JP2859812B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP2859812B2
JP2859812B2 JP6115706A JP11570694A JP2859812B2 JP 2859812 B2 JP2859812 B2 JP 2859812B2 JP 6115706 A JP6115706 A JP 6115706A JP 11570694 A JP11570694 A JP 11570694A JP 2859812 B2 JP2859812 B2 JP 2859812B2
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    • H05B6/64Heating using microwaves
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    • H01J25/02Tubes with electron stream modulated in velocity or density in a modulator zone and thereafter giving up energy in an inducing zone, the zones being associated with one or more resonators
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    • HELECTRICITY
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジに関し、と
くに電子レンジにクライストロンを採用することによ
り、電子レンジの軽量化はもとより、高圧による危険を
排除するようにした電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジにはマグネトロンが使
用されている。前記マグネトロンは、高圧(4KV)を
必要としている。したがって、前記マグネトロンを使用
する電子レンジは、高圧トランスが必要となり、これは
安全度に問題があり、製品の重量が増し、原価が高くな
るようになった。
【0003】図1は、マグネトロンを使用する従来の電
子レンジの一実施例である。前記図1において、図面符
号10は電源部であって、高圧トランスと高圧コンデン
サ等で構成され、通常、電子レンジの右側前面に配置さ
れた制御部(図示なし)を使用者が操作すると、それに
より、所定電源をマグネトロン20と冷却ファン(図示
なし)などに供給する。
【0004】前記マグネトロン20は、電源部10から
高圧(4KV)が供給されると動作し、アンテナ22を
とおして電磁波を生ずる。前記マグネトロン20のアン
テナ22から出力される電磁波は、導波管30により調
理室50に案内される。前記導波管30により調理室5
0に案内される電磁波は、攪拌器40により分散され、
調理室50内の食物に入射され調理を行うようになる。
【0005】一方、図示のない冷却ファンは、通常マグ
ネトロン20の後側(図面上で)に配置され、前記冷却
ファンから生じた風はマグネトロン20を冷却させて温
度が昇るようになり、ダクト(図示なし)により穴70
に案内され、調理室50内に流入される。このさい、穴
70はすくなくとも1つ以上で構成され、調理室50内
に入射される電磁波が漏れないように径lは、l<λ/
4とする。ただし、λは電磁波の波長である。
【0006】未説明符号60は前記電子レンジの全体外
観を形成するハウジングである。図2は前記図1におけ
るマグネトロン20の縦断面図である。前記図2に示す
電子レンジ用マグネトロン20は、円筒状の2極真空管
であって、マグネトロン20の中心には陰極22が配置
されている。前記陰極22は、端子21に電源が入力さ
れると、加熱されて電子を放出する。前記陰極22の周
囲には陽極23が配置され、陰極22から放出された電
子は陽極23に移動するようになる。
【0007】このさい、マグネトロン20の上側と下側
にそれぞれ配置されている円形のマグネット24a,2
4bにより生じる磁束は磁路片25a,25bにより、
陰極22と陽極23間に位置された真空からなるキャビ
ティー26を通過する。
【0008】したがって、陰極22から放出された電子
は、キャビティー26内に形成された磁界により偏向
し、陰極22と陽極23間で回転運動を行う。
【0009】上記のごとく、キャビティー26内で多数
の電子が群をなして回転する場合、陽極23では共振回
路が構成され、この共振回路により電磁波が生じる。こ
のさい、電子衝突により温度の上昇された陽極23は、
冷却フィン29により冷却され、前記電磁波は陽極23
