JPH0847348A - トラフ移動型水耕栽培装置 - Google Patents

トラフ移動型水耕栽培装置

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JPH0847348A
JPH0847348A JP6185809A JP18580994A JPH0847348A JP H0847348 A JPH0847348 A JP H0847348A JP 6185809 A JP6185809 A JP 6185809A JP 18580994 A JP18580994 A JP 18580994A JP H0847348 A JPH0847348 A JP H0847348A
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carrying plate
lane
harvesting
passage
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JP6185809A
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Inventor
Eiichi Tsujimoto
栄一 辻本
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Nippon Keori KK
Original Assignee
Nippon Keori KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Abstract

(57)【要約】 【目的】 葉菜40の幼苗40aを植えた植鉢41をキャリン
グプレート30の開口にはめ、そのキャリングプレート30
を養液を流したトラフ10の上部に取り付けて幼苗40aを
定植し、そのトラフ10をトラフレーンの始発端から終着
端まで所定の日数をかけて前進させて葉菜を成長させ、
終着端において成熟した葉菜40bを収穫する水耕栽培装
置の所要床面積及び工数を節減する。 【構成】 トラフ長よりは短いが、厚くかつ平滑な板状
のキャリングプレート30に植鉢41をはめる開口を一列に
あけ、トラフ10の開放上部にトラフ長手方向に延長する
通路31を設け、複数のキャリングプレート30をトラフ10
のほぼ全長にわたり隙間なく直列に挿入し、トラフレー
ンの終着端において、定植台21から幼苗植鉢を支持した
キャリングプレート30をトラフ10の一端側から入れる
と、他端側から成熟葉菜植鉢が収穫台20へ送出されるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラフ移動型水耕栽培装
置に係わり、詳しくは養液が流通するトラフにキャリン
グプレートを通し、そのキャリングプレートで支持され
た多数の植鉢に葉菜類を植えつけ、栽培の面積効率を高
めて収穫量を増大させるため、各トラフ間の間隔を葉菜
類の成長に伴い拡大することができるようにし、かつト
ラフを乗載した相隣るトラフレーンが逆方向にトラフを
搬送し、各トラフレーンの終端において到達したトラフ
を各始端に移動して循環系を形成する水耕栽培装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】葉菜類の成長に応じて、トラフ相互の間
隔を拡大させる水耕栽培装置は、特公昭63−6097
1号に開示されている。その装置は、傾斜したトラフを
平行に配置し、葉菜類の成長に伴い相隣るトラフの間隔
を拡大させて前進させる機構と、養液を各トラフの上端
部に供給するために各トラフの前進停止位置に設置され
た複数の養液供給管とを備え、トラフレーンの始発端に
おいて幼苗が育った植鉢をトラフに定植し、終着端にお
いてトラフをリフトで専用作業場に移し、そこで成熟し
た葉菜を収穫し、トラフを洗浄後幼苗の植鉢を定植して
リフトでトラフレーンの始発端に運び、セットする。
【0003】葉菜類の成長に応じてトラフ相互の間隔を
拡大させる水耕装置は、特公平5−11924号にも開
示されている。この装置は、上部に帯体部材が挿通し、
底部に養液が流通する複数本のトラフを平行にかつ同一
平面に配列し、トラフはその長手方向に直交した方向へ
延びるトラフ列を形成する。植鉢は繰り出しおよび巻き
取り自在な帯体部材を介してトラフに着脱自在に支持さ
れている。上記トラフ列は始発側から終着側へ向けて間
