JPH0843107A - 圧電振動ジャイロ - Google Patents

圧電振動ジャイロ

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JPH0843107A
JPH0843107A JP6197944A JP19794494A JPH0843107A JP H0843107 A JPH0843107 A JP H0843107A JP 6197944 A JP6197944 A JP 6197944A JP 19794494 A JP19794494 A JP 19794494A JP H0843107 A JPH0843107 A JP H0843107A
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JP
Japan
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piezoelectric
vibrator
resonance frequency
electrode
excitation
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JP6197944A
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Hiromi Kakinuma
博美 柿沼
Tatsuya Kuroda
達也 黒田
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数共振のためのトリミング調整を簡略化
して作業時間を短縮し、経時変化や温度変化に伴う共振
周波数のずれを簡便に調整する。 【構成】 振動子52は、励振用圧電素子54,56,
帰還用圧電素子58,発振回路62によって励振され
る。コイルLとコンデンサCとの直列共振回路で近似さ
れる補助用圧電素子60には、直列に可変コンデンサ7
4が接続されている。この可変コンデンサ74を調整す
れば、振動子52の直交する2つの固有振動モードの周
波数が近づくようになり、結果的に励振方向とコリオリ
方向に対する振動子52の共振周波数を一致させて、振
動ジャイロ50の感度の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動子の駆動と角速
度検出が圧電的に行われる圧電振動ジャイロにかかり、
更に具体的には、共振周波数の調整手法の改良に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】振動ジャイロは、振動子に角速度が加わる
と、その振動方向と垂直にコリオリの力が生ずるという
力学現象を利用したもので、圧電振動ジャイロは圧電素
子を振動と検出に利用したものである。既に各種のもの
が知られており、自動車のナビゲーションシステムやビ
デオカメラの手ぶれ調整などに応用されている。
【0003】一例として、特開平2−266214号公
報に開示されたものを説明する。図7において、振動ジ
ャイロ10は、エリンバ合金製の正三角柱状の振動子1
2を中心に構成されており、その三つの側面の中央部に
それぞれ圧電素子14,16,18が接着されている。
圧電素子14は、圧電セラミック14Aを電極14B,
14Cで挟んだ構成となっている。他の圧電素子16,
18についても同様である。
【0004】帰還用の圧電素子18の電極18Bは、発
振回路20の入力側に接続されており、この発振回路2
0の出力側は、固定抵抗22,24を各々介して励振用
の圧電素子14,16の入力側の電極14B,16Bに
それぞれ接続されている。また、励振用の圧電素子1
4,16の電極14B,16Bは、検出用端子26,2
8にそれぞれ接続されている。これら検出用端子26,
28は差動検出回路30にそれぞれ接続されており、こ
れによって検出用端子26,28の電位差が検出される
ようになっている。
【0005】発振回路20によって、圧電素子14,1
6と、圧電素子18との間に駆動電圧が印加されると、
圧電セラミック14A,16A,18Aの圧電作用によ
り振動子12が同図の上下方向に屈曲振動する。この状
態で振動子12の長手方向(図の紙面に垂直の方向)を
軸として振動ジャイロ10が回転すると、その回転角速
度に応じて励振方向と直交するコリオリ方向(同図の左
右方向)にコリオリ力が働く。このため、振動子12の
振動方向は、無回転時の上下の振動方向からずれるよう
