JPH07394A - 超音波ドプラ診断装置 - Google Patents

超音波ドプラ診断装置

Info

Publication number
JPH07394A
JPH07394A JP14744493A JP14744493A JPH07394A JP H07394 A JPH07394 A JP H07394A JP 14744493 A JP14744493 A JP 14744493A JP 14744493 A JP14744493 A JP 14744493A JP H07394 A JPH07394 A JP H07394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling rate
signal
diagnostic apparatus
circuit
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14744493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH084591B2 (ja
Inventor
Takemitsu Harada
烈光 原田
Masabumi Ogasawara
正文 小笠原
Masao Kobayashi
正夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP5147444A priority Critical patent/JPH084591B2/ja
Publication of JPH07394A publication Critical patent/JPH07394A/ja
Publication of JPH084591B2 publication Critical patent/JPH084591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 診断距離と表示ピクセル数とで定まるピクセ
ルレートに応じてA/D変換器のサンプリングレートを
可変し、受信信号の処理の簡易化を図る。 【構成】 直交検波回路14によって検波された後の複
素信号103はサンプリングレート可変型A/D変換回
路28においてA/D変換される。サンプリングレート
はピクセルレートより常に高く設定され、余剰データは
間引き演算器40にて間引かれる。直交検波回路14に
はカットオフ周波数の異なる2種類のローパスフィルタ
が設けられ、サンプリングレートに応じて切り替えら
れ、受信信号の帯域に応じたフィルタ処理が実行され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体内の運動体の運動
情報を測定する超音波ドプラ診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置として、超音波ドプラ診
断装置が知られている。この装置は、生体内に超音波パ
ルスを送波し、生体内の運動体(例えば、血流)にてド
プラシフトを受けて反射された反射波を受波することに
よって、受信信号からドプラ情報、すなわち運動体の運
動情報(例えば、速度情報、速度分散情報)を抽出する
ものである。
【0003】特公昭62−44494号で開示された超
音波ドプラ診断装置において、受信信号は、まず直交検
波回路(複素信号変換回路)において、所定の参照波信
号と混合され、更にローパスフィルタを通過して複素信
号に変換される。
【0004】この複素信号は、サンプリング周波数一定
のA/D変換器において、後のデジタル演算のために、
デジタル信号に変換される。変換された複素信号は、例
えば心臓壁などの低速運動体によるノイズを排除するた
め、クラッタ除去フィルタ(複素ディレーキャンセラ)
に入力される。
【0005】そのクラッタ除去フィルタを通過した後、
複素信号は、自己相関器に入力され、複素信号の自己相
関が演算される。そして、その演算結果から、速度演算
器において運動体の速度が演算される。この演算により
求められた速度情報は、白黒断層画像上に重ねて、二次
元のドプラ画像として、カラー表示される。なお、速度
の分散などが一緒に表示される場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】超音波画像の縦方向の
表示ピクセル数を“Npx”とし、超音波による診断距離
を“L”とすると、1ピクセル分に相当する時間(超音
波の伝搬時間)tpxは、 tpx=2L/(C・Npx) …(1) となる。ただし、Cは、生体中における超音波の音速で
約1500m/secである。
【0007】このtpxの逆数を“ピクセルレートfpx
と定義する。すなわち、ピクセルレートfpxは、 fpx=1/tpx …(2) と定義される。
【0008】図4及び図5には、ピクセルレートの概念
を示すための参考として、超音波画像及び超音波ビーム
上の速度プロフィールが示されている。図4は、診断距
離が“L”の場合であり、図5は診断距離が“L/2”
の場合である。また、各図において(A)は断層画像と
ドプラ画像とを合成した超音波画像を示し、(B)は、
(A)に示される特定のビーム軸(#i)上の速度情報
(ドプラシフトの大きさ)を深さ(診断距離)との関係
で示した図である。
【0009】図4において、診断距離が“L”の場合、
ピクセルレートfpx1 は上記第2式から、 fpx1 =1/tpx1 …(3) となる。
【0010】一方、図5のように、図4の表示を2倍に
拡大した場合、ピクセルレートfpx2 は、 fpx2 =1/tpx2 =2×fpx1 …(4) となる。
【0011】ここで、表示ピクセル数Npxを500とす
ると、この場合、診断距離Lを4cmから20cmに可
変すると、ピクセルレートfpxは、10MHzから2M
Hzまで変化する。
【0012】従来の超音波ドプラ診断装置においては、