隔が徐々に大きくなるとともに、上記各トラフに取り付
けられた係脱可能な係合片を介してトラフを乗載でき、
上記トラフ列の延びる方向へ各トラフを搬送する間隔漸
増式搬送装置が設けられる。その間隔漸増装置を駆動す
ることにより、始端側から終端側へ各トラフを一斉に搬
送する第一トラフ列と、その第一トラフ列に隣接して第
一トラフ列の搬送方向とは逆の方向へ各トラフを始端側
から終端側へ一斉に搬送する第二トラフ列とでトラフ循
環系が形成される。上記各トラフの終端側にはそれぞれ
の搬送方向へ、トラフをさらに搬送した作業位置におい
て、各トラフの一方端から定植し、他方端で収穫する定
植収穫装置が設置され、定植収穫後のトラフを隣接する
トラフ列の始端へ乗載させるトラフ移載装置が設けら
れ、トラフをトラフ循環系外へ取り出すことなく定植・
育成・収穫を繰り返すことができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トラフを葉菜の成長に
応じて、トラフ間の間隔を広くしながらトラフレーン上
を移動させる方法は、温室を効率よく使用することがで
きるが、収穫及び定植のためにトラフを専用台に移し、
またはトラフの洗浄のために余分のスペースと工数が必
要になるという問題があった。また、葉菜を植えた植鉢
をトラフに挿通された帯体部材に支持させる方法は、定
植用の帯体部材を成熟した葉菜の植鉢を支持している帯
体部材に繋ぎ、かつ収穫機の駆動部に連結することが必
要で、これによってはじめて定植・収穫作業が行えるの
で、定植・収穫要員が一トラフの収穫・定植作業の都
度、この連結作業を余儀なくされ、余分の工数と収穫・
定植作業のための待ち時間が必要となる。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、温室の
使用効率は高いが定植および収穫のための専用作業台も
洗浄作業も必要とせず、また定植・収穫作業時に帯体部
材を繋ぐ作業も、駆動部と連結する作業も必要とせず、
作業者はトラフの片側の定位置において定植・収穫の作
業を効率よく実施することができるトラフ移動型水耕栽
培装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、葉菜の根および養液を通
過させる植鉢に成育する葉菜を植え、トラフの中央開放
上部に配置された通路内に、長さ方向に滑動可能に配置
されたキャリングプレートの開口にその植鉢をはめ、そ
のキャリングプレートをトラフの長手方向に挿入して植
鉢をトラフ内において一列に配置し、長手方向に傾斜さ
せたトラフの上手端から養液を供給し、下手端から使用
済みの養液を排出回収し、養分組成と温度を調整した
後、トラフの上手端から供給する方式で養液を循環的に
使用し、葉菜の成熟後、キャリングプレートをトラフの
長手方向に滑動させて成熟した葉菜をトラフから収穫
し、幼苗を植えた植鉢をキャリングプレートの開口には
めて定植する水耕栽培施設において、キャリングプレー
トとして1枚の長さはトラフ長さよりも短いが、比較的
厚い板状材を用いたことにある。
【0007】定植作業の効率化を図るために、トラフレ
ーンの終着端において、トラフの片側に位置する定植台
からトラフを経て収穫台に達し、それからトラフの下側
を回って再び定植台に至る周回通路を設け、その通路に
沿って数枚のキャリングプレートを隙間なく長手方向に
直列滑動させるから、キャリングプレートは弾性に富み
曲げやすいが、長手方向には比較的剛性の大きい平滑な
合成樹脂製又はゴム板製とすることが望ましい。
【0008】
【作用】定植した葉菜が成熟したとき、そのトラフはト
ラフレーンの終着端に到着する。そこで定植台からトラ
フに向かってキャリングプレートが進入し、進入の中途
で作業者が幼苗を植えた植鉢をキャリングプレートの開
口に吊して定植作業を行う。他方、成熟葉菜の植鉢を吊
したキャリングプレートが、キャリングプレートに押さ
れてトラフの他端側から収穫台へ押し出されるので、別
の作業者又は自動収穫装置がこのキャリングプレートか
ら成熟葉菜を収穫する。収穫作業と定植作業は同時進行
で行われるので、収穫作業が終ればトラフは定植された
植鉢で充され、空のキャリングプレートが収穫台からト
ラフの下を回って定植台に至るキャリングプレートの経
路を充すことになり、次のトラフがトラフレーンの終着
端に到達すれば、ただちにキャリングプレートが移動し
