JPH0842607A - パッド戻し機構付きパッドクリップ - Google Patents
パッド戻し機構付きパッドクリップInfo
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- JPH0842607A JPH0842607A JP6202721A JP20272194A JPH0842607A JP H0842607 A JPH0842607 A JP H0842607A JP 6202721 A JP6202721 A JP 6202721A JP 20272194 A JP20272194 A JP 20272194A JP H0842607 A JPH0842607 A JP H0842607A
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Abstract
ることがなく、確実な戻し力を発生させつつコジリのな
いパッド戻し機構付きパッドクリップを提供する。 【構成】 摩擦パッドからの制動力を支承するアンカ部
に装着されるパッドクリップに摩擦パッドをディスクロ
ータから離反する方向に付勢する戻しばね部を設けたパ
ッド戻し機構付きパッドクリップで、パッド戻し機構は
クリップ本体から延長される戻しばね部33と、ばね部
の延長端に形成されパッド12を戻し方向へ付勢するパ
ッド係合片34とから構成し、パッド係合片又は戻しば
ね部とこれに対面する前記クリップ本体とのいずれか一
方にストッパ突起40を形成し、他方にストッパ穴42
を形成してパッド戻り移動量を規制する。戻しばね部は
サポートアンカ部の表裏面を挟み付けるクリップ本体側
の挟着片の先端部を延長し、これを湾曲形成することに
より前記アンカ部のクリップ面に向けて延長形成する。
Description
特に摩擦パッドの摩耗防止のためにパッド側端面とサポ
ートとの間に装着されるパッドクリップに対して、パッ
ドを非制動位置に戻してディスクロータとの間にクリア
ランスを形成させる機能を持たせたパッド戻し機構付き
パッドクリップに関する。
作によりインナパッドとアウタパッドとをディスクロー
タの表裏面に押し付け圧着して制動作用を行わせる。そ
して制動操作を解除したときには、パッドの引き摺り現
象を防止するため、パッドをディスクロータから離反さ
せて両者の間に所定のクリアランスを形成させる必要が
ある。
に、実公平5−47300号公報に示されるように、ロ
ータ外縁とキャリパ内面との隙間部分に配置され、キャ
リパ内面に沿ってV字状に形成されたばねを配置すると
ともに、ばね先端を一対の摩擦パッドの上縁にそれぞれ
係合させ、V字ばねの弾圧開脚作用によって一対の摩擦
パッドの間隔を押し開くように作動させる構造のものが
一般的に用いられている。
ばねによるパッド戻し装置では、制動解除時にパッドお
よびピストンが戻され過ぎてしまい、次の制動時にピス
トンストロークが長くなることにより、制動遅れが発生
してしまう問題があった。
ねの作用点はパッドの上端縁であるが、パッドとサポー
ト間の摺動抵抗が存在するため、パッド戻しがロータ面
と平行に行われず、ロータ面に対して傾くことがあり、
引き摺りトルクの発生やロータへのパッド衝突を生ずる
ことがあった。
1に制動解除の際に過剰なパッド戻し移動が生じないよ
うにして次の制動時の制動遅れのない構造としたパッド
戻し機構付きパッドクリップを提供することを目的とす
る。第2には、パッドの戻し力を確実に発生させること
ができると同時に、過剰な戻し移動が生じないようにし
たパッド戻し機構付きパッドクリップを提供することを
目的とする。更に、第3には、パッド戻し移動に際して
戻しばねがパッドを平行に移動させることができるよう
にして、パッド引き摺り等による不具合が生じないよう
にしたパッド戻し機構付きパッドクリップを提供するこ
とを目的とする。また、第4には、パッドクリップを確
実にサポート側に取付けることができ、これによって大
きな戻し力を戻しばね部に与えることができるパッド戻
し機構付きパッドクリップを提供することを目的とす
る。更に、第5には、クリップと戻しばね機構部との摺
動を円滑にしてパッド移動抵抗を小さくし、応答性を向
上させることができるパッド戻し機構付きパッドクリッ
プを提供することを目的とするものである。
に、本発明に係るパッド戻し機構付きパッドクリップ
は、第1に、摩擦パッドと当該摩擦パッドからの制動力
