JPS63126439A - 電照式水耕栽培装置 - Google Patents

電照式水耕栽培装置

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JPS63126439A
JPS63126439A JP61272723A JP27272386A JPS63126439A JP S63126439 A JPS63126439 A JP S63126439A JP 61272723 A JP61272723 A JP 61272723A JP 27272386 A JP27272386 A JP 27272386A JP S63126439 A JPS63126439 A JP S63126439A
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gutter
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leafy vegetables
childhood
greenhouse
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電照式水耕栽培装置に関し、詳しくは、養液が
流れる樋に支持された複数の植鉢の葉菜類を、高い土地
利用率と成長に応じた電照量で栽培することができるよ
うにした葉菜類の立体的な水耕栽培装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
レタス、しんげん菜、はうれん草、サラダ菜などの葉菜
類を短期間に収穫するため、温室に温度調整機能を持た
せたり、電照装置が採用されたり、また、水耕栽培方式
が採り入れられたりしている。
また、場合によっては播種から収穫までの作業を簡単か
つ能率の高いものにする移送装置を設置するなど、種々
の装置または設備が個々に案出されている。
その一つである水耕栽培装置では、地面に水路が形成さ
れ、水面上の位置を保って植鉢を支持しかつ移動させる
ことができる移動部材が水路上に設けられたものがある
。これによれば、幼少葉菜を植えつけた植鉢を移動部材
に嵌め込むだけで定植作業ができ、それを移動させれば
同じ場所から次々と新しい植鉢を送り出すことができる
。したがって、播種から出荷までの間、人手による作業
量が軽減される。植鉢の下には水路を流れる養液があり
、養分を吸収することができる。収穫時期には移動部材
により植鉢を定植作業した場所へ順次引き戻せば、作業
者は体を移動させなくても収穫し、包装などの工程に栽
培物を送り出すことができるのである。
一方、電照栽培にあっては、夜間に得られない日照を補
足する場合があれば、周囲を暗黒にして太陽熱による温
室内の温度上昇を抑制し、適切な照度のもとに育成する
場合もある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した水耕栽培にあっては水路を必要とするので一般
に平面的な栽培であり、土地の利用率が畑などと同様で
一般的に低い。その上、根が水中に伸びることから、土
壌栽培では容易な根の呼吸が阻害されやすく、それを軽
減するために水路を流れる養液に空気を吹き込む必要が
ある。しかし、養液中に溶解する空気量には限界があり
、土壌中の酸素量よりはかなり不足がちとなる。その結
果、根は肥大化して葉邪の成長が鈍ることが多く、収穫
までの日数とその間の栽培経費の増大を招く問題がある
一方、電照栽培は夕刻から早朝までの電照にしてもその
間の電力消費量は多大なものとなる。ましてや日照によ
る温度上昇を避ける目的で日中より暗黒にして電照する
場合には、生産原価が極めて高くなる問題がある。
ところで、葉菜類が出荷できる程度に成長するまでには
、早いものでも2〜3週間、一般的には4週間程度を要
するが、収穫間近い時期では各植鉢の間隔を適当に確保
しておかなければ、隣り合う葉菜の成長が邪魔されたり
蔭になったりして、各葉菜に所定の電照量を与えること
ができなくなる。したがって、幼少期には植鉢相互の間
隔が広くなりすぎても、成長期の大きさを考慮すると、
間隔を成長期に合わせておく必要がある。その−例を、
本出願人が先に提案した特願昭61−221161号に
記載された複数の樋を用いた水耕栽培方式にあてはめて
説明すると、次のようになる。第24図に示すように、
植鉢31を支持すると共に養液が流過する樋26が、左
右方向(第24図は平面図であるので、図示では上下方
向)にそれぞれ電照栽培可能な一定間隔a例えば150
 mmで平行に配置される。その樋26には植鉢31を