て定植・収穫作業が行われる。
【0009】互いに逆方向に間隔を拡げて移動するトラ
フレーンにおいて、終着端で収穫及び定植作業が完了し
たトラフはリフトで隣接レーンの始発端に移載され、所
定日数を経て、トラフレーンを終末端へ移動し、成熟後
定植と収穫作業が行われ、定植から収穫までトラフを利
用した栽培レーンには循環系が形成されている。
【0010】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。図1に
示すように、2列の隣合うトラフレーン11、12は平行で
あるが、それぞれのトラフ10の進行方向は反対である。
第一トラフレーン11の終着端にはリフト13、収穫台20、
定植台21を設置する。リフト13は第一トラフレーン11の
終着端にきたトラフ10を隣のトラフレーン12の始発端に
移載する。収穫台20と定植台21はトラフ10の下側におい
て後述するキャリングプレートの連絡通路を介して連結
している。第二トラフレーン12の終着端にも同様な前記
リフト13を設置する。各トラフレーンは中央にトラフガ
イド14を、その両側にトラフを溝にはめて前進させるス
クリュー15を備える。スクリューの溝ピッチは終着端側
に近づくにつれ拡大するから、トラフ10同士は始発端で
は密着するが、終着端近くではかなり広く離間する。こ
れはトラフ10に植えた葉菜40の成長に適合する。各トラ
フレーン11、12の隣接端に沿って養液を各トラフに供給
する供給パイプ17と、各トラフから排出された養液を受
ける排液チャンネル16を設置する。
【0011】図2に示すように、各トラフ10は供給パイ
プ17に近接する端部が高く、排液チャンネル16に近接す
る端が低くなるように傾斜配置する。トラフ10の底に設
けた中央突起は、トラフガイド14の溝に、両側の突起は
スクリュー15の溝にそれぞれはまる。葉菜40は植鉢41に
植えられてトラフ10上に一列に並ぶ。矢印で示すよう
に、スクリュー15が回転すると、トラフがガイド14に案
内されて始発端から終着端へ向けて前進する。トラフ10
が始発端から終着端までに要する日数は栽培する葉菜の
移植から収穫までの日数に合わせる。
【0012】図3に示すように、各トラフ10は上部と両
側端が開放された長い樋である。トラフ10の上部両側に
は、キャリングプレート30を長手方向に滑動自在に挿入
するための通路31を設ける。トラフ10の通路31は相対向
する溝状であり、2つ以上のキャリングプレート30が直
列挿入される。キャリングプレート30は比較的肉厚で平
滑な合成樹脂板またはゴム板であり、曲がりやすいが伸
縮はしにくい。キャリングプレート30には植鉢をはめ込
むための開口32を一列にあける。
【0013】図4に示すように、トラフ10がトラフレー
ンの終着端にきたとき、キャリングプレート30のトラフ
10内の通路31は両側の収穫台20及び定植台21を通るキャ
リングプレートのための通路24、26と直列に連通する。
このキャリングプレート用通路24、26の形状はトラフ10
の通路31とほぼ同一である。収穫台20の通路24は、収穫
台20の終端において、それから下へ回り、ついでトラフ
10の下を通って定植台21の下へ至り、そこから上へ回っ
て定植台21の始端にいたるキャリングプレート用の連絡
通路25と連通する。
【0014】連絡通路25はガイドであるが、収穫台20及
び定植台21の通路24、26に連通する両側の部分はキャリ
ングプレート30を内周に沿わせる半円形ガイドであり、
その間のトラフ10の下を通る部分には、キャリングプレ
ート30を太矢印で示す方向に走行させる上下一対の駆動
ロール22、及びキャリングプレート30に水を噴射してブ
ラシ洗浄するウォッシュルーム23を設ける。連絡通路25
の収穫台20の終端から半円形に回る部分の内側には、そ
こを通るキャリングプレート30から植鉢41を底から押し
出す押し出しロール33を、外側には植鉢41のフランジを
案内してその植鉢をキャリングプレート30から引き抜く
引き抜きガイド34をそれぞれ配置する。
【0015】駆動ロール22を回転させて通路25から空キ
ャリングプレート30を定植台21上に押し出す。細矢印で
示すように、作業者は定植台21において空キャリングプ
レート30の各開口に幼苗40aを植えた植鉢41をはめ込
む。植鉢をはめ込まれたキャリングプレートがトラフ10
の通路31を前進すると、他方の側端から成熟葉菜40bの
