JPH0847135A - 高圧ケーブル吊り留め装置 - Google Patents

高圧ケーブル吊り留め装置

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Publication number
JPH0847135A
JPH0847135A JP19622794A JP19622794A JPH0847135A JP H0847135 A JPH0847135 A JP H0847135A JP 19622794 A JP19622794 A JP 19622794A JP 19622794 A JP19622794 A JP 19622794A JP H0847135 A JPH0847135 A JP H0847135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch
cable
voltage cable
conductor
high voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP19622794A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Eguchi
英二 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP19622794A priority Critical patent/JPH0847135A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 吊り金具1の下に、絶縁体2を介して、高圧
ケーブル接続部10と分岐線接続部11を有する分岐ス
リーブ13を吊り下げたものである。高圧ケーブル接続
部10の上部円筒部10bと下部円筒部10cとでケー
ブルの導体を圧縮接続し、分岐線接続部11の接子嵌合
孔11bに接子を取り付けてそこに分岐線を接続するも
のである。 【効果】 吊り留め装置から直接的に分岐ケーブルを引
き出すことができる。また高圧ケーブルの端末部の絶縁
処理と分岐接続部の絶縁処理とを一括して行うことがで
きるので、絶縁処理部の費用が安価になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長手方向に適当な間隔
をおいて多数の分岐ケーブルを接続した高圧ケーブルの
吊り留め装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルや集合住宅などでは、長手方向に適
当な間隔をおいて多数の分岐ケーブルを接続した高圧ケ
ーブルを敷設し、前記分岐ケーブルによって各階に配電
する方式が採用されている。この場合、高圧ケーブル
は、ビルや集合住宅の最上部から吊り下げられて配線さ
れる。
【0003】従来、高圧ケーブルを吊り留めるための装
置は、図5に示すように、吊り金具1の下部に、絶縁体
2を介して、導体接続部3が設けられた導体接続スリー
ブ4を吊り下げた構造であった。
【0004】この高圧ケーブル吊り留め装置は、図5に
示されているように、導体接続スリーブ4の導体接続部
3に高圧ケーブルAの導体Bを圧縮接続し、またその外
周に、内部半導電層5、絶縁層6、外部半導電層7を一
体形成したストレスコーン8を配置して使用する。スト
レスコーン8は、高圧ケーブルの端末部の電界を緩和す
るために使用するもので、その外周には、保護層(図示
せず)が設けられる。なお図中Cは、高圧ケーブルAか
ら分岐された分岐ケーブルを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の高圧ケーブルの
吊り留め装置には次のような問題があった。 吊り留め装置の下部近傍に分岐接続部が必要な場
合、そこに分岐接続部を設けることができなかった。す
なわち、ストレスコーン8は、導体接続スリーブ4の導
体接続部3に高圧ケーブルAの導体Bを圧縮接続する以
前に、高圧ケーブルの絶縁層上に装着しておかなければ
ならず、このため、高圧ケーブルのストレスコーンを装
着する部分には分岐接続部を設けることができず、分岐
接続部の位置が、吊り留め装置の下部から遠くなってし
まうものである。このため従来は、吊り留め装置の下部
から離れた位置に分岐接続部を設け、分岐ケーブルを吊
り留め装置の下部近傍までUターンさせて配線しなけれ
ばならなかった。 高圧ケーブルの端末部の電界を緩和するためにスト
レスコーン8が必要であるが、一方分岐接続部にも絶縁
処理が必要であり、絶縁処理部のコストが高くなるとい
