JPH084406A - ドアヒンジ装置 - Google Patents
ドアヒンジ装置Info
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- JPH084406A JPH084406A JP5145695A JP5145695A JPH084406A JP H084406 A JPH084406 A JP H084406A JP 5145695 A JP5145695 A JP 5145695A JP 5145695 A JP5145695 A JP 5145695A JP H084406 A JPH084406 A JP H084406A
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的構造が簡単で、小形化が可能となり、設
置した際の露出部分が少なく外観も良好となる主に両開
きドア用のドアヒンジ装置を提供する。 【構成】ドア5の下部に取付けられ、ピボット軸を受け
る非円形の穴23を有する受け金具22と、受け金具2
2と対向したフロア側に設置され、受け金具の穴に嵌合
されるピボット軸13を回動可能に取付け、ピボット軸
13の偏心位置にダンパー14を連結してなるフロアヒ
ンジ1と、ドア5の上部に取付けられ、円筒形の本体ケ
ース40内に、上面に非円形の穴を有する受け部41を
回動可能に配設すると共に、受け部41の下に右巻きコ
イルばね42と左巻きコイルばね43を相互に連結し、
且つコイルばねの上端と下端を受け部と本体ケースの底
部に連結してなるばね式ドアクローザ4と、ばね式ドア
クローザ4と対向した天井側に取付けられ、前記受け部
41の穴に嵌合されるビポット軸32を上下動可能に設
けたトップピボット3と、を備える。
置した際の露出部分が少なく外観も良好となる主に両開
きドア用のドアヒンジ装置を提供する。 【構成】ドア5の下部に取付けられ、ピボット軸を受け
る非円形の穴23を有する受け金具22と、受け金具2
2と対向したフロア側に設置され、受け金具の穴に嵌合
されるピボット軸13を回動可能に取付け、ピボット軸
13の偏心位置にダンパー14を連結してなるフロアヒ
ンジ1と、ドア5の上部に取付けられ、円筒形の本体ケ
ース40内に、上面に非円形の穴を有する受け部41を
回動可能に配設すると共に、受け部41の下に右巻きコ
イルばね42と左巻きコイルばね43を相互に連結し、
且つコイルばねの上端と下端を受け部と本体ケースの底
部に連結してなるばね式ドアクローザ4と、ばね式ドア
クローザ4と対向した天井側に取付けられ、前記受け部
41の穴に嵌合されるビポット軸32を上下動可能に設
けたトップピボット3と、を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアクローザを有する
主に両開き用のドアヒンジ装置に関する。
主に両開き用のドアヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種店舗等の入口に設けられたドアを支
持するドアヒンジ装置として、天井にトップピボット装
置を埋め込み、床にフロアヒンジを埋設し、トップピボ
ットのピボット軸とフロアヒンジのピボット軸により、
ドアを支持するドアヒンジ装置が使用されている。
持するドアヒンジ装置として、天井にトップピボット装
置を埋め込み、床にフロアヒンジを埋設し、トップピボ
ットのピボット軸とフロアヒンジのピボット軸により、
ドアを支持するドアヒンジ装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のドアヒ
ンジ装置におけるフロアヒンジ内には、開かれたドアを
自動的に閉じるために、一般にドアクローザが設けられ
ているが、ドアが両方向に開かれる両開きドアの場合、
ドアクローザの構造が大形化し、装置の製造コストが高
くなる問題があった。また、これによって、フロアヒン
ジ全体の形状が大形化し、実際にフロアヒンジをフロア
に埋設した場合、フロアヒンジのカバーパネルによっ
て、タイル等の床材を貼ることができない部分が増大
し、フロアの外観等を悪化させる問題があった。
ンジ装置におけるフロアヒンジ内には、開かれたドアを
自動的に閉じるために、一般にドアクローザが設けられ
ているが、ドアが両方向に開かれる両開きドアの場合、
ドアクローザの構造が大形化し、装置の製造コストが高
くなる問題があった。また、これによって、フロアヒン
ジ全体の形状が大形化し、実際にフロアヒンジをフロア
に埋設した場合、フロアヒンジのカバーパネルによっ
て、タイル等の床材を貼ることができない部分が増大
し、フロアの外観等を悪化させる問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、比較的構造が簡単で、小形化が可能となり、設置し
た際の露出部分が少なく外観も良好となる主に両開きド
ア用のドアヒンジ装置を提供することを目的とする。
で、比較的構造が簡単で、小形化が可能となり、設置し
た際の露出部分が少なく外観も良好となる主に両開きド
ア用のドアヒンジ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のドアヒンジ装置は、ドアの下部に取付けら
れ、ピボット軸を受ける非円形の穴を有する受け金具
と、受け金具と対向したフロア側に設置され、受け金具
の穴に嵌合されるピボット軸を回動可能に取付け、ピボ
ット軸の偏心位置にダンパーを連結してなるフロアヒン
ジと、ドアの上部に取付けられ、円筒形の本体ケース内
に、上面に非円形の穴を有する受け部を回動可能に配設
すると共に、受け部の下に右巻きコイルばねと左巻きコ
イルばねを相互に連結し、且つコイルばねの上端と下端
を受け部と本体ケースの底部に連結してなるばね式ドア
クローザと、ばね式ドアクローザと対向した天井側に取
付けられ、前記受け部の穴に嵌合されるビポット軸を上
下動可能に設けたトップピボットと、を備えて構成され