植鉢41をはめ込まれたキャリングプレート30が収穫台20
の通路24を経て連絡通路25へ押し出される。このキャリ
ングプレートが収穫台20を通過するとき、別の作業者が
成熟葉菜40bを植鉢40から切り取って収穫する。
【0016】図5に示すように、収穫台20に収穫ベルト
コンベヤ27と回転式カッター28を付設すると、収穫作業
を自動化することができる。キャリングプレート30と同
速で進行する収穫ベルトコンベヤ27は収穫台20に達した
成熟葉菜41bの葉部を両側から挟み、回転式カッター28
は根部を植鉢と共に切り離す。切り離した葉部は収穫ベ
ルトコンベヤ27によって搬送コンベヤ29に渡され、搬送
コンベヤ29は図外のパッキングエリアへ運ぶ。
【0017】図4に示すように、収穫台20を出たキャリ
ンプレート30から空の植鉢41が押し出しロール33と引き
抜きガイド34によって自動的に抜き取られ、ついで、キ
ャリングプレートは連結通路25のウォッシュルーム23に
おいて洗浄され、それから定植台21へ移動する。このよ
うにして、トラフ10内の成熟葉菜植鉢が全部幼苗植鉢と
交替すると、図1のリフト13がそのトラフ10を持ち上
げ、そのまま長手方向に隣合うトラフレーンの始発端ま
で搬送する。
【0018】キャリングプレート30は比較的厚く、長さ
はトラフ長に比べて短く、長さ方向には比較的大きな剛
性を有するが、曲げ弾性に富みかつ平滑であるから、定
植台21の始端からトラフ10を経て収穫台20の終端に至
り、ついでそれらの下を通って再び定植台に戻る一連の
通路26、24、25が長くても、また収穫台20及び定植台21
の両側において通路が湾曲していても、常に円滑に移動
する。また、キャリングプレート30はトラフレーン終着
端にきたトラフを別の専用作業台に移さなくても、トラ
フレーンの終着端において収穫及び定植の作業を行うこ
とができるから、所要床面積が小さくなるだけでなく、
トラフを専用作業台に運搬する工数も節減することが可
能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、平行に隣接して平面的
な配置とされた複数本のトラフで形成されるトラフレー
ンにおいて、各トラフを搬送・循環させ、その間に隣接
するトラフの間隔を葉菜類の成長に応じて拡大すること
ができるので、トラフ占有面積率すなわち作付面積率が
可及的に大きくなる。従って葉菜類の収穫量は飛躍的に
増え、ひいては投資的効率や土地利用率が高くなる。加
えてトラフ列を構成する第一トラフレーンや第二トラフ
レーンに組み込まれた各トラフごとの定植や収穫が、同
一場所で簡便に行われ、さらには定植・収穫作業を終了
したトラフがリフトで持ち上げると、次のトラフが直ち
に終着端に移動して次のトラフの水耕栽培が引続き行わ
れるので、水耕栽培に要する労働量が減少するほか、待
ち時間が極端に少なくなるので省力化が図られるととも
に、栽培のコストダウンを図ることができる。第一トラ
フレーンや第二トラフレーンの各トラフは、その外方側
へ向けて低くなるよう傾斜された姿勢に保持され、各ト
ラフへの養液供給はトラフ列の間から行われ、その排液
の処理がトラフの両外側で行われる。その結果、養液の
給排がスペースをとることなく、きわめて簡便化されて
労働生産性が高められるとともに、手間が省かれ水耕栽
培に要する費用を著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例の方法を実施するトラフレ
ーンの平面図、
【図2】は図1のトラフの縦断面図、
【図3】は図2のトラフの斜視図、
【図4】はトラフレーン終着端における移植及び収穫を
示す略図、
【図5】は収穫作業を自動化した収穫台の平面図、
【符号の説明】 10:トラフ、11、12:トラフレーン、13:リフト、14:
トラフガイド、15:スクリュー、16:排液パイプ、17:
給液チャンネル、20:収穫台、21:定植台、22:駆動ロ
ール、23:ウオッシュルーム、24:通路、25:連絡通
路、26:通路、27:収穫ベルトコンベヤ、28:回転式カ
ッター、30:キャリングプレート、31:通路、32:開
口、40:葉菜類、40a:幼苗、40b:成熟葉菜、41:植

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部にスリットを有し、内部に培地を充填
