JPH0844624A - インタリーブ方式を適用する記憶装置 - Google Patents
インタリーブ方式を適用する記憶装置Info
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- JPH0844624A JPH0844624A JP17894294A JP17894294A JPH0844624A JP H0844624 A JPH0844624 A JP H0844624A JP 17894294 A JP17894294 A JP 17894294A JP 17894294 A JP17894294 A JP 17894294A JP H0844624 A JPH0844624 A JP H0844624A
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- memory
- ways
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ウェイ数が動的に変更でき、インタリーブ方式
本来の効果を最大限に生かしたまま、メモリモジュール
増設の自由度が高められるようにする。 【構成】ポートA〜Dに接続されたメモリモジュール群
により4つのメモリバンクが構築された記憶装置におい
て、実装されているメモリモジュールの個数MM[7:
0]と外部指定アドレスAD[31:00]をもとに、
4、2及び1のうちの1つをウェイ数WAYとして選択
設定するウェイ数選択回路15と、この設定されたウェ
イ数WAYと、外部指定アドレスAD[31:00]及
び外部指定ワード数WNをもとに、アクセス先スロット
位置を示すスロット番号、当該スロット位置のメモリモ
ジュール内アドレス及びアクセス先メモリバンク(ポー
ト)を選択するための選択信号を生成する1・2・4ウ
ェイアドレス変換回路11とを備えた構成とする。
本来の効果を最大限に生かしたまま、メモリモジュール
増設の自由度が高められるようにする。 【構成】ポートA〜Dに接続されたメモリモジュール群
により4つのメモリバンクが構築された記憶装置におい
て、実装されているメモリモジュールの個数MM[7:
0]と外部指定アドレスAD[31:00]をもとに、
4、2及び1のうちの1つをウェイ数WAYとして選択
設定するウェイ数選択回路15と、この設定されたウェ
イ数WAYと、外部指定アドレスAD[31:00]及
び外部指定ワード数WNをもとに、アクセス先スロット
位置を示すスロット番号、当該スロット位置のメモリモ
ジュール内アドレス及びアクセス先メモリバンク(ポー
ト)を選択するための選択信号を生成する1・2・4ウ
ェイアドレス変換回路11とを備えた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主記憶装置に代表され
るインタリーブ方式を適用する記憶装置に関する。
るインタリーブ方式を適用する記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主記憶装置等の記憶装置では、メモリア
クセスを高速に行うために、従来からインタリーブ方式
が適用されるものが多い。インタリーブ方式とは、複数
台用意されたメモリ(それぞれをメモリバンクと呼ぶ)
にアドレスを順番に割り付けて、各バンクを並列にアク
セスすることにより高速化を図る手法である。このバン
クの数、即ち同時にアクセスできるバンクの数をmとし
たものが、mウェイインタリーブ方式と呼ばれている。
クセスを高速に行うために、従来からインタリーブ方式
が適用されるものが多い。インタリーブ方式とは、複数
台用意されたメモリ(それぞれをメモリバンクと呼ぶ)
にアドレスを順番に割り付けて、各バンクを並列にアク
セスすることにより高速化を図る手法である。このバン
クの数、即ち同時にアクセスできるバンクの数をmとし
たものが、mウェイインタリーブ方式と呼ばれている。
【0003】mウェイインタリーブ方式の記憶装置で
は、メモリを増設する場合、アドレスマッピングの関係
で、全てのメモリバンクに一定容量の同数のメモリモジ
ュールを増設しなければならない。即ちmウェイインタ
リーブ方式の記憶装置の増設は、mの整数倍単位で行う
必要がある。このため、必要な記憶装置の容量がm個未
満のメモリモジュールの増設で確保できる場合でも、ユ
ーザはメモリモジュールをm個増設しなければならな
い。
は、メモリを増設する場合、アドレスマッピングの関係
で、全てのメモリバンクに一定容量の同数のメモリモジ
ュールを増設しなければならない。即ちmウェイインタ
リーブ方式の記憶装置の増設は、mの整数倍単位で行う
必要がある。このため、必要な記憶装置の容量がm個未
満のメモリモジュールの増設で確保できる場合でも、ユ
ーザはメモリモジュールをm個増設しなければならな
い。
【0004】例として、4ウェイインタリーブ方式の記
憶装置のブロック構成を図5に示す。図中、A00,B0
0,C00,D00,…A3F,B3F,C3F,D3F(00〜3
Fは対応するメモリモジュールのスロット位置を示す1
6進表現のスロット番号)はメモリモジュールである。
メモリモジュールA00〜D3Fは、それぞれDRAMを実
装したボード(ドータボード)により実現される。
憶装置のブロック構成を図5に示す。図中、A00,B0
0,C00,D00,…A3F,B3F,C3F,D3F(00〜3
Fは対応するメモリモジュールのスロット位置を示す1
6進表現のスロット番号)はメモリモジュールである。
メモリモジュールA00〜D3Fは、それぞれDRAMを実
装したボード(ドータボード)により実現される。
【0005】各メモリモジュールAi ,Bi ,Ci ,D
i の列は、ワード単位のアクセスを行うためのポート
A,B,C,Dに接続されている。ここで、図5に示す
記憶装置のメモリ制御回路50に入力されるアドレスが
32ビットのワードアドレス(AD[31:00])で
あるものとする。このAD[31:00]の表現、即ち
AD[a:b]の表現(a=31,b=00)は、アド
レスビットa(=31)からアドレスビットb(00)
までのa−b+1ビットを示す。また、各メモリモジュ
ールAi 〜Di に割り付けられるアドレス(メモリモジ
ュール内アドレス)が24ビットであるとする。
i の列は、ワード単位のアクセスを行うためのポート
A,B,C,Dに接続されている。ここで、図5に示す
記憶装置のメモリ制御回路50に入力されるアドレスが
32ビットのワードアドレス(AD[31:00])で
あるものとする。このAD[31:00]の表現、即ち
AD[a:b]の表現(a=31,b=00)は、アド
レスビットa(=31)からアドレスビットb(00)
までのa−b+1ビットを示す。また、各メモリモジュ
ールAi 〜Di に割り付けられるアドレス(メモリモジ
ュール内アドレス)が24ビットであるとする。
【0006】この場合、アドレスAD[31:00]は
図6(a)に示した内容を表し、スロット番号(AD
[31:26])、ポート番号(AD[01:0
0])、メモリモジュール内アドレス(AD[25:0
2])が決定される。なお、図6には、同図(b),
(c)に、ウェイ数がそれぞれ2,1の場合のアドレス
AD[31:00]の構成も示されている。
図6(a)に示した内容を表し、スロット番号(AD
[31:26])、ポート番号(AD[01:0
0])、メモリモジュール内アドレス(AD[25:0
2])が決定される。なお、図6には、同図(b),
(c)に、ウェイ数がそれぞれ2,1の場合のアドレス
AD[31:00]の構成も示されている。
【0007】メモリ制御回路50は、4ウェイアドレス
変換回路51、4ウェイタイミング制御回路52及びポ
ート切替器53を有している。4ウェイアドレス変換回
路51には、図6(a)に示したような構成の32ビッ
トのアドレスAD[31:00]と、ワード数WNとが
入力される。このワード数WNは連続したアドレスを何
ワードをアクセスするか(ここでは、1ワードアクセ
ス、2ワード連続アクセス、または4ワード連続アクセ
スのいずれかとする)を示す信号であり、アドレスAD
[31:00]と同時に入力される。このワード数WN
は、4ウェイタイミング制御回路52にも入力される。
変換回路51、4ウェイタイミング制御回路52及びポ
ート切替器53を有している。4ウェイアドレス変換回
路51には、図6(a)に示したような構成の32ビッ
トのアドレスAD[31:00]と、ワード数WNとが
入力される。このワード数WNは連続したアドレスを何
ワードをアクセスするか(ここでは、1ワードアクセ
ス、2ワード連続アクセス、または4ワード連続アクセ
スのいずれかとする)を示す信号であり、アドレスAD
[31:00]と同時に入力される。このワード数WN
は、4ウェイタイミング制御回路52にも入力される。
【0008】4ウェイアドレス変換回路51は、図7に
示すようにポート選択回路511、スロット番号出力回
路512およびメモリモジュール内アドレス出力回路5
13から構成される。
示すようにポート選択回路511、スロット番号出力回
路512およびメモリモジュール内アドレス出力回路5
13から構成される。
【0009】ポート選択回路511は、アドレスAD
[31:00]中のポート番号指定フィールドであるA
D[01:00](4ウェイの場合)およびワード数W
Nをもとに、ポートA〜Dを選択するためのポート選択
信号514A 〜514D の少なくとも1つを真にする。
このポート選択回路511の入出力論理を図8に示す。
図8から明らかなように、ワード数WNが例えば4の場
合であればポート選択信号514A 〜514D は全て真
にされる。
[31:00]中のポート番号指定フィールドであるA
D[01:00](4ウェイの場合)およびワード数W
Nをもとに、ポートA〜Dを選択するためのポート選択
信号514A 〜514D の少なくとも1つを真にする。
このポート選択回路511の入出力論理を図8に示す。
図8から明らかなように、ワード数WNが例えば4の場
合であればポート選択信号514A 〜514D は全て真
にされる。
【0010】スロット番号出力回路512は、アドレス
AD[31:00]中のスロット番号指定フィールドで
あるAD[35:26]をそのままスロット番号515
として選択出力する。
AD[31:00]中のスロット番号指定フィールドで
あるAD[35:26]をそのままスロット番号515
として選択出力する。
【0011】メモリモジュール内アドレス出力回路51
3は、アドレスAD[31:00]中のメモリモジュー
ル内アドレス指定フィールドであるAD[25:02]
をそのままメモリモジュール内アドレス516として選
択出力する。
3は、アドレスAD[31:00]中のメモリモジュー
ル内アドレス指定フィールドであるAD[25:02]
をそのままメモリモジュール内アドレス516として選
択出力する。
【0012】これらポート選択信号514A 〜514D
、スロット番号515およびメモリモジュール内アド
レス516は、4ウェイアドレス変換回路51からポー
ト切替器53に送られる。
、スロット番号515およびメモリモジュール内アド
レス516は、4ウェイアドレス変換回路51からポー
ト切替器53に送られる。
【0013】ポート切替器53は、ポート選択信号51
4A 〜514D が全て真の場合、全てのポートA〜Dを
選択し、これら全てのポートA〜Dに4ウェイアドレス
変換回路51からのスロット番号515およびメモリモ
ジュール内アドレス516を出力する。
4A 〜514D が全て真の場合、全てのポートA〜Dを
選択し、これら全てのポートA〜Dに4ウェイアドレス
変換回路51からのスロット番号515およびメモリモ
ジュール内アドレス516を出力する。
【0014】このとき、4ウェイタイミング制御回路5
2は、入力されたワード数WNをもとに、アクセスのタ
イミングを決定し、ポート切替器53にポート切り替え
のタイミング信号を送る。
2は、入力されたワード数WNをもとに、アクセスのタ
イミングを決定し、ポート切替器53にポート切り替え
のタイミング信号を送る。
【0015】すると、例えばリードの場合であれば、図
9(a)に示すタイミング(4way 4word R
EADのタイミング)で、各ポートA〜Dを通して、ス
ロット番号515の示すスロット位置にあるメモリモジ
ュールAi 〜Di (のメモリモジュール内アドレス51
6で指定されるアドレス位置)から、連続したアドレス
のデータを読み出すことができ、4ウェイインタリーブ
方式によるメモリアクセスの高速化が図れる。
9(a)に示すタイミング(4way 4word R
EADのタイミング)で、各ポートA〜Dを通して、ス
ロット番号515の示すスロット位置にあるメモリモジ
ュールAi 〜Di (のメモリモジュール内アドレス51
6で指定されるアドレス位置)から、連続したアドレス
のデータを読み出すことができ、4ウェイインタリーブ
方式によるメモリアクセスの高速化が図れる。
【0016】但し、インタリーブ方式を用いる場合、前
記したように各ポートに接続されているメモリモジュー
ルの個数(各メモリバンクのメモリモジュールの個数)
を常に等しくしなければならない。
記したように各ポートに接続されているメモリモジュー
ルの個数(各メモリバンクのメモリモジュールの個数)
を常に等しくしなければならない。
【0017】更に、メモリモジュールの増設を行う場合
(各ポートにメモリモジュールの接続を行う場合)に
は、図5の例であれば、スロット番号01,02,…,
i,…3E,3Fの順番で、対応するメモリモジュール
をメモリボード、システムボード等のボード上のスロッ
ト位置(のメモリモジュール接続用コネクタ)に増設
(実装)する必要がある。これは、記憶装置に対するア
ドレス(AD[31:00])を、図6(a)に従って
各メモリモジュールの内部アドレス(メモリモジュール
内アドレス)に振り分けるためである。このため、例え
ば、A00〜D00の次に、A01〜D01の実装位置を飛ばし
て、メモリモジュールA02〜D02が(その本来の実装位
置に)接続された場合には、A00〜D00だけが接続され
たものと判断され、メモリモジュールA02〜D02はアク
セスできない。また、例えばA00〜B02までのメモリモ
ジュールが接続された場合には、4ウェイの構成がとれ
るのは、A00〜D01までであるため、A02とB02のメモ
リモジュールは接続されていたとしても、アクセスは行
えない。
(各ポートにメモリモジュールの接続を行う場合)に
は、図5の例であれば、スロット番号01,02,…,
i,…3E,3Fの順番で、対応するメモリモジュール
をメモリボード、システムボード等のボード上のスロッ
ト位置(のメモリモジュール接続用コネクタ)に増設
(実装)する必要がある。これは、記憶装置に対するア
ドレス(AD[31:00])を、図6(a)に従って
各メモリモジュールの内部アドレス(メモリモジュール
内アドレス)に振り分けるためである。このため、例え
ば、A00〜D00の次に、A01〜D01の実装位置を飛ばし
て、メモリモジュールA02〜D02が(その本来の実装位
置に)接続された場合には、A00〜D00だけが接続され
たものと判断され、メモリモジュールA02〜D02はアク
セスできない。また、例えばA00〜B02までのメモリモ
ジュールが接続された場合には、4ウェイの構成がとれ
るのは、A00〜D01までであるため、A02とB02のメモ
リモジュールは接続されていたとしても、アクセスは行
えない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のmウェイインタリーブ方式を適用する記憶装置では、
メモリアクセスをmワード単位で行える反面、メモリモ
ジュールの増設は、固定のウェイ数(バンク数)mを単
位に、即ちm個ずつ行わなければならず、ユーザの必要
とする記憶装置の容量に関係なく、増設するメモリモジ
ュールの個数が決められてしまうという問題があった。
このため、小量の記憶容量が不足した場合にも、増設単
位分のメモリモジュール増設を必要とし、ユーザの負担
が大きくなるという問題もあった。なお、インタリーブ
