JPH0845938A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0845938A
JPH0845938A JP6175447A JP17544794A JPH0845938A JP H0845938 A JPH0845938 A JP H0845938A JP 6175447 A JP6175447 A JP 6175447A JP 17544794 A JP17544794 A JP 17544794A JP H0845938 A JPH0845938 A JP H0845938A
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JP
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layer
semiconductor element
semiconductor device
electrode
forming
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JP6175447A
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Kazuhide Doi
一英 土井
Masayuki Miura
正幸 三浦
Naohiko Hirano
尚彦 平野
Takashi Okada
岡田  隆
Yoichi Hiruta
陽一 蛭田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接続用電極部の信頼性を向上できる半導体装置
およびその製造方法を提供することを目的としている。 【構成】半導体素子21をPbとSnを主成分とする低
融点金属により形成された突起電極22を介して実装基
板23にフリップチップ接続する半導体装置において、
半導体素子21の接続用電極部14として、取り出し電
極としてのAl層25と突起電極22との間に多層金属
層27を設けている。この多層金属層27は、Ti層2
7−1、膜厚が0.1〜2μmのNi層27−2及び膜
厚が0.5μmより薄いPd層27−3を積層したこと
を特徴としている。Al層25と突起電極22との間
に、Ti層27−1、Ni層27−2及びPd層27−
3からなるバリアメタルを介在せしめることにより接続
用電極部の信頼性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、半導体素子を低融点金
属により形成された突起電極を介して実装基板にフリッ
プチップ接続する半導体装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体装置について説明
するためのもので、半導体素子が実装基板にフリップチ
ップ接続された状態を示す断面図である。半導体素子
(半導体チップ)11は、低融点金属により形成された
突起電極12を介して実装基板13にフリップチップ接
続されている。
【0003】図6は上記図5における半導体素子11と
実装基板13との接続用電極部14の構造を拡大して示
す断面図である。半導体素子11の表面にはAl層15
が形成され、このAl層15及び半導体素子11の表面
に絶縁体層16が形成されている。絶縁体層16には開
口部が形成されており、開口部内のAl層15上及びそ
の周辺の絶縁体層16と突起電極12との間に多層金属
層17が介在されている。上記突起電極12は、低融点
金属(例えばハンダ)からなり、電解メッキ、蒸着また
はスパッタリング等により形成される。
【0004】上記多層金属層17はBLM(Ball
Limitted Metal)またはバリアメタルな
どと呼ばれ(以下バリアメタルと称する)、一般に2層
または図6に示すような3層の金属の積層構造が用いら
れる。そして、第1層目の金属層17−1はAl層15
との密着性を高めることを目的とし、第2層目の金属層
17−2は半導体素子11と実装基板13とを接続する
際に突起電極12(ハンダ)をリフローした時の溶融ハ
ンダに対する濡れ性の確保及びハンダの拡散防止を目的
としている。また、第3層目の金属層17−3は、溶融
ハンダに対する濡れ性のほかに環境からの保護(特に酸
化防止)を目的として設けられる。
【0005】例えば、IBM Technical D
isclosure Bulletin 第24巻、第
5号、1981年“Chip−to−substrat
eInterconnection”には、前記バリア
メタル17としてAl層12側から順に第1層目にC
