JPH084460A - 門扉用調整ヒンジ - Google Patents

門扉用調整ヒンジ

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Publication number
JPH084460A
JPH084460A JP14312094A JP14312094A JPH084460A JP H084460 A JPH084460 A JP H084460A JP 14312094 A JP14312094 A JP 14312094A JP 14312094 A JP14312094 A JP 14312094A JP H084460 A JPH084460 A JP H084460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
support arm
screw
arm
insertion hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14312094A
Other languages
English (en)
Inventor
Natsuo Kobayashi
夏男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
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Publication of JPH084460A publication Critical patent/JPH084460A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 門扉用調整ヒンジの取り付け作業を能率化す
ること等を目的とする。 【構成】 取り付け座1aを有するケース1にアーム収
容室3を設け、アーム収容室3に挿入される支持アーム
6の先端部6aに、ロックガイド収容凹部7と、ロック
ガイド収容凹部7から外面に貫通するロック挿入孔1
0,11と、後端部6bに貫通するねじ挿入用孔21を
設け、後端部6bにヒンジピン20を立設し、ロック挿
入孔10,11にロック部材14を挿入し、ロックガイ
ド収容凹部7に挿入されるロックガイド22に、ねじ挿
入用孔21に挿入される緊締用ねじ25が螺合するねじ
孔26と、緊締用ねじ25が締め付けられたときに、ロ
ック部材14をアーム収容室3に押し付ける楔面23,
24を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平方向(左右,前
後)の位置を調整できる門扉用調整ヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】水平方向の位置を調整できる門扉用調整
ヒンジに関しては、実公昭63−9760号,実開平2
−68998号,実開平2−87898号公報記載の技
術などがある。これらの公報に記載の門扉用調整ヒンジ
は、門柱側に固定されるケースの内部に支持アームの一
側を挿入し、支持アームの他側に立設されたヒンジピン
の位置を水平方向に位置調整したのちに、支持アームを
挿入側に引張するねじと、ケースを上下方向に貫通する
ねじを締結して支持アームをケースに固定するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の門扉
用調整ヒンジには、次のような課題があった。 (1) 支持アームを固定するには、ケースの門扉の反対面
からのねじ締めと、ケースの上方からのねじ締めとの2
つの締め付け作業が必要であるので、位置調整後の門扉
用調整ヒンジの締結作業が非能率である。 (2) また、門扉の反対側からのねじ締めは、ねじと門柱
側の表面との間隔が狭いため、ねじ締め作業は容易では
ない。
【0004】(3) ケースの表面の2箇所にねじの頭が突
出しているので、外観を損ねる欠点がある。特に、ケー
スの上面に突出しているねじの頭は目につき易い。 (4) 支持アームはねじの締め付け力のみで固定されるの
で、緊締力を極めて大きくしないと、固定力が弛緩して
支持アームの位置が狂うおそれがある。 本発明はかかる課題を解決することを目的としており、
1つのねじの締め付けでよいので締結作業が簡単であ
り、しかも、弛緩するおそれのない等の利点を有する門
扉用調整ヒンジを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の門扉用調整ヒンジは、一端に開口するアー
ム収容室と外面に形成される取り付け座を有するケース
と、上記アーム収容室に挿入される先端部にロックガイ
ド収容凹部が形成され、該ロックガイド収容凹部より外
面に貫通するロック挿入孔と後端面に貫通するねじ挿入
用孔が設けられ、後端部の上面にヒンジピンが立設され
る支持アームと、上記ロックガイド収容凹部に挿入さ
れ、後部には上記ねじ挿入用孔に挿入される緊締用ねじ
に螺合するねじ孔が螺設され、外面の上記ロック挿入孔
に相対する位置に、後方に向かって低くなる楔面が形成
されるロックガイドと、上記ロック挿入孔に挿入され、
一端が上記楔面に接触し、他端が上記アーム収容室に接
触するロック部材とにより構成した。上記ロック挿入孔
は、上記支持アームの上下2箇所に設けることができ
る。この上下2箇所に設けられる上記ロック挿入孔は、
上記支持アームの前後に位置をずらして設けるとよい。
【0006】
【作用】上記のように構成された門扉用調整ヒンジは、
ロックガイド収容凹部にロックガイドを挿入し、ロック
挿入孔にロック部材を挿入した支持アームの先端部をア
ーム収容室に挿入する。支持アームのねじ挿入用孔に緊
締用ねじを挿入し、ロックガイドのねじ孔に緩く螺合し
ておく。