のウェイ数を減らすことにより、メモリモジュールの増
設単位を減らすことは可能であるが、同時にアクセスを
行うメモリモジュール数が減少して、連続したアドレス
のアクセス速度が遅くなり、インタリーブ方式本来の効
果を最大限に生かすことができなくなる。
のmウェイインタリーブ方式を適用する記憶装置では、
メモリアクセスをmワード単位で行える反面、メモリモ
ジュールの増設は、固定のウェイ数(バンク数)mを単
位に、即ちm個ずつ行わなければならず、ユーザの必要
とする記憶装置の容量に関係なく、増設するメモリモジ
ュールの個数が決められてしまうという問題があった。
このため、小量の記憶容量が不足した場合にも、増設単
位分のメモリモジュール増設を必要とし、ユーザの負担
が大きくなるという問題もあった。なお、インタリーブ
のウェイ数を減らすことにより、メモリモジュールの増
設単位を減らすことは可能であるが、同時にアクセスを
行うメモリモジュール数が減少して、連続したアドレス
のアクセス速度が遅くなり、インタリーブ方式本来の効
果を最大限に生かすことができなくなる。
【0019】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、インタリーブのウェイ数が動的に変更で
きるようにすることにより、インタリーブ方式本来の効
果を最大限に生かしたまま、メモリモジュール増設の自
由度が高められるインタリーブ方式を適用する記憶装置
を提供することにある。
でその目的は、インタリーブのウェイ数が動的に変更で
きるようにすることにより、インタリーブ方式本来の効
果を最大限に生かしたまま、メモリモジュール増設の自
由度が高められるインタリーブ方式を適用する記憶装置
を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の一定容
量のメモリモジュールが実装されることによりm個のメ
モリバンクが構築された記憶装置であって、全バンクに
わたりアドレスが連続して割り付けられ、最終スロット
を除く各スロット位置にはm個のメモリモジュールが実
装され、最終スロットには先頭メモリバンクから連続す
るnバンクの位置にn個(nは1≦n≦mを満足する整
数)のメモリモジュールが実装された、インタリーブ方
式を適用する記憶装置であり、最大mウェイのウェイ数
可変のインタリーブ制御を行うメモリ制御回路を備えて
おり、このメモリ制御回路に設けたウェイ数選択手段に
より、記憶装置内でのメモリモジュールの実装個数及び
記憶装置をアクセスするための外部指定のアドレスをも
とに、mを上限とするインタリーブのウェイ数を選択設
定するようにしたことを特徴とするものである。
量のメモリモジュールが実装されることによりm個のメ
モリバンクが構築された記憶装置であって、全バンクに
わたりアドレスが連続して割り付けられ、最終スロット
を除く各スロット位置にはm個のメモリモジュールが実
装され、最終スロットには先頭メモリバンクから連続す
るnバンクの位置にn個(nは1≦n≦mを満足する整
数)のメモリモジュールが実装された、インタリーブ方
式を適用する記憶装置であり、最大mウェイのウェイ数
可変のインタリーブ制御を行うメモリ制御回路を備えて
おり、このメモリ制御回路に設けたウェイ数選択手段に
より、記憶装置内でのメモリモジュールの実装個数及び
記憶装置をアクセスするための外部指定のアドレスをも
とに、mを上限とするインタリーブのウェイ数を選択設
定するようにしたことを特徴とするものである。
【0021】本発明はまた、上記メモリ制御回路に設け
たアドレス変換手段により、外部指定アドレス、上記ウ
ェイ数選択手段により設定されたウェイ数及び連続して
アクセスすべき外部指定のワード数をもとに、アクセス
先スロット位置を示すスロット位置情報、当該スロット
位置のメモリモジュール内アドレス及びアクセス先メモ
リバンクを選択するための選択信号を生成するようにし
たことをも特徴とする。
たアドレス変換手段により、外部指定アドレス、上記ウ
ェイ数選択手段により設定されたウェイ数及び連続して
アクセスすべき外部指定のワード数をもとに、アクセス
先スロット位置を示すスロット位置情報、当該スロット
位置のメモリモジュール内アドレス及びアクセス先メモ
リバンクを選択するための選択信号を生成するようにし
たことをも特徴とする。
【0022】本発明はまた、上記ウェイ数選択手段によ
るウェイ数選択において、外部指定アドレスの示すスロ
ット位置がメモリモジュールの実装個数で決まる最終ス
ロット位置に一致しない場合には、ウェイ数mが選択さ
れ、一致する場合には、少なくとも当該最終スロット位
置の実装メモリモジュール個数をもとに、mを上限とす
るウェイ数が選択される構成とすることをも特徴とす
る。
るウェイ数選択において、外部指定アドレスの示すスロ
ット位置がメモリモジュールの実装個数で決まる最終ス
ロット位置に一致しない場合には、ウェイ数mが選択さ
れ、一致する場合には、少なくとも当該最終スロット位
置の実装メモリモジュール個数をもとに、mを上限とす
るウェイ数が選択される構成とすることをも特徴とす
る。
【0023】
【作用】上記の構成においては、記憶装置をアクセスす
るための外部指定のアドレスがメモリ制御回路に与えら
れると、ウェイ数選択手段により、当該外部指定アドレ
ス、及び記憶装置内のm個のメモリバンクを構成してい
るメモリモジュールの実装個数をもとに、適用すべきイ
ンタリーブのウェイ数がmを上限として、例えばウェイ
数1からウェイ数mの範囲で動的に決定され、この決定
されたウェイ数に従うインタリーブ制御が行われる。
るための外部指定のアドレスがメモリ制御回路に与えら
れると、ウェイ数選択手段により、当該外部指定アドレ
ス、及び記憶装置内のm個のメモリバンクを構成してい
るメモリモジュールの実装個数をもとに、適用すべきイ
ンタリーブのウェイ数がmを上限として、例えばウェイ
数1からウェイ数mの範囲で動的に決定され、この決定
されたウェイ数に従うインタリーブ制御が行われる。
【0024】このため、例えば、外部指定アドレスの示
すスロット位置がメモリモジュールの実装個数で決まる
最終スロット位置に一致しない場合には、ウェイ数mを
選択することにより、たとえ最終スロット位置にmバン
ク分のメモリモジュールが実装されていなくても、mウ
ェイインタリーブ制御によりメモリアクセスをmワード
単位で行うことができるため、m個のメモリバンク構成
を最大限に生かすことが可能となる。
すスロット位置がメモリモジュールの実装個数で決まる
最終スロット位置に一致しない場合には、ウェイ数mを
選択することにより、たとえ最終スロット位置にmバン
ク分のメモリモジュールが実装されていなくても、mウ
ェイインタリーブ制御によりメモリアクセスをmワード
単位で行うことができるため、m個のメモリバンク構成
を最大限に生かすことが可能となる。
【0025】一方、外部指定アドレスの示すスロット位
置が上記最終スロット位置に一致する場合には、当該最
終スロット位置のメモリモジュールの実装個数がmでな
い限り、ウェイ数をmとすることはできないため、少な
くとも当該最終スロット位置の実装メモリモジュール個
数をもとに、例えばウェイ数1からウェイ数mの範囲で
ウェイ数が選択される。
置が上記最終スロット位置に一致する場合には、当該最
終スロット位置のメモリモジュールの実装個数がmでな
い限り、ウェイ数をmとすることはできないため、少な
くとも当該最終スロット位置の実装メモリモジュール個
数をもとに、例えばウェイ数1からウェイ数mの範囲で
ウェイ数が選択される。
【0026】このように、外部指定アドレスにより最終
スロット位置のアクセスが示されている場合だけは、少
なくとも当該最終スロット位置の実装メモリモジュール
個数をもとにウェイ数を可変することにより、たとえ最
終スロット位置にバンク数分のメモリモジュール(m個
のメモリモジュール)が実装されていなくても、その最
終スロット位置のメモリモジュール実装状態に適したイ
ンタリーブ制御が行われる。
スロット位置のアクセスが示されている場合だけは、少
なくとも当該最終スロット位置の実装メモリモジュール
個数をもとにウェイ数を可変することにより、たとえ最
終スロット位置にバンク数分のメモリモジュール(m個
のメモリモジュール)が実装されていなくても、その最
終スロット位置のメモリモジュール実装状態に適したイ
ンタリーブ制御が行われる。
【0027】したがって、上記の構成によれば、記憶装
置の増設単位をメモリバンク数に一致するmとする必要
がなく、必要とする増設容量分に見合った個数のメモリ
モジュールを増設すれば良く、mウェイインタリーブ方
式の高速アクセス速度を維持したまま、メモリ増設が必
要量だけ自由に行える。
置の増設単位をメモリバンク数に一致するmとする必要
がなく、必要とする増設容量分に見合った個数のメモリ
モジュールを増設すれば良く、mウェイインタリーブ方
式の高速アクセス速度を維持したまま、メモリ増設が必
要量だけ自由に行える。
【0028】さて、ウェイ数選択手段により外部指定ア
ドレスとメモリモジュール実装形態(メモリ構成)に見
合ったウェイ数が決定されると、外部指定アドレス、こ
の決定されたウェイ数及び連続してアクセスすべき外部
指定のワード数で決まる、アクセス先スロット位置を示
すスロット位置情報、当該スロット位置のメモリモジュ
ール内アドレス及びアクセス先メモリバンクを選択する
ための選択信号が、メモリ制御回路内のアドレス変換手
段により生成される。これにより記憶装置においては、
選択信号の示すメモリバンクが選択され、選択された各
メモリバンク内の上記スロット位置情報の示すスロット
位置にあるメモリモジュールが、上記メモリモジュール
内アドレスに従ってアクセスされる。
ドレスとメモリモジュール実装形態(メモリ構成)に見
合ったウェイ数が決定されると、外部指定アドレス、こ
の決定されたウェイ数及び連続してアクセスすべき外部
指定のワード数で決まる、アクセス先スロット位置を示
すスロット位置情報、当該スロット位置のメモリモジュ
ール内アドレス及びアクセス先メモリバンクを選択する
ための選択信号が、メモリ制御回路内のアドレス変換手
段により生成される。これにより記憶装置においては、
選択信号の示すメモリバンクが選択され、選択された各
メモリバンク内の上記スロット位置情報の示すスロット
位置にあるメモリモジュールが、上記メモリモジュール
内アドレスに従ってアクセスされる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。図1は本発明のインタリーブ方式を適用する
記憶装置の一実施例を示すブロック構成図である。な
お、図5と同一部分には同一符号を付してある。
説明する。図1は本発明のインタリーブ方式を適用する
記憶装置の一実施例を示すブロック構成図である。な
お、図5と同一部分には同一符号を付してある。
【0030】図1の記憶装置は、メモリ制御回路10
と、このメモリ制御回路10によって制御される一定容
量のメモリモジュールA00,B00,C00,D00,A01,
B01,C01,D01…の群により構成され、インタリーブ
のウェイ数が1ウェイ、2ウェイ及び4ウェイのいずれ
かに動的に変更されるようになっている。図1の例で
は、メモリモジュールA00,B00,C00,D00,A01,
B01,C01,D01…の群により4個のメモリバンクが構
築されており、全バンクにわたりアドレスが連続して割
り付けられている。
と、このメモリ制御回路10によって制御される一定容
量のメモリモジュールA00,B00,C00,D00,A01,
B01,C01,D01…の群により構成され、インタリーブ
のウェイ数が1ウェイ、2ウェイ及び4ウェイのいずれ
かに動的に変更されるようになっている。図1の例で
は、メモリモジュールA00,B00,C00,D00,A01,
B01,C01,D01…の群により4個のメモリバンクが構
築されており、全バンクにわたりアドレスが連続して割
り付けられている。
【0031】メモリ制御回路10は、1・2・4ウェイ
アドレス変換回路11と、1・2・4ウェイタイミング
制御回路12と、ポート切替器13と、メモリモジュー
ル個数出力部14と、ウェイ数選択回路15と、4つの
ポートA〜Dから構成される。
アドレス変換回路11と、1・2・4ウェイタイミング
制御回路12と、ポート切替器13と、メモリモジュー
ル個数出力部14と、ウェイ数選択回路15と、4つの
ポートA〜Dから構成される。
【0032】スロット番号がiの第iスロットのメモリ
モジュールAi 〜Diは、DRAMを実装したボード
(ドータボード)により実現されるもので、スロット番
号iで指定されて例えば24ビットのDRAMアドレス
(メモリモジュール内アドレス)によりアクセスされ
る。
モジュールAi 〜Diは、DRAMを実装したボード
(ドータボード)により実現されるもので、スロット番
号iで指定されて例えば24ビットのDRAMアドレス
(メモリモジュール内アドレス)によりアクセスされ
る。
【0033】1・2・4ウェイアドレス変換回路11
は、ウェイ数選択回路15により選択(指定)されたウ
ェイ数(の情報)WAYを入力してウェイ数の切り替え
を行い、そのウェイ数WAYと、外部から与えられる例
えば32ビット構成のアドレス(外部指定アドレス)A
D[31:00]及び(連続したアドレスで何ワードを
アクセスするかを示す)ワード数WN(ここでは、WN
=1,WN=2及びWN=4のいずれか)をもとに、1
・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミン
グ信号TMの示すタイミングで、ポートA〜Dを選択す
るためのポート選択信号114A 〜114D 、アクセス
先スロット位置を示すスロット番号115、及び当該ス
ロット位置のメモリモジュール内アドレス116(図3
参照)の生成出力を行うものである。
は、ウェイ数選択回路15により選択(指定)されたウ
ェイ数(の情報)WAYを入力してウェイ数の切り替え
を行い、そのウェイ数WAYと、外部から与えられる例
えば32ビット構成のアドレス(外部指定アドレス)A
D[31:00]及び(連続したアドレスで何ワードを
アクセスするかを示す)ワード数WN(ここでは、WN
=1,WN=2及びWN=4のいずれか)をもとに、1
・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミン
グ信号TMの示すタイミングで、ポートA〜Dを選択す
るためのポート選択信号114A 〜114D 、アクセス
先スロット位置を示すスロット番号115、及び当該ス
ロット位置のメモリモジュール内アドレス116(図3
参照)の生成出力を行うものである。
【0034】1・2・4ウェイタイミング制御回路12
は、ウェイ数選択回路15により選択(指定)されたウ
ェイ数WAYを入力してウェイ数の切り替えを行い、そ
のウェイ数WAYと、外部から与えられるワード数WN
をもとに、インタリーブ方式のタイミング生成を行うも
のである。1・2・4ウェイタイミング制御回路12
は、1・2・4ウェイアドレス変換回路11からのメモ
リモジュール内アドレス116等の出力タイミングを与
えるタイミング信号TM1を生成すると共に、ポート切
替器13の選択のタイミング(インタリーブ制御のタイ
ミング)を与えるタイミング信号TM2を生成する。
は、ウェイ数選択回路15により選択(指定)されたウ
ェイ数WAYを入力してウェイ数の切り替えを行い、そ
のウェイ数WAYと、外部から与えられるワード数WN
をもとに、インタリーブ方式のタイミング生成を行うも
のである。1・2・4ウェイタイミング制御回路12
は、1・2・4ウェイアドレス変換回路11からのメモ
リモジュール内アドレス116等の出力タイミングを与
えるタイミング信号TM1を生成すると共に、ポート切
替器13の選択のタイミング(インタリーブ制御のタイ
ミング)を与えるタイミング信号TM2を生成する。
【0035】ポート切替器13は、1・2・4ウェイア
ドレス変換回路11からのポート選択信号114A 〜1
14D (図3参照)を受けて、1・2・4ウェイタイミ
ング制御回路12からのタイミング信号TM2の示すタ