る。
に、本発明のドアヒンジ装置は、ドアの下部に取付けら
れ、ピボット軸を受ける非円形の穴を有する受け金具
と、受け金具と対向したフロア側に設置され、受け金具
の穴に嵌合されるピボット軸を回動可能に取付け、ピボ
ット軸の偏心位置にダンパーを連結してなるフロアヒン
ジと、ドアの上部に取付けられ、円筒形の本体ケース内
に、上面に非円形の穴を有する受け部を回動可能に配設
すると共に、受け部の下に右巻きコイルばねと左巻きコ
イルばねを相互に連結し、且つコイルばねの上端と下端
を受け部と本体ケースの底部に連結してなるばね式ドア
クローザと、ばね式ドアクローザと対向した天井側に取
付けられ、前記受け部の穴に嵌合されるビポット軸を上
下動可能に設けたトップピボットと、を備えて構成され
る。
【0006】
【作用・効果】このような構成のドアヒンジ装置では、
ドアを開いた場合、フロアヒンジのピボット軸が回転
し、これによって、ダンパーのダンパーロッドが引き出
され、ピボット軸に戻り回転方向の付勢力が生じる。こ
のため、ドアを開く力を開放すれば、このダンパーの付
勢力によりドアが閉じる方向に動かされ、閉鎖される。
また、同時に、ドアの上部に取付けたばね式ドアクロー
ザが、その右巻きコイルばね又は左巻きコイルばねの作
用により、開いたドアを閉鎖方向に付勢する。
ドアを開いた場合、フロアヒンジのピボット軸が回転
し、これによって、ダンパーのダンパーロッドが引き出
され、ピボット軸に戻り回転方向の付勢力が生じる。こ
のため、ドアを開く力を開放すれば、このダンパーの付
勢力によりドアが閉じる方向に動かされ、閉鎖される。
また、同時に、ドアの上部に取付けたばね式ドアクロー
ザが、その右巻きコイルばね又は左巻きコイルばねの作
用により、開いたドアを閉鎖方向に付勢する。
【0007】このように、開かれたドアは、フロアヒン
ジとばね式ドアクローザの両機構によって閉鎖方向の付
勢力を受けるため、重量の重いドアであっても閉鎖する
ことができ、比較的小形のダンパーを使用した小形のフ
ロアヒンジでも、重量の軽いドアから重いドアまで各種
のドアに使用することができる。
ジとばね式ドアクローザの両機構によって閉鎖方向の付
勢力を受けるため、重量の重いドアであっても閉鎖する
ことができ、比較的小形のダンパーを使用した小形のフ
ロアヒンジでも、重量の軽いドアから重いドアまで各種
のドアに使用することができる。
【0008】また、フロアヒンジが小形となるため、実
際にフロアヒンジをフロアに埋設した場合、タイル等の
床材を貼る部分が従来より増大し、フロアの外観を良好
なものとすることができる。
際にフロアヒンジをフロアに埋設した場合、タイル等の
床材を貼る部分が従来より増大し、フロアの外観を良好
なものとすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1はドア5の正面図を示し、1はこのド
ア5の左側下部を支持するフロアヒンジ、3はその上部
を支持するトップピボットであり、ドア5はフロアヒン
ジ1とトップピボット3により両方向に開閉可能な状態
に取付けられる。
ア5の左側下部を支持するフロアヒンジ、3はその上部
を支持するトップピボットであり、ドア5はフロアヒン
ジ1とトップピボット3により両方向に開閉可能な状態
に取付けられる。
【0011】フロアヒンジ1は、図2、図3に示すよう
に、基台11上に角度調整ブロック12を介してピボッ
ト軸13を、一定の角度範囲で回動可能に配設し、ピボ
ット軸13の偏心位置にダンパー14を連結して構成さ
れる。
に、基台11上に角度調整ブロック12を介してピボッ
ト軸13を、一定の角度範囲で回動可能に配設し、ピボ
ット軸13の偏心位置にダンパー14を連結して構成さ
れる。
【0012】基台11は、図4、図5に示すように形成
され、その基台11上の中間部に設けられた凹部に、円
板の一部平面側に突起部を設けた形状の角度調整ブロッ
ク12が一定の角度範囲で回動可能に取付けられる。こ
の角度調整ブロック12はその突起部12aに長孔が設
けられ、その長孔を通して締付ねじ12bを基台側のね
じ孔にねじ込み固定する。角度調整ブロック12上には
中央にピボット軸13の底部が嵌挿される孔が穿設さ
れ、その周囲に、位置決め用の鋼球を付勢するコイルば
ね用の4個の小孔が90°の間隔で穿設される。
され、その基台11上の中間部に設けられた凹部に、円
板の一部平面側に突起部を設けた形状の角度調整ブロッ
ク12が一定の角度範囲で回動可能に取付けられる。こ
の角度調整ブロック12はその突起部12aに長孔が設
けられ、その長孔を通して締付ねじ12bを基台側のね
じ孔にねじ込み固定する。角度調整ブロック12上には
中央にピボット軸13の底部が嵌挿される孔が穿設さ
れ、その周囲に、位置決め用の鋼球を付勢するコイルば
ね用の4個の小孔が90°の間隔で穿設される。
【0013】ピボット軸13は、2枚のフランジ13
a,13b上に非円形断面つまり長円形断面を有する軸
を突設して形成され、下側のフランジ13bの底面側に
鋼球用の孔が90°の間隔で穿設される。そして、ピボ
ット軸13は角度調整ブロック12上に鋼球13cを介
して装着されるが、角度調整ブロック12との間に介挿
された鋼球13cと孔により、90°毎の回転位置決め
が可能である。
a,13b上に非円形断面つまり長円形断面を有する軸
を突設して形成され、下側のフランジ13bの底面側に
鋼球用の孔が90°の間隔で穿設される。そして、ピボ
ット軸13は角度調整ブロック12上に鋼球13cを介
して装着されるが、角度調整ブロック12との間に介挿
された鋼球13cと孔により、90°毎の回転位置決め
が可能である。
【0014】角度調整ブロック12は、締付ねじ12b
によって基台に対し固定されるが、ねじ12bが長孔に
挿入されるため、ブロック12は基台11上でその角度
を微調整することができる。
によって基台に対し固定されるが、ねじ12bが長孔に
挿入されるため、ブロック12は基台11上でその角度
