JPH0844500A - データ記憶装置及び方法 - Google Patents

データ記憶装置及び方法

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JPH0844500A
JPH0844500A JP19626294A JP19626294A JPH0844500A JP H0844500 A JPH0844500 A JP H0844500A JP 19626294 A JP19626294 A JP 19626294A JP 19626294 A JP19626294 A JP 19626294A JP H0844500 A JPH0844500 A JP H0844500A
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泰信 加藤
Takushi Totsuka
卓志 戸塚
Noboru Oya
昇 大宅
Hiroyuki Shiotani
浩之 塩谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高効率、高速のデータ読み出し及び書き込み
を行なうためのデータ記憶装置及び方法を提供する。 【構成】 データ記憶装置1の記憶領域は主記憶領域A
2と仮記憶領域A1とから構成される。判断部5は、デ
ータの読み出し又は書き込みの順番を示す指令を受けた
ときに、該指令の示す順番に従ったデータの読み出し又
は書込みが所定時間内に終了するか否かを判断する。ま
た、選択部6は、データの読み出し又は書込みを行なう
領域を主記憶領域A2又は仮記憶領域A1のいずれかか
ら選択する。データ読み出しが所定時間内に終了しない
と判断された場合には、データの一部を仮記憶領域A1
に予め書き込んでおいてから指令の順番で一連のデータ
を読み出し、また、データ書込みが所定時間内に終了し
ないと判断された場合には、データの一部を仮記憶領域
A1に一時的に書き込み、これらのデータをその後の空
き時間を使って主記憶領域A2に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高効率、高速のデータ読
み出し及びデータ書き込みを目的とする新規なデータ記
憶装置及び方法を提供しようとするものであり、例え
ば、磁気ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク等
の情報記録媒体を使用したデータ記憶装置等に本発明を
適用すれば、動画像データの記録や再生を行なう場合に
高速なデータの読み出しや書き込みを実現することがで
きる。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク、ハードディスク、光磁気
ディスク等の情報記録媒体を使用したデータ記憶装置に
おいてデータ読み出し又はデータ書き込みを連続的に行
う場合、データの情報記録媒体上での格納場所、ディス
クの回転スピード、ヘッドの現在位置等の条件によって
ヘッドシークに要する時間が異なる。特にディスクの中
心とデータ格納場所との距離が不規則となるような場合
には、ヘッドが目的位置に移動して安定するまでにかな
りの時間を要するため、全体の作業を終了するまでに非
常に時間がかかることになる。
【0003】これに対して、要求されているデータ読み
出しあるいはデータ書き込みの順番が予め分かっていれ
ば、結果が変わらないようにデータの順番を入れ替えて
なるべくヘッドの移動時間を少なくするようにして全体
の作業を短縮する技法があり、これをヘッドスケジュー
リングという。
【0004】以下にヘッドスケジューリングの原理を簡
単に説明する。図8に示すように、例えば、複数のデー
タD1乃至D5が、ディスクa上の記憶領域に配置され
ているとする。即ち、データD1、D3、D5がディス
クaの外周寄りに同一トラック上に位置され、データD
2、D4が内周寄りの同一トラック上に位置されてい
る。
【0005】これらのデータD1乃至D5をデータD
1、データD2、データD3、データD4、データD5
の順番に読み出すならば、ヘッドがディスクの半径方向
に頻繁に移動することから読み出しに時間がかかること
が予想される。これをデータD1、データD3、データ
D5、データD2、データD4という順番に変更してデ
ータを読み出し、なんらかの方法を用いて短時間にデー
タの順番を正しく並び替えることができるならば作業を
終了するまでの時間を短縮することができる。また、デ
ータを書き込む際にも同様に順番を並び替えることによ
って作業時間を短縮することできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように効率良く