r、第2層目にCu、第3層目にAuを用いた3層構造
が開示されている。
【0006】上述したように従来の半導体装置では、バ
リアメタル17の第3層目としてAuが用いられてい
る。Auは溶融ハンダに対する濡れ性が良く、環境から
の保護も行うことができるという利点がある。しかしな
がら、溶融ハンダに対する溶解速度が非常に速く、また
ハンダ中に溶解した後はハンダを脆化させる性質がある
ため半導体装置の信頼性を低下させるという問題があ
る。
【0007】また、バリアメタル17の第2層目に用い
られるCuは、ハンダの拡散速度が速いため、半導体素
子11と実装基板13を接続するために突起電極12
(ハンダ)をリフローする時や、装置の使用中にハンダ
がバリアメタル17やAl層15中に深く拡散する。ハ
ンダの拡散は、脆い金属間化合物の形成や金属層間の剥
離等を引き起こし易く、信頼性を低下させる原因とな
る。
【0008】更に、前記バリアメタル17のハンダ中へ
の溶解やハンダの拡散を考慮してバリアメタル17の膜
厚を厚くすることは、脆い金属層の膜厚を厚くすること
になり、薄膜の形成やエッチング工程に時間が掛かるた
め好ましくない。
【0009】以上のような理由により、Al層15上に
形成されるバリアメタル17を構成する金属層の材料及
びその膜厚は、半導体装置の信頼性を作用するため慎重
に選択しなければならない。また、突起電極12の形成
や、半導体素子11と実装基板13の接続における温度
プロファイル等のプロセスをも考慮して選択する必要が
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように半導体素
子を低融点金属で形成した突起電極を介してフリップチ
ップ接続する従来の半導体装置及びその製造方法は、接
続用電極部の信頼性が低いという問題があった。
【0011】この発明は上記のような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、半導体素子を低
融点金属で形成した突起電極を介してフリップチップ接
続する半導体装置において、接続用電極部の信頼性を向
上できる半導体装置およびその製造方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載した半導体装置は、半導体素子をPbとSnを主成分
とする低融点金属により形成された突起電極を介して実
装基板にフリップチップ接続する半導体装置において、
前記半導体素子の接続用電極部は、取り出し電極として
のAl層と、このAl層上に開口部を有する絶縁体層
と、前記Al層とその周辺の前記絶縁体層上に設けられ
た多層金属層とを備え、前記多層金属層は、前記Al層
上に形成されるTi層と、このTi層上に形成され、膜
厚が0.1〜2μmのNi層と、このNi層上に形成さ
れ、膜厚が0.5μmより薄いPd層とを有することを
特徴としている。
【0013】請求項2の半導体装置は、半導体素子を低
融点金属により形成された突起電極を介して実装基板に
フリップチップ接続する半導体装置において、前記半導
体素子の接続用電極部は、取り出し電極としてのAl層
と、このAl層上に開口部を有する絶縁体層と、前記A
l層とその周辺の前記絶縁体層上に設けられた多層金属
層と、この多層金属層上に形成された突起電極とを備
え、前記多層金属層は、前記Al層上に形成されるTi
層と、このTi層上に形成され、膜厚が0.1〜2μm
のNi層と、このNi層上に形成され、膜厚が0.5μ
mより薄いPd層とを有し、前記突起電極を形成する低
融点金属は、PbとSnを主成分とすることを特徴とす
ることを特徴とする。
【0014】また、請求項3の半導体装置は、半導体素
子をPbとSnを主成分とする低融点金属により形成さ
れた突起電極を介して実装基板にフリップチップ接続す
る半導体装置の製造方法において、取り出し電極として
のAl層の表面の酸化膜を除去する工程と、前記Al層
上にスパッタリングによりTi層を形成する工程と、こ
のTi層上にスパッタリングにより膜厚が0.1〜2μ
mのNi層を形成する工程と、前記Ni層上にスパッタ
リングにより膜厚が0.5μmより薄いPd層を形成す
る工程と、前記Pd層,Ni層,Ti層をエッチングし
て選択的に除去する工程とを具備することを特徴とす
る。
【0015】更に、請求項4に記載した半導体装置は、
半導体素子を低融点金属により形成された突起電極を介
して実装基板にフリップチップ接続する半導体装置の製
造方法において、取り出し電極としてのAl層の表面の
酸化膜を除去する工程と、前記Al層上にスパッタリン
グによりTi層を形成する工程と、このTi層上にスパ