長手方向において所望間隔(図示のb)に配置する図示
しない挿通プレートが移動可能に設けられ、収穫のため
にその植鉢31を樋26の長手方向に移動させることが
できるようになっている。挿通プレートには上記の間隔
aと同じ例えば150mmの間隔すで植鉢31を嵌め込
む支持孔が設けられているが、この間隔a、bば栽培さ
れる葉菜類が成長したとき互いに邪魔にならない程度の
寸法である。1本の樋に並べることができる植鉢の数は
栽培される葉菜類により決まるので、幼少期には空間的
な余裕があっても、成長期と同一数の植鉢が配置される
。したがって、単位面積当りの植鉢の数は幼少期も成長
期も同じであり、植鉢1個当りに消費される電力は、樋
に定植してから収穫するまで常に同じとなる。言い方を
換えれば、幼少期には植鉢のない個所も電照されること
になり、葉菜1本当りに照射される実電照量と葉菜1本
当りに消費される電照量との比を電照率と定義すると、
幼少期の電照率は成長期のそれより極めて低いものとな
る。その結果、もともと経費の嵩む電照栽培にあっては
、幼少期に電力がかなり無駄に消費され、不経済となる
問題がある。
そこで、植鉢相互の間隔を幼少期には小さくしておき、
成長に応じて徐々に広げるようにしたものが提案されて
いる。これは、例えば第25図に示すようなもので、い
くつかの植鉢31を一列に配置した樋26を台車50に
載せ、樋と樋の間隔Cが広がるように台車50を矢印5
1方向へ移動させるようにしたものである。成長に合わ
せて台車50を日毎に少しずつ移動させると、収穫する
までの全期間を高い電照率で育成することができる。し
かし、養液の流れる樋を移動させるには複雑で大量りな
移動装置や駆動装置が必要となること、樋の移動を可能
にするため養液を供給したり回収する配管類に柔軟性を
持たせたり耐久性の高いものを採用しなければならなく
なる。また、成長期に必要な広い面積は樋相互が近接し
ている幼少期から確保されていなければならず、結局、
土地利用率は何ら向上しない。
本発明は上述の問題を解決するためになされたもので、
その目的は、葉菜類の幼少期における電照率の向上を図
って電力消費量を抑制し、かつ、土地の利用率を高めて
、定植から収穫までの所要日数を少なくした安価な葉菜
類を大量に栽培することができる電照式水耕栽培装置を
提供することである。
〔発明の構成〕
第1の発明における電照式水耕栽培装置の特徴とすると
ころを、第1図(a)および(b)を参照して以下に述
べる。植鉢31を支持すると共に養液33〔第4図参照
〕が流過する樋26が、上下左右方向にそれぞれ電照栽
培可能な間隔で平行に配置された栽培装置であって、樋
26はその長手方向に並ぶ幼少期角樋26Aと成長期用
樋26Bとからなる。上流側に位置する幼少期角樋26
Aは、下流側に位置する成長期用樋26Bに比べて少な
くとも左右方向の隣り合う間隔が狭く 〔第2図参照〕
、幼少葉菜の電照率が成長期用樋26B内の成長葉菜に
対する電照率よりも高くされている。各樋26A、26
B内で植鉢31を所望間隔に配置しかつ移動させること
ができる挿通プレート30の端部30b (第5図(a
)参照〕が相互に長手方向で接続可能であり、成長期用
樋26B内の挿通プレート30を収穫のために下流方向
へ引くと、幼少期用樋26A内の植鉢31を成長期用樋
26B内に移送することができるようになっている。
第2の発明の特徴とするところは、上記構成が以下の構
成の密閉型栽培用温室1に設置されていることである。
その温室は、屋根2および側壁3が二重構造で、その中
に室内の空気を導入するファン7が設けられると共に、
室内に微風を循環させるファン7が設置され、気密性の
高いシャッタ13〜15が壁面に取り付けられている。
そして、炭酸ガスを温室内に供給する装置37および調
湿のための加湿装置22が付設されている。
〔作   用〕
上記栽培装置にあっては、樋26は上下左右方向にある
間隔で平行にそれぞれ電照栽培可能な配置とされる。そ
の樋26には養液33〔第4図参照〕を流過させている
ので、樋26内の挿通プレート30によって支持される
植鉢31の葉菜類は、その養液33から養分を吸収する
ことができる。
そして、樋26を構成する成長期にある葉菜類を育成す
る成長期用樋26Bの上流側に、少なくとも左右方向の
間隔が狭くされた幼少期角樋26Aが、上下左右方向に
平行に配置されている。これらの樋26A、26Bに配
置された植鉢31に植え込まれて成長する幼少葉菜や成
長葉菜は、所定の育成期間が経過すると、両挿通プレー
ト30の端部30bが接続されて一体化される。その一
体の挿通ブレー)30の移動に伴って、成長期用樋26