に一側が連結されているアンテナ27をとおして出力さ
れる。
【0010】前記アンテナ27は、マグネット24aの
中央に穿設された穴をとおして上部へ突出されており、
上部に突出された部位にはキャップ28が覆われてい
る。
【0011】つまり、キャップ28がアンテナ27の周
囲を覆って設けられている。前記アンテナ27から出力
される高周波は通常の電子レンジに形成されている導波
管と給電口をとおして調理室内に到達し、食物を加熱す
ることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
く構成された電子レンジ用マグネトロンは、陰極22と
陽極23間に高圧(約4KV)を供給しなければならな
いため、安全度に問題があり、高圧をつくるために大き
く、かつ重いトランスフォーマーとコンデンサを必要と
した。したがって、電子レンジの大きさが大きく、かつ
重くなり、原価が高まる問題点があった。
【0013】
【発明の目的】したがって、本発明は、上記の問題点の
解決のためなされたものであって、低電圧発振管を電子
レンジに適用させ、高圧による危険性を排除し、小さ
く、かつ軽い電子レンジの提供にその目的がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電子レンジは、電源が入力されると動作し
て、所定のエネルギーを出力するクライストロンと、そ
のクライストロンから出力されたエネルギーが入力され
て食物を調理する調理室と、使用者の制御により前記ク
ライストロンを制御する制御手段とから構成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例による電子レンジを
添付図面に沿って詳述する。図3は、本発明の一実施例
による電子レンジ300の概略構成図であり、図4は図
3に示す電子レンジ300の側面構成図である。
【0016】前記図3ないし4において符号310は電
源部である。前記電源部310は、通常、電子レンジの
右側前面に配置された制御部500を使用者が操作する
と、それにより、クライストロン400と冷却ファン3
80等に供給する。
【0017】前記クライストロン400は、電源部31
0から電源が供給されると動作し、アンテナ322をと
おして電磁波を生ずる。
【0018】前記クライストロン400のアンテナ32
2から出力される電磁波は、導波管330により調理室
350に案内される。
【0019】前記導波管330により調理室350に案
内される電磁波は、攪拌器340により分散され、調理
室350内の食物に入射され調理を行うようになる。
【0020】一方、冷却ファン380は、クライストロ
ン400の後側(図面上で)に配置され、前記冷却ファ
ン380から生じた風はクライストロン400を冷却さ
せて温度が昇るようになり、ダクト390により穴37
0に案内され、調理室350内に流入される。このさ
い、穴370は少なくとも1つ以上で構成され、調理室
350内に入射される電磁波が漏れないように径lは、
l<λ/4とする。ただし、λは電磁波の波長である。
【0021】未説明符号332は、クライストロン33
2を導波管330に設置するための締結部材であり、3
60は電子レンジ300の全体外観を形成するハウジン
グである。
【0022】図5は、前記図3ないし4に示す本発明に
よる電子レンジ300に適用されたクライストロン40
0の斜視図である。
【0023】前記クライストロン400は、電源が入力
される端子422と、その端子422をとおして電源が
入力されると、エネルギー(所定の周波数をもつ電磁
波)を生ずる本体410と、その本体410から生ずる
エネルギーを外部(本願では図3,4の導波管330)
に出力するアンテナ322と、本体410を冷却するた
めの冷却装置430とから構成される。
【0024】前記構成中、端子422は、絶縁体402
により本体410と電気的に絶縁されている。
【0025】前記構成中、本体410の外観はヨーク4
20からなり、内部にはマグネット450a,450b
が配置され、マグネット450a,450b間にはチュ
ーブ440が配置されている。
【0026】前記本体410上部には両方に延長された
複数個の締結片412が形成されており、その締結片4
12には締結孔414が穿設されている。このさい、締
結片412は、クライストロン400の重さが均等に作
用できる所定位置に形成するのが望ましい。
【0027】前記クライストロン400の本体410上
部に形成されたアンテナ322は、同軸線路(後述す
る)と絶縁部材322aとキャップ322bとから構成
される。
【0028】前記絶縁部材322aは、本体410のヨ
ーク402との絶縁のため、セラミックのごとき絶縁体
とからなり、キャップ322bはステンレスのごとき材