データ読み出しあるいはデータ書き込みを行うために
は、ヘッドスケジューリングを行ってデータの順番を変
更できる範囲を広く取れる方が良い。しかしながら、順
番を変更しても結果が変わらないという制限があるの
で、順番を変更することができる範囲は有限である。ま
た、その範囲を広く取れることができたとしても、あま
り広く取りすぎると今度は最適なヘッドスケジューリン
グを見つけ出すのに時間がかかり、要求があってから全
体の作業を終了するまでの時間が逆に増えてしまうとい
う問題がある。
【0007】このように最適なヘッドスケジューリング
を実行するには効率化や高速化の点で克服しなければな
らない問題点が多い。
【0008】さらに、最適なヘッドスケジューリングを
施したとしても、ヘッドの移動が全くなくなるわけでは
ないので依然として一定の転送レートを保つことができ
るという保証はない。
【0009】また、取り扱うデータが、例えば、映像デ
ータである場合には非常に高速な転送スピードが要求さ
れる。例えば、主に放送局で用いられているディジタル
コンポーネント映像信号規格は27MB/sという高速
なビデオレートで転送する必要があり、そのような信号
を記憶する装置に対しても高レートな読み出しあるいは
書き込みが要求される。よって、ハードディスク、光磁
気ディスク等の情報記録媒体を使用したデータ記憶装置
においてそのような信号を記録し又は再生する場合に
は、いかにヘッドスケジューリングを施してもその要求
に応えられないことがある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明データ記
憶装置は上記した課題を解決するために、データを記憶
するための主記憶領域とデータを一時的に記憶するため
の仮記憶領域とによって記憶領域が構成されるデータ記
憶装置であって、データの読み出し又は書き込みの順番
を示す指令を受けたときに、該指令の示す順番に従った
データの読み出し又は書込みが所定時間内に終了するか
否かを判断する判断部と、該判断部からの判断結果を受
けてデータの読み出し又はデータの書込みを行なう領域
を主記憶領域又は仮記憶領域のいずれかから選択する選
択部とを有し、判断部によりデータの読み出しが所定時
間内に終了しないと判断された場合には、データの一部
を仮記憶領域に予め書き込んでおいてから指令の順番で
一連のデータを読み出し、また、判断部によりデータの
書込みが所定時間内に終了しないと判断された場合に
は、データの一部を仮記憶領域に一時的に書き込み、こ
れらのデータをその後に主記憶領域に書き込むようにし
たものである。
【0011】また、本発明データ記憶方法は、データを
記憶するための主記憶領域とデータを一時的に記憶する
ための仮記憶領域とによって構成される記憶領域を選択
的に使用するデータ記憶方法であって、データの読み出
し又は書き込みの順番を示す指令を受けたときに、該指
令の示す順番に従ったデータの読み出し又は書込みが所
定時間内に終了するか否かを判断し、該判断結果からデ
ータの読み出しが所定時間内に終了しないと判断された
場合には、データの一部を仮記憶領域に予め書き込んで
おいてから指令の順番で一連のデータを読み出し、ま
た、データの書込みが所定時間内に終了しないと判断さ
れた場合には、データの一部を仮記憶領域に一時的に書
き込んだ後、これらのデータをその後に主記憶領域に書
き込むようにすることで上記の課題を解決する。
【0012】
【作用】本発明によれば、記憶領域に対して要求されて
いるデータ読み出し又はデータ書き込みの順番を示す指
令が判断部に与えられた場合に、指令に示す順番に従う
データの読み出しや書き込みが所定時間内に終了するか
否かを判断する。そして、データの読み出しが所定時間
内に終了しないと判断した場合には、時間内に終了しな
いと判断されたデータを予め主記憶領域から読み出して
おき、該データを選択部が選んだ仮記憶領域内に書き込
んでおく。そして、指令の順番に従って一連のデータを
読み出すときには、時間内に終了すると判断されたデー
タについてはこれを記憶領域部から読み出し、時間内に
終了しないと判断されたデータついてはこれを仮記憶領
域部から読み出す。尚、時間内に読み出しが終了しない
と判断されたデータを主記憶領域部から読み出して仮記
憶領域に書き込む作業は、少なくとも仮記憶領域より該
当するデータが読み出される前に終了させておく。
【0013】また、データの書き込みが時間内に終了し
ないと判断した場合には、選択部が仮記憶領域を選択し
てこれにデータの一部を書き込む。つまり、指令の順番
に従って一連のデータを書き込むときには、時間内に終
了すると判断されたデータについてはこれを主記憶領域
に書き込み、時間内に終了しないと判断されたデータに
ついてはこれを仮記憶領域部に一時的に書き込む。そし
