JPH0842648A - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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JPH0842648A
JPH0842648A JP17780094A JP17780094A JPH0842648A JP H0842648 A JPH0842648 A JP H0842648A JP 17780094 A JP17780094 A JP 17780094A JP 17780094 A JP17780094 A JP 17780094A JP H0842648 A JPH0842648 A JP H0842648A
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JP
Japan
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resin member
belt
peripheral surface
rotating member
tubular resin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17780094A
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English (en)
Inventor
Yoshinaru Kurosei
美考 黒精
Masataka Okuda
将貴 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP17780094A priority Critical patent/JPH0842648A/ja
Publication of JPH0842648A publication Critical patent/JPH0842648A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0829Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定部材1の軸部4にボス部6が回動可能に
外嵌合されかつベルト押圧用のプーリ11を有する回動
部材2を、捩りコイルばね3によりベルト緩み方向に回
動付勢してベルトtに張力を付与する一方、回動部材2
のベルト張り方向の回動時に捩りコイルばね3の捩りト
ルクにより筒状樹脂部材13がボス部6に押し付けられ
て両者間にベルト張り方向の回動をダンピングするため
の摺動摩擦力が発生するオートテンショナにおいて、上
記筒状樹脂部材13に改良を加えることで、捩りコイル
ばね3のトルク変更を伴うことなく、ベルト張り方向に
対する高ダンピング特性が得られるようにする。 【構成】 筒状樹脂部材13の円筒部13aの外周に、
回動部材2がベルト張り方向に回動したとき、円筒部1
3a内周面と回動部材2のボス部6外周面との間に発生
する摺動摩擦熱により周方向に熱収縮して該円筒部13
aを内径が減少する方向に弾性変形させるポリエステル
コード14を巻き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車エンジ
ンの補機類駆動用ベルト等に所定の張力を付与しかつそ
の張力変動に応じて張力調整動作に対するダンピング力
を自動的に変化させるようにしたオートテンショナに関
し、特にベルト張力が増大したときの回動部材の回動に
対するダンピング力を高める対策に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のオートテンショナとしては、例
えば特公昭62−2182号公報で示されるものが一般
的に知られており、駆動プーリと複数の従動プーリとの
間に巻き掛けられたベルトの緩み側スパンを押圧して、
駆動プーリの回転力を全ての従動プーリに安定して伝達
させるために用いられる。
【0003】上記オートテンショナは、一般に、軸部を
有して自動車エンジン等の固定体に固定可能な固定部材
と、この固定部材の軸部に回動可能に外嵌合されたボス
部を有するとともに、ベルトが巻き掛けられるプーリを
