JPH084468Y2 - 花束保持台 - Google Patents

花束保持台

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JPH084468Y2
JPH084468Y2 JP3853490U JP3853490U JPH084468Y2 JP H084468 Y2 JPH084468 Y2 JP H084468Y2 JP 3853490 U JP3853490 U JP 3853490U JP 3853490 U JP3853490 U JP 3853490U JP H084468 Y2 JPH084468 Y2 JP H084468Y2
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JP
Japan
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bouquet
holder
transport box
box
handle
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JP3853490U
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English (en)
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JPH03129295U (ja
Inventor
信一 会田
Original Assignee
株式会社日比谷花壇
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は花束の輸送に便利な花束保持台に関し、更に
詳しくは花束を輸送用の箱に立てたままの状態で容易に
収納することのできる花束保持台に関する。
《従来の技術》 従来から切花を輸送する箱として主にダンボール箱や
発泡樹脂製の容器等が使用されており、それに関する新
たな提案が様々なされている。その主なものとして、切
花輸送用ケース(実開昭56−164978号)、切花等の輸送
ケース(同61−53377号)、生花収納用箱(同61−73581
号)、生花収納箱(同64−23429号、同64−23430号)及
び花用輸送箱(特開平1−267180号)等が挙げられる。
しかしながら、上記の提案は何れも切花をバラバラの
状態で輸送するための箱であって、花束として輸送する
箱としては不向きである。花束を収納する箱としては、
例えば、花束等の包装用ケース(実開昭57−144819
号)、花束保持具(同60−175036号)、花束用包装箱
(同63−67486号)及び花束収納具(実開平1−159760
号)等が挙げられるが、これらは花束を贈答用に包装す
る目的で提案されたものであり、輸送中の衝撃に対して
花束を保護し得るものではなかった。
花束をダンボール箱等で輸送する場合、ダンボール箱
の内部に花束を固定しないで輸送すると、輸送中に花束
が崩れたりリボンが潰れたりし易い。一方、花束をねか
せた状態で固定すると花束への給水が不充分となり花束
が萎れていまうという欠点がある。
又、例えば、単にダンボール箱の底部中央部近辺に花
束のハンドル部(花束下部の茎を束ねて縛った部分)を
固定するための固定具を設けた場合には、花束をダンボ
ール箱に詰める際に、花束の膨らみが邪魔になって茎部
分を固定するのに手間を要する上、花束の上部が安定し
ないという欠点が生ずる。
《考案が解決しようとする課題》 本考案者は、上記の欠点を解決すべく鋭意検討を重ね
た結果、花束全体を斜面に寄りかかるように固定するこ
とのできる斜面部を有する花束保持台を花束輸送用箱と
共に使用することにより、花束の梱包作業を容易にする
と共に、花束への給水手段からの水漏れを防止する如く
花束を立てた状態で且つ容易に花束輸送用箱に取り出し
可能に収納することができること、及び輸送中の振動に
よっても花束が崩れず、安全に輸送することができるこ
とを見出し本考案に到達した。
従って本考案の第1の目的は、花束輸送用の箱に花束
を容易に収納することのできる花束保持台を提供するこ
とにある。
本考案の第2の目的は、花束の上部の膨らみ部分を潰
すことなく安定した状態で輸送することができる花束保
持台を提供することにある。
本考案の第3の目的は、輸送中に花束への給水手段か
ら水を漏らすことなく輸送することのできる花束保持台
を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 本考案の上記の諸目的は、花束輸送用箱の内部に花束
を固定した状態で取り出し可能に収納することのできる
花束保持台であって、少なくとも前記花束輸送用箱の対
角線と略同一角度でもって該花束輸送用箱の内部空間を
斜めに仕切る如き斜面部を有し、該斜面部に花束のハン
ドル部を固定するための固定具が設けられていることを
特徴とする花束保持台によって達成された。
本発明の花束保持台には、花束を保持するための機能
の他に、必要に応じて花器をも保持せしめる機能を付加
することができる。又ハンドル部には、例えば水を含ん
だ紙タオルを巻き、その上からアルミ箔を巻き付けると
いうような給水手段を設けることができる。
本考案の花束保持台に使用する材料としては、ダンボ
ール、発泡樹脂等の公知のものの中から選択して使用す
ることができる。
以下、本考案の花束保持台の実施例を図面に基づいて
詳述する。
第1図は、本考案の花束保持台を花束輸送用箱に収納
した状態を示す斜視図である。
第2図は、本考案の花束保持台に花束を固定した状態
を示す斜視図である。
第3図は、第2図の花束保持台の背部に花器を固定し
た状態を示す斜視図である。
図中、符号(1)は花束輸送用箱であり、符号(2)