を微調整することができる。
【0015】ダンパー14は、シリンダ内にピストンを
嵌挿し、そのピストンから先端側にダンパーロッド14
aを突出させ、内部にオイルとコイルばねを内蔵してダ
ンパーロッド14aの動きを緩衝作用させる。ダンパー
14のシリンダの元部からねじ棒14bが突設され、そ
のねじ棒14bが基台11上に固定された支持ブロック
15に対し、ナット15aにより調整可能にねじ止めさ
れる。
嵌挿し、そのピストンから先端側にダンパーロッド14
aを突出させ、内部にオイルとコイルばねを内蔵してダ
ンパーロッド14aの動きを緩衝作用させる。ダンパー
14のシリンダの元部からねじ棒14bが突設され、そ
のねじ棒14bが基台11上に固定された支持ブロック
15に対し、ナット15aにより調整可能にねじ止めさ
れる。
【0016】ダンパー14のダンパーロッド14aの先
端は、ピボット軸13のフランジ13a,13bの偏心
位置にピン16によって係合される。図3、図4のピボ
ット軸13は、扉の閉鎖状態の位置であり、ピン16が
ダンパー14の最も近くに位置し、ダンパーロッド14
aは引き戻された状態にある。扉の開放動作に伴ない、
ピボット軸13が図10のように回動すると、ダンパー
ロッド14aが伸びて閉鎖方向への付勢力が生じる。
端は、ピボット軸13のフランジ13a,13bの偏心
位置にピン16によって係合される。図3、図4のピボ
ット軸13は、扉の閉鎖状態の位置であり、ピン16が
ダンパー14の最も近くに位置し、ダンパーロッド14
aは引き戻された状態にある。扉の開放動作に伴ない、
ピボット軸13が図10のように回動すると、ダンパー
ロッド14aが伸びて閉鎖方向への付勢力が生じる。
【0017】基台11の両側には、位置調整ねじ17が
ねじ込まれ、このようなダンパー14、ピボット軸13
等を取付けた基台11は、細長い箱形の本体ケース20
内に入れられ、基台11つまりピボット軸13の位置は
位置調整ねじ17のねじ込み具合により調整される。調
整後、基台11は固定ねじ19により本体ケース20に
対し固定される。基台11には図8に示すような補強板
18が固定され、さらに、本体ケース20の上部は、図
9に示すようなカバー板21をねじ止めして閉鎖され
る。
ねじ込まれ、このようなダンパー14、ピボット軸13
等を取付けた基台11は、細長い箱形の本体ケース20
内に入れられ、基台11つまりピボット軸13の位置は
位置調整ねじ17のねじ込み具合により調整される。調
整後、基台11は固定ねじ19により本体ケース20に
対し固定される。基台11には図8に示すような補強板
18が固定され、さらに、本体ケース20の上部は、図
9に示すようなカバー板21をねじ止めして閉鎖され
る。
【0018】一方、ドア5側にはその底部に、上記フロ
アヒンジ1のピボット軸13を受ける受け金具22が取
付けられる。この受け金具22は、図11、図12に示
すように、板状本体の中間部に、ピボット軸13が嵌挿
される非円形つまり長円形平面の穴23を設けて形成さ
れる。
アヒンジ1のピボット軸13を受ける受け金具22が取
付けられる。この受け金具22は、図11、図12に示
すように、板状本体の中間部に、ピボット軸13が嵌挿
される非円形つまり長円形平面の穴23を設けて形成さ
れる。
【0019】一方、ドア5の上方の外枠部分にはトップ
ピボット3が取付けられる。トップピボット3は、図1
3、図14に示すように、箱形の本体ケース30内に固
定ブロック31を固定し、固定ブロック31内に形成さ
れた長孔31a内に、ピボット軸32を上下摺動可能に
嵌挿させ、ピボット軸32の先端を下方に突出させて構
成される。
ピボット3が取付けられる。トップピボット3は、図1
3、図14に示すように、箱形の本体ケース30内に固
定ブロック31を固定し、固定ブロック31内に形成さ
れた長孔31a内に、ピボット軸32を上下摺動可能に
嵌挿させ、ピボット軸32の先端を下方に突出させて構
成される。
【0020】ピボット軸32は、固定ブロック31との
間に螺合された移動ねじ33の回動により、上下に移動
可能であり、ドア5を装着する際、移動ねじ33によっ
て上下動する。固定ブロック31の各側部に6本の位置
調整ねじ34がねじ込まれ、これらの位置調整ねじ34
のねじ込み状態により、本体ケース30に対する固定ブ
ロック31つまりピボット軸32の位置が調整される。
間に螺合された移動ねじ33の回動により、上下に移動
可能であり、ドア5を装着する際、移動ねじ33によっ
て上下動する。固定ブロック31の各側部に6本の位置
調整ねじ34がねじ込まれ、これらの位置調整ねじ34
のねじ込み状態により、本体ケース30に対する固定ブ
ロック31つまりピボット軸32の位置が調整される。
【0021】35は位置調整後に固定ブロック31を固
定するための固定ねじである。本体ケース30の下面に
はカバー板36がねじ止めされる。
定するための固定ねじである。本体ケース30の下面に
はカバー板36がねじ止めされる。
【0022】一方、トップピボット3に対向したドア5
の上部には、ばね式ドアクローザ4が取付けられる。こ
のばね式ドアクローザ4は、図15、図16に示すよう
に、円筒状の本体ケース40内に、上記トップピボット
3のピボット軸32が嵌合可能な受け部41を回転可能
に嵌挿し、その受け部41の下部の円筒41c内に右巻
きコイルばね42を取付け、その下に左巻きコイルばね
43を取付けて構成される。
の上部には、ばね式ドアクローザ4が取付けられる。こ
のばね式ドアクローザ4は、図15、図16に示すよう
に、円筒状の本体ケース40内に、上記トップピボット
3のピボット軸32が嵌合可能な受け部41を回転可能
に嵌挿し、その受け部41の下部の円筒41c内に右巻
きコイルばね42を取付け、その下に左巻きコイルばね
43を取付けて構成される。
【0023】受け部41上には非円形つまり長円形平面
の穴41aが上方に開口して形成され、その穴41aに
