JPH0844585A - 計算機制御方式 - Google Patents
計算機制御方式Info
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- JPH0844585A JPH0844585A JP6176431A JP17643194A JPH0844585A JP H0844585 A JPH0844585 A JP H0844585A JP 6176431 A JP6176431 A JP 6176431A JP 17643194 A JP17643194 A JP 17643194A JP H0844585 A JPH0844585 A JP H0844585A
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- command
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- program
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、分散処理システムにおける遠隔地計
算機のプログラム暴走による障害を検出し回復すること
を目的とする。 【構成】分散処理システムにおいて、ネットワークを介
し、システム内他計算機へプログラム実行要求を行う計
算機では操作モードを切り替える手段、操作モードの情
報を格納するエリアと、実行要求を送信する際にコマン
ド起動要求パケットに操作条件を付加する手段から構成
され、そしてコマンドの入出力を行う端末に接続され
る。リモート計算機では受信した実行コマンドを操作モ
ードに対応する優先レベルで実行させる手段、前記リモ
ートコマンド受信手段を高優先レベルで起動し、他計算
機と通信可能にするための通信環境初期化手段により構
成される。 【効果】遠隔地計算機における障害回復を効率よく実現
し、またオペレータの誤操作の低減も可能になった。
算機のプログラム暴走による障害を検出し回復すること
を目的とする。 【構成】分散処理システムにおいて、ネットワークを介
し、システム内他計算機へプログラム実行要求を行う計
算機では操作モードを切り替える手段、操作モードの情
報を格納するエリアと、実行要求を送信する際にコマン
ド起動要求パケットに操作条件を付加する手段から構成
され、そしてコマンドの入出力を行う端末に接続され
る。リモート計算機では受信した実行コマンドを操作モ
ードに対応する優先レベルで実行させる手段、前記リモ
ートコマンド受信手段を高優先レベルで起動し、他計算
機と通信可能にするための通信環境初期化手段により構
成される。 【効果】遠隔地計算機における障害回復を効率よく実現
し、またオペレータの誤操作の低減も可能になった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散システムにおける
計算機制御方式に関する。
計算機制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機においてプログラムの暴走によ
り、端末操作不能現象が起こった際のプログラム停止手
段として、特開昭62−232030号公報に開示されているよ
うに計算機に接続されているコンソールから打ち切りキ
ー押下により割り込みにより障害を起こしたプログラム
を中断させる制御方式があげられる。しかし、この方式
では、分散システムにおいて、ネットワークに接続され
ている他計算機接続端末からの暴走プログラムの停止は
不可能である。
り、端末操作不能現象が起こった際のプログラム停止手
段として、特開昭62−232030号公報に開示されているよ
うに計算機に接続されているコンソールから打ち切りキ
ー押下により割り込みにより障害を起こしたプログラム
を中断させる制御方式があげられる。しかし、この方式
では、分散システムにおいて、ネットワークに接続され
ている他計算機接続端末からの暴走プログラムの停止は
不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プログラムの無限ルー
プや暴走などにより、他プログラムの実行不可や端末か
らの入出力不可といった障害が引き起こされている計算
機において、障害を取り除く方法の1つは、障害を発生
させているプログラムを停止させることである。上記従
来技術においては、計算機に接続されているコンソール
に限定し、障害発生プログラムの中断手段を実現してい
る。そのため、この技術を分散システムに適用した場
合、分散システム内の個々の計算機で上記障害が発生し
た時には、個々の計算機のコンソールまでオペレータが
移動し、障害発生プログラムを検出し、中断しなければ
ならない。実際、分散システムにおいて、計算機は距離
において点在している場合が多いので、効率の良い方法
とは言えない。かつ、このような障害がシステムの動作
に及ぼす影響は大きいため、障害解除までの時間がシス
テムの信頼性に与える影響も大きい。
プや暴走などにより、他プログラムの実行不可や端末か
らの入出力不可といった障害が引き起こされている計算
機において、障害を取り除く方法の1つは、障害を発生
させているプログラムを停止させることである。上記従
来技術においては、計算機に接続されているコンソール
に限定し、障害発生プログラムの中断手段を実現してい
る。そのため、この技術を分散システムに適用した場
合、分散システム内の個々の計算機で上記障害が発生し
た時には、個々の計算機のコンソールまでオペレータが
移動し、障害発生プログラムを検出し、中断しなければ
ならない。実際、分散システムにおいて、計算機は距離
において点在している場合が多いので、効率の良い方法
とは言えない。かつ、このような障害がシステムの動作
に及ぼす影響は大きいため、障害解除までの時間がシス
テムの信頼性に与える影響も大きい。
【0004】本発明は、以下の2点を目的とするもので
ある。
ある。
【0005】(1)分散システムにおいて、上記障害発
生時にシステム内任意の計算機接続端末より障害の検出
および解除を可能とすることにより、システムの信頼性
を向上させること。
生時にシステム内任意の計算機接続端末より障害の検出
および解除を可能とすることにより、システムの信頼性
を向上させること。
【0006】(2)プログラム起動モードの現状態をオ
ペレータに直感的に認識させることにより、意図と違う
誤操作の低減や、必要以上長時間にマシンタイムの占有
を防止する。
ペレータに直感的に認識させることにより、意図と違う
誤操作の低減や、必要以上長時間にマシンタイムの占有
を防止する。
【0007】
【課題を解決するための手段】分散システム内の任意の
計算機から任意の計算機に対し、 (1)上記目的(1)を解決する手段 プログラムを実行する場合に、ネットワーク転送データ
内に実行コマンド行にプログラムの起動緊急度を示す動
作情報を持たせて転送し、ネットワーク接続下計算機の
プログラムを起動緊急度に合ったレベルで動作させるも
のである。さらには、分散システム内各々の計算機のプ
ログラム起動緊急度を変更可能し、転送データと対応さ
せるものである。本特許では、上記手段で起動したプロ
グラムを全てのユーザ登録プログラムの動作レベルより
高めることにより、緊急操作を行うオペレータのオペレ
ーションを優先させることを実現している。
計算機から任意の計算機に対し、 (1)上記目的(1)を解決する手段 プログラムを実行する場合に、ネットワーク転送データ
内に実行コマンド行にプログラムの起動緊急度を示す動
作情報を持たせて転送し、ネットワーク接続下計算機の
プログラムを起動緊急度に合ったレベルで動作させるも
のである。さらには、分散システム内各々の計算機のプ
ログラム起動緊急度を変更可能し、転送データと対応さ
せるものである。本特許では、上記手段で起動したプロ
グラムを全てのユーザ登録プログラムの動作レベルより
高めることにより、緊急操作を行うオペレータのオペレ
ーションを優先させることを実現している。
【0008】(2)上記目的(2)を解決手段する手段 任意の計算機に対するプログラム起動条件変更時に変更
ユーザの認証を行う。さらに、障害回復オペレーション
専用のウィンドウを設けること。前記ウィンドウの認識