Bの葉菜は収穫され、幼少期用樋26Aの葉菜は成長期
用樋26Bに移送される。幼少期用樋26Aは成長期用
樋26Bに比べて接近しているので、幼少期の電照率は
高くなる。
温室1にファン7.14があり、炭酸ガスを供給する装
置37や加湿装置22が設けられていれば、温室内に微
風が流れて葉面からの蒸散が適度に促進され、しかも、
適度な湿度の維持と炭酸ガスの供給により光合成が助長
されることによって、水耕栽培される葉菜類の成育が早
められる。
〔発明の効果〕
本発明は、植鉢を支持すると共に養液が流過する樋はそ
の長手方向に並ぶ幼少期用樋と成長期用樋とからなり、
その上流側の幼少期樋は少な(とも左右方向の間隔が狭
く配置されていて、幼少葉菜の電照率が成長期用樋内の
成長葉菜に対する電照率よりも高(なっている。その結
果、幼少期の電力消費量が大幅に抑制され、生産原価の
低減が図られて安価な葉菜を出荷することができる。ま
た、各樋内で植鉢を所望間隔に配置しかつ移動させるこ
とができる挿通プレートの端部が相互に長手方向で接続
可能となっているので、成長期用樋内の挿通プレートを
収穫のために下流方向へ引けば、幼少期用樋内の植鉢を
成長期用樋内に移送することができ、定植から収穫まで
の作業が合理化される。しかも、上述の各樋は多段に設
置されているので、土地の利用率も極めて高(なる。
第2の発明にあっては、上記の効果に加えて、温室内の
微風と炭酸ガスの供給により光合成が助長されることに
よって、水耕栽培される葉菜類の成育が早められる。し
かも、上述したように樋の配置スペースが小さくなるの
で、温室内での加温や加湿、炭酸ガスの供給などの稼働
コストが低減すること、温室やその付帯設備に要するイ
ニシャルコストも少なくて済むことなどから、投下資本
当りの生産性は極めて高くなる効果がある。
〔実 施 例〕
以下に本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図(a)および(b)は主として電照式の水耕栽培
装置である温室1の断面図で、屋根2および側壁3がビ
ニールなどプラスチックシートのような透明のシート4
.4で図示しない亜鉛鍍金鋼材などの支柱や円弧状の梁
を二重に覆うようにして形成され、その下端は地中に埋
められ二重空間5の気密が図られている。側壁3のうち
後述するシャッタやファンさらには作業員の出入りする
個所には、特に剛性の高い透明板材が用いられている。
しかし、その個所にあっても二重構造とされ、温室1を
取り巻くように二重空間5が形成される。
そして、その二重空間5内には円筒状のダクト6を介し
てファン7により圧送された室内の空気8が導入され、
室内と外部との間の断熱空気層が形成される。この例で
は二重空間5に圧送するファン7は、次に述べる室内循
環用のファンと共用されているが、空間5への圧送専用
のファンを設けておいてもよいことは勿論である。
このような温室1には室内に微風を循環させるファン7
が設置されている。これは、例えば室内の上部空間に横
たわるようにして設置された円筒状のダクト6の端部内
に配置され、ダクト6の側面に開口された小さい複数の
孔9がら空気が噴出されるようになっている。その速度
は、例えば0゜6m/sec程度であり、葉面からの蒸
散を促進して光合成作用を助長させる。なお、噴出され
なかった残りの空気は上に述べたように二重空間5に送
出される。
上述したように温室1は密閉構造とされているが、室内
空気を排出したり外気を取り入れたりするための開口1
0〜12が適宜側壁3に設けられ、それぞれには気密性
の高いシャッタ13〜15が取り付けられている。そし
て、各シャッタの前または後には必要に応じてファン7
.17やフィルタ18が設置され、また室内空気8を暖
めたり冷やしたりするためのエアコン19が設けられて
いる。例えば、温室1内の温度が高まると、シャッタ1
3が開き外部の冷気が導入され、循環風に加わる。その
際、シャッタ14が開かれて一部の室内空気が排出され
、開口10からの冷気の導入が効率よく行なわれるよう
になっている。さらに温度が高まると、シャッタ14が
開き、ファン17が回転して、温室内の温まった空気を
排出する。
同時にシャッタ15が開き外部の冷気が導入される。そ
れでもなお設定した温度を上回る場合は、開口12の部
分のフィルタ18にブール20の水が循環して湿潤状態
となり、通過する外気から気化熱が奪われて、温室1が
冷却される。また、室内温度の低下を要する場合にはエ
アコン19が運転され、発生した冷風がファン21でダ
クト6の端部開口に吹き付けられ、ファン7により圧送
されて温室内に冷風が供給される。逆に、温室1内の温