ビボット軸32が嵌合される。本体ケース40の上端に
は取付固定用の長方形のフランジ部が形成される。受け
部41の外周には、抜け防止と仮止め用の環状溝41b
が形成され、その環状溝41b内に、本体ケース40側
からねじ込まれた固定ねじ44が侵入する。
の穴41aが上方に開口して形成され、その穴41aに
ビボット軸32が嵌合される。本体ケース40の上端に
は取付固定用の長方形のフランジ部が形成される。受け
部41の外周には、抜け防止と仮止め用の環状溝41b
が形成され、その環状溝41b内に、本体ケース40側
からねじ込まれた固定ねじ44が侵入する。
【0024】右巻きコイルばね42の下端には、リング
45を介して左巻きコイルばね43が連結され、その左
巻きコイルばね43の下端は本体ケース40の底部に固
定される。受け部41は本体ケース40に対し回転可能
に嵌挿されているため、ドア5に固定される本体ケース
40を、静止するピボット軸つまり受け部41に対し右
側に回動させたとき、右巻きコイルばね42がねじら
れ、左側に回動させたとき、左巻きコイルばね43がね
じられる。
45を介して左巻きコイルばね43が連結され、その左
巻きコイルばね43の下端は本体ケース40の底部に固
定される。受け部41は本体ケース40に対し回転可能
に嵌挿されているため、ドア5に固定される本体ケース
40を、静止するピボット軸つまり受け部41に対し右
側に回動させたとき、右巻きコイルばね42がねじら
れ、左側に回動させたとき、左巻きコイルばね43がね
じられる。
【0025】したがって、ドア5を一方に開いたときに
は、右巻きコイルばね42に付勢力が生じてドアを閉鎖
方向に付勢し、ドア5を他方に開いたときには、左巻き
コイルばね43に付勢力が生じてドアを閉鎖方向に付勢
する。
は、右巻きコイルばね42に付勢力が生じてドアを閉鎖
方向に付勢し、ドア5を他方に開いたときには、左巻き
コイルばね43に付勢力が生じてドアを閉鎖方向に付勢
する。
【0026】このように、ドア5は、上部に取付けたば
ね式ドアクローザ4の受け部41の穴41aに、外枠側
に取付けたトップピボット3のピボット軸32を嵌合さ
せ、下部に取付けた受け金具22の穴23にフロアヒン
ジ1のピボット軸13を嵌合させるようにして、外枠内
の定位置に開閉可能に装着される。
ね式ドアクローザ4の受け部41の穴41aに、外枠側
に取付けたトップピボット3のピボット軸32を嵌合さ
せ、下部に取付けた受け金具22の穴23にフロアヒン
ジ1のピボット軸13を嵌合させるようにして、外枠内
の定位置に開閉可能に装着される。
【0027】図18の平面図に示すように、ドア5を例
えば図の上側に開いた場合、フロアヒンジ1のピボット
軸13が図10のように、反時計方向に回転し、これに
よって、ダンパー14のダンパーロッド14aが引き出
される。このため、ピボット軸13に時計方向の付勢力
が生じ、ドア5を開く力を開放すれば、このダンパー1
4の付勢力によりドア5が閉じる方向に動かされ、閉鎖
される。また、同時に、ドア5の上部に取付けたばね式
ドアクローザ4が、その右巻きコイルばね42の作用に
より、開いたドア5を閉鎖方向に付勢する。
えば図の上側に開いた場合、フロアヒンジ1のピボット
軸13が図10のように、反時計方向に回転し、これに
よって、ダンパー14のダンパーロッド14aが引き出
される。このため、ピボット軸13に時計方向の付勢力
が生じ、ドア5を開く力を開放すれば、このダンパー1
4の付勢力によりドア5が閉じる方向に動かされ、閉鎖
される。また、同時に、ドア5の上部に取付けたばね式
ドアクローザ4が、その右巻きコイルばね42の作用に
より、開いたドア5を閉鎖方向に付勢する。
【0028】一方、ドア5を例えば図の下側に開いた場
合、フロアヒンジ1のピボット軸13が図10と反対側
の時計方向に回転し、これによって、ダンパー14のダ
ンパーロッド14aが引き出される。このため、ピボッ
ト軸13に時計方向の付勢力が生じ、ドア5を開く力を
開放すれば、このダンパー14の付勢力によりドア5が
閉じる方向に動かされ、閉鎖される。また、同時に、ド
ア5の上部に取付けたばね式ドアクローザ4が、その左
巻きコイルばね43の作用により、開いたドア5を閉鎖
方向に付勢する。
合、フロアヒンジ1のピボット軸13が図10と反対側
の時計方向に回転し、これによって、ダンパー14のダ
ンパーロッド14aが引き出される。このため、ピボッ
ト軸13に時計方向の付勢力が生じ、ドア5を開く力を
開放すれば、このダンパー14の付勢力によりドア5が
閉じる方向に動かされ、閉鎖される。また、同時に、ド
ア5の上部に取付けたばね式ドアクローザ4が、その左
巻きコイルばね43の作用により、開いたドア5を閉鎖
方向に付勢する。
【0029】このように、両側に開いたドア5は、フロ
アヒンジ1とばね式ドアクローザ4の両機構によって閉
鎖方向の付勢力を受けるため、重量の重いドアであって
も閉鎖することができ、比較的小形のダンパー14を使
用した小形のフロアヒンジ1でも、重量の軽いドアから
重いドアまで各種のドアに使用することができる。
アヒンジ1とばね式ドアクローザ4の両機構によって閉
鎖方向の付勢力を受けるため、重量の重いドアであって
も閉鎖することができ、比較的小形のダンパー14を使
用した小形のフロアヒンジ1でも、重量の軽いドアから
重いドアまで各種のドアに使用することができる。
【0030】また、軽いドアの場合、フロアヒンジ1の
ダンパー14の付勢力、及びばね式ドアクローザ4のコ
イルばねのばね力を小さく設定すれば、ドアを軽く開く
ことができる。また、フロアヒンジ1は、タイルの床の
他、フローリング等の室内の床に設置することもでき
る。さらに、上記実施例では、両開きドアに適用した
が、上記構成のドアヒンジ装置を片開きドアに適用する
こともできる。
ダンパー14の付勢力、及びばね式ドアクローザ4のコ
イルばねのばね力を小さく設定すれば、ドアを軽く開く