イミングで、ポートA〜Dの中からアクセスするポート
を選択的に切り替えものである。
ドレス変換回路11からのポート選択信号114A 〜1
14D (図3参照)を受けて、1・2・4ウェイタイミ
ング制御回路12からのタイミング信号TM2の示すタ
イミングで、ポートA〜Dの中からアクセスするポート
を選択的に切り替えものである。
【0036】ポートAは、当該ポートAに接続されるメ
モリモジュールA00,A01,…との間のデータ入出力ポ
ートであり、入出力バッファ(図示せず)を有する。ポ
ートBは、当該ポートBに接続されるメモリモジュール
B00,B01,…との間のデータ入出力ポートであり、入
出力バッファ(図示せず)を有する。
モリモジュールA00,A01,…との間のデータ入出力ポ
ートであり、入出力バッファ(図示せず)を有する。ポ
ートBは、当該ポートBに接続されるメモリモジュール
B00,B01,…との間のデータ入出力ポートであり、入
出力バッファ(図示せず)を有する。
【0037】ポートCは、当該ポートCに接続されるメ
モリモジュールC00,C01,…との間のデータ入出力ポ
ートであり、入出力バッファ(図示せず)を有する。ポ
ートDは、当該ポートDに接続されるメモリモジュール
D00,D01,…との間のデータ入出力ポートであり、入
出力バッファ(図示せず)を有する。
モリモジュールC00,C01,…との間のデータ入出力ポ
ートであり、入出力バッファ(図示せず)を有する。ポ
ートDは、当該ポートDに接続されるメモリモジュール
D00,D01,…との間のデータ入出力ポートであり、入
出力バッファ(図示せず)を有する。
【0038】メモリモジュール個数出力部14は、図1
の記憶装置におけるメモリモジュールの実装個数(メモ
リモジュール個数)MM[7:0]を出力するものであ
る。このメモリモジュール個数出力部14には、メモリ
モジュールA00〜D3Fが実装可能なメモリモジュール接
続用コネクタを持つボード(図示せず)から、接続検出
信号CS00〜CS3Fが入力される。接続検出信号CSi
は、スロット番号がiのメモリモジュール実装位置の4
つのコネクタ(Ai 〜Di 用のコネクタ)の特定ピンに
それぞれ接続されている4ビットの信号であり、そのコ
ネクタにメモリモジュールが実装されているか否かによ
り、信号(の論理)状態が決定される。例えば、スロッ
ト番号がiのメモリモジュール実装位置の4つのコネク
タにメモリモジュールAi 〜Di が全て実装されている
ならば、接続検出信号CSi は“1111”となり、A
i 〜Di のいずれも実装されていないならば、接続検出
信号CSi は“0000”となる。
の記憶装置におけるメモリモジュールの実装個数(メモ
リモジュール個数)MM[7:0]を出力するものであ
る。このメモリモジュール個数出力部14には、メモリ
モジュールA00〜D3Fが実装可能なメモリモジュール接
続用コネクタを持つボード(図示せず)から、接続検出
信号CS00〜CS3Fが入力される。接続検出信号CSi
は、スロット番号がiのメモリモジュール実装位置の4
つのコネクタ(Ai 〜Di 用のコネクタ)の特定ピンに
それぞれ接続されている4ビットの信号であり、そのコ
ネクタにメモリモジュールが実装されているか否かによ
り、信号(の論理)状態が決定される。例えば、スロッ
ト番号がiのメモリモジュール実装位置の4つのコネク
タにメモリモジュールAi 〜Di が全て実装されている
ならば、接続検出信号CSi は“1111”となり、A
i 〜Di のいずれも実装されていないならば、接続検出
信号CSi は“0000”となる。
【0039】但し、本実施例では、メモリモジュールの
実装(メモリモジュールを用いた記憶装置の増設)に制
約があり、A00,B00,C00,D00,A01,…,C3F,
D3Fの順で実装(増設)しなければならない。これは、
全バンクにわたりアドレスを連続して割り付けるためで
ある。したがって、最終スロット(ボード上の最終スロ
ット3Fではなく、メモリモジュールが実装されている
全スロットのうちの最終スロット)を除く各スロット位
置には4個のメモリモジュールが実装され、最終スロッ
トには先頭メモリバンク(ポートA)から連続するnバ
ンクの位置にn個(nは1≦n≦4を満足する整数)の
メモリモジュールが実装される。
実装(メモリモジュールを用いた記憶装置の増設)に制
約があり、A00,B00,C00,D00,A01,…,C3F,
D3Fの順で実装(増設)しなければならない。これは、
全バンクにわたりアドレスを連続して割り付けるためで
ある。したがって、最終スロット(ボード上の最終スロ
ット3Fではなく、メモリモジュールが実装されている
全スロットのうちの最終スロット)を除く各スロット位
置には4個のメモリモジュールが実装され、最終スロッ
トには先頭メモリバンク(ポートA)から連続するnバ
ンクの位置にn個(nは1≦n≦4を満足する整数)の
メモリモジュールが実装される。
【0040】ここで、最終スロットを除く各スロット位
置のポートA〜Dに実装(接続)されるメモリモジュー
ルには、図6(a)に示すような4ウェイインタリーブ
方式に適合する構成の32ビットアドレスが割り当てら
れる。
置のポートA〜Dに実装(接続)されるメモリモジュー
ルには、図6(a)に示すような4ウェイインタリーブ
方式に適合する構成の32ビットアドレスが割り当てら
れる。
【0041】一方、最終スロット位置に実装される上記
n個メモリモジュールに割り当てられる32ビットアド
レスの構成は、nの値と接続ポートによって異なる。ま
ず、n=1の場合、即ちポートAだけにメモリモジュー
ルが接続されている場合、そのメモリモジュールには、
図6(c)に示すような1ウェイインタリーブ方式に適
合する構成の32ビットアドレスが割り当てられる。
n個メモリモジュールに割り当てられる32ビットアド
レスの構成は、nの値と接続ポートによって異なる。ま
ず、n=1の場合、即ちポートAだけにメモリモジュー
ルが接続されている場合、そのメモリモジュールには、
図6(c)に示すような1ウェイインタリーブ方式に適
合する構成の32ビットアドレスが割り当てられる。
【0042】次に、n=2の場合、即ちポートA,Bに
それぞれメモリモジュールが接続されている場合、その
メモリモジュールには、いずれも図6(b)に示すよう
な2ウェイインタリーブ方式に適合する構成の32ビッ
トアドレスが割り当てられる。
それぞれメモリモジュールが接続されている場合、その
メモリモジュールには、いずれも図6(b)に示すよう
な2ウェイインタリーブ方式に適合する構成の32ビッ
トアドレスが割り当てられる。
【0043】次に、n=3の場合、即ちポートA〜Cに
それぞれメモリモジュールが接続されている場合、まず
ポートA,Bに接続されている各メモリモジュールに
は、図6(b)に示すような2ウェイインタリーブ方式
に適合する構成の32ビットアドレスが割り当てられ、
ポートCに接続されているメモリモジュールには、図6
(c)に示すような1ウェイインタリーブ方式に適合す
る構成の32ビットアドレスが割り当てられる。
それぞれメモリモジュールが接続されている場合、まず
ポートA,Bに接続されている各メモリモジュールに
は、図6(b)に示すような2ウェイインタリーブ方式
に適合する構成の32ビットアドレスが割り当てられ、
ポートCに接続されているメモリモジュールには、図6
(c)に示すような1ウェイインタリーブ方式に適合す
る構成の32ビットアドレスが割り当てられる。
【0044】最後に、n=4の場合、即ちポートA〜B
に全てメモリモジュールが接続されている(フル状態
の)場合、そのメモリモジュールには、いずれも図6
(a)に示すような4ウェイインタリーブ方式に適合す
る構成の32ビットアドレスが割り当てられる。
に全てメモリモジュールが接続されている(フル状態
の)場合、そのメモリモジュールには、いずれも図6
(a)に示すような4ウェイインタリーブ方式に適合す
る構成の32ビットアドレスが割り当てられる。
【0045】メモリモジュール個数出力部14は、上記
4ビットの接続検出信号CS00〜CS3Fの状態をもとに
メモリモジュールの実装個数を検出し、当該個数を8ビ
ットの情報MM[7:0]により出力するようになって
いる。
4ビットの接続検出信号CS00〜CS3Fの状態をもとに
メモリモジュールの実装個数を検出し、当該個数を8ビ
ットの情報MM[7:0]により出力するようになって
いる。
【0046】ここで、MM[7:0]は、10進数表現
で0の場合にメモリモジュール個数1を、10進数表現
で1の場合にメモリモジュール個数2を、そして10進
数表現で3の場合にメモリモジュール個数4を示す。明
らかなように、MM[7:0]中の下位2ビットを除く
上位ビットMM[7:2]は、(メモリモジュールが実
装されている)最終スロット位置(のスロット番号)を
示し、下位2ビットMM[1:0]は当該最終スロット
位置にポートAから順に実装されているメモリモジュー
ルの個数を示す。本実施例では、MM[1:0]が00
b(末尾のbは2進表現であることを示す)であれば、
最終スロット位置に(ポートAに接続される)1個のメ
モリモジュールが実装されていることを示し、01bで
あれば、最終スロット位置に(ポートA,Bに接続され
る)2個のメモリモジュールが実装されていることを示
す。同様に、MM[1:0]が10bであれば、最終ス
ロット位置に(ポートA〜Cに接続される)3個のメモ
リモジュールが実装されていることを示し、11bであ
れば、最終スロット位置に(ポートA〜Dに接続され
る)4個のメモリモジュールが実装されていること(即
ち最終スロット位置がフル状態にあること)を示す。
で0の場合にメモリモジュール個数1を、10進数表現
で1の場合にメモリモジュール個数2を、そして10進
数表現で3の場合にメモリモジュール個数4を示す。明
らかなように、MM[7:0]中の下位2ビットを除く
上位ビットMM[7:2]は、(メモリモジュールが実
装されている)最終スロット位置(のスロット番号)を
示し、下位2ビットMM[1:0]は当該最終スロット
位置にポートAから順に実装されているメモリモジュー
ルの個数を示す。本実施例では、MM[1:0]が00
b(末尾のbは2進表現であることを示す)であれば、
最終スロット位置に(ポートAに接続される)1個のメ
モリモジュールが実装されていることを示し、01bで
あれば、最終スロット位置に(ポートA,Bに接続され
る)2個のメモリモジュールが実装されていることを示
す。同様に、MM[1:0]が10bであれば、最終ス
ロット位置に(ポートA〜Cに接続される)3個のメモ
リモジュールが実装されていることを示し、11bであ
れば、最終スロット位置に(ポートA〜Dに接続され
る)4個のメモリモジュールが実装されていること(即
ち最終スロット位置がフル状態にあること)を示す。
【0047】ウェイ数選択回路15は、メモリモジュー
ル個数出力部14からのメモリモジュール個数MM
[7:0]及び上記アドレスAD[31:00]をもと
に、インタリーブのウェイ数WAYとして1ウェイ、2
ウェイ及び4ウェイのうちのいずれか1つを選択(決
定)するものである。
ル個数出力部14からのメモリモジュール個数MM
[7:0]及び上記アドレスAD[31:00]をもと
に、インタリーブのウェイ数WAYとして1ウェイ、2
ウェイ及び4ウェイのうちのいずれか1つを選択(決
定)するものである。
【0048】図2はウェイ数選択回路15の構成を示
す。ウェイ数選択回路15は、4ウェイ条件検出回路1
51と、2ウェイ条件検出回路152と、1ウェイ条件
検出回路153と、ウェイ数出力回路154とから構成
される。
す。ウェイ数選択回路15は、4ウェイ条件検出回路1
51と、2ウェイ条件検出回路152と、1ウェイ条件
検出回路153と、ウェイ数出力回路154とから構成
される。
【0049】4ウェイ条件検出回路151は、(メモリ
モジュール個数出力部14からの)メモリモジュール個
数MM[7:0]及びアドレスAD[31:00]中の
スロット番号指定フィールドであるAD[31:26]
(図6参照)の6ビット(ビット31〜ビット26)を
もとに、4ウェイインタリーブを適用する条件(4ウェ
イ条件)が成立していることを検出するためのものであ
る。
モジュール個数出力部14からの)メモリモジュール個
数MM[7:0]及びアドレスAD[31:00]中の
スロット番号指定フィールドであるAD[31:26]
(図6参照)の6ビット(ビット31〜ビット26)を
もとに、4ウェイインタリーブを適用する条件(4ウェ
イ条件)が成立していることを検出するためのものであ
る。
【0050】4ウェイ条件検出回路151は、非最終ス
ロット位置アクセス検出回路151a、最終スロット位
置フル検出回路151b及びオアゲート151cを有す
る。非最終スロット位置アクセス検出回路151aは、
メモリモジュール個数MM[7:0]中の下位2ビット
を除く残りビットMM[7:2](最終スロット位置を
示す情報)とアドレスAD[31:00]中のスロット
番号指定フィールドAD[31:26](図6参照)を
もとに、当該AD[31:26]の示すスロット位置が
MM[7:2]の示す最終スロット位置でないこと、即
ち非最終スロット位置であることを検出するものであ
る。本実施例において非最終スロット位置アクセス検出
回路151aは、AD[31:26]がMM[7:2]
に一致していない場合に、AD[31:26]の示すス
ロット位置が非最終スロット位置であるとして出力をオ
ンする。
ロット位置アクセス検出回路151a、最終スロット位
置フル検出回路151b及びオアゲート151cを有す
る。非最終スロット位置アクセス検出回路151aは、
メモリモジュール個数MM[7:0]中の下位2ビット
を除く残りビットMM[7:2](最終スロット位置を
示す情報)とアドレスAD[31:00]中のスロット
番号指定フィールドAD[31:26](図6参照)を
もとに、当該AD[31:26]の示すスロット位置が
MM[7:2]の示す最終スロット位置でないこと、即
ち非最終スロット位置であることを検出するものであ
る。本実施例において非最終スロット位置アクセス検出
回路151aは、AD[31:26]がMM[7:2]
に一致していない場合に、AD[31:26]の示すス
ロット位置が非最終スロット位置であるとして出力をオ
ンする。
【0051】最終スロット位置フル検出回路151b
は、最終スロット位置のAポートからDポートまでに全
てメモリモジュールが接続(実装)されているフル状態
を、メモリモジュール個数MM[7:0]の下位2ビッ
トMM[1:0]をもとに検出するものである。本実施
例において最終スロット位置フル検出回路151bは、
メモリモジュール個数MM[7:0]の下位2ビットM
M[1:0]が11b(末尾のbは2進表現であること
を示す)である場合には、最終スロット位置がのAポー
トからDポートまでに全てメモリモジュールが実装され
ているフル状態にあるものとして出力をオンする。
は、最終スロット位置のAポートからDポートまでに全
てメモリモジュールが接続(実装)されているフル状態
を、メモリモジュール個数MM[7:0]の下位2ビッ
トMM[1:0]をもとに検出するものである。本実施
例において最終スロット位置フル検出回路151bは、
メモリモジュール個数MM[7:0]の下位2ビットM
M[1:0]が11b(末尾のbは2進表現であること
を示す)である場合には、最終スロット位置がのAポー
トからDポートまでに全てメモリモジュールが実装され
ているフル状態にあるものとして出力をオンする。
【0052】オアゲート151cは、非最終スロット位
置アクセス検出回路151a及び最終スロット位置フル
検出回路151bの両出力のオア(OR)をとるもので
ある。このオアゲート151cの出力がオンの場合、4
ウェイ条件が検出されたことを示す。
置アクセス検出回路151a及び最終スロット位置フル
検出回路151bの両出力のオア(OR)をとるもので
ある。このオアゲート151cの出力がオンの場合、4
ウェイ条件が検出されたことを示す。
【0053】2ウェイ条件検出回路152は、アドレス