度が設定された温度を下回った場合には、エアコン19
が運転され、発生した温風が同様にして温室1内に供給
される。また、昇温に伴い必要であれば加湿して適当な
湿度を保つための装置も設置されている。この加湿装置
22は例えば散水式であり、温室1の天井近傍に取り付
けられ、スプレー状に水が左右方向へ噴射される。そし
て、微細な水滴が漂い所望の湿度が実現される。
以上述べた温度や湿度の調整や通風などの機能を備えた
温室1には、以下に説明する土地利用の効率化を図るた
めの立体的な水耕栽培装置が設置される。すなわち、室
内に架台23が組み立てられ、それに養液が流通する多
数の樋26が平行して上下左右多段に配置される。その
樋26は第2図の平面図のように、葉菜類の幼少期用樋
26Aと、成長期用樋26Bとよりなり、前者は後者の
上流側に設置され、それぞれ独立した樋である。
そして、栽培される葉菜類が例えば4週間で収穫できる
ものであれば、前半の2週間幼少期用樋26Aで育成さ
れ、その後、成長期用樋26Bに後述する挿通プレート
30を介して移送され、後半の2週間をそこで育成して
収穫されるようになっている。
このような成長期用樋26Bの左右の間隔〔図示では上
下の間隔〕は、葉菜類が収穫時の大きさまで成長できる
程度の広さの間隔a例えば150 mmに設定され、上
下段の間隔h〔第1図(a)参照〕は、電照灯と葉菜の
高さとを考慮して例えば350mmに設定されている。
第2図の実施例では、1本の成長期用樋26Bと2本の
並列配置の幼少期用樋26Aとで1つの対が形成される
。そして、その対が平面的に何列も設けられ、かつ、そ
れらが前記したように多段に設置されている。成長期用
樋26Bにおける左右の間隔aと同じ間隔(図示はb)
で、植鉢31が各種26Bの長手方向に配置されている
。一方、幼少期用樋26Aは2本が150 mmの間隔
に収まるように設置され、それ故、幼少期用樋26Aに
おける左右の間隔は75a+m (図示はa/2)とな
っている。各種26の葉菜を電照するために、幼少期用
樋26Aの1本おきと成長期用樋26Bの全ての下部に
、後述する蛍光灯24〔第1図(a)参照〕が取り付け
られ、それぞれ下段の樋26の葉菜を電照するようにな
っている。このような立体的な配置によって土地の利用
率は架台23の段数倍となり、単位面積あたりの生産性
の向上が図られる。なお、樋26にはそれぞれ養液が流
通するが、各−万端まで到達した養液は樋ごとに設けら
れた連結パイプ25A、25B(第1図(b)参照〕を
通して養液調整タンク27に戻され、肥料濃度や成分が
調整された後に汲上ポンプ28で再度各種26に戻され
る。
ところで、樋26の上部には長手方向に繰り出し巻き取
り可能な挿通プレート30が、第3図に示すように設置
される。すなわち、各種26の上部左右には挿通プレー
ト30の移動を案内するガイド体26aが形成されてい
る。また、この挿通プレート30には、葉菜類が収穫時
の大きさまで成長可能な上述の間隔150IIlll+
おきに植鉢31が挿入される支持孔30aが開口され、
植鉢31の大部分がその孔に嵌り込んだ恰好で支持され
る。挿通プレート30は例えば厚み2.5闘程度のや\
柔軟性のあるプラスチック板であり、巻取機29 〔第
1図(b)参照〕により巻き取られる。巻取機29の手
前の作業空間32では植鉢31が回収され、上流側にお
いては支持孔30aに植鉢31を嵌め込むだけで定植作
業ができる。それを移動させれば次々と新しい植鉢31
を樋26に送り出すことができる。なお、幼少期用樋2
6A内の挿通プレート30による植鉢31の移送要領は
後述するが、2本の幼少期角樋26Aの長さは、成長期
角樋26Bの半分で済む。その結果、第24図に示した
樋26の全長しに比べると温室1は2L/3の長さにな
る。幼少期角樋26Aにおいては2倍の密度で植鉢31
が配置されるので、その樋26Aにおける電照率は樋2
6Bにおけるそれの2倍となる。
次に、幼少期角樋26Aから成長期角樋26Bへの移送
を説明する。上述の巻取機29により成長期角樋26B
の挿通プレー)30を巻き取って収穫するが、それに先
立ち、一方の幼少期角樋26A(第5図(a)参照〕に
おける挿通プレート30の端部30bと成長期角樋26
Bにおける挿通プレート30の端部30bとを連結部材
30cで結合する。連結部材30cは例えば第5図(b
)のような断面I形のもので、ビン30dで締結する。
挿通プレート30を巻き取ると、成長期角樋26Bから
出てきた植鉢31は作業空間32で抜き取られ、搬送コ
ンベア40〔第1図(b)参照〕で出荷場へ搬出される
