JPH05316104A - 符号化装置および復号化装置 - Google Patents

符号化装置および復号化装置

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JPH05316104A
JPH05316104A JP4148326A JP14832692A JPH05316104A JP H05316104 A JPH05316104 A JP H05316104A JP 4148326 A JP4148326 A JP 4148326A JP 14832692 A JP14832692 A JP 14832692A JP H05316104 A JPH05316104 A JP H05316104A
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JP
Japan
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data
random number
initial value
memory
address
Prior art date
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Pending
Application number
JP4148326A
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English (en)
Inventor
Takashi Tsuchiya
隆 土谷
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MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 データの符号化および復号化を行なう装置に
おいて、アドレス信号60および160毎にこれを異な
る初期値に変換する初期値変換テーブル31および13
1を設け、この初期値変換テーブル31および131に
より変換された初期値に応じて乱数を発生することによ
り、符号器30および復号器130の符号化および復号
化を行なうようにした。 【効果】 アドレス毎に異なる符号化,復号化ができ、
暗号化されたデータの不当な解読が困難になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データの暗号化に用
いられる符号化装置、およびこの符号化装置によって符
号化されたデータを復号するその復号化装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の構成を図5から図8に示す。まず
第1の従来例による符号器および復号器のブロック図を
図5,図6に示す。まず符号化について説明する。図5
において、10は符号化すべきデータを記憶しているメ
モリー、20は外部から入力されたアドレス60に従っ
てこのメモリー10から読み出されたデータ、630は
このデータ20を符号化する符号器、632はデータ2
0を符号化するための乱数系列を発生する乱数発生器、
631はこの乱数発生器632の初期値を設定する初期
値設定部、633は乱数発生器632が発生した乱数系
列とデータ20とを加算してデータ20を符号化する加
算器であり、符号器630にはこの初期値設定部63
1,乱数発生器632および加算器633が内蔵されて
いる。50はこの符号器630により符号化されたデー
タ40を上記アドレス60に従って記憶するメモリーで
ある。
【0003】次に動作について説明する。まずメモリー
10の暗号化したいデータのアドレス60を指定する
と、そのアドレス60はメモリー10と符号器630と
メモリー50に入力され、これに応じて、メモリー10
からデータ20が読み出される。また、初期値設定部6
31は所定の初期値を出力し、乱数発生器632はその
初期値に応じた乱数系列を発生する。そしてこの乱数系
列は加算器633によりデータ20と加え合わされ、暗
号化されたデータ40となってメモリー50に記憶され
る。
【0004】図6は図5の符号器に対応した復号器であ
る。図6において、150は図5の符号器により符号化
されたデータを記憶しているメモリー、140は外部か
ら入力されたアドレス160に従ってこのメモリー15
0から読み出されたデータ、730はこのデータ140
を復号化する復号器、732はデータ740を復号化す
るための乱数系列を発生する乱数発生器、731は乱数
発生器732の初期値を発生する初期値設定部、733
は乱数発生器732が発生した乱数系列とデータ140
とを加算してデータ140を復号化する加算器であり、
復号器730にはこの初期値設定部731,乱数発生器
732および加算器733が内蔵されている。110は
この復号器730により復号化されたデータを上記アド
レス160に従って記憶するメモリーである。
【0005】初期値設定部731の出力は、符号化のと
きと同じ初期値を出力する。その値に応じた乱数発生器
632の出力系列を{u}、また乱数発生器732の出
力系列を{v}とする。またデータ20とデータ120
を{x}、データ40とデータ140を{y}とする
と、
【0006】{x}+{u}={y} ……(1)
【0007】{y}+{v}={x} ……(2)
【0008】即ち、
【0009】 {x}+{u}+{v}={x} ……(3)
【0010】乱数発生器632と乱数発生器732は、
初期値が同じ場合には式(3)の関係にある乱数を発生
する。なお、式(1)〜式(3)の「+」は符号器63
0、および復号器730の中にある足し算と同じ演算を
示している。
【0011】次に動作であるが、メモリ150の復号し
たいデータのアドレス160をメモリー150とメモリ
ー110に与える。メモリー150から暗号データであ
るデータ140が出力される。また初期値設定部731
は符号器630の時と同じ初期値を出力する。乱数発生
器732は前述した乱数系列を出力する。この乱数系列
とデータ140が足し合わされ、データ120となる。
式(3)で説明したように、このデータ120は暗号化
される前のデータに復号されていることになる。
【0012】また、従来の他の符号器および復号器の構
成を図7,図8に示す。図7の符号器について説明す
る。10は符号化すべきデータを記憶しているメモリ
ー、20は外部から入力されたアドレス60に従ってこ
のメモリー10から読み出されたデータ、830はこの
データ20を符号化する符号器、832はデータ20を
符号化するための乱数系列を発生する乱数発生器、83
3は乱数発生器832が発生した乱数系列とデータ20
とを加算してデータ20を符号化する加算器であり、符
号器830にはこの乱数発生器832および加算器83
