JPH0845657A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JPH0845657A
JPH0845657A JP17256095A JP17256095A JPH0845657A JP H0845657 A JPH0845657 A JP H0845657A JP 17256095 A JP17256095 A JP 17256095A JP 17256095 A JP17256095 A JP 17256095A JP H0845657 A JPH0845657 A JP H0845657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave oven
klystron
oven according
collector
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17256095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yeon-Hag Seong
演學 成
Jong-Chull Shon
鍾哲 孫
Gweon-Jib Kim
權執 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH0845657A publication Critical patent/JPH0845657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/647Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J25/00Transit-time tubes, e.g. klystrons, travelling-wave tubes, magnetrons
    • H01J25/02Tubes with electron stream modulated in velocity or density in a modulator zone and thereafter giving up energy in an inducing zone, the zones being associated with one or more resonators
    • H01J25/10Klystrons, i.e. tubes having two or more resonators, without reflection of the electron stream, and in which the stream is modulated mainly by velocity in the zone of the input resonator

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電子レンジは、大きくかつ重いもので
あった。 【解決手段】 本発明の電子レンジは、電源の入力を受
けてマイクロ波を出力するクライストロンと、そのクラ
イストロンから出力されたマイクロ波の入力を受けて食
物を調理する調理室と、使用者の制御により前記クライ
ストロンを制御する制御手段とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジに関
し、とくに電子レンジにクライストロンを採用すること
により、電子レンジの軽量化を図ることに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジにはマグネトロンが使
用されている。前記マグネトロンは、高圧(4kV)を
必要としている。したがって、前記マグネトロンを使用
する電子レンジは、高圧トランスが必要となり、製品の
重量が増し、原価が高くなるようになった。
【0003】図1は、マグネトロンが使用された従来の
電子レンジの一実施形態である。前記図1において、図
面符号10は電源部であって、高圧トランスと高圧コン
デンサ等で構成され、通常、電子レンジの右側前面に配
置された制御部(図示なし)を使用者が操作すると、そ
れにより、所定電源をマグネトロン20と冷却ファン
(図示なし)などに供給する。
【0004】前記マグネトロン20は、電源部10から
高圧(4kV)が供給されると動作し、アンテナ22を
とおして電磁波を生ずる。前記マグネトロン20のアン
テナ22から出力される電磁波は、導波管30により調
理室50に案内される。前記導波管30により調理室5
0に案内される電磁波は、撹拌器40により分散され、
調理室50内の食物に入射され調理を行うようになる。
【0005】一方、図示のない冷却ファンは、通常マグ
ネトロン20の後側(図面上で)に配置され、前記冷却
ファンから生じた風はマグネトロン20を冷却させて温
度が上がり、ダクト(図示なし)により穴70に案内さ
れ、調理室50内に流入される。このさい、穴70は少
なくとも1つ以上で構成され、調理室50内に入射され
る電磁波が漏れないように径lは、l<λ/4とする。
ただし、λは電磁波の波長である。未説明符号60は、
前記電子レンジの全体外観を形成するハウジングであ
る。
【0006】図2は前記図1におけるマグネトロン20
の縦断面図である。前記図2に示す電子レンジ用マグネ
トロン20は、円筒状の2極真空管であって、マグネト
ロン20の中心には陰極22が配置されている。前記陰
極22は、端子21に電源が入力されると、加熱されて
電子を放出する。前記陰極22の周囲には陽極23が配
設され、陰極22から放出された電子は陽極23に移動
するようになる。
【0007】このさい、マグネトロン20の上側と下側
にそれぞれ配置されている円形のマグネット24a,2
4bにより生じる磁束は磁路片25a,25bにより、
陰極22と陽極23間に位置された真空からなるキャビ
ティー26を通過する。
【0008】したがって、陰極22から放出された電子
は、キャビティー26内に形成された磁界により偏向
し、陰極22と陽極23間で回転運動を行う。上記のご
とく、キャビティー26内で多数の電子が群をなして回
転する場合、陽極23では共振回路が構成され、この共
振回路により電磁波が生じる。
