JPS61195625A - 植物栽培用温室の加湿装置 - Google Patents

植物栽培用温室の加湿装置

Info

Publication number
JPS61195625A
JPS61195625A JP60038366A JP3836685A JPS61195625A JP S61195625 A JPS61195625 A JP S61195625A JP 60038366 A JP60038366 A JP 60038366A JP 3836685 A JP3836685 A JP 3836685A JP S61195625 A JPS61195625 A JP S61195625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
humidifying
greenhouse
tank
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60038366A
Other languages
English (en)
Inventor
辻本 榮一
中井 堅
均 田本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWATETSU FUDOSAN KK
KAWATETSU FUDOUSAN KK
KOBE KIGYO KK
Original Assignee
KAWATETSU FUDOSAN KK
KAWATETSU FUDOUSAN KK
KOBE KIGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAWATETSU FUDOSAN KK, KAWATETSU FUDOUSAN KK, KOBE KIGYO KK filed Critical KAWATETSU FUDOSAN KK
Priority to JP60038366A priority Critical patent/JPS61195625A/ja
Publication of JPS61195625A publication Critical patent/JPS61195625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Humidification (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は植物栽培用温室の加湿装置に関し、詳しくは、
温室内に放出される温風の湿度を高める加湿装置に関す
る。これは、かい割れ大根などを温室栽培する分野で利
用されるものである。
〔従来技術〕
かい割れ大根は、成長過程にある幼植物の段階で食用に
供される野菜であり、特にその風味が珍重され、近年著
しい需要の伸びを示している。このような幼植物を増産
するには、広い土地や場所が必要となるので、手軽に増
産を図ることが容易でない。そこで栽培装置に種々の改
良がなされ、幼植物の生産性と商品価値の向上を図ると
共に、消費者が利用し易い量の幼植物群を一車位として
栽培できる装置が開発されている。そのような装置の一
例として、実開昭58−143557号公報に記載され
たかい割れ大根の水耕栽培装置がある。この装置は、ガ
ラス張りやビニール張りなどの温室内に開閉可能な遮光
膜で覆われた複数の発芽棚が設置され、その各段に育苗
箱が載せられるようになっている。このような装置では
、大根の種子が育苗箱に播かれ、液肥が適宜散布され、
かつ、遮光された発芽棚で適温に保たれる。出荷前に1
日程度陽光に当られると鮮やかな緑に色づき、合計5〜
6日程度の育成でかい割れ大根が出荷される。
ところで、冬場などの寒くて曇がちな時期には温室に入
る陽光や陽熱が不十分となる。かい割れ大根などの育成
においては室温が低いとその成長に支障をきたしたり、
成育日数が増加したりするので、温水ボイラや太陽温水
器などに接続された温水パイプが地面」二に配設された
り、温室内に温風を供給するなどして室温を高める工夫
がなされている。しかし、このようにして昇温された室
内で、育苗箱内のかい割れ大根に適量の液肥を散布して
も、同等の室温となる他の時期に比べその成育が劣った
り、また茎や根さらには葉などの大きさがバランス悪く
なり、見栄えが著しく低下して商品価値の無いかい割れ
大根となる場合がある。
〔発明の目的〕
本発明は上述した問題に鑑みなされたもので、その目的
は、室温を上昇させても幼野菜の成長をバランスよく維
持することができる環境を作り、商品価値の高い幼植物
を栽培できるようにした植物栽培用温室の加湿装置を提
供することである。
ちなみに、本発明者らは、上述したかい割れ大根のアン
バランスな成長に関する研究を重ねた結果、室温の調整
と成育程度に応した散水のみならず、室内湿度が極めて
重要な要素であることを見出した。そして、湿度調整を
如何にして簡便な操作や装置で実現することができるか
が検討され、加湿程度を任意に変更できる装置の開発に
あたって、本発明が完成されたのである。
〔発明の構成〕
本発明の植物栽培温室用の加湿装置の特徴は、第1図に
示すように、温室の室温を上げるために設けられている
温風機に付設される加湿装置であって、その温風機の配
風ダクト5内に、加湿水7を貯留すると共に上部に蒸発
助長部材12が取付けられた水容器6が介装され、この
水容器内に加湿水7を連通管11を介して供給するため
、タンク内水位が一定に保持された給水タンク13が設
置され、連通管11を介して水容器6内の水位を上下さ
セるため、給水タンク13を昇降させる昇降手段18が
設けられていることである。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第2図に示すように、例えばかい割れ大根などの栽培に
利用される温室1内に温風機2が設置され、その温風機
には図示しない油焚きなどによる熱交換器が設けられ、
温風機2に吸い込まれた温室1内の空気または外気が暖
められるようになっている。この温風機2には、暖めら
れた空気を放出するための第3図に示すようなファン3
が内蔵され、その吹出口に適数本の温風放出ダクト4が
取付けられている。これらのダクトは例えば数十cm程
度の径であり、それぞれのフランジを介して次に述べる
水容器6を介装する例えば1m程度の長さの加湿ダクト
5が接続されている。
温風を加湿するだめの水容器6は、温風流通方向の断面
が第1図に示すようにほぼ半円形状に形成され、加湿ダ
クト5の下部に密着するように取付けられて、流過する
温風が水容器6に貯留された加湿水7と接触する率が高
くなるように配慮されている。なお、ダクトの断面形状
は円形に限らないが、その形状に応じて水容器の断面形
が選定され、前後端に取付けられたフィレット8 〔第
3図参照〕などにより温風の整流が図られ、温風が水容
器6の側部や下部を通過しないようになっている。
このような水容器6の底部には受水孔9が開口され、加
湿ダクト5を貫通する受水管10に接続された連通管1
1を介して、後述する給水タンク13の底部の給水孔1
4と連通されている。したがって、水容器6内の加湿水
7の水面と給水タンク13内のそれは、常に同一レベル
に保持される。
なお、連通管11に撓み易い軟質樹脂製の管を採用して
おくと、後述するように給水タンク13を上下動させる
場合に、その動きを円滑にできて都合がよい。
上述した水容器6の上部には、第4図に示す例えばステ
ンレス薄板で製作された格子を形成する高さ20mm程
度の蒸発助長部材12が嵌め込まれ、それが水容器6に
貯留される加湿水7の表面面積を増大させ、蒸発量を増
