JPH0844322A - マルチ画面の表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 １台のコンピューターでマルチ画面を部分的
に自由に切り換える。 【構成】 ４枚のＴＦＴ液晶パネルで一組のマルチ画面
が構成され、各パネルには各表示用コントローラと各表
示用メモリーとが接続されている。パソコンのインター
フエイス端子には受信回路を介しメインコントローラ
が、その画像信号端子にはシフトレジスターを介しメイ
ンメモリーが接続され、メインコントローラ、メインメ
モリーはコントローラバスを介し各表示用メモリーに接
続されている。インターフエイス端子から画像割付命令
が出力されると、メインコントローラはメインメモリー
から画像信号を呼び出し、命令指定のパネルの表示用メ
モリーに送信する。送信されたパネルの表示用コントロ
ーラは表示用メモリーのその画像をパネルに映し出す。 【効果】 作業者は１台のパソコンの操作で各パネルの
画像を選定でき、異なる情報をマルチ画面に映し出せ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、マルチ画面の表示技
術、特に、コンピューターから出力される文字や図画等
の情報を複数のディスプレーに所望に応じてそれぞれ映
し出す技術に関し、例えば、半導体装置の製造工場にお
いて、生産の進行状況や製造装置の稼働状態等の情報を
各工程の作業者に告知するのに利用して有効な技術に関
する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、半導体装置の製造工場において
は、生産性の向上や工完の短縮等の観点から、コンピュ
ーターによる生産計画や生産管理が実施されている。一
方、半導体装置の製造工場においては、製造工程が多岐
に分かれており、各工程の作業者は現在の生産進行状況
や製造装置の稼働状態等についての情報を逐次入手しよ
うとしている。そこで、コンピューターの生産に関する
情報を各工程の作業者が所望に応じて知得することがで
きるならば、生産性をより一層向上させることができ
る。

【０００３】従来、コンピューターから出力される文字
や図画等の情報を複数の人間に同時に提供する方法とし
ては、コンピューターの情報を複数の人間が同時に観察
し得るように画面に映し出す方法がある。そして、この
方法としては、ＬＥＤ表示パネル等によって構成された
大形スクリーンにコンピューターの情報を映し出す方法
と、複数台のモニターテレビによって構成されたマルチ
スクリーンにコンピューターの情報を映し出す方法とが
考えられる。

【０００４】なお、コンピューターによるプロセス管理
技術を述べてある例としては、株式会社工業調査会発行
「電子材料１９８２年１１月号別冊」昭和５７年１１月
１８日発行 Ｐ３５〜Ｐ４１、がある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、大形スクリー
ンにコンピューターの情報を映し出す方法においては、
表示情報量が限定されるという問題点がある。

【０００６】他方、マルチスクリーンにコンピューター
の情報を映し出す方法においては、各モニターテレビを
制御するコントローラが複雑になって高価になり、しか
も、全体的に大形で大重量になるという問題点がある。
また、複数台のパーソナルコンピューターを並べること
によってマルチスクリーンを構築したり、１台のパーソ
ナルコンピューターのディスプレーの画面を時間的に切
り換えて表示したりする改造が必要になる。

【０００７】本発明の目的は、コンピューターを改造せ
ずに、１台のコンピューターによって多数の画面を切り
換えることができるとともに、表示する情報を質および
量共に高めることができるマルチ画面の表示装置を提供
することにある。

【０００８】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。

【００１０】すなわち、コンピューターから出力される
情報を複数のディスプレーに表示するマルチ画面の表示
装置であって、前記複数のディスプレーによって一組の
マルチ画面が構成されているとともに、各ディスプレー
には画像信号データーをそれぞれ記憶する各表示用画像
メモリーと、各表示用画像メモリーにそれぞれ記憶され
た画像信号データーに基づいて画像を各ディスプレーに
それぞれ映し出させる各表示用コンピューターとがそれ
ぞれ接続されており、一方、前記コンピューターのイン
ターフエイス端子にはコンピューターからのコマンドを
解析して画像入力処理と画像割り付け処理とを制御する
メインコントローラが接続されており、また、前記コン
ピューターの画像信号端子にはコンピューターからの画
像信号データーを一時的に記憶するメイン画像メモリー
が接続されており、前記メインコントローラおよび前記
メイン画像メモリーはコントローラバスを介して前記各
表示用画像メモリーにそれぞれ接続されていることを特
徴とする。

【００１１】

【作用】前記した手段において、作業者のコンピュータ
ーの操作によって、コンピューターのインターフエイス
端子からコマンドが出力されると、このコマンドはメイ
ンコントローラによって解析されて画像入力処理と画像
割り付け処理とが制御される。今、画像入力コマンドが
出力されたとすると、メインコントローラの制御によっ
て、コンピューターの画像信号端子からの画像信号デー
ターがメイン画像メモリーに取り込まれて記憶される。

【００１２】次いで、コンピューターのインターフエイ
ス端子から画像割り付けコマンドが出力されたとする
と、画像割り付けコマンドはメインコントローラによっ
て解析され、割り付けコマンドによって指定された画像
信号データーがメイン画像メモリーから呼び出されると
ともに、割り付けコマンドによって指定された各ディス
プレーの表示用画像メモリーにコントローラバスを通じ
てそれぞれ送信される。

【００１３】例えば、第１ディスプレーの表示用画像メ
モリーにメイン画像メモリーから第１画像信号データー
が送信されて来ると、この表示用画像メモリーの記憶内
容は送信されて来た第１画像信号データーに更新され
る。そして、第１ディスプレーが今まで映し出していた
情報画像は、第１ディスプレーの表示用コントローラに
よって表示用画像メモリーに更新された第１画像信号の
情報である画像に切り換えられる。この切り換えられた
情報画像は表示用画像メモリーに次の画像信号が送信さ
れて来るまで、表示用コントローラおよび表示用画像メ
モリーによって維持される。

【００１４】このようにして、前記した手段によれば、
複数のディスプレーによって一組のマルチ画面が構成さ
れているとともに、一組のマルチ画面を構成する各ディ
スプレーが映し出す画像はコンピューターの操作によっ
て所望に応じて格別に切り換えることができるため、一
枚のマルチ画面が映し出す画像は部分的かつ所望に応じ
て自由に変更することができ、その結果、一枚のマルチ
画面が映し出す情報を質および量共に高めることができ
る。

【００１５】

【実施例】図１は本発明の一実施例であるマルチ画面の
表示装置を示す回路図である。図２（ａ）、（ｂ）はそ
の作用を説明するための各説明図である。

【００１６】本実施例において、本発明に係るマルチ画
面の表示装置は、半導体装置の製造工場において、生産
の進行状況に関する情報を作業者に提供するものとして
構成されている。このマルチ画面の表示装置は、１台の
パーソナルコンピューター１と、４枚のＴＦＴ（薄膜ト
ランジスター）液晶パネル１０、２０、３０、４０とを
備えている。

【００１７】各ＴＦＴ液晶パネルはマルチ画面の各単位
画面を構成するためのディスプレーの一例であり、４枚
のＴＦＴ液晶パネルによって、一組のマルチ画面が構成
されている。すなわち、４枚のＴＦＴ液晶パネル１０、
２０、３０、４０は長方形の板形状に形成された一枚の
マルチ画面ボード５０に碁盤の目のように配置されて、
マルチ画面ボード５０上において４枚で一組のマルチ画
面５１を構成するように搭載されている。そして、ＴＦ
Ｔ液晶パネルはきわめて薄く構成されているため、この
マルチ画面ボード５０はきわめて薄く構築することがで
きる。つまり、一枚のマルチ画面ボード５０は所謂、壁
掛け式の大形ディスプレー（壁掛け式大形表示装置）を
実現している。したがって、マルチ画面ボード５０は半
導体装置の製造工場の壁等に掛けて設置することができ
るため、占拠面積は最小限度になる。なお、壁掛け式の
大形ディスプレーを実現するマルチ画面ボード５０は、
ＴＦＴ液晶パネルに限らず、ＴＦＴ液晶パネル以外の液
晶パネルによっても構築することができる。また、図１
で、ＴＦＴ液晶パネルは縦長に図示されているが、横長
に配置することができる。

【００１８】各ＴＦＴ液晶パネル１０、２０、３０、４
０には各表示用コントローラ１１、２１、３１、４１
と、各表示用画像メモリー（以下、表示用メモリーとい
う。）１２、２２、３２、４２とがそれぞれ接続されて
いる。各表示用コントローラは各表示用メモリーに記憶
された画像信号データーに基づいて画像を各ＴＦＴ液晶
パネルに映し出させるように構成されている。

【００１９】一方、パーソナルコンピューター１のＲＳ
２３２Ｃ（以下、インターフエイスという。）端子２に
は受信回路３が接続されており、この受信回路３はパー
ソナルコンピューター１からの画像入力コマンドおよび
画像割り付けコマンドを受信するようになっている。こ
の受信回路３にはメインコントローラ４が接続されてお
り、メインコントローラ４はパーソナルコンピューター
１からの画像入力コマンドおよび画像割り付けコマンド
を解析し、画像入力処理と画像割り付け処理とを制御す
るようになっている。

【００２０】また、パーソナルコンピューター１のＲＧ
Ｂ信号（以下、画像信号という。）端子５にはシフトレ
ジスター６が接続されており、このシフトレジスター６
にはメイン画像メモリー（以下、メインメモリーとい
う。）７が接続されている。シフトレジスター６はパー
ソナルコンピューター１からの画像信号をメインメモリ
ー７に取り込むようになっている。そして、メインコン
トローラ４およびメインメモリー７はコントローラバス
８を介して各表示用メモリー１２、２２、３２、４２に
それぞれ接続されている。

【００２１】なお、機械的には、受信回路３、メインコ
ントローラ４、シフトレジスター６およびメインメモリ
ー７はパーソナルコンピューター１側に組み込むことが
望ましい。なぜならば、マルチ画面ボード５１を増設す
る場合に有利であるからである。しかし、受信回路３、
メインコントローラ４、シフトレジスター６およびメイ
ンメモリー７は、各表示用コントローラ１１、２１、３
１、４１および各表示用メモリー１２、２２、３２、４
２と共に、マルチ画面ボード５０側に一体的に組み込ん
でもよい。

【００２２】次に作用を説明する。作業者のパーソナル
コンピューター１の操作によって、パーソナルコンピュ
ーター１のインターフエイス端子２からコマンドが出力
されると、このコマンドは受信回路３によって受信され
る。そして、このパーソナルコンピューター１からのコ
マンドは受信回路３に接続されたメインコントローラ４
によって解析され、画像入力処理と画像割り付け処理と
が適宜制御されることになる。

【００２３】今、パーソナルコンピューター１のインタ
ーフエイス端子２から画像入力コマンドが出力されたと
すると、メインコントローラ４の制御によって、パーソ
ナルコンピューター１の画像信号端子５からの画像信号
データーがメインメモリー７にシフトレジスター６を介
して取り込まれて記憶される。

【００２４】次いで、パーソナルコンピューター１のイ
ンターフエイス端子２から画像割り付けコマンドが出力
されると、画像割り付けコマンドはメインコントローラ
４によって解析され、メインコントローラ４によって画
像割り付け処理が実行される。すなわち、割り付けコマ
ンドによって指定された画像信号データーがメインメモ
リー７から呼び出されるとともに、呼び出された画像信
号データーが割り付けコマンドによって指定された各Ｔ
ＦＴ液晶パネルの表示用メモリーにコントローラバス８
を通じてそれぞれ送信される。

【００２５】例えば、第１ＴＦＴ液晶パネル１０の表示
用メモリー１２にメインメモリー７から第１画像信号デ
ーター１３が送信されて来ると、この表示用メモリー１
２の記憶内容は送信されて来た第１画像信号データー１
３に更新される。そして、第１ＴＦＴ液晶パネル１０が
今まで映し出していた情報内容である旧画像１４（図２
の（ａ）参照）は、第１ＴＦＴ液晶パネル１０の表示用
コントローラ１１によって表示用メモリー１２に更新さ
れた第１画像信号データー１３の情報内容である新画像
１５（図２の（ｂ）参照）に切り換えられる。切り換え
られた新画像１５は表示用メモリー１２に次の画像信号
データーが送信されて来るまで、表示用コントローラ１
１および表示用メモリー１２によって維持される。

【００２６】同時に、第２ＴＦＴ液晶パネル２０の表示
用メモリー２２にメインメモリー７から第２画像信号デ
ーター２３が送信されて来ると、この表示用メモリー２
２の記憶内容は送信されて来た第２画像信号データー２
３に更新される。そして、第２ＴＦＴ液晶パネル２０が
今まで映し出していた情報内容である旧画像２４（図２
の（ａ）参照）は、第２ＴＦＴ液晶パネル２０の表示用
コントローラ２１によって表示用メモリー２２に更新さ
れた第２画像信号データー２３の情報内容である新画像
２５（図２の（ｂ）参照）に切り換えられる。切り換え
られた新画像２５は表示用メモリー２２に次の画像信号
データーが送信されて来るまで、表示用コントローラ２
１および表示用メモリー２２によって維持されることに
なる。

