JPH0844286A - 衝突体験装置 - Google Patents

衝突体験装置

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Publication number
JPH0844286A
JPH0844286A JP18374694A JP18374694A JPH0844286A JP H0844286 A JPH0844286 A JP H0844286A JP 18374694 A JP18374694 A JP 18374694A JP 18374694 A JP18374694 A JP 18374694A JP H0844286 A JPH0844286 A JP H0844286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collision
carriage
base
truck
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18374694A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Ishiko
唯雄 石子
Eiichi Sano
栄一 佐野
Koichi Hida
幸一 飛田
Kenji Koga
謙次 古賀
Katsuhiro Tsujisawa
克浩 辻沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP18374694A priority Critical patent/JPH0844286A/ja
Publication of JPH0844286A publication Critical patent/JPH0844286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の衝突時の衝撃を擬似的に体験させる衝
突体験装置において、乗員の人数や体重に関わらず衝突
速度を一定にする。 【構成】 キャスタ3を備えた水平な基台1の上面にガ
イドレール8を介して台車6を走行自在に支持し、この
台車6に乗員が座乗するシート5を設ける。台車6は基
台1に沿って設けたリニアモータ14によって所定速度
(例えば、6.5km/h)で推進され、乗員は台車6
が基台1の前端に設けたショックアブソーバ13に衝突
する際に発生する衝撃を体験する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の衝突時における
衝撃を擬似的に体験するための衝突体験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両が衝突した際の衝撃をドライバーに
疑似的に体験させて安全意識の向上に資するための衝突
体験装置として、図3に示すものが知られている。
【0003】この衝突体験装置は矩形状の基台1を備え
る。基台1を後部が高く前部が低くなるように傾斜した
状態で支持すべく、基台1の後端に支持部材2が設けら
れる。基台1の前端及び支持部材2の下端に、前後各2
個のキャスタ3…及び前後各2個のジャッキ4…が設け
られる。従って、キャスタ3…を床面に接地させた状態
では、基台1を人力で押すことによりキャスタ3…を介
して任意の位置に移動させることができ、またジャッキ
4…を下降させて床面に接地させれば基台1を移動不能
に固定することができる。
【0004】上面に左右一対のシート5,5を支持した
板状の台車6の下面に設けられた前後各2個のスライド
ガイド7が、基台1の上面にその長手方向に沿って敷設
された左右一対のガイドレール8,8に摺動自在に支持
される。台車6の後端には門形の後枠9が立設されてお
り、この背枠9と台車6との間にシート5,5に座乗し
た乗員を拘束するシートベルト10,10が設けられ
る。また台車6の前端には乗員が握る門形の前枠11
と、乗員の足を乗せる足置き12とが設けられる。
【0005】基台1の前端及び後端には、台車6の前端
及び後端に対向する前後各一対のショックアブソーバ1
3…が設けられる。
【0006】而して、上記構成を備えた衝突体験装置の
台車6を基台1の後端に移動させ、図示せぬラッチで固
定して乗員をシート5,5に座乗させる。前記ラッチを
外すと台車6が重力で前方にスライドし、基台1の前端
でショックアブソーバ13,13に衝突して停止する。
その際に、乗員は衝突の衝撃を体感することができる。
尚、後側のショックアブソーバ13,13は台車6を元
位置に戻す際のストッパとして機能する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
衝突体験装置は、一対のシート5,5に二人の乗員が乗
る場合と一人の乗員が乗る場合とで、或いは乗員の体重
が大きい場合と小さい場合とで、台車6が基台1の前端
でショックアブソーバ13,13に衝突する速度が安定
せず、衝突速度が過大になったり過小になったりする問
題があった。
【0008】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、台車を一定の速度でショックアブソーバに衝突さ
せ、常に適切な大きさの衝撃を発生させることが可能な
衝突体験装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、車両の衝突時における衝撃を擬似的に体
験するための衝突体験装置であって、略水平な基台と、
基台上に設けられたガイドレールと、ガイドレールに走
行自在に支持された台車と、台車に設けられたシート
と、基台の前端に設けられて台車に当接可能なショック
アブソーバと、台車をガイドレールに沿って推進するリ
ニアモータとを備えたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は衝突体験装置の全体側面図、図2は図1の
2−2線断面図である。尚、本実施例において、図3に
示した従来の衝突体験装置の部材に対応する部材には同
一の符号が付してある。
【0012】図1及び図2に示すように、この衝突体験
装置は略水平な基台1を備えており、この基台1の4隅
にそれぞれキャスタ3…及びジャッキ4…が設けられ
る。基台1に敷設した一対のガイドレール8,8にスラ
イドガイド7…を介して摺動自在に支持された台車6
は、リニアモータ14によって駆動される。リニアモー
タ14は基台1の左右方向中央部に長手方向に沿って配
設されたリニアガイド15と、台車6の下面に固着され
てリニアガイド15に沿って磁気的に駆動されるスライ
ダー16とから構成されており、スライダー16の走行
速度は基台1の後端に設けた操作パネル17により制御
される。リニアモータ14の駆動用電源としては、家庭
用の100V電源が用いられる。
【0013】従来の衝突体験装置と同様に、台車6の上
面には一対のシート5,5と、後枠9と、シートベルト
10,10と、前枠11と足置き12とが設けられると
ともに、基台1の前端及び後端にそれぞれ2個のショッ
クアブソーバ13…が設けられる。
【0014】而して、操作パネル17を操作してリニア
モータ14を逆方向に駆動することにより、台車6を基
台1の後端のショックアブソーバ13,13に当接する
スタート位置まで後退させる。台車6上のシート5,5
に乗員が乗り込むと、リニアモータ14を正方向に駆動
して台車6を前方に向けて走行させ、基台1の前端でシ
ョックアブソーバ13,13に衝突させることにより、
乗員に衝突の衝撃を体感させる。台車6がショックアブ
ソーバ13,13に衝突する速度は一定値(例えば、
6.5km/h)に制御される。
【0015】上述したように、台車6を走行させる駆動
源としてリニアモータ14を使用したので、乗員の人数
や体重によって衝突速度が変化することがなく、常に一
定の速度での衝突を実現することができる。また、電源
として100Vの家庭用電源を使用しているので、どの
ような場所でも使用することができる。
【0016】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0017】例えば、台車上に設けるシートの数は2個
に限定されず、1個又は3個以上であっても良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、略水平
な基台上に設けたガイドレールに走行自在に支持した台
車をリニアモータで推進してショックアブソーバに衝突
させているので、乗員の人数や体重に関わらず台車を一
定の速度でショックアブソーバに衝突させ、台車上のシ
ートに座乗した乗員に常に適切な大きさの衝撃を体感さ
せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】衝突体験装置の全体側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】従来の衝突体験装置の全体側面図
【符号の説明】
1 基台 5 シート 6 台車 8 ガイドレール 13 ショックアブソーバ 14 リニアモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 謙次 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 辻沢 克浩 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の衝突時における衝撃を擬似的に体
    験するための衝突体験装置であって、 略水平な基台(1)と、基台(1)上に設けられたガイ
    ドレール(8)と、ガイドレール(8)に走行自在に支
    持された台車(6)と、台車(6)に設けられたシート
    (5)と、基台(1)の前端に設けられて台車(6)に
    当接可能なショックアブソーバ(13)と、台車(6)
    をガイドレール(8)に沿って推進するリニアモータ
    (14)とを備えたことを特徴とする衝突体験装置。
JP18374694A 1994-08-04 1994-08-04 衝突体験装置 Pending JPH0844286A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18374694A JPH0844286A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 衝突体験装置

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JP18374694A JPH0844286A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 衝突体験装置

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JPH0844286A true JPH0844286A (ja) 1996-02-16

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ID=16141259

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JP18374694A Pending JPH0844286A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 衝突体験装置

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JP (1) JPH0844286A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100902079B1 (ko) * 2009-01-30 2009-06-09 (주)우리곁에항상 충격체험장치
KR101031651B1 (ko) * 2010-10-13 2011-04-29 신명섭 다목적 궤도설비
US8354623B2 (en) 2007-12-07 2013-01-15 Tokyo Electron Limited Treatment apparatus, treatment method, and storage medium

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KR100902079B1 (ko) * 2009-01-30 2009-06-09 (주)우리곁에항상 충격체험장치
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