JPH0843026A - キャリブレーション装置及びホログラム - Google Patents
キャリブレーション装置及びホログラムInfo
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- JPH0843026A JPH0843026A JP6179045A JP17904594A JPH0843026A JP H0843026 A JPH0843026 A JP H0843026A JP 6179045 A JP6179045 A JP 6179045A JP 17904594 A JP17904594 A JP 17904594A JP H0843026 A JPH0843026 A JP H0843026A
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- JP
- Japan
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- camera
- pattern
- calibration
- calibration device
- hologram
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- Holo Graphy (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】可動部を排除することにより、単純な構成で高
精度なキャリブレーションを可能とするキャリブレーシ
ョン装置を提供する。 【構成】撮像カメラ10のキャリブレーションを行なう
ために、撮像カメラ10に3次元位置情報を呈示するた
めのキャリブレーション装置であって、所定の3次元パ
ターンを記憶させたホログラム板16と、ホログラム板
に複数の方向から光を照射する光源18, 20とを具備
する。
精度なキャリブレーションを可能とするキャリブレーシ
ョン装置を提供する。 【構成】撮像カメラ10のキャリブレーションを行なう
ために、撮像カメラ10に3次元位置情報を呈示するた
めのキャリブレーション装置であって、所定の3次元パ
ターンを記憶させたホログラム板16と、ホログラム板
に複数の方向から光を照射する光源18, 20とを具備
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのキャリブレー
ションを自動化することが可能なキャリブレーション装
置及びホログラムに関するものである。
ションを自動化することが可能なキャリブレーション装
置及びホログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラで撮像した画像を処理し、
物体の位置を計測する場合、カメラのキャリブレーショ
ン(世界座標系、カメラ座標系、画面座標系間の相対的
位置関係の校正)を行なわなければならない。このキャ
リブレーションを行なわないと、カメラで撮像している
画面上の物体位置が世界座標系(絶対座標系)でどの位
置に対応するのかが正確にわからないため、物体の位置
を正確に測定することができない。したがって、高精度
にカメラキャリブレーションを行なうことは、物体の位
置計測を高精度で行なうためには不可欠である。
物体の位置を計測する場合、カメラのキャリブレーショ
ン(世界座標系、カメラ座標系、画面座標系間の相対的
位置関係の校正)を行なわなければならない。このキャ
リブレーションを行なわないと、カメラで撮像している
画面上の物体位置が世界座標系(絶対座標系)でどの位
置に対応するのかが正確にわからないため、物体の位置
を正確に測定することができない。したがって、高精度
にカメラキャリブレーションを行なうことは、物体の位
置計測を高精度で行なうためには不可欠である。
【0003】また、このキャリブレーションは、カメラ
の位置の経時変化や、カメラ内部の光学系及び撮像素子
の位置ずれ等によりある程度の時間が経過するとくるっ
てくる可能性がある。そのため、キャリブレーションは
定期的に行なう必要がある。特に、工場での自動組立の
ために画像で部品の位置を計測する場合、キャリブレー
ションを定期的に行なうためには、自動化されたキャリ
ブレーションシステムが必要である。
の位置の経時変化や、カメラ内部の光学系及び撮像素子
の位置ずれ等によりある程度の時間が経過するとくるっ
てくる可能性がある。そのため、キャリブレーションは
定期的に行なう必要がある。特に、工場での自動組立の
ために画像で部品の位置を計測する場合、キャリブレー
ションを定期的に行なうためには、自動化されたキャリ
ブレーションシステムが必要である。
【0004】従来のカメラのキャリブレーションは、世
界座標系(絶対座標系)での位置が既知な3次元空間中
の複数の点をカメラで撮像することにより、カメラのキ
ャリブレーションパラメータを演算で求めるようにして
いいる。一般的には、格子模様、市松模様や黒丸等を描
いたキャリブレーションプレートを用意して、2元空間
中の点として格子や市松模様の交点や黒丸を用い、さら
に、このプレートをそれと直行する方向に移動させるこ
とにより3次元的に分布した複数の点を得るようにして
いる。従って、キャリブレーションを自動化するために
はキャリブレーションプレートを自動的に動かす装置が
必要となる。
界座標系(絶対座標系)での位置が既知な3次元空間中
の複数の点をカメラで撮像することにより、カメラのキ
ャリブレーションパラメータを演算で求めるようにして
いいる。一般的には、格子模様、市松模様や黒丸等を描
いたキャリブレーションプレートを用意して、2元空間