上記ボス部の回動軸心と平行な軸心回りに回転可能に支
持する回動部材と、この回動部材のボス部外周側に配設
され、該ボス部の外周面に内周面が摺接可能な筒状樹脂
部材と、この筒状樹脂部材の外周側に配設され、固定部
材に対し回動部材を上記プーリが所定ベルトを押圧して
所定の張力を付与するベルト緩み方向に回動付勢する捩
りコイルばねとを備えている。
【0004】ここで、上記捩りコイルばねは、コイル径
が減少する方向の捩りトルクにより回動部材をベルト緩
み方向に回動付勢するようになされている。そして、回
動部材がベルト緩み方向と逆のベルト張り方向に回動し
たときには、上記捩りトルクの反力で筒状樹脂部材の一
部を半径方向内側に向けて押圧したり、又は捩りトルク
に抗してコイル径を減少させる方向に弾性変形されて筒
状樹脂部材を周方向に締め付けたりすることで、筒状樹
脂部材の少なくとも一部を回動部材のボス部に押し付け
る。すると、この押付け力により筒状樹脂部材内周面と
ボス部外周面との間に摺動摩擦が発生し、その摩擦力に
より上記回動がダンピングされる。したがって、ベルト
張力が急激に増大したときには、そのベルト反力を抑え
込んでベルトのばたつきを効果的に抑制できるものとさ
れている。
【0005】ところで、近年、自動車エンジンにおいて
は、多数のプーリ間に蛇行状に巻き掛けた1本のベルト
を介して複数の補機類が同時に駆動されるようにするい
わゆるサーペンタイン化が進められており、これに伴
い、上記オートテンショナによる自動緊張システムが採
用され始めている。この自動緊張システムは、ベルトの
張力を低く設定してその信頼性を向上できる等のメリッ
トを持つものとされている。そして、上記のような傾向
は小排気量のエンジンにおいても見られ、回転変動の大
きい4気筒以下のエンジンにおいてもその採用が検討さ
れるようになってきており、このことから、オートテン
ショナに対し新たなニーズが起きている。尚、上記回転
変動は、低燃費化を図るためにフライホイール等の重量
が低減されたエンジンにおいても同様に増加するもので
あるので、この場合にも同じことが求められる。
【0006】すなわち、少気筒化等により自動車エンジ
ンの回転変動が増加するとベルトの張力変動が大きくな
り、このことから、ダンピング力が小さいと張力変動を
抑えきれずにベルトと共に振動する結果となる。そこ
で、ベルトの大きな張力変動を抑えるためには、回動部
材のベルト張り方向の回動に対するより大きなダンピン
グ力が必要となるのである。そして、上記ダンピング力
は、筒状樹脂部材を回動部材のボス部に押し付ける押付
け力によって決まる。換言すると、上記押付け力の大き
さに応じてダンピング力としての摺動摩擦力が発生する
のであるから、上記押付け力を高くすれば高ダンピング
化の要求が満たされることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオートテンショナでは、押付け力は捩りコイルばね
の捩りトルクに依存していて、押付け力を高めるには捩
りトルクを高くしなければならず、このために新たな不
具合を生じることとなる。
【0008】すなわち、ベルトに張力を付与するための
押圧力も捩りトルクに依存するものであることから、捩
りトルクを高めると、ベルトに対する定常時の押圧力が
増大することになり、自動緊張システムの本来の目的と
は逆に、ベルトに伸びや摩耗等が生じ易くなる。
【0009】また、捩りトルクを高めることは、ばね部
品の面から考えると、使用される捩りコイルばねが大型
化することになり、その場合にはオートテンショナとし
ても大型化して設置スペースを確保する上で不利になら
ざるを得ない。
【0010】この発明は斯かる諸点に鑑みてなされたも
のであり、その主な目的は、筒状樹脂部材に改良を加え
て捩りコイルばねの捩りトルクに依存しない押付け力を
発生させるようにすることで、捩りコイルばねのトルク
を高くすることなく、回動部材のベルト張り方向の回動
に対する高ダンピング化が図れるようにすることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、回動部材がベルト張り方向に
回動する際に筒状樹脂部材と回動部材のボス部との間に
