JPH0842896A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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Publication number
JPH0842896A
JPH0842896A JP6179165A JP17916594A JPH0842896A JP H0842896 A JPH0842896 A JP H0842896A JP 6179165 A JP6179165 A JP 6179165A JP 17916594 A JP17916594 A JP 17916594A JP H0842896 A JPH0842896 A JP H0842896A
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JP
Japan
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platform
air
blower
vehicle
rotation speed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6179165A
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English (en)
Inventor
Shinpei Koo
新平 小尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、駅舎のプラットホーム内を効率的
に空調すると共に、プラットホームに車両が侵入した場
合などの乗客の安全性を向上させることである。 【構成】 駅舎1のプラットホーム2に調温空気が吐出
される空調機3を配置し、且つこのプラットホームに
は、このプラットホーム2内の空気とプラットホーム2
外の空気とを遮断するための送風機5を設けるようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駅舎のプラットホームを
空調する空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ビルの室内を空調する空気調和機の
みならず、特開平1−225840号公報で示されるよ
うに建物の大広間やホール、あるいは野球場内等の公共
施設を空調する設備やシステムが提案されている。この
ような公共施設の空調設備と比較して、駅舎のプラット
ホームの空調設備が遅れていると考えられる。
【0003】ここで、プラットホームに単に調温空気が
吐出される空調機を設置した駅舎が見受けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、プラ
ットホームに単に空調機を設置した場合を考えると、こ
のプラットホームは、いわゆる開放空間であるために、
冷気や暖気がプラットホーム外へ逃げてしまい効率的な
空調とは言えないものであった。そこで、本発明はプラ
ットホーム内を効率的に空調すると共に、プラットホー
ムに車両が侵入した場合などの乗客の安全性を向上させ
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の発明は、駅舎のプラットホームに調温空気が
吐出される空調機を配置し、且つこのプラットホームに
は、このプラットホーム内の空気とプラットホーム外の
空気とを遮断するための送風機を設けるようにしたもの
である。
【0006】第2の発明は、駅舎のプラットホームに
は、このプラットホーム内の空気とプラットホーム外の
空気とを遮断すると共に調温空気を吐出させる送風機を
設けるようにしたものである。第3の発明は、駅舎のプ
ラットホームにはこのプラットホーム内の空気とプラッ
トホーム外の空気とを遮断するための送風機を設け、こ
のプラットホームに車両が到着している時の送風機の回
転数は、車両がプラットホームに到着していない時の回
転数よりも低く設定したものである。
【0007】第4の発明は、駅舎のプラットホームに
は、このプラットホーム内の空気とプラットホーム外の
空気とを遮断するための送風機を設け、このプラットホ
ームに車両が到着した際には、この車両の乗車口に対応
する部分に配置された送風機の回転数を、それ以外の部
分に配置された送風機の回転数よりも低く設定したもの
である。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、空調機から吐出された調
温空気は、送風機の運転によってプラットホームの外部
へ流出しにくくなる。第2の発明によれば、プラットホ
ームに設けた送風機からの調温空気でプラットホーム内
の空気とプラットホーム外の空気とが遮断されると共に
このプラットホーム内が空調される。
【0009】第3の発明によれば、プラットホームに車
両が到着していない時は、送風機の回転数が高く、到着
している時は送風機の回転数が低くなる。第4の発明に
よれば、プラットホームに車両が到着した際のこの車両
の乗車口に対応する部分の送風機の回転数は、それ以外
の部分の送風機の回転数より低くなる。
【0010】
【実施例】図1は、第1並びに第3、第4の発明を示す
もので、1は駅舎、2はこの駅舎1のプラットホーム、
3は熱交換器、送風機(いずれも図示せず)が収納され
た空調機で、調温空気が、上部の吹出口4から吐出され
る。5はプラットホームの線路側の端に沿って配置され
た送風機で、上側送風機6と下側送風機7とから構成さ
れている。いずれの送風機も図1において左右方向に2