AD[31:00]中の2ウェイインタリーブ時のスロ
ット番号指定フィールドの上位ビットであるAD[2
5](図6(b)参照)及びメモリモジュール個数MM
[7:0]の下位2ビットMM[1:0]をもとに、2
ウェイインタリーブを適用する条件(2ウェイ条件)が
成立していることを検出するためのものである。
AD[31:00]中の2ウェイインタリーブ時のスロ
ット番号指定フィールドの上位ビットであるAD[2
5](図6(b)参照)及びメモリモジュール個数MM
[7:0]の下位2ビットMM[1:0]をもとに、2
ウェイインタリーブを適用する条件(2ウェイ条件)が
成立していることを検出するためのものである。
【0054】2ウェイ条件検出回路152は、A,Bポ
ート組アクセス検出回路152a、最終スロット内複数
モジュール実装検出回路152b及びアンドゲート15
2cを有する。
ート組アクセス検出回路152a、最終スロット内複数
モジュール実装検出回路152b及びアンドゲート15
2cを有する。
【0055】A,Bポート組アクセス検出回路152a
は、アドレスAD[31:00]中のAD[25]をも
とに、当該AD[25]がA,Bポートの組を示してい
ることを検出するものである。本実施例においてA,B
ポート組アクセス検出回路152aは、AD[25]が
0bの場合に当該AD[25]がA,Bポートの組を示
しているとして出力をオンする。
は、アドレスAD[31:00]中のAD[25]をも
とに、当該AD[25]がA,Bポートの組を示してい
ることを検出するものである。本実施例においてA,B
ポート組アクセス検出回路152aは、AD[25]が
0bの場合に当該AD[25]がA,Bポートの組を示
しているとして出力をオンする。
【0056】最終スロット内複数モジュール実装検出回
路152bは、最終スロットに複数のメモリモジュール
が実装されている状態を、メモリモジュール個数MM
[7:0]の下位2ビットMM[1:0]をもとに検出
するものである。本実施例において最終スロット内複数
モジュール実装検出回路152bは、MM[1:0]が
00bでない場合には、最終スロット位置に2個以上の
メモリモジュール(ポートA,Bに接続される2個のメ
モリモジュール、ポートA〜Cに接続される3個のメモ
リモジュール、またはポートA〜Dに接続される4個の
メモリモジュール)が実装されているとして出力をオン
する。
路152bは、最終スロットに複数のメモリモジュール
が実装されている状態を、メモリモジュール個数MM
[7:0]の下位2ビットMM[1:0]をもとに検出
するものである。本実施例において最終スロット内複数
モジュール実装検出回路152bは、MM[1:0]が
00bでない場合には、最終スロット位置に2個以上の
メモリモジュール(ポートA,Bに接続される2個のメ
モリモジュール、ポートA〜Cに接続される3個のメモ
リモジュール、またはポートA〜Dに接続される4個の
メモリモジュール)が実装されているとして出力をオン
する。
【0057】アンドゲート152cは、4ウェイ条件検
出回路151(内のオアゲート151c)の出力のレベ
ル反転出力、A,Bポート組アクセス検出回路152a
の出力及び最終スロット内複数モジュール実装検出回路
152bの出力のアンド(AND)をとるものである。
このアンドゲート152cの出力は、4ウェイ条件検出
回路151の出力がオフで、AD[25]が0bであ
り、且つMM[1:0]が00bでない場合にオンとな
り、2ウェイ条件が検出されたことを示す。
出回路151(内のオアゲート151c)の出力のレベ
ル反転出力、A,Bポート組アクセス検出回路152a
の出力及び最終スロット内複数モジュール実装検出回路
152bの出力のアンド(AND)をとるものである。
このアンドゲート152cの出力は、4ウェイ条件検出
回路151の出力がオフで、AD[25]が0bであ
り、且つMM[1:0]が00bでない場合にオンとな
り、2ウェイ条件が検出されたことを示す。
【0058】1ウェイ条件検出回路153は、4ウェイ
条件検出回路151及び2ウェイ条件検出回路152の
両出力をもとに、1ウェイインタリーブを適用する条件
(1ウェイ条件)が成立していることを検出するための
ものである。
条件検出回路151及び2ウェイ条件検出回路152の
両出力をもとに、1ウェイインタリーブを適用する条件
(1ウェイ条件)が成立していることを検出するための
ものである。
【0059】1ウェイ条件検出回路153は、4ウェイ
条件検出回路151(内のオアゲート151c)の出力
及び2ウェイ条件検出回路152(内のアンドゲート1
52c)の出力のノア(NOR)をとるノアゲート15
3aを有している。このノアゲート153aの出力は、
4ウェイ条件検出回路151(内のオアゲート151
c)及び2ウェイ条件検出回路152(内のアンドゲー
ト152c)の両出力がいずれもオフの場合に、即ち4
ウェイ条件及び2ウェイ条件のいずれも検出されない場
合にオンとなり、1ウェイ条件が検出されたことを示
す。
条件検出回路151(内のオアゲート151c)の出力
及び2ウェイ条件検出回路152(内のアンドゲート1
52c)の出力のノア(NOR)をとるノアゲート15
3aを有している。このノアゲート153aの出力は、
4ウェイ条件検出回路151(内のオアゲート151
c)及び2ウェイ条件検出回路152(内のアンドゲー
ト152c)の両出力がいずれもオフの場合に、即ち4
ウェイ条件及び2ウェイ条件のいずれも検出されない場
合にオンとなり、1ウェイ条件が検出されたことを示
す。
【0060】ウェイ数出力回路154は、4ウェイ条件
検出回路151、2ウェイ条件検出回路152及び1ウ
ェイ条件検出回路153の各出力をもとに、インタリー
ブのウェイ数(を示す情報)WAYを4ウェイ、2ウェ
イ及び1ウェイの中から選択するものである。
検出回路151、2ウェイ条件検出回路152及び1ウ
ェイ条件検出回路153の各出力をもとに、インタリー
ブのウェイ数(を示す情報)WAYを4ウェイ、2ウェ
イ及び1ウェイの中から選択するものである。
【0061】図3は、1・2・4ウェイアドレス変換回
路11の構成を示す。1・2・4ウェイアドレス変換回
路11は、ポート選択回路111と、スロット番号出力
回路112と、メモリモジュール内アドレス出力回路1
13とから構成される。
路11の構成を示す。1・2・4ウェイアドレス変換回
路11は、ポート選択回路111と、スロット番号出力
回路112と、メモリモジュール内アドレス出力回路1
13とから構成される。
【0062】ポート選択回路111は、外部指定のアド
レスAD[31:00]中のポート番号指定フィールド
であるAD[01:00](4ウェイの場合)、AD
[25:00](2ウェイの場合)またはAD[25:
24](1ウェイの場合)、ウェイ数選択回路15から
のウェイ数WAY、及び外部指定のワード数WNをもと
に、1・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタ
イミング信号TM1の示すタイミングで、ポート(アク
セス先メモリバンク)A〜Dを選択するためのポート選
択信号114A 〜114D を生成出力するものである。
レスAD[31:00]中のポート番号指定フィールド
であるAD[01:00](4ウェイの場合)、AD
[25:00](2ウェイの場合)またはAD[25:
24](1ウェイの場合)、ウェイ数選択回路15から
のウェイ数WAY、及び外部指定のワード数WNをもと
に、1・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタ
イミング信号TM1の示すタイミングで、ポート(アク
セス先メモリバンク)A〜Dを選択するためのポート選
択信号114A 〜114D を生成出力するものである。
【0063】このポート選択回路111の入出力論理
を、(a)ウェイ数WAY=4の場合、(b)ウェイ数
WAY=2の場合、(c)ウェイ数WAY=1の場合に
分けて、それぞれ図4(a),(b),(c)に示す。
を、(a)ウェイ数WAY=4の場合、(b)ウェイ数
WAY=2の場合、(c)ウェイ数WAY=1の場合に
分けて、それぞれ図4(a),(b),(c)に示す。
【0064】スロット番号出力回路112は、アドレス
AD[31:00]中のスロット番号指定フィールドA
D[31:26]の内容をスロット番号115として、
1・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミ
ング信号TM1の示すタイミングで出力するものであ
る。
AD[31:00]中のスロット番号指定フィールドA
D[31:26]の内容をスロット番号115として、
1・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミ
ング信号TM1の示すタイミングで出力するものであ
る。
【0065】メモリモジュール内アドレス出力回路11
3は、外部指定のアドレスAD[31:00]、ウェイ
数選択回路15からのウェイ数WAY及び外部指定のワ
ード数WNをもとに、1・2・4ウェイタイミング制御
回路12からのタイミング信号TM1の示すタイミング
で、スロット番号出力回路112からのスロット番号1
15の指定するスロット位置のメモリモジュール内アド
レス116の生成出力を行うものである。
3は、外部指定のアドレスAD[31:00]、ウェイ
数選択回路15からのウェイ数WAY及び外部指定のワ
ード数WNをもとに、1・2・4ウェイタイミング制御
回路12からのタイミング信号TM1の示すタイミング
で、スロット番号出力回路112からのスロット番号1
15の指定するスロット位置のメモリモジュール内アド
レス116の生成出力を行うものである。
【0066】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
図1の記憶装置内のメモリ制御回路10に対して、外部
から32ビット構成のアドレスAD[31:00]とワ
ード数WNとが与えられたものとする。
図1の記憶装置内のメモリ制御回路10に対して、外部
から32ビット構成のアドレスAD[31:00]とワ
ード数WNとが与えられたものとする。
【0067】外部指定のアドレスAD[31:00]と
ワード数WNは、メモリ制御回路10に設けられた1・
2・4ウェイアドレス変換回路11に入力される。この
1・2・4ウェイアドレス変換回路11には、ウェイ数
選択回路15からのウェイ数WAYも入力される。
ワード数WNは、メモリ制御回路10に設けられた1・
2・4ウェイアドレス変換回路11に入力される。この
1・2・4ウェイアドレス変換回路11には、ウェイ数
選択回路15からのウェイ数WAYも入力される。
【0068】また、外部指定のワード数WNは、メモリ
制御回路10に設けられた1・2・4ウェイタイミング
制御回路12にも入力される。この1・2・4ウェイタ
イミング制御回路12には、ウェイ数選択回路15から
のウェイ数WAYも入力される。
制御回路10に設けられた1・2・4ウェイタイミング
制御回路12にも入力される。この1・2・4ウェイタ
イミング制御回路12には、ウェイ数選択回路15から
のウェイ数WAYも入力される。
【0069】また、外部指定のアドレスAD[31:0
0]は、メモリ制御回路10に設けられたウェイ数選択
回路15にも入力される。このウェイ数選択回路15に
は、メモリモジュール個数出力部14からのメモリモジ
ュール個数MM[7:0]も入力される。
0]は、メモリ制御回路10に設けられたウェイ数選択
回路15にも入力される。このウェイ数選択回路15に
は、メモリモジュール個数出力部14からのメモリモジ
ュール個数MM[7:0]も入力される。
【0070】ウェイ数選択回路15は、メモリモジュー
ル個数出力部14からのメモリモジュール個数MM
[7:0]及び外部指定アドレスAD[31:00]を
もとに、インタリーブのウェイ数WAYとして1ウェ
イ、2ウェイ及び4ウェイのうちのいずれか1つを次の
ように選択(決定)する。
ル個数出力部14からのメモリモジュール個数MM
[7:0]及び外部指定アドレスAD[31:00]を
もとに、インタリーブのウェイ数WAYとして1ウェ
イ、2ウェイ及び4ウェイのうちのいずれか1つを次の
ように選択(決定)する。
【0071】まず、ウェイ数選択回路15内の4ウェイ
条件検出回路151は、メモリモジュール個数MM
[7:0]及びアドレスAD[31:00]をもとに、
非最終スロット位置アクセス検出回路151a、最終ス
ロット位置フル検出回路151b及びオアゲート151
cにより、4ウェイの条件に当てはまるか否かを検出す
る。
条件検出回路151は、メモリモジュール個数MM
[7:0]及びアドレスAD[31:00]をもとに、
非最終スロット位置アクセス検出回路151a、最終ス
ロット位置フル検出回路151b及びオアゲート151
cにより、4ウェイの条件に当てはまるか否かを検出す
る。
【0072】ここで、非最終スロット位置アクセス検出
回路151aは、アドレスAD[31:00]中のスロ
ット番号指定フィールドAD[31:26](図6参
照)がメモリモジュール個数MM[7:0]中のMM
[7:2]に一致しないことを検出することにより、A
D[31:26]の示すスロット位置(即ちアクセスす
るスロット位置)が非最終スロット位置であること、し
たがってアクセスするスロット位置に4個のメモリモジ
ュール(ポートA〜Dに接続される4個のメモリモジュ
ール)が実装されていることを検出し、出力をオンす
る。一方、AD[31:26]がMM[7:2]に一致
している場合には、非最終スロット位置アクセス検出回
路151aは、AD[31:26]の示すスロット位置
が最終スロット位置であるとして出力をオフする。
回路151aは、アドレスAD[31:00]中のスロ
ット番号指定フィールドAD[31:26](図6参
照)がメモリモジュール個数MM[7:0]中のMM
[7:2]に一致しないことを検出することにより、A
D[31:26]の示すスロット位置(即ちアクセスす
るスロット位置)が非最終スロット位置であること、し
たがってアクセスするスロット位置に4個のメモリモジ
ュール(ポートA〜Dに接続される4個のメモリモジュ
ール)が実装されていることを検出し、出力をオンす
る。一方、AD[31:26]がMM[7:2]に一致
している場合には、非最終スロット位置アクセス検出回
路151aは、AD[31:26]の示すスロット位置
が最終スロット位置であるとして出力をオフする。
【0073】次に最終スロット位置フル検出回路151
bは、メモリモジュール個数MM[7:0]の下位2ビ
ットMM[1:0]が11bであること、即ちメモリモ
ジュール個数が4の整数倍であることを検出することに
より、最終スロット位置に4個のメモリモジュール(ポ
ートA〜Dに接続される4個のメモリモジュール)が実
装されているフル状態を検出し、出力をオンする。一
方、MM[1:0]が11bでない場合には、最終スロ
ット位置フル検出回路151bは、最終スロット位置が
フル状態にないものとして出力をオフする。
bは、メモリモジュール個数MM[7:0]の下位2ビ
ットMM[1:0]が11bであること、即ちメモリモ
ジュール個数が4の整数倍であることを検出することに
より、最終スロット位置に4個のメモリモジュール(ポ
ートA〜Dに接続される4個のメモリモジュール)が実
装されているフル状態を検出し、出力をオンする。一
方、MM[1:0]が11bでない場合には、最終スロ
ット位置フル検出回路151bは、最終スロット位置が
フル状態にないものとして出力をオフする。
【0074】オアゲート151cは、非最終スロット位
置アクセス検出回路151aの出力または最終スロット
位置フル検出回路151bの出力がオンの場合、即ちア
クセス先のスロットが非最終スロットの場合(アクセス
先スロットに4個のメモリモジュールが存在する場合)
または最終スロット位置に4個のメモリモジュールが実
装されているフル状態(メモリモジュール個数が4の整
数倍)の場合にオンとなり、4ウェイ条件が検出された
ことを示す。
置アクセス検出回路151aの出力または最終スロット
