JPH0845858A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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Publication number
JPH0845858A
JPH0845858A JP19485394A JP19485394A JPH0845858A JP H0845858 A JPH0845858 A JP H0845858A JP 19485394 A JP19485394 A JP 19485394A JP 19485394 A JP19485394 A JP 19485394A JP H0845858 A JPH0845858 A JP H0845858A
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JP
Japan
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plasma
plasma processing
processing apparatus
chamber
mesh plate
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Pending
Application number
JP19485394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masateru Hara
昌輝 原
Atsushi Kono
淳 香野
Naoki Sano
直樹 佐野
Mitsunobu Sekiya
光信 関谷
Toshiyuki Samejima
俊之 鮫島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラズマ処理室からプラズマ生成室へのガスの
逆拡散を確実に防止でき、しかも、短時間で内部を高真
空状態にすることを可能にし、更には大面積の被処理材
を短時間で均一に処理し得るプラズマ処理装置を提供す
る。 【構成】プラズマ処理装置は、プラズマ生成室10とプ
ラズマ処理室20を備えており、プラズマ生成室とプラ
ズマ処理室との間に1枚以上10枚以下のプラズマ分離
用のメッシュプレート40,41,42が配設されてお
り、メッシュプレートの各々は複数の開口部43を有
し、プラズマ処理装置の各メッシュプレートが配設され
た領域におけるガスが通過する面積をS1、各メッシュ
プレートにおける複数の開口部の開口面積の総和をS2
としたとき、 0.8≦S2/S1≦1 を満足することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ発生領域と被
処理材処理領域とを分離するリモートプラズマ法の実施
に適したプラズマ処理装置に関し、より詳しくは、プラ
ズマCVD法やプラズマエッチング法等にて大面積の被
処理材(例えば、ウエハ)を短時間で良好に処理できる
プラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマによる被処理材の損傷発生を低
減するプラズマ処理法として、リモートプラズマ法が知
られている。一般的なリモートプラズマ法としては、"D
eposition of silicon dioxide and silicon nitride b
y remote plasma enhanced chemical vapor depositio
n" G. Lucovsky, et al, J. Vac. Sci. Technol. A, Vo
l.4, No. 3, May/Jun 1986 に開示されているように、
プラズマ生成室とプラズマ処理室との距離を離してプラ
ズマによる被処理材の損傷発生を低減する方法がある。
【0003】また、その他のリモートプラズマ法とし
て、「リモートプラズマCVDを用いたSiO2膜」、
原 昌輝、他、電子情報通信学会技術研究報告、Vol.92
No.463SDM92-166 に開示されているように、プラズマ
生成室とプラズマ処理室との間にメッシュプレートから
成る仕切りを挿入し、プラズマによる被処理材の損傷発
生を低減する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】G. Lucovsky らの提案
