JPH0845403A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JPH0845403A
JPH0845403A JP6181402A JP18140294A JPH0845403A JP H0845403 A JPH0845403 A JP H0845403A JP 6181402 A JP6181402 A JP 6181402A JP 18140294 A JP18140294 A JP 18140294A JP H0845403 A JPH0845403 A JP H0845403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
switch
touch switch
display device
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6181402A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotane Ikeda
裕胤 池田
Tadao Ooka
忠雄 大岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP6181402A priority Critical patent/JPH0845403A/ja
Publication of JPH0845403A publication Critical patent/JPH0845403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/002Legends replaceable; adaptable
    • H01H2219/018Electroluminescent panel

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチの操作状態を立体的に認識できるよ
うにする。 【構成】 タッチスイッチ1とEL表示器パネル8、9
とから構成される。タッチスイッチ1はEL表示器パネ
ル8の表面に固定されている。EL表示器パネル8、9
は、表示部10と12、13と14を有する。タッチス
イッチ1のスイッチであるスイッチ22、23の操作状
態に対応して、交互に発光する表示部10と11、12
と13が、タッチスイッチ1の操作画面上で、それぞれ
のスイッチの位置を示す枠24、25と同じ位置になる
ように、EL表示器パネル9とEL表示器パネル8を重
ねて配置する。EL表示器パネル9は、EL表示器パネ
ル8よりも、操作面に対して遠位に配置されていること
から、操作者はスイッチの操作状態を立体的に認識でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチスイッチを有す
る表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タッチスイッチを有する表示装置
に関するものとしては、例えば特開平5−114342
号公報などが開示されている。タッチスイッチを有する
機械の制御は、表示器パネルの表面上に位置するタッチ
スイッチを操作者が押すことによって行われるが、機械
を正常に作動させるためには、スイッチの操作の状態を
操作者に対して示す必要がある。そこで、特開平5−1
14342号公報では、タッチスイッチに相当する部位
の表示器パネル上に示されているパターンや形状を変え
ることで、スイッチの操作の状態を操作者に対して示す
ような機能を付しており、上記の点を改善している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、押しボ
タン式スイッチを有する表示装置では、操作者は視覚に
よる立体的な認識により、容易にスイッチの操作の状態
を把握することができるのに対して、前記特開平5−1
14342号公報では、タッチスイッチの操作の状態
と、色やパタ−ンといった視覚的な状態との対応を記憶
しなければならず、操作者に対する負担が大きいといえ
る。また、このような記憶による操作が多いことから、
誤操作が多く、操作性に問題を有しているといえる。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、スイッチの操作の状態によって、重畳的に配置され
た表示部を交互に発光させることによって、スイッチの
操作の状態を立体的に認識できる表示装置の提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1は、表示器部分が、表示器本体とスイッチ
とから構成され、前記表示器本体は少なくとも二つの表
示部を有し、該少なくとも二つの表示部が重畳するよう
配置され、かつ前記少なくとも二つの表示部は前記スイ
ッチの操作の状態によって交互に発光する構成による手
段を採用するものである。
【0006】また、請求項2は、前記スイッチが、少な
くとも一枚の透明フィルムと、該透明フィルムの背面側
に位置しており、向かい合った一対の接点とから構成さ
れ、前記透明フィルムを通して、前記一対の接点が接触