を支承するサポートアンカ部との間に装着されるパッド
クリップに、前記摩擦パッドをディスクロータから離反
する方向に付勢する戻しばね部を設けたパッド戻し機構
付きパッドクリップにおいて、前記パッド戻し機構はク
リップ本体から延長される戻しばね部と、この戻しばね
の延長端に形成されパッドと係合するパッド係合片とか
ら構成し、前記パッド係合片もしくは戻しばね部とこれ
に対面する前記クリップ本体の一方に形成されるストッ
パ突起と、他方に当該突起と係合するストッパ穴とを形
成し、これらのストッパ部により前記摩擦パッドの戻り
移動を規制するとともに、前記ストッパとストッパ穴と
は摩擦パッド側のアンカ部のディスクロータ径方向の中
央に設定した構成としたものである。
の制動力を支承するサポートアンカ部との間に装着され
るパッドクリップに、前記摩擦パッドをディスクロータ
から離反する方向に付勢する戻しばね部を設けたパッド
戻し機構付きパッドクリップにおいて、前記パッド戻し
機構はクリップ本体から延長される戻しばね部と、この
戻しばね部の延長端に形成されパッドと係合するパッド
係合片とから構成し、前記パッド係合片とアンカ部クリ
ップ本体部との接合面部分に摺動部材を配置したもので
ある。
る戻しばね部の延長端に形成されたパッド係合片はパッ
ドに係合して戻り移動をなすが、このパッド係合片と対
面するクリップ本体との間にストッパ部を設け、パッド
係合片の移動を規制するようになっているため、大きな
戻り力を与えてもこのストッパ部によって摩擦パッドが
過剰に戻されることがない。したがってピストンのシー
ルによって構成されるオートマチックアジャスタによる
戻し移動範囲を越えてパッドを戻すことが防止されるた
め、次の制動操作に際して制動遅れとなることがない。
の中央高さ位置に設定することにより、パッドへの戻し
力は上下均等に与えられ、パッド係合片が捩れたりする
ことによるコジリが発生しないものとなる。このため、
パッドはロータ面と平行を維持して移動されるため、偏
摩耗等の不具合を生じることが防止される。
戻し移動時にパッド係合片がサポートアンカ部のクリッ
プ面と摺動する際、両者の間に樹脂シートを配置するた
め、摺動抵抗を大幅に低減することができる。そして、
介在させた樹脂シートはパッド係合片とアンカ部クリッ
プ本体部のいずれかまたは両者に形成した脱落防止用の
切り起こし爪により保持するように構成することで、ブ
レーキ装置への組み付け状態では外れることがなく、こ
れにより特別な固定保持手段を設ける必要が無くなる。
この場合において、切り起こし爪はパッド係合片の移動
方向の前後に設けるが、その一方を第1の発明構成によ
るストッパ突起により兼用させるようにすることにより
構造を簡易化することができる。
裏面を挟み付けるクリップ本体側の挟着片の先端部を延
長して形成するようにできる。この戻しばね部を湾曲形
成することにより前記アンカ部のクリップ面に向けて延
在させて形成し、前記アンカ部挟着片による挟着接点を
基端として前記パッド係合片への戻し付勢力を発生させ
ると、クリップ本体をサポートアンカ部に確実に固定さ
せた状態で大きな戻し力を戻しばねに付加することがで
きる。これによってクリップのサポートアンカ部への取
付と、パッド戻し機構との併用が図れると同時に、パッ
ドを戻し移動させる大きなばね付勢力を発生させて確実
にパッドを戻し移動させることができる。このとき、前
述した第1の発明構成のストッパ部を併用することで、
過剰な戻し移動を防ぎつつ確実にパッドを戻し移動でき
るものとなる。
ッドクリップの具体的実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
ッドクリップ10の斜視図、図2は正面図および部分拡
大断面図である。まず、図に示すように、実施例のパッ
ドクリップ10が装着されるディスクブレーキは、摩擦
パッド12の外側端面に凸部14を形成し、これをサポ
ート16に形成したアンカ凹部18に嵌合させるように
しており、これらの嵌合部によって制動作用によるパッ
ド回転をサポート16側で支承し、制動力を発生させる
ようにしている。パッドクリップ10はこれらパッド凸
部14に対する嵌合部とアンカ凹部18に対する嵌合部
とを含み、パッド外側端面に対面するようにサポート1
6側に取付けられるもので、図示の例ではパッドクリッ
プ10はインナおよびアウタの各々に装着されるインナ