て、その後、一時的に仮記憶領域に書き込まれたデータ
を本来格納すべき主記憶領域に書き移す作業を行なう。
【0014】
【実施例】以下に本発明の詳細を図示した実施例に従っ
て説明する。尚、図示した実施例は本発明をハードディ
スクのデータ読み出し及びデータ書き込みに適用した例
を示すものである。
【0015】ハードディスクの回転速度が一定であるな
らば、ディスクの外周付近におけるディスクとヘッドと
の相対速度はディスク内周付近における相対速度より速
い。従って、平均データ転送レートはディスクの外周付
近の方が高くなる。本発明では、図2に示すように、ハ
ードディスクaの外周縁寄りに位置する領域A1(梨地
で示す。)を仮記憶領域とし、その内側領域A2を主記
憶領域に割り当てている。つまり、ディスクの外周寄り
に位置して転送レートの高い仮記憶領域A1をデータの
一時記憶手段として活用することによって高レートのデ
ータ読み出しや書き込みを行うことができる。
【0016】図1はデータ記憶装置1の構成を示すもの
である。
【0017】データ記憶装置1は、データ書込部2、デ
ータ読出部3、指令部4、判断部5、選択部6とを有し
ている。
【0018】入力データは、データ書込部2を介してハ
ードディスクaの記憶領域に書き込まれるが、その際、
当該データが主記憶領域A2に直接的に書き込まれるか
又は一旦仮記憶領域A1への記録を経た後主記憶領域A
2に書き込まれるかが選択部6によって規定される。
尚、図ではスイッチの記号を用いて主記憶領域A2と仮
記憶領域A1との切換の様子を概念的に表しているが、
ここでは主記憶領域A2と仮記憶領域A1との間の選択
と、選択された主記憶領域A2又は仮記憶領域A1内の
未使用領域の選択という両概念を含んでいる。
【0019】ハードディスクaに記憶されたデータはデ
ータ読出部3を経て出力されるが、その際、主記憶領域
A2内のデータを読み出すか又は仮記憶領域A1内のデ
ータを読み出すかが選択部6によって規定される。
【0020】判断部5は、指令部4からの指令に従って
データ書込部2やデータ読出部3に信号(書込み/読み
出し要求等)を送出し、データのハードディスクaへの
書込みや読み出しに係る制御を行なうとともに、選択部
6に指令を送出して、データをどの領域のどの場所に書
込み又はどの領域のどの場所から読み出すかを指示す
る。
【0021】しかして、ハードディスクaに記憶された
データを読み出す場合のデータ記憶装置1の動作は以下
のようになる。
【0022】図3に示すように、ハードディスクaの主
記憶領域A2に点在するデータD1乃至D6をこの順番
で読み出す要求を判断部5が指令部4から受けたとす
る。
【0023】データD6は主記憶領域A2内の最外周の
トラック上に位置し、その内側のトラック上にデータD
1、D2、D4が位置しており、内周寄りのトラック上
にデータD3、D5が位置している。よって、データD
1、D2、D4、D6については比較的ディスクの外周
寄りのトラック上に書き込まれているので読み出しに時
間がかからないが、データD3及びD5はディスクの内
周付近のトラック上に書き込まれているので読み出しに
時間がかかることが予想される。
【0024】判断部5は、データ読み出しの順番を示す
リストに基づいて、データD1乃至D6をこの順番で読
み出したのでは、データD3及びD5の読み出しが所定
の時間内に終了しないと判断する。この判断結果を受け
て、選択部6はこれらのデータD3、D5のコピーを格
納するための領域を仮記憶領域A1内の未使用領域から
選択する。そして、図4に示すように、主記憶領域A2
内のデータD3及びD5を予め読み出しておき、矢印
A、Aで示すように、データD3、D5のコピーC3、
C5を選択部6が選択した仮記憶領域A1内の所定の場
所にそれぞれ書き込んでおく。つまり、データ読出部3
によって前もってデータD3、D5が読み出され、これ
らのデータのコピーC3、C5が選択部6の制御の下に
データ書込部2によって仮記憶領域A1の指定位置にそ
れぞれ記憶される。
【0025】このコピー作業が終了してから読み出しリ
ストの順番に従ってデータD1乃至D6がこの順番で読
み出されるが、データD1、D2、D4、D6について
は主記憶領域A2の各位置から読み出し、データD3及
びD5については仮記憶領域A1内の各位置から読み出
すことによって、一連のデータをディスクの外周寄りの
位置から読み出すことができるので、高速なデータ読み
出しを実現することができる。また、データD1乃至D
6を近接したトラック上の領域から読み出すことができ
るので、ヘッドの移動に要する時間を短縮することがで
きる。
【0026】以上のデータ読み出しの手順を箇条書きに