。順次挿通プレート30が移動する間に、幼少期角樋2
6Aの植鉢31が成長期角樋26Bに移送される。第2
図に示す一方の幼少期角樋26A1の挿通プレート30
が成長期角樋26Bに収まると、上述と同様の手順で成
長期用樋26B内に移動された挿通プレート30と他方
の幼少期角樋26A2の挿通プレート30とが連結され
る。再度、挿通プレート30が巻き取られると、2本の
幼少期角樋26A1.26A2の植鉢31は全部成長期
用樋26Bに移される。なお、幼少期角樋26Aの上流
側には新しい挿通プレート30が繰り出され、上述の移
送と同時に新たな幼少葉菜の定植も行なわれる。
ちなみに、各樋26内での植鉢31の配置は、例えば第
4図に示すような状態になっている。樋26は、その断
面が例えば50mm角であり、植鉢31は径が30o+
m、高さが35mmといったようなものである。植鉢3
1の底には゛スリット31aが設けられ、そのスリット
の下半分が養液33に浸る程度とされる。植鉢31の中
に例えばひる石粒34などが入れられているが、スリッ
ト31aから出た根35Aは養液33より養分を吸収す
る一方、樋26内の通風41や毛管現象により湿潤とな
っている植鉢31内の空気で、植鉢内の根35Bの呼吸
も可能になっている。
この多段配置の水耕栽培装置36〔第1図(b)参照〕
には、次に述べる低照度電照と炭酸ガスを供給する装置
が付設されている。すなわち、最下段の樋を除く全段に
あって、前述したように直管式の蛍光灯24が第1図(
a)に示すように配置され、それぞれ下段の全ての樋2
6A、26Bの葉菜35に低照度電照が可能となり、し
かも、それが低電力量で行なわれるようになっている。
なお、幼少期角樋26Aにあっては斜め下方の葉菜類に
上部左右の蛍光灯からの明かりが重なり、直下の葉菜と
ほぼ同程度の照度が得られるように配慮されている。以
上の電照設備に加えて、炭酸ガスを室内に供給する装置
37も設けられており、電照と日照との組合せとそれに
光合成を最も促進する例えば1 、 OOOppm程度
の炭酸ガスの供給により、栽培物の成長を助長させるよ
うになっている。温室1は太陽光線が透過するものであ
るので、日中は通常の日照を利用し、多段であることに
より日蔭になる個所の葉菜は日照を補足する意図で電照
されたり、夜間に炭酸ガスの供給と共に低照度電照され
る。したがって、必要ならば最上段の樋の上方にも蛍光
灯を設けるようにしておいてもよい。
なお、日照は三段目、二段目、最下段では少なくなるの
で、その分を補うために蛍光灯を点灯する場合の点灯時
間の長短は、葉菜の成長具合や日照量や日照量さなどを
勘案して決定すればよい。
以上のように構成された電照式の水耕栽培装置にあって
は、以下のようにした操業がなされて葉菜類が短期間で
収穫される。
温室1は、屋根・側壁のほぼ全面がビニール等のプラス
チックシートの二重張りであり、ファン7により温室内
の空気8が常時吹き込まれ、断熱性が高められている。
架台23上の谷樋26A。
26Bには挿通プレート30が挿通され、ひる石粒34
に育苗した植鉢31が定植される。調整された養液33
が植鉢31の下端のスリン)31aから植鉢31のひる
石粒34間に進入して植鉢31内が湿潤状態となる。根
は養液33に浸る部分から成長に必要な量の養分を、ひ
る石粒34間からは酸素をそれぞれ取り入れる。
日中は日照による光合成が行なわれるが、三段目、二段
目などでは最上部のような日照量は期待できない。その
日照を補うために蛍光灯24が点灯される。温室1は密
閉式であり断熱層があることから室内温度の上昇は抑制
される。室温が低ければエアコン19により加熱がなさ
れ、ファン21によって円筒状ダクト6の端部に向けて
送気される。その温風はファン7によりダクト6内へ導
入され、孔9より噴出されて温室内を循環する。
室温が高くなるとエアコン19が停止するかファン7が
回って、開いたシャッタ13から外部の冷気が取り入れ
られる。日照により室内が過度に暖められると、シャッ
タ14が開いて室内空気が排出される一方、開いたシャ
ッタ15からフィルタ18を通過した冷却空気が導入さ
れる。このようにして成長に最適な例えば24℃の温度
が維持される。
日没後は、夜明けまで全蛍光灯24が点灯され、約20
0mm!ituれた位置からの電照と併せて炭酸同化作
用に適当な例えば1 、000ppmの炭酸ガスがパイ
プ38を介してダクト6に供給される。このようにして
2週間の栽培期間が経過すると、樋26Aにおける幼少
葉菜は成長途上の葉菜に成育し、樋26Bにおける葉菜
は収穫可能に成長する。樋26Bの下流側の位置で巻取
機29により挿通プレー)30を巻き取り、作業者は定