【0009】このさい、電子衝突により温度の上昇され
た陽極23は、冷却フィン29により冷却され、前記電
磁波は陽極23に一側が連結されているアンテナ27を
とおして出力される。
【0010】前記アンテナ27は、マグネット24aの
中央に穿設された穴をとおして上部へ突出されており、
上部に突出された部位にはキャップ28が覆われてい
る。つまり、キャップ28がアンテナ27の周囲を覆っ
て設けられている。前記アンテナ27から出力される高
周波は通常の電子レンジに形成されている導波管と給電
口をとおして調理室内に到達し、食物を加熱することに
なる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
く構成された電子レンジ用マグネトロンは、高圧をつく
るために大きく、かつ重いトランスフォーマーとコンデ
ンサを必要とした。
【0012】したがって、電子レンジの大きさが大き
く、かつ重くなり、原価が高まる問題点があった。
【0013】したがって、本発明は、上記の問題点の解
決のためなされたものであって、低電圧発振管を電子レ
ンジに適用させ、小さく、かつ軽い電子レンジの提供に
その目的がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電子レンジは、電源が入力されると動作し
て、所定のエネルギーを出力するクライストロンと、そ
のクライストロンから出力されたエネルギーが入力され
て食物を調理する調理室と、使用者の制御により前記ク
ライストロンを制御する制御手段とから構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
電子レンジを添付図面に沿って詳述する。
【0016】図3は、本発明の一実施形態による電子レ
ンジ300の概略構成図であり、図4は図3に示す電子
レンジ300の側面構成図である。
【0017】前記図3ないし4において符号310は電
源部である。前記電源部310は、通常、電子レンジの
右側前面に配置された制御部500を使用者が操作する
と、それにより、所定電源をクライストロン400と冷
却ファン380等に供給する。
【0018】前記クライストロン400は、電源部31
0から電源が供給されると動作し、アンテナ322をと
おして電磁波を生ずる。前記クライストロン400のア
ンテナ322から出力される電磁波は、導波管330に
より調理室350に案内される。前記導波管330によ
り調理室350に案内される電磁波は、撹拌器340に
より分散され、調理室350内の食物に入射され調理を
行うようになる。
【0019】一方、冷却ファン380は、クライストロ
ン400の後側(図面上で)に配置され、前記冷却ファ
ン380から生じた風はクライストロン400を冷却さ
せて温度が上がり、ダクト390により穴370に案内
され、調理室350内に流入される。このさい、穴37
0は少なくとも1つ以上で構成され、調理室350内に
入射される電磁波が漏れないように径lは、l<λ/4
とする。ただし、λは電磁波の波長である。未説明符号
332は、クライストロン400を導波管330に設置
するための締結部材であり、360は電子レンジ300
の全体外観を形成するハウジングである。
【0020】図5は、前記図3ないし4に示す本発明に
よる電子レンジ300に適用されたクライストロン40
0の斜視図である。前記クライストロン400は、電源
が入力される端子422と、その端子422をとおして
電源が入力されると、エネルギー(所定の周波数をもつ
電磁波)を生ずる本体410と、その本体410から生
ずるエネルギーを外部(本願では図3,4の導波管33
0)に出力するアンテナ322と、本体410を冷却す
るための冷却装置430とから構成される。
【0021】前記構成中、端子422は、絶縁体424
により本体410と電気的に絶縁されている。前記構成
中、本体410の外観はヨーク402からなり、内部に
はマグネット450a,450bが配置され、マグネッ
ト450a,450b間にはチューブ440が配置され
ている。前記本体410上部には両方に延長された複数
個の締結片412が形成されており、その締結片412
には締結孔414が穿設されている。このさい、締結片
412は、クライストロン400の重さが均等に作用で
きる所定位置に形成するのが望ましい。
【0022】前記クライストロン400の本体410上
部に形成されたアンテナ322は、同軸線路(後述す
る)と絶縁部材322aとキャップ322bとから構成
される。前記絶縁部材322aは、本体410のヨーク
402との絶縁のため、セラミックのごとき絶縁体とか
らなり、キャップ322bはステンレスのごとき材質か
らなる。
【0023】前記冷却装置430は、本体410から生
じる熱を分散させるための冷却フィン432と、その冷
却フィン432を支持し前記本体410から生じた熱を
前記冷却フィン432に伝達するための冷却杆(後述す
る)と、前記冷却フィン432を覆いかぶせて冷却装置
430の外部を形成する冷却片434とから構成されて
いる。
【0024】図6は、図5に示すごときクライストロン
400の平面図であり、図7は底面図、図8,9はそれ
ぞれ右側面図と左側面図である。
【0025】前記図6ないし9に示すごとく、クライス
トロン400の右側には端子422が配置され、端子4
22は、絶縁体424により本体410の外観をなすヨ
ーク402と電気的に絶縁されている。前記本体410
の上部には両方に延長された複数個の締結片412が形
成されており、その締結片412には締結孔414が穿
設されている。このさい、締結片412は、クライスト
ロン400の重さが均等に作用できる所定位置に形成す
るのが望ましい。
【0026】前記クライストロン400の本体410上
部にはアンテナ322が形成されている。アンテナ32
2は絶縁部材322aとキャップ322bとから構成さ
れる。前記本体410の左側には冷却装置430が形成
されている。
【0027】図10は、本発明による電子レンジに適用
されたクライストロンの構造を示すための一実施形態の
断面図である。前記図10に示すごとく、クライストロ
ン400は、電源が入力される端子422と、その端子