一定のサンプリングレート“fs ”で、受信信号(複素
信号)をA/D変換している。
【0013】ここで、fpx>fs の場合には、A/D変
換後のデータ数が表示ピクセル数よりも少ないため、欠
落データを補い画像を見やすくするために、データの補
間処理が必要となる。図6には、その補間処理が図示さ
れている。
【0014】一方、fpx<fs の場合には、A/D変換
後のデータ数が表示ピクセル数よりも多いため、データ
が余剰し、データの間引き処理が必要となる。図7に
は、その間引き処理が図示されている。また、この場
合、データを格納するメモリの有効利用を図れず、不必
要に大きなメモリを必要としてしまう。
【0015】このように、従来の超音波ドプラ診断装置
においては、表示画像のピクセルレートが変動するにも
かかわらず、A/D変換のサンプリングレートが一定で
あったため、ピクセルレートとサンプリングレートの大
小関係に応じて補間処理又は間引き処理を行う必要があ
った。メモリ容量は、本来、表示ピクセル数に相当する
大きさでよいのに、不必要に大きなメモリが必要となっ
ていた。
【0016】超音波ドプラ診断装置で取替え使用される
超音波プローブは、通常、2MHzから7MHz程度の
超音波を送受波するものである。ここで、図8に示すよ
うに、一般に、送信周波数が高くなればなるほど、周波
数帯域(スペクトル幅)が広くなり、距離方向の分解能
は改善される。なお、図8において、201は、超音波
の中心周波数が2MHzの場合の受信スペクトルであ
り、202は、超音波の中心周波数が7MHzの場合の
受信スペクトルである。
【0017】しかし、従来の超音波ドプラ診断装置で
は、直交検波後に設けられているローパスフィルタのカ
ットオフ周波数は固定であったため、超音波の周波数を
高くした場合、直交検波後のローパスフィルタによって
受信信号をベースバンドに変換するのに際して、高い方
の周波数成分がフィルタリングされ、距離分解能を向上
することができなかった。
【0018】従来の装置において、ローパスフィルタの
カットオフ周波数が固定されていた理由は、A/D変換
器におけるサンプリングレートが固定されていたからで
ある。すなわち、A/D変換器のサンプリングレート
で、それを通過できる信号帯域が制限され、その制限さ
れる帯域に合わせて、カットオフ周波数が決定されてい
た。
【0019】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、メモリを節約でき、かつ補間
処理などの複雑な処理をできるだけ排除し、構成を簡易
化できる超音波ドプラ診断装置を提供することにある。
【0020】また、本発明の目的は、不必要に受信信号
の帯域制限を行うことがない超音波ドプラ診断装置を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、受信信号を直交検波する直
交検波回路と、前記直交検波回路からの検波信号をA/
D変換するサンプリングレート可変型のA/D変換回路
と、ピクセルレートに応じて前記A/D変換回路におけ
るサンプリングレートを設定するサンプリングレート制
御回路と、を含むことを特徴とする。
【0022】また、請求項2記載の発明は、前記設定さ
れるサンプリングレートは、少なくとも前記ピクセルレ
ートより大きく、前記A/D変換回路から出力されるデ
ジタル受信データのうちで余剰データを間引く間引き回
路が設けられていることを特徴とする。
【0023】更に、請求項3記載の発明は、前記直交検
波回路は、前記受信信号を所定の参照信号と混合するミ
キサと、前記ミキサの出力信号を瀘波するローパスフィ
ルタ回路と、で構成され、前記ローパスフィルタ回路
は、互いにカットオフ周波数が異なる複数のローパスフ
ィルタで構成され、前記A/D変換回路のサンプリング
レートの変更に伴って、前記複数のローパスフィルタが
切替え制御されることを特徴とする。
【0024】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、直交検波後
の受信信号は、A/D変換回路においてデジタル信号に
変換されるが、その場合、サンプリングレート制御回路
によってサンプリングレートがピクセルレートに応じて
設定されるため、サンプリングレートをピクセルレート
に一致(又は近似)させることが可能になる。もちろ
ん、サンプリングレートがピクセルレートと一致すれ
ば、間引き処理及び補間処理のいずれも不要となる。
【0025】上記請求項2記載の構成によれば、サンプ
リングレートは少なくとも前記ピクセルレートより大き
く設定されるため、データの補間処理が不要となり、間
引き回路でデータの間引きを行うだけで済む。
【0026】上記請求項3記載の構成によれば、サンプ
リングレートの変更に応じて、ローパスフィルタが切り
替えられ、受信信号の帯域を不必要に制限することを防
止できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0028】図1には、本発明に係る超音波ドプラ診断
装置の全体構成が示されている。
【0029】図1において、生体表面に当接される超音
波探触子10によって超音波が送受波され、生体内の運
動体にてドプラシフトを受けた反射波が超音波探触子1
0にて受波される。
【0030】この受波によって得られた受信信号は送受
信器12を介して直交検波回路14及び検波器16に送
出されている。
【0031】検波器16は、白黒の断層画像形成のため
に、受信信号の検波を行うものであり、検波された受信
信号はA/D変換器18にてデジタル信号に変換された
後、デジタルスキャンコンバータ(以下、DSCとい
う)20に送られている。なお、前記A/D変換器18
は、従来同様の構成である。
【0032】DSC20は、画像合成や座標変換等の画