している方法では、プラズマ生成室とプラズマ処理室と
の間に仕切りが無い。従って、CVD法によってSiO
2膜を成膜する場合、成膜原料ガスであるSiH4ガスが
プラズマ処理室からプラズマ生成室へ逆拡散することを
防止しなければならない。SiH4ガスの逆拡散が生じ
ると、SiO2膜中にSi−H、Si−OH等の不純物
が大量に形成され、SiO2の膜質が劣化することが知
られている("Atomic structure in SiO2 thin film de
posited byremote plasma-enhanced chemical vapor de
position" G. Lucovsky, et al, J. Vac. Sci. Techno
l. A, Vol. 7, No.3, May/Jun 1989 参照)。このよう
なSiH4ガスの逆拡散のためには、大量のガス(O2
He)をプラズマ生成室からプラズマ処理室に流さなけ
ればならず、その結果、プラズマによる被処理材の損傷
発生といった問題を解決できない。
【0005】原らによって提案された方法では、メッシ
ュプレートがあるために、高エネルギーを有するイオン
及び電子はメッシュプレートを通過することができず、
主に中性のラジカルがメッシュプレートを通過する。そ
れ故、プラズマによる被処理材の損傷発生を低減するこ
とが可能である。しかも、CVD法によってSiO2
を成膜する場合、メッシュプレートが仕切りとなり、S
iH4ガスのプラズマ処理室からプラズマ生成室への逆
拡散を部分的に防止することが可能である。しかしなが
ら、この逆拡散の防止は十分とはいえない。また、プラ
ズマ処理装置を真空引きする際、このメッシュプレート
は排気コンダクタンスを低下させる原因となり、短時間
でプラズマ処理装置内を高真空状態にすることは困難で
ある。
【0006】従って、本発明の目的は、プラズマ処理室
からプラズマ生成室へのガスの逆拡散を確実に防止で
き、しかも、短時間で内部を高真空状態にすることを可
能にし、更には大面積の被処理材を短時間で均一に処理
し得るプラズマ処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のプラズマ処理装置は、プラズマ生成室とプ
ラズマ処理室を備えており、プラズマ生成室とプラズマ
処理室との間に1枚以上10枚以下のプラズマ分離用の
メッシュプレートが配設されており、これらのメッシュ
プレートの各々は複数の開口部を有し、プラズマ処理装
置の各メッシュプレートが配設された領域におけるガス
が通過する面積をS1、各メッシュプレートにおける複
数の開口部の開口面積の総和をS2としたとき、 0.8≦S2/S1≦1 式(1) を満足することを特徴とする。
【0008】メッシュプレートとプラズマ処理装置との
間に隙間がない場合、プラズマ処理装置の各メッシュプ
レートが配設された領域におけるガスが通過する面積S
1は、各メッシュプレートにおける複数の開口部の開口
面積の総和S2と一致する。即ち、 S2=S1 である。一方、メッシュプレートとプラズマ処理装置と
の間に隙間がある場合、この隙間の面積をS3とすれ
ば、 S1=S2+S3 である。
【0009】0.8≦S2/S1を満足しない場合、高エ
ネルギーを有するイオン及び電子がメッシュプレートと
プラズマ処理装置との間の隙間を通過し易くなる。ま
た、プラズマ処理室からプラズマ生成室へ逆拡散するこ
とを効果的に防止できなくなる。
【0010】メッシュプレートの枚数の上限はプラズマ
処理装置を排気する際のコンダクタンスの低下によって
制限されるだけであり、本質的には上限は無い。プラズ
マ処理装置によってはメッシュプレートを11枚以上と
することもできるが、実用上は最高10枚で十分であ
る。
【0011】開口部の平面形状は、円形や多角形、楕円
等、任意の形状とすることができる。開口部は、矩形、
正三角形や正六角形の頂点上等、任意のパターンに配置
することができる。メッシュプレート単位面積当りの開
口部の個数は、メッシュプレートの全領域で一定として
もよいし、例えば、メッシュプレートの中央部では個数
を多くし、周辺部では個数を少なくしてもよいし、場合
によっては周辺部に開口部を設けなくともよい。各開口
部の大きさは一定であっても異なっていてもよい。開口
部の軸線方向の断面形状は、矩形や台形等、任意の形状