は花束輸送用箱(1)に収納した状態の本考案の花束保
持台である。
花束輸送用箱(1)は、花束を立てた状態で収納する
ことができる大きさにあつらえた箱であり、第1図の如
く収納した花束が外から見えるように窓(20)を設ける
ことが好ましい。
本考案の花束保持台(2)は、少なくとも花束輸送用
箱(1)の対角線と略同一角度でもって花束輸送用箱
(1)を斜めに仕切る如き斜面部(3)を有する。斜面
部(3)は花束輸送用箱(1)の対角線と同一の角度で
箱内部前面の底辺から箱内部背面の上辺までとすること
もできるが、花束のハンドル部(6)を保護する観点か
ら、若干箱内部前面との間に余裕が生ずる程度の角度で
設けることが好ましい。この場合、斜面部(3)と後述
する底面部(5)とで形成される辺にズレ防止用の爪部
(11)を設けることが好ましい。爪部(11)は第4図及
び第5図に示した如く、底面部(5)の一部に切り込み
を入れて、それを前方に回転させる如く折り返すことに
より他の材料を使用することなく容易に形成せしめるこ
とができる。
花束保持台(2)の斜面部(3)には、花束のハンド
ル部(6)を固定するための固定具(7)を設け、必要
に応じて斜面部(3)の背面には花器(9)を取り付け
るための固定具(10)を設ける(第3図参照)。固定具
(7)及び(10)は、公知の固定具の中から適宜選択し
て設けることができ、例えば第2図及び第3図の如く斜
面部(3)の前面及び背面に帯状体を取り付けて該帯状
体で花束のハンドル部(6)及び花器(9)を結束する
こともできる。この場合単に紐状のもので結束しても良
いがゴム紐やマジックテープを使用すれば紐を結ぶ手間
が省けるので好ましい。又固定具(7)を取付けた内側
に第4図に示した如く切り込みを入れ、この部分を左右
に開いて花束のハンドル部(6)を左右からガードする
ことにより、ハンドル部が左右にぶれるのを防止するこ
ともでき、その上からマジックテープ等の固定具(7)
で結束することにより、花束のハンドル部(6)の大き
さの違いに対応せしめることができる。
固定具(7)及び(10)を取り付ける部分には補強板
(12)を設けることが好ましい。該補強板(12)は、第
4図及び第5図に示した如く斜面部(3)の固定具
(7)を取り付ける箇所の上部に所望の大きさで切り込
みを入れ、それを折り返すことにより他の部材を使用す
ることなく容易に形成せしめることができる。この場
合、補強板(12)を折り返す前に補強板(21)となる部
分に固定具(7)及び(10)を取り付けておけば、補強
板(12)を斜面部(3)の背面に折り返して固定具
(7)の紐を斜面部に予め設けておいた孔から通すこと
により固定具と補強板(12)の取付けを同時に行うこと
ができる。補強板(12)と斜面部(3)の背面とは接着
剤、両面接着テープ等の公知の材料で容易に接着するこ
とができる。
花束保持台(2)の構成は斜面部(3)を有する限り
適宜変更することができ、第6図の如く斜面部(3)、
底面部(5)及び控板(13)からなる構成としても良い
が、第1図〜第5図の如く直角三角形状の両側面部
(4)と該両側面部(4)の両底辺と両斜辺とを夫々つ
なぐ底面部(5)及び斜面部(3)からなる構成のもの
は、第4図の如く展開組立が容易にできるので保管場所
をとることがない上、より強固で安定な構造体とするこ
とができるので好ましい。
花束保持台(2)の斜面部(3)の上辺には、例えば
手を挿入して握ることのできる切除部分を有するような
取手(8)を設けることができる。これは、花束輸送用
箱(1)に花束を固定した花束保持台(2)を出し入れ
することを容易にするためであり、又取手(8)に弾力
性をもたせて曲折可能にすれば、花束輸送用箱(1)の
蓋を押し上げようとする力が生じて、花束輸送用箱
(1)の上部が押し上げられるのでこれによって花束の
損傷を避けることができるからである。
《作用》 先ず、花束保持台(2)を組立た後、ハンドル部に給
水手段を取り付けた花束を花束保持台(2)の斜面部
(3)に据え付け、花束のハンドル部を固定具(7)で
固定する。
次に、花束保持台(2)の取手(8)を持ちながら花
束輸送用箱(1)に挿入する。
花束輸送用箱(1)の蓋を閉じる際に、取手(8)は
前面に押し倒されるように箱内部に収まる。又花束保持
台(3)の前面底部に設けた爪部(11)の先端は花束輸
送用箱(1)の前面底部に当接する。従って、花束保持
台(2)は爪部(11)と取手(8)及び両側面部(4)
の作用により安定した状態で花束輸送用箱に収納され
る。
《考案の効果》 以上詳述した如く、本考案の花束保持台を使用すれ
ば、安定した状態で取り出し可能に花束を花束輸送用箱
に収納することができるので花束の梱包作業を容易にす
ることができる。
又、花束全体を斜面部に寄りかからせた状態で固定す
るので、輸送中に振動があっても花束は容易に崩れると
いうことがなく、花束を傷めることなく輸送することが
できる上、花束への給水手段から水が漏れることがない
ので、花束を萎らせることなく長距離輸送することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の花束保持台を花束輸送用箱に収納し
た状態を示す斜視図である。 第2図は、本考案の花束保持台に花束を固定した状態を
示す斜視図である。 第3図は、第2図の花束保持台の背部に花器を固定した
状態を示す斜視図である。 第4図は、第2図の花束保持台の展開図である。 第5図は、第4図の花束保持台を組立てた後のA−A線
上の断面図である。 第6図は、本考案の花束保持台の他の実施例である。 1……花束輸送用箱 2……花束保持台 3……斜面部 4……側面部 5……底面部 6……花束のハンドル部 7……固定具 8……取手 9……花器 10……固定具 11……爪部 12……補強板 13……控板 20……窓