像処理を実行するものであり、後述するドプラ画像に前
記断層画像を合成してD/A変換器22を介して表示器
24へ画像信号を出力する。これによって、表示器24
において断層画像の上にドプラ画像が合成された超音波
画像が表示されることになる。
【0033】一方、直交検波回路14において、受信信
号100は、タイミング信号発生器26から出力された
所定の参照信号101及び102と混合され、複素信号
103に変換される。ここで、所定の参照信号101及
び102は、超音波送信中心周波数f0 と等しいもので
あり、互いに位相が90度異なるものである。すなわ
ち、参照信号101は、cos(2πf0 t)の信号で
あり、参照信号102はsin(2πf0 t)の信号で
ある。
【0034】検波後の複素信号103は、次に、サンプ
リングレート可変型のA/D変換回路28において、デ
ジタル信号に変換される。この場合、そのサンプリング
レートは、分周器30から出力される信号fs 110に
よって定められる。なお、A/D変換処理に関しては後
に詳述する。
【0035】デジタル化された複素信号104は、次
に、クラッタ除去フィルタ32に入力され、受信信号中
に含まれる低速運動体の成分が除去される。すなわち、
従来例で説明したように、例えば心臓壁等の低速運動体
によるノイズがこのクラッタ除去フィルタ32によって
排除されている。このクラッタ除去フィルタ32を通過
した複素信号105は、次に自己相関器34に入力さ
れ、受信信号相互間の自己相関が演算される。この自己
相関器34は、例えば従来例で示した特公昭62−44
494号に記載されたものが用いられる。
【0036】自己相関器34から出力された自己相関結
果を表す信号106は、速度演算器36及び分散演算器
38に入力されている。速度演算器36は、自己相関結
果から生体内運動体の速度を演算するものであり、演算
された速度は信号107として間引き演算器40に送ら
れている。
【0037】一方、分散演算器38は、自己相関結果か
ら速度の分散値を求めるものであり、その結果を表す信
号108も上記信号107と同様、間引き演算器40に
入力されている。
【0038】本実施例の超音波ドプラ診断装置において
は、サンプリングレートがピクセルレートより必ず高く
設定されており、このため間引き演算が必要となる。換
言すれば、補間演算は不要である。ここで、間引き演算
器40は、従来例で説明した図7に示した間引き演算を
実行する。すなわち、余剰データの間引きを行ってい
る。
【0039】そして、この間引き演算は速度及び分散の
両者に対して実行される。なお、間引き演算器40の間
引き量を制御するため、制御部42から制御信号112
が供給されている。
【0040】そして、間引き演算器40から出力された
速度値V及び分散値σ2 は、DSC20に送られてお
り、それらの情報は白黒の断層画像と重ねて、ドプラ画
像としてカラー表示される。
【0041】上述した制御部42は、サンプリングレー
トの制御及び間引き演算器40に対する制御を行ってい
る。
【0042】次に、A/D変換回路28におけるサンプ
リングレートの設定について詳述する。
【0043】図2には、図1に示した直交検波回路14
及びA/D変換回路28の具体的な構成が図示されてい
る。
【0044】直交検波回路14は、一対のミキサ44,
46と、一対のローパスフィルタ回路48,50とで構
成されている。更に、各フィルタ回路48,50は、互
いにカットオフ周波数が異なる2つのローパスフィルタ
で構成されている。
【0045】一方、A/D変換回路28は、一対のA/
D変換器52及び54で構成され、各A/D変換器5
2,54にはサンプリングレートを決定するサンプリン
グレート信号fs 110が入力されている。分周器30
は、前記サンプリングレート信号fs 110を作成する
ものであり、図1に図示したタイミング信号発生器26
から出力される超音波送信中心周波数f0 の4倍の周波
数をもった信号109を、前記制御部42から出力され
る分周比信号113で、除することによってサンプリン
グレート信号110を作成している。
【0046】本実施例の超音波ドプラ診断装置において
は、上述したように、サンプリングレートがピクセルレ
ートより常に高く設定されており、具体的には次の第5
式に基づいてサンプリングレートが決定されている。
【0047】 fs =4f0 /N≧fpx …(5) この分周比Nは、図1に示した制御部42によって設定
されるものであり、上記第5式を満足する限りにおい
て、できる限りピクセルレートにサンプリングレートが
近づくように設定する。
【0048】なお、制御部42は、図示されていない操
作パネルにより選択された診断距離に基づいて、上記分
周比Nを設定する。
【0049】本実施例の超音波ドプラ診断装置において
は、上述のようにサンプリングレートの設定に伴って、
ローパスフィルタの切替えが実行される。制御部42か
らフィルタ切替え信号114が各フィルタ回路48,5
0に供給されており、この信号によって、第1のフィル
タ(LPF#1)と第2のフィルタ(LPF#2)とが
切り替えられている。
【0050】図3には、各フィルタの遮断特性が示され
ており、401は第1のフィルタ(LPF#1)の遮断
特性であり、402は第2のフィルタ(LPF#2)の
遮断特性である。
【0051】このように互いにカットオフ周波数が異な
る複数のローパスフィルタを設けることによって、受信
信号の帯域が広がった場合、すなわち受信信号のスペク
トルが広がった場合にそれに応じて適切なフィルタリン
グを実行することが可能となる。すなわち、図3におけ
る301は、図8に示したスペクトル201に対応する
ものであり、このように超音波の中心周波数が低くスペ
クトル帯域が狭い場合には、カットオフ周波数の低い第
1のフィルタが選択される。一方、図3に示す302は
図8に示したスペクトル202に対応するものであり、