発生する摺動摩擦熱に着目し、この摩擦熱を利用して熱
収縮性線材を熱収縮させ、その熱収縮力により筒状樹脂
部材に対する押付け力を高めて高ダンピング化が図れる
ようにした。
【0012】具体的には、この発明では、軸部を有し、
固定体に固定可能な固定部材と、この固定部材の軸部に
該軸部の先端側から回動可能に外嵌合されたボス部を有
するとともに、ベルトが巻き掛けられるプーリを上記ボ
ス部の回動軸心と平行な軸心回りに回転可能に支持する
回動部材と、この回動部材のボス部外周側に配設され、
該ボス部の外周面に内周面が摺接可能な筒状樹脂部材
と、この筒状樹脂部材の外周側に配設され、固定部材に
対し回動部材を上記プーリがベルトを押圧するベルト緩
み方向に回動付勢する一方、上記回動部材がベルト緩み
方向とは逆のベルト張り方向に回動したときに、上記筒
状樹脂部材の少なくとも一部を回動部材のボス部に押し
付けて該筒状樹脂部材の内周面とボス部の外周面との間
に上記ベルト張り方向の回動をダンピングするための摺
動摩擦力を発生させる捩りコイルばねとを備えたオート
テンショナが前提である。
【0013】そして、上記筒状樹脂部材の外周に巻き付
けられ、回動部材がベルト張り方向に回動したときに、
筒状樹脂部材内周面と回動部材のボス部外周面との間に
発生する摺動摩擦熱により周方向に熱収縮して筒状樹脂
部材を内径が減少する方向に弾性変形させる熱収縮性線
材を備えるようにする。
【0014】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、筒状樹脂部材に、略回動軸心方向に延びるス
リットを設ける。
【0015】請求項3の発明では、上記請求項1の発明
において、筒状樹脂部材に係合部を形成する一方、固定
部材には、上記係合部と係合して筒状樹脂部材の回動軸
心回りの回動を規制する規制部を設ける。
【0016】請求項4の発明では、上記請求項1の発明
において、筒状樹脂部材の外周に金属部材を一体に設け
る。
【0017】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、ベル
ト張力の変動時に回動部材がベルト張り方向に回動され
ると、捩りコイルばねが筒状樹脂部材の少なくとも一部
を回動部材のボス部に押し付け、この押付け力により筒
状樹脂部材の内周面とボス部の外周面との間に摺動摩擦
が発生して上記回動部材のベルト張り方向の回動がダン
ピングされる。つまり、捩りコイルばねの捩りトルクに
よる従来の押付け力でのダンピング力が発生する。
【0018】このとき、上記摺動摩擦に伴って熱が発生
し、この摺動摩擦熱を受けて熱収縮性線材が熱収縮す
る。このことで筒状樹脂部材が周方向に締め付けられ、
その被締付部分は内径が減少する方向に弾性変形されて
回動部材のボス部に押し付けられるようになる。すなわ
ち、上記捩りトルクに応じて得られる従来の押付け力に
加え、熱収縮性線材の熱収縮力による新たな押付け力が
得られるので、その分だけ摺動摩擦力が大きくなって上
記ダンピング力が高められることになる。これにより、
上記捩りコイルばねの捩りトルクを高めることなく、高
ダンピング化が図れることとなる。
【0019】また、上記熱収縮性線材が巻き付けられて
いることで筒状樹脂部材は強度的に補強されるので、筒
状樹脂部材が捩りコイルばねによりボス部に局部的に押
し付けられる際に、筒状樹脂部材の局部的な変形が防止
される。これにより、ボス部外周面との間に生じる摺動
摩擦力が安定するので、上記高ダンピング力の安定化が
図れる。
【0020】請求項2の発明では、上記熱収縮性線材の
熱収縮力で筒状樹脂部材が締め付けられる際に、筒状樹
脂部材のスリットの周方向の隙間寸法が狭まることで筒
状樹脂部材の被締付部分は容易に縮径変形してボス部に
押し付けられる。よって、熱収縮性線材の熱収縮力が効
率よく押付け力に変換され、その分だけ効率のよい高ダ
ンピング化が図れる。
【0021】請求項3の発明では、上記固定部材の規制
部が筒状樹脂部材の係合部と係合していることにより、
筒状樹脂部材の回動軸心回りの回動が規制される。この
ために、増大した押付け力に負けて筒状樹脂部材が回動
部材と連れ回りするのを防止でき、上記押付け力が確実
にダンピング力に変換される。