を視覚上容易とすることによりオペレータの誤操作の低
減を実現している。
ユーザの認証を行う。さらに、障害回復オペレーション
専用のウィンドウを設けること。前記ウィンドウの認識
を視覚上容易とすることによりオペレータの誤操作の低
減を実現している。
【0009】
【作用】本発明により、以下の作用がある。
【0010】1)遠隔地の計算機の障害回復が可能。
【0011】2)他のユーザオペレーションより優先時
に操作が可能。
に操作が可能。
【0012】3)オペレータによる誤操作を低減可能。
【0013】4)緊急オペレーション操作端末を任意に
設定可能。
設定可能。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
【0015】〈実施例1〉実施例1は、本発明を実装す
るためのシステムの基本構成を示し、操作モードの変更
処理手順および障害発生時におけるリモートコマンドの
発行の処理手順を示す例である。
るためのシステムの基本構成を示し、操作モードの変更
処理手順および障害発生時におけるリモートコマンドの
発行の処理手順を示す例である。
【0016】図1は本発明における一実施例である分散
情報処理システムの構成図である。本処理システムは、
コマンド入力及び実行結果表示を行う端末1−2,前記
端末1−2から受け取ったコマンド入力指示にしたがっ
て処理する計算機1−1と、通信媒体1−4を介して接
続されている複数のリモート計算機1−3−1,…,1
−3−nから構成される。ここで、計算機1−3−1,
…,1−3−n内の構成は同一であるため、よって、説
明は計算機1−3−1について行う。また、本図中の矢
印は処理の流れ方向や、データの参照と記録処理を示し
ている。
情報処理システムの構成図である。本処理システムは、
コマンド入力及び実行結果表示を行う端末1−2,前記
端末1−2から受け取ったコマンド入力指示にしたがっ
て処理する計算機1−1と、通信媒体1−4を介して接
続されている複数のリモート計算機1−3−1,…,1
−3−nから構成される。ここで、計算機1−3−1,
…,1−3−n内の構成は同一であるため、よって、説
明は計算機1−3−1について行う。また、本図中の矢
印は処理の流れ方向や、データの参照と記録処理を示し
ている。
【0017】計算機1−1は、通信の計算機としての構
成のほかに、端末1−2から入力されたコマンドを受け
付ける1−5−1のためのコマンド処理手段1−6,前
記コマンド処理手段1−6が、受け付けたコマンドをコ
マンド起動要求パケット6−1とし、他計算機1−3−
1,…,1−3−nに対して送信(1−5−4)し、コ
マンドを起動した実行結果を受信する(1−5−5)リ
モートコマンド送信手段5−1と、端末1−2より入力
したコマンド入力の操作モードを切り替えるための操作
モード切り替え手段2−1、そして前記操作モード切り
替え手段が操作モードを格納する(1−5−12)操作
モード情報格納エリア3−1から構成される。図6に前
記コマンド要求パケットの構成を示す。前記コマンド起
動要求パケット6−1は、操作モード6−2とコマンド
ライン6−3によって構成される。前記操作モードは、
前記操作モード情報格納エリア3−1内の操作モード3
−2を参照している(1−5−11)。
成のほかに、端末1−2から入力されたコマンドを受け
付ける1−5−1のためのコマンド処理手段1−6,前
記コマンド処理手段1−6が、受け付けたコマンドをコ
マンド起動要求パケット6−1とし、他計算機1−3−
1,…,1−3−nに対して送信(1−5−4)し、コ
マンドを起動した実行結果を受信する(1−5−5)リ
モートコマンド送信手段5−1と、端末1−2より入力
したコマンド入力の操作モードを切り替えるための操作
モード切り替え手段2−1、そして前記操作モード切り
替え手段が操作モードを格納する(1−5−12)操作
モード情報格納エリア3−1から構成される。図6に前
記コマンド要求パケットの構成を示す。前記コマンド起
動要求パケット6−1は、操作モード6−2とコマンド
ライン6−3によって構成される。前記操作モードは、
前記操作モード情報格納エリア3−1内の操作モード3
−2を参照している(1−5−11)。
【0018】また、前記端末1−2は、計算機1−1に
接続されており、計算機1−1に対してコマンド入力
(1−5−1)や、計算機1−3−1,…,1−3−n
に対してリモートコマンド入力(1−5−1)及び、計
算機1−1よりコマンドの実行結果を表示する(1−5
−2)装置である。
接続されており、計算機1−1に対してコマンド入力
(1−5−1)や、計算機1−3−1,…,1−3−n
に対してリモートコマンド入力(1−5−1)及び、計
算機1−1よりコマンドの実行結果を表示する(1−5
−2)装置である。
【0019】次に、計算機1−3−1は、通常の計算機
としての構成のほかに、計算機1−1が発行した(1−
5−6)コマンド起動要求パケット6−1を受信し、コ
マンド起動要求パケット6−1内の操作モード6−2に
従って、操作モードに対応した優先レベルでコマンドを
処理させるプロセスを生成する(1−5−8)リモート
コマンド受信手段7−1と、前記リモートコマンド受信
手段7−1により生成され、受信したコマンドを実行
し、起動コマンドの実行結果をリモートコマンド受信手
段に返す(1−5−9)コマンド実行手段7−2と、計
算機1−3−1内で最も高い優先レベルでリモートコマ
ンド受信手段をシステム立ち上げ時に起動する(1−5
−10)環境初期化手段1−7により構成される。
としての構成のほかに、計算機1−1が発行した(1−
5−6)コマンド起動要求パケット6−1を受信し、コ
マンド起動要求パケット6−1内の操作モード6−2に
従って、操作モードに対応した優先レベルでコマンドを
処理させるプロセスを生成する(1−5−8)リモート
コマンド受信手段7−1と、前記リモートコマンド受信
手段7−1により生成され、受信したコマンドを実行
し、起動コマンドの実行結果をリモートコマンド受信手
段に返す(1−5−9)コマンド実行手段7−2と、計
算機1−3−1内で最も高い優先レベルでリモートコマ
ンド受信手段をシステム立ち上げ時に起動する(1−5
−10)環境初期化手段1−7により構成される。
【0020】計算機1−3−1でユーザ作成の高い優先
レベルを持つプログラムが永久ループに陥った場合、他
のプログラムは処理続行不可能となり、システムの業務
が停止する障害が発生する。前記障害によって、リアル
タイム処理の続行が不可となった時、オペレータは、計
算機1−1の端末1−2から操作モードを緊急操作モー
ドに切り替えて、計算機1−3−1に対してコマンド入
力を行うことにより回復する。以下のこの手順を説明す
る。
レベルを持つプログラムが永久ループに陥った場合、他
のプログラムは処理続行不可能となり、システムの業務
が停止する障害が発生する。前記障害によって、リアル
タイム処理の続行が不可となった時、オペレータは、計
算機1−1の端末1−2から操作モードを緊急操作モー
ドに切り替えて、計算機1−3−1に対してコマンド入
力を行うことにより回復する。以下のこの手順を説明す
る。
【0021】まず、環境初期化手段1−7について説明
する。環境初期化手段は、計算機1−3−1,…1−3
−n内において、リモートコマンド受信手段7−1が、
計算機1−1より障害発生時でもコマンド起動要求パケ
ット6−1を受信できるように、システム立ち上げ時
に、ネットワークのポート番号の予約などの初期化処理
を行い、さらにリモートコマンド受信手段を計算機1−
3−1内で最も高い優先レベルで起動する。
する。環境初期化手段は、計算機1−3−1,…1−3
−n内において、リモートコマンド受信手段7−1が、
計算機1−1より障害発生時でもコマンド起動要求パケ
ット6−1を受信できるように、システム立ち上げ時
に、ネットワークのポート番号の予約などの初期化処理
を行い、さらにリモートコマンド受信手段を計算機1−
3−1内で最も高い優先レベルで起動する。
【0022】次に、緊急操作手順について説明する。
【0023】まず、端末1−2から操作モードを緊急操
作モードに切り替えることを指示するコマンドを発行す
る。前記操作モード切り替え指示は、計算機1−1内の