クリップ本体20とアウタクリップ本体22を連結板2
4によって連結一体化した板材を曲げ成形することによ
って形成されている。
に示しているように、摩擦パッド10のロータ周方向端
面と対面するサポート16の形状に倣って形成されてお
り、特に途中にアンカ凹部18に沿うクランク曲げ部2
6を形成し、ここでパッド12の凸部14を通じて伝達
される制動力を媒介してサポート16側に伝達するよう
にしている。また、両クリップ本体20、22における
クランク曲げ部26の内側縁部分(ロータ側)には内側
押え爪28が形成され、これがサポートインナおよびア
ウタの内面に当接係合してクリップ本体20、22がア
ンカ面から左右方向に外れることを防止している。更
に、上記クランク曲げ部26の外側縁部分には、前記内
側押え爪28に対応してサポートアンカ部の外面に当接
する挟着片30が設けられている。この挟着片30はS
字状に曲げられて弾力性が与えられており、これによっ
てサポートアンカ凹部18を内外面から挟み込み保持
し、クリップ10がサポート16に固定保持されるよう
にしている。したがって、このS字状挟着片30によ
り、サポートへの締め代を確保することができる。
能とされたパッドクリップ10における両クリップ本体
20、22の外側縁部分には、パッド戻し機構32が一
体的に形成されている。このパッド戻し機構32は前述
した挟着片30の先端から延長される戻しばね部33
と、この戻しばね部33の先端部に形成され摩擦パッド
12と係合するパッド係合片34とから構成されてい
る。
30を延長した帯板により形成され、これを長円形状に
倣うように湾曲形成されている。すなわち、長円の4半
周部を前記S字状挟着片30とし、それ以外の部分を長
円に倣うように湾曲形成したもので、その延長先端部は
S字状挟着片30の基端部に達するように延在され、こ
こで前記アンカ凹部18に接合しているクリップ本体2
0、22のクランク曲げ部26部分にほぼ対面するよう
に延長されている。そして、当該戻しばね部33の延長
端にはパッドアンカ凸部14に対応する幅寸法のパッド
係合片34を形成している。
ド凸部14の上下面に接合できるフランジ部36、36
を折曲形成され所定のばね力でパッドを保持している。
前記クランク曲げ部26と相似形状となるようにコ字形
状に形成され、クランク曲げ部26内に収容可能とされ
ている。このようなパッド係合片34はパッド12の裏
金38の前縁側(ロータ側)に延長して係合させ、パッ
ド戻し分力を発生させるようパッド裏金38の前縁部と
所定角度で接触させるようにしている。
けられたS字状挟着片30の先端部に連接された戻しば
ね部33が、前記S字状挟着片30による挟着接点P
(挟着片30がサポート16の外面に接触する部分)を
基点として湾曲長円の相当直径を拡大するように弾圧付
勢している。戻しばね部33の先端に設けられたパッド
係合片34はパッド裏金38の前縁側に延設し、その前
縁コーナに斜めに接するように傾斜させているため、戻
しばね部33の作用を受けてパッド12をロータから離
反する方向に戻し分力を発生するのである。したがっ
て、パッド戻し機構32の自由形状は、図1に示してい
るように、パッド係合片34がクリップ本体20、22
のクランク曲げ部26と平行にならず、先端側に至るに
したがってクランク曲げ部26から離反するように傾斜
するものとなっている。
32を設けたパッドクリップ10をサポート16に装着
するが、このとき、パッド係合片34もしくは戻しばね
部33とこれに対面する前記クリップ本体20、22と
のいずれか一方にストッパ突起40を形成するととも
に、他方に当該突起と係合するストッパ穴42とを形成
し、これらのストッパ部(40、42)により前記摩擦
パッド12の戻り移動を規制している。実施例では、図
1、図2に示すように、戻しばね部33におけるパッド
係合片34の連接部分がクリップ本体20、22側のS
字状挟着片30の基端部と接合状態にあるため、ここに
ストッパ部を形成するようにしている。すなわち、戻し
ばね部33の先端部分には挟着片30側に向けて切り起
こされるストッパ突起40を形成し、一方、挟着片30
にはストッパ突起40よりはロータ軸方向にやや幅広の
ストッパ穴42を形成している。そして、組み付けに際
して、ストッパ突起40をストッパ穴42にはめ込み、
戻しばね部33を挟着片30の基部に接合した状態と