【0022】請求項4の発明では、上記筒状樹脂部材内
周面と回動部材のボス部外周面との間に摺動摩擦熱が発
生したとき、この摩擦熱は金属部材により熱収縮性線材
の略全体に伝導されて均一化されるので、熱収縮性線材
の熱収縮力が安定して得られるようになり、このことで
も高ダンピング力の安定化が図れる。さらに、上記筒状
樹脂部材の縮径変形時に変形応力が局部的に発生した場
合、その変形応力は金属部材により筒状樹脂部材の略全
体に分散化され、このことで縮径変形時の筒状樹脂部材
の歪み変形が防止されるようになるので、高ダンピング
力のさらなる安定化が図れる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0024】(実施例1)図1は実施例1に係るオート
テンショナの全体構成を示し、このオートテンショナ
は、基本的に、例えば自動車エンジン等の固定体に固定
可能なアルミニウム合金等の金属からなる固定部材1
と、この固定部材1に組み付けられて回動軸心P回りに
回動可能に支持された金属製の回動部材2と、これら固
定部材1及び回動部材2間に介装され、固定部材1に対
し回動部材2を所定方向に回動付勢する捩りコイルばね
3とを備えている。
【0025】上記固定部材1は、フロント側(図1の上
側)が開口された有底円筒状のリヤカップ部1aと、こ
のリヤカップ部1aの底壁中央から回動軸心P方向のフ
ロント側に向けて延びる軸部4とを有し、図外の取付部
において固定体に固定するようになされている。また、
上記リヤカップ部1aの周壁には、この周壁を半径方向
に貫通しかつ回動軸心P方向のフロント側に向けて延び
るリヤ側係止スリット5が形成されている。さらに、上
記軸部4の外周には、回動軸心Pの方向に延びるキー溝
4aが設けられている。
【0026】上記回動部材2は、リヤ側(図1の下側)
が開口されかつその開口部が上記リヤカップ部1aの開
口部と対向するフロントカップ部2aと、このフロント
カップ部2aの底壁中央から回動軸心P方向のリヤ側に
向けて延び、かつ固定部材1の軸部4にその先端側から
外嵌合されるボス部6と、上記フロントカップ部2aの
外周に半径方向外方に向けて突設されたアーム部7とを
有する。そして、回動部材2は、ボス部6において固定
部材1に回動可能に支持され、かつ固定部材1の軸部4
先端に取り付けた略円形状の金属板からなるフロントプ
レート8によりダンピング部材の1つである樹脂ワッシ
ャ9を介して抜止めがなされている。また、上記フロン
トカップ部2aの周壁には、この周壁を半径方向に貫通
しかつ回動軸心P方向のリヤ側に向けて延びるフロント
側係止スリット10が形成されている。
【0027】上記回動部材2のアーム部7先端には、プ
ーリ11がボス部6の回動軸心Pと平行な軸心Q回りに
回転自在に支持されている。そして、上記プーリ11に
は、例えば、自動車エンジンにおける補機類駆動用のV
ベルト等のような所定の張力を付与すべきベルトtが図
1に仮想線で示すように巻き掛けられる。
【0028】上記固定部材1の軸部4外周と回動部材2
のボス部6内周との間には、ダンピング部材の1つであ
る樹脂ベアリング12が介装されている。この樹脂ベア
リング12は両端が開口された円筒状をなしていて、そ
の内周面は固定部材1の軸部4外周面と共にそれぞれフ
ロント側がリヤ側よりも僅かに小径となる断面テーパ状
に形成されている。また、この内周面には、上記軸部4
のキー溝4aに係入して樹脂ベアリング12の回り止め
を行うキー部12aが設けられている。一方、樹脂ベア
リング12の外周面は、回動部材2のボス軸部6内周面
と共にそれぞれフロント側がリヤ側よりも僅かに小径と
なる断面テーパ状に形成されている。
【0029】上記回動部材2のボス部6外周側には、ダ
ンピング部材の1つである筒状樹脂部材13が配設され
ている。この筒状樹脂部材13は全体形状が鍔付き円筒
状をなしていて、その円筒部13aの内周面がボス部6
外周面に摺接可能とされている。また、円筒部13aの
リヤ側開口縁にはリヤカップ部1aの底壁内面に接する
外向きフランジ状の鍔部13bが一体に周設されてい
る。
【0030】上記捩りコイルばね3は、筒状樹脂部材1
3の円筒部13a外周側に配設されている。この捩りコ