位置フル検出回路151bの出力がオンの場合、即ちア
クセス先のスロットが非最終スロットの場合(アクセス
先スロットに4個のメモリモジュールが存在する場合)
または最終スロット位置に4個のメモリモジュールが実
装されているフル状態(メモリモジュール個数が4の整
数倍)の場合にオンとなり、4ウェイ条件が検出された
ことを示す。
【0075】ウェイ数選択回路15内の2ウェイ条件検
出回路152は、4ウェイ条件検出回路151の出力、
アドレスAD[31:00]中のAD[25]及びメモ
リモジュール個数MM[7:0]の下位2ビットMM
[1:0]をもとに、A,Bポート組アクセス検出回路
152a、最終スロット内複数モジュール実装検出回路
152b及びアンドゲート152cにより、2ウェイの
条件に当てはまるか否かを検出する。
出回路152は、4ウェイ条件検出回路151の出力、
アドレスAD[31:00]中のAD[25]及びメモ
リモジュール個数MM[7:0]の下位2ビットMM
[1:0]をもとに、A,Bポート組アクセス検出回路
152a、最終スロット内複数モジュール実装検出回路
152b及びアンドゲート152cにより、2ウェイの
条件に当てはまるか否かを検出する。
【0076】ここで、A,Bポート組アクセス検出回路
152aは、アドレスAD[31:00]中の2ウェイ
インタリーブ時のスロット番号指定フィールドの上位ビ
ットであるAD[25](図6(b)参照)が0bであ
ることを検出することにより、当該AD[25]がA,
Bポートの組を示していること(したがって2ウェイの
条件が成立する可能性があること)を検出し、出力をオ
ンする。一方、AD[25]が1bの場合、即ちAD
[25]がC,Dポートの組を示している場合には、
A,Bポート組アクセス検出回路152aは、2ウェイ
の条件に当てはまらないものとして出力をオフする。
152aは、アドレスAD[31:00]中の2ウェイ
インタリーブ時のスロット番号指定フィールドの上位ビ
ットであるAD[25](図6(b)参照)が0bであ
ることを検出することにより、当該AD[25]がA,
Bポートの組を示していること(したがって2ウェイの
条件が成立する可能性があること)を検出し、出力をオ
ンする。一方、AD[25]が1bの場合、即ちAD
[25]がC,Dポートの組を示している場合には、
A,Bポート組アクセス検出回路152aは、2ウェイ
の条件に当てはまらないものとして出力をオフする。
【0077】最終スロット内複数モジュール実装検出回
路152bは、メモリモジュール個数MM[7:0]の
下位2ビットMM[1:0]が00bでないことを検出
することにより、最終スロットに2個以上のメモリモジ
ュールが実装されていること(したがって2ウェイの条
件が成立する可能性があること)を検出し、出力をオン
する。一方、MM[1:0]が00bの場合には、最終
スロット内複数モジュール実装検出回路152bは、最
終スロット位置に(ポートAに接続される)1個のメモ
リモジュールが実装されているだけであり、2ウェイの
条件に当てはまらないものとして出力をオフする。
路152bは、メモリモジュール個数MM[7:0]の
下位2ビットMM[1:0]が00bでないことを検出
することにより、最終スロットに2個以上のメモリモジ
ュールが実装されていること(したがって2ウェイの条
件が成立する可能性があること)を検出し、出力をオン
する。一方、MM[1:0]が00bの場合には、最終
スロット内複数モジュール実装検出回路152bは、最
終スロット位置に(ポートAに接続される)1個のメモ
リモジュールが実装されているだけであり、2ウェイの
条件に当てはまらないものとして出力をオフする。
【0078】アンドゲート152cは、4ウェイ条件検
出回路151(内のオアゲート151c)の出力がオフ
で、A,Bポート組アクセス検出回路152a及び最終
スロット内複数モジュール実装検出回路152bの両出
力がオンの場合、即ちフル状態にない最終スロット位置
へのアクセスのために4ウェイ条件検出回路151によ
り4ウェイ条件に当てはまらないことが検出され、A,
Bポート組アクセス検出回路152aによりAD[2
5]がA,Bポート組を示す0bであることが検出さ
れ、更に最終スロット内複数モジュール実装検出回路1
52によりMM[1:0]が00bでないために最終ス
ロットに2個以上のメモリモジュールが実装されている
ことが検出された場合にオンとなり、2ウェイ条件が検
出されたことを示す。
出回路151(内のオアゲート151c)の出力がオフ
で、A,Bポート組アクセス検出回路152a及び最終
スロット内複数モジュール実装検出回路152bの両出
力がオンの場合、即ちフル状態にない最終スロット位置
へのアクセスのために4ウェイ条件検出回路151によ
り4ウェイ条件に当てはまらないことが検出され、A,
Bポート組アクセス検出回路152aによりAD[2
5]がA,Bポート組を示す0bであることが検出さ
れ、更に最終スロット内複数モジュール実装検出回路1
52によりMM[1:0]が00bでないために最終ス
ロットに2個以上のメモリモジュールが実装されている
ことが検出された場合にオンとなり、2ウェイ条件が検
出されたことを示す。
【0079】1ウェイ条件検出回路153は、内蔵のノ
アゲート153aにより、4ウェイ条件検出回路151
(内のオアゲート151c)及び2ウェイ条件検出回路
152(内のアンドゲート152c)の両出力のノア
(NOR)をとることで、1ウェイの条件に当てはまる
か否かを検出する。ここで、1ウェイ条件検出回路15
3(内のノアゲート153a)は、4ウェイ条件検出回
路151(内のオアゲート151c)及び2ウェイ条件
検出回路152(内のアンドゲート152c)の両出力
が共にオフの場合、即ち4ウェイ条件及び2ウェイ条件
のいずれにも当てはまらない場合に、1ウェイ条件が検
出されたものとして出力をオンする。
アゲート153aにより、4ウェイ条件検出回路151
(内のオアゲート151c)及び2ウェイ条件検出回路
152(内のアンドゲート152c)の両出力のノア
(NOR)をとることで、1ウェイの条件に当てはまる
か否かを検出する。ここで、1ウェイ条件検出回路15
3(内のノアゲート153a)は、4ウェイ条件検出回
路151(内のオアゲート151c)及び2ウェイ条件
検出回路152(内のアンドゲート152c)の両出力
が共にオフの場合、即ち4ウェイ条件及び2ウェイ条件
のいずれにも当てはまらない場合に、1ウェイ条件が検
出されたものとして出力をオンする。
【0080】ウェイ数出力回路154は、4ウェイ条件
検出回路151(内のオアゲート151c)の出力がオ
ンの場合にはウェイ数WAYとして4を選択し、2ウェ
イ条件検出回路152(内のアンドゲート152c)の
出力がオンの場合にはウェイ数WAYとして2を選択
し、1ウェイ条件検出回路153(内のノアゲート15
3a)の出力がオンの場合にはウェイ数WAYとして1
を選択する。
検出回路151(内のオアゲート151c)の出力がオ
ンの場合にはウェイ数WAYとして4を選択し、2ウェ
イ条件検出回路152(内のアンドゲート152c)の
出力がオンの場合にはウェイ数WAYとして2を選択
し、1ウェイ条件検出回路153(内のノアゲート15
3a)の出力がオンの場合にはウェイ数WAYとして1
を選択する。
【0081】このようにしてウェイ数選択回路15(内
のウェイ数出力回路154)により選択されたウェイ数
(の情報)WAYは、前記したように1・2・4ウェイ
アドレス変換回路11及び1・2・4ウェイタイミング
制御回路12に出力される。
のウェイ数出力回路154)により選択されたウェイ数
(の情報)WAYは、前記したように1・2・4ウェイ
アドレス変換回路11及び1・2・4ウェイタイミング
制御回路12に出力される。
【0082】なお、ポート数(メモリバンク数)がm
(mは2以上の整数)の記憶装置の場合には、ウェイ数
mを上限として、例えばウェイ数1からウェイ数mの範
囲で選択設定可能な各ウェイ数について、上記の4ウェ
イ条件検出回路151、2ウェイ条件検出回路152及
び1ウェイ条件検出回路153に相当する検出回路を設
ければ良い。
(mは2以上の整数)の記憶装置の場合には、ウェイ数
mを上限として、例えばウェイ数1からウェイ数mの範
囲で選択設定可能な各ウェイ数について、上記の4ウェ
イ条件検出回路151、2ウェイ条件検出回路152及
び1ウェイ条件検出回路153に相当する検出回路を設
ければ良い。
【0083】ここで、mウェイ条件検出回路を設けた場
合、当該mウェイ条件検出回路では、(4ウェイ条件検
出回路151と同様にして)外部指定アドレス(AD
[31:00])の示すスロット位置がメモリモジュー
ル実装個数(MM[7:0])で決まる最終スロット位
置に一致しない場合と、メモリモジュール実装個数(M
M[7:0])から決定される最終スロット位置のメモ
リモジュール数がm個である場合、即ちメモリモジュー
ル実装個数(MM[7:0])がmの整数倍の場合を検
出するようにし、いずれの場合にもウェイ数mが選択さ
れるようにすれば良い。
合、当該mウェイ条件検出回路では、(4ウェイ条件検
出回路151と同様にして)外部指定アドレス(AD
[31:00])の示すスロット位置がメモリモジュー
ル実装個数(MM[7:0])で決まる最終スロット位
置に一致しない場合と、メモリモジュール実装個数(M
M[7:0])から決定される最終スロット位置のメモ
リモジュール数がm個である場合、即ちメモリモジュー
ル実装個数(MM[7:0])がmの整数倍の場合を検
出するようにし、いずれの場合にもウェイ数mが選択さ
れるようにすれば良い。
【0084】また、mウェイ以外の条件、即ちjウェイ
(1≦j<m)の条件の検出回路では、jウェイより大
きいウェイ数の条件に当てはまらない場合に、2ウェイ
条件検出回路152と同様にして、メモリモジュール実
装個数(MM[7:0])で決まる最終スロット位置の
メモリモジュール数と、外部指定アドレス(AD[3
1:00])の指すポートをもとに、対応する条件に合
致するか否かを検出すれば良い。
(1≦j<m)の条件の検出回路では、jウェイより大
きいウェイ数の条件に当てはまらない場合に、2ウェイ
条件検出回路152と同様にして、メモリモジュール実
装個数(MM[7:0])で決まる最終スロット位置の
メモリモジュール数と、外部指定アドレス(AD[3
1:00])の指すポートをもとに、対応する条件に合
致するか否かを検出すれば良い。
【0085】さて、1・2・4ウェイタイミング制御回
路12は、入力されたウェイ数WAY及びワード数WN
をもとに、1・2・4ウェイアドレス変換回路11から
のメモリモジュール内アドレス116等の出力タイミン
グを決定し、そのタイミング信号TM1を当該アドレス
変換回路11に出力する。
路12は、入力されたウェイ数WAY及びワード数WN
をもとに、1・2・4ウェイアドレス変換回路11から
のメモリモジュール内アドレス116等の出力タイミン
グを決定し、そのタイミング信号TM1を当該アドレス
変換回路11に出力する。
【0086】即ち1・2・4ウェイタイミング制御回路
12は、例えばウェイ数WAY=4の場合、ウェイ数W
AY=2でワード数WN=1または2の場合、及びウェ
イ数WAY=1でワード数WN=1の場合には、1回だ
けの出力タイミングを与えるタイミング信号TM1を出
力する。
12は、例えばウェイ数WAY=4の場合、ウェイ数W
AY=2でワード数WN=1または2の場合、及びウェ
イ数WAY=1でワード数WN=1の場合には、1回だ
けの出力タイミングを与えるタイミング信号TM1を出
力する。
【0087】また、ウェイ数WAY=2でワード数WN
=4の場合、及びウェイ数WAY=1でワード数WN=
2の場合には、1・2・4ウェイタイミング制御回路1
2は、2回の出力タイミングを与えるタイミング信号T
M1を出力する。
=4の場合、及びウェイ数WAY=1でワード数WN=
2の場合には、1・2・4ウェイタイミング制御回路1
2は、2回の出力タイミングを与えるタイミング信号T
M1を出力する。
【0088】また、ウェイ数WAY=1でワード数WN
=4の場合には、1・2・4ウェイタイミング制御回路
12は、4回の出力タイミングを与えるタイミング信号
TM1を出力する。
=4の場合には、1・2・4ウェイタイミング制御回路
12は、4回の出力タイミングを与えるタイミング信号
TM1を出力する。
【0089】1・2・4ウェイアドレス変換回路11内
のポート選択回路111は、外部指定のアドレスAD
[31:00](中のAD[01:00]、AD[2
5:00]またはAD[25:24])、ウェイ数選択
回路15からのウェイ数WAY及び外部指定のワード数
WNをもとに、1・2・4ウェイタイミング制御回路1
2からのタイミング信号TM1の示すタイミングで、図
4に示す入出力論理で、ポート(アクセス先メモリバン
ク)A〜Dを選択するためのポート選択信号114A 〜
114D を生成出力する。
のポート選択回路111は、外部指定のアドレスAD
[31:00](中のAD[01:00]、AD[2
5:00]またはAD[25:24])、ウェイ数選択
回路15からのウェイ数WAY及び外部指定のワード数
WNをもとに、1・2・4ウェイタイミング制御回路1
2からのタイミング信号TM1の示すタイミングで、図
4に示す入出力論理で、ポート(アクセス先メモリバン
ク)A〜Dを選択するためのポート選択信号114A 〜
114D を生成出力する。
【0090】この1・2・4ウェイポート選択回路11
1の動作は、図4(a),(b),(c)に示したよう
に、(a)ウェイ数WAY=4の場合、(b)ウェイ数
WAY=2の場合、(c)ウェイ数WAY=1の場合に
大別され、その詳細は以下の通りである。
1の動作は、図4(a),(b),(c)に示したよう
に、(a)ウェイ数WAY=4の場合、(b)ウェイ数
WAY=2の場合、(c)ウェイ数WAY=1の場合に
大別され、その詳細は以下の通りである。
【0091】(a)ウェイ数WAY=4の場合 ウェイ数WAY=4の場合には、図6(a)に示すよう
に、アドレスAD[31:00]中のAD[01:0
0]によりポート番号が指定される。この場合、ポート
選択信号114A 〜114D は、図4(a)に示すよう
に、ワード数WNと当該AD[01:00]の値で決定
される。
に、アドレスAD[31:00]中のAD[01:0
0]によりポート番号が指定される。この場合、ポート
選択信号114A 〜114D は、図4(a)に示すよう
に、ワード数WNと当該AD[01:00]の値で決定
される。
【0092】まず、ワード数WN=1のときは、AD
[01:00]がポートAを指定する00bであればポ
ート選択信号114A が、ポートBを指定する01bで
あればポート選択信号114B が、ポートCを指定する
10bであればポート選択信号114C が、そしてポー
トDを指定する11bであればポート選択信号114D
が、それぞれ“1”に設定される。
[01:00]がポートAを指定する00bであればポ
ート選択信号114A が、ポートBを指定する01bで
あればポート選択信号114B が、ポートCを指定する
10bであればポート選択信号114C が、そしてポー
トDを指定する11bであればポート選択信号114D
が、それぞれ“1”に設定される。
【0093】次に、ワード数WN=2のときは、AD
[01:00]がポートAまたはBを指定する0*b
(*は0,1いずれでも構わないことを示す)であれば
(即ちAD[01]=0bであれば)ポート選択信号1
14A ,114B が、ポートCまたはDを指定する1*
bであれば(即ちAD[01]=1bであれば)ポート
選択信号114C ,114D が、それぞれ“1”に設定
される。
[01:00]がポートAまたはBを指定する0*b
(*は0,1いずれでも構わないことを示す)であれば
(即ちAD[01]=0bであれば)ポート選択信号1
14A ,114B が、ポートCまたはDを指定する1*
bであれば(即ちAD[01]=1bであれば)ポート
選択信号114C ,114D が、それぞれ“1”に設定
される。
【0094】次に、ワード数WN=4のときは、AD