することによって、通電するタッチスイッチであり、前
記表示部と前記タッチスイッチとを重畳的に配置した構
成をもつ前記表示器本体を用いた構成による手段を採用
するものである。
【0007】さらに、請求項3は、前記表示部は発光手
段として、エレクトロルミネッセント素子、または発光
ダイオードを有する構成による手段を採用するものであ
る。さらに、請求項4は、表示器本体として複数のエレ
クトロルミネッセント表示器パネルを用いた構成による
手段を採用するものである。さらに、請求項5は、前記
表示器本体の両面に前記表示部を有する構成による手段
を採用するものである。
【0008】さらに、請求項6は、前記表示器本体が複
数備えられており、該複数の表示器本体が間隔を設けて
配置される構成による手段を採用するものである。さら
に、請求項7は、前記タッチスイッチの一方の前記接点
を、前記表示器本体の表面に配置し、他方の前記接点を
前記透明フィルムの背面に配置することを特徴とする請
求項2記載の表示装置。
【0009】さらに、請求項8は、前記表示器本体が、
可視光を透過させることができる透明構造から構成され
る手段を採用するものである。さらに、請求項9は、前
記表示部の色が異なる構成による手段を採用するもので
ある。
【0010】
【作用】請求項1、および請求項3に示したように、ス
イッチの操作の状態により、重畳的に配置された少なく
とも二つ以上の表示部が、交互に発光することによっ
て、操作者はスイッチの操作の状態によって発光してい
る表示部の位置の違いを、遠近感をもって感じることが
できる。
【0011】さらに請求項2では、請求項1と同様の作
用とともにスイッチの操作を行うと、スイッチと重畳的
に配置された表示部が、交互に発光する。さらに請求項
4では、請求項1と同様の作用が得られるとともに、表
示面上での表示部の位置を自由に設計できる。さらに請
求項5では、請求項1と同様の作用を両面に表示部のつ
いたの表示器本体を用いて行う。
【0012】さらに請求項6では、請求項1と同様の作
用を、より強い遠近感をもつことのできる構成でおこな
う。さらに請求項7では、タッチスイッチの一方の接点
を配置するための特別の構成を必要とせずに、請求項2
と同様の作用を得ることができる。さらに請求項8で
は、請求項1と同様の作用とともに、表示器本体を透明
にすることによって、より遠位に配置された表示部の発
光を直接認識することができる。
【0013】さらに請求項9では、請求項1と同様の作
用とともに、異なる色で表示部を発光させる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〔実施例1〕図1は本発明による一実施例である表示装
置の要部である表示器部分14の断面図であり、図2は
前記表示装置の全体の構成図である。また、図4は前記
表示器部分14の斜視図である。
【0015】図2において、前記表示装置は表示器部分
14、制御回路15、および前記表示器部分14と前記
制御回路15とを接続している結合手段である信号線1
6、17、18、19、20、21とから構成されてい
る。前記制御回路15は、前記信号線16、17、1
8、19、20、21を介して前記表示器部分14の表
示部10、11、12、13の状態を制御する。
【0016】図1に示したように、前記表示器部分14
は、スイッチであるタッチスイッチ1と、表示器本体で
あるエレクトロルミネッセント(以下、ELと略す)表
示器パネル8、9とから構成されている。前記タッチス
イッチ1は、透明フィルム2、3と、接点4、5、6
と、前記接点4、5と前記接点6との間隙を保つため
の、粒状セラミック等からなるスペーサ7とから構成さ
れている。
【0017】前記接点4、5、6は、帯状で、ITO
(酸化インジウム・スズ)などの透明導電膜で形成され
ている。前記接点4と前記接点6、また前記接点5と前
記接点6は、それぞれ対となっている。図2に示すよう
に、前記接点4、5と前記接点6は向かい合うように配
置されている。図3は前記タッチスイッチ1の平面図で
あるが、前記接点4、5は前記透明フィルム2の内側表
面に、前記タッチスイッチ1の操作面で水平方向にスク
リーン印刷等によって形成されている。一方、前記接点
6は前記透明フィルム3の内側表面に、前記タッチスイ
ッチ1の操作面で垂直方向にスクリーン印刷等によって
形成されている。前記タッチスイッチ1の操作面を押す
ことにより、前記接点4、または5と、前記接点6とが
接触し、通電する部分がスイッチとなるが、前記接点4
と前記接点6とが交差する部分をスイッチ22、また、
前記接点5と前記接点6とが交差する部分をスイッチ2
3とする。なお、スイッチ22とスイッチ23は同じ大
きさとする。
【0018】前記タッチスイッチ1の操作面上で、前記
スイッチ22、23に相当する位置に、スイッチの位置
を示すための枠24、25が、それぞれタッチスイッチ
1の操作面上に表示されている。また、前記EL表示器
パネル8、9は、前記タッチスイッチ1の操作の状態に
対応して、発光または消光する、スイッチ22および2
3と同じ大きさの前記表示部10と12、11と13を