まとめると次のようになる。 (1)記憶領域に対して要求されているデータ読み出し
の順番を示す指令が判断部5に与えられる。 (2)指令の示す順番に従うデータの読み出しが所定時
間内に終了するか否かを判断部5が判断する。 (3)データの読み出しが所定時間内に終了すると判断
した場合には手順(4)に進み、データの読み出しが所
定時間内に終了しないと判断した場合には手順(4′)
に進む。 (4)指令の順番どおりにデータを主記憶領域A2から
読み出して作業を終了する。 (4′)読み出しが所定時間内に終了しないと判断され
たデータを予め主記憶領域A2から読み出しておき、該
データを選択部6が選んだ仮記憶領域A1内に前もって
書き込んでおく。 (5)指令の順番に従って一連のデータを読み出すに際
して、所定時間内に読み出しが終了すると判断されたデ
ータについてはこれを主記憶領域A2から読み出し、所
定時間内に読み出しが終了しないと判断されたデータつ
いてはこれを仮記憶領域A1から読み出して一連の作業
を終了する。
【0027】次に、データ記憶装置1において、ハード
ディスクaにデータを書き込む場合の動作は以下のよう
になる。
【0028】データD1乃至D6を、図3に示すよう
に、ハードディスクa上に点在する領域にこの順番で書
き込む要求を判断部5が指令部4から受けたとする。デ
ータD1、D2、D4、D6は比較的ディスクの外周付
近のトラックに書き込まれるので書き込みに時間がかか
らないが、データD3及びD5はディスクの内周付近の
トラックに書き込まれるので書き込みに時間がかかるこ
とが予想される。
【0029】判断部5はデータ書き込みの順番を示すリ
ストに基づいて、データD1乃至D6をこの順番で書き
込んだのでは、データD3及びD5の書き込みが所定の
時間内に終了しないと判断する。この判断結果を受けて
選択部6は、これらのデータを一時的に格納するための
領域を仮記憶領域A1内の未使用領域から選択する。
【0030】そして、リストの順番に従ってデータを書
き込むときには、図5に示すように、データD1、デー
タD2、データD4、データD6については主記憶領域
A2に書き込み、データ3D及びD5については仮記憶
領域A1に書き込む。これによって、一連のデータをデ
ィスクの外周寄りのトラック上に書き込むことができる
ので、高速なデータ書込みを実現することができる。ま
た、データD1乃至D6を互いに近接したトラック上の
領域に書き込むことができるので、ヘッドの移動に要す
る時間を短縮することができる。
【0031】仮記憶領域A1に書き込まれたデータD3
及びD5は、空き時間を利用して可能なときに本来格納
されるべき主記憶領域A2に書き込むようにする(図5
の矢印B、B参照。)。
【0032】以上のデータ書込みの手順を箇条書きにま
とめると次ぎのようになる。 (1)記憶領域に対して要求されているデータ書き込み
の順番を示す指令が判断部5に与えられる。 (2)指令の示す順番に従うデータの書き込みが所定時
間内に終了するか否かを判断部5が判断する。 (3)データの書き込みが所定時間内に終了すると判断
した場合には手順(4)に進み、データの書き込みが所
定時間内に終了しないと判断した場合には手順(4′)
に進む。 (4)指令の順番どおりにデータを主記憶領域A2に書
き込んで作業を終了する。 (4′)選択部6が仮記憶領域A1内の未使用領域を選
択してこれにデータの一部を書き込む。つまり、指令の
順番に従って一連のデータを書き込むときには、所定時
間内に書き込みが終了すると判断されたデータについて
はこれを主記憶領域A2に書き込み、所定時間内に書き
込みが終了しないと判断されたデータについてはこれを
仮記憶領域A1に一時的に書き込む。 (5)その後、一時的に仮記憶領域A1に書き込まれた
データを本来格納すべき主記憶領域A2に書き移して一
連の作業を終了する。
【0033】上記の実施例では、仮記憶領域A1がハー
ドディスクaの外周領域に配置されていたが、この仮記
憶領域A1をハードディスクaとは別の記憶手段を用い
て構成することができ、例えば、図6に示すように、ハ
ードディスクaの全記憶領域を主記憶領域A2とし、高
速記憶素子7によるメモリ空間を仮記憶領域A1に用い
ても良い。また、図7に示すように、仮記憶領域を高速
記憶素子7によるメモリ空間及びハードディスクa上の
記憶領域A1との両者によって構成し、所定時間内に読
み出し又は書込みが終了しないと判断されたデータを書
き込むための場所を高速記憶素子7によるメモリ空間又
はハードディスクa上に配置された仮記憶領域A1のい
ずれかから適宜に選択しても良い。
【0034】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1又は請求項6に係る発明によれば、所定時