【００２７】このようにして、半導体装置の製造工場に
おける各工程の作業者は１台のパーソナルコンピュータ
ー１を操作することにより、各ＴＦＴ液晶パネル１０、
２０、３０、４０にそれぞれ映し出させる画像を所望に
応じて自由に選定することができる。そして、各ＴＦＴ
液晶パネル１０、２０、３０、４０にそれぞれ映し出さ
せる画像を自由に選定することにより、一組のマルチ画
面５１に映し出された画像は部分的に自由に変更される
ことになる。このため、半導体装置の製造工場における
各工程の作業者は、自分が必要な生産に関する情報をマ
ルチ画面５１によって逐次知得することができる。しか
も、作業者は自分が必要な複数の異なる情報をマルチ画
面５１上に同時に映し出させることができるため、同時
に映し出された情報を一枚のマルチ画面５１上において
全体的に鳥瞰することができ、情報同士の比較を容易に
実行することができる。

【００２８】前記実施例によれば、次の効果が得られ
る。 （１） 複数枚のＴＦＴ液晶パネルによって一組のマル
チ画面が構成されているとともに、一組のマルチ画面を
構成する各ＴＦＴ液晶パネルが映し出す画像はパーソナ
ルコンピューターの操作によって所望に応じて格別に切
り換えることができるため、一枚のマルチ画面が映し出
す画像は部分的かつ所望に応じて自由に変更することが
でき、その結果、一枚のマルチ画面が映し出す情報を質
および量共に高めることができる。

【００２９】（２） 前記（１）により、複数の異なる
画像をマルチ画面に同時に映し出させることができるた
め、マルチ画面を見る者は同時に映し出された情報を一
枚のマルチ画面上において全体的に鳥瞰することがで
き、情報同士の比較を容易に実行することができる。

【００３０】（３） 複数枚のＴＦＴ液晶パネルが映し
出す画像を１台のパーソナルコンピューターによって切
り換えることができ、しかも、パーソナルコンピュータ
ー自体は改造しないで済むため、マルチ画面の表示装置
全体としての製造コストおよびランニングコストを大幅
に節約することができる。

【００３１】（４） マルチ画面の単位画面数や各単位
画面の大きさは、マルチ画面ボードに搭載するＴＦＴ液
晶パネルの枚数および大きさを増減することにより、自
由に設定することができる。

【００３２】（５） また、マルチ画面ボード自体の数
（台数）は、メインコントローラおよびメインメモリー
へのマルチ画面ボードの接続数を増加することにより、
自由に増加することができる。

【００３３】（６） マルチ画面を構成するディスプレ
ーとしてＴＦＴ液晶パネルが使用されているため、マル
チ画面ディスプレーを薄形かつ軽量に構成することがで
き、壁掛け式の大形ディスプレーを実現することができ
る。

【００３４】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。

【００３５】例えば、マルチ画面の各単位画面を構成す
るためのディスプレーとしては、ＴＦＴ液晶パネルを使
用するに限らず、ＴＦＴ液晶パネル以外の液晶パネルや
ＣＲＴディスプレー等を使用することができる。

【００３６】マルチ画面を構成する単位画面の枚数は、
４枚に限らず、必要に応じた複数枚に設定することがで
きる。また、マルチ画面自体の数は、１台に限らず、必
要に応じて増加することができる。

【００３７】コンピューターとしては、パーソナルコン
ピューターを使用するに限らず、ワークステーションや
オフィスコンピューター、汎用コンピューターさらには
ワードプロセッサー等を使用することができる。

【００３８】メインコントローラが接続されるインター
フエイス端子は、ＲＳ２３２Ｃ端子に限らず、その他の
シリアルインターフエイス端子またはパラレルインター
フエイス端子であってもよい。