とすることができる。メッシュプレートは、例えばステ
ンレススチール板等に穴開け加工等を施すことによっ
て、あるいは又、エキスパンドメタルを加工することに
よって、作製することができる。メッシュプレートの平
面形状は、プラズマ処理装置の形状に依存して適宜決定
すればよいが、円形が最も好ましい。
【0012】また、本発明のプラズマ処理装置において
は、プラズマ生成室及びプラズマ処理室にガス排気部が
設けられていることが好ましい。プラズマ生成室とプラ
ズマ処理室との間に2枚以上10枚以下のプラズマ分離
用のメッシュプレートを配設する場合には、メッシュプ
レートとメッシュプレートとの間にガス排気部を設ける
態様が、プラズマ処理装置を短時間で排気するために、
一層好ましい。
【0013】本発明のプラズマ処理装置においては、プ
ラズマ処理装置のメッシュプレート取付部は電気絶縁材
料から成り、メッシュプレート取付部はプラズマ処理装
置の外壁の一部を構成していることが好ましい。
【0014】
【作用】本発明のプラズマ処理装置においては、プラズ
マ分離用のメッシュプレートを用いているため、高エネ
ルギーを有するイオン及び電子はメッシュプレートを通
過することができず、主に中性のラジカルがメッシュプ
レートを通過する。それ故、プラズマ処理室に配置され
た被処理材にプラズマによる損傷が発生し難い。また、
プラズマ処理装置の各メッシュプレートが配設された領
域におけるガスが通過する面積S1、各メッシュプレー
トにおける複数の開口部の開口面積の総和S2との間
は、 0.8≦S2/S1≦1 なる関係を満足するので、プラズマ処理室からプラズマ
生成室へのガスの逆拡散を防止でき、高品質のプラズマ
処理を実現できる。
【0015】また、プラズマ生成室及びプラズマ処理室
にガス排気部を設ければ、従来のプラズマ処理装置と比
較して、短時間でプラズマ処理装置の真空引きを行うこ
とができる。更に、メッシュプレート相互の間にガス排
気部を設ければ、プラズマ処理装置の真空引きをより一
層短時間で行うことができる。尚、プラズマ処理装置の
メッシュプレート取付部を電気絶縁材料から構成し、メ
ッシュプレート取付部をプラズマ処理装置の外壁の一部
とすることによって、プラズマ処理装置の構成を簡素化
し得る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明のプラズマ処理装置を説明する。
【0017】(実施例1)実施例1におけるプラズマ処
理装置は、平行平板型のプラズマCVD装置である。そ
の概略の構造を図1に示す。実施例1のプラズマ処理装
置は、基本的にはプラズマ生成室10とプラズマ処理室
20を備えている。
【0018】プラズマ生成室10は、円板形の金属製の
外壁部材11と円筒形の金属製の外壁部材12とから構
成されている。プラズマ生成室10には、バルブ18付
きのガス排気部17が設けられており、図示しない排気
ポンプによりプラズマ生成室10内のガスを排気し、プ
ラズマ生成室10内を真空引きする。プラズマ生成室1
0へのプラズマ発生用ガスの導入は、外壁部材11に設
けられたバルブ16付きガス導入部15から行う。Si
2を成膜する場合、O2ガス及びHeガスをガス導入部
15からプラズマ生成室10内に導入する。プラズマを
生成させるために、外壁部材11に取り付けられた電力
導入端子13を経て上部電極14にRF電力が供給され
る。
【0019】プラズマ処理室20は、円筒形の金属製の
外壁部材21から構成されている。プラズマ処理室20
には、ガス導入部22、バルブ26付きのガス排気部2
5、バルブ28付きのガス排気部27が備えられてい
る。ガス導入部22から導入されたガスは、リング状の
ガス拡散器23に設けられた多数の小孔からプラズマ処
理室20の内部に均一に拡散される。そしてプラズマ処
理室20に備えられたガス排気部27から、図示しない
排気ポンプによって排気される。一方、プラズマ生成室
10内に導入されたプラズマ発生用のガスは図1の下方
に流れ、プラズマ処理室20のガス排気部27から排気
される。プラズマ処理室20の底部には電気的に接地さ
れた加熱用ヒーター24が設置されている。この加熱用
ヒーター24上にプラズマ処理されるべき被処理材(例
えばウエハ)50を載置する。
【0020】プラズマ生成室10とプラズマ処理室20
とは、円筒形の金属製の外壁部材12で結ばれている。
外壁部材12の一部分は、プラズマ処理室20の外壁部