それぞれ有する。
【0019】前記EL表示器パネル8は、前記スイッチ
22の操作の状態に対応する前記表示部10と、前記ス
イッチ23の操作の状態の対応する前記表示部12を有
する。一方、前記EL表示器パネル9は、前記スイッチ
22の操作の状態に対応する前記表示部11と、前記ス
イッチ23の操作の状態に対応する前記表示部13を有
する。
【0020】図5は、前記EL表示器パネル8の断面図
である。該EL表示器パネル8は、ガラス基板27上に
発光部位であるEL素子28を形成し、該EL素子28
を背面から覆うようにカバーガラス26を所定の間隔を
おいて接着し、その内部に透明な防湿用シリコンオイル
29を封入して形成される。なお、前記EL表示器パネ
ル9も、前記EL表示器パネル8と同様の構造により、
構成されている。
【0021】図6は、前記EL素子28の概略断面図で
ある。該EL素子28は、前記ガラス基板27上に第一
透明電極30を成膜形成し、該第一透明電極30上に第
一透明絶縁層31を形成し、該第一透明絶縁層31上に
発光層32を形成し、該発光層32上に第二透明絶縁層
33を形成し、該第二透明絶縁層33上に第二透明電極
34を形成して構成される。
【0022】図2において、前記タッチスイッチ1は前
記EL表示器パネル8の表面に接着剤などで固定されて
いる。前記EL表示器パネル8の、前記タッチスイッチ
1が固定されているのとは異なる側に、前記EL表示器
パネル9を配置する。この際、同一のスイッチに対応
し、かつ異なるEL表示器パネルに配置される表示部で
ある、前記表示部10と前記表示部11、前記表示部1
2と前記表示部13が、それぞれ前記スイッチ22、2
3と、また枠24、25と重畳するように、前記EL表
示器パネル8と前記EL表示器パネル9とを重ねて配置
する。
【0023】次に上記構成の装置について、その作動を
説明する。図1において、前記タッチスイッチ1を押す
と、前記制御回路15は前記信号線16、17を通じ
て、スイッチのオン・オフなどのタイミングを検出し、
表示器本体8、9のいずれの表示部を発光させるか、あ
るいは消光させるかを演算する。続いて、演算した結果
に応じた信号を、前記各表示部10、11、12、13
に接続した前記信号線18、19、20、21を通じ
て、前記表示部10、11、12、13に出力する。
【0024】次に前記表示器部分14の作動について説
明する。前記タッチスイッチ1のオン・オフの切り替え
は前記タッチスイッチ1を押すことにより行われる。前
記スイッチ22が押された時には、前記表示部10また
は11のいずれか一方が発光する。また、前記スイッチ
23が押された時には、前記表示部12または13のい
ずれか一方が発光する。
【0025】図4において、前記スイッチ22は現在オ
フの状態である。この時、前記EL表示器パネル8の前
記表示部10が発光している。一方、前記スイッチ23
は現在オンの状態である。この時、前記EL表示器パネ
ル9の前記表示部13が発光している。前記EL表示器
パネル9は、前記EL表示器パネル8と比較して、前記
タッチスイッチ1の操作面に対して、より遠位に配置さ
れていることから、オンの時のスイッチは、オフの時の
スイッチに比べて、前記タッチスイッチ1の操作面に対
して奥に押し込まれているように認識される。
【0026】上記のような作動を行うことにより、操作
者はスイッチの操作の状態を立体的に認識することがで
きる。 〔実施例2〕次に、表示器本体として用いた二枚のEL
表示器パネルを、間隙を設けて配置した実施例について
述べる。
【0027】図7は、本実施例の表示器部分の断面図で
あり、図8はその斜視図である。EL表示器パネル9
を、タッチスイッチ1を固定したEL表示器パネル8か
ら所定の間隔を設けて配置する。なお、タッチスイッチ
1の構成は実施例1と同様であるので省略する。また、
作動についても、実施例1と同様であるので説明を省略
する。
【0028】以上の構成をとることにより、 同一のス
イッチに対応し、かつ異なるEL表示器パネルに配置さ
れる表示部である、表示部10と12、および表示部1
1と13との間隔が大きくなり、オンの時のスイッチと
オフの時のスイッチとの位置の違いをより強く感じるこ
とができる。その結果、操作者の、スイッチの操作の状
態に対する認識をより高めることができる。
【0029】〔実施例3〕次に、表示器本体として、両
面に発光層を形成したEL素子を用いた、一枚の透明な
EL表示器パネルを用いた実施例について述べる。図9
は、本実施例の表示器部分の断面図であり、図10はそ
の斜視図である。EL表示器パネル35は、実施例1の
EL表示器パネル8とほぼ同様な構造をもつが、基板と
なるガラスの両面に発光層をもつEL素子40を有する
EL表示器パネルである。該EL表示器パネル35は、
タッチスイッチ1が固定された面に表示部36、38
を、もう一方の面に表示部37、39を有する。
【0030】図11は前記EL素子40の概略断面図で
ある。該EL素子40は、透明ガラス基板41の一方の
面に第一透明電極42を成膜形成し、該第一透明電極4
2上に第一透明絶縁層43を形成し、該第一透明絶縁層
43上に発光層44を形成する。該発光層44上に第二