【００３９】また、メインメモリーが接続される画像信
号端子は、ＲＧＢ信号端子に限らず、コンポジット（複
合）信号端子等の他種の画像信号端子であってもよい。

【００４０】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
装置の製造工場における生産進行状況告知用のマルチ画
面の表示装置に適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、マルチ画面の表示装置全般
に適用することができる。本発明に係るマルチ画面の表
示装置の用途例としては、各種製造業における生産進行
状況や生産高、品質管理情報および製造設備の稼働状況
等の表示や告知、各種販売業における売上高や在庫状況
等の表示や告知、各種サービス業における情報案内等の
表示や告知が、考えられる。

【００４１】

【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。

【００４２】複数のディスプレーによって一組のマルチ
画面が構成されているとともに、一組のマルチ画面を構
成する各ディスプレーが映し出す画像はコンピューター
の操作によって所望に応じて格別に切り換えることがで
きるため、一枚のマルチ画面が映し出す画像は部分的か
つ所望に応じて自由に変更することができ、その結果、
一枚のマルチ画面が映し出す情報を質および量共に高め
ることができる。

【００４３】複数の異なる画像をマルチ画面に同時に映
し出させることができるため、マルチ画面を見る者は同
時に映し出された情報を一枚のマルチ画面上において全
体的に鳥瞰することができ、情報同士の比較を容易に実
行することができる。

【００４４】複数のディスプレーが映し出す画像を１台
のコンピューターによって切り換えることができ、しか
も、コンピューター自体は改造しないで済むため、マル
チ画面の表示装置全体としての製造コストおよびランニ
ングコストを大幅に節約することができる。

【００４５】マルチ画面の単位画面数や各単位画面の大
きさは、マルチ画面ボードに搭載するディスプレーの数
および大きさを増減することにより、自由に設定するこ
とができる。また、マルチ画面自体の数（台数）は、メ
インコントローラおよびメインメモリーへのマルチ画面
の接続数を増加することにより、自由に増加することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例であるマルチ画面の表示装置
を示す回路図である。

【図２】（ａ）、（ｂ）はその作用を説明するための各
説明図である。

【符号の説明】

１…パーソナルコンピューター（コンピューター）、２
…ＲＳ２３２Ｃ（インターフエイス）端子、３…受信回
路、４…メインコントローラ、５…ＲＧＢ信号（画像信
号）端子、６…シフトレジスター、７…メインメモリー
（メイン画像メモリー）、８…コントローラバス、１
０、２０、３０、４０…ＴＦＴ液晶パネル（ディスプレ
ー）、１１、２１、３１、４１…表示用コントローラ、
１２、２２、３２、４２…表示用メモリー（表示用画像
メモリー）、１３、２３…画像信号データー、１４、２
４、１５、２５…画像、５０…マルチ画面ボード、５１
…マルチ画面。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長沢 新市 東京都千代田区大手町二丁目６番２号 日 立電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 佐藤 勝法 東京都小平市上水本町５丁目20番１号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンピューターから出力される情報を複
   数のディスプレーに表示するマルチ画面の表示装置であ
   って、 前記複数のディスプレーによって一組のマルチ画面が構
   成されているとともに、各ディスプレーには画像信号デ
   ーターをそれぞれ記憶する各表示用画像メモリーと、各
   表示用画像メモリーにそれぞれ記憶された画像信号デー
   ターに基づいて画像を各ディスプレーにそれぞれ映し出
   させる各表示用コントローラとがそれぞれ接続されてお
   り、 一方、前記コンピューターのインターフエイス端子には
   コンピューターからのコマンドを解析して画像入力処理
   と画像割り付け処理とを制御するメインコントローラが
   接続されており、 また、前記コンピューターの画像信号端子にはコンピュ
   ーターからの画像信号データーを一時的に記憶するメイ
   ン画像メモリーが接続されており、 前記メインコントローラおよび前記メイン画像メモリー
   はコントローラバスを介して前記各表示用画像メモリー
   にそれぞれ接続されていることを特徴とするマルチ画面
   の表示装置。
2. 【請求項２】 複数のディスプレーが液晶パネルによっ
   て構成されており、これら液晶パネルが一枚のマルチ画
   面ボードに搭載されていることを特徴とする請求項１に
   記載のマルチ画面の表示装置。
3. 【請求項３】 コンピューターがパーソナルコンピュー
   ターであり、インターフエイス端子がＲＳ２３２Ｃ端子
   であり、画像信号端子がＲＧＢ信号端子であることを特
   徴とする請求項１または請求項２に記載のマルチ画面の
   表示装置。