【0007】ケースのアーム収容室の開口を門扉に向
け、取り付け座を門柱側に固定し、支持アームのヒンジ
ピンの位置を調整した後に、緊締用ねじをかたく締め込
むと、ロックガイドが門扉側に僅かに移動し、楔面がロ
ック部材をケースのアーム収容室の内面に圧接し、支持
アームがケースに固定される。従って、支持アームの固
定作業中に、支持アームには上下方向の移動はなく、ロ
ック部材のみがケースのアーム収容室に圧接する方向に
移動するのみであるので、ヒンジピンの高さに狂いは生
じない。
【0008】ロック挿入孔を上記支持アームの上下2箇
所に設けた場合には、両ロック挿入孔に挿入されたロッ
ク部材が、アーム収容室の上下内面に圧接するので、固
定力が増加する。このとき、上下のロック位置が前後に
ずれているため、アームが上下に振れ難い。緊締用ねじ
の締め付け力は、楔効果により増大されるので、支持ア
ームはケースに強固に固定される。従って、門扉の開閉
による繰り返し衝撃力を受けても支持アームの固定が弛
むおそれはない。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は門扉用調整ヒンジの縦断面図、図2は図
1のX−X断面図、図3は図1のY−Y断面図、図4は
門扉用調整ヒンジの分解斜視図である。図4に示すよう
に、ケース1は、門柱側G(図9参照)に接触する取り
付け座1aが上下に設けられ、取り付け座1aにはそれ
ぞれ2個のボルト挿入用孔2が設けられる。
【0010】ケース1の内部に形成されるアーム収容室
3は、図4においてケース1の右側端面にアーム挿入用
の開口4が設けられ、門柱側の取り付け面に開口5が設
けられる。開口5は、ケース1が門柱側の取り付けられ
るときに門柱側によって閉塞される。
【0011】支持アーム6は、アーム収容室3に挿入さ
れる先端部6aと、アーム収容室3から突出している後
端部6bとを有し、先端部6aの横幅寸法は、アーム収
容室3に対して大きな隙間が形成される寸法であり、先
端部6aの上下方向寸法は、アーム収容室3に対して小
さな隙間しか形成されない寸法である。先端部6aに
は、ロックガイド収容凹部7が形成される(図5〜図7
参照)。
【0012】ロックガイド収容凹部7は、先端部6aの
先端面(図5において左端面)と、ケース1の開口5に
相対する側面(図6において下面)が開口する。ロック
ガイド収容凹部7の上部及び下部の内壁面に傾斜面8,
9が形成され、傾斜面8,9から支持アーム6の外面に
貫通する角孔形状のロック挿入孔10,11が設けられ
る。支持アーム6には、ロック挿入孔10,11に交叉
するピン12,13が嵌着される。
【0013】ロック挿入孔10,11に挿入されるロッ
ク部材14は、U字形状に屈曲し、内側には、ピン1
2,13が貫通する長溝15が形成され、先端面に、凹
凸に形成された摩擦面16がアーム収容室3に接触し、
他端部は、後述するロックガイド22の楔面23,24
に押動される被押動部17が形成される。
【0014】支持アーム6の後端部6bの上面には、門
扉の荷重を支える受け面18が形成され、受け面18に
穿設された孔19にヒンジピン20(図1参照)が嵌挿
される。ヒンジピン20は、門扉Dの端部に設けられた
ヒンジ筒部Hに挿入され、門扉Dの回動支点になる(図
9参照)。後端部6bの下方には、ロックガイド収容凹
部7に貫通するねじ挿入用孔21が螺設される。
【0015】ロックガイド収容凹部7に挿入されるロッ
クガイド22には、ロック挿入孔10,11に挿入され
たロック部材14にそれぞれ相対する楔面23,24が
形成され、ねじ挿入用孔21に挿入される緊締用ねじ2
5の先端に螺合するねじ孔26が設けられる。楔面2
3,24は、後方(図1において右方向)に向かって低
くなる傾斜面を有するので、緊締用ねじ25の締め込み
よってロックガイド22が後方に移動したときに、ロッ
ク部材14の被押動部17を押動する力を生じる。
【0016】次に以上のように構成された門扉用調整ヒ
ンジの作用を説明する。先ず、ロックガイド収容凹部7
にロックガイド22を挿入し、ロック挿入孔10,11
にロック部材14を挿入した支持アーム6の先端部6a
をアーム収容室3に挿入する。支持アーム6のねじ挿入
用孔21に緊締用ねじ25を挿入し、ロックガイド22
のねじ孔26に緩く螺合しておく。
【0017】ケース1のアーム収容室3の開口4を門扉
Dに向け、取り付け座1aを門柱側Gの固定し、支持ア
ーム6のヒンジピン20の位置を調整した後に、緊締用
ねじ25をかたく締め込むと、ロックガイド22が門扉
D側に僅かに移動し、楔面23,24ががロック部材1
4をアーム収容室3の内面に圧接し、支持アーム6がケ
ース1に固定される。
【0018】従って、支持アーム6の固定作業中に、支
持アーム6には上下方向の移動はなく、ロック部材14
のみがアーム収容室3に圧接する方向に移動するのみで
あるので、ヒンジピン20の高さに狂いは生じない。ロ
ック部材14が1個であっても支持アーム6を固定する
ことができるが、本実施例のように、上下に設けたロッ
ク挿入孔10,11にそれぞれロック部材14を挿入し
た場合には、支持アーム6を固定する力が増加する。
【0019】緊締用ねじ25の締め付け力は、楔面2
3,24の楔効果により増大されるので、支持アーム6
はケースに強固に固定される。従って、門扉Gの開閉に
よる繰り返し衝撃力を受けても支持アーム6の固定が弛
むおそれはない。上下のロック挿入孔10,11を支持
アーム6の前後にずらした場合には、支持アーム6を緊
締するときに、支持アーム6の上下の振れを防止でき
る。緊締用ねじ25の締め付け作業は、門柱側Gの邪魔
にならない位置で行われるので、締め付け作業が容易で