透明絶縁層45を形成し、該第二透明絶縁層45上に第
二透明電極46を形成して構成される。また、前記透明
ガラス基板41のもう一方の面に、別に第一透明電極4
7を成膜形成し、該第一透明電極47上に第一透明絶縁
層48を形成し、該第一透明絶縁層48上に発光層49
を形成する。該発光層49上に第二透明絶縁層50を形
成し、該第二透明絶縁層50上に第二透明電極51を形
成して構成される。なお、前記EL表示器パネル35
は、前記透明ガラス基板41の両側に、図5に示した実
施例1のEL表示器パネル8の構造をもつものである。
【0031】なお、タッチスイッチ1の構成について
は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。次
に、上記構成の装置について、その作動を説明する。ス
イッチ22が押された時には、前記EL表示器パネル3
5の表示部36または37のいずれか一方が発光する。
また、スイッチ23が押された時には、前記EL表示器
パネル35の表示部38または39のいずれか一方が発
光する。
【0032】図10において、前記スイッチ22は現在
オフの状態である。この時、前記EL表示器パネル35
の、タッチスイッチ1が固定されている面に配置された
前記表示部36が発光している。一方、前記スイッチ2
3は現在オンの状態である。この時、前記EL表示器パ
ネル35の、タッチスイッチ1が固定されている面とは
別の面に配置された前記表示部39が発光している。
【0033】以上のような構成ならびに作動により、実
施例1と同様に、操作者はスイッチの操作の状態を立体
的に認識することができる。また、本構成はEL表示器
パネルを一枚しか使用しないので、表示装置を安価に作
製することができる。 〔実施例4〕次に、表示器部分がタッチスイッチと、E
L表示器パネルと、ケーシングされた発光ダイオード表
示器とから構成される表示装置の実施例について述べ
る。
【0034】図12は本実施例の表示器部分の断面図で
あり、図13はその斜視図である。EL表示器パネル8
は、スイッチ22の操作の状態に対応する前記表示部1
0と、スイッチ23の操作の状態に対応する前記表示部
12を有する。また、発光ダイオード表示器52は、前
記スイッチ22の操作の状態に対応して発光するダイオ
ード表示部54を有する。一方、発光ダイオード表示器
53は、前記スイッチ23の操作の状態に対応して発光
するダイオード表示部55を有する。
【0035】図12において、タッチスイッチ1は前記
EL表示器パネル8に接着剤などで固定されている。該
EL表示器パネル8の、前記タッチスイッチ1が固定さ
れているのとは異なる面に、前記発光ダイオ−ド表示器
52、53は固定されている。この際、同一のスイッチ
の操作に対応して発光する表示部である、前記EL表示
器パネル8の表示部10とダイオード表示部54とが、
また前記EL表示器パネル8の表示部12とダイオード
表示部55とが、それぞれ枠24、25(実施例1参
照)と重畳するように、前記EL表示器パネル8と前記
発光ダイオ−ド表示器52、53を重ねて配置する。な
お、前記タッチスイッチ1の構成については、実施例1
と同様であるので説明を省略する。
【0036】次に、上記構成の装置について、その作動
を説明する。前記スイッチ22が押された時には、前記
表示部10または前記ダイオード表示部54のいずれか
一方が発光する。また、前記スイッチ23が押された時
には、前記表示部12または前記ダイオード表示部55
のいずれか一方が発光する。図13において、前記スイ
ッチ22は現在オフの状態である。この時、前記EL表
示器パネル8の前記表示部10が発光している。一方、
前記スイッチ23は現在オンの状態である。この時、前
記ダイオード表示部55が発光している。
【0037】以上の構成ならびに作動によって、実施例
1と同様に、操作者はスイッチの操作の状態を立体的に
認識できる。 〔実施例5〕タッチスイッチの一方の接点を、EL表示
器パネルの表面に配置した表示装置の実施例について述
べる。
【0038】図14は本実施例の表示器部分の断面図で
ある。表示器部分14はタッチスイッチ56と、EL表
示器パネル8、9とから構成される。前記タッチスイッ
チ56は、実施例1に示したタッチスイッチ1の構成の
うち、透明フィルム3が省略された構成である。接点6
は、実施例1では透明フィルム3表面にスクリーン印刷
等によって形成されているが、本実施例では、EL表示
器パネル8の表面にスクリーン印刷等によって形成され
ている。
【0039】なお、表示器本体の構成、表示器部分の配
置、および作動については、実施例1と同様であるので
説明を省略する。以上の構成ならびに作動によって、実
施例1と同様に、操作者はスイッチの操作の状態を立体
的に認識できる。また、実施例1と比較して、前記透明
フィルム3を省略した構成をとることができることか
ら、工程を減らすことができるとともに、より安価に作
製できる。
【0040】以上の実施例では、スイッチと表示部が重
畳した配置をとる実施例について示したが、スイッチと
表示部が重畳しないように互いに異なる位置に配置する
