JPH0844589A - テスト項目設計支援システム - Google Patents

テスト項目設計支援システム

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JPH0844589A
JPH0844589A JP6197373A JP19737394A JPH0844589A JP H0844589 A JPH0844589 A JP H0844589A JP 6197373 A JP6197373 A JP 6197373A JP 19737394 A JP19737394 A JP 19737394A JP H0844589 A JPH0844589 A JP H0844589A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テスト項目作成者の誤解や読解漏れによる過
ったテスト項目を作成する恐れのないテスト項目設計支
援システムを提供することを目的とする。 【構成】 機能仕様書を入力する仕様書入力部10、機
能記述ルールを記憶する機能記述ルールファイル11、
項目分析ルールを記憶する項目分析ルールファイル1
2、機能記述ルールにしたがって記述された機能を原因
項目と結果項目に分類し項目分析ルールにしたがって各
項目の間の関係を分析する項目分析部13、項目分析の
結果から原因−結果グラフを自動生成する原因−結果グ
ラフ作成部14、原因−結果グラフを表示するディスプ
レー装置15、原因−結果グラフから原因−結果テーブ
ルを自動作成する原因−結果テーブル変換部16、変換
された原因−結果テーブルを表示するディスプレ装置1
7、原因−結果テーブルからテスト項目を作成するテス
ト項目作成部18とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウエア開発に利
用され、該ソフトウエアの機能仕様書に基づいて該ソフ
トウエアの機能テストのテスト項目を生成するテスト項
目設計支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのソフトウエアの開発にお
いては、当該ソフトウエアの機能使用についての情報を
提供するための機能仕様書を作成し、該機能仕様書に示
された機能が正常に働くか否かを検査する機能テストを
行うためのテスト項目を作成する工程がある。
【0003】従来のソフトウエア開発における機能テス
トのテスト項目作成工程は、まず機能仕様書に文章形式
で記載された当該ソフトウエアの機能や状態遷移をテス
ト項目作成者が読み、原因となる事項とその結果として
起こる事項とを組み合わせて抽出しテスト項目としてテ
スト仕様書に記載することにより行っていた。かかる工
程は機能仕様書の作成工程とは別工程で行われていた。
このように作成されたテスト項目は原則として1つの機
能テスト項目が1つの機能や状態遷移を確認するもので
ある。
【0004】また、機能仕様書の目的の異なる記述箇所
においては、同様の機能に関する内容を異なる形式で書
いている場合もあり、テストの効率の向上を図るため同
種のテストを省略する等の工夫が必要になる。
【0005】そこで従来は、テスト効率の向上を図る手
段として、コンピュータの支援を受けて類似のテスト項
目を省きながらテスト仕様書を作成する場合があった。
このような目的で用いるコンピュータ支援システムの例
としては、特開平5−197590号公報に見られるよ
うに、テスト項目最適化処理部が、テスト項目標のテス
ト項目のうちテスト要因−抽出条件関連表で指定された
テスト要因を含むテスト項目が複数ある場合に、その1
つのテスト項目についてその指定されたテスト要因以外
のテスト要因を所定の内容に置換すると共に、その他の
テスト項目を省略するソフトウエアテスト項目表示処理
方式等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のテスト項目作成手段では、人間がソフトウエアの機能
仕様書を読んでテスト項目を作成するため、テスト項目
作成者による機能仕様書の読解時の誤解や漏れが生じ、
過ったテスト項目を作成する恐れがあった。特に、機能
仕様書の記載方法は規定されていないことが多いため、
このような不都合を完全に排除することは難しい。
【0007】また、テスト項目作成者が機能仕様書を読
んでテスト項目を作成するため、機能仕様書作成工程と
テスト項目設計工程の工数は別々に採られており、作業
に手間がかかるという欠点があった。かかる欠点は、コ
ンピュータの支援を得て類似のテスト項目を排除する場
合にも同様に存在し、ソフトウエア開発の効率向上の妨
げとなっていた。
【0008】本発明は、上記従来の欠点を解消し、テス
ト項目作成者の誤解や読解漏れによる過ったテスト項目
を作成する恐れのないテスト項目設計支援システムを提
供することを目的とする。
【0009】また、機能仕様書の作成工程とテスト項目