イルばね3は左巻きで、リヤ側端部3a及びフロント側
端部3bの何れもが半径方向外方に向けて突出する形状
とされている。そして、上記リヤ側端部3aは固定部材
1のリヤカップ部1a周壁におけるリヤ側係止スリット
5に、またフロント側端部3bは回動部材2のフロント
カップ部2a周壁におけるフロント側係止スリット10
にそれぞれ半径方向に貫通して係止され、このことで、
各端部3a,3bは周方向の移動が規制されている。
【0031】そして、上記捩りコイルばね3は、コイル
径が減少する方向に弾性変形して両端部3a,3bが係
止された状態でコイル径が増大する方向に弾性復帰する
捩りトルクを有し、この捩りトルクにより回動部材2を
ベルト緩み方向(プーリ11が図1の手前側から奥側に
向かう方向)に回動付勢してプーリ11にベルトtを押
圧させるようになされている。このとき、上記捩りコイ
ルばね3は捩りトルクの反力にて筒状樹脂部材13の円
筒部13aの一部を半径方向内側に向けて押圧し、この
被押圧部分をボス部6に押し付けるようになされてい
る。したがって、回動部材2が上記ベルト緩み方向と逆
のベルト張り方向(プーリ11が図1の奥側から手前側
に向かう方向)に回動して上記トルク反力が増大するの
に伴い、上記押圧による押付け力が増大して円筒部13
a内周面とボス部6外周面との間にダンピング力として
の摺動摩擦力が発生することとなる。
【0032】さらに、上記捩りコイルばね3は、その内
径が筒状樹脂部材13の円筒部13a外径よりも僅かに
大径となされていて、回動部材2のベルト張り方向の回
動時に捩りトルクに抗してコイル径が減少する方向に弾
性変形されることで筒状樹脂部材13の円筒部13aを
周方向に締め付け、この被締付部分を回動部材2のボス
部6に押し付けるようになっている。つまり、上記の押
圧による押付け力に加え、この締付けによる押付け力に
よっても円筒部13a内周面とボス部6外周面との間に
ダンピング力としての摺動摩擦力が発生する。尚、これ
ら押付け力の大きさは共に捩りコイルばね3の捩りトル
クに依存している。
【0033】そして、この発明の特徴として、図2に示
すように、上記筒状樹脂部材13の円筒部13a外周に
は、熱収縮性線材としてのポリエステルコード14が巻
き付けられている。具体的には、このポリエステルコー
ド14は直径が1mm程度であって、円筒部13aの外
周面に略全面を覆うようにリヤ側からフロント側にかけ
て回動軸心Pの方向に隙間なく螺旋状にかつ半径方向に
重ならないように一重に巻き付けられている。そして、
回動部材2がベルト張り方向に回動する際に円筒部13
a内周面と回動部材2のボス部6外周面との間に発生す
る摺動摩擦熱により周方向に熱収縮し、このことで円筒
部13aを内径が減少する方向に弾性変形させて該円筒
部13aの内周面を回動部材2のボス部6外周面に押し
付けるようになっている。尚、上記ベルト張り方向の回
動が停止して摺動摩擦熱が低下したときには、その低下
に応じてポリエステルコード14は弛緩し、このことで
円筒部13aの内径が増大する方向の弾性復帰を許容す
る。
【0034】また、図2及び図3に示すように、上記筒
状樹脂部材13の円筒部13a及び鍔部13bには、回
動軸心Pの方向に延びる1条のスリット15が設けられ
ていて、円筒部13aの縮径変形時に周方向の隙間寸法
が狭まることで円筒部13aが容易に縮径変形できるよ
うになされている。
【0035】さらに、上記筒状樹脂部材13の鍔部13
bにおけるリヤ側には、回動軸心P方向のリヤ側に向け
て突出する4つの係合部としての凸部16が周方向に9
0°の等ピッチ間隔で設けられている。一方、固定部材
1のリヤカップ部1a内部底面には、各々、上記凸部1
6と係合して筒状樹脂部材13の回動軸心P回りの回動
を規制する規制部としての凹部17が4箇所にそれぞれ
設けられている。
【0036】したがって、この実施例1によれば、回動
部材2がベルト張り方向に回動されて捩りコイルばね3
の捩りトルクによる押付け力により筒状樹脂部材13の
円筒部13a内周面とボス部6外周面との間に摺動摩擦
が発生したとき、同時にこの摺動摩擦による熱が発生す
る。すると、この摩擦熱によりポリエステルコード14
が熱収縮して筒状樹脂部材13の円筒部13aを周方向