422をとおして電源が入力されると、エネルギー(所
定の周波数をもつ電磁波)を生ずる本体410と、その
本体410から生ずるエネルギーを外部(本願では図
3,4の導波管330)に出力するアンテナ322と、
本体410を冷却するための冷却装置430とから構成
される。
【0028】前記構成中、本体410は、端子422を
とおして外部から電源が入力されて電子を生ずる電子銃
と、複数個のキャビティー440a〜440d(2つ以
上8つ以下にするのが望ましく、本願では4つ)と、複
数個のチャンネル(後述する)を具備されたチューブ4
40と、そのチューブ440を通過した電子等が収集さ
れる陽極490と、電子銃460と陽極490の周囲に
位置され、前記電子等がコレクタ490に向かう指向を
保持し、前記電子等のなす電子ビームの移動中心を保持
させるマグネット450a,450bと、このマグネッ
ト450a,450bから生じた磁束がチューブ440
内の空間にゆくようにガイドし、同時にチューブ440
内に一定に分布するようにするポルピース470a,4
70bと、マグネット450a,450bと、ポルピー
ス470a,470bとチューブ440と磁束が閉回路
を形成するべく、ガイドの役割をするヨーク402とか
ら構成される。
【0029】ここで、前記マグネットは、着磁方向が対
向面を基準に垂直に配置されるか、一方のマグネットは
外部から中心に向かうよう中心着磁方向をもち、他の向
かい側のマグネットは外部から中心に向かう着磁方向を
もって配置する。
【0030】前記アンテナ322は同軸線路424と絶
縁部材322aとキャップ322bとから構成される。
前記同軸線路424は、チューブ440内のキャビティ
ー440dに電磁場とループカップリング424aさせ
て電磁波エネルギーを出力させうるようにした。前記絶
縁部材322aは、本体410のヨーク402との絶縁
のため、セラミックのごとき絶縁体からなり、キャップ
322bはステンレスのごとき材質からなる。
【0031】前記冷却装置430は、本体のコレクタ4
90から生じる熱を分散させるための冷却フィン432
と、その冷却フィン432を支持し前記コレクタ490
から生じた熱を前記冷却フィン432に伝達する冷却杆
436と、前記冷却フィン432を覆いかぶせて冷却装
置430の外部を形成する冷却片434とから構成され
る。このさい、前記冷却杆436はコレクタ490とブ
レージング(brazing)して1つの構造に形成する。
【0032】一方、コレクタ490にはモリブデンのご
とく仕事関数の高い物質をコーティングをするか、中心
はチューブ440と遠ざかり、周縁はチューブ440に
隣接するように形成し、コレクタ490からの反射電子
を減らす。前記チューブ440は、銅で形成し化学的作
用を抑えるのが望ましい。また、チューブ440の磁束
密度を均一に保持するために、チューブ440の始端と
末端、つまり電子銃460とコレクタ490の隣接して
いる部分を磁性体にするのが望ましく、このさいには前
記磁性体を銅でコーティングし、腐食防止および真空特
性を保持するようにする。
【0033】図11は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400におけるポルピース
470の一実施形態の構造図である。前記ポルピース4
70は、一側面が塞がっている円筒状であり、前記一側
面には多数の穴472が穿設されている。ここで、穴4
72は、後述するが、電子ビームの通過するドリフトチ
ャンネルをなすことになる。
【0034】図12は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400におけるマグネット
450の一実施形態の構造図である。前記マグネット4
50は、所定の厚さtをもつ多角形であり、中央には円
形の穴452が穿設されている。前記穴452にはポル
ピース470が図10のごとく挿入され、電子銃460
とコレクタ490周囲にそれぞれ配置される。
【0035】図13は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400におけるドリフトチ
ャンネル600の一実施形態の構成図である。前記ビー
ムチャンネル500は、電子銃460から生じた電子等
の形成する電子ビーム等の通過する穴であり、ポルピー
ス470a、チューブ440、ポルピース470b等を
通過して形成されている。ここで、ドリフトチャンネル
600の口径は0.3mm〜5mmに形成するのが望ま
しい。
【0036】図14は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400の動作原理を示すた
めの一実施形態の断面図である。前記端子422に電源
が入力されると、電子銃460では熱電子等が生じて一
所に集まりながら電子ビーム462が生じる。前記電子
ビーム462は、電子銃460とコレクタ490の電位
差Voにより、v=((2eVo)/m)1/2=5.93
×105(Vo)1/2 m/sの速度になるまで加速され
る。
【0037】相違する瞬間に一番目のギャップ442a
を通過してゆく電子等はチューブ440内のチャンネル
で相違する速度をもつということのため、高速で一番目
のギャップ442aから離れた電子等は平均速度より遅
い速度で、その前にギャップ442b,442c,44
2dから離れた電子等に追いつくことができる。ここ
で、電子ビーム462には、電子群が形成される。
【0038】一方、キャップ442aは直流電位で保持
されている。電子ビーム462の電子群の通過直前の時
点で一側は、段落形態となり、他の一側は連結された形
態として容量性の共振器となる。
【0039】前記ギャップ442a〜442d間の電界
を積分したのは電圧V1jwtであり、前記電圧によりビ
ームを形成する電子がギャップ442a〜442dの通
過中に加速・減速される。
【0040】このような現象を速度変調といい、ギャッ
プ442a〜442dの周期的な電圧変化は、ビーム内
に位置する電子等の周期的な速度変動を意味する。速度
変調により電子ビーム462は、電子群を形成して群集
作用を生ぜしめる。
【0041】前記一番目のキャビティー440aで変調
