JPH0844568A - ファジィルールの暗号化方法 - Google Patents
ファジィルールの暗号化方法Info
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- JPH0844568A JPH0844568A JP6177355A JP17735594A JPH0844568A JP H0844568 A JPH0844568 A JP H0844568A JP 6177355 A JP6177355 A JP 6177355A JP 17735594 A JP17735594 A JP 17735594A JP H0844568 A JPH0844568 A JP H0844568A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ファジィルールの入力データおよび出力デー
タの関係を２値データ（０，１）で表すとともに、この
連続した２値ビット列を１個のバイナリー数として扱
い、このバイナリー数に、ある数を加算、減算、剰算ま
たは除算処理を行い暗号化する方法である。 【効果】 ファジィルールの機密保護を図ることができ
る。
タの関係を２値データ（０，１）で表すとともに、この
連続した２値ビット列を１個のバイナリー数として扱
い、このバイナリー数に、ある数を加算、減算、剰算ま
たは除算処理を行い暗号化する方法である。 【効果】 ファジィルールの機密保護を図ることができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファジィルールの暗号化
方法に関する。
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ファジィ制御が多くの分野で使用
されている。ところで、このファジィ制御においては、
入力に対する出力を決定するファジィルールを必要とす
るが、このファジィルールは、非常に、ノウハウ的なも
のが多く、またこのファジィルールは、そのまま分かり
易い言語表現型のデータとして、プログラム中に記録さ
れている。
されている。ところで、このファジィ制御においては、
入力に対する出力を決定するファジィルールを必要とす
るが、このファジィルールは、非常に、ノウハウ的なも
のが多く、またこのファジィルールは、そのまま分かり
易い言語表現型のデータとして、プログラム中に記録さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、ノウハウ
的に、非常に価値のあるファジィルールを、そのままプ
ログラム中に記録しているため、容易に、他人に知られ
てしまうという問題があった。
的に、非常に価値のあるファジィルールを、そのままプ
ログラム中に記録しているため、容易に、他人に知られ
てしまうという問題があった。
【０００４】そこで、本発明は上記問題を解消し得るフ
ァジィルールの暗号化方法を提供することを目的とす
る。
ァジィルールの暗号化方法を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のファジィルールの暗号化方法は、ファジィ
ルールの入力データおよび出力データの関係を２値デー
タで表すとともに、この連続した２値ビット列を１個の
バイナリー数として扱い、このバイナリー数に、所定の
演算処理を行い暗号化する方法である。
め、本発明のファジィルールの暗号化方法は、ファジィ
ルールの入力データおよび出力データの関係を２値デー
タで表すとともに、この連続した２値ビット列を１個の
バイナリー数として扱い、このバイナリー数に、所定の
演算処理を行い暗号化する方法である。
【０００６】また、上記課題を解決するため、本発明の
他のファジィルールの暗号化方法は、ファジィルールの
入力データおよび出力データの関係を２値データで表す
とともに、この連続した２値ビット列を１個のバイナリ
ー数として扱い、このバイナリー数を、直接または所定
の符号に変換した後、所定の演算処理を行い暗号化する
方法である。
他のファジィルールの暗号化方法は、ファジィルールの
入力データおよび出力データの関係を２値データで表す
とともに、この連続した２値ビット列を１個のバイナリ
ー数として扱い、このバイナリー数を、直接または所定
の符号に変換した後、所定の演算処理を行い暗号化する
方法である。
【０００７】
【作用】上記の構成によると、ファジィルールの入力デ
ータおよび出力データを２値データで表し、この２値ビ
ット列を１個のバイナリー数として扱い、このバイナリ
ー数を、直接に、または所定の符号に変換した後、所定
の演算処理を行うため、非常に簡単な方法で暗号化を行
うことができる。すなわち、ファジィルールのデータ構
造に含まれるノウハウの機密保護を図ることができる。
ータおよび出力データを２値データで表し、この２値ビ
ット列を１個のバイナリー数として扱い、このバイナリ
ー数を、直接に、または所定の符号に変換した後、所定
の演算処理を行うため、非常に簡単な方法で暗号化を行
うことができる。すなわち、ファジィルールのデータ構
造に含まれるノウハウの機密保護を図ることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるファジィル
ールの暗号化方法を、図１および図２に基づき説明す
る。
ールの暗号化方法を、図１および図２に基づき説明す
る。
【０００９】本実施例においては、入力が３個で出力が
２個のファジィルール（ファジィ推論）を暗号化する方
法について説明する。例えば、本実施例に係るファジィ
ルールにおいては、３個のグレード（ＶＢ，ＭＥ，Ｖ
Ｓ）を有し、各グレードの有無を２値化データ（０，
１）［無，有］で表すようにしたものである。
２個のファジィルール（ファジィ推論）を暗号化する方
法について説明する。例えば、本実施例に係るファジィ
ルールにおいては、３個のグレード（ＶＢ，ＭＥ，Ｖ
Ｓ）を有し、各グレードの有無を２値化データ（０，
１）［無，有］で表すようにしたものである。
【００１０】例えば、図１に示すように、ファジィルー
ルとして、３個の入力部（入力１，入力２，入力３）
と、２個の出力部（出力１，出力２）を有するものと
し、このファジィルールを１６ビットのデータで対応さ
せる。
ルとして、３個の入力部（入力１，入力２，入力３）
と、２個の出力部（出力１，出力２）を有するものと
し、このファジィルールを１６ビットのデータで対応さ
せる。
【００１１】例えば、下記の式に示すような、ファジ
ィルールを２値化データで表すと、図２に示すような、
ビット列で表される。 ＩＦ ａ＝ＭＥ ＆ ｂ＝ＭＥ ＆ Ｃ＝ＭＥ Ｔｈｅｎ Ｘ＝ＭＥ・・・ 図２に示すビット列を示すと、下記のようになる。
ィルールを２値化データで表すと、図２に示すような、
ビット列で表される。 ＩＦ ａ＝ＭＥ ＆ ｂ＝ＭＥ ＆ Ｃ＝ＭＥ Ｔｈｅｎ Ｘ＝ＭＥ・・・ 図２に示すビット列を示すと、下記のようになる。
【００１２】 ［０｜０１０｜０１０｜０００‖０１０｜０００］ 次に、上記のビット列を、バイナリー数とみなして、１
０進数の数値に変換すると、２０８４（２2 ＋２5 ＋２
11）となる。
０進数の数値に変換すると、２０８４（２2 ＋２5 ＋２