つのファン6a,6b,7a,7bが並べられている。
そして、上側送風機6の内側ファン6aから吐出された
空気は下側送風機7の内側ファン7aの吸込口8aに導
びかれる。一方、上側送風機6の外側ファン6bから吐
出された空気は下側送風機7の外側ファン7bの吸込口
8bに導かれる(実線矢印参照)。下側送風機7の内側
ファン7aの吹出口9aはダクト10を介して反線路側
11に導かれる。
【0011】12は車両、13はレール(線路)であ
る。14はプラットホームの下側面に取り付けた第1輻
射センサで、車両検知センサとして作用させる。すなわ
ち、このセンサ14で、車両12の車輪15等の台車1
6の有無を検出して有の場合は、プラットホーム2に車
両12が到着していると判断し、無の場合はプラットホ
ーム2に車両12が到着していないと判断する。17は
プラットホームの天井に取り付けた第2輻射センサで、
人検知センサとして作用させる。すなわち、このセンサ
17でプラットホーム内の乗降客の数を把握する。18
はウォッチ、19はプラットホーム2の屋根20に設け
られた風速検知センサである。21は制御器で、これら
第1並びに第2輻射センサ14,17からの信号、ウォ
ッチ18からの時刻信号、風速検知センサ19からの信
号等が入力される。この制御器21からの出力によって
空調機4や送風機5の運転が制御される。
【0012】図2は、この駅舎のプラットホームの平面
図で、プラットホームの下側送風機7は、線路側の端に
沿って複数個71,72に分割されている。ここで、第
1下側送風機71は、車両12の乗車口22に対応する
部分に配置され、第2下側送風機72は、車両の乗車口
に対応しない部分すなわち窓に対応する部分に配置され
ている。
【0013】このような構成を備えた空気調和システム
において、例えば、プラットホーム2に車両が到着して
いない場合は第1輻射センサ14でこの車両12の
「無」を検出する。そして、送風機5の回転数を車両
「有」の場合の回転数よりも高めに設定する。これによ
ってプラットホーム2に車両12が到着していない場合
のこのプラットホーム2の内外の空気は2層のエアカー
テン23,24によって遮断効果を高め、プラットホー
ム2内の調和空気の流出をできるだけ少なくするように
している。しかも、プラットホーム2の線路13側の端
に沿って形成されるエアーカーテン23,24の風速が
強い(送風機5の回転数が高めのため)ので、プラット
ホーム2にいる乗客は、この線路13側に近づきにくく
なり、プラットホーム2から線路13側へ転落するとい
った事故を未然に防止できる。
【0014】一方、プラットホーム2に車両12が到着
している場合(図1の場合)は、上述の第1輻射センサ
14からの信号によって送風機5の回転数は、車両
「無」の場合の回転数よりも低めに設定される。これ
は、車両12の存在によってプラットホーム2内の空気
の流出が、車両12が無い場合よりも少ないためであ
り、且つプラットホーム2にいる乗客が車両12へ乗り
込みやすくしたり、車両12からプラットホーム2へ降
りる乗客が降りやすくするためである。
【0015】ここで、特に図2において車両12の乗車
口22に対応する部分の第1下側送風機71の回転数
は、それ以外の場所に対応する部分の第2下側送風機7
2の回転数よりも低く設定されている。これによって車
両12の乗車口22に対応する部分のエアーカーテンの
風速が弱く、このエアーカーテンの影響を比較的受けず
に乗降が行える。
【0016】ここで、上述したエアーカーテン23,2
4の流れを2層とし、内層のエアーカーテン23はダク
ト10を介してプラットホーム2内へ戻し、外層のエア
ーカーテン24は線路13側へ吹き出すようにしたの
で、上述したプラットホームの内外の空気の遮断効果の
向上を図ることができる。一方、プラットホーム2内の
空調機3の運転は制御器21からの信号によって制御さ
れる。すなわち、この空調機3の能力は、プラットホー
ム2内の人数の多い方が大きく、プラットホームに車両
が到着している方が大きく、朝夕のラッシュアワー時が
大きく、風速の強い方が大きくなるように設定されてい
る。
【0017】図1において、25は風向変更ルーバーで
ある。空調を必要としない中間期は、空調機3の運転並
びに下側送風機7の運転を停止して、上側送風機6のみ
運転させると共に、この風向変更ルーバー25を破線状
態に設定して、上側送風機6から吐出された空気をプラ
ットホーム2の内部へ導くことにより、扇風機として利
用することができる。
【0018】図3は第2の発明を示すもので、図1との
相違点は、空調機50をプラットホーム2の天井で且つ
上側送風機6の吸込口51に近接した点である。これに
よれば、空調機50をプラットホーム2の床に設置して
いないので、この床を広く活用することができる。図1
に示した機器と同一のものには、同一符号を付してその
説明は省略した。
【0019】尚、図1,図3いずれの実施例において
も、プラットホーム2の線路に沿うエアーカーテン2
3,24を形成するための送風機5は、上側送風機6と
下側送風機7とから構成されているが、いずれか一方の
送風機でも良い。更に、エアーカーテンは二層でなく一
層であっても良い。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明によれ
ば、駅舎のプラットホームに調温空気が吐出される空調
機を配置し、且つこのプラットホームには、このプラッ
トホーム内の空気とプラットホーム外の空気とを遮断す
るための送風機を設けたので、プラットホーム内の空調
並びに、プラットホームにいる乗客がこのプラットホー
ムから転落する事故を未然に防止して乗客の安全性とを