    した植鉢(41)に幼苗(40a)を植え、その植鉢をキャ
    リングプレート(30)の開口(32)にはめて吊下げ、内
    部に養液を流したトラフ(10)の開放上部に設けた長手
    方向に延長する通路(31)に、前記キャリングプレート
    を長手方向滑動自在に挿入して前記トラフに葉菜類を定
    植し、前記トラフをトラフレーン(11、12)の始発端か
    ら終着端までトラフ長手方向に直交する方向に前進させ
    ながら葉菜類(40)を成長させ、終着端に達した前記ト
    ラフから成熟した葉菜類(40b)を収穫するトラフ移動
    型水耕栽培装置であって、1枚の前記キャリングプレー
    トは前記トラフよりも長さが短く、曲げ弾性に富むが、
    長さ方向の剛性は比較的大きい板材であり、各キャリン
    グプレートは前記トラフの上部両側に設けた相対向する
    溝状の前記通路において端同士を接して直列することを
    特徴とするトラフ移動型水耕栽培装置。
  2. 【請求項2】2列のトラフレーン(11、12)は平行かつ
    相互に逆方向に進行するように配置され、一方のトラフ
    レーンの始発端から終着端に達したトラフ(10)を他方
    のトラフレーンの始発端に移すリフト(13)が設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載のトラフ移動型水耕栽
    培装置。
  3. 【請求項3】少なくとも一方のトラフレーンにおいて終
    着端にきたトラフ(10)の一側端に定植台(21)が、他
    端側に収穫台(20)がそれぞれ配置され、前記収穫台の
    通路(24)の終端から前記トラフ(10)の下を回って前
    記定植台の通路(26)の始端に至る連絡通路(25)が設
    けられ、それらにより前記定植台の通路(26)から幼苗
    を定植した植鉢(41)を吊下げたキャリングプレート
    (30)が一枚前記トラフの一側端からその通路(31)に
    挿入されると、トラフ他側端から成熟した葉菜類の植鉢
    (41)を吊下げたキャリングプレート(30)が一枚前記
    収穫台通路(24)に送出され、さらに、前記連絡通路
    (25)からキャリングプレートが一枚前記定植台通路
    (26)へ送出されるようにしたことを特徴とする請求項
    1又は2記載のトラフ移動型水耕栽培装置。
  4. 【請求項4】収穫台(20)には成熟葉菜(40b)の葉部
    を両側から挟みながらキャリングプレート(30)と同速
    で進行し、最終端で前記キャリングプレートの軌道を外
    れる収穫ベルトコンベア(42)と、葉部を根部から切り
    離す回転式カッター(43)とが設けられ、収穫台の通路
    (22)には根部と植鉢を底から自動的に押し出す押出し
    ガイド(44)と、植鉢のツバを通路から漸次離間させる
    引き抜きガイド(45)とが設けられ、連絡通路(23)に
    は前記キャリングプレートを進行させる駆動ロール(2
    2)と、空になって定植台へ進行するキャリングプレー
    トを洗うウォッシュルームとが設けられたことを特徴と
    する請求項3に記載のトラフ移動型水耕栽培装置。
  5. 【請求項5】相隣り互いに逆方向に間隔を拡げて進行す
    る二連のトラフレーン(11、12)において、第一トラフ
    レーン(11)上を定植されたトラフ(10)が手前から前
    方へ間隔を拡げながら進行し、第一トラフレーン最終端
    において前記トラフはリフト(13)で第二トラフレーン
    (12)の始発端に移され、間隔を拡げながら進行し、第
    二トラフレーン最終端において定植台(21)と収穫台
    (20)の間に停止すると、定植収穫作業がなされ、定植
    苗で充されたトラフがリフト(13)で第一トラフレーン
    (11)の始発端に運ばれる循環系として形成されたこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の
    トラフ移動型水耕栽培装置。
JP6185809A 1994-08-08 1994-08-08 トラフ移動型水耕栽培装置 Pending JPH0847348A (ja)

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