の作成工程とを同時に行うことによって工数を削減し、
ソフトウエア開発における一層の効率向上を図ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、入力したソフトウエアの機能仕様書を構
成する文中から該ソフトウエアの機能を記述する機能記
述文を抽出し、該機能記述文中の節または句から該機能
の原因を示す原因項目と該機能の結果を示す結果項目と
を検出し各項目どうしの関係を分析する項目分析手段
と、前記分析結果にしたがって前記ソフトウエアのテス
ト項目を作成するテスト項目作成手段とを備える構成と
している。
【0011】また、他の態様では、入力したソフトウエ
アの機能仕様書を構成する文中から該ソフトウエアの機
能を記述する機能記述文を抽出し、該機能記述文中の節
または句から該機能の原因を示す原因項目と該機能の結
果を示す結果項目とを検出し各項目どうしの関係を分析
する項目分析手段と、前記分析結果にしたがって前記原
因項目と結果項目との関係を示す原因−結果グラフを作
成する原因−結果グラフ作成手段と、前記原因−結果グ
ラフにしたがって前記原因項目と結果項目との関係を示
す原因結果テーブルを作製する原因−結果テーブル作成
手段と、前記原因結果テーブルにしたがって前記ソフト
ウエアのテスト項目を作成するテスト項目作成手段とを
備える構成としている。
【0012】また、他の態様では、前記項目分析手段
が、機能記述文に用いられ該機能記述文を機能の原因ま
たは結果を示す節または句に区切る語句の使用パターン
を格納した機能記述ルールファイルと、前記機能記述ル
ールファイルに格納されたパターンに基づき前記機能技
術文を節または句に区切る語句の種類に応じて機能記述
文中の節または句の間の関係付けを行うための項目関係
ルールを格納した項目分析ルールファイルとを備える構
成としている。
【0013】また、他の態様では、前記項目分析手段
が、機能記述文を機能の原因を示す節または句である原
因項目に区切る語句と機能の結果を示す節または句であ
る結果項目に区切る語句とを格納したテーブルを備える
と共に、機能記述文を節または句ごとに区切る手段と、
前記テーブルを参照して前記区切られた節中の助詞が該
テーブルに存在するか否かを検査し該検査結果および前
記機能記述ルールファイルから該節または句が原因項目
か結果項目かの別を判断する手段とを備える構成として
いる。
【0014】また、他の態様では、機能記述文の形態が
特定されたテキスト入力機能を備える仕様書入力手段を
さらに備える構成としている。
【0015】
【作 用】本発明は、あらかじめ設定されたルールにし
たがって、機能仕様書から機能記述文を抽出し、当該機
能記述文中の原因項目と結果項目とを検出し、各項目の
関係を分析することにより、機能仕様書から自動的にテ
スト項目を作成することができる。
【0016】また、機能記述文を特定された形態で入力
し、該機能記述文の入力と同時に該技能記述文に示され
る機能のテスト項目を作成することにより、機能仕様書
の作成工程とテスト項目の作成工程とを1工数で行うこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の1実施例に係るテスト項
目設計支援システムの構成を示すブロック図である。
【0018】図示のように、本実施例のテスト項目設計
支援システムは、機能仕様書を入力する仕様書入力部1
0、機能記述ルールを記憶する機能記述ルールファイル
11、項目分析ルールを記憶する項目分析ルールファイ
ル12、機能記述ルールにしたがって記述された機能を
原因項目と結果項目に分類し項目分析ルールにしたがっ
て各項目の間の関係を分析する項目分析部13、項目分
析の結果から原因−結果グラフを自動生成する原因−結
果グラフ作成部14、原因−結果グラフを表示するディ
スプレー装置15、原因−結果グラフから原因−結果テ
ーブルを自動作成する原因−結果テーブル変換部16、
変換された原因−結果テーブルを表示するディスプレ装
置17、原因−結果テーブルからテスト項目を作成する
テスト項目作成部18とを備える。
【0019】仕様書入力部10は、機能仕様書を入力し
て項目分析部13へ送る。仕様書入力部10への機能仕
様書の入力は、全文書を一度に入力してもよいし、1文
ごとに逐次的に入力していってもよい。
【0020】機能記述ルールファイル11は、図2に示
すように、機能仕様書における機能の記述(表記)ルー
ルとして、文章でソフトウエアの機能を記述する場合の
語句の組み合わせパターンを格納してある。ここで、組
み合わせパターンを構成する語句は、文を節または句に
区切る助詞を含む語句であり、かつ区切られた節または
句がソフトウエアの機能の原因または結果を示す節また
は句となるような語句である(以下、ソフトウエアの機
能の原因を示す節または句を原因項目と称し、機能の結
果を示す節または句を結果項目と称す)。
【0021】項目分析ルールファイル12は、機能仕様