材21を介してプラズマ処理室20の内部に収納されて
おり、プラズマ処理室20内の外壁部材12の端部はガ
ス拡散器23の上方に位置する。
【0021】外壁部材12にはメッシュプレート40,
41,42が配設されている。尚、外壁部材12の端部
にメッシュプレート42が配設されている。各メッシュ
プレート40,41,42は、絶縁材(図示せず)を介
して支持部材44によって外壁部材12に取り付けられ
ている。尚、外壁部材12の構造や組立方法、メッシュ
プレートの取付け方法は適宜変更することができる。こ
うして、外壁部材12とメッシュプレート40,41に
よってプラズマ分離室30が形成され、外壁部材12と
メッシュプレート41,42によってプラズマ分離室3
1が形成される。尚、実施例1においては、外壁部材1
2とメッシュプレート40,41,42との間には隙間
45が形成されている。即ち、外壁部材12の内径は、
メッシュプレート40,41,42の外径よりも大き
い。
【0022】外壁部材12にはバルブ35付きガス排気
部34が設けられている。即ち、メッシュプレート40
とメッシュプレート41との間のプラズマ分離室30に
はガス排気部34が設けられている。尚、メッシュプレ
ート41とメッシュプレート42との間にガス排気部を
設けてもよい。あるいは又、各プラズマ分離室にガス排
気部を設けてもよい。プラズマ分離室は、図示しない排
気ポンプにより排気され、真空引きされる。
【0023】メッシュプレート40,41,42は、プ
ラズマ生成室10とプラズマ処理室20とを空間的に分
離する。メッシュプレート40,41,42は、例えば
同一サイズの金属板であり、その平面形状は、図1に示
した実施例1のプラズマ処理装置の場合には円板状であ
る。この円板状のメッシュプレートには、円形の複数の
開口部43が開けられている。実施例1におけるメッシ
ュプレートには、中心間の距離が1mm、0.5mm径
の開口部(平面形状は円形)がマトリックス状(正方形
の頂点上)に設けられている。また、外壁部材12の内
径を300mm、メッシュプレート40,41,42の
外径を292mmとした。
【0024】メッシュプレート1mm2当りの開口部の
面積合計SUNITは、 SUNIT=π×0.252 =0.196cm2 となる。メッシュプレートの面積は、π×1462mm2
である。従って、複数の開口部の開口面積の総和S
2は、 S2=π×1462×0.196/100 =131cm2 となる。一方、隙間の面積S3は S3=π×(152−14.62) =37.2cm2 である。従って、プラズマ処理装置の各メッシュプレー
トが配設された領域におけるガスが通過する面積S1は S1=S2+S3 =131+37.2 =168.2cm2 となる。以上の結果から、有効数字1桁においては、 S2/S1≧0.8 を満足する。
【0025】実施例1においては、プラズマ生成室10
に導入されたガスは、メッシュプレート40,41,4
2に設けられた開口部43、及び外壁部材12と各メッ
シュプレート40,41,42との間に設けられた狭い
隙間を通り抜けてプラズマ処理室20に流入する。この
ような構造にすることで、プラズマ処理室20内にガス
拡散器23から導入されたガスが、図1の上方に逆拡散
してプラズマ生成室10まで到達することを困難にして
いる。
【0026】このように、プラズマ処理装置は、金属製
の外壁部材11,12,21によって外気と隔離されて
いる。また、プラズマ生成室10とプラズマ処理室20
とは、プラズマ分離のための複数の開口部を有するメッ
シュプレート40,41,42で仕切られている。
【0027】プラズマは、プラズマ生成室10内で、上
部電極14とメッシュプレート40との間で発生する。
プラズマ生成室10で発生したプラズマの相当の部分
は、メッシュプレート40,41,42によって遮蔽さ
れ、プラズマ処理室20はプラズマから概ね分離されて
いる。また、これらのメッシュプレート40,41,4
2は、金属製の外壁部材12から絶縁材(図示せず)に
よって電気的に相互に電気的に絶縁されている。従っ
て、各々のメッシュプレート40,41,42に独立し
て電圧を印加することが可能である。この電圧の印加状
態を適切に制御することによって、より効果的にプラズ
マをプラズマ生成室10に閉じ込めることが可能にな
る。
【0028】(実施例2)実施例2におけるプラズマ処
