JPH084591B2 - 超音波ドプラ診断装置 - Google Patents

超音波ドプラ診断装置

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JPH084591B2
JPH084591B2 JP5147444A JP14744493A JPH084591B2 JP H084591 B2 JPH084591 B2 JP H084591B2 JP 5147444 A JP5147444 A JP 5147444A JP 14744493 A JP14744493 A JP 14744493A JP H084591 B2 JPH084591 B2 JP H084591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体内の運動体の運動
情報を測定する超音波ドプラ診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置として、超音波ドプラ診
断装置が知られている。この装置は、生体内に超音波パ
ルスを送波し、生体内の運動体(例えば、血流)にてド
プラシフトを受けて反射された反射波を受波することに
よって、受信信号からドプラ情報、すなわち運動体の運
動情報(例えば、速度情報、速度分散情報)を抽出する
ものである。
【0003】特公昭62−44494号で開示された超
音波ドプラ診断装置において、受信信号は、まず直交検
波回路(複素信号変換回路)において、所定の参照波信
号と混合され、更にローパスフィルタを通過して複素信
号に変換される。
【0004】この複素信号は、サンプリング周波数一定
のA/D変換器において、後のデジタル演算のために、
デジタル信号に変換される。変換された複素信号は、例
えば心臓壁などの低速運動体によるノイズを排除するた
め、クラッタ除去フィルタ(複素ディレーキャンセラ)
に入力される。
【0005】そのクラッタ除去フィルタを通過した後、
複素信号は、自己相関器に入力され、複素信号の自己相
関が演算される。そして、その演算結果から、速度演算
器において運動体の速度が演算される。この演算により
求められた速度情報は、白黒断層画像上に重ねて、二次
元のドプラ画像として、カラー表示される。なお、速度
の分散などが一緒に表示される場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】超音波画像の縦方向の
表示ピクセル数を“Npx”とし、超音波による診断距離
を“L”とすると、1ピクセル分に相当する時間(超音
波の伝搬時間)tpxは、 tpx=2L/(C・Npx) …(1) となる。ただし、Cは、生体中における超音波の音速で
約1500m/secである。
【0007】このtpxの逆数を“ピクセルレートfpx
と定義する。すなわち、ピクセルレートfpxは、 fpx=1/tpx …(2) と定義される。
【0008】図4及び図5には、ピクセルレートの概念
を示すための参考として、超音波画像及び超音波ビーム
上の速度プロフィールが示されている。図4は、診断距
離が“L”の場合であり、図5は診断距離が“L/2”
の場合である。また、各図において(A)は断層画像と
ドプラ画像とを合成した超音波画像を示し、(B)は、
(A)に示される特定のビーム軸(#i)上の速度情報
(ドプラシフトの大きさ)を深さ(診断距離)との関係
で示した図である。
【0009】図4において、診断距離が“L”の場合、
ピクセルレートfpx1 は上記第2式から、 fpx1 =1/tpx1 …(3) となる。
【0010】一方、図5のように、図4の表示を2倍に
拡大した場合、ピクセルレートfpx2 は、 fpx2 =1/tpx2 =2×fpx1 …(4) となる。
【0011】ここで、表示ピクセル数Npxを500とす
ると、この場合、診断距離Lを4cmから20cmに可
変すると、ピクセルレートfpxは、10MHzから2M
Hzまで変化する。
【0012】従来の超音波ドプラ診断装置においては、
一定のサンプリングレート“fs ”で、受信信号(複素
信号)をA/D変換している。
【0013】ここで、fpx>fs の場合には、A/D変
換後のデータ数が表示ピクセル数よりも少ないため、欠
落データを補い画像を見やすくするために、データの補
間処理が必要となる。図6には、その補間処理が図示さ
れている。
【0014】一方、fpx<fs の場合には、A/D変換
後のデータ数が表示ピクセル数よりも多いため、データ
が余剰し、データの間引き処理が必要となる。図7に
は、その間引き処理が図示されている。また、この場
合、データを格納するメモリの有効利用を図れず、不必
要に大きなメモリを必要としてしまう。
【0015】このように、従来の超音波ドプラ診断装置
においては、表示画像のピクセルレートが変動するにも
かかわらず、A/D変換のサンプリングレートが一定で
あったため、ピクセルレートとサンプリングレートの大
小関係に応じて補間処理又は間引き処理を行う必要があ
った。メモリ容量は、本来、表示ピクセル数に相当する