され群集をなす電子等が電圧V1j wtの存在するつぎの
ギャップ442bに到達すると、電子ビームとギャップ
442a間の相互作用により電子ビームの集群はより深
化される。
【0042】このさい、密度稠密に集められた電子群は
高エネルギーを持つようになり、密度が稀薄に集まった
電子群は低エネルギーをもつようになる。
【0043】このさい、電子ビーム462をなす電子の
運動現象をみれば、つぎのごとしである。
【0044】前記チューブ440内に入った電子は等速
運動をするが、多くの電子の共存のため、電子間の反発
力により電子ビーム462は拡散されようとする。前記
電子ビーム462が拡散されると、チューブ440の壁
に衝突し、電子の運動エネルギーが熱エネルギーとして
消耗されるようになる。このような現象の防止のため、
電子ビーム462の通過する空間内に電磁場を印加す
る。
【0045】このさい、電子ビーム462の通過する空
間に電磁場を形成するために、クライストロン内にマグ
ネットシステムを構成した。前記マグネットシステム
は、つぎのごとく4部分に大別される。 (1)マグネット450a,450b−永久磁石として
磁束のソースである。 (2)ポルピース470a,470b−マグネット45
0a,450bから生じた磁束が電子ビーム462の共
存する空間にゆくように、ガイドするとともに、チュー
ブ440のチャンネル内に一定に分布するようにしてい
る。 (3)チューブチャンネル440−電子ビーム462の
存在する空間であり、ここでは、一定の磁束密度を保持
すべきである。 (4)ヨーク402−磁束が閉回路を形成するように、
ガイドの役割をする。
【0046】このように、4つの部分で磁気回路を形成
しつつ電子ビーム462の通過する空間に一定、かつ適
正な磁束密度をもつようにする。前記構造は、マグネッ
トシステムを単純な構造にするため、厚さの減少にきわ
めて有利な構造である。ここで、電磁場の決定要素は、
電界とパービアンス、さらにチューブ440を決定する
電子ビームの半径と個数である。
【0047】マルチビームクライストロン内の磁束密度
はBは、B={(1/2rb)(pVo/N)}1/2
ただし、rbは電子ビーム半径、pはマイクロパービア
ンス、Voは電子銃460とコレクタ490間の駆動電
圧、Nはビーム数である。
【0048】シングルクライストロンの適用時、必要な
磁束密度は14.082ガウス程度が要され、約12倍
の差がある。
【0049】前記マグネットシステムにより印加された
電磁場は、電子ビーム462の運動方向と一致するよう
に加えると、一定に進む電子はなんらの力をうけずに進
むが、外方へ拡散しようとする電子は、環形状の電子ビ
ーム462の接線方向に力をうけて螺旋運動をしつつ進
行するようになり、電子ビーム462の拡散を抑制する
ようになる。
【0050】このようにして進行された電子ビーム46
2は、一番目のキャビティー440aに到達するように
なり、一番目のキャビティー440a内には小エネルギ
ー電磁波を外部(または他のキャビティー)から入力
(またはフィードバック)させると、この電磁波により
電子は速度変調が生じる。
【0051】前記速度変調は、電子の一番目キャビティ
ー440aへの通過時間と、キャビティー440aのギ
ャップ442aに存在する電磁波の電磁場強さにより決
定される。
【0052】電磁場の強さは、正弦関数として変化し、
入射される電子数は一定比率となるため、電子の集群周
期も電磁波の周期と一致するようになる。その結果、一
番目キャビティー440aを通過した電子ビームは電子
密度が一定でなく、ある程度の集群形態となるが、これ
により出力エネルギーを得るには不充分である。
【0053】したがって、電子密度を高めるため、前記
動作の繰返しが必要となる。つまり、ある程度に集群さ
れた電子群が二番目キャビティー440bにいたる瞬
間、電子群中、前方位置の電子はエネルギーを失い、後
方に位置する電子は前方で失ったエネルギーをうけるよ
うになる。したがって、電子群はより密度が高まれる。
【0054】かかる結果は、三番目キャビティー440
cでも繰返され、集群作用が十分なされるようになる。
集群作用を繰返した電子ビーム462が四番目キャビテ
ィー440dにいたると、誘導電流をおこすようにな
る。前記誘導電流は、上記の方法により集群作用による
電子群の通過によって繰返しに進行される。
【0055】前記誘導電流によりキャビティー440a
〜440d内の上下の広空間では主に電磁場が誘導され
分布し、中央のギャップ442a〜442d方には電磁
場の交番する繰返し作用をもつ。
【0056】外部で四番目キャビティー440dに同軸
線路424に電磁場とループカップリング424aをさ
せ、電磁波エネルギー(本願では周波数fが約2,45
0MHzの電磁波)を外部に出力できる。
【0057】一方、高電力の電磁波エネルギーをうるた
めに、電子群の電荷密度が増加すべきであるが、電子群
の電荷密度が増加すると、電子間の反発力が幾何級数に
増加され、これに相応する磁束密度と電圧上昇が必要と
なる。
【0058】ところが、所定の磁束密度をうるためには
巨大なるマグネットシステムが必要となり、電圧上昇を
させるのは、クライストロンのもつ低電圧発振がそれ以
上には行われないようになる。
【0059】したがって、上記のごときマルチビームを
採用した。上記のごときマルチビームでは、それぞれの
電子のパービアンスは縮小されるが、全体システムパー
ビアンスは個別電子ビームパービアンスの合計として、
大きな値を持つようになり、効率が向上され、低電圧で
高出力を得ることができる。
【0060】このように、マルチビームでは、全体シス
テムのパービアンスが大きな値を保持して高出力をもち
うるようにするとともに、個別ビームとしては低パービ
アンスを保持して、簡単なマグネットシステムと低駆動
電圧にでも駆動が可能となる。
【0061】ここで、前記マルチビームクライストロン
の電子ビーム数は、シングルビームクライストロンの駆
動電圧を基礎とする。前記マルチビームクライストロン
で最小限の電子ビーム数はNは、N2/5 =Vom/Vo
s(ただし、Vomはマルチクライストロン駆動電圧、
Vosはシングルクライストロン駆動電圧(=4k
V))となる。