コマンド処理手段1−6に受け付けられた後、モード切
り替え手段2−1に処理が渡される(1−5−3)。
作モードに切り替えることを指示するコマンドを発行す
る。前記操作モード切り替え指示は、計算機1−1内の
コマンド処理手段1−6に受け付けられた後、モード切
り替え手段2−1に処理が渡される(1−5−3)。
【0024】図18では、コマンド処理手段の処理1−
6を示す。端末1−2よりコマンドが起動された場合、
上記コマンド処理手段はコマンド受付待ち状態(1−6
−1)から起こされ、入力されたコマンドに対応した処
理を行う。操作モード切り替え要求が端末1−2より発
行された場合(1−6−2)、処理はモード切り替え手
段2−1を起動し、操作モード種別を渡す(1−5−
3)、リモートコマンドが起動された場合(1−6−
4)、処理はリモートコマンド送信手段5−1を起動
し、リモートコマンドのコマンド名前とコマンドパラメ
ータを渡す(1−6−5)。その以外は、ローカル計算機
内のコマンドを起動する(1−6−6)。そして、実行
終了後に、実行結果を受信し(1−6−7)、端末1−
2に表示する(1−5−2)。
6を示す。端末1−2よりコマンドが起動された場合、
上記コマンド処理手段はコマンド受付待ち状態(1−6
−1)から起こされ、入力されたコマンドに対応した処
理を行う。操作モード切り替え要求が端末1−2より発
行された場合(1−6−2)、処理はモード切り替え手
段2−1を起動し、操作モード種別を渡す(1−5−
3)、リモートコマンドが起動された場合(1−6−
4)、処理はリモートコマンド送信手段5−1を起動
し、リモートコマンドのコマンド名前とコマンドパラメ
ータを渡す(1−6−5)。その以外は、ローカル計算機
内のコマンドを起動する(1−6−6)。そして、実行
終了後に、実行結果を受信し(1−6−7)、端末1−
2に表示する(1−5−2)。
【0025】図2では、モード切り替え手段2−1の処
理を示す。端末1−2より操作モードを緊急操作モード
に切り替えるコマンドが起動された場合、オペレータに
対し緊急操作モードで接続する計算機1−3−1へのア
クセス権の認証を要求する(2−2)(権利の認証要求
や照合処理は実施例2を参照)。権利が認められなかっ
た場合、端末1−2にモード切り替え失敗の表示をし、
要求を廃棄する(2−7)。権利の確認された場合、操
作モードの状態を容易にオペレータに認識させるために
Window枠の色,カーソルの形,入力プロンプト等を変更
する(2−3)。(詳細は実施例3を参照)。そして、操
作モード切り替え指示コマンドを発行した端末の識別子
や、マシンアドレスフィールドに送信対象計算機のアド
レスがすでに登録されているかをチェックする(2−
4)、存在した場合、モード切り替え失敗の表示をし、
要求を廃棄する。存在しない場合、操作モードフィール
ドに1をセットし(2−5)、端末識別子フィールドに
操作モード切り替えコマンドを発行した端末の識別子を
セットし、マシンアドレスフィールドに送信対象計算機
のアドレスをセットする(2−6)。
理を示す。端末1−2より操作モードを緊急操作モード
に切り替えるコマンドが起動された場合、オペレータに
対し緊急操作モードで接続する計算機1−3−1へのア
クセス権の認証を要求する(2−2)(権利の認証要求
や照合処理は実施例2を参照)。権利が認められなかっ
た場合、端末1−2にモード切り替え失敗の表示をし、
要求を廃棄する(2−7)。権利の確認された場合、操
作モードの状態を容易にオペレータに認識させるために
Window枠の色,カーソルの形,入力プロンプト等を変更
する(2−3)。(詳細は実施例3を参照)。そして、操
作モード切り替え指示コマンドを発行した端末の識別子
や、マシンアドレスフィールドに送信対象計算機のアド
レスがすでに登録されているかをチェックする(2−
4)、存在した場合、モード切り替え失敗の表示をし、
要求を廃棄する。存在しない場合、操作モードフィール
ドに1をセットし(2−5)、端末識別子フィールドに
操作モード切り替えコマンドを発行した端末の識別子を
セットし、マシンアドレスフィールドに送信対象計算機
のアドレスをセットする(2−6)。
【0026】図3に操作モード情報格納エリアの構成を
示す。
示す。
【0027】操作モード情報格納エリア3−1は、操作
モードの現状や、接続する端末1−2とリモート計算機
のネットワークアドレスを記憶するために計算機1−1
に設けられた領域である。その構成は、端末やウィンド
ウ毎に1つのエントリを持ち、1つのエントリは、操作
モードフィールド3−2,端末識別子フィールド3−3
と、マシンアドレスフィールド3−4により構成され
る。操作モードフィールド3−2にはローカル計算機に
接続されている各々端末の操作モードの状態が格納され
る。操作モードに0が格納された時は通常操作モードを
示し、1が格納された時は緊急操作モードを示す。端末
識別子フィールド3−3にはローカル計算機に接続され
ている端末やタミナールエミュレータを起動したウィン
ドウの識別子が記録される。したがってこのテーブルの
エントリ数は、最大ローカル計算機に接続されている端
末とタミナールエミュレータの数になる。このフィール
ドを設けたことにより、端末の間に操作モードの排他処
理を行われ、端末毎に任意のリモート計算機と任意の操
作モードで接続の状態設定をすることが可能となる。マ
シンアドレスフィールド3−4には緊急操作モードで接
続するリモート計算機のアドレスを格納する。コマンド
起動要求パケットを送信時、前記アドレスフィールドの
値を送信先のリモート計算機アドレスを照合することに
よって緊急操作モードが有効かをチェックする。前記ア
ドレスフィールドの値は、操作モードフィールドに1が
格納される時のみ有効とする。上記の照合処理によっ
て、1つの端末あるいは1つのウィンドウより一度に複
数の計算機に対し、緊急操作モードでアクセスすること
を防止する。
モードの現状や、接続する端末1−2とリモート計算機
のネットワークアドレスを記憶するために計算機1−1
に設けられた領域である。その構成は、端末やウィンド
ウ毎に1つのエントリを持ち、1つのエントリは、操作
モードフィールド3−2,端末識別子フィールド3−3
と、マシンアドレスフィールド3−4により構成され
る。操作モードフィールド3−2にはローカル計算機に
接続されている各々端末の操作モードの状態が格納され
る。操作モードに0が格納された時は通常操作モードを
示し、1が格納された時は緊急操作モードを示す。端末
識別子フィールド3−3にはローカル計算機に接続され
ている端末やタミナールエミュレータを起動したウィン
ドウの識別子が記録される。したがってこのテーブルの
エントリ数は、最大ローカル計算機に接続されている端
末とタミナールエミュレータの数になる。このフィール
ドを設けたことにより、端末の間に操作モードの排他処
理を行われ、端末毎に任意のリモート計算機と任意の操
作モードで接続の状態設定をすることが可能となる。マ
シンアドレスフィールド3−4には緊急操作モードで接
続するリモート計算機のアドレスを格納する。コマンド
起動要求パケットを送信時、前記アドレスフィールドの
値を送信先のリモート計算機アドレスを照合することに
よって緊急操作モードが有効かをチェックする。前記ア
ドレスフィールドの値は、操作モードフィールドに1が
格納される時のみ有効とする。上記の照合処理によっ
て、1つの端末あるいは1つのウィンドウより一度に複
数の計算機に対し、緊急操作モードでアクセスすること
を防止する。
【0028】次に、緊急操作モード終了処理について説
明する。緊急操作モードの終了は、操作モードを通常操
作モードに切り替え指示を行うコマンド端末1−2より
入力することにより行う。前記切り替え指示により、入
力プロントプトなどを操作モード緊急操作モード前の状
態に戻し(4−2)、操作モード情報格納エリア3−1
の操作モード3−2、端末識別子3−3と、リモートマ
シンアドレスフィールド3−4を0にリセットする(4
−3)。
明する。緊急操作モードの終了は、操作モードを通常操
作モードに切り替え指示を行うコマンド端末1−2より
入力することにより行う。前記切り替え指示により、入
力プロントプトなどを操作モード緊急操作モード前の状