こともも可能であり、スイッチと表示部との配置をこれ
に限るものではない。従って、以上の実施例では、スイ
ッチとして透明導電膜式のタッチスイッチを用いたが、
上記に述べたようにスイッチと表示部が重畳しない配置
も可能であることから、スイッチとして押しボタン式の
スイッチなどを用いることも可能であり、スイッチの種
類をこれに限定するものではない。また、タッチスイッ
チの種類についてもこれに限定するものではない。
【0041】また、以上の実施例では、重畳した表示部
のうち、操作面に対してより近位に配置された表示部が
発光している場合をスイッチがオンの状態とし、操作面
に対してより遠位に配置された表示部が発光している場
合をスイッチがオフの状態としたが、これとは逆に、重
畳した表示部のうち、操作面に対してより近位に配置さ
れた表示部が発光している場合をスイッチがオフの状態
とし、操作面に対してより遠位に配置された表示部が発
光している場合をスイッチがオンの状態とすることも可
能である。また、ダイヤル式などのスイッチを用いる場
合のように、表示部を二つだけでなく、いくつも重畳さ
せることによって、スイッチの操作の状態を段階的に表
示することも可能である。したがって、表示器の状態と
スイッチの操作の状態との関係をこれに限定するもので
はない。
【0042】また、二つの表示部を用いた例を示した
が、表示部の数をこれに限定するものではない。また、
以上の実施例では、各表示部の大きさを全て同じとした
が、必ずしもこのようにする必要はなく、これに限定さ
れるものではない。また、表示器本体としてEL表示器
パネルを用いた場合、ドットマトリックス方式であれ
ば、EL表示器パネル上で、表示部の位置を自由に設定
でき、操作面上でのスイッチの位置を自由に設定でき、
表示装置の設計の自由度を高めることができる。
【0043】また、以上の実施例では、表示器本体とし
てEL表示器パネルや発光ダイオードを用いた例を示し
たが、表示器本体の種類をこれに限定するものではな
い。また、以上の実施例では、一つまたは二つの表示器
本体を用いた例を示したが、表示器本体の数をこれに限
定するものではない。また、以上の実施例において、E
L表示器パネルを用いた実施例においては、全てのEL
表示器パネルは可視光を透過させることのできる透明な
構造としたが、複数のEL表示器パネルを重ねた構成を
とる場合、最後列に配置されるEL表示器パネルのカバ
ーガラスを不透明にするといった構成とすることも可能
である。この場合、パネルと表示部とのコントラストを
高めることができ、視認性をより高めることができる。
【0044】さらに、タッチスイッチを固定させた表示
器本体を不透明な構造とすることも可能である。例え
ば、表示器本体としてダイオードをハウジングしたパネ
ルを複数枚用いた場合、該パネルが不透明な構造であっ
ても、タッチスイッチが固定されたパネルに穴などを開
けることなどによって、同じスイッチに対する別のパネ
ルの表示部の状態を認識することができる。その結果、
実施例と同様にスイッチの状態を立体的に認識すること
ができる。また、タッチスイッチを固定させた表示器本
体の部分に、EL表示器パネルを用いた場合でも、同様
の構成をとることが可能である。
【0045】また、スイッチの作動状態によって、表示
部に異なる色を用いることで、立体的な認識を得るだけ
ではなく、視覚的な認識も高めることができ、操作者の
負担を軽減することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明では、上記作用により、以下の優
れた効果が得られる。請求項1、3による作用によっ
て、操作者がスイッチの操作の状態を立体的に認識でき
るという優れた効果がある。さらに請求項2による作用
により、請求項1と同様な効果が得られるとともに、ス
イッチの操作の状態を立体的に、直接認識することがで
きる。
【0047】さらに請求項4による作用により、請求項
1と同様な効果が得られるとともに、表示装置の設計の
自由度を高めることができる。さらに請求項5による作
用により、請求項1と同様な効果が得られるとともに、
両面に表示部を有する表示器本体を用いることによっ
て、用いる表示器本体の数を減らすことができ、表示装
置を安価に作製することができる。
【0048】さらに請求項6による作用により、請求項
1の効果をさらに大きいものとすることができる。さら
に請求項7による作用により、請求項2と同様な効果が
得られるとともに、より安価に作製することができる。
さらに請求項8による作用により、請求項1と同様な効
果が得られるとともに、高い視認性を得ることができ
る。
【0049】さらに請求項9による作用により、請求項
1と同様な効果が得られると同時に、視覚的にも容易に
認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の全体の構成図である。
【図2】本発明の実施例1の表示器部分の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例1のタッチスイッチの平面図で
ある。