ことができる。また、フロアヒンジ1は、タイルの床の
他、フローリング等の室内の床に設置することもでき
る。さらに、上記実施例では、両開きドアに適用した
が、上記構成のドアヒンジ装置を片開きドアに適用する
こともできる。
【0031】図19は、比較的軽いドア55のドアヒン
ジ装置を示している。軽いドア55の場合にはドアの閉
鎖方向への付勢力は小さくてよいため、ばね式ドアクロ
ーザ4は使用されない。即ち、ドア55の下部には、上
記と同様の受け金具22が取付けられ、フロアの対向位
置には、上記と同様のフロアヒンジ1が設置され、フロ
アヒンジ1のピボット軸13が受け金具22の穴23に
嵌合される。
ジ装置を示している。軽いドア55の場合にはドアの閉
鎖方向への付勢力は小さくてよいため、ばね式ドアクロ
ーザ4は使用されない。即ち、ドア55の下部には、上
記と同様の受け金具22が取付けられ、フロアの対向位
置には、上記と同様のフロアヒンジ1が設置され、フロ
アヒンジ1のピボット軸13が受け金具22の穴23に
嵌合される。
【0032】一方、ドア55の上部には平面円形の穴を
有する受け金具54が取付けられ、それと対向する天井
側には円柱形のピボット軸を有するトップピボット53
が取付けられ、トップピボット53のピボット軸が受け
金具54に回転摺動自在に嵌挿される。
有する受け金具54が取付けられ、それと対向する天井
側には円柱形のピボット軸を有するトップピボット53
が取付けられ、トップピボット53のピボット軸が受け
金具54に回転摺動自在に嵌挿される。
【0033】ドア55を開いた場合、フロアヒンジ1の
ピボット軸13が回転し、これによって、内蔵されたダ
ンパーのダンパーロッドが引き出され、ピボット軸に付
勢力が生じ、ドア55を開く力を開放すれば、ダンパー
の付勢力によりドア55が閉じる方向に動かされ、閉鎖
される。ドア上部のトップピボット53のピボット軸は
受け金具54に支持されて回転するのみである。
ピボット軸13が回転し、これによって、内蔵されたダ
ンパーのダンパーロッドが引き出され、ピボット軸に付
勢力が生じ、ドア55を開く力を開放すれば、ダンパー
の付勢力によりドア55が閉じる方向に動かされ、閉鎖
される。ドア上部のトップピボット53のピボット軸は
受け金具54に支持されて回転するのみである。
【0034】図15〜図17に示すばね式ドアクローザ
4は、比較的小形に構成できるため、小形のドア、例え
ば、けり戸のドアクローザとして使用することもでき
る。
4は、比較的小形に構成できるため、小形のドア、例え
ば、けり戸のドアクローザとして使用することもでき
る。
【0035】この場合、けり戸の上部又は下部に上述の
ようなばね式ドアクローザ4を取付け、天井側又はフロ
ア側に、図13〜図14に示すようなトップピボット3
を取付け、トップピボット3のピボット軸32をばね式
ドアクローザ4の受け部41の穴41aに嵌合させる。
ようなばね式ドアクローザ4を取付け、天井側又はフロ
ア側に、図13〜図14に示すようなトップピボット3
を取付け、トップピボット3のピボット軸32をばね式
ドアクローザ4の受け部41の穴41aに嵌合させる。
【0036】ドアクローザ4と反対側の支持は、図19
の場合と同様に、平面円形の穴を有する受け金具をドア
側に取付け、それと対向する天井側又はフロア側に、円
柱のピボット軸を取付け、そのピボット軸を受け金具に
回転摺動自在に嵌挿すればよい。このばね式ドアクロー
ザ4は、両開きドア用のドアクローザとしては、小形で
あり、且つドアに埋設することができるため、外観が目
立たず、良好に使用することができる。
の場合と同様に、平面円形の穴を有する受け金具をドア
側に取付け、それと対向する天井側又はフロア側に、円
柱のピボット軸を取付け、そのピボット軸を受け金具に
回転摺動自在に嵌挿すればよい。このばね式ドアクロー
ザ4は、両開きドア用のドアクローザとしては、小形で
あり、且つドアに埋設することができるため、外観が目
立たず、良好に使用することができる。
【0037】図20〜図24は、他の実施例のばね式ド
アクローザ6を示している。このばね式ドアクローザ6
は、上端にフランジ部を有する円筒形の本体ケース61
内に、回転軸62をケースの中心軸と同軸状に且つ回転
可能に配設し、さらに、ケース内の回転軸62の外側
に、図23に示すような右巻きコイルばね63と、図2
4に示すような左巻きコイルばね64を配設して構成さ
れる。
アクローザ6を示している。このばね式ドアクローザ6
は、上端にフランジ部を有する円筒形の本体ケース61
内に、回転軸62をケースの中心軸と同軸状に且つ回転
可能に配設し、さらに、ケース内の回転軸62の外側
に、図23に示すような右巻きコイルばね63と、図2
4に示すような左巻きコイルばね64を配設して構成さ
れる。
【0038】本体ケース61内の上部にばねのストッパ
61aが設けられ、右巻きコイルばね63と左巻きコイ
ルばね64の上端部(上方に直線状に延設された部分)
がこのストッパ61aの両側に当接して停止する。右巻
きコイルばね63と左巻きコイルばね64の下端部は本
体ケース61の下部に嵌着された蓋体65に固定され
る。回転軸62の先端部は本体ケース61から上方に突
出し、両側が平坦に面取りされている。
61aが設けられ、右巻きコイルばね63と左巻きコイ
ルばね64の上端部(上方に直線状に延設された部分)
がこのストッパ61aの両側に当接して停止する。右巻
きコイルばね63と左巻きコイルばね64の下端部は本
体ケース61の下部に嵌着された蓋体65に固定され
る。回転軸62の先端部は本体ケース61から上方に突
出し、両側が平坦に面取りされている。
【0039】さらに、回転軸62の中間部(ストッパ6
1aの真下)には、ばねの係止部62aが側方に突設さ
れる。この係止部62aの両側に右巻きコイルばね63
と左巻きコイルばね64の上端部が位置し、回転軸62
を図20の反時計方向に回転させると、係止部62aが
右巻きコイルばね63の上端部に当ってそのばねを反時