大きさでよいのに、不必要に大きなメモリが必要となっ
ていた。
【0016】超音波ドプラ診断装置で取替え使用される
超音波プローブは、通常、2MHzから7MHz程度の
超音波を送受波するものである。ここで、図8に示すよ
うに、一般に、送信周波数が高くなればなるほど、周波
数帯域(スペクトル幅)が広くなり、距離方向の分解能
は改善される。なお、図8において、201は、超音波
の中心周波数が2MHzの場合の受信スペクトルであ
り、202は、超音波の中心周波数が7MHzの場合の
受信スペクトルである。
【0017】しかし、従来の超音波ドプラ診断装置で
は、直交検波後に設けられているローパスフィルタのカ
ットオフ周波数は固定であったため、超音波の周波数を
高くした場合、直交検波後のローパスフィルタによって
受信信号をベースバンドに変換するのに際して、高い方
の周波数成分がフィルタリングされ、距離分解能を向上
することができなかった。
【0018】従来の装置において、ローパスフィルタの
カットオフ周波数が固定されていた理由は、A/D変換
器におけるサンプリングレートが固定されていたからで
ある。すなわち、A/D変換器のサンプリングレート
で、それを通過できる信号帯域が制限され、その制限さ
れる帯域に合わせて、カットオフ周波数が決定されてい
た。
【0019】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、メモリを節約でき、かつ補間
処理などの複雑な処理をできるだけ排除し、構成を簡易
化できる超音波ドプラ診断装置を提供することにある。
【0020】また、本発明の目的は、不必要に受信信号
の帯域制限を行うことがない超音波ドプラ診断装置を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、発明は、受信信号を直交検波する直交検波回路
と、前記直交検波回路からの検波信号をA/D変換する
サンプリングレート可変型のA/D変換回路と、ピクセ
ルレートに応じて前記A/D変換回路におけるサンプリ
ングレートを設定するサンプリングレート制御回路と、
を含むことを特徴とする。
【0022】また、発明は、前記設定されるサンプリ
ングレートは、少なくとも前記ピクセルレートより大き
く、前記A/D変換回路から出力されるデジタル受信デ
ータのうちで余剰データを間引く間引き回路が設けられ
ていることを特徴とする。
【0023】更に、発明は、前記直交検波回路は、前
記受信信号を所定の参照信号と混合するミキサと、前記
ミキサの出力信号を瀘波するローパスフィルタ回路と、
で構成され、前記ローパスフィルタ回路は、互いにカッ
トオフ周波数が異なる複数のローパスフィルタで構成さ
れ、前記A/D変換回路のサンプリングレートの変更に
伴って、前記複数のローパスフィルタが切替え制御され
ることを特徴とする。
【0024】
【作用】上記本発明の構成によれば、直交検波後の受信
信号は、A/D変換回路においてデジタル信号に変換さ
れるが、その場合、サンプリングレート制御回路によっ
てサンプリングレートがピクセルレートに応じて設定さ
れるため、サンプリングレートをピクセルレートに一致
(又は近似)させることが可能になる。もちろん、サン
プリングレートがピクセルレートと一致すれば、間引き
処理及び補間処理のいずれも不要となる。
【0025】また、記構成によれば、サンプリングレ
ートは少なくとも前記ピクセルレートより大きく設定さ
れるため、データの補間処理が不要となり、間引き回路
でデータの間引きを行うだけで済む。
【0026】更に、記構成によれば、サンプリングレ
ートの変更に応じて、ローパスフィルタが切り替えら
れ、受信信号の帯域を不必要に制限することを防止でき
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0028】図1には、本発明に係る超音波ドプラ診断
装置の全体構成が示されている。
【0029】図1において、生体表面に当接される超音
波探触子10によって超音波が送受波され、生体内の運
動体にてドプラシフトを受けた反射波が超音波探触子1
0にて受波される。
【0030】この受波によって得られた受信信号は送受
信器12を介して直交検波回路14及び検波器16に送
出されている。
【0031】検波器16は、白黒の断層画像形成のため
に、受信信号の検波を行うものであり、検波された受信
信号はA/D変換器18にてデジタル信号に変換された
後、デジタルスキャンコンバータ(以下、DSCとい
う)20に送られている。なお、前記A/D変換器18
は、従来同様の構成である。
【0032】DSC20は、画像合成や座標変換等の画
像処理を実行するものであり、後述するドプラ画像に前
記断層画像を合成してD/A変換器22を介して表示器
24へ画像信号を出力する。これによって、表示器24
において断層画像の上にドプラ画像が合成された超音波
画像が表示されることになる。
【0033】一方、直交検波回路14において、受信信
号100は、タイミング信号発生器26から出力された
所定の参照信号101及び102と混合され、複素信号
103に変換される。ここで、所定の参照信号101及