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 位置調整後に門扉用調整ヒンジを締結するには、1
本の緊締用ねじを締め付けるだけよいので、締結作業が
簡単になり、効率的になった。 (2) 緊締用ねじの締め付けは門扉側から行うので、作業
空間を広くとることができ、ねじ締め作業が容易になっ
た。
【0021】(3) 緊締用ねじは支持アームの下方に取り
付けられるので、目につき易いところにはねじの頭を露
出しない。従って、門扉用調整ヒンジの外観が従来のも
のに比較してよくなった。 (4) 緊締用ねじの締め付け力は楔面によって増大される
ので、門扉の開閉による繰り返し衝撃荷重を受けても緩
みを生じることはなく、ヒンジピンに位置が正確に保持
される。 (5) 緊締用ねじを締めた場合に、楔面によりケースに圧
接する方向に移動するのはロック部材のみであり、支持
アームは圧接方向に移動しないので、緊締時にヒンジピ
ンの位置が正確に保たれる。 (6) 緊締用ねじを緩めると支持アームがユニットで外
れ、向きを反転してケースに挿入するだけで、勝手反対
が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】門扉用調整ヒンジの縦断面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1のY−Y断面図である。
【図4】門扉用調整ヒンジの分解斜視図である。
【図5】支持アームの正面図である。
【図6】支持アームの平面図である。
【図7】支持アームの底面図である。
【図8】支持アームの側面図である。
【図9】門柱側に取り付けられた門扉用調整ヒンジの正
面図である。
【符号の説明】 D 門扉 G 門柱側 1 ケース 1a 取り付け用座 3 アーム収容室 4 開口 6 支持アーム 6a 先端部 6b 後端部 7 ロックガイド収容凹部 10 ロック挿入孔 11 ロック挿入孔 14 ロック部材 20 ヒンジピン 21 ねじ挿入用孔 22 ロックガイド 23 楔面 24 楔面 25 緊締用ねじ 26 ねじ孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口するアーム収容室と外面に形
    成される取り付け座を有するケースと、 上記アーム収容室に挿入される先端部にロックガイド収
    容凹部が形成され、該ロックガイド収容凹部より外面に
    貫通するロック挿入孔と後端面に貫通するねじ挿入用孔
    が設けられ、後端部の上面にヒンジピンが立設される支
    持アームと、 上記ロックガイド収容凹部に挿入され、後部には上記ね
    じ挿入用孔に挿入される緊締用ねじに螺合するねじ孔が
    螺設され、外面の上記ロック挿入孔に相対する位置に、
    後方に向かって低くなる楔面が形成されるロックガイド
    と、 上記ロック挿入孔に挿入され、一端が上記楔面に接触
    し、他端が上記アーム収容室に接触するロック部材とに
    より構成される門扉用調整ヒンジ。
  2. 【請求項2】 上記ロック挿入孔は、上記支持アームの
    上下2箇所に設けられることを特徴とする請求項1記載
    の門扉用調整ヒンジ。
  3. 【請求項3】 上下2箇所に設けられる上記ロック挿入
    孔は、上記支持アームの前後に位置をずらして設けられ
    ることを特徴とする請求項2記載の門扉用調整ヒンジ。
JP14312094A 1994-06-24 1994-06-24 門扉用調整ヒンジ Withdrawn JPH084460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14312094A JPH084460A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 門扉用調整ヒンジ

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JP14312094A JPH084460A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 門扉用調整ヒンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH084460A true JPH084460A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15331388

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JP14312094A Withdrawn JPH084460A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 門扉用調整ヒンジ

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JP (1) JPH084460A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874200B2 (en) * 2001-12-13 2005-04-05 Remi Emiel Van Parys Hinge and hinge part therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874200B2 (en) * 2001-12-13 2005-04-05 Remi Emiel Van Parys Hinge and hinge part therefor

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010904