加させることができるようになっている。この部材は加
湿ダクト5内を流過する温風の流れを阻害しないために
、できるだけ水容器6から飛び出さない状態になってい
る方が好ましい。なお、水容器6は加湿ダグ1〜5内で
動くことばないので、加湿ダクトに一体的に形成してお
いてもよい。また、水容器6は加湿ダグ1〜5内に限る
ことな(、場合によっては温風放出ダクト4や温室内配
管19 〔第2図参照〕など、これら配風ダクI・の好
適な位置に介装することができる。
一方、第1圓に示す給水タンク13ば、例えば、内側タ
ンク13Aと外側タンク13Bの二重構造で、内側タン
ク13Aの底部に給水孔14が開口されると共に、その
上方から給水管15を介して水が常時補給される。なお
、過剰な水を上端縁13aより溢流させることにより、
富に内側タンク13Aの水位が一定に保持されるように
なっている。その内側タンク13Aは外側タンク13B
の底部内面に固定され、外側タンク13Bには、溢流水
を排出すると共に給水管15に帰還させる循環水管16
が設けられている。ちなみに、給水タンクか一重構造で
ある場合には、フロート弁を設けるなどして補給される
水量を規制し、水位を一定に保持するようにしておけば
よい。このような給水タンク13の下方にはタンク架台
17との間に、給水タンク13を昇降させるための例え
ばジヤツキなどの昇降手段18が設置されている。これ
は公知の上下動装置であれば十分であり、例えば滑車を
介して吊り下げられた給水タンク13を昇降するような
ものであっもよい。なお、フロート弁を採用している場
合には給水管15も上下できるようにしておいた方がよ
い。
上述した加湿ダクト5の先端には、例えば柔らかいビニ
ール管が接続され、各ダクトから独立または合流するな
どして、加湿された温風が配管19を介して温室1内の
各所に分配されるようになっている。
以上のように構成された植物栽培用温室1における加湿
装置によれば、次のようにして温室内を加温しかつ加湿
することができる。
第2図に示す温室1内では、四季を通じて陽光を受ける
と共にその熱により室温が高められ、栽培に好適な環境
でかい割れ大根などが栽培される。
しかし、温暖な時期はともかく、冬場は陽熱が不十分と
なって室温が低下するので、かい割れ大根の育成に悪い
影響を及ぼすことのないように、温風機2が稼働される
。温風機により室内が暖められると、温室内の湿度が必
然的に低下することになるが、かい割れ大根の茎や葉の
成長が阻害されないように、その室温に応じた適切な湿
度調整が行なわれる。
まず、供給水タンク13の内側タンク13Aに水が供給
され、その水が上端縁13aから溢流すると、内側タン
ク13の水位が一定となる。加湿を緩やかに行なう場合
には、水容器6内の加湿水7の蒸発量を抑える必要があ
るので、加湿水7の水面が低下され、水容器6における
蒸発表面面積が小さくされる。すなわち、給水タンク1
3が昇降手段18のジヤツキにより降下され、固定され
た高さ位置にある加湿ダクト5内の加湿水7の水面が降
下される。この降下により水容器6から給水タンク13
に帰還した水は上部縁13aより溢流して外側タンク1
3Bの循環水管16から給水口15に戻される。温風機
2内で加熱された空気は、ファン3により温風放出ダク
l−4から加湿ダクト5内を矢印20方向に流過し、そ
の間に水容器6の加湿水面に接触して蒸発を促すと共に
水蒸気を含んで加湿される。その加湿された温風は配管
19を介して温室1内に矢印21方向にそれぞれ拡散さ
れる。このようにして、室温が上昇しかい割れ大根の茎
や葉が適度の湿りを有する雰囲気に置かれ、その育成に
都合のよい環境が作られる。
加湿程度を上げる場合には給水タンク13を昇降手段1
8により上昇させ、連通管11を介して水容器6の水位
を上げる。給水タンクの内側タンク13A内の水が水容
器6に流入し、加湿水7の水位が上昇する。もちろん、
給水タンク13には給水管15より水が補給されるので
、上端縁13aより溢流が起こるまで水位は上昇する。
加湿水7が蒸発助長部材12の格子側壁を濡らすように
なると、表面張力により蒸発面積が増大し加湿程度が高
められる。蒸発により水容器6内の加湿水7が減少して
も、内側タンク13A内の水が連通管11を介して水容
器6に流れ込むため、蒸発面積が変動することはない。
このようにして、給水タンク13の昇降位置を変えれば
、蒸発量を異ならせることができるが、昇降手段18を
停止した状態では、當に蒸発量は一定に維持される。
〔発明の効果〕
本発明は以上の実施例の説明から判るように、温風機に
接続された加湿ダクト内に、連通管を介して給水タンク
に接続された水容器を設けたので、温風機で暖められた
空気が水容器内の加湿水に接触してその蒸発を促進する
と共に、その水蒸気を取り込んで加湿される。その際、
給水タンクを昇降すれば水容器内の加湿水面を変えるこ
とができるので、温風の加湿程度を任意に変えることが
できる。その結果、温室内にその温風が拡散され、かい
割れ大根の育成に必要な温室内の好適な栽培環境が作り
出される。したがって、商品価値の高いかい割れ大根の
育成が年間を通して実現され、栽培の生産性を飛躍的に
向上させることができる。
本発明による加湿装置は既存の温風機それ自体を改変す
ることなく、その配風ダクトにおいて簡単な装置を施す
ことにより、その機能を発揮させることができる。した
がって、栽培装置への導入が容易となり、設備コストの
低減にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の植物栽培用温室の加湿装置で、第3図
におけるn−n線矢視断面図、第2図は温風機が設置さ
れた植物栽培用温室の概略平面図、第3図は第2図のm
−m線矢視断面図、第4図は水容器に取付けられる蒸発
助長部材の斜視図である。 ■−温室、2−温風機、4,5.19−配風ダクト、6
−水容器、7−加湿水、11一連通管、12−蒸発助長
部材、13−給水タンク、18−昇降手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物栽培用温室の室温を上げるために設けられて
    いる温風機に付設される加湿装置であって、その温風機
    の配風ダクト内に、加湿水を貯留すると共に上部に蒸発
    助長部材が取付けられた水容器が介装され、 この水容器内に加湿水を連通管を介して供給するため、
    タンク内水位が一定に保持された給水タンクが設置され
    、 前記連通管を介して水容器内の水位を上下させるため、
    前記給水タンクを昇降させる昇降手段が設けられている
    ことを特徴とする植物栽培用温室の加湿装置。
JP60038366A 1985-02-27 1985-02-27 植物栽培用温室の加湿装置 Pending JPS61195625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60038366A JPS61195625A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 植物栽培用温室の加湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60038366A JPS61195625A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 植物栽培用温室の加湿装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61195625A true JPS61195625A (ja) 1986-08-29