ッタリングにより膜厚が0.1〜2μmのNi層を形成
する工程と、前記Ni層上にスパッタリングにより膜厚
が0.5μmより薄いPd層を形成する工程と、前記P
d層上にメッキレジスト膜を形成し、フォトリソグラフ
ィ工程によりメッキレジスト膜のパターンを形成する工
程と、前記Pd層上にPb及びSnを主成分とする低融
点金属を電解メッキして突起電極を形成する工程と、前
記メッキレジスト膜を除去する工程と、前記Pd層,N
i層,Ti層をエッチングして選択的に除去し、前記突
起電極下に残存させる工程とを具備することを特徴とす
る。
【0016】
【作用】上記のような構成並びに製造方法によれば、バ
リアメタルの第2層目として、Ni層を形成しており、
NiはCuと比較して低温におけるハンダの拡散速度が
遅いという性質がある。よって、半導体素子と実装基板
を接続するために突起電極(ハンダ)をリフローする時
や、装置の使用中にハンダがバリアメタルやAl層中に
拡散するのを抑制できる。これによって、脆い金属間化
合物の形成や金属層間の剥離等を引き起こし難くでき、
信頼性の低下を防止できる。
【0017】また、バリアメタルの第3層目としてPd
層を設けており、PdはAuと比較して溶融ハンダ中へ
の溶解速度が遅いという性質がある。しかも、Ni層上
に500オングストロームのPd層を設けたときは、N
i層のみの場合と比較し、ハンダのリフロー後におけ
る、ハンダ(ハンダ中のSn)のバリアメタル中への拡
散距離を小さくできる。このSnの拡散は、Ni層の上
から1000オングストローム程度まで進む。また、P
dは溶融ハンダに対する濡れ性が良く、特にN2雰囲気
中などの非酸化性雰囲気中や、N2 −H2 混合雰囲気の
ような還元性雰囲気においてはAuと同等のハンダ濡れ
性を示す。よって、バリアメタルのハンダ中への溶解や
ハンダの拡散を考慮してバリアメタルの膜厚を充分厚く
する必要はなく、薄膜の形成やエッチング工程の時間が
増加することもない。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1及び図2はそれぞれ、この発明の
実施例に係る半導体装置について説明するためのもの
で、図1は半導体素子と実装基板との接続用電極部の構
造を拡大して示す断面図、図2は半導体素子が実装基板
にフリップチップ接続された状態を示す断面図である。
【0019】図2に示す如く、半導体素子(半導体チッ
プ)21は、低融点金属により形成された突起電極22
を介して実装基板23にフリップチップ接続されてい
る。上記接続用電極部24は、図1に示すように構成さ
れている。すなわち、半導体素子21の表面にAl層2
5が形成され、このAl層25及び半導体素子21の表
面に絶縁体層26が形成される。上記絶縁体層26の上
記Al層25上には開口部が形成されており、上記Al
層25とその周辺の絶縁体層26と突起電極22との間
に、多層金属層(バリアメタル)27が形成されてい
る。
【0020】前記突起電極22としては、PbとSnを
主成分とするハンダ合金(たとえば、Pb−5Snなど
の高融点ハンダ、共晶ハンダ)、あるいはPbとSnを
主成分とし、Ag,Pd,Sb,Biなどの添加金属を
含むハンダ合金から選択された低融点金属が用いられ
る。この突起電極22は前記多層金属層27を電極とし
て電解メッキにより形成される。電解メッキでPbとS
nを同時にメッキすることにより、半導体素子21と実
装基板23との接続前にPbとSnを混合するためのリ
フローをしなくても良いが、突起電極22の形状制御等
を目的としてハンダリフローを行っても良い。
【0021】前記多層金属層27は、第1層目としてT
i層27−1、第2層目としてNi層27−2、第3層
目としてPd層27−3が積層されており、それぞれス
パッタリングにより形成される。Ti層27−1はAl
層25と多層金属層27の密着性を確保するためのもの
である。Ni層27−2とPd層27−3は、溶融ハン
ダに対する濡れ性の確保及びハンダの拡散のバリア層と
して働く。ここで、NiはCuと比較して低温における
ハンダとの拡散速度が遅いという性質があるので、Cu
に比して膜厚を薄くできる。またPdはAuと比較し溶
融ハンダ中への溶解速度が遅いという性質がある。ま
た、Ni層27−2上に500オングストロームのPd
層27−3を設けたときは、Ni層27−2のみの場合
と比較し、突起電極22(ハンダ)のリフロー後の、ハ
ンダ(ハンダ中のSn)のバリアメタル中への拡散距離
が小さく、Ni層27−2の上から1000オングスト
ロームまで進む。また、Pdは溶融ハンダに対する濡れ
性が良く、特にN2 雰囲気中などの非酸化性雰囲気中