になる。
【0006】すると、圧電素子14,16のインピーダ
ンスが振動ジャイロ10の回転角速度に応じて変化する
ようになり、この変化に対応する電位が検出用端子2
6,28に現われる。差動検出回路30では、検出用端
子26,28の電位差が検出される。この電位差は、圧
電素子14,16のインピーダンス変化,すなわちコリ
オリ力に基づく振動方向のずれに対応しており、結果的
に差動検出回路30の出力によって振動ジャイロ10の
回転角速度を知ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な圧電振動ジャイロにおいて検出感度を上げるには、励
振方向とコリオリ方向に対する振動子12の共振周波数
を一致させて振動振幅を大きくすることが有効である。
しかし、検出感度を上げるには、振動子12の機械的Q
(慣性)を上げなければならず、また、振動子12の加
工精度を上げるのみで両者の共振周波数を一致させるこ
とは困難である。
【0008】このような理由から、振動子12の共振周
波数を計測しながら振動体12を微量削るなどのトリミ
ングという作業が必要になる。このトリミング作業は、
振動子12毎に個別に行う作業であり、同時に大量の振
動子を処理できないため、多大の時間を必要とする。特
に、励振周波数とコリオリ力による振動周波数が接近し
てからは、微妙なトリミング調整が必要となる。更に、
仮に良好にトリミングを行ったとしても、経時変化や温
度変化によって共振周波数がずれることがあり、感度低
下の原因となる。
【0009】この発明は、これらの点に着目したもの
で、その目的は、周波数共振のためのトリミング調整,
特に最終的なトリミング調整を簡略化することである。
他の目的は、トリミング調整にかかる作業時間を短縮
し、圧電振動ジャイロのコストを低減することである。
更に他の目的は、圧電振動ジャイロ製造後の共振周波数
の経時変化の調整や、温度変化による共振周波数のずれ
の調整を、容易にあるいは自動的に行うことである。
【0010】
【課題を解決するための手段と作用】前記目的を達成す
るため、この発明は、補助用圧電素子あるいは補助用電
極に可変コンデンサなどの調整手段が接続され、これに
よって振動子あるいは圧電振動子の共振周波数が調整さ
れる。この調整は、検出出力の位相差を検出すること
で、自動的に調整可能である。従って、トリミングによ
る共振周波数の調整,特にその微調整作業に要する時間
が短縮される。また、経時変化や温度変化に伴う発振周
波数のずれの補正も可能となる。主要な態様の一つによ
れば、補助用の圧電素子や電極は、励振用の圧電素子や
電極に対応するように配置される。この発明の前記及び
他の目的,特徴,利点は、次の詳細な説明及び添付図面
から明瞭になろう。
【0011】
【好ましい実施例の説明】この発明の圧電振動ジャイロ
には数多くの実施例が有り得るが、ここでは適切な数の
実施例を示し、詳細に説明する。 <実施例1>図1には、実施例1の構成が示されてい
る。同図において、振動ジャイロ50は、角柱状の振動
子52を中心に構成されている。この振動子52の各側
面の中央部には、圧電素子54,56,58,60がそ
れぞれ設けられている。圧電素子54は、圧電体54A
を電極54B,54Cで挟んだ構成となっている。他の
圧電素子56,58,60についても同様である。
【0012】帰還用の圧電素子58の電極58Bは、発
振回路62の一端に接続されており、この発振回路62
の他端は、固定抵抗64,66を各々介して励振用の圧
電素子54,56の入力側の電極54B,56Bにそれ
ぞれ接続されている。また、励振用の圧電素子54,5
6の電極54B,56Bは、検出用端子68,70にそ
れぞれ接続されている。これら検出用端子68,70は
差動検出回路72にそれぞれ接続されており、これによ
って検出用端子68,70の電位差が検出されるように
なっている。以上の構成部分は、前記背景技術とほぼ同
様となっている。
【0013】次に、他の補助用の圧電素子60の入力側
の電極60Bは、インピーダンス素子である可変コンデ
ンサ74の一端に接続されている。振動子52,可変コ
ンデンサ74の他端はアースされている。このアース
は、発振回路62及び差動検出回路72のコモン電位と
なっている。
【0014】これらのうち、振動子52は、例えば鉄・
ニッケル合金,エリンバ合金,石英,ガラス,セラミッ
クなどの機械振動を生ずる材料によって四角柱状に形成
されている。圧電体54A,56A,58A,60Aと