態に戻し(4−2)、操作モード情報格納エリア3−1
の操作モード3−2、端末識別子3−3と、リモートマ
シンアドレスフィールド3−4を0にリセットする(4
−3)。
【0029】次に、緊急操作モードにおけるコマンドオ
ペレーション手順について説明する。
ペレーション手順について説明する。
【0030】緊急操作モードに切り替えられた後(図1
参照)、端末1−2から計算機1−3−1に対しリモー
トコマンドが発行された場合(計算機1−2内のコマン
ド処理手段1−6に該当コマンドを受け付け、リモート
コマンド送信手段5−1にリモートコマンドのコマンド
名称やコマンドのパラメータを渡す(1−5−4)。図
5では、前記計算機1−1が他計算機に対しリモートコ
マンドを送信する処理の流れを示す。まず、コマンドの
処理手段より、リモート計算機で実行するコマンドのコ
マンド名称とパラメータを受信する(5−9)。操作モ
ード情報格納エリア3−1内に端末1−2に対応する操
作モードフィールドの内容チェックを行う(5−2)。
操作モードフィールド3−2の値が0であれば、計算機
1−3−1に対し送信するコマンド起動要求パケット6
−1(図1,図6参照)のコマンドライン6−3に付加
する操作モード6−2を0に設定(5−4)して、送信
先の計算機1−3−1へ送信する(5−6)。操作モー
ドフィールド3−2の値が0でなければ、同じエントリ
のマシンアドレスフィード3−4の値とオペレータが指
定したリモートコマンドの送信先のリモート計算機のア
ドレスと比較する(5−3)。等しければ緊急操作モー
ドが有効となるためコマンド起動要求パケット6−1中
のコマンドライン6−3に付加する操作モード6−2を
1に設定(5−5)し、送信先の計算機1−3−1へ送
信する(5−6)。等しくなければコマンドライン6−
3に付加する操作モード6−2を0に設定(5−4)
し、送信先の計算機1−3−1へ送信する(5−6)。
送信後、処理はコマンドの実行結果の受信待ち状態にな
る(5−7)。実行結果を受信すると、待ち状態が解除
され、実行結果をコマンド処理手段を介してオペレータ
に表示する(5−8)。図6では、上記リモート計算機1
−3−1に対するリモートコマンド起動要求を送信する
通信パケットのフォーマットを示す。コマンドライン6
−3に操作モード6−2を付加することによって、オペ
レータの操作状態を送信先に伝える。これにより、送信
先の計算機は前記操作状態にあったレベルでコマンドを
実行することが可能となる。
参照)、端末1−2から計算機1−3−1に対しリモー
トコマンドが発行された場合(計算機1−2内のコマン
ド処理手段1−6に該当コマンドを受け付け、リモート
コマンド送信手段5−1にリモートコマンドのコマンド
名称やコマンドのパラメータを渡す(1−5−4)。図
5では、前記計算機1−1が他計算機に対しリモートコ
マンドを送信する処理の流れを示す。まず、コマンドの
処理手段より、リモート計算機で実行するコマンドのコ
マンド名称とパラメータを受信する(5−9)。操作モ
ード情報格納エリア3−1内に端末1−2に対応する操
作モードフィールドの内容チェックを行う(5−2)。
操作モードフィールド3−2の値が0であれば、計算機
1−3−1に対し送信するコマンド起動要求パケット6
−1(図1,図6参照)のコマンドライン6−3に付加
する操作モード6−2を0に設定(5−4)して、送信
先の計算機1−3−1へ送信する(5−6)。操作モー
ドフィールド3−2の値が0でなければ、同じエントリ
のマシンアドレスフィード3−4の値とオペレータが指
定したリモートコマンドの送信先のリモート計算機のア
ドレスと比較する(5−3)。等しければ緊急操作モー
ドが有効となるためコマンド起動要求パケット6−1中
のコマンドライン6−3に付加する操作モード6−2を
1に設定(5−5)し、送信先の計算機1−3−1へ送
信する(5−6)。等しくなければコマンドライン6−
3に付加する操作モード6−2を0に設定(5−4)
し、送信先の計算機1−3−1へ送信する(5−6)。
送信後、処理はコマンドの実行結果の受信待ち状態にな
る(5−7)。実行結果を受信すると、待ち状態が解除
され、実行結果をコマンド処理手段を介してオペレータ
に表示する(5−8)。図6では、上記リモート計算機1
−3−1に対するリモートコマンド起動要求を送信する
通信パケットのフォーマットを示す。コマンドライン6
−3に操作モード6−2を付加することによって、オペ
レータの操作状態を送信先に伝える。これにより、送信
先の計算機は前記操作状態にあったレベルでコマンドを
実行することが可能となる。
【0031】次に、リモート計算機1−3−1におい
て、コマンドを実行する処理について説明する。図7
に、計算機1−1より、送信されたリモート起動要求パ
ケット内の操作モードによりコマンドの実行優先レベル
を決定し、コマンド実行手段を起動するリモートコマン
ド受信手段7−1の処理フローと、前記リモートコマン
ド受信手段より起動され、コマンド名称とコマンドパラ
メータによって実行対象のコマンドを起動するコマンド
実行手段7−2の処理フローを示す。
て、コマンドを実行する処理について説明する。図7
に、計算機1−1より、送信されたリモート起動要求パ
ケット内の操作モードによりコマンドの実行優先レベル
を決定し、コマンド実行手段を起動するリモートコマン
ド受信手段7−1の処理フローと、前記リモートコマン
ド受信手段より起動され、コマンド名称とコマンドパラ
メータによって実行対象のコマンドを起動するコマンド
実行手段7−2の処理フローを示す。
【0032】まず、リモートコマンド受信手段7−1
は、計算機1−1からの起動要求パケットを受信する
(7−1−1)。リモートコマンド起動要求パケット受
信は、ハードウェアあるいはオペレーティングシステム
からの割り込みにより報告される。この時、リモートコ
マンド受信手段は、リモート計算機1−3−1内で最も
高い優先レベルで動作しているため、リモートコマンド
起動要求パケットを受信することが可能となる。
は、計算機1−1からの起動要求パケットを受信する
(7−1−1)。リモートコマンド起動要求パケット受
信は、ハードウェアあるいはオペレーティングシステム
からの割り込みにより報告される。この時、リモートコ
マンド受信手段は、リモート計算機1−3−1内で最も
高い優先レベルで動作しているため、リモートコマンド
起動要求パケットを受信することが可能となる。
【0033】次に、受信した起動要求パケット内の操作
モードをチェックする(7−1−2)。前記操作モードが
0である場合、コマンド起動要求パケット内に格納され
ているコマンドを通常の優先レベルでコマンドを実行す
る旨をコマンド実行手段に送信し、コマンドの終了待ち
となる(7−1−5)。
モードをチェックする(7−1−2)。前記操作モードが
0である場合、コマンド起動要求パケット内に格納され
ているコマンドを通常の優先レベルでコマンドを実行す
る旨をコマンド実行手段に送信し、コマンドの終了待ち
となる(7−1−5)。
【0034】また、前記操作モードが1である場合に
は、コマンド起動要求パケット内に格納されているコマ
ンドをリモート計算機1−3−1内で最も高い優先レベ
ルにて実行する旨をコマンド実行手段に送信し、コマン
ドの終了待ちとなる(7−1−3)。コマンド実行手段
7−2は、前記リモートコマンド送信手段より送信され
たコマンド名称とコマンドパラメータによりコマンドを
起動(7−2−1)し、結果を前記リモートコマンド送
信手段に返す。次にリモートコマンド受信手段は、コマ
ンド実行結果を計算機1−1のリモートコマンド送信手
段に送信する。
は、コマンド起動要求パケット内に格納されているコマ
ンドをリモート計算機1−3−1内で最も高い優先レベ
ルにて実行する旨をコマンド実行手段に送信し、コマン
ドの終了待ちとなる(7−1−3)。コマンド実行手段
7−2は、前記リモートコマンド送信手段より送信され
たコマンド名称とコマンドパラメータによりコマンドを
起動(7−2−1)し、結果を前記リモートコマンド送
信手段に返す。次にリモートコマンド受信手段は、コマ
ンド実行結果を計算機1−1のリモートコマンド送信手
段に送信する。
【0035】以上のような緊急操作モードを実現するこ