計方向に捩る。また、回転軸62を図20の時計方向に
回転させると、係止部62aが左巻きコイルばね64の
上端部に当ってそのばねを時計方向に捩る。
1aの真下)には、ばねの係止部62aが側方に突設さ
れる。この係止部62aの両側に右巻きコイルばね63
と左巻きコイルばね64の上端部が位置し、回転軸62
を図20の反時計方向に回転させると、係止部62aが
右巻きコイルばね63の上端部に当ってそのばねを反時
計方向に捩る。また、回転軸62を図20の時計方向に
回転させると、係止部62aが左巻きコイルばね64の
上端部に当ってそのばねを時計方向に捩る。
【0040】なお、実際の作動時には、回転軸62が静
止し、本体ケース61側が戸と共に回転することになる
が、回転軸62と本体ケース61側との相対回転関係は
上記と同じである。このような構造のばね式ドアクロー
ザ6は、2本のコイルばねを二重に配設できるため、本
体をより小形に形成することができ、容易に戸の内部に
埋め込むことができる。
止し、本体ケース61側が戸と共に回転することになる
が、回転軸62と本体ケース61側との相対回転関係は
上記と同じである。このような構造のばね式ドアクロー
ザ6は、2本のコイルばねを二重に配設できるため、本
体をより小形に形成することができ、容易に戸の内部に
埋め込むことができる。
【0041】このように構成されたばね式ドアクローザ
6は、図25に示すように、けり戸60の上部内部に、
回転軸62の先端部を上方に突出させた状態で取付けら
れる。そして、外枠側には、L字状の受け金具66が固
定され、受け金具66に形成された孔66aに、ばね式
ドアクローザ6の回転軸62の先端部が嵌着される。け
り戸60の底部には穴を有する受け金具67が取付けら
れ、また、外枠側にはL字状の受け金具68が固定さ
れ、受け金具68上にピボットピン69が突設され、ピ
ボットピン69がけり戸60側の受け金具67の穴に回
転自在に嵌合される。なお、コイルばね63、64の付
勢力は、本体ケース61の蓋体65の角度位置を調整す
ることにより、調節することができる。
6は、図25に示すように、けり戸60の上部内部に、
回転軸62の先端部を上方に突出させた状態で取付けら
れる。そして、外枠側には、L字状の受け金具66が固
定され、受け金具66に形成された孔66aに、ばね式
ドアクローザ6の回転軸62の先端部が嵌着される。け
り戸60の底部には穴を有する受け金具67が取付けら
れ、また、外枠側にはL字状の受け金具68が固定さ
れ、受け金具68上にピボットピン69が突設され、ピ
ボットピン69がけり戸60側の受け金具67の穴に回
転自在に嵌合される。なお、コイルばね63、64の付
勢力は、本体ケース61の蓋体65の角度位置を調整す
ることにより、調節することができる。
【0042】けり戸60を平面視で時計方向に開くと、
回転軸62が固定された状態で、コイルばね63、64
を含む本体ケース61が同方向に回動され、これによっ
て右巻きコイルばね63が反時計方向に捩られ、本体ケ
ースつまりけり戸60を閉じる方向に付勢する。このた
め、開いたけり戸60から手を離すと、けり戸60は右
巻きコイルばね63の付勢力により閉鎖方向に回動す
る。
回転軸62が固定された状態で、コイルばね63、64
を含む本体ケース61が同方向に回動され、これによっ
て右巻きコイルばね63が反時計方向に捩られ、本体ケ
ースつまりけり戸60を閉じる方向に付勢する。このた
め、開いたけり戸60から手を離すと、けり戸60は右
巻きコイルばね63の付勢力により閉鎖方向に回動す
る。
【0043】一方、けり戸60を平面視で反時計方向に
開くと、回転軸62が固定された状態で、コイルばね6
3、64を含む本体ケース61が同方向に回動され、こ
れによって左巻きコイルばね64が時計方向に捩られ、
本体ケースつまりけり戸60を閉じる方向に付勢する。
このため、開いたけり戸60から手を離すと、けり戸6
0は左巻きコイルばね64の付勢力により閉鎖方向に回
動する。このように、けり戸60は、その開放時、ばね
式ドアクローザ6の右巻きコイルばね63又は左巻きコ
イルばね64の付勢力を受け、自動的に閉鎖される。
開くと、回転軸62が固定された状態で、コイルばね6
3、64を含む本体ケース61が同方向に回動され、こ
れによって左巻きコイルばね64が時計方向に捩られ、
本体ケースつまりけり戸60を閉じる方向に付勢する。
このため、開いたけり戸60から手を離すと、けり戸6
0は左巻きコイルばね64の付勢力により閉鎖方向に回
動する。このように、けり戸60は、その開放時、ばね
式ドアクローザ6の右巻きコイルばね63又は左巻きコ
イルばね64の付勢力を受け、自動的に閉鎖される。
【0044】図26〜図28は、さらに他の実施例のば
ね式ドアクローザ7を示している。このばね式ドアクロ
ーザ7は、上端にフランジ部を有する円筒形の本体ケー
ス71内に、回転軸72をケースの中心軸と同軸状に且
つ回転可能に配設し、さらに、ケース内の回転軸72の
外側に、図26に示す如く、共に右巻きのコイルばね7
3、74を縦に配設して構成される。
ね式ドアクローザ7を示している。このばね式ドアクロ
ーザ7は、上端にフランジ部を有する円筒形の本体ケー
ス71内に、回転軸72をケースの中心軸と同軸状に且
つ回転可能に配設し、さらに、ケース内の回転軸72の
外側に、図26に示す如く、共に右巻きのコイルばね7
3、74を縦に配設して構成される。
【0045】図28に示すように、回転軸72の上端部
は大径に形成され、その大径部にトップピボットのピボ
ット軸が嵌合可能な穴部72aが形成され、さらに回転
軸72の中間部に、コイルばね73、74の端部を係止
するための係止部72bが側方に向けて突設される。
は大径に形成され、その大径部にトップピボットのピボ
ット軸が嵌合可能な穴部72aが形成され、さらに回転
軸72の中間部に、コイルばね73、74の端部を係止
するための係止部72bが側方に向けて突設される。