間内に終了しないと判断されたデータ読み出しに関して
は、仮記憶領域部に予め読み出しデータの一部をコピー
しておき、該データを他のデータと併せて連続的に読み
出すときには、主記憶領域からデータの一部を読み出す
とともに仮記憶領域に事前に書き込まれたデータを当該
領域から読み出すことによって読み出し時間を所定時間
内に収め、効率の良いデータ読み出しを実現することが
でき、また、所定時間内に終了しないと判断されたデー
タ書き込みに関しては、データの一部を主記憶領域に書
き込み、他のデータを仮記憶領域に一時的に書き込み、
その後に仮記憶領域に書き込まれたデータを、空き時間
を利用して主記憶領域にコピーすることによって効率の
良いデータ書き込みを実現することができる。
【0035】請求項2又は請求項7に係る発明によれ
ば、主記憶領域に比して仮記憶領域の方がデータ読み出
し及び/又は書き込みを高速に行なうことができるよう
にすることによって、データ読み出し及び/又は書き込
みの高速化を図ることができる。
【0036】また、請求項3又は請求項8に係る発明に
よれば、仮記憶領域を高速記憶素子による記憶領域とす
ることによって、主記憶領域の記憶容量を減少させるこ
となく高レートなデータ読み出しや書き込みを実現する
ことができる。
【0037】そして、請求項4又は請求項9に係る発明
によれば、一の記憶手段の記憶領域を仮記憶領域と主記
憶領域とに分けて使用することによって、仮記憶領域の
ために別の記憶手段を設けることなく高レートなデータ
読み出しや書き込みを実現することができる。
【0038】請求項5又は請求項10に係る発明によれ
ば、仮記憶領域を高速記憶素子による記憶領域及び情報
記録媒体の記憶領域の両者に亘って配置することによっ
て、主記憶領域の記憶容量を著しく減少させることな
く、しかも仮記憶領域のために記憶容量の大きな記憶手
段を設けることなく高レートなデータ読み出しや書き込
みを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記憶装置の構成を概略的に
示す図である。
【図2】ハードディスクにおける主記憶領域と仮記憶領
域の配置を概念的に示す図である。
【図3】主記憶領域に配置されたデータの読み出し又は
書き込みの順番を概念的に示す図である。
【図4】仮記憶領域へのデータのコピーを概念的に示す
説明図である。
【図5】仮記憶領域部へのデータの書き込み及びその後
におけるデータの主記憶領域への書き込みを概念的に示
す説明図である。
【図6】本発明に係る変形例について説明するための図
である。
【図7】図6とは別の変形例について説明するための図
である。
【図8】ヘッドスケジューリングの原理について説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 データ記憶装置 5 判断部 6 選択部 7 高速記憶素子 a ハードディスク(情報記録媒体) A1 仮記憶領域 A2 主記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩谷 浩之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するための主記憶領域とデ
    ータを一時的に記憶するための仮記憶領域とによって記
    憶領域が構成されるデータ記憶装置であって、データの
    読み出し又は書き込みの順番を示す指令を受けたとき
    に、該指令の示す順番に従ったデータの読み出し又は書
    込みが所定時間内に終了するか否かを判断する判断部
    と、該判断部からの判断結果を受けてデータの読み出し
    又はデータの書込みを行なう領域を主記憶領域又は仮記
    憶領域のいずれかから選択する選択部とを有し、判断部
    によりデータの読み出しが所定時間内に終了しないと判
    断された場合には、データの一部を仮記憶領域に予め書
    き込んでおいてから指令の順番で一連のデータを読み出
    し、また、判断部によりデータの書込みが所定時間内に
    終了しないと判断された場合には、データの一部を仮記
    憶領域に一時的に書き込み、これらのデータをその後に
    主記憶領域に書き込むようにしたことを特徴とするデー
    タ記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ記憶装置におい
    て、仮記憶領域が主記憶領域に比して高速にデータを読
    み出し及び/又は書き込むことができる領域であること
    を特徴とするデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のデータ記
    憶装置において、主記憶領域が情報記録媒体上に配置さ