理装置は、実施例1と同様に、平行平板型のプラズマC
VD装置である。その概略の構造を図2に示す。実施例
2のプラズマ処理装置が実施例1と相違する点は、外壁
部材12A,32,33、及びメッシュプレートの大き
さにある。プラズマ処理室20の構造は、実施例1と同
様とすることができる。
【0029】実施例2においては、プラズマ生成室10
は、円板形の金属製の外壁部材11と円筒形の石英製の
外壁部材12Aとから構成されている。また、プラズマ
生成室10とプラズマ処理室20とは、円筒形の石英製
の外壁部材32,33で結ばれている。外壁部材33の
一部分は、プラズマ処理室20の外壁部材21を介して
プラズマ処理室20の内部に収納されており、プラズマ
処理室20内の外壁部材33の端部はガス拡散器23の
上方に位置する。
【0030】絶縁材料である石英製の外壁部材12Aと
32との間にメッシュプレート40が配設されている。
また、石英製の外壁部材32と33との間にメッシュプ
レート41が配設されている。更に、石英製の外壁部材
33の端部にメッシュプレート42が配設されている。
プラズマ処理装置の外壁の一部を構成する外壁部材3
2,33は、電気絶縁材料から成るメッシュプレート取
付部を兼ねている。外壁部材12A,32,33の端部
にフランジ部を設けておき、外壁部材同士をボルト及び
ナット(図示せず)を用いて連結し、併せてフランジ部
の間にメッシュプレート40,41を固定すればよい。
また、メッシュプレート42は外壁部材33の端部に設
けられたフランジ部にボルト及びナット(図示せず)を
用いて固定すればよい。尚、外壁部材12A,32,3
3の組立方法、メッシュプレートの取付け方法は適宜変
更することができる。こうして、外壁部材32とメッシ
ュプレート40,41によってプラズマ分離室30が形
成され、外壁部材33とメッシュプレート41,42に
よってプラズマ分離室31が形成される。
【0031】実施例2においては、外壁部材12A,3
2,33の内径を300mm、メッシュプレート40,
41,42の有効径を280mmとした。ここで有効径
とは、開口部43が形成されたメッシュプレートの領域
の直径を意味する。即ち、外壁部材12A,32,33
の内面から10mm以上離れたメッシュプレートの領域
に開口部43が形成されている。
【0032】外壁部材32にはバルブ35付きガス排気
部34が設けられている。即ち、メッシュプレート40
とメッシュプレート41との間のプラズマ分離室30に
はガス排気部34が設けられている。尚、メッシュプレ
ート41とメッシュプレート42との間にガス排気部を
設けてもよい。あるいは又、各プラズマ分離室にガス排
気部を設けてもよい。プラズマ分離室は、図示しない排
気ポンプにより排気され、真空引きされる。
【0033】メッシュプレート40,41,42は、プ
ラズマ生成室10とプラズマ処理室20とを空間的に分
離する。メッシュプレート40,41,42は、例えば
同一サイズの金属板であり、その平面形状は、図2に示
した実施例2のプラズマ処理装置の場合には円板状であ
る。この円板状のメッシュプレートには、円形の複数の
開口部43が開けられている。実施例2におけるメッシ
ュプレートには、中心間の距離が約1mm、0.5mm
径の開口部(平面形状は円形)がマトリックス状(正方
形の頂点上)に設けられている。
【0034】実施例2においては、外壁部材12A,3
2,33と各メッシュプレート40,41,42との間
に隙間はない。従って、プラズマ処理装置の各メッシュ
プレートが配設された領域におけるガスが通過する面積
1と、各メッシュプレートにおける複数の開口部の開
口面積の総和S2とは一致する。即ち、 S2=S1 である。
【0035】実施例2においては、プラズマ生成室10
に導入されたガスは、必ずメッシュプレート40,4
1,42に設けられた開口部43を通り抜けてプラズマ
処理室20に流入する。しかも、外壁部材12A,3
2,33と各メッシュプレート40,41,42との間
に隙間がない構造にすることで、プラズマ処理室20内
にガス拡散器23から導入されたガスが、図2の上方に
逆拡散してプラズマ生成室10まで到達することを実施
例1と比較して一層困難にしている。
【0036】このように、プラズマ処理装置は、金属製
の外壁部材11,21、及び絶縁材料である石英製の外
壁部材12A,32,33によって外気と隔離されてい