書における機能技術文の節または句のうち原因項目どう
しまたは原因項目と結果項目との間の関係付けを行うた
めの項目分析ルールを格納してある。項目分析ルールに
示される各項目の関係は、原因項目どうしの場合、該原
因項目を全て満足する必要がある関係(AND)と該原
因項目を選択的に満足する必要がある場合(OR)とが
ある。また原因項目と結果項目の場合、肯定的な関係と
否定的な関係とがある。
【0022】項目分析部13は、機能記述文中の原因項
目及び結果項目を抽出するための助詞を含む語句を格納
したテーブルを備えている。そして、仕様書入力部10
で入力した文を機能記述ルールファイル11を参照して
節または句に区切り、テーブルと照合して当該節または
句が原因項目、結果項目、または機能を記述しない節ま
たは句のいずれであるか判断する。また、分類された原
因項目(単数もしくは複数)と結果項目との関係が肯定
か否定かを決定する。また、分類された原因項目が複数
の場合には項目分析ルールファイル12を参照して該原
因項目どうしがANDの関係であるのかORの関係であ
るのかを決定する。項目分析部13の分析手順について
は後述する。
【0023】原因−結果グラフ作成部14は、項目分析
部13の分析結果から原因−結果グラフを作成し、ディ
スプレイ15に表示する。これによって、テスト項目作
成者は機能記述文の構造を視覚的に把握することがで
き、必要があれば訂正することができる。
【0024】原因−結果テーブル作成部16は、原因−
結果グラフ作成部14で作成された原因−結果グラフか
ら原因−結果テーブルを作成しディスプレイ17に表示
する。これによって、テスト項目作成者は当該機能記述
文に対応して作成されるべきテスト項目を把握すること
ができる。なお、ディスプレイ17は、実際にはディス
プレイ15と同一であってもよい。
【0025】テスト項目作成部18は、原因−結果テー
ブル作成部16で作成された原因−結果テーブルの1行
を1項目としてテスト項目を作成し、これに基づいてテ
スト仕様書を作成して出力する。
【0026】次に、本実施例の動作について図3のフロ
ーチャート及び図4ないし図10を参照して説明する。
なお入力する機能仕様書において、図4の仕様書入力部
10に入力された機能記述文の記述例に示すように、1
つの機能は1つの完結した文で記述するものとする。
【0027】仕様書入力部10から機能仕様書が入力さ
れると、項目分析部13は、機能記述ルールファイル1
2を参照して1文ごとに順次項目分析を行い、図5に示
すような項目分析結果を出力する。たとえば、図4に示
す機能記述文「キノウ1」を読み込み、当該機能記述文
が機能記述ルールファイル12の語句パターンの何れに
当てはまるのかを照合していく。
【0028】かかる機能記述文と機能記述ルールファイ
ル12の照合の手順を図3のフローチャートにしたがっ
て説明する。なお項目分析部13は、機能記述文中の原
因項目及び結果項目を抽出するための助詞を含む語句を
格納したテーブルとして、当該文が機能記述文であるか
否かを判断するための助詞を含む語句を格納した第1助
詞テーブル13aと(図8参照)、機能記述文中の節ま
たは句が原因項目であるか否かを判断するための原因助
詞テーブル13bと(図9参照)、機能記述文中の節ま
たは句が結果項目であるか否かを判断するための結果助
詞テーブル13cと(図10参照)を備える。
【0029】項目部隻部13は、まず仕様書入力部10
から機能仕様書の1文を入力する(ステップ301)。
そして、当該文の先頭の1文字を除き、当該文中に第1
助詞テーブル13aに登録されている語句が含まれてい
るかどうかを検索する(ステップ302)。含まれてい
ない場合は、当該文は機能記述文ではないとみなし、次
の1文を入力する処理にいく(ステップ303)。
【0030】一方、含まれていた堤合には、当該文を機
能記述文とみなし、その語句までで区切られる節または
句を原因項目N(N=1)とし(ステップ304)、当
該機能記述文のこれ以降の部分に、当該部分の先頭の1
文字を除き、原因助詞テーブル13bに登録されている
語句が含まれているかどうかを検索する(ステップ30
5)。
【0031】文中に原因助詞テーブル13bに登録され
ている語句が含まれていた場合は、その語句までで区切
られる節または句を原因項目N(N=N+1)とし(ス
テップ306、307)、同様に原因項目の抽出を行
う。
【0032】また項目分析部13は、原因助詞テーブル
13bの第4項目を参照して抽出した原因項目と他の原
因項目との関係を特定する。原因助詞テーブル13bの
第4項目は項目分析ルールファイル40の項目分析ルー
ルにしたがって格納された原因項目どうしの関係を示す
データである。図示の例では、“A”はAND関係を示
し、“O”はOR関係を示す。
【0033】上記の手順で原因項目を抽出し、残りの文
中に原因助詞テーブル13bに登録された語句が検出さ
れない場合には、当該部分の先頭の1文字を除き、結果