このスペクトル302のように超音波の中心周波数が高
く帯域が広がっている場合には、カットオフ周波数の高
い第2のフィルタが選択されることになる。従来におい
ては、A/D変換器のサンプリングレートが固定であっ
たため通過できる帯域が自ずと固定されていたことから
ローパスフィルタのカットオフ周波数は固定されていた
が、本実施例によれば、A/D変換器のサンプリングレ
ートを可変して通過帯域の変更が可能であることからこ
のようなローパスフィルタの切替えは極めて有効とな
る。なお、本実施例では2つのローパスフィルタを切り
替えて使用したが、もちろん3つ以上のローパスフィル
タをサンプリングレートに応じて切り替えても、よく、
よりきめの細かいフィルタリングが実現される。
【0052】次に、図1に示した間引き演算器40の動
作について説明する。上述したように、本実施例におい
ては、サンプリングレートが常にピクセルレートより高
く設定されているため、受信信号中に余剰データが存在
する。そこで上述したように間引き演算器40が設けら
れており、そのような余剰データが間引かれている。具
体的には、データを間引くアドレスは次のような式で与
えられる。
【0053】 ideci=INT[i*fpx/fs ] …(6) ここで、i=1,2,…,Ns であり、Ns は距離方向
のデータサンプル数である。ちなみに、この間引きアド
レスの発生は、例えば乗算器等を用いて容易に実現する
ことが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の構
成によれば、ピクセルレートに応じてサンプリングレー
トを設定することが可能になる。従って、請求項2記載
の構成のように、サンプリングレートをピクセルレート
より高く設定することによって、データの補間処理を排
除し間引き処理だけでデータ数の調整を行うことが可能
となる。これによって、装置の構成を簡易化できるとい
う効果がある。
【0055】更に、請求項3記載の構成によれば、サン
プリングレートの変更に応じてローパスフィルタが切り
替えられ受信信号の帯域を調整できるので、従来カット
されていたスペクトルを有効に利用して、距離分解能を
向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波ドプラ診断装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】直交検波回路及びA/D変換回路の構成を示す
ブロック図である。
【図3】直交検波後の受信信号のスペクトルを示す説明
図である。
【図4】診断距離がLの場合の超音波画像と速度情報と
を示す説明図である。
【図5】診断距離がL/2の場合の超音波画像と速度情
報とを示す説明図である。
【図6】補間処理を示す説明図である。
【図7】間引き処理を示す説明図である。
【図8】受信信号のスペクトルを示す説明図である。
【符号の説明】
14 直交検波回路 26 タイミング信号発生器 28 サンプリングレート可変型A/D変換回路 30 分周器 40 間引き演算器 42 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内へ超音波を送波し、生体内運動体
    からの反射波を受波して得られた受信信号から、前記運
    動体の運動情報を得る超音波ドプラ診断装置において、 前記受信信号を直交検波する直交検波回路と、 前記直交検波回路からの検波信号をA/D変換するサン
    プリングレート可変型のA/D変換回路と、 ピクセルレートに応じて前記A/D変換回路におけるサ
    ンプリングレートを設定するサンプリングレート制御回
    路と、 を含むことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波ドプラ診断装置に
    おいて、 前記設定されるサンプリングレートは、少なくとも前記
    ピクセルレートより大きく、 前記A/D変換回路から出力されるデジタル受信データ
    のうちで余剰データを間引く間引き回路が設けられてい
    ることを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の超音波ドプラ診断装置に
    おいて、 前記直交検波回路は、前記受信信号を所定の参照信号と
    混合するミキサと、前記ミキサの出力信号を瀘波するロ
    ーパスフィルタ回路と、で構成され、 前記ローパスフィルタ回路は、互いにカットオフ周波数
    が異なる複数のローパスフィルタで構成され、 前記A/D変換回路のサンプリングレートの変更に伴っ
    て、前記複数のローパスフィルタが切替え制御されるこ
    とを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
JP5147444A 1993-06-18 1993-06-18 超音波ドプラ診断装置 Expired - Fee Related JPH084591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5147444A JPH084591B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 超音波ドプラ診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5147444A JPH084591B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 超音波ドプラ診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07394A true JPH07394A (ja) 1995-01-06