とにより、リモート計算機の障害発生時、オペレータの
操作端末から障害発生計算機の状態や、障害プログラム
の停止などといった障害検出と中断が可能となる。
とにより、リモート計算機の障害発生時、オペレータの
操作端末から障害発生計算機の状態や、障害プログラム
の停止などといった障害検出と中断が可能となる。
【0036】〈実施例2〉実施例2は、緊急操作可能な
計算機が複数台からなるシステム上におけるセキュリテ
ィの向上を計るため、リモート計算機に対する操作モー
ド変更権の認証処理である。
計算機が複数台からなるシステム上におけるセキュリテ
ィの向上を計るため、リモート計算機に対する操作モー
ド変更権の認証処理である。
【0037】図8は、実施例1で示した基本構成に加
え、操作モード切り替え権を確認するように拡張し、複
数のローカル計算機1−1−1,…,1−1−nとそれ
ぞれに接続されている端末1−2−1,…,1−2−n
からなる構成図である。ここで、計算機1−1−1,
…,1−1−n及び端末1−2−1,…,1−2−n内
の構成は同一であるため、よって、説明は計算機1−1
−1と端末1−2−1について行う。実施例1で示した
基本構成のほかに、計算機1−3−1内に操作モード切
り替え権照合手段11−1と、操作モード切り替え権情
報格納エリア18を付加した。前記操作モード切り替え
権情報格納エリア18は、操作モード切り替える権利を
許可された計算機のアドレスが登録されたリストであ
る。
え、操作モード切り替え権を確認するように拡張し、複
数のローカル計算機1−1−1,…,1−1−nとそれ
ぞれに接続されている端末1−2−1,…,1−2−n
からなる構成図である。ここで、計算機1−1−1,
…,1−1−n及び端末1−2−1,…,1−2−n内
の構成は同一であるため、よって、説明は計算機1−1
−1と端末1−2−1について行う。実施例1で示した
基本構成のほかに、計算機1−3−1内に操作モード切
り替え権照合手段11−1と、操作モード切り替え権情
報格納エリア18を付加した。前記操作モード切り替え
権情報格納エリア18は、操作モード切り替える権利を
許可された計算機のアドレスが登録されたリストであ
る。
【0038】上記構成により、計算機1−3−1におい
てリモートコマンド受信手段9−2が受信したコマンド
起動要求パケット10−1内のローカル計算機アドレス
フィールド10−6(図10参照)の値を上記操作モー
ド切り替え権情報格納エリア18内の計算機アドレスリ
ストと照合することにより、緊急操作モードにて受信し
たコマンドを実行するか否かを判断する。
てリモートコマンド受信手段9−2が受信したコマンド
起動要求パケット10−1内のローカル計算機アドレス
フィールド10−6(図10参照)の値を上記操作モー
ド切り替え権情報格納エリア18内の計算機アドレスリ
ストと照合することにより、緊急操作モードにて受信し
たコマンドを実行するか否かを判断する。
【0039】次に、計算機1−1−1における操作モー
ド変更権の認証受付処理を説明する。
ド変更権の認証受付処理を説明する。
【0040】リモート計算機に対するアクセス権のチェ
ックは、操作モードを緊急操作モードに変更する際に行
われる。端末1−2−1より操作モードを緊急操作モー
ドに切り替えるコマンドが発行されると、コマンドは計
算機1−1−1内でコマンド処理手段1−6に受け付け
られた後、モード切り替え手段2−1に処理が渡される
(1−5−3)。図9で示すように、まずオペレータは
接続するリモート計算機内のユーザ名と対応するパスワ
ードが求められる(9−1−1)。入力されない場合、
オペレータのログインユーザ名とパスワードが設定され
る。そして、操作モード変更処理を行うためにリモート
コマンド送信手段にモード変更コマンドの起動要求1−
5−20を送信する。前記リモートコマンド送信手段は
モード変更コマンドの実行要求をコマンド起動要求パケ
ットに格納し計算機1−3−1に送信する(1−5−
6)。送信する際の実施例1のコマンド起動要求パケッ
トにおいて、図10に示すように操作モード10−2と
コマンドラインフィールド10−3のほかに、ユーザ名
10−4,パスワード10−5と、ローカル計算機アド
レスフィールド10−6を付加した。ここで操作モード
フィールド10−2には1が設定され、コマンドライン
フィールド10−3には操作モード変更権の照合処理を
起動するコマンドが設定され、ユーザ名10−4とパス
ワードフィールド10−5にはオペレータから入力され
た値が設定され、ローカル計算機アドレスフィールド1
0−6にはモード変更を要求した計算機のアドレスが設
定される。
ックは、操作モードを緊急操作モードに変更する際に行
われる。端末1−2−1より操作モードを緊急操作モー
ドに切り替えるコマンドが発行されると、コマンドは計
算機1−1−1内でコマンド処理手段1−6に受け付け
られた後、モード切り替え手段2−1に処理が渡される
(1−5−3)。図9で示すように、まずオペレータは
接続するリモート計算機内のユーザ名と対応するパスワ
ードが求められる(9−1−1)。入力されない場合、
オペレータのログインユーザ名とパスワードが設定され
る。そして、操作モード変更処理を行うためにリモート
コマンド送信手段にモード変更コマンドの起動要求1−
5−20を送信する。前記リモートコマンド送信手段は
モード変更コマンドの実行要求をコマンド起動要求パケ
ットに格納し計算機1−3−1に送信する(1−5−
6)。送信する際の実施例1のコマンド起動要求パケッ
トにおいて、図10に示すように操作モード10−2と
コマンドラインフィールド10−3のほかに、ユーザ名
10−4,パスワード10−5と、ローカル計算機アド
レスフィールド10−6を付加した。ここで操作モード
フィールド10−2には1が設定され、コマンドライン
フィールド10−3には操作モード変更権の照合処理を
起動するコマンドが設定され、ユーザ名10−4とパス
ワードフィールド10−5にはオペレータから入力され
た値が設定され、ローカル計算機アドレスフィールド1
0−6にはモード変更を要求した計算機のアドレスが設
定される。
【0041】次に、計算機1−3−1における操作モー
ド変更権の認証照合の処理を説明する。
ド変更権の認証照合の処理を説明する。
【0042】計算機1−3−1では、ハードより外部の
計算機1−1からコマンド起動要求の割り込み1−5−
6を受信した後、処理は高優先レベルで起動されるリモ
ートコマンド受信手段9−2に渡される。まず受信した
コマンド起動要求パケット中の操作モードは0であるか
をチェックする(9−2−3)。0であれば、通常操作
モードにおけるリモートコマンド起動なので、コマンド
起動要求パケット中のコマンドをデフォルトの優先レベ
ルで実行する(9−2−4)、0でなければ、コマンド
起動要求パケット中のコマンドは操作モード変更コマン
ドであるかをチェックする(9−2−5)。操作モード
変更コマンドでなければ、コマンド起動要求パケット中
のコマンドを高優先レベルで実行させる(9−2−
6)。操作モード変更コマンドであれば操作モード変更
権照合手段11−1を実行する(9−2−7)。
計算機1−1からコマンド起動要求の割り込み1−5−
6を受信した後、処理は高優先レベルで起動されるリモ
ートコマンド受信手段9−2に渡される。まず受信した
コマンド起動要求パケット中の操作モードは0であるか
をチェックする(9−2−3)。0であれば、通常操作
モードにおけるリモートコマンド起動なので、コマンド
起動要求パケット中のコマンドをデフォルトの優先レベ
ルで実行する(9−2−4)、0でなければ、コマンド
起動要求パケット中のコマンドは操作モード変更コマン
ドであるかをチェックする(9−2−5)。操作モード
変更コマンドでなければ、コマンド起動要求パケット中
のコマンドを高優先レベルで実行させる(9−2−
6)。操作モード変更コマンドであれば操作モード変更
権照合手段11−1を実行する(9−2−7)。
【0043】図11では操作モード変更権照合手段11
−1の処理を示す。まず事前に設けられた操作モード変
更権所有者のリスト中の受信したコマンド起動要求パケ
ット10−1中のユーザ名が存在するかを検索する(1
1−1−2)。(このリストのインプリメンテーション
の一例としてたとえばUNIXシステムのグループ管理
ファイル/etc/groupに事前該当グループを予約するこ
とによって、パスワードファイル/etc/passwd と併せ
て有権者の登録が行える。)存在した場合、エラーコー
ドを設定し終了する(11−1−6)。存在しない場
合、計算機1−3−1内のパスワードファイル中に上記
ユーザはパスワードを持つかをチェックする(11−1
−3)。パスワードを持つ場合、受信したコマンド起動
要求パケット中のパスワードと照合する(11−1−
4)。一致しなければ、エラーコードを設定し(11−
1−6)、終了する。一致すれば、計算機1−1−1が
計算機1−3−1に対しリモートコマンドを実行させる
権利を確認するために、受信したコマンド起動要求パケ
ット中のローカル計算機アドレス(計算機1−1−1)
は上記操作モード切り替え権情報格納エリア18に登録
してあるかを検索する(11−1−5)。存在しなけれ
ば、エラーコードを設定し終了する(11−1−5)。
存在すれば処理を正常終了し、実行結果をリモートコマ
ンド受信手段を介し計算機1−1−1に返す。
−1の処理を示す。まず事前に設けられた操作モード変
更権所有者のリスト中の受信したコマンド起動要求パケ
ット10−1中のユーザ名が存在するかを検索する(1
1−1−2)。(このリストのインプリメンテーション
の一例としてたとえばUNIXシステムのグループ管理
ファイル/etc/groupに事前該当グループを予約するこ
とによって、パスワードファイル/etc/passwd と併せ
て有権者の登録が行える。)存在した場合、エラーコー
ドを設定し終了する(11−1−6)。存在しない場
合、計算機1−3−1内のパスワードファイル中に上記
ユーザはパスワードを持つかをチェックする(11−1
−3)。パスワードを持つ場合、受信したコマンド起動
要求パケット中のパスワードと照合する(11−1−
4)。一致しなければ、エラーコードを設定し(11−
1−6)、終了する。一致すれば、計算機1−1−1が
計算機1−3−1に対しリモートコマンドを実行させる
権利を確認するために、受信したコマンド起動要求パケ
ット中のローカル計算機アドレス(計算機1−1−1)
は上記操作モード切り替え権情報格納エリア18に登録
してあるかを検索する(11−1−5)。存在しなけれ
ば、エラーコードを設定し終了する(11−1−5)。
存在すれば処理を正常終了し、実行結果をリモートコマ
ンド受信手段を介し計算機1−1−1に返す。
【0044】計算機1−1−1内のリモートコマンド送
信手段が実行結果を受信すると、実行結果をモード切り
替え手段に返す(1−5−11)。実行結果が正常終了
の場合、操作モード情報格納エリア3−1に該当する値
を設定する(9−1−4)。エラー終了した場合、コマ
ンド処理手段1−6にエラーコードを渡し(1−5−1
3)、コマンド処理手段よりエラーメッセージを出力し
操作モード変更要求が失敗になる。
信手段が実行結果を受信すると、実行結果をモード切り
替え手段に返す(1−5−11)。実行結果が正常終了
の場合、操作モード情報格納エリア3−1に該当する値
を設定する(9−1−4)。エラー終了した場合、コマ
ンド処理手段1−6にエラーコードを渡し(1−5−1
3)、コマンド処理手段よりエラーメッセージを出力し
操作モード変更要求が失敗になる。
【0045】上記により、リモート計算機の障害回復操
作が可能な計算機を特定することができ、リモート計算
機のセキュリティを強化した。
作が可能な計算機を特定することができ、リモート計算
機のセキュリティを強化した。
【0046】〈実施例3〉実施例3は、オペレータに操
作モードを容易に認識させるための画面制御方式を示す
例である。
作モードを容易に認識させるための画面制御方式を示す
例である。
【0047】(1)キュラクタ端末における例 図12では、遠隔地の計算機において上記障害発生時に
障害回復操作手順の一例を示す。オペレーションを開始
する前の操作モードは緊急操作モードと仮定する。端末
1−2より緊急操作モード開始コマンドemgstartを発行
し(12−2)、操作モード変更権の認証が確認された
(12−2)後、操作モードを切り替える。認証が失敗
した場合は、端末1−2に操作モード失敗メッセージを
出力する(12−11)。この時から緊急操作モード終
了コマンドが発行されるまでの間は緊急操作モードとな
る。オペレータに緊急操作モードであることを視覚的に
容易に認識させ、誤操作を低減させるために入力プロン
プトの文字の属性を認識するために変更する(12−
5)。文字属性とは、色を赤くすることや、反転や点滅
文字に変更するなど。この状態で、端末1−2からリモ
ートコマンドにてリモート計算機1−3−1の各タスク
のマシン占有時間など実行状態に関する情報を入手して
障害のプログラムを検出し、該当プログラムをリモート
コマンドにて中断させることにより障害回復を行う。リ
モートマシンの障害回復後、緊急操作モード終了コマン
ドemgendが発行される(12−9)と、通常操作モード
に戻り、入力プロンプトの文字の属性を緊急操作モード
前の状態に戻す(12−10)。図13では以上のオペ
レーションを示す画面例である。まずemgstartコマンド
13−1−1にて緊急操作モード切り替え要求を発行
し、パラメータhostname13−1−2で対象のリモート
計算機を指定すると、ユーザ名13−1−3とパスワー
ド13−1−4が求められる。権利の認証が成功に行わ
れた場合、入力プロンプト13−1−5の文字の属性が
代わり、緊急操作モードで操作していることが容易に認
識できる。このモードにおいて、障害状態に陥った計算
機hostnameに対してリモードコマンドを発行する(13
−1−6)ことによって、障害のプログラムを検出や中
断を行う。緊急操作モード終了コマンドemgend13−1
−7が発行されると、入力プロンプトの文字の属性を通
常操作モードの状態に戻り、緊急操作モードは終了す
る。
障害回復操作手順の一例を示す。オペレーションを開始
する前の操作モードは緊急操作モードと仮定する。端末
1−2より緊急操作モード開始コマンドemgstartを発行
し(12−2)、操作モード変更権の認証が確認された
(12−2)後、操作モードを切り替える。認証が失敗
した場合は、端末1−2に操作モード失敗メッセージを
出力する(12−11)。この時から緊急操作モード終
了コマンドが発行されるまでの間は緊急操作モードとな
る。オペレータに緊急操作モードであることを視覚的に
容易に認識させ、誤操作を低減させるために入力プロン
プトの文字の属性を認識するために変更する(12−
5)。文字属性とは、色を赤くすることや、反転や点滅
文字に変更するなど。この状態で、端末1−2からリモ
ートコマンドにてリモート計算機1−3−1の各タスク
のマシン占有時間など実行状態に関する情報を入手して
障害のプログラムを検出し、該当プログラムをリモート
コマンドにて中断させることにより障害回復を行う。リ
モートマシンの障害回復後、緊急操作モード終了コマン
ドemgendが発行される(12−9)と、通常操作モード
に戻り、入力プロンプトの文字の属性を緊急操作モード
前の状態に戻す(12−10)。図13では以上のオペ
レーションを示す画面例である。まずemgstartコマンド
13−1−1にて緊急操作モード切り替え要求を発行
し、パラメータhostname13−1−2で対象のリモート
計算機を指定すると、ユーザ名13−1−3とパスワー
ド13−1−4が求められる。権利の認証が成功に行わ
れた場合、入力プロンプト13−1−5の文字の属性が
代わり、緊急操作モードで操作していることが容易に認
識できる。このモードにおいて、障害状態に陥った計算
機hostnameに対してリモードコマンドを発行する(13
−1−6)ことによって、障害のプログラムを検出や中
断を行う。緊急操作モード終了コマンドemgend13−1
−7が発行されると、入力プロンプトの文字の属性を通
常操作モードの状態に戻り、緊急操作モードは終了す
る。
【0048】(2)マルチウィンドウ端末における例 ローカル計算機に接続されている端末がマルチウィンド
ウ端末の場合における操作制御の例を以下に示す。図1
4,図15では、マルチウィンドウ端末における画面表