11）となる。
【００１３】そして、この１０進数である２０８４に、
所定の演算（例えば、ある数を加算、減算、乗算、若し
くは除算など、または任意の演算を組み合わせた処理）
を施して暗号化する。
所定の演算（例えば、ある数を加算、減算、乗算、若し
くは除算など、または任意の演算を組み合わせた処理）
を施して暗号化する。
【００１４】この暗号化された数値データを、ファジィ
制御のプログラム中に格納しておけば、他人が、ファジ
ィルールの内容を、容易に知ることはできない。勿論、
プログラムが実行された際には、上記とは逆の手順で、
ファジィルールが再現（解読）されて、ファジィ制御が
行われる。
制御のプログラム中に格納しておけば、他人が、ファジ
ィルールの内容を、容易に知ることはできない。勿論、
プログラムが実行された際には、上記とは逆の手順で、
ファジィルールが再現（解読）されて、ファジィ制御が
行われる。
【００１５】なお、上記の説明においては、１個のファ
ジィルールの暗号化について説明したが、勿論、総ての
ファジィルールについて暗号化が行われる。ところで、
上記実施例においては、１６ビット列のデータを、１０
進数で表したが、例えばこの１０進数で表したものを、
さらにアスキーコードなどの他のコードに変換し、この
アスキーコードなどの他のコードに変換されたデータに
対して、上述したような所定の演算を施して暗号化する
ようにしてもよい。
ジィルールの暗号化について説明したが、勿論、総ての
ファジィルールについて暗号化が行われる。ところで、
上記実施例においては、１６ビット列のデータを、１０
進数で表したが、例えばこの１０進数で表したものを、
さらにアスキーコードなどの他のコードに変換し、この
アスキーコードなどの他のコードに変換されたデータに
対して、上述したような所定の演算を施して暗号化する
ようにしてもよい。
【００１６】また、上記実施例においては、１個のファ
ジィルールを１６ビット列で表すように説明したが、１
６ビット列に限定されるものではなく、ファジィルール
の入力部と出力部との個数に応じて適宜増減される。例
えば、２０ビット列、３２ビット列で表し、入力数およ
び出力数を増やすこともできる。
ジィルールを１６ビット列で表すように説明したが、１
６ビット列に限定されるものではなく、ファジィルール
の入力部と出力部との個数に応じて適宜増減される。例
えば、２０ビット列、３２ビット列で表し、入力数およ
び出力数を増やすこともできる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明のファジィルールの
暗号化方法によると、ファジィルールの入力データおよ
び出力データを２値データで表し、この２値ビット列を
１個のバイナリー数として扱い、このバイナリー数を、
直接に、または所定の符号に変換した後、所定の演算処
理を行うため、非常に簡単な方法で暗号化を行うことが
でき、したがってファジィルールの機密保護を図ること
ができる。また、ファジィルールを保存しておくメモリ
ーを節約することができる。
暗号化方法によると、ファジィルールの入力データおよ
び出力データを２値データで表し、この２値ビット列を
１個のバイナリー数として扱い、このバイナリー数を、
直接に、または所定の符号に変換した後、所定の演算処
理を行うため、非常に簡単な方法で暗号化を行うことが
でき、したがってファジィルールの機密保護を図ること
ができる。また、ファジィルールを保存しておくメモリ
ーを節約することができる。
【図１】本発明の一実施例におけるファジィルールを示
す図である。
す図である。
【図２】同実施例におけるファジィルールの２値化した
ビット列を示す図である。
ビット列を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項１】ファジィルールの入力データおよび出力デ
ータの関係を２値データで表すとともに、この連続した
２値ビット列を１個のバイナリー数として扱い、このバ
イナリー数に、所定の演算処理を行い暗号化することを
特徴とするファジィルールの暗号化方法。 - 【請求項２】ファジィルールの入力データおよび出力デ
ータの関係を２値データで表すとともに、この連続した
２値ビット列を１個のバイナリー数として扱い、このバ
イナリー数を所定の符号に変換した後、所定の演算処理
を行い暗号化することを特徴とするファジィルールの暗
号化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177355A JPH0844568A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | ファジィルールの暗号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177355A JPH0844568A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | ファジィルールの暗号化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0844568A true JPH0844568A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16029524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6177355A Pending JPH0844568A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | ファジィルールの暗号化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0844568A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9584647B2 (en) | 2000-12-19 | 2017-02-28 | At&T Intellectual Property I, L.P. | System and method for remote control of appliances utilizing mobile location-based applications |
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| US10477994B2 (en) | 2008-03-14 | 2019-11-19 | William J. Johnson | System and method for location based exchanges of data facilitiating distributed locational applications |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6177355A patent/JPH0844568A/ja active Pending
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