JPH084591B2 JPH084591B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=15430486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5147444A Expired - Fee Related JPH084591B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 超音波ドプラ診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH084591B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313320A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Medison Co Ltd 超音波診断装置及びデジタル信号の出力方法
WO2013191261A1 (ja) * 2012-06-22 2013-12-27 株式会社東芝 超音波診断装置
JP2019074443A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 富士電機株式会社 流量計測装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62148656A (ja) * 1985-12-24 1987-07-02 横河メディカルシステム株式会社 リニアアレイ超音波診断装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62148656A (ja) * 1985-12-24 1987-07-02 横河メディカルシステム株式会社 リニアアレイ超音波診断装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313320A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Medison Co Ltd 超音波診断装置及びデジタル信号の出力方法
WO2013191261A1 (ja) * 2012-06-22 2013-12-27 株式会社東芝 超音波診断装置
JP2014023923A (ja) * 2012-06-22 2014-02-06 Toshiba Corp 超音波診断装置
US11026659B2 (en) 2012-06-22 2021-06-08 Canon Medical Systems Corporation Ultrasound diagnosis apparatus
JP2019074443A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 富士電機株式会社 流量計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH084591B2 (ja) 1996-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1232054A (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
US7713204B2 (en) Image data processing method and apparatus for ultrasonic diagnostic apparatus, and image processing apparatus
US6139501A (en) Coincident tissue and motion ultrasonic diagnostic imaging
EP0092841A2 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
US4961427A (en) Ultrasonic doppler diagnostic apparatus
JP3251696B2 (ja) 超音波診断装置
US6364836B1 (en) Ultrasound diagnostic apparatus
JPH07394A (ja) 超音波ドプラ診断装置
US5827189A (en) Method and apparatus for preventing axial spatial aliasing in ultrasound imager having complex signal detector
JP3561610B2 (ja) 超音波診断装置
US6685636B2 (en) Ultrasonic tomography apparatus and ultrasonic tomography method
JP2589894B2 (ja) 超音波ドプラ映像装置
JP2782229B2 (ja) 超音波画像診断装置
JPH05111486A (ja) 超音波ドプラ診断装置
JPH0451941A (ja) 超音波診断装置
JP3332090B2 (ja) 超音波診断装置
JP2690000B2 (ja) 超音波ドプラ診断装置
JP2000237187A (ja) 超音波診断装置
JPH05237103A (ja) 超音波診断装置
JP2001128968A (ja) 超音波診断装置における帯域制限方法およびエコー処理装置
JPH11113911A (ja) 超音波ドプラ診断装置
JPH04210052A (ja) 超音波診断装置
JPH0292347A (ja) カラー超音波診断装置
JPH04276242A (ja) ドプラ断層超音波診断装置
JPH0736813B2 (ja) ドプラ断層超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees