JPH0764731A - シーク時間短縮化ディスクサブシステム - Google Patents
シーク時間短縮化ディスクサブシステムInfo
- Publication number
- JPH0764731A JPH0764731A JP21363293A JP21363293A JPH0764731A JP H0764731 A JPH0764731 A JP H0764731A JP 21363293 A JP21363293 A JP 21363293A JP 21363293 A JP21363293 A JP 21363293A JP H0764731 A JPH0764731 A JP H0764731A
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- JP
- Japan
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- disk
- host
- disk device
- areas
- controller
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- Pending
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データを記憶する複数のディスク装置と、そ
のコントローラからなるディスクサブシステムにおい
て、ディスク装置を交換することなく、ホストからのア
クセスに対して最大シーク時間および平均シーク時間を
短縮する。 【構成】 データを記憶する複数のディスク装置と、そ
のコントローラからなるディスクサブシステムにおい
て、各ディスク装置内部のディスク媒体を同芯円状の複
数の領域に分割し、かつ、コントローラが、各ディスク
装置の前記分割領域のそれぞれの1つを選択し、それら
を組み合わせて、ホストに対する仮想的なディスク装置
となる、新たな記憶領域を合成する。
のコントローラからなるディスクサブシステムにおい
て、ディスク装置を交換することなく、ホストからのア
クセスに対して最大シーク時間および平均シーク時間を
短縮する。 【構成】 データを記憶する複数のディスク装置と、そ
のコントローラからなるディスクサブシステムにおい
て、各ディスク装置内部のディスク媒体を同芯円状の複
数の領域に分割し、かつ、コントローラが、各ディスク
装置の前記分割領域のそれぞれの1つを選択し、それら
を組み合わせて、ホストに対する仮想的なディスク装置
となる、新たな記憶領域を合成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を記憶する複数の
ディスク装置とそのコントローラを組み合わせた、ディ
スクサブシステムに関するもので、特に、複数の磁気デ
ィスク装置、複数の光磁気ディスク装置、複数の光ディ
スク装置、複数のフロッピディスク装置等を組み合わせ
て使用する場合であって、高速なシーク時間を必要とす
る動画の多重データ読み出しや、早いレスポンスを必要
とするデータベースにおけるランダム検索等に利用され
るディスクサブシステムに関するものである。
ディスク装置とそのコントローラを組み合わせた、ディ
スクサブシステムに関するもので、特に、複数の磁気デ
ィスク装置、複数の光磁気ディスク装置、複数の光ディ
スク装置、複数のフロッピディスク装置等を組み合わせ
て使用する場合であって、高速なシーク時間を必要とす
る動画の多重データ読み出しや、早いレスポンスを必要
とするデータベースにおけるランダム検索等に利用され
るディスクサブシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報を記憶する複数のディスク装置とそ
のコントローラを組み合わせた、ディスクサブシステム
は、従来周知である。
のコントローラを組み合わせた、ディスクサブシステム
は、従来周知である。
【0003】図3は、従来のディスクサブシステムの概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【0004】図3において、31,32,33はデータ
を記憶するディスク媒体、34,35,36はデータを
記憶するディスク媒体31,32,33をそれぞれ内部
に持つディスク装置、37は内部バス、38はコントロ
ーラ、39はディスクサブシステムとホストとの接続線
であり、ディスク装置34,35,36は、内部バス3
7により、コントローラ38と接続されており、さら
に、コントローラ38は、ディスクサブシステムとホス
トとの接続線39によりホストと接続さている。
を記憶するディスク媒体、34,35,36はデータを
記憶するディスク媒体31,32,33をそれぞれ内部
に持つディスク装置、37は内部バス、38はコントロ
ーラ、39はディスクサブシステムとホストとの接続線
であり、ディスク装置34,35,36は、内部バス3
7により、コントローラ38と接続されており、さら
に、コントローラ38は、ディスクサブシステムとホス
トとの接続線39によりホストと接続さている。
【0005】コントローラ38は、ホストからのアクセ
ス要求をディスク装置の制御コマンドに変換する命令変
換部40より構成される。
ス要求をディスク装置の制御コマンドに変換する命令変
換部40より構成される。
【0006】前記従来例のディスクサブシステムにおい
ては、ホストよりディスクサブシステムに対して書き込
み、読み出し等のアクセス要求がきた場合、コントロー
ラは、ホストからの要求をそのままディスク装置制御の
コマンドに置き換え、指定されたディスク装置に対して
書き込みや読み出しの制御を実行していた。
ては、ホストよりディスクサブシステムに対して書き込
み、読み出し等のアクセス要求がきた場合、コントロー
ラは、ホストからの要求をそのままディスク装置制御の
コマンドに置き換え、指定されたディスク装置に対して
書き込みや読み出しの制御を実行していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例のディスク
サブシステムでは、内部に配置した複数のディスク装置
に対し、ホストから指示通りにアクセス対象となるディ
スク装置を切り換え、そのディスク装置に対して制御コ
マンドを発行するのみのものであった。
サブシステムでは、内部に配置した複数のディスク装置
に対し、ホストから指示通りにアクセス対象となるディ
スク装置を切り換え、そのディスク装置に対して制御コ
マンドを発行するのみのものであった。
【0008】その結果、目的のデータが書かれているト
ラックへのヘッド移動が終了する時間(シーク時間)
は、常に単体のディスク装置と同じであり、ホストから
のアクセスに対して、最大および平均シーク時間を短縮
させるためには、内部に配置するディスク装置、そのも
のをシーク時間の短いものに置き換える必要があった。
ラックへのヘッド移動が終了する時間(シーク時間)
は、常に単体のディスク装置と同じであり、ホストから
のアクセスに対して、最大および平均シーク時間を短縮
させるためには、内部に配置するディスク装置、そのも
のをシーク時間の短いものに置き換える必要があった。
【0009】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、データ
を記憶する複数のディスク装置と、そのコントローラか
らなるディスクサブシステムにおいて、ディスク装置を
交換することなく、ホストからのアクセスに対して最大
および平均シーク時間の短縮を可能とする技術を提供す
ることにある。
るためになされたものであり、本発明の目的は、データ
を記憶する複数のディスク装置と、そのコントローラか
らなるディスクサブシステムにおいて、ディスク装置を
交換することなく、ホストからのアクセスに対して最大
および平均シーク時間の短縮を可能とする技術を提供す
ることにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、データを記憶する複数のディスク装置
と、そのコントローラからなるディスクサブシステムに
おいて、各ディスク装置内部のディスク媒体を同芯円状
の複数の領域に分割し、かつ、コントローラが、各ディ
スク装置の前記分割領域のそれぞれの1つを選択し、そ
れらを組み合わせて、ホストに対する仮想的なディスク
装置となる、新たな記憶領域を合成することを特徴とす
る。
に、本発明では、データを記憶する複数のディスク装置
と、そのコントローラからなるディスクサブシステムに
おいて、各ディスク装置内部のディスク媒体を同芯円状
の複数の領域に分割し、かつ、コントローラが、各ディ
スク装置の前記分割領域のそれぞれの1つを選択し、そ
れらを組み合わせて、ホストに対する仮想的なディスク
装置となる、新たな記憶領域を合成することを特徴とす
る。
【0012】
【作用】前記手段によれば、複数のディスク装置内部の
ディスク媒体を同芯円上の複数の領域に分割し、各ディ
スク媒体上から前記分割領域を1つ選択し、それらを組
み合わせて新たな記憶領域を合成するようにしたので、
その新たな記憶領域の全域をアクセスした場合において
も、各ディスク装置においては分割領域の内部のアクセ
スとなるため、各領域内部でのヘッドの移動距離の最大
値および平均値は、ヘッドがディスク媒体全域を移動す
る場合に比較して小さくでき、これにより、合成記憶領
域内のアクセスであれば、ヘッドのシーク時間の最大値
および平均値を小さくできる。
ディスク媒体を同芯円上の複数の領域に分割し、各ディ
スク媒体上から前記分割領域を1つ選択し、それらを組
み合わせて新たな記憶領域を合成するようにしたので、
その新たな記憶領域の全域をアクセスした場合において
も、各ディスク装置においては分割領域の内部のアクセ
スとなるため、各領域内部でのヘッドの移動距離の最大
値および平均値は、ヘッドがディスク媒体全域を移動す
る場合に比較して小さくでき、これにより、合成記憶領
域内のアクセスであれば、ヘッドのシーク時間の最大値
および平均値を小さくできる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0015】図1は、本発明の一実施例であるシーク時
間短縮化ディスクサブシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
間短縮化ディスクサブシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0016】図1において、1,2,3はデータを記憶
するディスク媒体、4,5,6はディスク媒体1,2,
3をそれぞれ内部に持つディスク装置、7は内部バス、
8はコントローラ、9はディスクサブシステムとホスト
との接続線であり、データを記憶するディスク媒体1,
2,3をそれぞれ内部に持つディスク装置4,5,6
は、内部バス7によりコントローラ8と接続されてお
り、さらに、コントローラ8は、ディスクサブシステム
とホストとの接続線9によりホストと接続されている。
するディスク媒体、4,5,6はディスク媒体1,2,
3をそれぞれ内部に持つディスク装置、7は内部バス、
8はコントローラ、9はディスクサブシステムとホスト
との接続線であり、データを記憶するディスク媒体1,
2,3をそれぞれ内部に持つディスク装置4,5,6
は、内部バス7によりコントローラ8と接続されてお
り、さらに、コントローラ8は、ディスクサブシステム
とホストとの接続線9によりホストと接続されている。
【0017】コントローラ8は、ホストからのアクセス
要求をディスク装置の制御コマンドに変換する命令変換
部10と、ホストからのアクセス要求のあった仮想ディ
スク装置の論理ブロックを実在するディスク装置の論理
ブロックへ変換するアドレス変換部11により構成され
る。
要求をディスク装置の制御コマンドに変換する命令変換
部10と、ホストからのアクセス要求のあった仮想ディ
スク装置の論理ブロックを実在するディスク装置の論理
ブロックへ変換するアドレス変換部11により構成され
る。
【0018】図2は、本発明の一実施例であるシーク時
間短縮化ディスクサブシステムの動作を説明するための
ブロック図である。
間短縮化ディスクサブシステムの動作を説明するための
ブロック図である。
【0019】図2において、1a,1b,1c、2a,
2b,2c、3a,3b,3cはそれぞれディスク媒体
1,2,3上で3つの同芯円上の領域に分割された領域
である。
2b,2c、3a,3b,3cはそれぞれディスク媒体
1,2,3上で3つの同芯円上の領域に分割された領域
である。
【0020】そして、ディスク媒体1より領域1aを、
ディスク媒体2より領域2aを、ディスク媒体3より領
域3aを、それぞれ選択し、それらを合成することによ
り、新たな記憶領域を生成し、コントローラ内のアドレ
ス変換部11を介して、ホストに対して仮想ディスク装
置21を構成する。
ディスク媒体2より領域2aを、ディスク媒体3より領
域3aを、それぞれ選択し、それらを合成することによ
り、新たな記憶領域を生成し、コントローラ内のアドレ
ス変換部11を介して、ホストに対して仮想ディスク装
置21を構成する。
【0021】同様に、領域1b,2b,3bを、それぞ
れ選択し、それらを合成することにより、新たな記憶領
域を生成し、コントローラ内のアドレス変換部11を介
して、ホストに対して仮想ディスク装置22、および、
領域1c,2c,3cを、それぞれ選択し、それらを合
成することにより、新たな記憶領域を生成し、コントロ
ーラ内のアドレス変換部11を介して、ホストに対して
仮想ディスク装置23を構成する。
れ選択し、それらを合成することにより、新たな記憶領
域を生成し、コントローラ内のアドレス変換部11を介
して、ホストに対して仮想ディスク装置22、および、
領域1c,2c,3cを、それぞれ選択し、それらを合
成することにより、新たな記憶領域を生成し、コントロ
ーラ内のアドレス変換部11を介して、ホストに対して
仮想ディスク装置23を構成する。
【0022】ホストより、仮想ディスク装置21へのア
クセス要求があった場合、ディスクサブシステムでは、
コントローラ内のアドレス変換部11によりアドレス変
換を行い、アクセス対象である論理ブロックを、ディス
ク媒体領域1a、ディスク媒体領域2a、または、ディ
スク媒体領域3aのいずれかの領域の論理ブロックに変
換する。
クセス要求があった場合、ディスクサブシステムでは、
コントローラ内のアドレス変換部11によりアドレス変
換を行い、アクセス対象である論理ブロックを、ディス
ク媒体領域1a、ディスク媒体領域2a、または、ディ
スク媒体領域3aのいずれかの領域の論理ブロックに変
換する。
【0023】その後、命令変換部10により、ホストか
らのアクセス要求をディスク装置4,5,6の解釈する
コマンドに変換し、前記アドレス変換結果に応じて、い
ずれかの装置を制御してデータのアクセスを行う。
らのアクセス要求をディスク装置4,5,6の解釈する
コマンドに変換し、前記アドレス変換結果に応じて、い
ずれかの装置を制御してデータのアクセスを行う。
【0024】したがって、仮想ディスク装置21へのア
クセスが連続して行われる場合、そのアクセス対象が1
a,2a,3aのどの領域であったとしても、もとのデ
ィスク装置4,5,6において、ヘッドがそのディスク
媒体全域を移動する場合に比較して、ヘッドの移動範囲
は1/3に制限される。
クセスが連続して行われる場合、そのアクセス対象が1
a,2a,3aのどの領域であったとしても、もとのデ
ィスク装置4,5,6において、ヘッドがそのディスク
媒体全域を移動する場合に比較して、ヘッドの移動範囲
は1/3に制限される。
【0025】それに応じて、最大シーク時間および平均
シーク時間も短縮される。
シーク時間も短縮される。
【0026】したがって、同一の仮想ディスク装置21
への連続アクセスを行う限りにおいては、ホストからの
アクセスに対して、最大シーク時間および平均シーク時
間を短縮することが可能である。
への連続アクセスを行う限りにおいては、ホストからの
アクセスに対して、最大シーク時間および平均シーク時
間を短縮することが可能である。
【0027】同様に、仮想ディスク装置22および23
へのアクセスにおいても、同一仮想ディスク装置への連
続アクセスである限り、元のディスク装置4,5または
6において、ヘッドがそのディスク媒体全域を移動する
場合に比較して、ヘッドの移動範囲は1/3に制限され
る。
へのアクセスにおいても、同一仮想ディスク装置への連
続アクセスである限り、元のディスク装置4,5または
6において、ヘッドがそのディスク媒体全域を移動する
場合に比較して、ヘッドの移動範囲は1/3に制限され
る。
【0028】それに応じて、最大シーク時間および平均
シーク時間も短縮される。
シーク時間も短縮される。
【0029】したがって、同一の仮想ディスク装置22
および23への連続アクセスを行う限りにおいては、ホ
ストからのアクセスに対して、最大シーク時間および平
均シーク時間を短縮することが可能である。
および23への連続アクセスを行う限りにおいては、ホ
ストからのアクセスに対して、最大シーク時間および平
均シーク時間を短縮することが可能である。
【0030】そして、このときの仮想ディスク装置2
1,22および23の総記憶容量は、元のディスク装置
4,5および6の合計値と同じである。
1,22および23の総記憶容量は、元のディスク装置
4,5および6の合計値と同じである。
【0031】即ち、ヘッドの位置決めの制御にかかる時
間xと、ヘッドの移動のためにかかる時間yとすると、
元のディスク装置単体の最大シーク時間はx+yとな
る。
間xと、ヘッドの移動のためにかかる時間yとすると、
元のディスク装置単体の最大シーク時間はx+yとな
る。
【0032】そして、ヘッドの移動のためにかかる時間
yは、移動距離に比例すると仮定すると、N領域に分割
した場合、仮想ディスク装置の最大シーク時間はy/N
+xとなり、したがって、最大シーク時間は、x+yか
ら、y/N+xに短縮することができる。
yは、移動距離に比例すると仮定すると、N領域に分割
した場合、仮想ディスク装置の最大シーク時間はy/N
+xとなり、したがって、最大シーク時間は、x+yか
ら、y/N+xに短縮することができる。
【0033】例えば、平均シーク時間が20ms、最大
経路のヘッド移動時間(最大シーク時間)が40msで
ある、ディスク装置が存在したとする。
経路のヘッド移動時間(最大シーク時間)が40msで
ある、ディスク装置が存在したとする。
【0034】このディスク装置の媒体を3つの領域に等
分割して3つの仮想ディスク装置を構成し、ホストから
そのうちの1つの仮想ディスク装置をアクセスした場
合、各ディスク装置でのディスク媒体上のヘッドの最大
移動距離は、ディスク媒体全域を移動した場合に比較し
て1/3に制限されることとなる。
分割して3つの仮想ディスク装置を構成し、ホストから
そのうちの1つの仮想ディスク装置をアクセスした場
合、各ディスク装置でのディスク媒体上のヘッドの最大
移動距離は、ディスク媒体全域を移動した場合に比較し
て1/3に制限されることとなる。
【0035】したがって、仮想ディスク装置の最大シー
ク時間は、実在する元のディスク装置の平均シーク時間
である20ms以下に短縮され、これは、元のディスク
装置の最大時間(40ms)の半分以下の値である。
ク時間は、実在する元のディスク装置の平均シーク時間
である20ms以下に短縮され、これは、元のディスク
装置の最大時間(40ms)の半分以下の値である。
【0036】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のディスク装置内部のディスク媒体を同芯円上の複
数の領域に分割し、各ディスク媒体上から前記分割領域
を1つ選択し、それらを組み合わせて新たな記憶領域を
合成するようにしたので、その新たな記憶領域の全域を
アクセスした場合においても、各ディスク装置において
は分割領域の内部のアクセスとなるため、各領域内部で
のヘッドの移動距離の最大値および平均値は、ヘッドが
ディスク媒体全域を移動する場合に比較して小さくで
き、これにより、合成記憶領域内のアクセスであれば、
ヘッドのシーク時間の最大値および平均値を小さくでき
る。
複数のディスク装置内部のディスク媒体を同芯円上の複
数の領域に分割し、各ディスク媒体上から前記分割領域
を1つ選択し、それらを組み合わせて新たな記憶領域を
合成するようにしたので、その新たな記憶領域の全域を
アクセスした場合においても、各ディスク装置において
は分割領域の内部のアクセスとなるため、各領域内部で
のヘッドの移動距離の最大値および平均値は、ヘッドが
ディスク媒体全域を移動する場合に比較して小さくで
き、これにより、合成記憶領域内のアクセスであれば、
ヘッドのシーク時間の最大値および平均値を小さくでき
る。
【0038】また、ホストに対して、従来のディスクサ
ブシステムと同じアクセス方法、および同じ総ディスク
記憶容量を提供したままで、同一仮想ディスク装置内を
アクセスした場合に、シーク時間の最大値および平均値
を短縮することが可能である。
ブシステムと同じアクセス方法、および同じ総ディスク
記憶容量を提供したままで、同一仮想ディスク装置内を
アクセスした場合に、シーク時間の最大値および平均値
を短縮することが可能である。
【図1】 本発明の一実施例であるシーク時間短縮化デ
ィスクサブシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
ィスクサブシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の一実施例であるシーク時間短縮化デ
ィスクサブシステムの動作を説明するためのブロック図
である。
ィスクサブシステムの動作を説明するためのブロック図
である。
【図3】 従来のディスクサブシステムの概略構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1,2,3…データを記憶するディスク媒体、1a,1
b,1c、2a,2b,2c、3a,3b,3c…ディ
スク媒体1,2,3上で3つの同芯円上の領域に分割さ
れた領域、4,5,6…ディスク媒体1,2,3を内蔵
するディスク装置、7…各ディスク装置とコントローラ
を接続する内部バス、8…コントローラ、9…ディスク
サブシステムとホストとの接続線、10…ホストからの
アクセス要求をディスク装置の制御コマンドに変換する
命令変換部、11…ホストからのアクセス要求のあった
仮想ディスク装置の論理ブロックを実在するディスク装
置の論理ブロックへ変換するアドレス変換部、21…デ
ィスク媒体1より領域1aを、ディスク媒体2より領域
2aをディスク媒体3より領域3aを、それぞれ選択
し、それらを合成することにより生成した仮想ディスク
装置、22,23…同様に、それぞれ、領域1b,2
b,3bを合成した仮想ディスク装置、領域1c,2
c,3cを合成した仮想ディスク装置、31,32,3
3…データを記憶するディスク媒体、34,35,36
…ディスク媒体31,32,33を内蔵するディスク装
置、37…内部バス、38…コントローラ、39…ディ
スクサブシステムとホストとの接続線、40…ホストか