    れる記憶領域とされ、仮記憶領域が高速記憶素子を用い
    た記憶領域であることを特徴とするデータ記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のデータ記
    憶装置において、一の記憶手段を用い、その記憶領域を
    主記憶領域と仮記憶領域とに分けたことを特徴とするデ
    ータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載のデータ記
    憶装置において、仮記憶領域が高速記憶素子の記憶領域
    及び情報記憶媒体の記憶領域の両者に亘って配置されて
    おり、データ読み出し又はデータ書き込みを行う対象領
    域を選択部が主記憶領域又は仮記憶領域から選択すると
    ともに、選択部が仮記憶領域を選択するにあたって高速
    記憶素子又は情報記憶媒体の記憶領域のいずれかから対
    象領域を選択するようにしたことを特徴とするデータ記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 データを記憶するための主記憶領域とデ
    ータを一時的に記憶するための仮記憶領域とによって構
    成される記憶領域を選択的に使用するデータ記憶方法で
    あって、データの読み出し又は書き込みの順番を示す指
    令を受けたときに、該指令の示す順番に従ったデータの
    読み出し又は書込みが所定時間内に終了するか否かを判
    断し、該判断結果からデータの読み出しが所定時間内に
    終了しないと判断された場合には、データの一部を仮記
    憶領域に予め書き込んでおいてから指令の順番で一連の
    データを読み出し、また、データの書込みが所定時間内
    に終了しないと判断された場合には、データの一部を仮
    記憶領域に一時的に書き込んだ後、これらのデータをそ
    の後に主記憶領域に書き込むようにしたことを特徴とす
    るデータ記憶方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ記憶方法におい
    て、データの読み出しが所定時間内に終了しないと判断
    した場合に、データの一部を主記憶領域より高速な読み
    出しが可能な仮記憶領域に予め書き込んでおいてから指
    令の順番で一連のデータを読み出し、また、データの書
    込みが所定時間内に終了しないと判断した場合には、デ
    ータの一部を主記憶領域に書き込み、残りのデータを主
    記憶領域より高速な書き込みが可能な仮記憶領域に書き
    込んだ後、これらのデータをその後主記憶領域に書き移
    すようにしたことを特徴とするデータ記憶方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載のデータ記
    憶方法において、データの読み出しが所定時間内に終了
    しないと判断した場合に、データの一部を高速記憶素子
    を用いた仮記憶領域に予め書き込んでおいてから指令の
    順番で一連のデータを読み出し、また、データの書込み
    が所定時間内に終了しないと判断した場合には、データ
    の一部を情報記録媒体による主記憶領域に書き込み、残
    りのデータを高速記憶素子を用いた仮記憶領域に書き込
    んだ後、これらのデータをその後主記憶領域に書き移す
    ようにしたことを特徴とするデータ記憶方法。
  9. 【請求項9】 請求項6又は請求項7に記載のデータ記
    憶方法において、一の記憶手段による記憶領域を主記憶
    領域と仮記憶領域とに分けて使用することを特徴とする
    データ記憶方法。
  10. 【請求項10】 請求項6又は請求項7に記載のデータ
    記憶方法において、データの読み出しが所定時間内に終
    了しないと判断した場合に、仮記憶領域を構成する高速
    記憶素子及び情報記憶媒体の記憶領域のいずれかの領域
    を選択して当該選択領域にデータの一部を予め書き込ん
    でおいてから指令の順番で一連のデータを読み出し、ま
    た、データの書込みが所定時間内に終了しないと判断し
    た場合には、データの一部を主記憶領域に書き込むとと
    もに、残りのデータを、仮記憶領域を構成する高速記憶
    素子及び情報記憶媒体の記憶領域のいずれかの領域を選
    択してその領域に書き込んだ後、これらのデータをその
    後主記憶領域に書き移すようにしたことを特徴とするデ
    ータ記憶方法。
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