う問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決した高圧ケーブルの吊り留め装置を提供するもので、
その構成は、吊り金具の下部に、絶縁体を介して、高圧
ケーブル接続部と分岐線接続部を有する分岐スリーブを
吊り下げたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】吊り金具の下部に、絶縁体を介して、高圧ケー
ブル接続部と分岐線接続部を有する分岐スリーブを吊り
下げることにより、吊り留め装置から直接的に分岐ケー
ブルを引き出すことができる。また高圧ケーブルの端末
部の絶縁処理と分岐接続部の絶縁処理とを一括して行う
ことができるので、絶縁処理部の費用が安価になる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る高圧ケーブルの吊り留め装置の
一実施例を示す正面図であり、この高圧ケーブルの吊り
留め装置は、吊り金具1の下に、絶縁体2を介して、高
圧ケーブル接続部10と分岐線接続部11を有する分岐
スリーブ13を吊り下げた点に特徴がある。
【0009】吊り金具1は、吊り下げ孔1aが設けられ
たもので、その下部が絶縁体2内に埋設されている。埋
設されている部分は膨径部とされており、引っ張り力に
対して抜け難くなっている。
【0010】絶縁体2は、エポキシ樹脂等で形成され、
上部大径部2aと下部小径部2bとで構成されている。
【0011】分岐スリーブ13は、その上部が絶縁体2
の下部小径部2b内に埋設されており、下部に高圧ケー
ブル接続部10と分岐線接続部11が設けられている。
分岐スリーブ13の上部が埋設されている部分も膨径部
とされており、引っ張り力に対して抜け難くなってい
る。
【0012】分岐スリーブ13の下部の高圧ケーブル接
続部10は、分岐スリーブ13の下部長手方向に形成さ
れたケーブル導体挿入孔10aで構成されている。ケー
ブル導体挿入孔10aは、一側面が長手方向に3分割さ
れており、上部円筒部10bと下部円筒部10cとでケ
ーブルの導体を圧縮接続するように構成されている。上
部円筒部10bと下部円筒部10cとでケーブルの導体
を圧縮接続した際、その圧縮伸びが他の部分に影響を与
えないように、それぞれ隙間10dが設けられている。
実施例における上部円筒部10bと下部円筒部10cと
は、図2および図3に示す如く、別体で形成したカラー
10eを側面から嵌め合わせて形成したが、これら上部
円筒部10bと下部円筒部10cとは、円筒型に一体に
形成しておいてもよい。
【0013】また上部円筒部10bと下部円筒部10c
との間に形成された中間円筒部11aには、分岐線(図
示せず)の導体を接続するために使用する接子(図4の
符号20参照)を接続するための接子嵌合孔11bが設
けられている。この接子嵌合孔11bが分岐線接続部1
1を構成している。
【0014】次に上記構成からなる高圧ケーブルの引き
留め装置の使用状態について図4を参照して説明する。
まず高圧ケーブルAの端部の遮蔽層E、外部半導電層
F、絶縁層Dおよび導体B等を所定長段剥ぎして露出さ
せる。
【0015】次に、高圧ケーブルAの外周に、内部半導
電層5、絶縁層6、外部半導電層7を一体形成したスト
レスコーン8を挿入配置しておく。このストレスコーン
8には、分岐導体接続用開口部8Aが設けられている。
【0016】次に露出させた外部半導電層F、絶縁層D
上に電界緩和用の熱収縮スペーサ40および絶縁用の熱
収縮スペーサ41を層状に取付ける。
【0017】次に、高圧ケーブルAの導体Bを、高圧ケ
ーブル接続部10に挿入して圧縮接続する。この圧縮接
続は、上部円筒部10bと下部円筒部10cとを圧縮接
続することにより行われる。
【0018】しかる後、予めケーブル上に挿入しておい
たストレスコーン8を引き戻して、導体接続部を覆うよ
うに位置させる。このときストレスコーン8は、一端部
が絶縁用の熱収縮スペーサ41上に、他端部が絶縁体2
の下部小径部2b上に位置している。
【0019】次に、分岐線接続部11である接子嵌合孔
11bに、ストレスコーン8の分岐導体接続用開口部8
Aから、分岐導体絶続用の接子20を取り付ける。この
分岐導体絶続用の接子20に、図示しない分岐ケーブル
の導体を接続して分岐ケーブルを引き出すものである。
【0020】なお図4において、50は絶縁テープ処理
部、51はストレスコーン8の外部半導電層7と絶縁体
2の上部大径部2aとに跨がって設けられた半導電層、
52は、最外層に設けられた絶縁性の熱収縮性チュー
ブ、53は接子20の外周に配置されたガイドパイプ、
54はガイドパイプ53の先端開放部に配置された消弧
子である。消弧子54は分岐ケーブルの導体を接続する