る。また、プラズマ生成室10とプラズマ処理室20と
は、プラズマ分離のための複数の開口部を有するメッシ
ュプレート40,41,42で仕切られている。
【0037】プラズマは、プラズマ生成室10内で、上
部電極14とメッシュプレート40との間で発生する。
プラズマ生成室10で発生したプラズマの相当の部分
は、メッシュプレート40,41,42によって遮蔽さ
れ、プラズマ処理室20はプラズマから概ね分離されて
いる。また、これらのメッシュプレート40,41,4
2は、石英製の外壁部材12A,32,33によって相
互に電気的に絶縁されている。従って、各々のメッシュ
プレート40,41,42に独立して電圧を印加するこ
とが可能である。この電圧の印加状態を適切に制御する
ことによって、より効果的にプラズマをプラズマ生成室
10に閉じ込めることが可能になる。
【0038】(実施例2の装置を用いた成膜実施例)プ
ラズマ処理装置である実施例2のプラズマCVD装置を
用いたシリコン酸化膜(SiO2膜)の成膜例を以下に
説明する。
【0039】先ず、各バルブを開き、ガス排気部17,
34,25,27からプラズマ処理装置内の残留ガスを
排気し、プラズマ処理装置内の真空度を2.7×10-5
Pa(2×10-7トル)程度にした。その後、ガス導入
部15からO2ガスを5sccm、Heガスを50sc
cm、プラズマ生成室10内に導入した。一方、ガス導
入部22からSiH4を1.2sccm、Heガスを3
0sccm、ガス拡散器23を介してプラズマ処理室2
0に導入した。次に、ガス排気部17,34,25のバ
ルブを閉じて、ガス排気部27からのみ排気を行い、図
示していないバルブで排気コンダクタンスを調節して、
プラズマ処理室20内の圧力を4Pa(300ミリト
ル)にした。
【0040】次に、電力導入端子13から上部電極14
に13.56MHzのRF電力5Wを投入し、プラズマ
生成室10内にO2/He混合ガスのプラズマを発生さ
せた。尚、メッシュプレート40,41,42を接地し
ておいた。メッシュプレート40の下ではプラズマ放電
は観測されなかった。この放電時のプラズマ診断法(例
えば、Appiled Physics Letters 65 (2), 1994, p162 S
ano, et al., に示されたラングミュアプローブ解析を
応用した手法)により分析したところ、プラズマ生成室
10内のO2/He混合ガス中のプラズマの電子密度は
109cm-3台であった。一方、メッシュプレート40
を通過した直後のO2/He混合ガス中の電子密度は1
4cm-3台まで低減していた。このように、メッシュ
プレート1枚でもプラズマ分離に大きな効果のあること
が判った。
【0041】O2/He混合ガスのプラズマで発生した
活性な酸素ラジカルは、メッシュプレート40,41,
42の小さな開口部を通り抜けることができ、メッシュ
プレート42を通過したところでガス拡散器23からプ
ラズマ処理室20内に導入されたSiH4と反応する。
その結果、被処理材50である半導体基板上にSiO2
が成膜された。
【0042】ここで、被処理材50である半導体基板上
に堆積したSiO2膜の成膜状態及び特性を調べたとこ
ろ、加熱用ヒーター24の加熱による被処理材加熱温度
が約270゜Cのときに、SiO2の堆積速度は3nm
/分であり、SiO2膜の屈折率は1.45であった。
このSiO2の堆積速度及びSiO2膜の屈折率は、従来
のプラズマCVD装置で得られる値と同等であった。
【0043】SiO2膜の成膜終了後、実施例2のプラ
ズマ処理装置の残留ガス排気能力を測定した。SiO2
膜の成膜が終了した時点をゼロ時間として、15分間、
プラズマ処理装置内の真空度を1分間隔で測定した。バ
ルブ16を閉じ、バルブ18,35,26,28を全て
開き、ガス排気部17,34,25,27から排気し
た。このときのプラズマ処理装置内の圧力変化を図3の
(A)に白三角で示す。プラズマ処理装置内の圧力が
1.3×10-4Pa(10-6トル)台になるのに3分程
度を要した。
【0044】比較のために、従来から行われている排気
方法と同様の方法、即ち、ガス排気部17,34を閉
じ、ガス排気部25,27を開いて排気した。このとき
のプラズマ処理装置内の圧力変化を図3の(A)に白丸
で示す。プラズマ処理装置内の圧力が1.3×10-4
a(10-6トル)台になるのに9分程度を要した。以上