らのアクセス要求をディスク装置の制御コマンドに変換
する命令変換部。
b,1c、2a,2b,2c、3a,3b,3c…ディ
スク媒体1,2,3上で3つの同芯円上の領域に分割さ
れた領域、4,5,6…ディスク媒体1,2,3を内蔵
するディスク装置、7…各ディスク装置とコントローラ
を接続する内部バス、8…コントローラ、9…ディスク
サブシステムとホストとの接続線、10…ホストからの
アクセス要求をディスク装置の制御コマンドに変換する
命令変換部、11…ホストからのアクセス要求のあった
仮想ディスク装置の論理ブロックを実在するディスク装
置の論理ブロックへ変換するアドレス変換部、21…デ
ィスク媒体1より領域1aを、ディスク媒体2より領域
2aをディスク媒体3より領域3aを、それぞれ選択
し、それらを合成することにより生成した仮想ディスク
装置、22,23…同様に、それぞれ、領域1b,2
b,3bを合成した仮想ディスク装置、領域1c,2
c,3cを合成した仮想ディスク装置、31,32,3
3…データを記憶するディスク媒体、34,35,36
…ディスク媒体31,32,33を内蔵するディスク装
置、37…内部バス、38…コントローラ、39…ディ
スクサブシステムとホストとの接続線、40…ホストか
らのアクセス要求をディスク装置の制御コマンドに変換
する命令変換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 一敏 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 データを記憶する複数のディスク装置
と、そのコントローラからなるディスクサブシステムに
おいて、各ディスク装置内部のディスク媒体を同芯円状
の複数の領域に分割し、かつ、コントローラが、各ディ
スク装置の前記分割領域のそれぞれの1つを選択し、そ
れらを組み合わせて、ホストに対する仮想的なディスク
装置となる、新たな記憶領域を合成することを特徴とす
るシーク時間短縮化ディスクサブシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21363293A JPH0764731A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | シーク時間短縮化ディスクサブシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21363293A JPH0764731A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | シーク時間短縮化ディスクサブシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0764731A true JPH0764731A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16642374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21363293A Pending JPH0764731A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | シーク時間短縮化ディスクサブシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764731A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001306398A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-11-02 | Quantum Corp | コンピュータシステム、ハードディスクドライブの認められる性能を最適化するための方法、およびコンピュータ読取可能媒体 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21363293A patent/JPH0764731A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001306398A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-11-02 | Quantum Corp | コンピュータシステム、ハードディスクドライブの認められる性能を最適化するための方法、およびコンピュータ読取可能媒体 |
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