に締め付け、この円筒部13aを回動部材2のボス部6
に押し付けるようになる。すなわち、捩りコイルばね3
の捩りトルクに応じて得られる従来の押付け力(捩りコ
イルばね3の押圧による押付け力及び締付けによる押付
け力)に加え、ポリエステルコード14の熱収縮力によ
る新たな押付け力が得られることになり、その分だけ摺
動摩擦力が大きくなって上記ダンピング力を高めること
ができる。これにより、上記捩りコイルばねのトルク変
更を伴うことなく、高ダンピング化を図ることができる
ようになる。
【0037】また、上記ポリエステルコード14が熱収
縮して円筒部13aを締め付ける際に、筒状樹脂部材1
3のスリット15における周方向の隙間寸法が狭まるこ
とにより、円筒部13aの縮径変形を容易化できる。よ
って、ポリエステルコード14の収縮動作が効率よく円
筒部13aの縮径変形に変換されるので、上記高ダンピ
ング力をポリエステルコード14の熱収縮力に応じて効
率よく得ることができる。
【0038】さらに、固定部材1の凹部17が筒状樹脂
部材13の凸部16と係合していることにより、筒状樹
脂部材13の回動軸心P回りの回動が規制されるので、
上記のように大きくなった押付け力に負けて筒状樹脂部
材13が回動部材2と連れ回りするのを防止でき、上記
摺動摩擦力を確実に発生させて上記高ダンピング力を確
実に得ることができる。
【0039】また、上記ポリエステルコード14が巻き
付けられていることにより筒状樹脂部材13の円筒部1
3aが強度的に補強されるので、捩りコイルばね3によ
りボス部6に押し付けられる際に円筒部13aが捩りコ
イルばね3の押圧を局部的に受けた場合でも、円筒部1
3aの局部的な変形が防止され、このことでボス部6外
周面との間に安定した摺動摩擦力を発生させることがで
き、上記ダンピング力を安定して得ることができる。
【0040】尚、上記実施例1では、ポリエステルコー
ド14を1重に巻き付けているが、2重以上に巻き付け
てもよい。
【0041】また、上記実施例1では、ポリエステルコ
ード14を筒状樹脂部材13の円筒部13a外周面の全
面に巻き付けているが、必要とされる熱収縮力の大きさ
や必要とされる縮径変形箇所に応じて部分的に巻き付け
てもよい。
【0042】また、上記実施例1では、熱収縮性線材と
してポリエステルコード14を用いているが、アラミド
繊維等、その他のものを用いてもよい。
【0043】さらに、上記実施例1では、捩りコイルば
ね3の捩りトルクによる押付け力として、押圧による押
付け力と締付けによる押付け力とをそれぞれ発生させる
ようにしているが、何れか一方のみを発生させるように
してもよい。
【0044】ここで、上記ポリエステルコード14の具
体例について説明する。次の表1に示す構造の発明例1
〜3を作製し、各々について常温から150℃に加熱し
たときの熱収縮率(HS、単位:%)及び熱収縮力(T
F、単位:kgf)をそれぞれテストした。先ず、構造
については、発明例1は、各々、1000de(デニー
ル)のポリエステル繊維からなる2本のモノフィラメン
トが撚り合わされて得たマルチフィラメント(1000
de/2)を3本撚り合わせたもの(1000de/2
*3)であって、長さが1mのコード1本当たりの総デ
ニール数は6000である。また、発明例2は上記マル
チフィラメントを5本撚り合わせたもの(1000de
/2*5)で、総デニール数は10000である。そし
て、発明例3は、上記モノフィラメントが6本撚り合わ
されたマルチフィラメント(1000de/6)を5本
撚り合わせたもの(1000de/6*5)であり、総
デニール数は30000である。
【0045】
【表1】
【0046】上記の表1に熱収縮率及び熱収縮力につい
てのテスト結果を併せて示す。すなわち、熱収縮率につ
いては、総デニール数が少ないものほど大きく、また発
明例1及び2間での変化と発明例2及び3間での変化と
の比較から、総デニール数が多過ぎると急激に小さくな
ることが判る。一方、熱収縮力については、総デニール
数が多いほど大きいものの、発明例1及び2間での変化
と発明例2及び3間での変化とを比較した場合に、総デ
ニール数に対する増大率の鈍化が認められる。
【0047】(実施例2)図4は実施例2に係るオート