示例を示している。ユーザフレンドリなインタフェース
を提供するため、操作モード変更用実行アイコン14−
2を設け、このアイコンをクリックすると、事前に登録
されたリモート計算機名の羅列したサブメニュー14−
3がポップアップされる。このサブメニューから目的の
計算機を選択することによって、当該計算機に対応する
操作モードの変更が可能とする。緊急操作モードに変更
する場合、ユーザ名やパスワードを求めるウィンドウが
表示される。またサブメニュー上に表示されている文字
の属性により操作モードの現在の状態を一目で認識でき
る。緊急操作モードに成功に変更した場合、緊急オペレ
ーション用のウィンドウ15−3が生成され、画面の一
番上に固定する。これにより、他のウィンドウの下に隠
され、オペレータが気づかずに必要以上に緊急操作モー
ドにてリモート計算機を占有することを防止することが
できる。
ウ端末の場合における操作制御の例を以下に示す。図1
4,図15では、マルチウィンドウ端末における画面表
示例を示している。ユーザフレンドリなインタフェース
を提供するため、操作モード変更用実行アイコン14−
2を設け、このアイコンをクリックすると、事前に登録
されたリモート計算機名の羅列したサブメニュー14−
3がポップアップされる。このサブメニューから目的の
計算機を選択することによって、当該計算機に対応する
操作モードの変更が可能とする。緊急操作モードに変更
する場合、ユーザ名やパスワードを求めるウィンドウが
表示される。またサブメニュー上に表示されている文字
の属性により操作モードの現在の状態を一目で認識でき
る。緊急操作モードに成功に変更した場合、緊急オペレ
ーション用のウィンドウ15−3が生成され、画面の一
番上に固定する。これにより、他のウィンドウの下に隠
され、オペレータが気づかずに必要以上に緊急操作モー
ドにてリモート計算機を占有することを防止することが
できる。
【0049】〈実施例4〉実施例1に加え、ローカル計
算機に複数の端末1−2−1,…,1−2−nが接続さ
れたシステムの構成において、緊急オペレーションして
いる端末上でのコマンド実行要求が他の端末からのオペ
レーションの影響を受けずに実行できるための制御方式
を示す。
算機に複数の端末1−2−1,…,1−2−nが接続さ
れたシステムの構成において、緊急オペレーションして
いる端末上でのコマンド実行要求が他の端末からのオペ
レーションの影響を受けずに実行できるための制御方式
を示す。
【0050】図16は、実施例1で示した基本構成に加
え17−2,緊急操作モード中にコマンド処理手段の実
行優先レベルを高めるための優先度高め手段17−2を
付加した構成である。また、ローカル計算機1−1には
複数の端末1−2−1,…,1−2−nが接続されてい
る。ここで、端末1−2−1,…,1−2−n内の構成
は同一であるため、説明は端末1−2−1について行
う。
え17−2,緊急操作モード中にコマンド処理手段の実
行優先レベルを高めるための優先度高め手段17−2を
付加した構成である。また、ローカル計算機1−1には
複数の端末1−2−1,…,1−2−nが接続されてい
る。ここで、端末1−2−1,…,1−2−n内の構成
は同一であるため、説明は端末1−2−1について行
う。
【0051】次に、操作モード切り替えコマンドが発行
された場合、計算機1−1において、コマンド処理手段
の実行優先レベルを高める処理を図17を用いて説明す
る。緊急操作モードへの切り替えコマンドが発行された
場合、コマンド処理手段1−6は、モード切り替え手段
17−1にモード変更要求1−5−3を送信する。緊急
モードへの変更指示である場合は、モード切り替え手段
17−1により権利の認証照合処理17−1−2や操作
モード情報格納エリア3−1のアップデット処理17−
1−3が行われ、処理は優先度高め手段17−2に移さ
れる(1−5−19)。優先度高め手段17−2は、事
前に優先度を高める権利を持つユーザにより起動され、
待ち状態になるデーモンプロセスである。
された場合、計算機1−1において、コマンド処理手段
の実行優先レベルを高める処理を図17を用いて説明す
る。緊急操作モードへの切り替えコマンドが発行された
場合、コマンド処理手段1−6は、モード切り替え手段
17−1にモード変更要求1−5−3を送信する。緊急
モードへの変更指示である場合は、モード切り替え手段
17−1により権利の認証照合処理17−1−2や操作
モード情報格納エリア3−1のアップデット処理17−
1−3が行われ、処理は優先度高め手段17−2に移さ
れる(1−5−19)。優先度高め手段17−2は、事
前に優先度を高める権利を持つユーザにより起動され、
待ち状態になるデーモンプロセスである。
【0052】運先度高め手段17−2は、モード切り替
え手段からコマンド実行手段1−6のプロセスIDを受
信し、コマンド実行手段1−6に対して実行優先レベル
を高めるシステムコールを発行する(17−2−2)。
したがって、緊急操作モード中、コマンド処理手段の優
先レベルを高めたことにより、端末1−2からのコマン
ド実行要求はローカル計算機1−1の他のユーザプロセ
スより優先に処理されるため、障害修復作業はより他の
オペレータからの影響を受けずに実施することが可能と
なる。
え手段からコマンド実行手段1−6のプロセスIDを受
信し、コマンド実行手段1−6に対して実行優先レベル
を高めるシステムコールを発行する(17−2−2)。
したがって、緊急操作モード中、コマンド処理手段の優
先レベルを高めたことにより、端末1−2からのコマン
ド実行要求はローカル計算機1−1の他のユーザプロセ
スより優先に処理されるため、障害修復作業はより他の
オペレータからの影響を受けずに実施することが可能と
なる。
【0053】その後、モード切り替え手段17−1の処
理を終了待ち状態から解除し(17−2−3)、次の緊
急操作モードへの切り替えるコマンドが発行されるまで
プロセスIDの受信待ち状態になる(17−2−1)。
理を終了待ち状態から解除し(17−2−3)、次の緊
急操作モードへの切り替えるコマンドが発行されるまで
プロセスIDの受信待ち状態になる(17−2−1)。
【0054】通常操作モードへの切り替えコマンドが発
行された場合、モード切り替え手段により操作モード情
報格納エリア3−1のアップデッチ処理17−1−3が
行われた後、コマンド実行手段1−6に対して実行優先
レベルを緊急操作モード切り替え前のレベルまで低める
システムコールを発行する(17−2−7)。
行された場合、モード切り替え手段により操作モード情
報格納エリア3−1のアップデッチ処理17−1−3が
行われた後、コマンド実行手段1−6に対して実行優先
レベルを緊急操作モード切り替え前のレベルまで低める
システムコールを発行する(17−2−7)。
【0055】上記により、ローカル計算機内での緊急操
作モードオペレーションが他のオペレータのオペレーシ
ョンなどからの影響を受けずに可能となる。
作モードオペレーションが他のオペレータのオペレーシ
ョンなどからの影響を受けずに可能となる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、分散システムにおいて
プログラムの暴走により起こした遠隔地計算機の障害の
回復が可能となり、システムの信頼性を向上することが
できら。さらに、障害回復操作中にオペレータの誤操作
を低減することが可能となる。また、障害回復操作中に
他オペレータのオペレーションからの影響を受けず可能
となる。
プログラムの暴走により起こした遠隔地計算機の障害の
回復が可能となり、システムの信頼性を向上することが
できら。さらに、障害回復操作中にオペレータの誤操作
を低減することが可能となる。また、障害回復操作中に
他オペレータのオペレーションからの影響を受けず可能
となる。
【図1】本発明の一実施例である分散処理システム基本
構成図。
構成図。
【図2】モード切り替え処理(緊急操作モード開始コマ
ンド処理)。
ンド処理)。
【図3】操作モード情報格納エリアの構成。
【図4】モード切り替え処理(緊急操作モード終了処
理)。
理)。
【図5】ローカル計算機におけるリモートコマンド送信
手段フロー。
手段フロー。
【図6】コマンド起動要求パケットのデータフォーマッ