【0046】本体ケース71内の上部には、上側のコイ
ルばね73の上端を固定するためのリング状の固定部7
5が取付けられ、本体ケース71の底部には、下側のコ
イルばね74の下端を嵌める孔と回転軸72の下端部を
嵌めるための孔を有する蓋体76が嵌着される。また、
本体ケース71内の中間部にはコイルばね73、74の
端部を係止するストッパ71a,71bが突設される。
ルばね73の上端を固定するためのリング状の固定部7
5が取付けられ、本体ケース71の底部には、下側のコ
イルばね74の下端を嵌める孔と回転軸72の下端部を
嵌めるための孔を有する蓋体76が嵌着される。また、
本体ケース71内の中間部にはコイルばね73、74の
端部を係止するストッパ71a,71bが突設される。
【0047】上側のコイルばね73は、その上端を固定
部75の孔に差し込み、その下端を係止部72bの左側
に位置させて本体ケース71内に配設され、下側のコイ
ルばね74は、その下端を蓋体76の孔に差し込み、そ
の上端を係止部72bの右側に位置させて本体ケース7
1内に配設される。つまり、回転軸72を回転させたと
き、係止部72bが何れかのコイルばねの端部に当り、
そのコイルばねを捩るように配置される。
部75の孔に差し込み、その下端を係止部72bの左側
に位置させて本体ケース71内に配設され、下側のコイ
ルばね74は、その下端を蓋体76の孔に差し込み、そ
の上端を係止部72bの右側に位置させて本体ケース7
1内に配設される。つまり、回転軸72を回転させたと
き、係止部72bが何れかのコイルばねの端部に当り、
そのコイルばねを捩るように配置される。
【0048】このような構成のばね式ドアクローザ7
は、図16、17に示すドアクローザ4と同様に、図1
に示すようなドア5の上部に取付けられ、例えば上記の
トップピボット3のピボット軸32を回転軸72の孔部
72aに嵌合させて使用され、或は、けり戸の上部又は
下部に取付けて使用することができる。
は、図16、17に示すドアクローザ4と同様に、図1
に示すようなドア5の上部に取付けられ、例えば上記の
トップピボット3のピボット軸32を回転軸72の孔部
72aに嵌合させて使用され、或は、けり戸の上部又は
下部に取付けて使用することができる。
【0049】このばね式ドアクローザ7は、同じ右巻き
のコイルばね73、74を縦に配設して使用している
が、捩りばね力を作用させるコイル端部が、コイルばね
73では下端となり、コイルばね74では上端となるた
め、上記実施例と同様に、回転軸72(本体ケース7
1)の両方向の回転に対し、付勢力を作用させ、けり戸
等を閉鎖方向に付勢することができる。
のコイルばね73、74を縦に配設して使用している
が、捩りばね力を作用させるコイル端部が、コイルばね
73では下端となり、コイルばね74では上端となるた
め、上記実施例と同様に、回転軸72(本体ケース7
1)の両方向の回転に対し、付勢力を作用させ、けり戸
等を閉鎖方向に付勢することができる。
【図1】本発明の一実施例のドアヒンジ装置を使用した
ドアの正面図である。
ドアの正面図である。
【図2】フロアヒンジ1のカバー板を外した平面図であ
る。
る。
【図3】同フロアヒンジ1の断面図である。
【図4】フロアヒンジの基台11の正面図である。
【図5】同基台11の平面図である。
【図6】フロアヒンジの内部機構の正面図である。
【図7】同内部機構の平面図である。
【図8】フロアヒンジの補強板18の平面図である。
【図9】フロアヒンジのカバー板21の平面図である。
【図10】ピボット軸13回動時のフロアヒンジ1のカ
バー板を外した平面図である。
バー板を外した平面図である。
【図11】受け金具22の平面図である。
【図12】受け金具22の正面図である。
【図13】トップピボット3の平面側の断面図である。
【図14】トップピボット3の正面側の断面図である。
【図15】ばね式ドアクローザ4の平面図である。
【図16】同ばね式ドアクローザ4の断面図である。
【図17】同ばね式ドアクローザ4の受け部41の正面
図である。
図である。
【図18】装着されたドア5の平面図である。
【図19】他の実施例のドアヒンジ装置を使用したドア
55の正面図である。
55の正面図である。
【図20】他の実施例のばね式ドアクローザ6の平面図
である。
である。
【図21】同ばね式ドアクローザ6の部分断面図であ
る。
る。
【図22】同ばね式ドアクローザ6の縦断面図である。
【図23】右巻きコイルばね63の正面図である。
【図24】左巻きコイルばね64の正面図である。
【図25】ばね式ドアクローザ6を取付けたけり戸60
の正面図である。
の正面図である。
【図26】さらに他の実施例のばね式ドアクローザ7の
断面図である。
断面図である。
【図27】同ばね式ドアクローザ7の本体ケース71の
部分断面付き正面図である。
部分断面付き正面図である。
【図28】同ばね式ドアクローザ7の回転軸72の正面
図である。
図である。
1−フロアヒンジ、3−トップピボット、4−ばね式ド
アクローザ、5−ドア、13−ピボット軸、14−ダン
パー、22−受け金具、23−穴、32−ピボット軸、
40−本体ケース、41−受け部、41a−穴、42−
右巻きコイルばね、43−左巻きコイルばね。
アクローザ、5−ドア、13−ピボット軸、14−ダン
パー、22−受け金具、23−穴、32−ピボット軸、
40−本体ケース、41−受け部、41a−穴、42−
右巻きコイルばね、43−左巻きコイルばね。
Claims (5)
- 【請求項1】 ドアの下部に取付けられ、ピボット軸を
受ける非円形の穴を有する受け金具と、 該受け金具と対向したフロア側に設置され、該受け金具
の穴に嵌合されるピボット軸を回動可能に取付け、該ピ
ボット軸の偏心位置にダンパーを連結してなるフロアヒ
ンジと、 ドアの上部に取付けられ、円筒形の本体ケース内に、上
面に非円形の穴を有する受け部を回動可能に配設すると
共に、該受け部の下に右巻きコイルばねと左巻きコイル