3が内蔵されている。850はこの符号器830により
符号化されたデータ40を上記アドレス60に従って記
憶するメモリーである。
【0013】この図7の符号器は、メモリー10,50
のアドレスが乱数発生器832にも入力されており、ア
ドレス毎に乱数発生器832の初期値を変えており、図
5の従来例に比しその符号化されたデータの解読は困難
になっている。
【0014】図8は図7の符号器に対応した復号器であ
る。図8において、150は図7の符号器により符号化
されたデータを記憶しているメモリー、140は外部か
ら入力されたアドレス160に従ってこのメモリー15
0から読み出されたデータ、930はこのデータ140
を復号化する復号器、932はデータ140を復号化す
るための乱数系列を発生する乱数発生器、933は乱数
発生器932が発生した乱数系列とデータ140とを加
算してデータ140を復号化する加算器であり、復号器
930にはこの乱数発生器932および加算器933が
内蔵されている。910はこの復号器930により復号
化されたデータを上記アドレス960に従って記憶する
メモリーである。
【0015】ところで、図5の従来の符号器によれば、
メモリー10から読み出されたデータ20は符号器63
0により符号化されてメモリー50に記憶されるが、そ
の際、符号器630の乱数発生器632は常に同じ乱数
の初期値を初期値設定部631から受取り、その初期値
で乱数を発生している。従って暗号化されたデータ40
から元のデータが不当に復号される危険があった。
【0016】また、図7の符号器によれば、上述のよう
に、メモリー10,50のアドレスが乱数発生器832
にも入力されており、アドレス毎に乱数発生器832の
初期値を変えており、図5の従来例に比しその符号化さ
れたデータの解読は困難になっているが、この図7の符
号器830がLSI化されている場合には、LSIのレ
イアウトパターンを読むことによって暗号化の処理手順
を解析することができる。また、図8の復号器において
も同様のことが言える。図8は図7に示す符号器の復号
器である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の符号化装置およ
び復号化装置は以上のように構成されており、暗号化さ
れたデータから不当に元のデータが解読されやすかった
り、装置がLSI化されている場合にはそのレイアウト
パターンを解析することにより、暗号化の処理手順を解
析することができた。
【0018】この発明は、上記のような従来のものの問
題点に鑑みてなされたもので、暗号化されたデータを不
当に復号されにくくでき、符号器がLSI化されたとき
に、その内部のレイアウトパターンを解析されても復号
の手順が分からないようにできる符号化装置および復号
化装置を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る符号化装
置および復号化装置は、データを暗号化したり、それを
元データに復号化する場合、符号化のための乱数系列の
発生に使用する初期値をアドレスに応じて変換する初期
値変換テーブルを用いるようにしたものである。
【0020】
【作用】この発明においては、上述のように構成したこ
とにより、暗号化の手順を複雑化して、不当に復号され
にくくする。即ち、初期値変換テーブルによってアドレ
ス毎に乱数の初期値を違ったものにすることができる。
また、初期値変換テーブルを使用したことにより、符号
器がLSI化されたときに、内部のレイアウトパターン
を解析されても復号の手順が分からないようにすること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。
【0022】まず符号化の手順について説明する。この
発明の一実施例による符号化装置のブロック図を図1に
示す。まずその構成について説明する。図1において、
10は暗号化する前の元のデータが入っていて、アドレ
ス60毎にデータを読み出すことができるメモリー、3
0はメモリー10のデータを暗号化する符号器、50は
符号器30によって暗号化されたデータを記憶するメモ
リーである。また、31は初期値変換テーブルで、入力
データ、ここではアドレス60に応じて相異なる乱数系
列の初期値を発生する。32は乱数発生器であり、初期
値変換テーブル31によって発生された、アドレスに応
じた初期値に応じて相異なる乱数系列を発生する。33
は加算器で、乱数発生器32により発生された乱数系列
と元のデータ20とを足し合わせて暗号化されたデータ
40を作成する。そして、上記符号器30は初期値変換
テーブル31と乱数発生器32と加算器33とで構成さ
れている。
【0023】次に動作について説明する。まずメモリー
10の暗号化したいデータのアドレス60を指定する
と、そのアドレス60はメモリー10と符号器30とメ
モリー50に入力され、これに応じて、メモリー10か
らデータ20が読み出される。また、初期値変換テーブ
ル31はアドレス60に応じた初期値を出力し、乱数発
生器32はその初期値に応じた乱数系列を発生する。デ
ータ20と乱数系列が加え合わされデータ40となって
メモリー50に記憶される。
【0024】次に復号について説明する。復号化のブロ
ック図を図2に示す。まず構成について説明する。図2
において、メモリー150は暗号化されたデータが入っ
ている。それを復号器130によって復号しそのデータ
をメモリー110に記憶する。復号器130は初期値変
換テーブル131と乱数発生器132および加算器13
3によって構成されている。初期値変換テーブル131
と乱数発生器132には次に説明する関係がある。
【0025】初期値変換テーブル131の出力は、符号
化のときと同じアドレスが与えられると、符号化のとき
も、復号化のときも同じ値を出力する。その値に応じた
乱数発生器32の出力系列を{s}、また乱数発生器1
32の出力系列を{t}とする。またデータ20,12
0を{x}、データ40,140を{y}とすると、
【0026】{x}+{s}={y} ……(5)
【0027】{y}+{t}={x} ……(6)
【0028】即ち、
【0029】 {x}+{s}+{t}={x} ……(7)
【0030】乱数発生器32と乱数発生器132は、初
期値が同じ場合には式(7)の関係にある乱数を発生す
る。なお、式(1)〜式(3)の「+」は符号器30、
および復号器130の中にある足し算と同じ演算を示し
ている。
【0031】次に動作であるが、メモリ150の復号し
たいデータのアドレス160をメモリー150と復号器
130とメモリー110に与える。メモリー150から
暗号データであるデータ140が出力される。また初期
値変換テーブル131は符号器30の時と同じ初期値を