テンショナの筒状樹脂部材13を示し、上記実施例1と
同じ部分には同じ符号を付している。この筒状樹脂部材
13では、鍔部13bの外周に半径方向外方に向けて突
出する係合部としての1つの突出部26が設けられてい
る。また、図示はしないが、固定部材1のリヤカップ部
1aには、上記突出部26と係合して筒状樹脂部材13
の回動軸心P回りの回動を規制する規制部が設けられて
いる。
【0048】さらに、上記筒状樹脂部材13の円筒部1
3a外周には、円筒状の金属部材18が一体に設けられ
ている。具体的には、上記金属部材18は厚肉の金属板
からなり、筒状樹脂部材13の円筒部13aにおける外
周面の全面に該筒状樹脂部材13のスリット15の部分
を避けるようにして貼着されている。そして、ポリエス
テルコード14は上記金属部材18の上から筒状樹脂部
材13の円筒部13a外周に巻き付けられている尚、こ
の実施例2のその他の構成は上記実施例1と同じである
ので説明は省略する。
【0049】したがって、この実施例2によっても、上
記実施例1と同じ効果を得ることができる。加えて、筒
状樹脂部材13の円筒部13a内周面と回動部材2のボ
ス部6外周面との間に摺動摩擦熱が発生したとき、この
摩擦熱は金属部材18によりポリエステルコード14の
略全体に伝導されて均一化されるので、ポリエステルコ
ード14の熱収縮力の安定化を図ることができ、安定し
た高ダンピング特性を得ることができる。また、円筒部
13aの縮径変形時に局部的に発生した変形応力を該円
筒部13aの略全体に分散させることができるので、縮
径変形時の円筒部13aの歪み変形を防止でき、ダンピ
ング力のさらなる安定化を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、固定部材に回動可能に支持された回動部材のボ
ス部外周側に筒状樹脂部材を備え、この筒状樹脂部材の
外周側に配設されて回動部材をベルト緩み方向に回動付
勢する捩りコイルばねが、その捩りトルクに応じて回動
部材のベルト張り方向への回動時に筒状樹脂部材の少な
くとも一部を回動部材のボス部に押し付けて筒状樹脂部
材の内周面とボス部の外周面との間に上記ベルト張り方
向の回動をダンピングするための摺動摩擦力を発生させ
るオートテンショナにおいて、上記回動部材のベルト張
り方向への回動時に摺動摩擦熱により熱収縮する熱収縮
性線材を筒状樹脂部材の外周に巻き付けるようにしたの
で、上記捩りコイルばねの捩りトルクに応じて得られる
従来の押付け力に加え、熱収縮性線材の熱収縮力による
新たな押付け力を得ることができ、よって捩りコイルば
ねのトルク変更を伴うことなくベルト張り方向での高ダ
ンピング化を図ることができる。さらに、上記熱収縮性
線材を巻き付けたことで筒状樹脂部材を強度的に補強で
きるので、ボス部に局部的に押し付けられる場合の筒状
樹脂部材の局部的な変形を防止してボス部外周面との間
に安定した摺動摩擦力を発生させることができ、上記高
ダンピング力の安定化を図ることができる。
【0051】請求項2の発明によれば、上記筒状樹脂部
材に、略回動軸心方向に延びるスリットを設けたので、
筒状樹脂部材が縮径変形し易くなって熱収縮性線材の熱
収縮力を効率よく押付け力に変換できるようになり、そ
の分だけ効率のよい高ダンピング化を図ることができ
る。
【0052】請求項3の発明では、上記筒状樹脂部材に
係合部を形成する一方、固定部材には、上記係合部と係
合して筒状樹脂部材の回動軸心回りの回動を規制する規
制部を設けたので、回動部材がベルト張り方向に回動す
る際に押付け力に負けて筒状樹脂部材が回動部材と連れ
回りするのを防止でき、上記高ダンピング力を確実に発
生させることができる。
【0053】請求項4の発明によれば、上記筒状樹脂部
材の外周に金属部材を一体に設けたので、熱収縮性線材
を略均一に熱収縮させて熱収縮力の安定化を図ることが
できるとともに、筒状樹脂部材の縮径変形時に局部的に
発生した変形応力を分散して縮径変形時の筒状樹脂部材
の歪み変形を防止でき、高ダンピング力のさらなる安定
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係るオートテンショナを
示す縱断面図である。