位置で体を移動させることなく接近する植鉢31を順次
取り出す。
なお、巻き取る前に、成長期用樋26Bの挿通プレート
30の端部30bと、幼少期角樋26Aの一方の樋の挿
通プレート30の端部30bとを連結部材30C〔第5
図(a)および(b)参照〕で結合する。その樋26A
の植鉢31が全部成長期角樋26Bに移ると、同様にし
てもう1つの幼少期角樋26Aの植鉢31も成長期用樋
26Bに移される。
ところで、冬季などでは日中でも外気温が低いことから
、外気の採り入れや室内の空気の部分的な排出も必要と
しないことが多い。したがって、温室1の密閉度は極め
て高くなるが、そのような時期においては、日中も炭酸
ガスが供給される。
密閉された温室1では、漏洩による濃度の低下はほとん
ど起こらない。上記のように日照を利用して電気代を節
減できることに加えて、多段立体栽培によって栽培原価
の低減、高成長、単位土地面積当りの高い生産性を実現
できる。このようにした密閉式温室、電照式の多段樋式
水耕栽培装置および低照度電照・炭酸ガス栽培の組合せ
によれば、従来のようにそれぞれを単独に通用する場合
よりも、格段に急速な成長が可能となる。
以上の実施例にあっては、第2図における二点鎖線で示
す一辺300mmの正方形Mの面積当りの植鉢31の数
は、幼少期角樋26Aにおいて8個となり、成長期用樋
26Bにおける同じ正方形Mの面積当り4個に比べて、
電照率が2倍となっていることが判る。さらに、幼少期
角樋26Aが半分の長さで済み、第24図に示した例の
2/3に縮小された大きさの温室があれば十分であり、
土地の利用率は133X段数となり、図示するように5
段であれば、利用率は6.7倍に増大する。
第6図は異なる実施例であって、樋26の挿通プレート
30には75mm間隔で支持孔30aが形成されている
。幼少期角樋26Aにおいては全ての支持孔30aに植
鉢31が嵌め込まれ、長手方向にも密になっている。そ
の結果、樋26Aにおける二点鎖線で示す正方形Mの面
積当りの植鉢31の数は16個となり、前述の実施例に
おけるよりも電照率が倍化される。この実施例における
栽培にあっては、樋26Aから樋26Bに植鉢31を移
送するとき、樋26Bにおいて前後間隔が150mmと
なるように、植鉢31を1つおきに抜き取る。
そして、幼少期角樋26Aの挿通プレート30の長さを
余分に確保しておいて、その後続の挿通プレートに抜き
取られた植鉢31を150mm間隔で嵌め込む。なお、
もう1つの幼少期角樋26Aにっいても同様の抜き取り
嵌め込み作業を行なう。したがって、成長期用機26B
は幼少期角樋26Aの4倍の長さであり、第24図の全
長しに対比すると、樋26Aと樋26Bとを合わせた長
さは5L/8で済むことになる。
第7図(a)は挿通プレート30の150 mm間隔に
、すなわち支持孔30aの1つおきに植鉢31を嵌め込
むが、幼少期用機26A内では半分の751間隔に配列
するようにしたものである。これによれば、幼少期角樋
26Aの挿通プレート30を成長期用機26Bに引き込
む際、挿通プレート30の折曲部30Aを引き伸ばすだ
けで、成長期用機26Bにおける植鉢31の間隔を15
011Imにすることができる。なお、幼少期用機26
A内で挿通プレート30を押さえるなどして折り曲げる
ことができるような薄肉個所30eが挿通プレート30
の各所に設けられている。折曲部では、第7図(b)の
ようにガイド体26aの押え部26mのみとされ、破線
で示す受は部26nが取り除かれているのである。なお
、折り曲げられた挿通ブレー 1−30により樋26内
の通風が妨げられないようにするため、挿通プレート3
0を破線で示した上方へ曲げるようにしてもよい。
上述の3つの実施例では幼少期角樋26Aにおいて植鉢
31が75mm間隔とされているが、幼少期には間隔が
50mmでも差し支えない場合には第8図のように蛍光
灯のついている樋の間に2本の樋26A3.26A4を
配置することができる。幼少葉菜の電照率は成長葉菜に
比べて3倍になり、樋26の全長は第24図の場合の2
/3乙なる。
第9図は幼少期角樋26Aにおける植鉢31の長手方向
の間隔も50mmとした例である。この場合の幼少期角
樋26Aにおける電照率は9倍となり、樋26の全長は
第24図の場合の579となる。
なお、第6図の場合と同様に成長期用機26Bに移送す
る際、植鉢31を150 mm間隔に差し替えるか、第
10図に示すように挿通プレート30を下または上方へ
折り曲げるようにしておけばよい。
折り曲げられた部分が養液33に浸る場合には、養液流
通孔30〔を設けておくとよい。
以上に述べた実施例における植鉢31の移送は、同一段