しては、酸化鉛,PZT,あるいは圧電セラミックなど
の圧電材料が用いられる。電極54B,56B,58
B,60B,54C,56C,58C,60Cとして
は、アルミ,銀などの金属や合金が用いられる。
【0015】以上のような振動ジャイロ50は、例えば
図2に示すように振動可能に支持される。同図におい
て、振動子52のノード点(振動の節となる点)は、略
コ字状の支持線80,82のほぼ中心位置に半田などに
よって固定されている。支持線80,82の各脚は、プ
リント基板84に立設されている。つまり、プリント基
板84に立設された支持線80,82に振動子52をつ
り下げた構成となっている。なお、プリント基板84に
は、図1に示した発振回路62,固定抵抗64,66,
差動検出回路72,可変コンデンサ74などが設けられ
る。
【0016】次に、以上のように構成された実施例1の
作用を説明する。発振回路62によって、圧電素子5
4,56と、圧電素子58との間に駆動電圧が印加され
ると、圧電体54A,56A,58Aの圧電作用により
振動子52が図の上下方向に屈曲振動する。この状態で
振動子52の長手方向(図の紙面に垂直の方向)を軸と
して振動ジャイロ50が回転すると、その回転角速度に
応じて励振方向と直交するコリオリ方向(同図の左右方
向)にコリオリ力が働く。このため、振動子52の振動
方向は、無回転時の上下の振動方向からずれるようにな
る。
【0017】すると、圧電素子54,56のインピーダ
ンスが振動ジャイロ50の回転角速度に応じて変化する
ようになり、この変化に対応する電位が検出用端子6
8,70に現われる。差動検出回路72では、検出用端
子68,70の電位差が検出される。この電位差は、圧
電素子54,56のインピーダンス変化,すなわちコリ
オリ力に基づく振動方向のずれに対応しており、結果的
に差動検出回路72の出力によって振動ジャイロ50の
回転角速度を知ることができる。以上のような振動子の
励振と角速度検出の動作は、前記背景技術と基本的に同
様である。
【0018】次に、この実施例1の特徴である補助用の
圧電素子60と、その入力側の電極60Bに接続されて
いる可変コンデンサ74について説明する。この可変コ
ンデンサ74の部分を回路的に取り出してみると、図3
に示すようになる。ここで、可変コンデンサ74の容量
を変化させたとすると、振動子52が本来的に有する直
交する2つの固有振動モードの周波数が変化するように
なる。これは、4端子回路網として見たときのイメージ
パラメータにおける入力(固定抵抗64)と出力(可変
コンデンサ74)との相互干渉が生ずるためであると考
えられる。
【0019】別言すれば、コイルLとコンデンサCとの
直列共振回路で近似される圧電素子60に、可変コンデ
ンサ74が直列に接続されたため、圧電素子60の共振
周波数f=1/(2π√(LC))が変化することとなり、
相互作用により振動子52全体としての共振周波数も変
化する結果となったと考えられる。なお、このような共
振周波数の変化は、実験的にも確かめられている。この
点からすると、可変コンデンサ74の容量を変化させて
振動子52が本来的に有する固有振動モードの周波数が
近づくように調整すれば、結果的に励振の共振周波数と
コリオリ力の共振周波数を一致させることが可能とな
る。
【0020】このように、実施例1によれば、可変コン
デンサ74を調整することにより、励振方向とコリオリ
方向に対する振動子52の共振周波数を一致させること
ができ、振動ジャイロ50の感度を上げることができ
る。従って、振動子52の共振周波数を計測しながら振
動子52を微量削るというトリミング作業が不要とな
り、作業時間を短縮できる。
【0021】なお、可変コンデンサ74の代わりのイン
ピーダンス素子として可変抵抗90を用いても、やはり
励振方向とコリオリ方向に対する振動子52の共振周波
数が一致するように調整でき、圧電振動ジャイロ50の
感度を上げることができる。この場合は、可変抵抗Rに
よって圧電素子60のQ=√(L/C)/Rが変化し、結
果的に相互作用によって共振周波数が変化すると考えら
れる。また、同様に可変コンデンサ74を可変電圧源9
2に変えても、やはり励振方向とコリオリ方向に対する
振動子52の共振周波数を一致させることができ、振動
ジャイロ10の感度を上げることができる。この場合
は、電圧の印加によって圧電素子60の振動特性が変化
し、これによって振動子52の機械的変形が生じて共振
周波数が変化すると考えられる。