び102は、超音波送信中心周波数f0 と等しいもので
あり、互いに位相が90度異なるものである。すなわ
ち、参照信号101は、cos(2πf0 t)の信号で
あり、参照信号102はsin(2πf0 t)の信号で
ある。
【0034】検波後の複素信号103は、次に、サンプ
リングレート可変型のA/D変換回路28において、デ
ジタル信号に変換される。この場合、そのサンプリング
レートは、分周器30から出力される信号fs 110に
よって定められる。なお、A/D変換処理に関しては後
に詳述する。
【0035】デジタル化された複素信号104は、次
に、クラッタ除去フィルタ32に入力され、受信信号中
に含まれる低速運動体の成分が除去される。すなわち、
従来例で説明したように、例えば心臓壁等の低速運動体
によるノイズがこのクラッタ除去フィルタ32によって
排除されている。このクラッタ除去フィルタ32を通過
した複素信号105は、次に自己相関器34に入力さ
れ、受信信号相互間の自己相関が演算される。この自己
相関器34は、例えば従来例で示した特公昭62−44
494号に記載されたものが用いられる。
【0036】自己相関器34から出力された自己相関結
果を表す信号106は、速度演算器36及び分散演算器
38に入力されている。速度演算器36は、自己相関結
果から生体内運動体の速度を演算するものであり、演算
された速度は信号107として間引き演算器40に送ら
れている。
【0037】一方、分散演算器38は、自己相関結果か
ら速度の分散値を求めるものであり、その結果を表す信
号108も上記信号107と同様、間引き演算器40に
入力されている。
【0038】本実施例の超音波ドプラ診断装置において
は、サンプリングレートがピクセルレートより必ず高く
設定されており、このため間引き演算が必要となる。換
言すれば、補間演算は不要である。ここで、間引き演算
器40は、従来例で説明した図7に示した間引き演算を
実行する。すなわち、余剰データの間引きを行ってい
る。
【0039】そして、この間引き演算は速度及び分散の
両者に対して実行される。なお、間引き演算器40の間
引き量を制御するため、制御部42から制御信号112
が供給されている。
【0040】そして、間引き演算器40から出力された
速度値V及び分散値σ2 は、DSC20に送られてお
り、それらの情報は白黒の断層画像と重ねて、ドプラ画
像としてカラー表示される。
【0041】上述した制御部42は、サンプリングレー
トの制御及び間引き演算器40に対する制御を行ってい
る。
【0042】次に、A/D変換回路28におけるサンプ
リングレートの設定について詳述する。
【0043】図2には、図1に示した直交検波回路14
及びA/D変換回路28の具体的な構成が図示されてい
る。
【0044】直交検波回路14は、一対のミキサ44,
46と、一対のローパスフィルタ回路48,50とで構
成されている。更に、各フィルタ回路48,50は、互
いにカットオフ周波数が異なる2つのローパスフィルタ
で構成されている。
【0045】一方、A/D変換回路28は、一対のA/
D変換器52及び54で構成され、各A/D変換器5
2,54にはサンプリングレートを決定するサンプリン
グレート信号fs 110が入力されている。分周器30
は、前記サンプリングレート信号fs 110を作成する
ものであり、図1に図示したタイミング信号発生器26
から出力される超音波送信中心周波数f0 の4倍の周波
数をもった信号109を、前記制御部42から出力され
る分周比信号113で、除することによってサンプリン
グレート信号110を作成している。
【0046】本実施例の超音波ドプラ診断装置において
は、上述したように、サンプリングレートがピクセルレ
ートより常に高く設定されており、具体的には次の第5
式に基づいてサンプリングレートが決定されている。
【0047】 fs =4f0 /N≧fpx …(5) この分周比Nは、図1に示した制御部42によって設定
されるものであり、上記第5式を満足する限りにおい
て、できる限りピクセルレートにサンプリングレートが
近づくように設定する。
【0048】なお、制御部42は、図示されていない操
作パネルにより選択された診断距離に基づいて、上記分
周比Nを設定する。
【0049】本実施例の超音波ドプラ診断装置において
は、上述のようにサンプリングレートの設定に伴って、
ローパスフィルタの切替えが実行される。制御部42か
らフィルタ切替え信号114が各フィルタ回路48,5
0に供給されており、この信号によって、第1のフィル
タ(LPF#1)と第2のフィルタ(LPF#2)とが
切り替えられている。
【0050】図3には、各フィルタの遮断特性が示され
ており、401は第1のフィルタ(LPF#1)の遮断
特性であり、402は第2のフィルタ(LPF#2)の
遮断特性である。
【0051】このように互いにカットオフ周波数が異な
る複数のローパスフィルタを設けることによって、受信
信号の帯域が広がった場合、すなわち受信信号のスペク
トルが広がった場合にそれに応じて適切なフィルタリン