において行なわれるので平面移送形態となっている。以
下には段を違えて移送するものを含む例を述べる。第1
1図に示す幼少期角樋26Aは5段とされ、成長期用機
26Bは7段となっていて、それぞれの上下方向の間隔
りは350 nvである。第12図の破線で示す幼少期
角樋26Aおよび実線で示す成長期用機26Bのうち最
上段の左右方向の数はともに6本であり、幼少期角樋2
6Aの下4段は各9個、成長期用機26Bの下6段は各
6個となっている。それ故、樋26Aと樋26Bの数は
同一の42であり、幼少期角樋26Aの各1本分が成長
期用機26Bの各1本に移送される。幼少期用および成
長期用の最上段の樋を除いて、その移送形態を説明する
。第11図および第12図のように破線で示す幼少期角
樋26Aからは、矢印で示すように同一の段および一つ
上の段もしくは一つ下の段へ植鉢31が移される。成長
期用機26Bにおいては第12図の一点鎖線で示すよう
に6本の蛍光灯で6本の樋が電照され、幼少期角樋26
Aにおいては二点鎖線のように4本の蛍光灯で9本の樋
が電照される。それ故、その幼少葉菜の電照率は成長葉
菜の2倍もしくはそれ以上となっている。なお、立体移
送を含む移送形態となるのは、幼少期角樋26Aの各段
に並べられた樋の数が、成長期用機26Bの各段に並べ
られた樋の数より多いことから、同一段に移送できない
樋の分を近くの段に移して吸収すればよいという知見に
基づく。このような移送形態は前述したような日照の期
待できる温室1に適用する必要はないが、そのような温
室に通用する場合には最上段の葉菜を日照により育成す
ることができるので、第11図および第12図の例では
幼少期用と成長期用の最上段に同数の樋を配置して、最
上段同士で移送するようにしている。それぞれの最上段
の樋の下部には、その下段の樋の葉菜を電照するための
蛍光灯24が取り付けられている。
第13図および第14図は最上段の各6本の樋を除く樋
の数が24とされ、12本が2段の幼少期角樋26Aか
ら6本が4段の成長期用樋26Bに移送される例である
。幼少期角樋26Aにおいては二点鎖線で示すように4
本の蛍光灯24で12本の樋26Aが電照されることに
なり、成長期用樋における電照率の3倍となる。
上述の立体移送の2つの例において、樋26の長手方向
の植鉢31の配列間隔は、幼少期も成長期も同一の15
0mmとされているのであるが、第6図、第74図(a
)、(b)、第9図および第10図で述べた要領で狭く
すると、幼少期における電照率は極めて高いものとなる
以上詳細に述べたようにして樋の配置スペースが小さく
なるので、温室内での加温や加湿、炭酸ガスの供給など
の稼働コストが低減すること、温室やその付帯設備に要
するイニシャルコストも少なくて済むことなどから、投
下資本当りの生産性は極めて高くなる。
ところで、幼少期角樋26Aと成長期用樋26Bとの間
で、植鉢31を嵌め込んだ挿通プレート30を移動させ
るための案内は、以下のようにして行なわれる。第3図
のように樋26の端部に養液を塞き止める板材26pが
あるので、これを越えて植鉢31を移送するためには、
第15図のようなブリフジ状の接続角樋26Qを採用す
ればよい。その断面は第16図のようにガイド体26a
より下の部分で幅が細く、第17図のように樋26Aま
たは樋26Bの端部に嵌め込むことができる。
樋26には養液が流されるので、上述の板材26pまた
はそれに代わるものが必要となるが、第18図は取り外
しできる例えばゴム製の端部材42が設けられた例であ
る。このような樋26が採用される場合には、植鉢31
の移送に先立ち養液が抜き取られ、端部材42が外され
る。そして、第19図のように直線状の接続角樋26R
が嵌められ、その両端部に外嵌された例えば鋼製の接続
カラー43が、隣り合う樋26を接続するように、二点
鎖線の状態から実線で示すようにずらされ、第20図の
ように幼少期角樋26Aをも覆う。第21図は幼少期角
樋26Aから一つ上の段の成長期用樋26Bに移送する
場合の接続角樋26Sであり、同様の要領で接続される
。第22図は接続角樋26Tがその両端部のみ樋26A
、26Bと同じ断面形状で、接続部以外は第23図のよ
うにガイド体26aのみとなっているものである。した
がって、植鉢31の下部は露出したまま移送されること
になるが、ぞの移送時間は短く、第15図、第19図お
よび第21図の例と同様に、葉菜の根が損なわれるよう
なことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は葉菜類の水耕栽培装置であ
る温室の断面図、第2図は第1図(b)のn−n線矢視