ト。
ト。
【図7】リモート計算機におけるリモートコマンド実行
処理フロー。
処理フロー。
【図8】実施例2におけるシステム構成図。
【図9】操作モード変更権の認証照合処理フロー。
【図10】操作モード切り替え時のリモートコマンドを
送信するパケットのデータフォーマット。
送信するパケットのデータフォーマット。
【図11】操作モード変更権の認証照合処理。
【図12】端末操作の一例。
【図13】キャラクタ端末による操作モード変更の操作
例。
例。
【図14】マルチウィンドウ端末による操作モード変更
例その1。
例その1。
【図15】マルチウィンドウ端末による操作モード変更
例その2。
例その2。
【図16】実施例4におけるシステム構成図。
【図17】ローカル計算機優先度高める処理。
【図18】コマンド処理手段フロー。
1−1,1−1−1,1−1−n…ローカル計算機、1
−2,1−2−1〜1−2−n…端末、1−3,1−3
−1〜1−3−n…リモート計算機、1−4…通信媒
体、1−6…コマンド処理手段、1−7…環境初期化手
段、2−1…モード切り替え手段、3−1…操作モード
情報格納エリア、4−1…モード切り替え手段、5−1
…リモートコマンド送信手段、6−1…コマンド起動要
求パケット、7−1…リモートコマンド受信手段、7−
2…コマンド実行手段、9−2…リモートコマンド受信
手段、10−1…コマンド起動要求パケット、11−1
…操作モード変更権の認証照合手段、12−1…端末操
作の一例、13−1…キャラクタ端末、13−1−5…
入力プロントプト、13−1−6…リモートコマンドの
一例、13−1−7…緊急操作モード終了コマンド、1
4−1…マルチウィンドウ端末、14−2…操作モード
切り替えコマンド起動用アイコン、14−3…サブメニ
ュー、15−3…緊急操作モード中のウィンドウ、17
−1…モード切り替え手段、17−2…優先度高め手
段、18…操作モード切り替え権情報格納エリア。
−2,1−2−1〜1−2−n…端末、1−3,1−3
−1〜1−3−n…リモート計算機、1−4…通信媒
体、1−6…コマンド処理手段、1−7…環境初期化手
段、2−1…モード切り替え手段、3−1…操作モード
情報格納エリア、4−1…モード切り替え手段、5−1
…リモートコマンド送信手段、6−1…コマンド起動要
求パケット、7−1…リモートコマンド受信手段、7−
2…コマンド実行手段、9−2…リモートコマンド受信
手段、10−1…コマンド起動要求パケット、11−1
…操作モード変更権の認証照合手段、12−1…端末操
作の一例、13−1…キャラクタ端末、13−1−5…
入力プロントプト、13−1−6…リモートコマンドの
一例、13−1−7…緊急操作モード終了コマンド、1
4−1…マルチウィンドウ端末、14−2…操作モード
切り替えコマンド起動用アイコン、14−3…サブメニ
ュー、15−3…緊急操作モード中のウィンドウ、17
−1…モード切り替え手段、17−2…優先度高め手
段、18…操作モード切り替え権情報格納エリア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中橋 晃文 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小林 博 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 西山 修治 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (9)
- 【請求項1】分散システムにおいて、各計算機内にネッ
トワーク転送データを介し、実行プログラム名とオペレ
ーションの緊急度に合わせたプログラム起動条件を任意
の計算機から任意の計算機に対し、連絡する手段と該転
送データを受信,認識する手段を設け、システム内任意
の計算機から任意の計算機に対し、任意のリモートプロ
グラムを前記起動条件に応じて動作させることを特徴と
する計算機制御方式。 - 【請求項2】請求項1において、前記プログラム起動条
件をプログラムが動作する優先レベルに対応付ける手段
を設けたことを特徴とする計算機制御方式。 - 【請求項3】請求項1において、各計算機内に前記プロ
グラム起動条件を切り替える手段と切り替え状態を記憶
することにより、システム内任意の計算機に対する前記
プログラム起動条件を指定可能とすることを特徴とする
計算機制御方式。 - 【請求項4】請求項3において、システム内各計算機に
前記プログラム起動条件変更許可ユーザ名とパスワード
を記憶,照合する手段を有することにより、任意の計算
機の前記プログラム起動条件変更時にネットワークを介
し、任意の計算機に対し変更可否を判定することを特徴
とする計算機制御方式。 - 【請求項5】請求項3において、ネットワークを介し、
システム内任意の計算機へリモートプログラム実行要求
を行う計算機においても前記プログラム起動条件に対応
して、任意の計算機へコマンドを実行させるプログラム
の起動条件を変更する手段を設けたことを特徴とする計
算機制御方式。 - 【請求項6】請求項5において、前記プログラム起動条
件をプログラムが動作する優先レベルに対応付ける手段
を設けたことを特徴とする計算機制御方式。 - 【請求項7】請求項3において、プログラム起動条件変
更時に任意の計算機に対し任意のプログラムを実行させ
る操作用ウィンドウを作成する手段を設けたことを特徴
とする計算機制御方式。 - 【請求項8】請求項7において、操作用ウィンドウをデ
ィスプレイ最前面に固定して表示する手段を設けたこと
を特徴とする計算機制御方式。 - 【請求項9】請求項7において、前記プログラム起動条
件と該ウィンドウの枠の形状,色,ウィンドウ内表示プ
ロンプトの形状,色,ウィンドウ内表示カーソルの形
状,色を任意にプログラム起動条件と対応し、変更する
手段を設けたことを特徴とする計算機制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176431A JPH0844585A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 計算機制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176431A JPH0844585A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 計算機制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844585A true JPH0844585A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16013591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6176431A Pending JPH0844585A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 計算機制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0844585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018140178A (ja) * | 2018-03-14 | 2018-09-13 | 株式会社モリタ製作所 | 診療システム、診療ユニット、表示ユニット、表示制御装置、および表示制御装置の画像処理方法 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176431A patent/JPH0844585A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018140178A (ja) * | 2018-03-14 | 2018-09-13 | 株式会社モリタ製作所 | 診療システム、診療ユニット、表示ユニット、表示制御装置、および表示制御装置の画像処理方法 |
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