中の点として格子や市松模様の交点や黒丸を用い、さら
に、このプレートをそれと直行する方向に移動させるこ
とにより3次元的に分布した複数の点を得るようにして
いる。従って、キャリブレーションを自動化するために
はキャリブレーションプレートを自動的に動かす装置が
必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のキャリブレーションの手法においては以下のよう
な問題点があった。 (1)キャリブレーションプレートを自動的に且つ正確
に動かす必要があるため、キャリブレーションプレート
を動かす駆動部とそれを制御する制御部が必要となり、
キャリブレーション装置が大掛かりなものとなる。 (2)機械的な可動部があるため、ギヤのバックラッシ
ュ等によりキャリブレーションプレート位置に誤差が生
じ、高精度なカメラキャリブレーションが困難である。 (3)キャリブレーションプレートを動かして、複数枚
の画像を撮像し、画像処理しなければならず、時間と手
間がかかる。
従来のキャリブレーションの手法においては以下のよう
な問題点があった。 (1)キャリブレーションプレートを自動的に且つ正確
に動かす必要があるため、キャリブレーションプレート
を動かす駆動部とそれを制御する制御部が必要となり、
キャリブレーション装置が大掛かりなものとなる。 (2)機械的な可動部があるため、ギヤのバックラッシ
ュ等によりキャリブレーションプレート位置に誤差が生
じ、高精度なカメラキャリブレーションが困難である。 (3)キャリブレーションプレートを動かして、複数枚
の画像を撮像し、画像処理しなければならず、時間と手
間がかかる。
【0006】従って、本発明は上述した課題に鑑見てな
されたものであり、その目的とするところは、可動部を
排除することにより、単純な構成で高精度なキャリブレ
ーションを可能とするキャリブレーション装置及びホロ
グラムを提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、可動部を
排除することにより、単純な構成で高精度なキャリブレ
ーションを可能とするキャリブレーション装置及びホロ
グラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明のキャリブレーション装
置は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうため
に、該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキ
ャリブレーション装置であって、所定の3次元パターン
を記憶させたホログラムと、該ホログラムに複数の方向
から光を照射する光源とを具備することを特徴としてい
る。
目的を達成するために、本発明のキャリブレーション装
置は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうため
に、該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキ
ャリブレーション装置であって、所定の3次元パターン
を記憶させたホログラムと、該ホログラムに複数の方向
から光を照射する光源とを具備することを特徴としてい
る。
【0008】また、この発明に係わるキャリブレーショ
ン装置において、前記撮像カメラにより撮像された画像
の歪みから、前記ホログラムと光源との位置誤差を検出
することを特徴としている。
ン装置において、前記撮像カメラにより撮像された画像
の歪みから、前記ホログラムと光源との位置誤差を検出
することを特徴としている。
【0009】また、本発明のホログラムは撮像カメラの
キャリブレーションのための3次元パターンを記憶した
ことを特徴としている。
キャリブレーションのための3次元パターンを記憶した
ことを特徴としている。
【0010】また、本発明のキャリブレーション装置
は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうために、
該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキャリ
ブレーション装置であって、円錐体または角錐体または
ピラミッド型体の表面に一定のパターンで模様を形成し
てなることを特徴としている。
は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうために、
該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキャリ
ブレーション装置であって、円錐体または角錐体または
ピラミッド型体の表面に一定のパターンで模様を形成し
てなることを特徴としている。
【0011】また、本発明のキャリブレーション装置
は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうために、
該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキャリ
ブレーション装置であって、夫々色の異なる紐状部材に
より形成される格子パターンを複数層所定間隔離間して
配置してなることを特徴としている。
は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうために、
該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキャリ
ブレーション装置であって、夫々色の異なる紐状部材に
より形成される格子パターンを複数層所定間隔離間して