質からなる。
【0029】前記冷却装置430は、本体410から生
じる熱を分散させるための冷却フィン432と、その冷
却フィン432を支持し前記本体410から生じた熱を
前記冷却フィン432に伝達するための冷却杆(後述す
る)と、前記冷却フィン432を覆いかぶせて冷却装置
430の外部を形成する冷却片434とから構成されて
いる。
【0030】図6は、図5に示すごときクライストロン
400の平面図であり、図7は底面図、図8,9はそれ
ぞれ右側面図と左側面図である。
【0031】前記図6ないし9に示すごとく、クライス
トロン400の右側には端子422が配置され、端子4
22は、絶縁体424により本体410の外観をなすヨ
ーク402と電気的に絶縁されている。
【0032】前記本体410の上部には両方に延長され
た複数個の締結片412が形成されており、その締結片
412には締結孔414が穿設されている。このさい、
締結片412は、クライストロン400の重さが均等に
作用できる所定位置に形成するのが望ましい。
【0033】前記クライストロン400の本体410上
部にはアンテナ322が形成されている。アンテナ32
2は絶縁部材322aとキャップ322bとから構成さ
れる。
【0034】前記本体410の左側には冷却装置430
が形成されている。
【0035】図10は、本発明による電子レンジに適用
されたクライストロンの構造を示すための一実施例断面
図である。
【0036】前記図10に示すごとく、クライストロン
400は、電源が入力される端子422と、その端子4
22をとおして電源が入力されると、エネルギー(所定
の周波数をもつ電磁波)生ずる本体410と、その本体
410から生ずるエネルギーを外部(本願では図3,4
の導波管330)に出力するアンテナ322と、本体4
10を冷却するための冷却装置430とから構成され
る。
【0037】前記構成中、本体410は、端子422を
とおして外部から電源が入力されて電子を生ずる電子銃
と、複数個のキャビティ440a〜440d(2つ以上
8つ以下にするのが望ましく、本願では4つ)と、複数
個のチャンネル(後述する)を具備されたチューブ44
0と、そのチューブ440を通過した電子等が収集され
る陽極490と、電子銃460と陽極490の周囲に位
置され、前記電子等がコレクタ490に向かう指向を保
持し、前記電子等のなす電子ビームの移動中心を保持さ
せるマグネット450a,450bと、このマグネット
450a,450bから生じた磁束がチューブ440内
の空間にゆくようにガイドし、同時にチューブ440内
に一定に分布するようにするポルピイース470a,4
70bと、マグネット450a,450bと、ポルピイ
ース470a,470bとチューブ440と磁束が閉回
路を形成するべく、ガイドの役割をするヨーク402と
から構成される。
【0038】ここで、前記マグネットは、着磁方向が対
向面を基準に垂直に配置されるか、一方のマグネットは
外部から中心に向かうよう中心着磁方向をもち、他の向
い側のアウネットは外部から向かう着磁方向をもって配
置する。
【0039】前記アンテナ322は同軸線路424と絶
縁部材322aとキャップ322bとから構成される。
【0040】前記同軸線路424は、チューブ440内
のキャビティ440dに電磁場とループカプリング42
4aさせて電磁波エネルギーを出力させうるようにし
た。
【0041】前記絶縁部材322aは、本体410のヨ
ーク402との絶縁のため、セラミックのごとき絶縁体
からなり、キャップ322bはステンレスのごとき材質
からなる。
【0042】前記冷却装置430は、本体のコレクタ4
90から生じる熱を分散させるための冷却フィン432
と、その冷却フィン432を支持し前記コレクタ490
から生じた熱を前記冷却フィン432に伝達する冷却杆
436と、前記冷却フィン432を覆いかぶせて冷却装
置430の外部を成形する冷却片434とから構成され
る。このさい、前記冷却杆436はコレクタ490とフ
レージングして1つの構造に形成する。
【0043】一方、コレクタ490にはモリブデンのご
とく仕事関数の高材質物質をコーティングをするか、中
心はチューブ440と遠ざかり、周縁はチューブ440
に隣接するように形成し、コレクタ490からの反射電
子を減らす。
【0044】前記チューブ440は、銅で形成し科学的
作用を抑えるのが望ましい。また、チューブ440の磁
束密度を均一に保持するために、チューブ440の始端
と末端、つまり電子銃460とコレクタ490の隣接し
ている部分を磁性体にするのが望ましく、このさいには
前記磁性体を銅でコーティングし、腐食防止および真空
特性を保持するようにする。
【0045】図11は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400におけるポルピース