ばねを相互に連結し、且つ該コイルばねの上端と下端を
該受け部と該本体ケースの底部に連結してなるばね式ド
アクローザと、 該ばね式ドアクローザと対向した天井側に取付けられ、
前記受け部の穴に嵌合されるビポット軸を上下動可能に
設けたトップピボットと、 を備えたことを特徴とするドアヒンジ装置。 - 【請求項2】 ドアの下部に取付けられ、ピボット軸を
受ける非円形の穴を有する受け金具と、 該受け金具と対向したフロア側に設置され、該受け金具
の穴に嵌合されるピボット軸を回動可能に取付け、該ピ
ボット軸の偏心位置にダンパーを連結してなるフロアヒ
ンジと、 ドアの上部に取付けられ、ピボット軸を受ける円形の穴
を有する受け金具と、 該受け金具と対向した天井側に取付けられ、該受け金具
の穴に回転摺動可能に嵌挿されるビポット軸を上下動可
能に設けたトップピボットと、 を備えたことを特徴とするドアヒンジ装置。 - 【請求項3】 ドアの上部又は下部に取付けられ、円筒
形の本体ケース内に、上面に非円形の穴を有する受け部
を回動可能に配設すると共に、該受け部の下に右巻きコ
イルばねと左巻きコイルばねを相互に連結し、且つ該コ
イルばねの上端と下端を該受け部と該本体ケースの底部
に連結してなるばね式ドアクローザと、 該ばね式ドアクローザと対向した天井側又はフロア側に
取付けられ、前記受け部の穴に嵌合されるビポット軸を
上下動可能に設けたトップピボットと、 を備えたことを特徴とするドアヒンジ装置。 - 【請求項4】 ドアの下部に取付けられ、ピボット軸を
受ける非円形の穴を有する受け金具と、 該受け金具と対向したフロア側に設置され、該受け金具
の穴に嵌合されるピボット軸を回動可能に取付け、該ピ
ボット軸の偏心位置にダンパーを連結してなるフロアヒ
ンジと、 ドアの上部に取付けられ、円筒形の本体ケース内に、上
面に非円形の穴を有する回転軸を回動可能に配設すると
共に、該回転軸の外側に2本のコイルばねを上下に並設
し、上側のコイルばねの上端と下側のコイルばねの下端
を本体ケース側に固定すると共に、上側のコイルばねの
下端と下側のコイルばねの上端を前記回転軸の一部に係
止可能に配設してなるばね式ドアクローザと、 該ばね式ドアクローザと対向した天井側に取付けられ、
前記受け部の穴に嵌合されるビポット軸を上下動可能に
設けたトップピボットと、 を備えたことを特徴とするドアヒンジ装置。 - 【請求項5】 ドアの上部又は下部に取付けられ、円筒
形の本体ケース内に、先端を突出させた回転軸を回動可
能に配設すると共に、該回転軸の外側に右巻きコイルば
ねと左巻きコイルばねを二重にして配設し、該両コイル
ばねの下端を本体ケース側に固定すると共に、該両コイ
ルばねの上端を前記回転軸の一部に係止可能に配設して
なるばね式ドアクローザと、 該ばね式ドアクローザと対向した天井側又はフロア側に
取付けられ、前記回転軸の突出先端を嵌合させる受け金
具と、 を備えたことを特徴とするドアヒンジ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5145695A JPH084406A (ja) | 1994-04-18 | 1995-03-10 | ドアヒンジ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7884094 | 1994-04-18 | ||
JP6-78840 | 1994-04-18 | ||
JP5145695A JPH084406A (ja) | 1994-04-18 | 1995-03-10 | ドアヒンジ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084406A true JPH084406A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=26391993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5145695A Withdrawn JPH084406A (ja) | 1994-04-18 | 1995-03-10 | ドアヒンジ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084406A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190330899A1 (en) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge Device |
CN110630133A (zh) * | 2018-06-25 | 2019-12-31 | 盖慈有限公司 | 用于门扇或窗扇的驱动装置 |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP5145695A patent/JPH084406A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190330899A1 (en) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge Device |
US10914109B2 (en) * | 2018-04-25 | 2021-02-09 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge device |
CN110630133A (zh) * | 2018-06-25 | 2019-12-31 | 盖慈有限公司 | 用于门扇或窗扇的驱动装置 |
CN110630133B (zh) * | 2018-06-25 | 2021-06-08 | 盖慈有限公司 | 用于门扇或窗扇的驱动装置 |
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