助詞テーブル13cに登録されている語句が含まれてい
るかどうかを検索する(ステップ306、308)。結
果助詞テーブル13cに登録されている語句を含まない
場合には、当該文は機能記述文ではないとみなし、次の
1文を入力する処理にいく(ステップ309)。
【0034】一方、結果助詞テーブル13cに登録され
ている語句が含まれていた堤合には、当該節または句を
結果項目とし、当該文の項目分析を終了して次の1文を
入力する処理にいく(ステップ310)。
【0035】以上のようにして、1つの機能記述文につ
き1つ以上の原因項目と1つの結果項目を得る。なお、
各テーブル13a、b、cに登録されている語句を検索
する際、節または句の先頭の1文字を検索対象から除く
のは、この位置に文を節または句に区切る助詞を含む語
句が来ることはないからである。
【0036】次に、上記の照合手段で図4に示す機能記
述文「キノウ1」を項目分析する。まず、最初の1文字
「ボ」を除いて第1助詞テーブル13a上の語句が含ま
れるかを検索すると、「状態で」が含まれているので節
「ボタンが反転している状態で」が原因項目1となる。
次に「状態で、」以降の文中に原因助詞テーブル13b
上の語句が含まれるかを検索すると、「行うと」が含ま
れているので句「シンプルウィジット上で左クリックを
行うと」が原因項目2となる。この時、原因助詞テーブ
ル13bにおける当該語句の第4項目は“A”である。
したがって、原因項目1と原因項目2との関係は“AN
D”の関係であると特定する。再び、原因助詞を検索す
る。すると、機能記述文「キノウ1」の残りの部分には
原因助詞が含まれないので、結果助詞テーブル13c上
のデータが含まれるかを検索すると、「される」が含ま
れるので「左クリックされた点を左上として四角が描画
される」が結果項目となる。
【0037】以上のようにして、機能記述文「キノウ
1」について、図5に示すように、2つの原因項目と1
つの結果項目と原因項目どうしの関係とが得られた。こ
れに基づいて原因−結果グラフ作成部14により、図6
に示すような原因−結果グラフが作成される。
【0038】図示の例では、まず原因項目を1重の四角
で囲み、四角と文字を描画する。次に結果項目を二重の
四角で囲み四角と文字を原因項目より右の座標位置に描
画する。また、原因項目どうしの関係がANDであるの
でANDを楕円で囲みANDの文字と楕円を描画する。
そして、各原因項目の四角の右側面から原因関係AND
の楕円の左傾面へ直線を描画する。同じく、原因関係A
NDの右側面から結果項目の左側面へ直線を描画する。
【0039】この原因一緒果グラフから、原因−結果テ
ーブル変換部16により、図7に示すような原因−結果
テーブル17が作成される。さらに、原因−結果テーブ
ル17からテスト項目作成部18により、テスト項目が
作成され、これに基づいてテストしよう書画作成されて
出力される。以上の原因−結果テーブル変換部16によ
る原因結果テーブル作成手順及びテスト項目作成部18
によるテスト項目の作成手順、テスト仕様書の作成手順
は、従来から用いられている既存の技術を利用すること
ができる。
【0040】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。本実施例では、上述した図1のテスト項目設計支援
システムの構成における仕様書入力部10に、ソフトウ
エアの機能仕様書を作成して入力するためのワードプロ
セッサ機能を備える。当該ワードプロセッサ機能は、通
常のテキスト入力を行うほか、機能記述文の形態を特定
できるようにしてある。すなわち、ディスプレイ等の表
示画面上に機能記述ルールファイル11と同様の語句の
組み合わせパターンを表示しておき、操作者は同パター
ンのうち記述しようとする機能に適したパターンを選択
し、該パターンを形成する語句の間の空いている部分に
適当な語句を入力する。
【0041】このように、仕様書入力部10にて直接機
能記述文を入力できるようにすることにより、機能仕様
書の作成工程とテスト項目の作成工程とを同時に1工数
で行うことができる。また、入力する機能記述文の形態
を特定することにより、より的確なテスト項目の作成を
行うことができる。
【0042】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、第1助詞テーブルに登録されている
語句は原因助詞テーブルに登録されている語句と重複す
る割合が大きいので、1つにまとめて構成し一方を省略
することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
あらかじめ設定されたルールにしたがって、機能仕様書
から機能記述文を抽出し、当該機能記述文中の原因項目
と結果項目とを検出し、各項目の関係を分析することに
より、機能仕様書から自動的にテスト項目を作成するこ
とができるため、テスト項目作成者の誤解や読解漏れに
よるテスト項目の誤りを回避することができる。