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】花束輸送用箱(1)の内部に花束を固定し
    た状態で取り出し可能に収納することのできる花束保持
    台(2)であって、 少なくとも前記花束輸送用箱(1)の対角線と略同一角
    度でもって該花束輸送用箱(1)の内部空間を斜めに仕
    切る如き斜面部(3)を有し、該斜面部(3)に花束の
    ハンドル部(6)を固定するための固定具(7)が設け
    られていることを特徴とする花束保持台。
  2. 【請求項2】花束保持台(2)が、直角三角形状の両側
    面部(4)と該両側面部(4)の両底辺と両斜辺とを夫
    々つなぐ底面部(5)及び斜面部(3)からなり、該花
    束保持台(2)の上辺に取手(8)が設けられている請
    求項1に記載の花束保持台。
  3. 【請求項3】花束保持台(2)の背部空間に花器(8)
    を固定するための固定具(9)が設けられている請求項
    1又は2に記載の花束保持台。
JP3853490U 1990-04-12 1990-04-12 花束保持台 Expired - Lifetime JPH084468Y2 (ja)

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JP3853490U JPH084468Y2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 花束保持台

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JP3853490U JPH084468Y2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 花束保持台

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JPH03129295U JPH03129295U (ja) 1991-12-25
JPH084468Y2 true JPH084468Y2 (ja) 1996-02-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002240475A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Masayuki Takashima カード収納容器

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JPH03129295U (ja) 1991-12-25

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