配置してなることを特徴としている。
【0012】また、本発明のキャリブレーション装置
は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうために、
該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキャリ
ブレーション装置であって、夫々所定間隔を離間して複
数枚配置され、夫々に所定パターンの模様を表示可能な
液晶パネルと、前記複数の液晶パネルに、交互に前記所
定パターンの模様を表示させる駆動装置とを具備するこ
とを特徴としている。
は、撮像カメラのキャリブレーションを行なうために、
該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するためのキャリ
ブレーション装置であって、夫々所定間隔を離間して複
数枚配置され、夫々に所定パターンの模様を表示可能な
液晶パネルと、前記複数の液晶パネルに、交互に前記所
定パターンの模様を表示させる駆動装置とを具備するこ
とを特徴としている。
【0013】
【作用】以上のようにこの発明に係わるキャリブレーシ
ョン装置及びホログラムは構成されているので、カメラ
に対してキャリブレーション装置を固定したままの状態
で、カメラに一度に3次元位置情報を入力することがで
きるので、従来のようにキャリブレーションプレートを
移動させるための移動機構等を必要とせず、単純な構成
で高精度にカメラのキャリブレーションを行なうことが
可能となる。
ョン装置及びホログラムは構成されているので、カメラ
に対してキャリブレーション装置を固定したままの状態
で、カメラに一度に3次元位置情報を入力することがで
きるので、従来のようにキャリブレーションプレートを
移動させるための移動機構等を必要とせず、単純な構成
で高精度にカメラのキャリブレーションを行なうことが
可能となる。
【0014】また、カメラのキャリブレーションに必要
とする画像が1枚だけであるので、処理の高速化を図る
ことができる。
とする画像が1枚だけであるので、処理の高速化を図る
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1乃至図3は、第1の実施例のキャ
リブレーション装置を示した図である。図1において、
キャリブレーション装置12は四角錐の表面にパターン
を表示したものであり、パターンとしては、例えば図示
したようにドット(黒丸)を用いる。また、図2は、キ
ャリブレーション装置の他の例を示したものであり、図
示したように円錐の表面にドット(黒丸)のパターンを
表示したものである。さらに、図3は、キャリブレーシ
ョン装置のさらに他の例を示したものであり、ピラミッ
ド状のブロックの表面にドットのパターンを表示して構
成されている。
図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1乃至図3は、第1の実施例のキャ
リブレーション装置を示した図である。図1において、
キャリブレーション装置12は四角錐の表面にパターン
を表示したものであり、パターンとしては、例えば図示
したようにドット(黒丸)を用いる。また、図2は、キ
ャリブレーション装置の他の例を示したものであり、図
示したように円錐の表面にドット(黒丸)のパターンを
表示したものである。さらに、図3は、キャリブレーシ
ョン装置のさらに他の例を示したものであり、ピラミッ
ド状のブロックの表面にドットのパターンを表示して構
成されている。
【0016】このように構成されるキャリブレーション
装置は以下のように使用される。
装置は以下のように使用される。
【0017】まず、キャリブレーション装置12の上方
に設置したカメラにより画像を1枚撮像する。次に、2
値化処理などを用いて、入力された画像からドットパタ
ーンを抽出する。抽出されたドットパターンは、例えば
図1及び図2に示したキャリブレーション装置ではドッ
トが斜面上にあるため楕円状になっている。このドット
パターンの重心を求める。ドットパターンの中心と重心
は一致するので、2値化されたドットパターンの重心
を、そのドットの中心位置とする。次に、画面中のパタ
ーンの中心位置と、実際のキャリブレーション装置の3
次元的な中心位置を対応付ける。そして、これらの位置
情報から既に公知の方法によりカメラのパラメータを計
算する。
に設置したカメラにより画像を1枚撮像する。次に、2
値化処理などを用いて、入力された画像からドットパタ
ーンを抽出する。抽出されたドットパターンは、例えば
図1及び図2に示したキャリブレーション装置ではドッ
トが斜面上にあるため楕円状になっている。このドット
パターンの重心を求める。ドットパターンの中心と重心
は一致するので、2値化されたドットパターンの重心
を、そのドットの中心位置とする。次に、画面中のパタ
ーンの中心位置と、実際のキャリブレーション装置の3
次元的な中心位置を対応付ける。そして、これらの位置
情報から既に公知の方法によりカメラのパラメータを計
算する。
【0018】このように、図1乃至図3に示したキャリ
ブレーション装置を用いれば、一つのキャリブレーショ
ン装置で、1度に3次元位置情報をカメラに入力するこ
とができ、可動部分をなくすことができるため、カメラ
のキャリブレーション装置の構成を単純化でき、且つ高
精度なキャリブレーションを行なうことが可能となる。
また、入力画像が一枚で済むため、キャリブレーション
の処理を高速化することができる。 (第2の実施例)次に、図4は、第2の実施例のキャリ
ブレーション装置を示す図である。
ブレーション装置を用いれば、一つのキャリブレーショ