470の一実施例構造図である。
【0046】前記ポルピース470は、一側面が塞がっ
ている円筒状であり、前記一側面には多数の穴472が
穿設されている。ここで、穴472は、後述するが、電
子ビームの通過するドラフトチャンネルをなすことにな
る。
【0047】図12は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400におけるマグネット
450の一実施例構造図である。
【0048】前記マグネット450は、所定の厚さtを
もつ多角形であり、中央には円形の穴452が穿設され
ている。
【0049】前記穴452にはポルピース470が図1
0のごとく挿入され、電子銃460とコレクタ490周
囲にそれぞれ配置される。
【0050】図13は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400におけるドラフトチ
ャンネル600の一実施例構成図である。
【0051】前記ビームチャンネル500は、電子銃4
60から生じた電子等の形成する電子ビーム等の通過す
る穴であり、ポルピース470a、チューブ440、ポ
ルピース470b等を通過して形成されている。ここ
で、ドラフトチャンネル600の口径は0.3mm〜5
mmに形成するのが望ましい。
【0052】図14は、本発明による電子レンジ300
に適用されたクライストロン400の動作原理を示すた
めの一実施例断面図である。
【0053】前記端子422に電源が入力されると、電
子銃460では熱電子等が生じて一所に集まりながら電
子ビーム462が生じる。
【0054】前記電子ビーム462は、電子銃460と
コレクタ490の電位差Voにより、v=(2eVo)
/m)1/2=5.93×105(Vo)1/2 m/sの速
度で加速される。
【0055】相違する瞬間に一番目のギャップ442a
を通過してゆく電子等はチューブ440内のチャンネル
で相違する速度をもつということのため、高速で一番目
のギャップ442aから離れた電子等は平均速度より遅
い速度で、その前にギャップ442b,442c,44
2dから離れた電子等に追いつくことができる。ここ
で、電子ビーム462には、電子群が形成される。
【0056】一方、ギャップ442aは直流電位で保持
されている。電子ビーム462の電子群の通過直前の時
点で一側は、段落形態となり、他の一側は連結された形
態として容量性の共振器となる。
【0057】前記ギャップ442a〜442d間の電界
を積分したのは電圧V・ejwt (Wは、角速度ωであ
る。以下同じ。)であり、前記電圧によりビームを形成
する電子がギャップ442a〜442dの通過中に加速
・減速される。このような現象を速度変調といい、ギャ
ップ442a〜442dの周期的な電圧変化は、ビーム
内に位置する電子等の周期的な速度変動を意味する。
【0058】速度変調により電子ビーム462は、電子
群を形成して群集作用を生ぜしめる。前記一番目のキャ
ビティー440aで変調され、群集をなす電子等が、
電圧V・ejwt の存在するつぎのギャップ442bに到
達すると、電子ビームとギャップ442a間の相互作用
により電子ビームの集群はより深化される。このさい、
密度稠密に集められた電子群は高エネルギーをもつよう
になり、密度が希薄に集まった電子群は低エネルギーを
もつようになる。このさい、電子ビーム462をなす電
子の運動現象をみれば、つぎの如くである。
【0059】前記チューブ440内に入った電子は等速
運動をするが、多くの電子の共存のため、電子間の反撥
力により電子ビーム462は拡散されようとする。
【0060】前記電子ビーム462が拡散されると、チ
ューブ440の壁に衝突し、電子の運動エネルギーが熱
エネルギーに消耗されるようになる。
【0061】このような現象の防止のため、電子ビーム
462の通過する空間内に電磁場を印加する。このさ
い、電子ビーム462の通過する空間に電磁場を形成す
るために、クライストロン内にマグネットシステムを構
成した。
【0062】前記マグネットシステムは、つぎのごとく
4部分に大別される。 (1) マグネット450a、450b−永久磁石とし
て磁束のソースである。 (2) ポルピース470a、470b−マグネット4
50a、450bから生じた磁束が電子ビーム462の
存在する空間にゆくように、ガイドするとともに、チュ
ーブ440のチャンネル内に一定に分布するようにして
いる。 (3) チューブチャンネル440−電子ビーム462
の存在する空間であり、ここでは、一定の磁束密度を保
持すべきである。 (4) ヨーク402−磁束が閉回路を形成するよう
に、ガイドの役割をする。 このように、4つの部分で磁気回路を形成しつつ電子ビ