図である樋および植鉢の平面配列図、第3図は樋に定植
された葉菜の斜視図、第4図は挿通プレートに植鉢を設
置した断面図、第5図(a)は挿通プレートの接続状態
図、第5図(b)は同図(a)の断面図、第6図は樋お
よび植鉢の異なる平面配列図、第7図(a)は挿通プレ
ートを折り曲げた場合の挿通状態図、第7図(b)は同
図(a)のI[I−III線断面図、第8図および第9
図は異なる例における樋および植鉢の平面配列図、第1
0図は挿通プレートの異なる折り曲げ挿通状態図、第1
1図は他の例における樋の立面配列図、第12図は第1
1図のIV−IV線矢視図、第13図は異なる例におけ
る樋および植鉢の立面配列図、第14図は第13図のV
−V線矢視図、第15図はブリッジ状の接続角樋の使用
状態図、第16図は第15図の■−■線断面図、第17
図は第15図の■−■線断面図、第18図は端部材が取
り付けられた樋の断面図、第19図は直線状の接続角樋
の使用状態図、第20図は第19図の■−■線断面図、
第21図は段違い移送のための接続角樋の使用状態図、
第22図はガイド体のみを中間部に有する接続角樋の使
用状態図、第23図は第22図のIX−IX線断面図、
第24図は先行例における樋および植鉢の平面配列図、
第25図は樋を台車で移動させる場合の模式図である。 1・・・温室、2・−・屋根、3−側壁、7−ファン、
13〜15−・・シャッタ、22・・・加湿装置、24
−蛍光灯、26−樋、26A−・幼少期角樋、26B−
成長期用樋、3〇−挿通プレート、30b−・一端部、
30cm連結部材、31・・−植鉢、33−養液、33
−葉菜、37−炭酸ガス供給装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植鉢を支持すると共に養液が流過する樋が、上下
    左右方向にそれぞれ電照栽培可能な間隔で平行に配置さ
    れた栽培装置において、 上記樋はその長手方向に並ぶ幼少期用樋と成長期用樋と
    からなり、 その上流側に位置する幼少期用樋は、下流側に位置する
    成長期用樋に比べて少なくとも左右方向の隣り合う間隔
    が狭く、幼少葉菜の電照率が成長期用樋内の成長葉菜に
    対する電照率よりも高くされ、 各樋内で植鉢を所望間隔に配置しかつ移動させることが
    できる挿通プレートの端部が相互に長手方向で接続可能
    であり、成長期用樋内の挿通プレートを収穫のために下
    流方向へ引くと、幼少期用樋内の植鉢を成長期用樋内に
    移送することができるようになっていることを特徴とす
    る電照式水耕栽培装置。
  2. (2)屋根および側壁が二重構造で、その中に室内の空
    気を導入するファンが設けられると共に、室内に微風を
    循環させるファンが設置され、気密性の高いシャッタが
    壁面に取り付けられている葉菜類の密閉型栽培用温室内
    に、植鉢を支持すると共に養液が流過する樋が、上下左
    右方向にそれぞれ電照栽培可能な間隔で平行に多段配置
    され、上記樋はその長手方向に並ぶ幼少期用樋と成長期
    用樋とからなり、 その上流側に位置する幼少期用樋は、下流側に位置する
    成長期用樋に比べて少なくとも左右方向の隣り合う間隔
    が狭く、幼少葉菜の電照率が成長期用樋内の成長葉菜に
    対する電照率よりも高くされ、 各樋内で植鉢を所望間隔に配置しかつ移動させることが
    できる挿通プレートの端部が相互に長手方向で接続可能
    であり、成長期用樋内の挿通プレートを収穫のために下
    流方向へ引くと、幼少期用樋内の植鉢を成長期用樋内に
    移送することができ、炭酸ガスを温室内に供給する装置
    および調湿のための加湿装置が設置され、 ていることを特徴とする電照式水耕栽培装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0847348A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Nippon Keori Kk トラフ移動型水耕栽培装置
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JP2018126069A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 株式会社恵葉&菜健康野菜 水耕栽培システム、およびそれを用いた栽培方法

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