ン装置で、1度に3次元位置情報をカメラに入力するこ
とができ、可動部分をなくすことができるため、カメラ
のキャリブレーション装置の構成を単純化でき、且つ高
精度なキャリブレーションを行なうことが可能となる。
また、入力画像が一枚で済むため、キャリブレーション
の処理を高速化することができる。 (第2の実施例)次に、図4は、第2の実施例のキャリ
ブレーション装置を示す図である。
【0019】図4において、キャリブレーション装置1
4は、色糸を格子状にかつ立体的に張り巡らして構成さ
れている。色糸は、例えば3層に分けて張り巡らされて
おり、各層の糸の色を夫々異なった色とする。これによ
り、1つの層の色糸の交点が2次元的な位置をあらわ
し、各層の糸の色の違いにより、糸の交点の深さ方向の
位置も知ることができる。すなわち、3次元的な位置を
カメラの1画面に取り込むことができる。
4は、色糸を格子状にかつ立体的に張り巡らして構成さ
れている。色糸は、例えば3層に分けて張り巡らされて
おり、各層の糸の色を夫々異なった色とする。これによ
り、1つの層の色糸の交点が2次元的な位置をあらわ
し、各層の糸の色の違いにより、糸の交点の深さ方向の
位置も知ることができる。すなわち、3次元的な位置を
カメラの1画面に取り込むことができる。
【0020】このように構成されるキャリブレーション
装置は以下のように使用される。
装置は以下のように使用される。
【0021】まず、キャリブレーション装置14の上方
に設置したカメラにより画像を1枚撮像する。次に、入
力された画像から同一層にある縦糸と横糸の交点を抽出
する。このとき、糸の色情報を利用して同一層にある糸
を抽出する。次に、画像中の糸の交点の位置と、その交
点の世界座標系(絶対座標系)での位置を対応付ける。
そして、これらの位置情報から既に公知の方法によりカ
メラのパラメータを計算する。
に設置したカメラにより画像を1枚撮像する。次に、入
力された画像から同一層にある縦糸と横糸の交点を抽出
する。このとき、糸の色情報を利用して同一層にある糸
を抽出する。次に、画像中の糸の交点の位置と、その交
点の世界座標系(絶対座標系)での位置を対応付ける。
そして、これらの位置情報から既に公知の方法によりカ
メラのパラメータを計算する。
【0022】このように、図4に示したキャリブレーシ
ョン装置を用いれば、一つのキャリブレーション装置
で、1度に3次元位置情報をカメラに入力することがで
き、可動部分をなくすことができるため、カメラのキャ
リブレーション装置の構成を単純化でき、且つ高精度な
キャリブレーションを行なうことが可能となる。また、
入力画像が一枚で済むため、キャリブレーションの処理
を高速化することができる。また、色糸を用いることで
糸の交点の3次元的な配置状態がわかるので、その交点
の画面中の位置と世界座標系上での3次元的な位置との
対応付けを容易に行なうことができる。 (第3の実施例)図5は、第3の実施例のキャリブレー
ション装置の構成を示した図である。
ョン装置を用いれば、一つのキャリブレーション装置
で、1度に3次元位置情報をカメラに入力することがで
き、可動部分をなくすことができるため、カメラのキャ
リブレーション装置の構成を単純化でき、且つ高精度な
キャリブレーションを行なうことが可能となる。また、
入力画像が一枚で済むため、キャリブレーションの処理
を高速化することができる。また、色糸を用いることで
糸の交点の3次元的な配置状態がわかるので、その交点
の画面中の位置と世界座標系上での3次元的な位置との
対応付けを容易に行なうことができる。 (第3の実施例)図5は、第3の実施例のキャリブレー
ション装置の構成を示した図である。
【0023】図5において、キャリブレーション装置1
6は、3次元パターンが記録されたホログラム板から構
成されている。このホログラム板16の斜め前方には参
照光Aとしてのレーザー光を発する第1の光源18と、
参照光Bとしてのレーザー光を発する第2の光源20が
配置されている。ホログラム板16に参照光Aが照射さ
れると、CCD等の撮像素子を用いたカメラ10には、
参照光Aにより形成される画像Aが撮像される。また、
ホログラム板16に参照光Bが照射されると、カメラ1
0には、参照光Bにより形成される画像Bが撮像され
る。画像Aと画像Bとは、図示したように、夫々カメラ
10からの距離が異なる位置に形成されるようになされ
ている。そして、画像Aは、例えば、四角形状のドット
を格子状に配列したものであり、画像Bは、例えば、三
角形状のドットを格子状に配列したものである。ただ
し、画像A、画像Bはこれら四角形状あるいは三角形状
のパターンに限定されるものではなく、その中心位置が
求められる形状のパターンであれば何でもよい。
6は、3次元パターンが記録されたホログラム板から構
成されている。このホログラム板16の斜め前方には参
照光Aとしてのレーザー光を発する第1の光源18と、
参照光Bとしてのレーザー光を発する第2の光源20が
配置されている。ホログラム板16に参照光Aが照射さ
れると、CCD等の撮像素子を用いたカメラ10には、
参照光Aにより形成される画像Aが撮像される。また、
ホログラム板16に参照光Bが照射されると、カメラ1
0には、参照光Bにより形成される画像Bが撮像され
る。画像Aと画像Bとは、図示したように、夫々カメラ
10からの距離が異なる位置に形成されるようになされ
ている。そして、画像Aは、例えば、四角形状のドット
を格子状に配列したものであり、画像Bは、例えば、三
角形状のドットを格子状に配列したものである。ただ
し、画像A、画像Bはこれら四角形状あるいは三角形状
のパターンに限定されるものではなく、その中心位置が