【0062】しかし、実際、前記マルチクライストロン
で電子ビーム数を決定するのは、チューブ440内のド
リフトチャンネル600(図13参照)の幾何学的配列
構造を同時に満足させる値で決定すべきである。
【0063】したがって、前記マルチクライストロンの
チャンネル数は500個未満にするのが望ましい。たと
えば、前記マルチビームクライストロンを600Vで動
作させるためには、電子ビーム数を127個、400V
で動作させるためには、337個にするのが望ましい。
【0064】前記電子ビーム462の半径はドリフトチ
ャンネル600で半径の一定比率を保持するようにし
た。前記電子ビーム462がこれより大きくなると、ド
リフトチャンネル500で電子の損失によりエネルギー
を失うことになる。前記電子ビーム462は電子銃の表
面から生じた電子が一所に集まりながらなされ、ドリフ
トチャンネル600をへてコレクタ490に衝突して消
滅させる。電子銃460から放出させた電子ビーム46
2は、電界強さでポルピース470bまで加速させた
後、等速運動を行う。
【0065】上述のように、マルチビームクライストロ
ンは、電子ビームを多数に分けて電子ビーム間にほとん
ど影響を及ぼさないようにして、それぞれの電子を独立
に作用するようにするのである。
【0066】全体電子ビームを多数にしたのは、それぞ
れのビーム内に電荷量が相対的に小となり、これが集群
されるとしても、電子間の反発力はそれほどに大となら
ない。したがって、電磁場の強さとコレクタ490の電
圧も顕著に低下させうるのである。
【0067】
【発明の効果】上述のごとく、マルチビームクライスト
ロンを電子レンジに使用する場合、高圧トランスを使用
する必要がなく、構造と部品の簡素化をとおして、重量
と厚さの減少が可能となる。また、高圧トランスの代わ
りに、簡単な倍数回路にて所望の大きさの電圧をうるこ
とができる。発明のより具体的な実施形態について述べ
たが、いろいろな変形が本発明の範囲から逸脱すること
なく、明らかに実施できる。とくに、上述では調理室内
に撹拌器を設けた場合についてのみ述べたが、ターンテ
ーブルを設けた場合についても、本発明の目的を達成で
きることはもちろんである。このように、本願の思想は
図示された構造についてのみ、限定されないのは明らか
である。また、上述ではマグネットが多角形のときにつ
いてのみ述べたが、環形状で形成するか、多面の格子形
態で形成しても、本願の目的を達成できる。また、上述
では言及を省いたが、電子ビームの通過する所は共振状
態を保持するようになり、これはマグネトロンでのごと
く、アンテナの形成時共振状態につくられるようになる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子レンジの一例である。
【図2】同上のマグネトロンの構成を示す縦断面図であ
る。
【図3】本発明の電子レンジの一実施形態の構成図であ
る。
【図4】同上の電子レンジの側面構成図である。
【図5】本発明による電子レンジに適用されたクライス
トロンの斜視図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】同上の底面図である。
【図8】同上の右側面図である。
【図9】同上の左側面図である。
【図10】本発明による電子レンジに適用されたクライ
ストロンの構造を示すための一実施形態の断面図であ
る。
【図11】同上におけるクライストロンでポルピースの
一実施形態の構造図である。
【図12】同上におけるクライストロンでマグネットの
一実施形態の構造図である。
【図13】同上におけるクライストロンでビームチャン
ネルの一実施形態の構造図である。
【図14】同上におけるクライストロンの動作原理を示
すための一実施形態の断面図である。
【符号の説明】
300 電子レンジ 310 電源部 330 導波管 332 締結部材 340 撹拌器 350 調理室 360 ハウジング 370 穴 380 ファン 390 ガイド部材 392 穴 400 クライストロン 500 制御部

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源の入力を受けてマイクロ波を出力す
    るクライストロンと、そのクライストロンから出力され
    たマイクロ波の入力を受けて食物を調理する調理室と、
    使用者の制御により前記クライストロンを制御する制御
    手段とから構成されたことを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記クライストロンから出力されるマイ
    クロ波は、導波管により前記調理室に誘導される請求項
    1記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記調理室内に流入されるマイクロ波
    は、撹拌器により分散されるようにした請求項1または
    2記載の電子レンジ。
  4. 【請求項4】 前記クライストロンを冷却させるファン
    が具備されている請求項1記載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 前記ファンから生じた後、クライストロ
    ンを冷却させた風は、少なくとも1つ以上の穴をとおし
    て前記調理室内に流入されるようにした請求項4記載の
    電子レンジ。
  6. 【請求項6】 前記クライストロンを冷却させた風はダ
    クトにより前記穴にガイドされるようにした請求項5記
    載の電子レンジ。
  7. 【請求項7】 前記クライストロンは、外部から電源が
    入力される端子と、その端子をとおして電源が入力され
    るとマイクロ波を生ずる本体と、その本体から生ずる出
    力装置とから構成された請求項1記載の電子レンジ。
  8. 【請求項8】 前記クライストロンは、本体から生じた
    熱を外部へ放出するための冷却手段を具備された請求項
    7記載の電子レンジ。
  9. 【請求項9】 前記冷却手段は、前記クライストロンの
    コレクタから生じる熱を分散させるための冷却フィン
    と、その冷却フィンを支持し前記コレクタから生じた熱
