整器、1
1は回転計、12は電力計、θは補助舌部の取付角度、
Laは補助舌部の突出長さ、Lcは補助舌部と羽根車と
の間隔、Lsは主舌部と羽根車軸芯とのずれ距離、Oは
羽根車の軸芯、Nは騒音レベル(dB)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 章文 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号 関西 大学工学部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車(1)とケーシング(2)とこれ
    に連通する吐出通路(3)を備えた送風機に於いて、前
    記ケーシング用側板(2a)の基端部と吐出通路用側板
    (3a)との境界部から成る主舌部(4)に、板状の補
    助舌部(5)を突設したことを特徴とする低騒音型送風
    機。
  2. 【請求項2】 補助舌部(5)を、横断面視に於いて通
    路用側板(3a)に対して70〜130度の取付角度で
    もって主舌部(4)へ固設すると共に、その内方への突
    出長さを10〜40mmとした請求項1に記載の低騒音
    型送風機。
  3. 【請求項3】 羽根車(1)とケーシング(2)とこれ
    に連通する吐出通路(3)を備えた送風機に於いて、前
    記ケーシング用側板(2a)の基端部と吐出通路用側板
    (3a)との境界部から成る主舌部(4)の内側近傍
    に、当該主舌部(4)と並行状に円柱状の補助舌部
    (5)を立設したことを特徴とする低騒音型送風機。
  4. 【請求項4】 羽根車(1)とケーシング(2)とこれ
    に連通する吐出通路(3)を備えた送風機に於いて、前
    記ケーシング用側板(2a)の基端部と吐出通路用側板
    (3a)との境界部から成る主舌部(4)の近傍に、前
    記通路用側板(3a)と一定の間隔を置いてこれと平行
    に板状の補助舌部(5)を配設したことを特徴とする低
    騒音型送風機。
  5. 【請求項5】 羽根車(1)とケーシング(2)とこれ
    に連通する吐出通路(3)を備えた送風機に於いて、前
    記ケーシング用側板(2a)の基端部と吐出通路用側板
    (3a)との境界部から成る主舌部(4)に、断面形状
    が半円状で且つ外側へ突出した膨出部から成る補助舌部
    (5)を形成したことを特徴とする低騒音型送風機。
JP15840992A 1992-06-18 1992-06-18 低騒音型送風機 Pending JPH062699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15840992A JPH062699A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 低騒音型送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15840992A JPH062699A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 低騒音型送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062699A true JPH062699A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15671128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15840992A Pending JPH062699A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 低騒音型送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH062699A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6474474B2 (en) 1998-02-06 2002-11-05 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Sheet support container
US6491177B1 (en) 1999-04-06 2002-12-10 Kakizaki Manufacturing Co., Ltd. Thin-plate accommodating/transporting container
KR100845289B1 (ko) * 2007-03-21 2008-07-09 삼성전자주식회사 원심송풍기 및 이를 갖춘 공기조화기
US7428958B2 (en) 2004-11-15 2008-09-30 Nikon Corporation Substrate conveyor apparatus, substrate conveyance method and exposure apparatus
US7483123B2 (en) 2004-10-26 2009-01-27 Nikon Corporation Substrate conveyor apparatus, substrate conveyance method and exposure apparatus
JP2010242629A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Panasonic Corp 送風装置
US7916268B2 (en) 2004-11-15 2011-03-29 Nikon Corporation Substrate carrying device, substrate carrying method, and exposure device
KR102280634B1 (ko) * 2020-04-21 2021-07-22 주식회사 힘펠 원심팬 토출 구조
CN114688086A (zh) * 2020-12-28 2022-07-01 苏州三星电子有限公司 蜗壳和风管机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624286A (en) * 1979-07-31 1981-03-07 Nippon Oil Seal Ind Co Ltd Inline type accumulator
JPS5624287A (en) * 1979-08-02 1981-03-07 Takasago Thermal Engineering Draining and watering construction method for pipeline of high temperature water
JPS58159336A (ja) * 1982-03-17 1983-09-21 Nec Corp 半導体装置
JPS61141626A (ja) * 1984-12-13 1986-06-28 Nippon Zeon Co Ltd 鉄化合物水溶液

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624286A (en) * 1979-07-31 1981-03-07 Nippon Oil Seal Ind Co Ltd Inline type accumulator
JPS5624287A (en) * 1979-08-02 1981-03-07 Takasago Thermal Engineering Draining and watering construction method for pipeline of high temperature water
JPS58159336A (ja) * 1982-03-17 1983-09-21 Nec Corp 半導体装置
JPS61141626A (ja) * 1984-12-13 1986-06-28 Nippon Zeon Co Ltd 鉄化合物水溶液

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6474474B2 (en) 1998-02-06 2002-11-05 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Sheet support container
US6491177B1 (en) 1999-04-06 2002-12-10 Kakizaki Manufacturing Co., Ltd. Thin-plate accommodating/transporting container
US7483123B2 (en) 2004-10-26 2009-01-27 Nikon Corporation Substrate conveyor apparatus, substrate conveyance method and exposure apparatus
US7428958B2 (en) 2004-11-15 2008-09-30 Nikon Corporation Substrate conveyor apparatus, substrate conveyance method and exposure apparatus
US7916268B2 (en) 2004-11-15 2011-03-29 Nikon Corporation Substrate carrying device, substrate carrying method, and exposure device
KR100845289B1 (ko) * 2007-03-21 2008-07-09 삼성전자주식회사 원심송풍기 및 이를 갖춘 공기조화기
JP2010242629A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Panasonic Corp 送風装置
US9435350B2 (en) 2009-04-07 2016-09-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air blowing device
KR102280634B1 (ko) * 2020-04-21 2021-07-22 주식회사 힘펠 원심팬 토출 구조
CN114688086A (zh) * 2020-12-28 2022-07-01 苏州三星电子有限公司 蜗壳和风管机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107850083B (zh) 送风机和搭载有该送风机的空调装置
EP2314876B1 (en) Radial turbo-machine
US8764375B2 (en) Counter-rotating axial flow fan
US9638208B2 (en) Centrifugal compressor
EP1953391B1 (en) Multi-vane centrifugal blower
US9494160B2 (en) Centrifugal compressor impeller
BRPI0711849A2 (pt) conjunto de ventilador axial
WO2014034950A1 (ja) 遠心送風機
US6183196B1 (en) Blower
KR840008036A (ko) 와류펌프
JPH0968198A (ja) 多翼遠心ファンの設計方法及び多翼遠心ファン
JPH062699A (ja) 低騒音型送風機
CN113309736A (zh) 一种叶片、叶轮、离心风机、吸油烟机及叶片设计方法
KR100393993B1 (ko) 축류팬
JPH07279892A (ja) 多翼ファン
JP2000234600A (ja) 多翼送風機
CN110513327A (zh) 斜流风机和家电设备
JP4349327B2 (ja) 渦流ファン
KR20030016175A (ko) 와류 팬
KR200263351Y1 (ko) 다익 원심 팬
CN115053072A (zh) 用于风机的承载模块和具有相应的承载模块的风机
KR100472867B1 (ko) 보조날개를 이용한 저소음 원심 송풍기
JP2001027199A (ja) 両吸込多翼送風装置
JP4183612B2 (ja) 軸流ポンプ
JP2010077851A (ja) 遠心送風機