求められる形状のパターンであれば何でもよい。
【0024】このように構成されるキャリブレーション
装置は以下のように使用される。
装置は以下のように使用される。
【0025】まず、ホログラム板16を世界座標系(X
−Y−Z座標系)に対して正確な位置に位置決めする。
次に、未知な位置にカメラ10及び光源18, 20を固
定する。ただし、光源18, 20は、ある程度の誤差内
(参照光により像が現われる範囲内)で固定されればよ
い。
−Y−Z座標系)に対して正確な位置に位置決めする。
次に、未知な位置にカメラ10及び光源18, 20を固
定する。ただし、光源18, 20は、ある程度の誤差内
(参照光により像が現われる範囲内)で固定されればよ
い。
【0026】次に、光源18, 20からの参照光による
3次元画像(すなわち画像Aと画像B)をカメラ10で
撮像する。撮像された3次元画像と、既にわかっている
ホログラム板16の世界座標系上の位置とから、カメラ
10の内部パラメータ(焦点距離、CCDセルの大きさ
等)、外部パラメータ(取付位置等)、及び光源18,
20の取付誤差をキャリブレーションする。なお、カメ
ラのキャリブレーション処理の方法は従来から用いられ
ている手法を用いればよい。また、光源18,20の取
付誤差は像の歪みから逆算することができる。
3次元画像(すなわち画像Aと画像B)をカメラ10で
撮像する。撮像された3次元画像と、既にわかっている
ホログラム板16の世界座標系上の位置とから、カメラ
10の内部パラメータ(焦点距離、CCDセルの大きさ
等)、外部パラメータ(取付位置等)、及び光源18,
20の取付誤差をキャリブレーションする。なお、カメ
ラのキャリブレーション処理の方法は従来から用いられ
ている手法を用いればよい。また、光源18,20の取
付誤差は像の歪みから逆算することができる。
【0027】また、上記の説明では、2つの画像をホロ
グラム板に記憶させておく場合について説明したが、こ
れに限定されず、3つ以上の画像をホログラム板に記憶
させておき、3つ以上の光源でレーザー光をホログラム
板に照射するようにしてもよい。このようにカメラのキ
ャリブレーションに3つ以上の像を使用するようにすれ
ば、キャリブレーションの精度は更に向上することとな
る。
グラム板に記憶させておく場合について説明したが、こ
れに限定されず、3つ以上の画像をホログラム板に記憶
させておき、3つ以上の光源でレーザー光をホログラム
板に照射するようにしてもよい。このようにカメラのキ
ャリブレーションに3つ以上の像を使用するようにすれ
ば、キャリブレーションの精度は更に向上することとな
る。
【0028】次に、図6は上記のようなホログラム板を
用いたキャリブレーション装置を実際の製造ラインに適
用した場合を示した図である。
用いたキャリブレーション装置を実際の製造ラインに適
用した場合を示した図である。
【0029】図6に示したように、実際にワークの位置
を計測する範囲に、設備の一部、あるいは可動部がある
場合、キャリブレーション基準を設けることが困難であ
る。そのため、設備の余剰スペースにキャリブレーショ
ン用のホログラム板を設置し、実際の計測範囲に基準像
を投影する。
を計測する範囲に、設備の一部、あるいは可動部がある
場合、キャリブレーション基準を設けることが困難であ
る。そのため、設備の余剰スペースにキャリブレーショ
ン用のホログラム板を設置し、実際の計測範囲に基準像
を投影する。
【0030】また、図7はホログラム板を用いたキャリ
ブレーション装置を実際の製造ラインに適用した他の例
を示した図である。
ブレーション装置を実際の製造ラインに適用した他の例
を示した図である。
【0031】図7に示すように、ワークとカメラとの間
にハーフミラーを設置し、このハーフミラーで反射され
る範囲にホログラム板を設置する。このようにしても、
図6の場合と同様に、設備の一部や可動部と干渉しない
位置にキャリブレーション装置を配置することが可能と
なる。また、図7の構成によれば、製造ラインの稼働中
に基準像を計測範囲に投影することにより、ラインの稼
働中でもキャリブレーションが可能となる。これによ
り、ワークの位置計測系のメンテナンスフリーが実現さ
れる。
にハーフミラーを設置し、このハーフミラーで反射され
る範囲にホログラム板を設置する。このようにしても、
図6の場合と同様に、設備の一部や可動部と干渉しない
位置にキャリブレーション装置を配置することが可能と
なる。また、図7の構成によれば、製造ラインの稼働中
に基準像を計測範囲に投影することにより、ラインの稼
働中でもキャリブレーションが可能となる。これによ
り、ワークの位置計測系のメンテナンスフリーが実現さ
れる。
【0032】以上説明したように、上記の第3の実施例
においては、カメラの軸方向に所定距離だけ離間した画
像をホログラム板に記憶させておき、このホログラム板
に複数の光源から参照光を照射することにより、容易に
カメラに3次元画像を入力することができ、1枚の画像
のみでカメラのキャリブレーションを行なうことができ
る。 (第4の実施例)図8及び図9は、第4の実施例のキャ
リブレーション装置の構成を示した図である。
においては、カメラの軸方向に所定距離だけ離間した画
像をホログラム板に記憶させておき、このホログラム板
に複数の光源から参照光を照射することにより、容易に
カメラに3次元画像を入力することができ、1枚の画像
のみでカメラのキャリブレーションを行なうことができ
る。 (第4の実施例)図8及び図9は、第4の実施例のキャ
リブレーション装置の構成を示した図である。
【0033】図8において、22はキャリブレーション