【図4】本発明の実施例1の表示器部分の斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施例1のEL表示器パネルの断面図
である。
【図6】本発明の実施例1のEL素子の概略断面図であ
る。
【図7】本発明の実施例2の表示器部分の断面図であ
る。
【図8】本発明の実施例2の表示器部分の斜視図であ
る。
【図9】本発明の実施例3の表示器部分の断面図であ
る。
【図10】本発明の実施例3の表示器部分の斜視図であ
る。
【図11】本発明の実施例3のEL素子の概略断面図で
ある。
【図12】本発明の実施例4の表示器部分の断面図であ
る。
【図13】本発明の実施例4の表示器部分の斜視図であ
る。
【図14】本発明の実施例5の表示器部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 タッチスイッチ 2 透明フィルム 3 透明フィルム 4 接点 5 接点 6 接点 8 EL表示器パネル 9 EL表示器パネル 10 表示部 11 表示部 12 表示部 13 表示部 14 表示器部分 22 スイッチ 23 スイッチ 28 EL素子 35 EL表示器パネル 52 発光ダイオード表示器 53 発光ダイオード表示器 54 ダイオード表示部 55 ダイオード表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器部分が、表示器本体とスイッチと
    から構成され、前記表示器本体は少なくとも二つの表示
    部を有し、該少なくとも二つの表示部が重畳するよう配
    置され、かつ前記少なくとも二つの表示部は前記スイッ
    チの操作の状態によって交互に発光する構成であること
    を特徴とする表示器装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチが、少なくとも一枚の透明
    フィルムと、該透明フィルムの背面側に位置しており、
    向かい合った一対の接点とから構成され、前記透明フィ
    ルムを通して、前記一対の接点が接触することによっ
    て、通電するタッチスイッチであり、前記表示部と前記
    タッチスイッチとを重畳的に配置した構成をもつ前記表
    示器本体を用いたことを特徴とする請求項1記載の表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部が発光手段として、エレクト
    ロルミネッセント素子、または発光ダイオードを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 表示器本体として複数のエレクトロルミ
    ネッセント表示器パネルを用いたことを特徴とする請求
    項1記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示器本体の両面に前記表示部を有
    することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示器本体が複数備えられており、
    該複数の表示器本体が間隔を設けて配置されることを特
    徴とする請求項1記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記タッチスイッチの一方の前記接点
    を、前記表示器本体の表面に配置し、他方の前記接点を
    前記透明フィルムの背面に配置することを特徴とする請
    求項2記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示器本体が、可視光を透過させる
    ことができる透明構造からなる請求項1記載の表示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記表示部の色が異なることを特徴とす
    る請求項1記載の表示装置。
JP6181402A 1994-08-02 1994-08-02 表示装置 Pending JPH0845403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6181402A JPH0845403A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6181402A JPH0845403A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0845403A true JPH0845403A (ja) 1996-02-16

Family

ID=16100132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6181402A Pending JPH0845403A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0845403A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773129B2 (en) * 2000-02-26 2004-08-10 Federal-Mogul World Wide, Inc. Vehicle interior lighting systems using electroluminescent panels