出力する。乱数発生器132は前述した乱数系列を出力
する。この乱数系列とデータ140が足し合わされ、デ
ータ120となる。式(3)で説明したように、このデ
ータ120は暗号化される前のデータに復号されている
ことになる。
【0032】また、本発明の実施例は図1、図2だけで
なく、図3、図4のように構成してもよい。即ち図1の
符号化装置および図2の復号化装置においては、乱数系
列を乱数の初期値を与える初期値変換テーブルと、乱数
発生器によって発生させているが、図3の符号化装置お
よび図4の復号化装置においては、事前にアドレス毎に
乱数系列を計算しておき、それを乱数テーブル232と
乱数テーブル332に入れている。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る符号化装
置によれば、初期値変換テーブルを用いることにより、
符号化のための乱数系列を発生する初期値を、アドレス
毎に変更するようにしたので、不当な復号が行ないにく
くなる効果がある。
【0034】また、この発明に係る復号化装置によれ
ば、復号のための乱数を発生させるときに使用する乱数
発生のためのパラメータを記憶した初期値変換テーブル
を復号器の中に内蔵しているので、この復号器をLSI
化したときにもレイアウトパターンの解析等による復号
手順の解読を防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による符号化装置のブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例による復号化装置のブロック
図である。
【図3】本発明の他の実施例による符号化装置のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の他の実施例による復号化装置のブロッ
ク図である。
【図5】従来の符号化装置のブロック図である。
【図6】従来の復号化装置のブロック図である。
【図7】従来の他の符号化装置のブロック図である。
【図8】従来の他の復号化装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 メモリー 20 データ 30 符号器 31 初期値変換テーブル 32 乱数発生器 33 加算器 40 データ 50 メモリー 60 アドレス 110 メモリー 120 データ 130 復号器 131 初期値変換テーブル 132 乱数発生器 133 加算器 140 データ 150 メモリー 160 アドレス 230 符号器 232 乱数テーブル 330 復号器 332 乱数テーブル 630 符号器 631 初期値設定部 632 乱数発生器 633 加算器 731 初期値設定部 732 乱数発生器 733 加算器 830 符号器 832 乱数発生器 833 加算器 930 復号器 932 乱数発生器 933 加算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを暗号化するためにこれに加え合
    わす乱数を発生する乱数発生器と、 乱数を発生させるときに使用するパラメータを記憶して
    いるテーブルとを備えたことを特徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の符号化装置により暗号化され
    たデータを元のデータに復元する復号化装置において、 データを復号化するためにこれに加え合わす乱数を発生
    させる乱数発生器と、 乱数を発生させるときに使用するパラメータを記憶して
    いるテーブルとを備えたことを特徴とする復号化装置。
JP4148326A 1992-05-13 1992-05-13 符号化装置および復号化装置 Pending JPH05316104A (ja)

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JP4148326A JPH05316104A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 符号化装置および復号化装置

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JP4148326A JPH05316104A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 符号化装置および復号化装置

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JPH05316104A true JPH05316104A (ja) 1993-11-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07199808A (ja) * 1993-12-06 1995-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 暗号化方法及びシステム
US6480869B1 (en) 1999-02-03 2002-11-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Random-number generating circuit, non-contact IC card having random-number generating circuit, reader/writer, and method of testing an apparatus having the random generating circuit

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JP3320928B2 (ja) * 1993-12-06 2002-09-03 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 暗号化システム
US6480869B1 (en) 1999-02-03 2002-11-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Random-number generating circuit, non-contact IC card having random-number generating circuit, reader/writer, and method of testing an apparatus having the random generating circuit

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