パターンを呈示する装置であり、この呈示装置22は、
カメラ28の光軸方向に互いに所定距離だけ離間して且
つ互いに平行に精度良く固定された複数枚の液晶パネル
から構成されている。24はそれぞれの液晶パネル22
を駆動するための駆動装置、26は、キャリブレーショ
ン装置全体を制御する制御装置40から画像パターンを
呈示する位置データを受け取り、その位置にパターンを
表示させるように液晶パネル22を交互に駆動するため
の駆動制御装置である。
パターンを呈示する装置であり、この呈示装置22は、
カメラ28の光軸方向に互いに所定距離だけ離間して且
つ互いに平行に精度良く固定された複数枚の液晶パネル
から構成されている。24はそれぞれの液晶パネル22
を駆動するための駆動装置、26は、キャリブレーショ
ン装置全体を制御する制御装置40から画像パターンを
呈示する位置データを受け取り、その位置にパターンを
表示させるように液晶パネル22を交互に駆動するため
の駆動制御装置である。
【0034】また、28は校正の対象となるカメラ、3
0はカメラ28を制御するための制御装置、32はカメ
ラ28からのアナログ出力信号をデジタル信号に変換す
るA/ D変換器、34はデジタル画像データを格納する
画像データ保持装置、36は画像から特徴を抽出し、そ
の特徴の画面中での位置を出力する出力装置、38は、
制御装置40から受け取る特徴の世界座標系での位置デ
ータと出力装置36から受け取る特徴の画面中での位置
データからカメラパラメータを計算する演算装置であ
る。
0はカメラ28を制御するための制御装置、32はカメ
ラ28からのアナログ出力信号をデジタル信号に変換す
るA/ D変換器、34はデジタル画像データを格納する
画像データ保持装置、36は画像から特徴を抽出し、そ
の特徴の画面中での位置を出力する出力装置、38は、
制御装置40から受け取る特徴の世界座標系での位置デ
ータと出力装置36から受け取る特徴の画面中での位置
データからカメラパラメータを計算する演算装置であ
る。
【0035】上記のキャリブレーション装置では、既に
述べたようにn枚の液晶パネルが互いに平行となるよう
に精度良く設置されている。液晶パネルは、液晶層を透
過する光の量を0%から100%まで変化させることが
できるものを用いる。図9に示すように、カメラ側から
順に液晶パネルをLC1,LC2,…, LCn とする。今、
液晶パネルLC1,LC2,…, LCi-1 (i=2, 3,
…, n)の光の透過率を100%とし、LCi の透過率
を0%とすることによりパターンを表示させると、液晶
パネルの正面に設置したカメラ28でLCi に表示され
たパターンを撮像することができる。
述べたようにn枚の液晶パネルが互いに平行となるよう
に精度良く設置されている。液晶パネルは、液晶層を透
過する光の量を0%から100%まで変化させることが
できるものを用いる。図9に示すように、カメラ側から
順に液晶パネルをLC1,LC2,…, LCn とする。今、
液晶パネルLC1,LC2,…, LCi-1 (i=2, 3,
…, n)の光の透過率を100%とし、LCi の透過率
を0%とすることによりパターンを表示させると、液晶
パネルの正面に設置したカメラ28でLCi に表示され
たパターンを撮像することができる。
【0036】また、駆動制御装置26で、液晶パネルの
駆動装置24を制御することにより、液晶パネルLCi
(i=1, 2, …, n)に任意のパターンを表示させる
ことができる。つまり、駆動制御装置26にパターンの
形と呈示位置データを与えると、指令された位置に指定
されたパターンを表示することができるわけである。あ
るパターンを1つだけ表示させ、その様子をカメラ28
で撮像すると、そのパターンの世界座標系での位置と画
面座標系での位置との対応付けが容易に行われる。
駆動装置24を制御することにより、液晶パネルLCi
(i=1, 2, …, n)に任意のパターンを表示させる
ことができる。つまり、駆動制御装置26にパターンの
形と呈示位置データを与えると、指令された位置に指定
されたパターンを表示することができるわけである。あ
るパターンを1つだけ表示させ、その様子をカメラ28
で撮像すると、そのパターンの世界座標系での位置と画
面座標系での位置との対応付けが容易に行われる。
【0037】図10は、座標系を示したものである。
【0038】図10において、世界座標系O(X, Y,
Z)の原点Oは、液晶パネルLC1の左上にとり、X軸
はカメラから見て水平方向右向き、Y軸は鉛直方向下向
き、Z軸はカメラから見て手前から奥の方向にとる。液
晶パネルLCi のパネル座標系O’(Xi ’, Yi ’)
の原点Oi ’は液晶パネルLCi の左上にとり、Xi ’
軸、Yi ’軸はそれぞれX軸、Y軸に平行にとる。この
とき原点Oi ’の世界座標系での位置を(0, 0, di
)とする(ただしdi =0)。
Z)の原点Oは、液晶パネルLC1の左上にとり、X軸
はカメラから見て水平方向右向き、Y軸は鉛直方向下向
き、Z軸はカメラから見て手前から奥の方向にとる。液
晶パネルLCi のパネル座標系O’(Xi ’, Yi ’)
の原点Oi ’は液晶パネルLCi の左上にとり、Xi ’
軸、Yi ’軸はそれぞれX軸、Y軸に平行にとる。この
とき原点Oi ’の世界座標系での位置を(0, 0, di
)とする(ただしdi =0)。
【0039】また、カメラ座標系o(x, y, z)の原
点はカメラの焦点にとり、x軸は鉛直上向き、y軸は水
平方向右向き、z軸は光軸に沿ってとる。カメラの撮像
面はz=fの位置にz軸に垂直にあるとし、画面座標系
o’(p, q)の原点o’は(0, 0, f)の位置にあ