の結果から、実施例2のプラズマ処理装置は、プラズマ
生成室10及びプラズマ分離室30にガス排気部が設け
られているので、短時間で高い真空度に達することが確
認できた。
【0045】次に、SiH4ガスの逆拡散の程度を評価
した。尚、比較のために、実施例1にて説明したプラズ
マ処理装置に、外径280mmのメッシュプレートを取
り付けた。尚、このメッシュプレートには、中心間の距
離が約1mm、0.5mm径の開口部(平面形状は円
形)がマトリックス状(正方形の頂点上)に設けられて
いる。即ち、 S2=121cm23=91.1cm21=S2+S3=212.1cm2 である。従って S2/S1=0.57<0.8 である。尚、このようなプラズマ処理装置を、以下、便
宜上、比較装置と呼ぶ。
【0046】実施例2にて説明したプラズマ処理装置に
おいては、上記成膜条件で15時間、SiO2膜を成膜
しても石英製の外壁部材32,33の内壁に曇りは認め
られなかった。即ち、外壁部材32,33の内壁にSi
2が付着することは無かった。一方、比較装置の場
合、上記成膜条件で15時間、SiO2膜を成膜したと
ころ、外壁部材12の内壁にSiO2が多量に付着して
いた。このことから、SiH4ガスの逆拡散を抑制する
ために、実施例2のプラズマ処理装置のように、プラズ
マ処理装置のメッシュプレートと外壁部材12A,3
2,33との間に隙間を設けない構造にすることは、ガ
スの逆拡散を抑制するために極めて効果的であることが
判った。
【0047】(ポリシリコン薄膜トランジスタの作製プ
ロセス例)図4に、本発明によるプラズマ処理装置であ
る実施例2で説明したプラズマCVD装置を用いて、S
iO2膜から成るゲート絶縁膜を用いたポリシリコン薄
膜トランジスタの作製プロセス例を示す。
【0048】先ず、ガラス基板60上にポリシリコン層
を成膜し、次いで、一部分のポリシリコン層に不純物ド
ーピングを行い、ノンドープポリシリコンから成るチャ
ネル部61、及び不純物がドーピングされたソース・ド
レイン部62を形成した。その後、フォトリソグラフィ
技術及びエッチング技術を用いて、ポリシリコン層を所
望の形状にパターニングし、アイランド化した(図4の
(A)参照)。このチャネル部61及びソース・ドレイ
ン部62が形成されたガラス基板60が被処理材に相当
する。
【0049】次に、実施例2のプラズマ処理装置を用い
て、チャネル部61及びソース・ドレイン部62を含む
ポリシリコン層の全面にSiO2膜をゲート絶縁膜63
として成膜した(図4の(B)参照)。次いで、ゲート
絶縁膜63にフォトリソグラフィ技術及びエッチング技
術を用いて開口部64を形成し、真空蒸着法やスパッタ
法にて開口部64内を含むSiO2膜の全面にアルミニ
ウム膜を形成した後、アルミニウム膜をエッチングして
ソース・ドレイン電極65を形成した。また、同時にゲ
ート電極66も形成した(図4の(C)参照)。こうし
て、ポリシリコン薄膜トランジスタを完成させた。
【0050】図3の(B)に、上述のプロセスで作製し
たポリシリコン薄膜トランジスタのゲート電圧−ドレイ
ン電流特性を示した。Nチャネルポリシリコン薄膜トラ
ンジスタの特性は、移動度が640cm2/V・sであ
り、閾値電圧は+0.8Vであった。一方Pチャネルポ
リシリコン薄膜トランジスタの特性は、移動度が400
cm2/V・sであり、閾値電圧が−1.5Vという極
めて優れた結果を示した。
【0051】以上、本発明のプラズマ処理装置を実施例
に基づき説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。実施例においては専らプラズマCV
D装置を例にとり本発明を説明したが、本発明のプラズ
マ処理装置はプラズマエッチング装置、プラズマアッシ
ング装置、プラズマドーピング装置にも適用可能であ
る。また、メッシュプレートの数は3に限定されるもの
ではなく、1以上10以下であればよい。メッシュプレ
ートに設けられた開口部の平面形状、大きさ、配置パタ
ーンや開口面積の総和、メッシュプレートとプラズマ処
理装置との間の隙間の有無や隙間の面積、ガス供給部や
ガス排気部の取り付け位置等は実施例に限定されるもの
ではなく、必要に応じて適宜変更することができる。
【0052】上述の実施例においては、ポリシリコン薄
膜トランジスタのゲート絶縁膜の形成に本発明のプラズ
マ処理装置を適用したが、本発明のプラズマ処理装置の