【0044】また、該機能記述文の入力と同時に該技能
記述文に示される機能のテスト項目を作成することによ
り、機能仕様書の作成工程とテスト項目の作成工程とを
1工数で行うことができるため、テスト仕様書の作成時
間を短縮すると共にソフトウエア開発における工数を削
減し、開発効率の向上を図ることができる。
【0045】また、機能記述文を特定された形態で入力
することにより機能記述文の形態の標準化を図ることが
でき、より的確なテスト項目の作成を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係るテスト項目設計支援
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 機能記述ルールファイルに格納された語句の
組み合わせパターンの例を示す図である。
【図3】 本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 仕様書入力部に入力された機能記述文の例を
示す図である。
【図5】 図4の機能記述文を項目分析した結果を示す
図である。
【図6】 図5の分析結果に基づいて作成された原因−
結果グラフを示す図である。
【図7】 図6の原因−結果グラフに基づいて作成され
た原因−結果テーブルを示す図である。
【図8】 第1助詞テーブルを示す図である。
【図9】 原因助詞テーブルを示す図である。
【図10】 結果助詞テーブルを示す図である。
【符号の説明】
10 仕様書入力部 11 機能記述ルールファイル 12 項目分析ルールファイル 13 項目分析部 13a 第1助詞テーブル 13b 原因助詞テーブル 13c 結果助詞テーブル 14 原因−結果グラフ作成部 16 原因−結果テーブル変換部 18 テスト項目作成部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したソフトウエアの機能仕様書を構
    成する文中から該ソフトウエアの機能を記述する機能記
    述文を抽出し、該機能記述文中の節または句から該機能
    の原因を示す原因項目と該機能の結果を示す結果項目と
    を検出し各項目どうしの関係を分析する項目分析手段
    と、 前記分析結果にしたがって前記ソフトウエアのテスト項
    目を作成するテスト項目作成手段とを備えることを特徴
    とするテスト項目設計支援システム。
  2. 【請求項2】 入力したソフトウエアの機能仕様書を構
    成する文中から該ソフトウエアの機能を記述する機能記
    述文を抽出し、該機能記述文中の節または句から該機能
    の原因を示す原因項目と該機能の結果を示す結果項目と
    を検出し各項目どうしの関係を分析する項目分析手段
    と、 前記分析結果にしたがって前記原因項目と結果項目との
    関係を示す原因−結果グラフを作成する原因−結果グラ
    フ作成手段と、 前記原因−結果グラフにしたがって前記原因項目と結果
    項目との関係を示す原因結果テーブルを作製する原因−
    結果テーブル作成手段と、 前記原因結果テーブルにしたがって前記ソフトウエアの
    テスト項目を作成するテスト項目作成手段とを備えるこ
    とを特徴とするテスト項目設計支援システム。
  3. 【請求項3】 前記項目分析手段が、 機能記述文に用いられ該機能記述文を機能の原因または
    結果を示す節または句に区切る語句の使用パターンを格
    納した機能記述ルールファイルと、 前記機能記述ルールファイルに格納されたパターンに基
    づき前記機能技術文を節または句に区切る語句の種類に
    応じて機能記述文中の節または句の間の関係付けを行う
    ための項目関係ルールを格納した項目分析ルールファイ
    ルとを備えることを特徴とする請求項2に記載のテスト
    項目設計支援システム。
  4. 【請求項4】 前記項目分析手段が、 機能記述文を機能の原因を示す節または句である原因項
    目に区切る語句と機能の結果を示す節または句である結
    果項目に区切る語句とを格納したテーブルを備えると共
    に、 機能記述文を節または句ごとに区切る手段と、 前記テーブルを参照して前記区切られた節中の助詞が該
    テーブルに存在するか否かを検査し該検査結果および前
    記機能記述ルールファイルから該節または句が原因項目
    か結果項目かの別を判断する手段とを備えることを特徴
    とする請求項3に記載のテスト項目設計支援システム。
  5. 【請求項5】 機能記述文の形態が特定されたテキスト
    入力機能を備える仕様書入力手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項2に記載のテスト項目設計支援システ
    ム。
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