【0022】<実施例2>次に、図4を参照しながら実
施例2について説明する。なお、上述した実施例1と対
応する構成部分には、同一の符号を用いることとする。
同図において、圧電素子54,56は、検出用端子6
8,70の他に位相差検出回路100にも接続されてい
る。そして、この位相差検出回路100の出力側が調整
回路102に接続されている。調整回路102は、上述
した可変コンデンサ74,可変抵抗90,あるいは可変
電圧源92のいずれかによって構成されている。
【0023】次に実施例2の作用を説明すると、位相差
検出回路100によって、圧電素子54,56の出力信
号波形の位相差が検出される。励振方向とコリオリ方向
の共振周波数が一致しないときは、圧電素子54,56
の出力波形に位相差が生ずるようになるので、これが位
相差検出回路100で検出される。そして、検出結果が
調整回路102にフィードバックされ、位相差がなくな
るように、つまり圧電素子54,56の出力波形が同位
相となるように容量,抵抗値,あるいは電圧の制御が行
われる。
【0024】このように、実施例2によれば、共振周波
数の調整が自動的に行われるので、振動ジャイロ製造後
の経時変化に伴う共振周波数のずれや、温度変化に伴う
共振周波数のずれを自動的に調整することができ、絶え
ず感度を良好に保つことが可能となる。
【0025】<他の実施例>この発明は、以上の開示に
基づいて多様に改変することが可能であり、例えば次の
ようなものがある。 (1)振動子の形状や補助用圧電素子の取り付け方法な
どは、各種の変形が可能である。図5には、その例が示
されている。同図(A)の実施例は、三角柱状の振動子
200の各側面に、駆動用(励振用あるいは帰還用)圧
電素子202,204,206をそれぞれ設け、それら
の両側に補助用圧電素子202A,202B,204
A,204B,206A,206Bをそれぞれ設けたも
のである。同図(B)の例は、同じく三角柱状の振動子
210の各側面の駆動用圧電素子212の長手方向位置
に、補助用圧電素子212A,212Bをそれぞれ設け
たものである。なお、図は一つの側面について示してお
り、他の側面についても同様の素子配置となっている。
【0026】同図(C)の例は、三角柱状の振動子22
0の各側面にそれぞれ駆動用圧電素子222,224,
226をそれぞれ設け、圧電素子226の左右に補助用
圧電素子228,230を設けたものである。同図
(D)に示すものは、円柱状の振動子240の周囲に駆
動用圧電素子242,246,248,補助用圧電素子
248,250,252を交互に配置したものである。
【0027】(2)また、振動子自体を圧電材料で形成
し、その内部に電極を形成したタイプのものにも適用可
能である。図6には、そのような実施例が示されてい
る。まず、同図(A)に示すものは、圧電セラミックな
どの圧電材料で圧電振動子260が四角柱あるいは四角
板状に形成されており、その中央に内部電極262が形
成されている。内部電極262は、コモンないしアース
に接続されている。圧電振動子260の外側には各辺に
外部電極264,266,268,270がそれぞれ設
けられている。これらのうち、外部電極264,266
は励振用であり、図1のように抵抗64,66を介して
発振回路62に接続される。外部電極268は帰還用で
あり、発振回路62の他端に接続される。そして、外部
電極270が補助用電極として可変コンデンサ74など
に接続される。
【0028】この実施例では、圧電振動子260自体が
発振回路62の出力に基づいて圧電作用により励振され
る。回転角速度の検出原理や回路は、前記実施例と同様
である(図1,図4参照)。同図(B)に示す実施例
は、圧電振動子260の内側に複数の内部電極280,
282,284,286を形成し、外側にコモンないし
アースに接続される外部電極288を形成したものであ
る。同図(A)の実施例と比較して、電極構成が圧電振
動子の内側と外側とで逆の関係となったことが異なるの
みで、他は同様である。
【0029】(3)駆動用圧電素子(図6では駆動用電
極)としては少なくとも2つあればよい。また、補助用
の圧電素子や電極を二つ以上設けた場合は、いずれか一
つを粗調整用とし他の一つを微調整用とするという具合
に調整回路を構成することもできる。更に、振動子,圧
電振動子の形状も任意である。四角柱,三角柱,板状,
円筒状,リング状,円盤状などとしてよい。
【0030】(4)圧電ジャイロの支持手法や駆動方式
も必要に応じて適宜変更してよい。例えば、特開平5−