    を前記冷却フィンに伝達する冷却杆と、前記冷却フィン
    を覆いかぶせて外部を形成する冷却片とから構成された
    請求項8記載の電子レンジ。
  10. 【請求項10】 前記冷却杆は、コレクタと1つの構造
    にてブレージングした請求項9記載の電子レンジ。
  11. 【請求項11】 前記端子は、絶縁体により前記本体と
    電気的に絶縁されている請求項7または8記載の電子レ
    ンジ。
  12. 【請求項12】 前記本体の外観は、ヨークにてなる請
    求項7または8記載の電子レンジ。
  13. 【請求項13】 前記本体には、複数個の締結手段を具
    備された請求項7または8記載の電子レンジ。
  14. 【請求項14】 前記クライストロンは、電子銃から生
    じた電子がコレクタに向かう指向を保持し、移動中心を
    もつために電子銃とコレクタの周囲にマグネットを設
    け、磁気閉回路を構成される構造をもつ請求項7または
    8記載の電子レンジ。
  15. 【請求項15】 前記クライストロンのコレクタには、
    仕事関数の高い物質をコーティングした請求項14記載
    の電子レンジ。
  16. 【請求項16】 前記マグネットは、着磁方向が磁石の
    対向面を基準に垂直に配置された請求項14記載の電子
    レンジ。
  17. 【請求項17】 前記マグネットは、着磁方向が外部か
    ら磁石の中心を向かう中心着磁をもつ請求項14記載の
    電子レンジ。
  18. 【請求項18】 前記マグネットは、環形状構造をなす
    請求項14記載の電子レンジ。
  19. 【請求項19】 前記マグネットは、多面の格子形態を
    もつ請求項14記載の電子レンジ。
  20. 【請求項20】 前記調理室の底面には、調理される食
    物を回転させるターンテーブルが配設された請求項1記
    載の電子レンジ。
  21. 【請求項21】 前記クライストロンは、電子銃から生
    じた電子がコレクタに向かうとき電子ビームを分離し、
    移動させるために多数のチャンネルが形成されているチ
    ューブを具備した請求項1記載の電子レンジ。
  22. 【請求項22】 前記クライストロンのチューブのチャ
    ンネル数は、500個未満である請求項21記載の電子
    レンジ。
  23. 【請求項23】 前記クライストロンのチューブ内にキ
    ャビティーは、2つ以上8つ以下に構成された請求項2
    1記載の電子レンジ。
  24. 【請求項24】 前記チューブに形成されたチャンネル
    の口径は、0.3mm〜5mmで形成された請求項21
    記載の電子レンジ。
  25. 【請求項25】 前記チューブは、始端と末端の材質を
    磁性体にして磁束密度の均一性を図る構造をもつ請求項
    21記載の電子レンジ。
  26. 【請求項26】 前記磁性体は、銅でコーティングされ
    た請求項25記載の電子レンジ。
  27. 【請求項27】 前記チューブは、銅で形成された請求
    項21記載の電子レンジ。
  28. 【請求項28】 前記クライストロンは、コレクタに隣
    接しているキャビティーに同軸線路を連結してキャビテ
    ィーからマイクロ波エネルギーを外部へ出力する請求項
    1記載の電子レンジ。
JP17256095A 1994-07-12 1995-07-07 電子レンジ Pending JPH0845657A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019940016777A KR0140461B1 (ko) 1994-07-12 1994-07-12 전자렌지
KR199416777 1994-07-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0845657A true JPH0845657A (ja) 1996-02-16

Family

ID=19387837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17256095A Pending JPH0845657A (ja) 1994-07-12 1995-07-07 電子レンジ

Country Status (8)

Country Link
JP (1) JPH0845657A (ja)
KR (1) KR0140461B1 (ja)
CN (1) CN1124837A (ja)
BR (1) BR9500279A (ja)
DE (1) DE4433105A1 (ja)
FR (1) FR2722559B1 (ja)
GB (1) GB2291322A (ja)
RU (1) RU94033105A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5932972A (en) * 1997-02-24 1999-08-03 Litton Systems, Inc. Electron gun for a multiple beam klystron
FR2764730B1 (fr) * 1997-06-13 1999-09-17 Thomson Tubes Electroniques Canon electronique pour tube electronique multifaisceau et tube electronique multifaisceau equipe de ce canon
GB2327807B (en) * 1997-07-31 2002-02-13 Daewoo Electronics Co Ltd Microwave oven equipped with a structurally simple apparatus for generating a microwave frequency energy
US5850074A (en) * 1997-08-30 1998-12-15 Daewoo Electronics Co., Ltd. Microwave oven equipped with a microwave generating apparatus designed to reduce secondary electron emission