半導体装置への応用はこれに限定されるものではなく、
シリコン半導体基板を用いた電界効果トランジスタ(F
ET)のゲート絶縁膜や層間絶縁膜等の形成、レジスト
のアッシング、各種材料のエッチング、ドーピング等に
も応用可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明のプラズマ処理装置においては、
プラズマ分離用のメッシュプレートの配設により、被処
理材へのプラズマによる損傷発生が著しく低減できる。
また、プラズマ処理室からのガスの逆拡散を抑制でき、
高品質のプラズマ処理を実現できる。更に、プラズマ生
成室や各メッシュプレート間にガス排気部を設置するこ
とで、プラズマ処理装置の真空引きを短時間で行うこと
ができる。その結果、大面積に亙っての均一な成膜やエ
ッチング等を短時間で実現することが可能となる。ま
た、プラズマ処理装置のメッシュプレート取付部を電気
絶縁材料から構成し、メッシュプレート取付部をプラズ
マ処理装置の外壁の一部とすることによって、プラズマ
処理装置の構成を簡素化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のプラズマ処理装置の概要を示す模式
図である。
【図2】実施例2のプラズマ処理装置の概要を示す模式
図である。
【図3】プラズマ処理装置を排気したときのプラズマ処
理装置内の圧力変化を示す図、及びポリシリコン薄膜ト
ランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性を示す図で
ある。
【図4】ポリシリコン薄膜トランジスタの作製プロセス
例を示す半導体基板等の模式的な一部断面図である。
【符号の説明】
10 プラズマ生成室 11,12,12A,21,32,33 外壁部材 13 電力導入端子 14 上部電極 15,22 ガス導入部 17,25,27,34 ガス排気部 16,18,26,28,35 バルブ 20 プラズマ処理室 23 ガス拡散器 24 加熱用ヒーター 30,31 プラズマ分離室 40,41,42 メッシュプレート 43 開口部 44 支持部材 50 被処理材 60 ガラス基板 61 チャネル部 62 ソース・ドレイン部 63 ゲート絶縁膜 64 開口部 65 ソース・ドレイン電極 66 ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関谷 光信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鮫島 俊之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマ生成室とプラズマ処理室を備えた
    プラズマ処理装置であって、プラズマ生成室とプラズマ
    処理室との間に1枚以上10枚以下のプラズマ分離用の
    メッシュプレートが配設されており、該メッシュプレー
    トの各々は複数の開口部を有し、プラズマ処理装置の各
    メッシュプレートが配設された領域におけるガスが通過
    する面積をS1、各メッシュプレートにおける複数の開
    口部の開口面積の総和をS2としたとき、 0.8≦S2/S1≦1 を満足することを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】プラズマ生成室及びプラズマ処理室のそれ
    ぞれにガス排気部が設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】プラズマ生成室とプラズマ処理室との間に
    2枚以上10枚以下のプラズマ分離用のメッシュプレー
    トが配設されており、メッシュプレートとメッシュプレ
    ートとの間にガス排気部が設けられていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】プラズマ処理装置のメッシュプレート取付
    部は電気絶縁材料から成り、メッシュプレート取付部は
    プラズマ処理装置の外壁の一部を構成していることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
    プラズマ処理装置。
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