52571号公報に開示されている同期検波方式を適用
するなどである。この場合は、差動検出回路72の出力
を発振回路62の発振周波数で同期検波する同期検波回
路を接続すればよい。 (5)前記実施例では、可変コンデンサ素子,可変抵抗
素子,可変電圧源を調整手段として用いたが、他に可変
コイル素子を用いたり、あるいはそれらを組み合わせる
ようにしてもよい。
【0031】なお、可変コンデンサなどの共振周波数調
整手段を接続する補助用の圧電素子や電極は、励振用の
圧電素子や電極に対向するように配置すると、対向させ
るほど周波数調整を効果的に行うことができることが実
験的に確かめられている。前記実施例では、補助用圧電
素子60は励振用圧電素子54に対向しており(図1参
照)、補助用電極270は励振用電極264に対向して
いる(図6参照)。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次のような効果がある。 (1)駆動用の圧電素子や電極の他に補助用の圧電素子
や電極を設け、これに振動子の共振周波数の調整手段を
設けることによって、微妙な周波数調整が可能となり、
トリミングの作業時間を短縮することができる。 (2)検出信号の位相差に基づいて調整手段を自動調整
することとしたので、経時変化や温度変化などに伴う共
振周波数のずれを良好に補正して、感度の低下を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の振動ジャイロを示す構成
図である。
【図2】実施例1の振動ジャイロの支持構造の一例を示
す斜視図である。
【図3】実施例1の主要部を取り出して示す図である。
【図4】この発明の実施例2を示す構成図である。
【図5】この発明の他の実施例の主要部を示す構成図で
ある。
【図6】この発明の更に他の実施例の主要部を示す構成
図である。
【図7】圧電振動ジャイロの背景技術の一例の構成図で
ある。
【符号の説明】
50…振動ジャイロ 52…振動子 54,56…励振用圧電素子 58…帰還用圧電素子 60…補助用圧電素子 62…発振回路 64,66…固定抵抗 68,70…検出用端子 72…差動検出回路 74…可変コンデンサ(調整手段) 80,82…支持線 84…プリント基板 90…可変抵抗(調整手段) 92…可変電圧源(調整手段) 100…位相差検出回路(位相差検出手段) 102…調整回路(調整手段) 260…圧電振動子 262…内部電極 264,266,280,282…励振用電極 268,284…帰還用電極 270,286…補助用電極 288…外部電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励振用及び帰還用圧電素子;これらの圧
    電素子によって励振される振動子;この振動子の共振周
    波数を調整するための補助用圧電素子;を備えた圧電振
    動ジャイロ。
  2. 【請求項2】 前記補助用圧電素子に共振周波数の調整
    手段を設けた請求項1記載の圧電振動ジャイロ。
  3. 【請求項3】 前記励振用圧電素子を2つ設けるととも
    に、それらの検出信号波形の位相差を検出し、この検出
    結果に基づいて前記調整手段を制御する位相差検出手段
    を備えた請求項2記載の圧電振動ジャイロ。
  4. 【請求項4】 圧電材料によって形成された圧電振動
    子;この圧電振動子の中心に設けられた内部電極;前記
    圧電振動子の外側に設けられた励振用電極,帰還用電
    極,及び圧電振動子の共振周波数を調整するための補助
    用電極;を備えた圧電振動ジャイロ。
  5. 【請求項5】 圧電材料によって形成された圧電振動
    子;この圧電振動子の内側に設けられた励振用電極,帰
    還用電極,及び圧電振動子の共振周波数を調整するため
    の補助用電極;前記圧電振動子の外側に設けられた外部
    電極;を備えた圧電振動ジャイロ。
  6. 【請求項6】 前記補助用電極に共振周波数の調整手段
    を設けた請求項4又は5記載の圧電振動ジャイロ。
  7. 【請求項7】 前記励振用電極を2つ設けるとともに、
    それらの検出信号波形の位相差を検出し、この検出結果
    に基づいて前記調整手段を制御する位相差検出手段を備
    えた請求項6記載の圧電振動ジャイロ。
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