図ることができる。
【0021】第2の発明によれば、駅舎のプラットホー
ムには、このプラットホーム内の空気とプラットホーム
外の空気とを遮断すると共に調温空気を吐出させる送風
機を設けたので、プラットホーム内の空調並びにプラッ
トホームを広く有効に活用することができる。第3の発
明によれば、駅舎のプラットホームにはこのプラットホ
ーム内の空気とプラットホーム外の空気とを遮断するた
めの送風機を設け、このプラットホームに車両が到着し
ている時の前記送風機の回転数は、前記車両がプラット
ホームに到着していない時の回転数よりも低く設定した
ので、プラットホームにいる乗客が車両へ乗り込みやす
くしたり、車両からプラットホームへ降りる乗客が降り
やすくすると共に、プラットホームの空調を行うことが
できる。
【0022】第4の発明によれば、駅舎のプラットホー
ムには、このプラットホーム内の空気とプラットホーム
外の空気とを遮断するための送風機を設け、このプラッ
トホームに車両が到着した際には、この車両の乗車口に
対応する部分に配置された送風機の回転数を、それ以外
の部分に配置された送風機の回転数よりも低く設定した
ので、車両の到着時の調温空気の流出をできるだけ抑え
ると共に、乗降客に対してエアーカーテンによる不快感
を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第3並びに第4の発明の実施例を示す空
気調和システムの概略図である。
【図2】図1に示した空気調和システムの説明図であ
る。
【図3】第2の発明の実施例を示す空気調和システムの
概略図である。
【符号の説明】
1 駅舎 2 プラットホーム 3 空調機 5 送風機 21 制御器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駅舎のプラットホームに調温空気が吐出
    される空調機を配置し、且つこのプラットホームには、
    このプラットホーム内の空気とプラットホーム外の空気
    とを遮断するための送風機を設けたことを特徴とする空
    気調和システム。
  2. 【請求項2】 駅舎のプラットホームには、このプラッ
    トホーム内の空気とプラットホーム外の空気とを遮断す
    ると共に調温空気を吐出させる送風機を設けたことを特
    徴とする空気調和システム。
  3. 【請求項3】 駅舎のプラットホームにはこのプラット
    ホーム内の空気とプラットホーム外の空気とを遮断する
    ための送風機を設け、このプラットホームに車両が到着
    している時の前記送風機の回転数は、前記車両がプラッ
    トホームに到着していない時の回転数よりも低く設定し
    たことを特徴とする空気調和システム。
  4. 【請求項4】 駅舎のプラットホームには、このプラッ
    トホーム内の空気とプラットホーム外の空気とを遮断す
    るための送風機を設け、このプラットホームに車両が到
    着した際には、この車両の乗車口に対応する部分に配置
    された送風機の回転数を、それ以外の部分に配置された
    送風機の回転数よりも低く設定したことを特徴とする空
    気調和システム。
JP6179165A 1994-07-29 1994-07-29 空気調和システム Withdrawn JPH0842896A (ja)

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JP6179165A JPH0842896A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 空気調和システム

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JP6179165A JPH0842896A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 空気調和システム

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ID=16061082

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JP6179165A Withdrawn JPH0842896A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 空気調和システム

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JP (1) JPH0842896A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002267229A (ja) * 2001-03-06 2002-09-18 Fujita Corp エアバッファシステム
JP2011102667A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Toshiba Carrier Corp 送風ユニット

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JP4681135B2 (ja) * 2001-03-06 2011-05-11 株式会社フジタ エアバッファシステム
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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040123