や、N2 −H2 混合雰囲気のような還元性雰囲気におい
てはAuと同等のハンダ濡れ性を示す。
【0022】半導体装置の信頼性を向上するためには、
半導体素子21と実装基板23の接続後の金属間の拡散
も考慮する必要があるが、通常半導体装置の使用中にお
ける温度が100℃以下ではNiとSnの拡散速度は遅
い。また半導体装置の構造において、半導体素子21と
実装基板23の間をエポキシ等の樹脂により封止する場
合は、半導体素子21と実装基板23の熱膨張係数の差
に起因する接続部への応力集中は小さく、接続部の破壊
は起こり難い。そこで、Ni層27−2の膜厚の最小値
は、実質的に半導体素子21と実装基板23の接続にお
ける金属間の拡散距離により決めることができる。Ni
層27−2の膜厚を厚くすると形成工程に時間が掛かる
ということを考慮すると、このNi層27−2の膜厚は
0.1〜2μm、Pd層27−3の膜厚は0.5μm以
下、最も好ましくは0.05μm以下であることが望ま
しい。さらに膜厚を薄くする場合は、Ni層27−2の
膜厚は0.1〜0.5μm、Pd層27−3の膜厚は
0.05μm以下であることが望ましい。Ti層27−
1の厚さは例えば0.1μmである。
【0023】なお、この発明における多層金属層(バリ
アメタル)27は、溶融ハンダに対する濡れ性が非常に
良いため、低融点金属で構成される突起電極22は半導
体素子21の電極上に形成しても良いし、実装基板23
の電極上に形成しても良い。また、半導体素子21と実
装基板23の両方に形成しても良い。
【0024】図3は、半導体素子21の電極上に突起電
極22を形成する場合の半導体素子21の接続用電極部
の断面図である。また、図4は、半導体素子21の電極
上に突起電極22を形成しない場合の半導体素子21の
接続用電極部の断面図である。
【0025】次に、半導体素子21を低融点金属により
構成された突起電極22を介して実装基板23にフリッ
プチップ接続する接続用電極部の製造方法を説明する。
まず、取り出し電極としての複数のAl層25を備えた
半導体素子21が形成されているウエハーに対して、真
空中で逆スパッタリングを行い、Al層25の表面酸化
膜を除去する。
【0026】次に、真空装置にいれたままスパッタリン
グを行い、ウエハーの全面にTi層27−1、厚さが
0.1〜2μmのNi層27−2、厚さが0.5μm以
下、より好ましくは0.05μm以下のPd層27−3
を順次積層形成する。
【0027】上記Pd層27−3上にメッキレジスト膜
を形成し、フォトリソグラフィ工程により上記メッキレ
ジスト膜のパターニングを行う。そして、上記Pd層2
7−3上にPbとSnを主成分とする低融点金属を電解
メッキして突起電極22を形成する。
【0028】その後、上記メッキレジスト膜を除去す
る。突起電極部以外のPd,Ni,Tiのエッチングを
行う。以上のような工程で接続用電極部を形成した半導
体素子21を突起電極22を介して実装基板23に接続
する。接続におけるリフロー温度は、低融点金属が共晶
ハンダの時は220℃を最高温度とする。接続後はエポ
キシ等の樹脂で封止を行っても良い。
【0029】なお、半導体素子21上に突起電極22を
形成せず、実装基板23側のみに突起電極を形成する場
合は、スパッタリングによりウエハーの全面にTi層2
7−1、厚さが0.1〜2μmのNi層27−2、厚さ
が0.5μm以下、より好ましくは0.05μm以下の
Pd層27−3を順次積層形成した後、この多層金属層
27をパターニングすれば良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、半導体素子を低融点金属で形成された突起電極を介
してフリップチップ接続する半導体装置において、信頼
性の高い接続用電極部を備えた半導体装置及びその製造
方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る半導体装置について説
明するためのもので、半導体素子と実装基板との接続用
電極部の構造を拡大して示す断面図。
【図2】この発明の実施例に係る半導体装置について説
明するためのもので、半導体素子が実装基板にフリップ
チップ接続された状態を示す断面図。
【図3】接続用電極部の構成例を示す断面図。
【図4】接続用電極部の他の構成例を示す断面図。
【図5】従来の半導体装置について説明するためのもの
で、半導体素子が実装基板にフリップチップ接続された
状態を示す断面図。
【図6】図5における半導体素子と実装基板との接続用
電極部の構造を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