[01:00]の値に無関係に、ポート選択信号114
A 〜114D が全て“1”に設定される。 (b)ウェイ数WAY=2の場合 ウェイ数WAY=2の場合には、図6(b)に示すよう
に、アドレスAD[31:00]中のAD[25:0
0]によりポート番号が指定される。この場合、ポート
選択信号114A 〜114D は、図4(b)に示すよう
に、ワード数WNと当該AD[25:00]の値で決定
される。
[01:00]の値に無関係に、ポート選択信号114
A 〜114D が全て“1”に設定される。 (b)ウェイ数WAY=2の場合 ウェイ数WAY=2の場合には、図6(b)に示すよう
に、アドレスAD[31:00]中のAD[25:0
0]によりポート番号が指定される。この場合、ポート
選択信号114A 〜114D は、図4(b)に示すよう
に、ワード数WNと当該AD[25:00]の値で決定
される。
【0095】まず、ワード数WN=1のときは、AD
[25:00]がポートAを指定する00bであればポ
ート選択信号114A が、ポートBを指定する01bで
あればポート選択信号114B が、それぞれ“1”に設
定される。
[25:00]がポートAを指定する00bであればポ
ート選択信号114A が、ポートBを指定する01bで
あればポート選択信号114B が、それぞれ“1”に設
定される。
【0096】次に、ワード数WN=2または4のとき
は、AD[25:00]がポートAまたはBを指定する
0*bであればポート選択信号114A ,114B が
“1”に設定される。
は、AD[25:00]がポートAまたはBを指定する
0*bであればポート選択信号114A ,114B が
“1”に設定される。
【0097】なお、AD[25:00]がポートCを指
定する10bまたはポートDを指定する11bの場合
(即ち1*bの場合)には、少なくともCポートまでは
メモリモジュールが実装されており、したがってウェイ
数選択回路15によりウェイ数WAYとして1または4
が選択されることから、ウェイ数WAY=2とAD[2
5:00]=1*bとの組み合わせは存在しない。
定する10bまたはポートDを指定する11bの場合
(即ち1*bの場合)には、少なくともCポートまでは
メモリモジュールが実装されており、したがってウェイ
数選択回路15によりウェイ数WAYとして1または4
が選択されることから、ウェイ数WAY=2とAD[2
5:00]=1*bとの組み合わせは存在しない。
【0098】(c)ウェイ数WAY=1の場合 ウェイ数WAY=1の場合には、図6(c)に示すよう
に、アドレスAD[31:00]中のAD[25:2
4]によりポート番号が指定される。この場合、ポート
選択信号114A 〜114D は、図4(c)に示すよう
に、ワード数WNに無関係に当該AD[25:24]の
値だけで決定される。
に、アドレスAD[31:00]中のAD[25:2
4]によりポート番号が指定される。この場合、ポート
選択信号114A 〜114D は、図4(c)に示すよう
に、ワード数WNに無関係に当該AD[25:24]の
値だけで決定される。
【0099】即ち、ウェイ数WAY=1の場合には、ワ
ード数WNに無関係に、AD[25:24]がポートA
を指定する00bであればポート選択信号114A が、
ポートCを指定する10bであればポート選択信号11
4C が、それぞれ“1”に設定される。
ード数WNに無関係に、AD[25:24]がポートA
を指定する00bであればポート選択信号114A が、
ポートCを指定する10bであればポート選択信号11
4C が、それぞれ“1”に設定される。
【0100】なお、AD[25:24]がポートBを指
定する01bの場合には、少なくともBポートまではメ
モリモジュールが実装されており、したがってウェイ数
選択回路15によりウェイ数WAYとして2または4が
選択されることから、ウェイ数WAY=1とAD[2
5:24]=01bとの組み合わせは存在しない。
定する01bの場合には、少なくともBポートまではメ
モリモジュールが実装されており、したがってウェイ数
選択回路15によりウェイ数WAYとして2または4が
選択されることから、ウェイ数WAY=1とAD[2
5:24]=01bとの組み合わせは存在しない。
【0101】また、AD[25:24]がポートDを指
定する11bの場合には、Dポートまでメモリモジュー
ルが実装されており、したがってウェイ数選択回路15
によりウェイ数WAYとして4が選択されることから、
ウェイ数WAY=1とAD[25:24]=11bとの
組み合わせも存在しない。
定する11bの場合には、Dポートまでメモリモジュー
ルが実装されており、したがってウェイ数選択回路15
によりウェイ数WAYとして4が選択されることから、
ウェイ数WAY=1とAD[25:24]=11bとの
組み合わせも存在しない。
【0102】1・2・4ウェイアドレス変換回路11内
のスロット番号出力回路112は、外部指定アドレスA
D[31:00]中のAD[31:26]をスロット番
号115として、1・2・4ウェイタイミング制御回路
12からのタイミング信号TM1の示すタイミングで出
力する 1・2・4ウェイアドレス変換回路11内のメモリモジ
ュール内アドレス出力回路113は、外部指定のアドレ
スAD[31:00]、ウェイ数選択回路15からのウ
ェイ数WAY及び外部指定のワード数WNをもとに、1
・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミン
グ信号TM1の示すタイミングで、スロット番号出力回
路112からのスロット番号115の指定するスロット
位置のメモリモジュール内アドレス116の生成を行
う。このメモリモジュール内アドレス出力回路113の
動作の詳細を、(a)ウェイ数WAY=4の場合、
(b)ウェイ数WAY=2の場合、(c)ウェイ数WA
Y=1の場合について、それぞれ説明する。
のスロット番号出力回路112は、外部指定アドレスA
D[31:00]中のAD[31:26]をスロット番
号115として、1・2・4ウェイタイミング制御回路
12からのタイミング信号TM1の示すタイミングで出
力する 1・2・4ウェイアドレス変換回路11内のメモリモジ
ュール内アドレス出力回路113は、外部指定のアドレ
スAD[31:00]、ウェイ数選択回路15からのウ
ェイ数WAY及び外部指定のワード数WNをもとに、1
・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミン
グ信号TM1の示すタイミングで、スロット番号出力回
路112からのスロット番号115の指定するスロット
位置のメモリモジュール内アドレス116の生成を行
う。このメモリモジュール内アドレス出力回路113の
動作の詳細を、(a)ウェイ数WAY=4の場合、
(b)ウェイ数WAY=2の場合、(c)ウェイ数WA
Y=1の場合について、それぞれ説明する。
【0103】(a)ウェイ数WAY=4の場合 メモリモジュール内アドレス出力回路113は、ウェイ
数WAY=4の場合には、ワード数WNに無関係にアド
レスAD[31:00]中のAD[25:02](図6
(a)参照)をメモリモジュール内アドレス116とし
て選択出力する。
数WAY=4の場合には、ワード数WNに無関係にアド
レスAD[31:00]中のAD[25:02](図6
(a)参照)をメモリモジュール内アドレス116とし
て選択出力する。
【0104】(b)ウェイ数WAY=2の場合 メモリモジュール内アドレス出力回路113は、ウェイ
数WAY=2の場合には、ワード数WN=1または2で
あるならば、即ち1ワードアクセスまたは連続2ワード
アクセスであるならば、アドレスAD[31:00]中
のAD[24:01](図6(b)参照)を、そのまま
メモリモジュール内アドレス116として選択出力す
る。
数WAY=2の場合には、ワード数WN=1または2で
あるならば、即ち1ワードアクセスまたは連続2ワード
アクセスであるならば、アドレスAD[31:00]中
のAD[24:01](図6(b)参照)を、そのまま
メモリモジュール内アドレス116として選択出力す
る。
【0105】また、ウェイ数WAY=2の場合でも、ワ
ード数WN=4であるならば、即ち連続4ワードアクセ
スであるならば、メモリモジュール内アドレス出力回路
113は、まずアドレスAD[31:00]中のAD
[24:01]の下位1ビットAD[01]が固定値0
bに置き換えられた24ビットを、次に当該AD[2
4:01]の下位1ビットAD[01]が固定値1bに
置き換えられた24ビットを、それぞれメモリモジュー
ル内アドレス116として、1・2・4ウェイタイミン
グ制御回路12からのタイミング信号TM1の示すタイ
ミングに応じて順に出力する。
ード数WN=4であるならば、即ち連続4ワードアクセ
スであるならば、メモリモジュール内アドレス出力回路
113は、まずアドレスAD[31:00]中のAD
[24:01]の下位1ビットAD[01]が固定値0
bに置き換えられた24ビットを、次に当該AD[2
4:01]の下位1ビットAD[01]が固定値1bに
置き換えられた24ビットを、それぞれメモリモジュー
ル内アドレス116として、1・2・4ウェイタイミン
グ制御回路12からのタイミング信号TM1の示すタイ
ミングに応じて順に出力する。
【0106】(c)ウェイ数WAY=1の場合 メモリモジュール内アドレス出力回路113は、ウェイ
数WAY=1の場合には、ワード数WN=1であるなら
ば、アドレスAD[31:00]中のAD[23:0
0](図6(c)参照)を、そのままメモリモジュール
内アドレス116として選択出力する。
数WAY=1の場合には、ワード数WN=1であるなら
ば、アドレスAD[31:00]中のAD[23:0
0](図6(c)参照)を、そのままメモリモジュール
内アドレス116として選択出力する。
【0107】また、ウェイ数WAY=1の場合でも、ワ
ード数WN=2であるならば、モリモジュール内アドレ
ス出力回路113は、まずアドレスAD[31:00]
中のAD[23:00]の下位1ビットAD[00]が
固定値0bに置き換えられた24ビットを、次に当該A
D[24:00]の下位1ビットAD[00]が固定値
1bに置き換えられた24ビットを、それぞれメモリモ
ジュール内アドレス116として、1・2・4ウェイタ
イミング制御回路12からのタイミング信号TM1の示
すタイミングに応じて順に出力する。
ード数WN=2であるならば、モリモジュール内アドレ
ス出力回路113は、まずアドレスAD[31:00]
中のAD[23:00]の下位1ビットAD[00]が
固定値0bに置き換えられた24ビットを、次に当該A
D[24:00]の下位1ビットAD[00]が固定値
1bに置き換えられた24ビットを、それぞれメモリモ
ジュール内アドレス116として、1・2・4ウェイタ
イミング制御回路12からのタイミング信号TM1の示
すタイミングに応じて順に出力する。
【0108】また、ウェイ数WAY=1の場合でも、ワ
ード数WN=4であるならば、モリモジュール内アドレ
ス出力回路113は、まずアドレスAD[31:00]
中のAD[23:00]の下位2ビットAD[01:0
0]が固定値00bに置き換えられた24ビット、当該
AD[23:00]の下位2ビットAD[01:00]
が固定値01bに置き換えられた24ビット、当該AD
[23:00]の下位2ビットAD[01:00]が固
定値10bに置き換えられた24ビット、そして当該A
D[23:00]の下位2ビットAD[01:00]が
固定値11bに置き換えられた24ビットを、それぞれ
メモリモジュール内アドレス116として、1・2・4
ウェイタイミング制御回路12からのタイミング信号T
M1の示すタイミングに応じて順に出力する。
ード数WN=4であるならば、モリモジュール内アドレ
ス出力回路113は、まずアドレスAD[31:00]
中のAD[23:00]の下位2ビットAD[01:0
0]が固定値00bに置き換えられた24ビット、当該
AD[23:00]の下位2ビットAD[01:00]
が固定値01bに置き換えられた24ビット、当該AD
[23:00]の下位2ビットAD[01:00]が固
定値10bに置き換えられた24ビット、そして当該A
D[23:00]の下位2ビットAD[01:00]が
固定値11bに置き換えられた24ビットを、それぞれ
メモリモジュール内アドレス116として、1・2・4
ウェイタイミング制御回路12からのタイミング信号T
M1の示すタイミングに応じて順に出力する。
【0109】1・2・4ウェイアドレス変換回路11内
のポート選択回路111、スロット番号出力回路112
及メモリモジュール内アドレス出力回路113により出
力される、ポート選択信号114A 〜114D 、スロッ
ト番号115及びメモリモジュール内アドレス116
は、ポート切替器13に供給される。
のポート選択回路111、スロット番号出力回路112
及メモリモジュール内アドレス出力回路113により出
力される、ポート選択信号114A 〜114D 、スロッ
ト番号115及びメモリモジュール内アドレス116
は、ポート切替器13に供給される。
【0110】ポート切替器13は、1・2・4ウェイア
ドレス変換回路11(内のポート選択回路111)から
のポート選択信号114A 〜114D に従って、ポート
A〜Dのうち有効なポート選択信号に対応するポートを
全て選択し、その選択したポートに、1・2・4ウェイ
アドレス変換回路11(内のスロット番号出力回路11
2及メモリモジュール内アドレス出力回路113)から
のスロット番号115及びメモリモジュール内アドレス
116を出力する。
ドレス変換回路11(内のポート選択回路111)から
のポート選択信号114A 〜114D に従って、ポート
A〜Dのうち有効なポート選択信号に対応するポートを
全て選択し、その選択したポートに、1・2・4ウェイ
アドレス変換回路11(内のスロット番号出力回路11
2及メモリモジュール内アドレス出力回路113)から
のスロット番号115及びメモリモジュール内アドレス
116を出力する。
【0111】このとき、1・2・4ウェイタイミング制
御回路12は、入力されたウェイ数WAY及びワード数
WNをもとに、インタリーブ制御のタイミングを決定
し、対応するタイミング信号TM2をポート切替器13
に送る。
御回路12は、入力されたウェイ数WAY及びワード数
WNをもとに、インタリーブ制御のタイミングを決定
し、対応するタイミング信号TM2をポート切替器13
に送る。
【0112】すると、例えばリードが要求され、且つウ
ェイ数WAY=4、ワード数WN=4で、ポート選択信
号114A 〜114D が“1”の場合であれば、図9
(a)に示すタイミング(“4way 4word R
EAD”のタイミング)で、各ポートA〜Dを通してア
クセスが行われる。同様に、リードが要求され、且つウ
ェイ数WAY=2、ワード数WN=4で、ポート選択信
号114A ,114B が“1”の場合であれば、図9
(b)に示すタイミング(“2way 4wordRE
AD”のタイミング)で、各ポートA,Bを通してアク
セスが行われる。同様に、リードが要求され、且つウェ
イ数WAY=1、ワード数WN=2で、ポート選択信号
114A が“1”の場合であれば、図9(c)に示すタ
イミング(“1way 2word READ”のタイ
ミング)で、ポートAを通してアクセスが行われる。
ェイ数WAY=4、ワード数WN=4で、ポート選択信
号114A 〜114D が“1”の場合であれば、図9
(a)に示すタイミング(“4way 4word R
EAD”のタイミング)で、各ポートA〜Dを通してア
クセスが行われる。同様に、リードが要求され、且つウ
ェイ数WAY=2、ワード数WN=4で、ポート選択信
号114A ,114B が“1”の場合であれば、図9
(b)に示すタイミング(“2way 4wordRE
AD”のタイミング)で、各ポートA,Bを通してアク
セスが行われる。同様に、リードが要求され、且つウェ
イ数WAY=1、ワード数WN=2で、ポート選択信号
114A が“1”の場合であれば、図9(c)に示すタ
イミング(“1way 2word READ”のタイ