US5914067A (en) * 1997-08-30 1999-06-22 Daewoo Electronics Co., Ltd. Microwave oven equipped with a structurally simple microwave generating apparatus
JP2004265616A (ja) 2003-02-05 2004-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロ波加熱装置
RU2539973C2 (ru) * 2012-06-20 2015-01-27 Общество с ограниченной ответственностью "Плутон Инвест" Магнетрон компактной конструкции с воздушным принудительным охлаждением
CN111034358B (zh) * 2018-05-21 2022-02-01 松下知识产权经营株式会社 微波处理装置
CN108770107B (zh) * 2018-08-02 2024-04-19 电子科技大学 一种用于柱状物体加热的微波装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54121053A (en) * 1978-03-13 1979-09-19 Nec Corp Multi-cavity klystron
JPS61179909A (ja) * 1984-11-19 1986-08-12 シングル・ブイ・ムアリングス・インコ−ポレイテツド 衝撃力を緩衝するフエンダ
JPS62229638A (ja) * 1986-03-28 1987-10-08 Nec Corp 大電力クライストロン
JPH03168532A (ja) * 1989-11-25 1991-07-22 Toshiba Corp 電子レンジ
JPH04277444A (ja) * 1991-03-05 1992-10-02 Toshiba Corp マイクロ波管のコレクタ構体
JPH05174718A (ja) * 1991-12-18 1993-07-13 Nec Corp 多空胴形クライストロンの空胴共振器
JPH0652984A (ja) * 1992-07-30 1994-02-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd マイクロ波誘電加熱装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1160884A (en) * 1965-11-04 1969-08-06 Microtherm Ltd Improvements in and relating to Heating Apparatus
US3491222A (en) * 1967-01-16 1970-01-20 Varian Associates Microwave heating applicator
US3549849A (en) * 1969-02-20 1970-12-22 Technology Instr Corp Of Calif Microwave heating apparatus and energy distribution means therefor
US3670134A (en) * 1971-01-26 1972-06-13 Amana Refrigeration Inc Microwave oven no-load sensor
US3780251A (en) * 1972-01-03 1973-12-18 Micromatic Systems Ltd Microwave heating apparatus
FR2242831A1 (en) * 1973-09-04 1975-03-28 Solvay Microwave heater for continuously moving web - comprises two plates hinged together and containing waveguide
FR2358052A1 (fr) * 1976-07-07 1978-02-03 Thomson Csf Dispositif de regulation de la charge d'un tube hyperfrequence et four industriel comportant un tel dispositif
PL121237B1 (en) * 1978-02-14 1982-04-30 Bosch Siemens Hausgeraete Two-chamber baking oven in particular of build-in typedlja vstaivanija
US4249058A (en) * 1979-06-21 1981-02-03 Litton Systems, Inc. Feed system for a microwave oven
FR2521809A1 (fr) * 1982-02-12 1983-08-19 Munoz Michel Chaudiere a micro-ondes pour la production d'un fluide chaud a usage domestique, industriel ou de chauffage de locaux, et procede mis en oeuvre par cette chaudiere
GB8330179D0 (en) * 1983-11-11 1983-12-21 Microwave Ovens Ltd Microwave ovens
JPS617892U (ja) * 1984-06-19 1986-01-17 シャープ株式会社 高周波加熱装置
GB2199998A (en) * 1986-12-30 1988-07-20 Christopher James Wheeler Drive circuitry for a microwave source of a microwave oven