Family

ID=12523280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60038366A Pending JPS61195625A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 植物栽培用温室の加湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61195625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384564A (ja) * 1986-09-30 1988-04-15 帝人株式会社 加湿器及び酸素富化気体供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384564A (ja) * 1986-09-30 1988-04-15 帝人株式会社 加湿器及び酸素富化気体供給装置
JPH0360275B2 (ja) * 1986-09-30 1991-09-13 Teijin Ltd

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6414824B2 (ja) 自動式水耕栽培温室工場
CN106258916B (zh) 一种多功能无土栽培装置及其应用
JP2000217449A (ja) 底面灌水法を用いた植物栽培装置及びその植物栽培方法
CN204540248U (zh) 管式水培系统
CN201064117Y (zh) 新型育苗床
JPH07255288A (ja) 栽培装置
JPS61195625A (ja) 植物栽培用温室の加湿装置
CN213818829U (zh) 一种玫瑰种子发芽培育装置
JPS5850690B2 (ja) 栽培装置
JPH01235524A (ja) 完全制御型植物工場
CN213029405U (zh) 用于植物培育装置中的虹吸式水循环系统
CN210157803U (zh) 一种垂直水耕栽培设备
JP2010119311A (ja) バラの栽培方法
JPS6374429A (ja) 葉菜類の水耕栽培施設
CN218634856U (zh) 一种应用于高原的草甸孵育装置
JP3578383B2 (ja) 温室及び該温室を使用する植物の栽培方法
CN211090953U (zh) 一种阳台蔬菜景观种植装置
JPH0463656B2 (ja)
CN218587763U (zh) 一种种子育苗箱
CN214178300U (zh) 一种农业育苗培育保温装置
CN211671710U (zh) 一种苔藓植物实验材料快速培养装置
CN213044615U (zh) 一种植物培育框
CN212436698U (zh) 一种烤烟育苗控制装置
CN210247734U (zh) 自动化苗床
CN216567383U (zh) 一种自动调节温湿度的盆栽竹芋种植装置