JPH0842669A - 作業車 - Google Patents

作業車

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Publication number
JPH0842669A
JPH0842669A JP18104094A JP18104094A JPH0842669A JP H0842669 A JPH0842669 A JP H0842669A JP 18104094 A JP18104094 A JP 18104094A JP 18104094 A JP18104094 A JP 18104094A JP H0842669 A JPH0842669 A JP H0842669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
mission
oil supply
operation valve
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18104094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsuda
賢二 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP18104094A priority Critical patent/JPH0842669A/ja
Publication of JPH0842669A publication Critical patent/JPH0842669A/ja
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  • General Details Of Gearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミッションケースのオイル供給口を上部の座
席近くに設けてオイルの供給を行い易くする構造をコス
トの低廉化をはかり乍がら得る点ある。 【構成】 ミッションケース7の上面に作業装置に対す
る昇降用シリンダ8の操作バルブ13を取付けるととも
に、この操作バルブ13のケーシングに前記ミッション
ケース7の内部と連通する給油孔18を形成し、その給
油孔18の上部に給油キャップ19を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用芝刈機やトラクタ
などの作業車に関し、詳しくは、ミッションオイルの供
給構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にトラクタなどの作業車において
は、機体後部の操縦座席の下方にミッションケースが配
設されている。
【0003】従来、ミッションオイルを供給するオイル
供給口は、座席下方のミッションケースの上面に設けて
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ミッションオイルを供
給するに当たっては、操縦座席を機体前方に回動させて
ミッションケースの上方から供給することとなるが、オ
イル供給口が操縦座席に対して下の方にある為、オイル
が供給し難いものとなっている。
【0005】そこで、ミッションケース上面のオイル供
給口を運転座席近くまで延出してミッションオイルの供
給を行ない易くすることが考えられるが、斯かる場合
に、延長供給口をミッションケースと一体的に形成する
と、ミッションケースの鋳型成型が行ない難くなり、ま
た、ミッションケースの上面に供給口形成用の延長ボス
を継ぎ足すと、別途、延長ボスを製作加工しなければな
らず、何れにしてもコストアップは免れないものとな
る。
【0006】本発明の第1の目的は、コストアップを招
くことなくオイル供給口をミッションケース上方の高い
位置に設けてミッションオイルの供給を行ない易くする
点にある。
【0007】本発明の第2の目的は、ミッションオイル
のレベルの検出も行ない易くする点にある。
【0008】本発明の第3の目的は、ミッションオイル
給油時に溢れたオイルが下方に流下することを防止する
点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成
は、ミッションケースの上面に作業装置に対する昇降用
シリンダの操作バルブを取付けるとともに、この操作バ
ルブのケーシングに前記ミッションケースの内部と連通
する給油孔を形成し、その給油孔の上部に給油キャップ
を設けてある。
【0010】本第2発明の特徴構成は、前記操作バルブ
のケーシングに、ミッションオイルのレベルを検出する
検油棒に対する検油孔を形成してある。
【0011】本第3発明の特徴構成は、前記給油孔並び
に検油孔を、フェンダーの座席取付部中間の下方凹入部
に望ませて設けてある。
【0012】
【作用】本第1発明の特徴構成によれば、ミッションケ
ースの上面に作業装置に対する昇降用シリンダのバルブ
ケースを取付けることによって、昇降用シリンダのバル
ブケースを、オイル供給口を形成する延長ボスとして利
用することができる。
【0013】本第2発明の特徴構成によれば、検油棒も
座席近くに設けられることとなるので、検油棒の挿抜が
行ない易くなる。
【0014】本第3発明の特徴構成によれば、フェンダ
ーの座席取付部の中間の凹部が受け皿の役目を果たし、
給油時に溢れたミッションオイルが機体下方に流下する
ことを防止する。
【0015】
【発明の効果】本第1発明の特徴構成によれば、作業装
置に対する昇降用シリンダのバルブケースを、オイル供
給口を形成する延長ボスとして利用することにより、オ
イル供給口を形成する、別途、専用の延長ボスの不要化
がはかれ、コストアップを招くことなくオイル供給口を
ミッションケース上方の高い位置に設けてミッションオ
イルの供給を行ない易くすることができる。
【0016】本第2発明の特徴構成によれば、ミッショ
ンケースの上面に直に検油孔を設ける場合に比して、検
油棒も高い位置に設けることができるので、検油棒の挿
抜が行い易く、検油作業も行ない易いものとなる。
【0017】本第3発明の特徴構成によれば、フェンダ