US4865858A (en) * 1987-08-26 1989-09-12 Petcavich Robert J Method and container for producing batter-based baked goods
DE8915020U1 (ja) * 1989-12-21 1990-03-01 Bosch-Siemens Hausgeraete Gmbh, 8000 Muenchen, De
US5043547A (en) * 1990-03-21 1991-08-27 Goldstar Co., Ltd. Temperature sensor connecting device for microwave oven
US5371343A (en) * 1992-06-01 1994-12-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Heating cooking device having a wave guide and feeder port disposed perpendicular to a rotary table

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54121053A (en) * 1978-03-13 1979-09-19 Nec Corp Multi-cavity klystron
JPS61179909A (ja) * 1984-11-19 1986-08-12 シングル・ブイ・ムアリングス・インコ−ポレイテツド 衝撃力を緩衝するフエンダ
JPS62229638A (ja) * 1986-03-28 1987-10-08 Nec Corp 大電力クライストロン
JPH03168532A (ja) * 1989-11-25 1991-07-22 Toshiba Corp 電子レンジ
JPH04277444A (ja) * 1991-03-05 1992-10-02 Toshiba Corp マイクロ波管のコレクタ構体
JPH05174718A (ja) * 1991-12-18 1993-07-13 Nec Corp 多空胴形クライストロンの空胴共振器
JPH0652984A (ja) * 1992-07-30 1994-02-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd マイクロ波誘電加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
GB2291322A (en) 1996-01-17
FR2722559A1 (fr) 1996-01-19
CN1124837A (zh) 1996-06-19
BR9500279A (pt) 1996-06-18
GB9417885D0 (en) 1994-10-26
DE4433105A1 (de) 1996-01-18
FR2722559B1 (fr) 1998-07-24
RU94033105A (ru) 1996-07-20
KR0140461B1 (ko) 1998-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7164234B2 (en) High-power microwave system employing a phase-locked array of inexpensive commercial magnetrons
JP3390562B2 (ja) マグネトロンおよび電子レンジ
US4395655A (en) High power gyrotron (OSC) or gyrotron type amplifier using light weight focusing for millimeter wave tubes
JP2859812B2 (ja) 電子レンジ
JPH0845657A (ja) 電子レンジ
JPH08264127A (ja) マルチビームクライストロン
US4621219A (en) Electron beam scrambler
EP0862198B1 (en) A plate-type magnetron
KR101174363B1 (ko) 줄무늬 구조를 갖는 이차전자방출 음극을 적용한 냉음극 마그네트론
US7026762B2 (en) Magnetron, and microwave oven and high-frequency heating apparatus each equipped with the same
US5350905A (en) Magnetron for a microwave oven
US4531103A (en) Multidiameter cavity for reduced mode competition in gyrotron oscillator
US4742271A (en) Radial-gain/axial-gain crossed-field amplifier (radaxtron)
JPH088159B2 (ja) プラズマ発生装置
CA1222563A (en) Emitron: microwave diode
GB2328791A (en) A microwave oven
RU2656707C1 (ru) Электровакуумный микроволновый автогенератор клистронного типа
KR100455195B1 (ko) 마그네트론의 자계집속구조
KR200162643Y1 (ko) 마그네트론
KR200146163Y1 (ko) 멀티빔 클라이스트론
KR0146906B1 (ko) 클라이스트론
KR100283778B1 (ko) 마그네트론의 자기에너지 집속장치
KR0139336Y1 (ko) 멀티빔 진공관
KR100398966B1 (ko) 초고주파 발진장치
KR0122679Y1 (ko) 멀티빔 클라이스트론

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971202