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5767331U (ja) * 1980-10-13 1982-04-22
JPS58190685U (ja) * 1982-06-11 1983-12-17 横河電機株式会社 表示装置
JPS61723U (ja) * 1984-05-16 1986-01-07 スタンレー電気株式会社 タツチスイツチ付el表示体
JPS6213098Y2 (ja) * 1979-06-09 1987-04-04
JPS634353Y2 (ja) * 1981-12-09 1988-02-03
JPH01126023U (ja) * 1988-02-22 1989-08-29
JPH02103114A (ja) * 1988-10-13 1990-04-16 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機の成形条件設定方法
JPH04291291A (ja) * 1991-03-20 1992-10-15 Nec Corp 立体表示装置とその表示方式

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6213098Y2 (ja) * 1979-06-09 1987-04-04
JPS5767331U (ja) * 1980-10-13 1982-04-22
JPS634353Y2 (ja) * 1981-12-09 1988-02-03
JPS58190685U (ja) * 1982-06-11 1983-12-17 横河電機株式会社 表示装置
JPS61723U (ja) * 1984-05-16 1986-01-07 スタンレー電気株式会社 タツチスイツチ付el表示体
JPH01126023U (ja) * 1988-02-22 1989-08-29
JPH02103114A (ja) * 1988-10-13 1990-04-16 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機の成形条件設定方法
JPH04291291A (ja) * 1991-03-20 1992-10-15 Nec Corp 立体表示装置とその表示方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773129B2 (en) * 2000-02-26 2004-08-10 Federal-Mogul World Wide, Inc. Vehicle interior lighting systems using electroluminescent panels

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7595791B2 (en) Input device
US8149225B2 (en) Display apparatus for refrigerator
KR101530794B1 (ko) 3d 터치 제어 액정 렌즈 격자, 그 제조 방법, 및 3d 터치 제어 디스플레이 장치
CN102150366B (zh) 具有电容式接近感测装置的oled设备
EP0938737B1 (en) Electroluminescent backlit devices
JP2001318366A (ja) 液晶ディスプレイを備えたタッチコンタクトスイッチ
JP2006277013A (ja) キーボード装置
WO2010032329A1 (ja) El発光装置
WO2015198977A1 (ja) タッチパネル付き表示装置
JP2013077556A (ja) タッチスイッチ
JP2008033616A (ja) 入力装置
JPH09167541A (ja) 薄型スイッチおよびスイッチ付表示パネル
JP2010041860A (ja) 高分子アクチュエータを利用したスイッチ回路及び操作装置
JPH0845403A (ja) 表示装置
JP2020187418A (ja) 発光タッチパネル
JPH06160118A (ja) タッチスイッチ付き液晶表示装置
JP2007157384A (ja) シートスイッチ
JP4422063B2 (ja) 入力装置
JP3610428B2 (ja) 計器類の前面側構造
JPS5871519A (ja) 照光式スイツチ
JP4278490B2 (ja) タッチ入力式キーボード装置
JP3814335B2 (ja) 薄型スイッチおよびスイッチ付表示パネル
JPH01283617A (ja) 操作表示装置
JPH10308135A (ja) 照光式タッチスイッチ
US20240045228A1 (en) Display device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060214