ーの座席取付部の中間の凹部が受け皿の役目を果たすの
で、凹部がないフェンダーの上面に給油口と検油口を設
ける場合のように、別途、受け皿を設ける必要がなく、
コストの低廉化をはかれ乍ら機体下方への溢れ出しを抑
制することができる。
【0018】
【実施例】図1に示すように、エンジン1、操縦ハンド
ル2、運転座席3、前・後輪4,5、燃料タンク6、走
行ミッションケース7を備えた走行機体Aの前・後輪
4,5の間に、リフトシリンダ8によって昇降駆動され
るリンク機構9を介して作業装置としてのモーアMを昇
降自在に装着してミッドマウント型乗用芝刈機を構成し
てある。
【0019】前記ミッドマウント型乗用芝刈機は、車体
フレームa前部のエンジン1から伝動軸10を介して正
逆転駆動可能な静油圧式無段変速装置11に伝動し、そ
の静油圧式無段変速装置11からミッションケース7内
のギア伝動装置に伝動して後輪5を駆動するとともに、
静油圧式無段変速装置11の前部で分岐されたベルト伝
動装置12を介してモーアMに伝動して、前記モーアM
を駆動可能に構成してある。
【0020】図2に示すように、前記リフトシリンダ8
に対するロータリ式の操作バルブ13が、前記静油圧式
無段変速装置11の上面と前記ミッションケース7の上
面に跨がって取付けられており、前記操作バルブ13へ
は、前記静油圧式無段変速装置11に対してチャージオ
イルを供給するチャージ油供給用のポンプ14からオイ
ルが供給されるようになっている。
【0021】つまり、図2及び図3に示すように、前記
静油圧式無段変速装置11の前部に、静油圧式無段変速
装置に対するチャージ油供給用のチャージポンプ14が
内装されており、ミッションオイルをオイルフィルタ1
5並びにサクションホース16を介して吸引して前記静
油圧式無段変速装置11に供給するとともに、前記チャ
ージポンプ14から供給パイプ17を介して前記操作バ
ルブ13に供給可能に構成してある。
【0022】前記リフトシリンダ8に対する操作バルブ
13のケーシングに、前記ミッションケース7の内部に
連通する給油孔18と、ミッションオイルのレベルを検
出する検油棒20に対する検油孔21とを形成してあ
り、前記給油孔18に給油キャップ19が装着されてい
るとともに、前記検油孔21に検油棒20が挿入されて
いる。
【0023】また、前記操作バルブ13のケーシングに
は、バルブ13からのオイルを直接、静油圧式無段変速
装置11に還元させるドレン油路23を設けて、バルブ
13からミッションケース7へのドレンパイプの省略を
はかってある。
【0024】前記操作バルブ13に設けられた給油孔1
8並びに検油孔21は、フェンダー22の座席取付部2
2b中間の下方凹入部22cに望む状態で設けられてい
る。
【0025】つまり、左右一対のフェンダー部分22
a,22aと座席取付部22bとを一体的に形成してな
る板金製フェンダー22の座席取付部22bの中間部が
下方に凹入されており、その凹入部22cに、前記操作
バルブ13の給油孔18並びに検油孔21が望む状態で
設けられている。
【0026】前記フェンダー22は前端が機体にボルト
連結されており中間部が前記操作バルブ13にボルト連
結されている。そして、前記フェンダー14の座席取付
部22bの上面に前記運転座席3が取付けられている。
【0027】〔別実施例〕作業車としてはトラクタであ
ってもよい。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】操作バルブの取付け状態を示す一部破断側面図
【図3】同、正面図
【符号の説明】
7 ミッションケース 8 昇降用シリンダ 13 操作バルブ 18 給油孔 19 給油キャップ 20 検油棒 21 検油孔 22 フェンダー 22b 座席取付部 22c 凹入部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケース(7)の上面に作業装
    置に対する昇降用シリンダ(8)の操作バルブ(13)
    を取付けるとともに、この操作バルブ(13)のケーシ
    ングに前記ミッションケース(7)の内部と連通する給
    油孔(18)を形成し、その給油孔(18)の上部に給
    油キャップ(19)を設けてある作業車。
  2. 【請求項2】 前記操作バルブ(13)のケーシング
    に、ミッションオイルのレベルを検出する検油棒(2
    0)に対する検油孔(21)を形成してある請求項1に
    記載の作業車。
  3. 【請求項3】 前記給油孔(18)並びに検油孔(2
    1)を、フェンダー(22)の座席取付部(22b)中
    間の下方凹入部(22c)に望ませて設けてある請求項
    1又は請求項2に記載の作業車。
JP18104094A 1994-08-02 1994-08-02 作業車 Pending JPH0842669A (ja)

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JP18104094A JPH0842669A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 作業車

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JP18104094A JPH0842669A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 作業車

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JPH0842669A true JPH0842669A (ja) 1996-02-16

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JP18104094A Pending JPH0842669A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 作業車

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