り、p軸、q軸はそれぞれx軸、y軸と平行にとる。
点はカメラの焦点にとり、x軸は鉛直上向き、y軸は水
平方向右向き、z軸は光軸に沿ってとる。カメラの撮像
面はz=fの位置にz軸に垂直にあるとし、画面座標系
o’(p, q)の原点o’は(0, 0, f)の位置にあ
り、p軸、q軸はそれぞれx軸、y軸と平行にとる。
【0040】以上のように構成されるキャリブレーショ
ン装置の動作を図11に示したフローチャートを参照し
て説明する。
ン装置の動作を図11に示したフローチャートを参照し
て説明する。
【0041】まず、任意の液晶パネルCLi (i=1,
…, n)の(Pij, Qij)の位置にパターンSijを1つ
だけ表示させる(ステップS2)。このときパターンS
ijの位置を世界座標系で表わすと(Pij, Qij, di )
となる。パターンとして例えば丸を用いると、パターン
の位置は丸の中心で表わされる。次に、カメラ28で画
像を撮影する(ステップS4)。カメラ28で撮像した
画像信号をA/ D変換器32でアナログ信号からデジタ
ル信号に変換(ステップS6)した後、画像データ保持
装置34に画像を格納する(ステップS8)。出力装置
36で画像からパターンを抽出し、画面中におけるパタ
ーンSijの位置(pij, qij)を求める(ステップS1
0)。パターンとして丸を用いた場合、2値化処理など
で丸を抽出し、抽出した丸の重心位置を求めてパターン
の位置とする。そして、j=1〜kについて、すなわち
複数の液晶パネルのそれぞれについて、上記のパターン
の表示からパターンの重心位置を求める一連の処理を繰
り返す(ステップS12)。
…, n)の(Pij, Qij)の位置にパターンSijを1つ
だけ表示させる(ステップS2)。このときパターンS
ijの位置を世界座標系で表わすと(Pij, Qij, di )
となる。パターンとして例えば丸を用いると、パターン
の位置は丸の中心で表わされる。次に、カメラ28で画
像を撮影する(ステップS4)。カメラ28で撮像した
画像信号をA/ D変換器32でアナログ信号からデジタ
ル信号に変換(ステップS6)した後、画像データ保持
装置34に画像を格納する(ステップS8)。出力装置
36で画像からパターンを抽出し、画面中におけるパタ
ーンSijの位置(pij, qij)を求める(ステップS1
0)。パターンとして丸を用いた場合、2値化処理など
で丸を抽出し、抽出した丸の重心位置を求めてパターン
の位置とする。そして、j=1〜kについて、すなわち
複数の液晶パネルのそれぞれについて、上記のパターン
の表示からパターンの重心位置を求める一連の処理を繰
り返す(ステップS12)。
【0042】このようにして求められたk組のSij(P
ij, Qij, di )とsij(pij, qij)を演算装置38
に送り、カメラパラメータを計算する(ステップS1
4)。このカメラパラメータの計算は既に公知の方法で
行われる。
ij, Qij, di )とsij(pij, qij)を演算装置38
に送り、カメラパラメータを計算する(ステップS1
4)。このカメラパラメータの計算は既に公知の方法で
行われる。
【0043】以上説明したように、この第4の実施例の
キャリブレーション装置によれば、制御装置により、カ
メラからの画像の入力とキャリブレーションパターン呈
示装置(液晶パネル)を制御することにより、カメラの
校正を自動的に行なうことができる。
キャリブレーション装置によれば、制御装置により、カ
メラからの画像の入力とキャリブレーションパターン呈
示装置(液晶パネル)を制御することにより、カメラの
校正を自動的に行なうことができる。
【0044】またキャリブレーションパターン呈示装置
を制御して任意の液晶パネルにパターンを表示すること
により、従来のキャリブレーションプレートを動かすこ
とと等価な機能を得ることができる。
を制御して任意の液晶パネルにパターンを表示すること
により、従来のキャリブレーションプレートを動かすこ
とと等価な機能を得ることができる。
【0045】また、機械的な可動部がないため、高精度
なカメラ構成を行なうことができる。
なカメラ構成を行なうことができる。
【0046】また、表示するパターンを制御することに
より、画面中の位置と3次元空間中の位置との対応付け
が容易に行なえる。
より、画面中の位置と3次元空間中の位置との対応付け
が容易に行なえる。
【0047】なお、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施例を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
で上記実施例を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキャリブ
レーション装置及びホログラムによれば、カメラに対し
てキャリブレーション装置を固定したままの状態で、カ
メラに一度に3次元位置情報を入力することができるの
で、従来のようにキャリブレーションプレートを移動さ
せるための移動機構等を必要とせず、単純な構成で高精
度にカメラのキャリブレーションを行なうことが可能と
なる。
レーション装置及びホログラムによれば、カメラに対し
てキャリブレーション装置を固定したままの状態で、カ
メラに一度に3次元位置情報を入力することができるの
で、従来のようにキャリブレーションプレートを移動さ
せるための移動機構等を必要とせず、単純な構成で高精
度にカメラのキャリブレーションを行なうことが可能と
なる。
【0049】また、カメラのキャリブレーションに必要
とする画像が1枚だけであるので、処理の高速化を図る