ミング)で、ポートAを通してアクセスが行われる。
【0113】このようにして、1・2・4ウェイ混在型
のインタリーブ方式アドレス変換が実現される。以上の
リードアクセス時の動作の具体例を、アドレスAD[3
1:00]=5555AAAAh(末尾のhは16進表
現であることを示す)がメモリ制御回路10内の1・2
・4ウェイアドレス変換回路11及びウェイ数選択回路
15に与えられた場合について説明する。
のインタリーブ方式アドレス変換が実現される。以上の
リードアクセス時の動作の具体例を、アドレスAD[3
1:00]=5555AAAAh(末尾のhは16進表
現であることを示す)がメモリ制御回路10内の1・2
・4ウェイアドレス変換回路11及びウェイ数選択回路
15に与えられた場合について説明する。
【0114】この場合、1・2・4ウェイアドレス変換
回路11内のスロット番号出力回路112は、アドレス
AD[31:00]中のスロット番号指定フィールドの
内容AD[31:26]=15hをスロット番号115
として選択する。このスロット番号115(=15h)
は、1・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタ
イミング信号TM1のタイミングでポート切替器13に
出力される。
回路11内のスロット番号出力回路112は、アドレス
AD[31:00]中のスロット番号指定フィールドの
内容AD[31:26]=15hをスロット番号115
として選択する。このスロット番号115(=15h)
は、1・2・4ウェイタイミング制御回路12からのタ
イミング信号TM1のタイミングでポート切替器13に
出力される。
【0115】ここで、外部指定のワード数WNとして4
が、ウェイ数選択回路15により選択されるウェイ数W
AYとして2が、1・2・4ウェイアドレス変換回路1
1に入力されたものとすると、アドレスAD[31:0
0]中のポート番号指定フィールドAD[25:00]
(図6(b)参照)が0*b(ここでは*=0)である
ことから、ポート選択回路111は、この0*bで指定
されるポートA,Bを選択するためのポート選択信号1
14A ,114B だけを“1”に設定する(図4(b)
参照)。この結果、ウェイ数WAY=2、ワード数WN
=4の場合には、1・2・4ウェイアドレス変換回路1
1内のポート選択回路111からポート切替器13に
は、2つのポート選択信号114A ,114B が、1・
2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミング
信号TM1のタイミングで出力される。
が、ウェイ数選択回路15により選択されるウェイ数W
AYとして2が、1・2・4ウェイアドレス変換回路1
1に入力されたものとすると、アドレスAD[31:0
0]中のポート番号指定フィールドAD[25:00]
(図6(b)参照)が0*b(ここでは*=0)である
ことから、ポート選択回路111は、この0*bで指定
されるポートA,Bを選択するためのポート選択信号1
14A ,114B だけを“1”に設定する(図4(b)
参照)。この結果、ウェイ数WAY=2、ワード数WN
=4の場合には、1・2・4ウェイアドレス変換回路1
1内のポート選択回路111からポート切替器13に
は、2つのポート選択信号114A ,114B が、1・
2・4ウェイタイミング制御回路12からのタイミング
信号TM1のタイミングで出力される。
【0116】このとき、1・2・4ウェイタイミング制
御回路12は、ウェイ数WAY=2及びワード数WN=
4をもとに、図9(b)に示すタイミング(“2way
4word READ”のタイミング)を決定し、対
応するタイミング信号TM2をポート切替器13に送
る。
御回路12は、ウェイ数WAY=2及びワード数WN=
4をもとに、図9(b)に示すタイミング(“2way
4word READ”のタイミング)を決定し、対
応するタイミング信号TM2をポート切替器13に送
る。
【0117】これを受けてポート切替器13は、まず図
9(b)の“2way 4wordREAD”の1Ad
d(第1ワードアクセス用アドレス)の出力タイミング
でポート選択信号114A によりポートAを選択し、2
Add(第2ワードアクセス用アドレス)の出力タイミ
ングでポート選択信号114B によりポートBを選択す
る。またポート切替器13は、図9(b)の“2way
4word READ”の第1ワード(1word)
リード後の3Add(第3ワードアクセス用アドレス)
の出力タイミングでポート選択信号114A によりポー
トAを選択し、第2ワード(2word)リード後の4
Add(第4ワードアクセス用アドレス)の出力タイミ
ングでポート選択信号114B によりポートBを選択す
る。
9(b)の“2way 4wordREAD”の1Ad
d(第1ワードアクセス用アドレス)の出力タイミング
でポート選択信号114A によりポートAを選択し、2
Add(第2ワードアクセス用アドレス)の出力タイミ
ングでポート選択信号114B によりポートBを選択す
る。またポート切替器13は、図9(b)の“2way
4word READ”の第1ワード(1word)
リード後の3Add(第3ワードアクセス用アドレス)
の出力タイミングでポート選択信号114A によりポー
トAを選択し、第2ワード(2word)リード後の4
Add(第4ワードアクセス用アドレス)の出力タイミ
ングでポート選択信号114B によりポートBを選択す
る。
【0118】以上の結果、アクセスするメモリモジュー
ルが接続されているポート(メモリバンク)がポートA
とポートBに決定される。このポートA,Bに対するア
クセス先スロット位置は、1・2・4ウェイアドレス変
換回路11内のポート選択回路111からのスロット番
号115により指定され、15hである。
ルが接続されているポート(メモリバンク)がポートA
とポートBに決定される。このポートA,Bに対するア
クセス先スロット位置は、1・2・4ウェイアドレス変
換回路11内のポート選択回路111からのスロット番
号115により指定され、15hである。
【0119】また、スロット番号115(=15h)の
示すスロット位置のメモリモジュールに対するアクセス
先の内部アドレス(メモリモジュール内アドレス)は、
1・2・4ウェイアドレス変換回路11内のメモリモジ
ュール内アドレス出力回路113からのメモリモジュー
ル内アドレス116により指定される。
示すスロット位置のメモリモジュールに対するアクセス
先の内部アドレス(メモリモジュール内アドレス)は、
1・2・4ウェイアドレス変換回路11内のメモリモジ
ュール内アドレス出力回路113からのメモリモジュー
ル内アドレス116により指定される。
【0120】このメモリモジュール内アドレス116
は、本実施例のようにウェイ数WAY=2、ワード数W
N=4の場合、1・2・4ウェイタイミング制御回路1
2からのタイミング信号TM1に応じて2回出力され、
前記したように、第1回目はAD[24:01]の下位
1ビットAD[01]が固定値0bに置き換えられた2
4ビットが、第2回目はAD[24:01]の下位1ビ
ットAD[01]が固定値1bに置き換えられた24ビ
ットが出力される。したがって、外部指定アドレスAD
[31:00]=5555AAAAhの例では、メモリ
モジュール内アドレス116として、第1回目はAAD
554hが、第2回目はそれに続くAAD555hが出
力される。
は、本実施例のようにウェイ数WAY=2、ワード数W
N=4の場合、1・2・4ウェイタイミング制御回路1
2からのタイミング信号TM1に応じて2回出力され、
前記したように、第1回目はAD[24:01]の下位
1ビットAD[01]が固定値0bに置き換えられた2
4ビットが、第2回目はAD[24:01]の下位1ビ
ットAD[01]が固定値1bに置き換えられた24ビ
ットが出力される。したがって、外部指定アドレスAD
[31:00]=5555AAAAhの例では、メモリ
モジュール内アドレス116として、第1回目はAAD
554hが、第2回目はそれに続くAAD555hが出
力される。
【0121】ポート切替器13は、1・2・4ウェイタ
イミング制御回路12からのタイミング信号TM2に応
じて、まず図9(b)の“2way 4word RE
AD”の1Addのタイミングでスロット番号115=
15h及び第1回目のメモリモジュール内アドレス11
6=AAD554hを(ポート選択信号114A により
選択した)ポートAに出力し、当該ポートAのスロット
番号15hのメモリモジュールをアクセスさせる。
イミング制御回路12からのタイミング信号TM2に応
じて、まず図9(b)の“2way 4word RE
AD”の1Addのタイミングでスロット番号115=
15h及び第1回目のメモリモジュール内アドレス11
6=AAD554hを(ポート選択信号114A により
選択した)ポートAに出力し、当該ポートAのスロット
番号15hのメモリモジュールをアクセスさせる。
【0122】次にポート切替器13は、図9(b)の
“2way 4word READ”の2Addのタイ
ミングでスロット番号115=15h及び第1回目のメ
モリモジュール内アドレス116=AAD554hを
(ポート選択信号114B により選択した)ポートBに
出力し、当該ポートBのスロット番号15hのメモリモ
ジュールをアクセスさせる。
“2way 4word READ”の2Addのタイ
ミングでスロット番号115=15h及び第1回目のメ
モリモジュール内アドレス116=AAD554hを
(ポート選択信号114B により選択した)ポートBに
出力し、当該ポートBのスロット番号15hのメモリモ
ジュールをアクセスさせる。
【0123】次にポート切替器13は、図9(b)の
“2way 4word READ”の3Addのタイ
ミングでスロット番号115=15h及び第2回目のメ
モリモジュール内アドレス116=AAD555hを
(ポート選択信号114A により選択した)ポートAに
出力し、当該ポートAのスロット番号15hのメモリモ
ジュールをアクセスさせる。
“2way 4word READ”の3Addのタイ
ミングでスロット番号115=15h及び第2回目のメ
モリモジュール内アドレス116=AAD555hを
(ポート選択信号114A により選択した)ポートAに
出力し、当該ポートAのスロット番号15hのメモリモ
ジュールをアクセスさせる。
【0124】最後にポート切替器13は、図9(b)の
“2way 4word READ”の4Addのタイ
ミングでスロット番号115=15h及び第2回目のメ
モリモジュール内アドレス116=AAD555hを
(ポート選択信号114B により選択した)ポートBに
出力し、当該ポートBのスロット番号15hのメモリモ
ジュールをアクセスさせる。
“2way 4word READ”の4Addのタイ
ミングでスロット番号115=15h及び第2回目のメ
モリモジュール内アドレス116=AAD555hを
(ポート選択信号114B により選択した)ポートBに
出力し、当該ポートBのスロット番号15hのメモリモ
ジュールをアクセスさせる。
【0125】次に、ウェイ数選択回路15により選択さ
れるウェイ数WAYと外部指定アドレスAD[31:0
0]との関係の具体例を、A00,B00,C00,D00,A
01,B01,C01の7個のメモリモジュールが実装されて
いる場合、即ちスロット番号00のスロット位置(先頭
スロット位置)にA00〜D00の4個のメモリモジュール
が実装され、スロット番号01のスロット位置(最終ス
ロット位置)にはA01〜C01の3個のメモリモジュール
が実装されている場合ついて説明する。
れるウェイ数WAYと外部指定アドレスAD[31:0
0]との関係の具体例を、A00,B00,C00,D00,A
01,B01,C01の7個のメモリモジュールが実装されて
いる場合、即ちスロット番号00のスロット位置(先頭
スロット位置)にA00〜D00の4個のメモリモジュール
が実装され、スロット番号01のスロット位置(最終ス
ロット位置)にはA01〜C01の3個のメモリモジュール
が実装されている場合ついて説明する。
【0126】まず、A00〜D00の4個は、ウェイ数選択
回路15内の4ウェイ条件検出回路151に設けられた
非最終位置アクセス検出回路151aにより非最終スロ
ット位置にあることが検出されることから、4ウェイの
条件に当てはまり、4ウェイインタリーブ方式でアクセ
スされる。
回路15内の4ウェイ条件検出回路151に設けられた
非最終位置アクセス検出回路151aにより非最終スロ
ット位置にあることが検出されることから、4ウェイの
条件に当てはまり、4ウェイインタリーブ方式でアクセ
スされる。
【0127】次に、A01,B01の2個は、ウェイ数選択
回路15内の2ウェイ条件検出回路152に設けられた
A,Bポート組アクセス検出回路152aによりA,B
ポート組に属することが検出される。しかもA01,B01
の2個は、当該A01,B01を含む3個のメモリモジュー
ル(A01〜C01)が(スロット番号01の)最終スロッ
ト位置に実装されていることから、4ウェイ条件検出回
路151での検出対象となる4ウェイの条件には当ては
まらず、且つウェイ数選択回路15内の2ウェイ条件検
出回路152に設けられた最終スロット内複数モジュー
ル実装検出回路152bの検出条件を満たす。これによ
り、A01,B01の2個は、2ウェイ条件検出回路152
での検出対象となる2ウェイの条件に当てはまり、2ウ
ェイインタリーブ方式でアクセスされる。
回路15内の2ウェイ条件検出回路152に設けられた
A,Bポート組アクセス検出回路152aによりA,B
ポート組に属することが検出される。しかもA01,B01
の2個は、当該A01,B01を含む3個のメモリモジュー
ル(A01〜C01)が(スロット番号01の)最終スロッ
ト位置に実装されていることから、4ウェイ条件検出回
路151での検出対象となる4ウェイの条件には当ては
まらず、且つウェイ数選択回路15内の2ウェイ条件検
出回路152に設けられた最終スロット内複数モジュー
ル実装検出回路152bの検出条件を満たす。これによ
り、A01,B01の2個は、2ウェイ条件検出回路152
での検出対象となる2ウェイの条件に当てはまり、2ウ
ェイインタリーブ方式でアクセスされる。
【0128】最後に、C01は4ウェイ条件検出回路15
1での検出対象となる4ウェイの条件及び2ウェイ条件
検出回路152での検出対象となる2ウェイの条件のい
ずれにも当てはまらない。即ち、C01は、1ウェイ条件
検出回路153での検出対象となる1ウェイの条件に当
てはまり、1ウェイインタリーブ方式でアクセスされ
る。
1での検出対象となる4ウェイの条件及び2ウェイ条件
検出回路152での検出対象となる2ウェイの条件のい
ずれにも当てはまらない。即ち、C01は、1ウェイ条件
検出回路153での検出対象となる1ウェイの条件に当
てはまり、1ウェイインタリーブ方式でアクセスされ
る。
【0129】以上のことから、A00,B00,C00,D0
0,A01,B01,C01の7個のメモリモジュールが実装
されている場合における、外部指定アドレスAD[3
1:00]とウェイ数WAYとの関係は次のようにな
る。
0,A01,B01,C01の7個のメモリモジュールが実装
されている場合における、外部指定アドレスAD[3
1:00]とウェイ数WAYとの関係は次のようにな
る。
【0130】まず、メモリモジュールA00〜D00に割り
付けられているアドレス00000000h〜03FF
FFFFhの範囲では、4ウェイでアクセスが行われ
る。次に、メモリモジュールA01,B01に割り付けられ
ているアドレス04000000h〜05FFFFFF
hの範囲では、2ウェイでアクセスが行われる。
付けられているアドレス00000000h〜03FF
FFFFhの範囲では、4ウェイでアクセスが行われ
る。次に、メモリモジュールA01,B01に割り付けられ
ているアドレス04000000h〜05FFFFFF
hの範囲では、2ウェイでアクセスが行われる。
【0131】次に、メモリモジュールC01に割り付けら