ーム462の通過する空間に一定かつ適正な磁束密度を
もつようにする。
【0063】前記構造は、マグネットシステムを単純構
造にするため、厚さを減少するためには極めて有利な構
造である。ここで、電磁場の決定要素は、電界とパービ
アンス、さらにチューブ440を決定する電子ビームの
半径と個数である。
【0064】マルチビームクライストロン内の磁束密度
Bは、B={(1/2rb)(μp×Vo/
N)}1/2、ただし、rbは電子ビーム半径、μpはマ
イクロパービアンス、Voは電子銃460とコレクタ4
90間の駆動電圧、Nはビーム数である。
【0065】シングルクライストロンの適用時、必要な
磁束密度は14.082ガウス程度が要され、約12倍
の差がある。
【0066】前記マグネットシステムにより印加された
電磁場は、電子ビーム462の運動方向と一致するよう
に加えると、一定に進む電子はなんらの力をうけずに進
むが、外方へ拡散しようとする電子は、環形状の電子ビ
ーム462の接線方向に力をうけるのであるが、螺旋運
動をしつつ進行するようになり、電子ビーム462の拡
散を抑制するようになる。
【0067】このようにして進行された電子ビーム46
2は、一番目のキャビティー440aに到達するように
なり、一番目のキャビティー440a内には小エネルギ
ーの電磁波を外部(または他のキャビティー)から入力
(またはフィードバック)させると、この電磁波により
電子は速度変調が生じる。
【0068】前記速度変調は、電子の一番目キャビティ
ー440aへの通過時間と、キャビティー440aのギ
ャップ442aに存在する電磁波の電磁場強さにより決
定される。電磁場の強さは、正弦関数として変化し、入
射される電子数は一定比率となるため、電子の集群週期
も電磁波の週期と一致するようになる。その結果、一番
目キャビティー440aを通過した電子ビームは電子密
度が一定でなく、ある程度の集群形態となるが、これに
より出力エネルギーを得るには不充分である。したがっ
て、電子密度を高めるため、前記動作の繰返しが必要と
なる。
【0069】つまり、ある程度に集群された電子群が二
番目キャビティー440bにいたる瞬間、電子群中、前
方位置の電子はエネルギーを失い、後方に位置する電子
は前方で失ったエネルギーをうけるようになる。したが
って、電子群はより密度が高まる。
【0070】かかる結果は、三番目キャビティー440
cでも繰返され、集群作用が十分なされるようになる。
集群作用を繰返した電子ビーム462が四番目キャビテ
ィー440dにいたると、誘導電流をおこすようにな
る。
【0071】前記誘導電流は、上記の方法により集群作
用による電子群の通過によって繰返し進行される。
【0072】前記誘導電流によりキャビティー440a
〜440d内の上下の広空間では主に電磁場が誘導され
分布し、中央のギャップ442a〜442d方には電磁
場の交番する繰返し作用をもつ。外部で四番目キャビテ
ィー440dに同軸線路424に電磁場とブプカープリ
ング424aをさせ、電磁波エネルギー(本願では周波
数fが約2.450MHzの電磁場)を外部に出力でき
る。
【0073】一方、高電力の電磁波エネルギーを得るた
めに、電子群の電荷密度が増加すべきであるが、電子群
の電荷密度が増加すると、電子間の反撥力が幾何級数に
増加され、これに相応する磁束密度と電圧上昇が必要と
なる。
【0074】ところが、所定の磁束密度を得るためには
巨大なるマグネットシステムが必要となり、電圧上昇を
させるのは、クライストロンのもつ低電圧発振がそれ以
上には行われないようになる。したがって、上記のごと
きマルチビームを採用した。
【0075】上記のごときマルチビームでは、それぞれ
の電子のパービアンスは縮小されるが、全体システムパ
ービアンスは個別電子ビームパービアンスの合として、
大値を保持するようになり、効率が向上され、低電圧で
高出力を得ることができる。
【0076】このように、マルチビームでは、全体シス
テムのパービアンスは大値を保持して高出力をもちうる
ようにするとともに、個別ビームとしては低パービアン
スを保持して、簡単なマグネットシステムと低駆動電圧
にでも駆動が可能となる。ここで、前記マルチビームク
ライストロンの電子ビーム数は、シングルビームクライ
ストロンの駆動電圧を基礎とする。
【0077】前記マルチビームクライストロンで最小限
の電子ビーム数はN1は、Nt2/5=Vom/Vos(た
だし、)Vomはマルチクライストロン駆動電圧、Vo
sはシングルクライストロン駆動電圧(=4KV)とな
る。
【0078】しかし、実際、前記マルチクライストロン
で電子ビーム数を決定するのは、チューブ440内のド
リフトチャンネル600(図13参照)の幾何学的配列
構造を同時に満足させる値で決定すべきである。したが