【図2】筒状樹脂部材及び該筒状樹脂部材の円筒部に巻
き付けられたポリエステルコードを示す正面図である。
【図3】筒状樹脂部材をリヤ側から見て示す斜視図であ
る。
【図4】この発明の実施例2に係るオートテンショナの
筒状樹脂部材を示す図3相当図である。
【符号の説明】
1 固定部材 2 回動部材 3 捩りコイルばね 4 軸部 6 ボス部 11 プーリ 13 筒状樹脂部材 14 ポリエステルコード(熱収縮性線材) 15 スリット 16 凸部(係合部) 17 凹部(規制部) 18 円筒部材 26 突出部(係合部) P 回動軸心 Q 軸心 t ベルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部を有し、固定体に固定可能な固定部
    材と、 上記固定部材の軸部に該軸部の先端側から回動可能に外
    嵌合されたボス部を有するとともに、ベルトが巻き掛け
    られるプーリを上記ボス部の回動軸心と平行な軸心回り
    に回転可能に支持する回動部材と、 上記回動部材のボス部外周側に配設され、該ボス部の外
    周面に内周面が摺接可能な筒状樹脂部材と、 上記筒状樹脂部材の外周側に配設され、固定部材に対し
    回動部材を上記プーリがベルトを押圧するベルト緩み方
    向に回動付勢する一方、上記回動部材がベルト緩み方向
    とは逆のベルト張り方向に回動したときに、上記筒状樹
    脂部材の少なくとも一部を回動部材のボス部に押し付け
    て該筒状樹脂部材の内周面とボス部の外周面との間に上
    記ベルト張り方向の回動をダンピングするための摺動摩
    擦力を発生させる捩りコイルばねとを備えたオートテン
    ショナにおいて、 上記筒状樹脂部材の外周に巻き付けられ、回動部材がベ
    ルト張り方向に回動したときに、筒状樹脂部材内周面と
    回動部材のボス部外周面との間に発生する摺動摩擦熱に
    より周方向に熱収縮して筒状樹脂部材を内径が減少する
    方向に弾性変形させる熱収縮性線材を備えていることを
    特徴とするオートテンショナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオートテンショナにおい
    て、 筒状樹脂部材に、略回動軸心方向に延びるスリットが設
    けられていることを特徴とするオートテンショナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオートテンショナにおい
    て、 筒状樹脂部材に係合部を形成する一方、 固定部材には、上記係合部と係合して筒状樹脂部材の回
    動軸心回りの回動を規制する規制部を設けたことを特徴
    とするオートテンショナ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のオートテンショナにおい
    て、 筒状樹脂部材の外周に金属部材が一体に設けられている
    ことを特徴とするオートテンショナ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004132390A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Bando Chem Ind Ltd オートテンショナ
DE102006033417A1 (de) * 2006-07-19 2008-01-24 Schaeffler Kg Spannvorrichtung für einen Antriebsriemen oder eine Antriebskette
JP2016511376A (ja) * 2013-03-15 2016-04-14 デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc 拡張ばねを備え半径方向摩擦力により非対称減衰を行う張力調整装置
JP2017180820A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 三ツ星ベルト株式会社 オートテンショナ

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