21…半導体素子、22…突起電極、23…実装基板、
24…接続用電極部、25…Al層、26…絶縁体層、
27…多層金属層(バリアメタル)、27−1…第1層
目の金属層、27−2…第2層目の金属層、27−3…
第3層目の金属層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 隆 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 蛭田 陽一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子をPbとSnを主成分とする
    低融点金属により形成された突起電極を介して実装基板
    にフリップチップ接続する半導体装置において、前記半
    導体素子の接続用電極部は、取り出し電極としてのAl
    層と、このAl層上に開口部を有する絶縁体層と、前記
    Al層とその周辺の前記絶縁体層上に設けられた多層金
    属層とを備え、前記多層金属層は、前記Al層上に形成
    されるTi層と、このTi層上に形成され、膜厚が0.
    1〜2μmのNi層と、このNi層上に形成され、膜厚
    が0.5μmより薄いPd層とを有することを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体素子を低融点金属により形成され
    た突起電極を介して実装基板にフリップチップ接続する
    半導体装置において、前記半導体素子の接続用電極部
    は、取り出し電極としてのAl層と、このAl層上に開
    口部を有する絶縁体層と、前記Al層とその周辺の前記
    絶縁体層上に設けられた多層金属層と、この多層金属層
    上に形成された突起電極とを備え、前記多層金属層は、
    前記Al層上に形成されるTi層と、このTi層上に形
    成され、膜厚が0.1〜2μmのNi層と、このNi層
    上に形成され、膜厚が0.5μmより薄いPd層とを有
    し、前記突起電極を形成する低融点金属は、PbとSn
    を主成分とすることを特徴とすることを特徴とする半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 半導体素子をPbとSnを主成分とする
    低融点金属により形成された突起電極を介して実装基板
    にフリップチップ接続する半導体装置の製造方法におい
    て、取り出し電極としてのAl層の表面の酸化膜を除去
    する工程と、前記Al層上にスパッタリングによりTi
    層を形成する工程と、このTi層上にスパッタリングに
    より膜厚が0.1〜2μmのNi層を形成する工程と、
    前記Ni層上にスパッタリングにより膜厚が0.5μm
    より薄いPd層を形成する工程と、前記Pd層,Ni
    層,Ti層をエッチングして選択的に除去する工程とを
    具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体素子を低融点金属により形成され
    た突起電極を介して実装基板にフリップチップ接続する
    半導体装置の製造方法において、取り出し電極としての
    Al層の表面の酸化膜を除去する工程と、前記Al層上
    にスパッタリングによりTi層を形成する工程と、この
    Ti層上にスパッタリングにより膜厚が0.1〜2μm
    のNi層を形成する工程と、前記Ni層上にスパッタリ
    ングにより膜厚が0.5μmより薄いPd層を形成する
    工程と、前記Pd層上にメッキレジスト膜を形成し、フ
    ォトリソグラフィ工程によりメッキレジスト膜のパター
    ンを形成する工程と、前記Pd層上にPb及びSnを主
    成分とする低融点金属を電解メッキして突起電極を形成
    する工程と、前記メッキレジスト膜を除去する工程と、
    前記Pd層,Ni層,Ti層をエッチングして選択的に
    除去し、前記突起電極下に残存させる工程とを具備する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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KR100339190B1 (ko) * 1998-04-08 2002-05-31 포만 제프리 엘 씨4 범프 형성 방법 및 상호 접속 구조
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