って、前記マルチクライストロンのチャンネル数は50
0個未満にするのが望ましい。
【0079】たとえば、前記マルチビームクライストロ
ンを600Vで動作させるためには、電子ビーム数を1
27個、400Vで動作させるためには、337個にす
るのが望ましい。
【0080】前記電子ビーム462の半径はドリフトチ
ャンネル600で半径の一定比率を保持するようにし
た。
【0081】前記電子ビーム462がこれより大きくな
ると、ドリフトチャンネル500で電子の損失によりエ
ネルギーを失うことになる。
【0082】前記電子ビーム462は電子銃の表面から
生じた電子が一所に集まりながらなされ、ドリフトチャ
ンネル600を経てコレクタ490に衝突して消滅させ
る。電子銃460から放出させた電子ビーム462は、
電界強さでポルピース470bまで加速させた後、等速
運動を行う。
【0083】上述のように、マルチビームクライストロ
ンは、電子ビームを多数に分けて電子ビーム間にほとん
ど影響を及ぼさないようにして、それぞれの電子を独立
に作用するようにするのである。
【0084】全体電子ビームを多数にしたのは、それぞ
れのビーム内に電荷量が相対的に小となり、これが集群
されるとしても、電子間の反撥力はそれほどに大となら
ない。したがって、電磁場の強さとコレクタ490の電
圧も顕著に低下させうるのである。
【0085】
【発明の効果】上述のごとく、マルチビームクライスト
ロンを電子レンジに使用する場合、高圧トランス使用す
る必要がなく、構造と部品の簡素化をとおして、重量と
厚さの減少が可能となる。また、高圧トランスの代わり
に、簡単な倍圧回路にて所望の大きさの電圧をうること
ができる。
【0086】発明のより具体的な実施例について述べた
が、いろいろな変形が本発明の範囲から逸脱することな
く、明らかに実施できる。とくに、上述では調理室内に
撹拌器を設けた場合についてのみ述べたが、ターンデー
ブルに設けた場合についても、本発明の目的を達成でき
ることはもちろんである。
【0087】このように、本願の思想は図示された構造
についてのみ、限定されないのは明らかである。また、
上述ではマグネットが多角形のときについてのみ述べた
が、環形状で形成するか、多面の格子形態で形成して
も、本願の目的を達成できる。また、上述では言及を省
いたが、電子ビームの通過する所は共振状態を保持する
ようになり、これはマグネトロンでのごとく、アンテナ
の形成時共振状態につくられるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子レンジの一実施例図である。
【図2】同上のマグネトロンの構成を示す縦断面図であ
る。
【図3】本発明の電子レンジの一実施例構成図である。
【図4】同上の電子レンジの側面構成図である。
【図5】本発明による電子レンジに適用されたクライス
トロンの斜視図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】同上の低面図である。
【図8】同上の右側面図である。
【図9】同上の左側側面図である。
【図10】本発明による電子レンジに適用されたクライ
ストロンの構造を示すための一実施例断面図である。
【図11】同上におけるクライストロンでポルピースの
一実施例構造図である。
【図12】同上におけるクライストロンでマグネットの
一実施例構造図である。
【図13】同上におけるクライストロンでビームチャン
ネルの一実施例構造図である。
【図14】同上におけるクライストロンの動作原理を示
すための実施例断面図である。
【符号の説明】
300…電子レンジ 310…電源部 330…導波管 332…締結部材 340…攪拌器 350…調理室 360…ハウジング 370…穴 380…ファン 390…ガイド部材 400…クライストロン 500…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 511 F24C 7/02 541 H05B 6/64

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源の入力を受けてマイクロ波を出力す
    るクライストロンと、そのクライストロンから出力され
    たマイクロ波の入力を受けて食物を調理する調理室と、
    使用者の制御により前記クライストロンを制御する制御
    手段とから構成され、前記クライストロンは、電子銃か
    ら生じた電子がコレクタに向かうとき電子ビームを分離
    し、移動させるために多数のチャンネルが形成されてい
    るチューブを具備することを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記クライストロンから出力されるマイ