れているアドレス06000000h〜06FFFFF
Fhの範囲では、1ウェイでアクセスが行われる。この
ように、1・2・4ウェイ混在型のインタリーブ方式が
実現できることから、メモリモジュールの増設個数を1
個から選択でき、本実施例のように通常は4ウェイのイ
ンタリーブ方式でアクセスする記憶装置では、4ウェイ
インタリーブ方式の高速性を維持したまま、メモリ増設
が自由に行える。
れているアドレス06000000h〜06FFFFF
Fhの範囲では、1ウェイでアクセスが行われる。この
ように、1・2・4ウェイ混在型のインタリーブ方式が
実現できることから、メモリモジュールの増設個数を1
個から選択でき、本実施例のように通常は4ウェイのイ
ンタリーブ方式でアクセスする記憶装置では、4ウェイ
インタリーブ方式の高速性を維持したまま、メモリ増設
が自由に行える。
【0132】また、頻繁にアクセスを行う部分を4ウェ
イでアクセスできるアドレスに割り付け、アクセス頻度
の少ない部分を1・2ウェイでアクセスを行うアドレス
に割り当てるようにするならば、1・2ウェイでアクセ
スを行う部分の速度的な問題を解決できる。
イでアクセスできるアドレスに割り付け、アクセス頻度
の少ない部分を1・2ウェイでアクセスを行うアドレス
に割り当てるようにするならば、1・2ウェイでアクセ
スを行う部分の速度的な問題を解決できる。
【0133】以上のように、本実施例によれば、記憶装
置のメモリモジュール増設個数の制限をなくし、1・2
・4ウェイを1つの記憶装置上に混在させることによ
り、4ウェイインタリーブ方式の高速アクセス速度を維
持することができる。
置のメモリモジュール増設個数の制限をなくし、1・2
・4ウェイを1つの記憶装置上に混在させることによ
り、4ウェイインタリーブ方式の高速アクセス速度を維
持することができる。
【0134】なお、前記実施例では、ポート数(メモリ
バンク数)が4の記憶装置、即ち最大4ウェイのインタ
リーブ方式を適用する記憶装置に実施した場合について
説明したが、本発明は、ポート数(メモリバンク数)が
m(mは2以上の整数)の記憶装置、即ち複数の一定容
量のメモリモジュールが実装されることによりm個のメ
モリバンクが構築された記憶装置であって、全バンクに
わたりアドレスが連続して割り付けられ、最終スロット
を除く各スロット位置にはm個のメモリモジュールが実
装され、最終スロットには先頭メモリバンクから連続す
るnバンクの位置にn個(nは1≦n≦mを満足する整
数)のメモリモジュールが実装された最大mウェイのイ
ンタリーブ方式を適用する記憶装置に応用可能である。
バンク数)が4の記憶装置、即ち最大4ウェイのインタ
リーブ方式を適用する記憶装置に実施した場合について
説明したが、本発明は、ポート数(メモリバンク数)が
m(mは2以上の整数)の記憶装置、即ち複数の一定容
量のメモリモジュールが実装されることによりm個のメ
モリバンクが構築された記憶装置であって、全バンクに
わたりアドレスが連続して割り付けられ、最終スロット
を除く各スロット位置にはm個のメモリモジュールが実
装され、最終スロットには先頭メモリバンクから連続す
るnバンクの位置にn個(nは1≦n≦mを満足する整
数)のメモリモジュールが実装された最大mウェイのイ
ンタリーブ方式を適用する記憶装置に応用可能である。
【0135】また、前記実施例では、メモリモジュール
の実装個数を、メモリモジュールA00〜D3Fが実装可能
なメモリモジュール接続用コネクタを持つボードからの
接続検出信号CS00〜CS3Fをもとに、メモリモジュー
ル個数出力部14が検出するものとして説明したが、こ
れに限るものではない。例えば、システムの立ち上げ時
に、メモリモジュールA00〜D3Fがボード上の所定位置
に全て実装されているものとして各モジュールA00〜D
3Fへのアクセスを順に行うことにより、実際に存在する
モジュールの数(メモリ構成)を検出し、これをレジス
タ等のデータ保持手段に保持して、ウェイ数選択回路1
5に与えるようにしても構わない。また、スイッチ等の
メモリモジュール個数設定操作手段を設け、当該操作手
段をユーザが操作することによりメモリモジュール個数
を設定するようにしても構わない。
の実装個数を、メモリモジュールA00〜D3Fが実装可能
なメモリモジュール接続用コネクタを持つボードからの
接続検出信号CS00〜CS3Fをもとに、メモリモジュー
ル個数出力部14が検出するものとして説明したが、こ
れに限るものではない。例えば、システムの立ち上げ時
に、メモリモジュールA00〜D3Fがボード上の所定位置
に全て実装されているものとして各モジュールA00〜D
3Fへのアクセスを順に行うことにより、実際に存在する
モジュールの数(メモリ構成)を検出し、これをレジス
タ等のデータ保持手段に保持して、ウェイ数選択回路1
5に与えるようにしても構わない。また、スイッチ等の
メモリモジュール個数設定操作手段を設け、当該操作手
段をユーザが操作することによりメモリモジュール個数
を設定するようにしても構わない。
【0136】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、実
装されているメモリモジュールの個数(メモリ構成情
報)とアクセスするアドレス(外部指定のアドレス)を
もとに、ウェイ数mを上限とするインタリーブのウェイ
数を自動選択して、1つの記憶装置上にウェイ数mを上
限とする複数のウェイ数を混在させる構成としたので、
通常はmウェイのインタリーブ方式でアクセスする記憶
装置では、mウェイインタリーブ方式の高速性を維持し
たまま、メモリモジュール増設の自由度を高めることが
できる。
装されているメモリモジュールの個数(メモリ構成情
報)とアクセスするアドレス(外部指定のアドレス)を
もとに、ウェイ数mを上限とするインタリーブのウェイ
数を自動選択して、1つの記憶装置上にウェイ数mを上
限とする複数のウェイ数を混在させる構成としたので、
通常はmウェイのインタリーブ方式でアクセスする記憶
装置では、mウェイインタリーブ方式の高速性を維持し
たまま、メモリモジュール増設の自由度を高めることが
できる。
【図1】本発明のインタリーブ方式を適用する記憶装置
の一実施例を示すブロック構成図。
の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】図1中のウェイ数選択回路15の内部構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】図1中の1・2・4ウェイアドレス変換回路1
1の内部構成を示すブロック図。
1の内部構成を示すブロック図。
【図4】図3中のポート選択回路111の入出力論理を
示す図。
示す図。
【図5】従来の4ウェイインタリーブ方式の記憶装置の
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図6】外部指定アドレスAD[31:00]中のスロ
ット番号指定フィールド、メモリモジュール内アドレス
指定フィールド及びポート番号指定フィールドの各位置
を、4ウェイインタリーブ、2ウェイインタリーブ及び
1ウェイインタリーブのそれぞれについて示す図。
ット番号指定フィールド、メモリモジュール内アドレス
指定フィールド及びポート番号指定フィールドの各位置
を、4ウェイインタリーブ、2ウェイインタリーブ及び
1ウェイインタリーブのそれぞれについて示す図。
【図7】図5中の4ウェイアドレス変換回路51の内部
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図8】図6中のポート選択回路511の入出力論理を
示す図。
示す図。
【図9】メモリリードのタイミング例を示す図であり、
同図(a)は4ウェイインタリーブ方式で4ワードの連
続アクセス(4ウェイ4ワードリード)を行う場合のタ
イミング、同図(b)は2ウェイインタリーブ方式で4
ワードの連続アクセス(2ウェイ4ワードリード)を行
う場合のタイミング、同図(c)は1ウェイインタリー
ブ方式で2ワードの連続アクセス(1ウェイ2ワードリ
ード)を行う場合のタイミングを示す。
同図(a)は4ウェイインタリーブ方式で4ワードの連
続アクセス(4ウェイ4ワードリード)を行う場合のタ
イミング、同図(b)は2ウェイインタリーブ方式で4
ワードの連続アクセス(2ウェイ4ワードリード)を行
う場合のタイミング、同図(c)は1ウェイインタリー
ブ方式で2ワードの連続アクセス(1ウェイ2ワードリ
ード)を行う場合のタイミングを示す。
10…メモリ制御回路、11…1・2・4ウェイアドレ
ス変換回路、12…1・2・4ウェイタイミング制御回
路、13…ポート切替器、14…メモリモジュール個数
出力部、15…ウェイ数選択回路、111…ポート選択
回路、112…スロット番号出力回路、113…メモリ
モジュール内アドレス出力回路、114A 〜114D …
ポート選択信号、115…スロット番号、116…メモ
リモジュール内アドレス、151…4ウェイ条件検出回
路、151a…非最終スロット位置アクセス検出回路、
151b…最終スロット位置フル検出回路、151c…
オアゲート、152…2ウェイ条件検出回路、152a
…A,Bポート組アクセス検出回路、152b…最終ス
ロット内複数モジュール実装検出回路、152c…アン
ドゲート、153…1ウェイ条件検出回路、153a…
ノアゲート、154…ウェイ数出力回路、A〜D…ポー
ト、A00〜D3F…メモリモジュール、CS00〜CS3F…
接続検出信号。
ス変換回路、12…1・2・4ウェイタイミング制御回
路、13…ポート切替器、14…メモリモジュール個数
出力部、15…ウェイ数選択回路、111…ポート選択
回路、112…スロット番号出力回路、113…メモリ
モジュール内アドレス出力回路、114A 〜114D …
ポート選択信号、115…スロット番号、116…メモ
リモジュール内アドレス、151…4ウェイ条件検出回
路、151a…非最終スロット位置アクセス検出回路、
151b…最終スロット位置フル検出回路、151c…
オアゲート、152…2ウェイ条件検出回路、152a
…A,Bポート組アクセス検出回路、152b…最終ス
ロット内複数モジュール実装検出回路、152c…アン
ドゲート、153…1ウェイ条件検出回路、153a…
ノアゲート、154…ウェイ数出力回路、A〜D…ポー
ト、A00〜D3F…メモリモジュール、CS00〜CS3F…
接続検出信号。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の一定容量のメモリモジュールが実
装されることによりm個のメモリバンクが構築され、全
バンクにわたりアドレスが連続して割り付けられ、最終
スロットを除く各スロット位置にはm個のメモリモジュ
ールが実装され、最終スロットには先頭メモリバンクか
ら連続するnバンクの位置にn個(nは1≦n≦mを満
足する整数)のメモリモジュールが実装された、インタ
リーブ方式を適用する記憶装置であって、 最大mウェイのインタリーブ制御を行うメモリ制御回路
を備え、 前記メモリ制御回路に、 前記記憶装置内での前記メモリモジュールの実装個数及
び前記記憶装置をアクセスするための外部指定のアドレ
スをもとに、mを上限とするインタリーブのウェイ数を
選択設定するウェイ数選択手段を設けたことを特徴とす
るインタリーブ方式を適用する記憶装置。 - 【請求項2】 複数の一定容量のメモリモジュールが実
装されることによりm個のメモリバンクが構築され、全
バンクにわたりアドレスが連続して割り付けられ、最終
スロットを除く各スロット位置にはm個のメモリモジュ
ールが実装され、最終スロットには先頭メモリバンクか
ら連続するnバンクの位置にn個(nは1≦n≦mを満
足する整数)のメモリモジュールが実装された、インタ
リーブ方式を適用する記憶装置であって、 最大mウェイのインタリーブ制御を行うメモリ制御回路
を備え、 前記メモリ制御回路に、 前記記憶装置内での前記メモリモジュールの実装個数及
び前記記憶装置をアクセスするための外部指定のアドレ
スをもとに、mを上限とするインタリーブのウェイ数を
選択設定するウェイ数選択手段と、 前記外部指定アドレス、前記ウェイ数選択手段により設
定されたウェイ数及び連続してアクセスすべき外部指定
のワード数をもとに、アクセス先スロット位置を示すス
ロット位置情報、当該スロット位置のメモリモジュール
内アドレス及びアクセス先メモリバンクを選択するため
の選択信号を生成するアドレス変換手段とを設けたこと
を特徴とするインタリーブ方式を適用する記憶装置。 - 【請求項3】 前記ウェイ数選択手段は、前記外部指定
アドレスの示すスロット位置が前記メモリモジュールの
実装個数で決まる最終スロット位置に一致しない場合に
は、ウェイ数mを選択し、一致する場合には、少なくと
も当該最終スロット位置の実装メモリモジュール個数を
もとに、mを上限とするウェイ数を選択することを特徴
とする請求項1または請求項2記載のインタリーブ方式
を適用する記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17894294A JPH0844624A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | インタリーブ方式を適用する記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17894294A JPH0844624A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | インタリーブ方式を適用する記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844624A true JPH0844624A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16057345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17894294A Pending JPH0844624A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | インタリーブ方式を適用する記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0844624A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012035616A1 (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-22 | 富士通株式会社 | メモリアクセス制御装置及びコンピュータシステム |
US10241687B2 (en) | 2015-04-14 | 2019-03-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for operating semiconductor device and semiconductor system |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17894294A patent/JPH0844624A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012035616A1 (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-22 | 富士通株式会社 | メモリアクセス制御装置及びコンピュータシステム |
US10241687B2 (en) | 2015-04-14 | 2019-03-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for operating semiconductor device and semiconductor system |
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