際に取り外す。
【0021】なお、本発明の高圧ケーブルの引き留め装
置における、分岐スリーブの高圧ケーブル接続部と分岐
線接続部の構造は、前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、高圧ケーブル接続部の導体接続部は上部円
筒部10bのみとして下部円筒部10cは省略してもよ
い。この場合は上部円筒部10bの長さを長くしておく
ことが好ましい。また分岐線接続部には、分岐ケーブル
の導体を圧縮接続するためのスリーブを設けておいても
よい。
【0022】また、本発明の高圧ケーブルの引き留め装
置を使用した絶縁処理部も上記実施例に限定されず、た
とえば、ストレスコーン等を使用しないでテープ処理に
よって絶縁処理部を形成してもよい。また、電界緩和用
の熱収縮スペーサ40および絶縁用の熱収縮スペーサ4
1を層状に取付ける代わりに、半導電性ゴムと絶縁性ゴ
ムを一体に形成したスペーサを用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る高圧ケーブ
ルの引き留め装置は、吊り金具の下部に、絶縁体を介し
て、高圧ケーブル接続部と分岐線接続部を有する分岐ス
リーブを吊り下げたため、吊り留め装置から直接的に分
岐ケーブルを引き出すことができる。したがって、従来
のように、吊り留め装置の下部から離れた位置に分岐接
続部を設け、分岐ケーブルを吊り留め装置の下部近傍ま
でUターンさせて配線しなければならないといった問題
を解消することができる。
【0024】また、本発明に係る高圧ケーブルの引き留
め装置は、高圧ケーブルの端末部の絶縁処理と分岐接続
部の絶縁処理とを一括して行うことができるので、絶縁
処理部の費用が安価になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高圧ケーブルの引き留め装置の
一実施例を示す正面図。
【図2】 図1の高圧ケーブル接続部の底面図。
【図3】 図1の高圧ケーブル接続部の左側面図。
【図4】 本発明に係る高圧ケーブルの引き留め装置の
使用状態を示す正面図。
【図5】 従来の高圧ケーブルの引き留め装置の使用状
態を示す正面図。
【符号の説明】
1:吊り金具 2:絶縁体 2a:絶縁体2の上部大径部 2b:絶縁体2の下部小径部 8:ストレスコーン 10:高圧ケーブル接続部10 10a:ケーブル導体挿入孔 10b:上部円筒部 10c:下部円筒部 11:分岐線接続部 11b:接子嵌合孔 13:分岐スリーブ 20:分岐導体絶続用の接子 A:高圧ケーブル B:導体 C:分岐線 D:絶縁層 E:遮蔽層 F:外部半導電層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吊り金具の下部に、絶縁体を介して、高圧
    ケーブル接続部と分岐線接続部を有する分岐スリーブを
    吊り下げたことを特徴とする高圧ケーブル吊り留め装
    置。
JP19622794A 1994-07-29 1994-07-29 高圧ケーブル吊り留め装置 Pending JPH0847135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19622794A JPH0847135A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 高圧ケーブル吊り留め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19622794A JPH0847135A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 高圧ケーブル吊り留め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847135A true JPH0847135A (ja) 1996-02-16

Family

ID=16354320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19622794A Pending JPH0847135A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 高圧ケーブル吊り留め装置

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JP (1) JPH0847135A (ja)

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