    クロ波は、導波管により前記調理室に誘導される請求項
    1記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記調理室内に流入されるマイクロ波
    は、攪拌器により分散されるようにした請求項1または
    2記載の電子レンジ。
  4. 【請求項4】 前記クライストロンを冷却させるファン
    が具備されている請求項1記載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 前記ファンから生じた後、クライストロ
    ンを冷却させた風は、少なくとも1つ以上の穴をとおし
    て前記調理室内に流入されるようにした請求項4記載の
    電子レンジ。
  6. 【請求項6】 前記クライストロンを冷却させた風はダ
    クトにより前記穴にガイドされるようにした請求項5記
    載の電子レンジ。
  7. 【請求項7】 前記クライストロンは、外部から電源が
    入力される端子と、その端子をとおして電源が入力され
    ると、マイクロ波を生ずる本体と、その本体から生ずる
    出力装置とから構成された請求項1記載の電子レンジ。
  8. 【請求項8】 前記クライストロンは、本体から生じた
    熱を外部へ放出させるための冷却手段を具備された請求
    項7記載の電子レンジ。
  9. 【請求項9】 前記冷却手段は、前記クライストロンの
    コレクタから生じる熱を分散させるための冷却フィン
    と、その冷却フィンを支持し前記コレクタから生じた熱
    を前記冷却フィンに伝達する冷却杆と、前記冷却フィン
    を覆いかぶせて外部を形成する冷却片とから構成された
    請求項8記載の電子レンジ。
  10. 【請求項10】 前記冷却杆は、コレクタと1つの構造
    にてブラージングした請求項9記載の電子レンジ。
  11. 【請求項11】 前記端子は、絶縁体により前記本体と
    電気的に絶縁されている請求項7または8記載の電子レ
    ンジ。
  12. 【請求項12】 前記本体の外観は、ヨークにてなる請
    求項7または8記載の電子レンジ。
  13. 【請求項13】 前記本体には、複数個の締結手段を具
    備された請求項7または8記載の電子レンジ。
  14. 【請求項14】 前記クライストロンは、電子銃から生
    じた電子がコレクタに向かう指向を保持し、移動中心を
    もつために電子銃とコレクタの周囲にマグネットを設
    け、磁気閉回路を構成される構造をもつ請求項7または
    8記載の電子レンジ。
  15. 【請求項15】 前記クライストロンのコレクタには、
    仕事関数の高い材質物質をコーティングした請求項14
    記載の電子レンジ。
  16. 【請求項16】 前記マグネットは、着磁方向が磁石の
    対向面を基準に垂直に配置された請求項14記載の電子
    レンジ。
  17. 【請求項17】 前記マグネットは、着磁方向が外部か
    ら磁石の中心を向かう中心着磁をもつ請求項14記載の
    電子レンジ。
  18. 【請求項18】 前記マグネットは、環形状構造をなす
    請求項14記載の電子レンジ。
  19. 【請求項19】 前記マグネットは、多面の格子形態を
    もち請求項14記載の電子レンジ。
  20. 【請求項20】 前記調理室の底面には、調理される食
    物を回転させるターンテーブルを配設された請求項1記
    載の電子レンジ。
  21. 【請求項21】 前記クライストロンのチューブのチャ
    ンネル数は、500個未満である請求項記載の電子レ
    ンジ。
  22. 【請求項22】 前記クライストロンのチューブ内にキ
    ャビティーは、2つ以上8つ以下に構成された請求項
    記載の電子レンジ。
  23. 【請求項23】 前記チューブに形成されたチャンネル
    の口径は、0.3mm〜5mmで形成された請求項
    載の電子レンジ。
  24. 【請求項24】 前記チューブは、始端と末端の材質を
    磁性体にして磁束密度の均一性を図る構造をもつ請求項
    記載の電子レンジ。
  25. 【請求項25】 前記磁性体には銅でコーティングされ
    た請求項24記載の電子レンジ。
  26. 【請求項26】 前記チューブは、銅で形成された請求
    記載の電子レンジ。
  27. 【請求項27】 前記クライストロンは、コレクタに隣
    接しているキャビティーに同軸線路を連結してキャビテ
    ィーからマイクロ波エネルギーを外部へ出力する請求項
    記載の電子レンジ。
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