グを実行することが可能となる。すなわち、図3におけ
る301は、図8に示したスペクトル201に対応する
ものであり、このように超音波の中心周波数が低くスペ
クトル帯域が狭い場合には、カットオフ周波数の低い第
1のフィルタが選択される。一方、図3に示す302は
図8に示したスペクトル202に対応するものであり、
このスペクトル302のように超音波の中心周波数が高
く帯域が広がっている場合には、カットオフ周波数の高
い第2のフィルタが選択されることになる。従来におい
ては、A/D変換器のサンプリングレートが固定であっ
たため通過できる帯域が自ずと固定されていたことから
ローパスフィルタのカットオフ周波数は固定されていた
が、本実施例によれば、A/D変換器のサンプリングレ
ートを可変して通過帯域の変更が可能であることからこ
のようなローパスフィルタの切替えは極めて有効とな
る。なお、本実施例では2つのローパスフィルタを切り
替えて使用したが、もちろん3つ以上のローパスフィル
タをサンプリングレートに応じて切り替えても、よく、
よりきめの細かいフィルタリングが実現される。
【0052】次に、図1に示した間引き演算器40の動
作について説明する。上述したように、本実施例におい
ては、サンプリングレートが常にピクセルレートより高
く設定されているため、受信信号中に余剰データが存在
する。そこで上述したように間引き演算器40が設けら
れており、そのような余剰データが間引かれている。具
体的には、データを間引くアドレスは次のような式で与
えられる。
【0053】 ideci=INT[i*fpx/fs ] …(6) ここで、i=1,2,…,Ns であり、Ns は距離方向
のデータサンプル数である。ちなみに、この間引きアド
レスの発生は、例えば乗算器等を用いて容易に実現する
ことが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピクセルレートに応じてサンプリングレートを設定する
ことが可能になる。そして、サンプリングレートをピク
セルレートより高く設定することによって、データの補
間処理を排除し間引き処理だけでデータ数の調整を行う
ことが可能となる。これによって、装置の構成を簡易化
できるという効果がある。
【0055】更に、本発明によれば、サンプリングレー
トの変更に応じてローパスフィルタが切り替えられ受信
信号の帯域を調整できるので、従来カットされていたス
ペクトルを有効に利用して、距離分解能を向上できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波ドプラ診断装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】直交検波回路及びA/D変換回路の構成を示す
ブロック図である。
【図3】直交検波後の受信信号のスペクトルを示す説明
図である。
【図4】診断距離がLの場合の超音波画像と速度情報と
を示す説明図である。
【図5】診断距離がL/2の場合の超音波画像と速度情
報とを示す説明図である。
【図6】補間処理を示す説明図である。
【図7】間引き処理を示す説明図である。
【図8】受信信号のスペクトルを示す説明図である。
【符号の説明】
14 直交検波回路 26 タイミング信号発生器 28 サンプリングレート可変型A/D変換回路 30 分周器 40 間引き演算器 42 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内へ超音波を送波し、生体内運動体
    からの反射波を受波して得られた受信信号から、前記運
    動体の運動情報を得る超音波ドプラ診断装置において、 前記受信信号を直交検波する直交検波回路と、 前記直交検波回路からの検波信号をA/D変換するサン
    プリングレート可変型のA/D変換回路と、 ピクセルレートに応じて前記A/D変換回路におけるサ
    ンプリングレートを設定するサンプリングレート制御回
    路と、 を含み、 前記サンプリングレート制御回路により設定されるサン
    プリングレートは、少なくとも前記ピクセルレートより
    大きく、 前記A/D変換回路から出力されるデジタル受信データ
    のうちで余剰データを間引く間引き回路が設けられてい
    ことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の超音波ドプラ診断装置に
    おいて、 前記直交検波回路は、前記受信信号を所定の参照信号と
    混合するミキサと、前記ミキサの出力信号を瀘波するロ
    ーパスフィルタ回路と、で構成され、 前記ローパスフィルタ回路は、互いにカットオフ周波数
    が異なる複数のローパスフィルタで構成され、 前記A/D変換回路のサンプリングレートの変更に伴っ
    て、前記複数のローパスフィルタが切替え制御されるこ
    とを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
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