ことができる。
とする画像が1枚だけであるので、処理の高速化を図る
ことができる。
【0050】
【図1】第1の実施例のキャリブレーション装置を示し
た図である。
た図である。
【図2】第1の実施例のキャリブレーション装置を示し
た図である。
た図である。
【図3】第1の実施例のキャリブレーション装置を示し
た図である。
た図である。
【図4】第2の実施例のキャリブレーション装置を示す
図である。
図である。
【図5】第3の実施例のキャリブレーション装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図6】ホログラム板を用いたキャリブレーション装置
を実際の製造ラインに適用した場合を示した図である。
を実際の製造ラインに適用した場合を示した図である。
【図7】ホログラム板を用いたキャリブレーション装置
を実際の製造ラインに適用した他の例を示した図であ
る。
を実際の製造ラインに適用した他の例を示した図であ
る。
【図8】第4の実施例のキャリブレーション装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図9】第4の実施例のキャリブレーション装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図10】座標系を示した図である。
【図11】キャリブレーション装置の動作を示したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
10 カメラ 12, 14 キャリブレーション装置 16 ホログラム板 18, 20 光源 22 呈示装置 24 駆動装置 26 駆動制御装置 28 カメラ 30 カメラ制御装置 32 A/ D変換器 34 画像データ保持装置 36 出力装置 38 演算装置 40 制御装置
Claims (6)
- 【請求項1】 撮像カメラのキャリブレーションを行な
うために、該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するた
めのキャリブレーション装置であって、 所定の3次元パターンを記憶させたホログラムと、 該ホログラムに複数の方向から光を照射する光源とを具
備することを特徴とするキャリブレーション装置。 - 【請求項2】 前記撮像カメラにより撮像された画像の
歪みから、前記ホログラムと光源との位置誤差を検出す
ることを特徴とする請求項1に記載のキャリブレーショ
ン装置。 - 【請求項3】 撮像カメラのキャリブレーションのため
の3次元パターンを記憶したことを特徴とするホログラ
ム。 - 【請求項4】 撮像カメラのキャリブレーションを行な
うために、該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するた
めのキャリブレーション装置であって、 円錐体または角錐体またはピラミッド型体の表面に一定
のパターンで模様を形成してなることを特徴とするキャ
リブレーション装置。 - 【請求項5】 撮像カメラのキャリブレーションを行な
うために、該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するた
めのキャリブレーション装置であって、 夫々色の異なる紐状部材により形成される格子パターン
を複数層所定間隔離間して配置してなることを特徴とす
るキャリブレーション装置。 - 【請求項6】 撮像カメラのキャリブレーションを行な
うために、該撮像カメラに3次元位置情報を呈示するた
めのキャリブレーション装置であって、 夫々所定間隔を離間して複数枚配置され、夫々に所定パ
ターンの模様を表示可能な液晶パネルと、 前記複数の液晶パネルに、交互に前記所定パターンの模
様を表示させる駆動装置とを具備することを特徴とする
キャリブレーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904594A JP3512092B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | キャリブレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904594A JP3512092B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | キャリブレーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0843026A true JPH0843026A (ja) | 1996-02-16 |
JP3512092B2 JP3512092B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=16059165
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17904594A Expired - Fee Related JP3512092B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | キャリブレーション装置 |
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- 1994-07-29 JP JP17904594A patent/JP3512092B2/ja not_active Expired - Fee Related
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