し、ストッパ突起40がストッパ穴42によってロータ
軸方向の移動を所定量に規制され、パッド係合片34が
過剰に戻し移動しないように設定しているのである。ス
トッパ穴42による戻し移動量の規制は、摩擦パッド1
2を押圧する液圧シリンダのピストンシールによるアジ
ャスタ機能による戻し移動範囲を越えてパッド12を戻
すことがないように規制している。パッドの摩耗によ
り、制動時にストッパ突起40がストッパ穴42に当接
後もピストンが前進する場合、フランジ36、36によ
るパッドの保持力に打ち勝って、パッドは係合片34内
を摺動する。
42とは摩擦パッド12の凸部14の中央高さ位置にな
るように設定している。これは前記パッド係合片34が
一対のフランジ部36によりパッドアンカ凸部14を挟
み込むようにしているため、一対のフランジ部36の中
央部分に一致する高さとなるようにストッパ突起40を
切り起こせばよい。これによりパッド12を戻し移動さ
せるときに係合片34に捩りが生じることがなく、パッ
ド12の平行移動が可能となるのである。
リップ10をサポート16に装着した平面断面状態を図
3に示すが、この状態ではパッドアンカ凸部14がサポ
ートアンカ凹部18に嵌合され、両者の間にクリップ本
体20、22のクランク曲げ部26とパッド係合片34
が接合した状態で介在されている。このような構成で
は、パッド12の制動移動および戻し移動の際に、固定
位置のクランク曲げ部26とパッド係合片34とは摺動
する。更に、実施例では、両者の摺動面に樹脂シート4
4を介装して摺動抵抗を減少するようにしている。この
樹脂シート44はパッドクリップ材料よりも低摩擦部材
により形成され、例えばテフロン材料や、青銅微粉末の
多孔質焼結体に4フッ化エチレンを含浸させた樹脂含浸
焼結体などにより形成したものを用いればよい。このよ
うな樹脂シート44を正規の位置(クランク曲げ部26
とパッド係合片34の摺動面)に保持するように、パッ
ド係合片34側とアンカ部クリップ本体部20、22の
いずれかまたは両者に前記樹脂シート44の脱落防止用
爪を切り起こし形成するようにしている。実施例では、
図1および図3に示すように、クリップ本体20、22
におけるクランク曲げ部26の内縁部分に設けた内側押
え爪28の屈曲部分に保持爪46を形成し、これにより
樹脂シート44の内縁部分(ロータ側縁部)を受け止
め、他方の外縁部分は前述したストッパ突起40にて受
け止めるようにして、収容された樹脂シート44の脱落
を防止するものとしている。樹脂シート44の上下縁は
サポートアンカ凹部18の上下面により保持される。
クリップ10では、制動操作により摩擦パッド12をロ
ータに押し付けた状態から制動を解除すると、パッド裏
金38に係合しているパッド係合片34がパッド12を
戻し移動する。これは係合片34の後端部に連接されク
リップ本体20、22の挟着片30から延長され長円状
に湾曲形成された戻しばね部33の作用によって機能す
る。パッド12が戻し移動されるが、係合片34側の戻
し移動はストッパ突起40とストッパ穴42により一定
量に規制されている。したがって、戻しばね部33によ
る戻し付勢力を大きく設定することができ、特にパッド
裏金38にパッド係合片34が傾斜接合して従来小さな
戻し分力しか得られなかった構造でも、大きな戻し力を
発生させ確実な戻し移動が実現できるとともに、過剰な
戻し移動を前記ストッパ部により防止することができ
る。
アンカ凸部14の中央高さ位置に設定されているため、
ストッパ部が機能した状態で過剰な戻し力が与えられて
も、パッド係合片34にロータ面に対して傾くような捩
れが生じることを防止できる。したがって戻しばね部3
3に大きな戻し力を付与しても戻し停止位置でパッド1
2がロータと平行を維持することができ、パッド戻し機
構32のコジリ等の不具合が発生することがなくなる。
20、22側のS字状挟着片30におけるサポート接触
点Pを基点として戻し力を発生するようになっている。
このため実施例のパッドクリップ10には、サポート1
6へのS字状挟着片30による締め代を付与しつつ、戻
し機構32による戻しばね力を併用することができ、同
一の構成部材でありながらサポート16への締め代と戻
し力とを独立して設定することができる利点が得られ
る。
ク曲げ部26とパッド係合片34とが位置するが、この
両者の摺動面に摺動抵抗を低減する目的で樹脂シート4
4を設けることにより円滑な戻し移動を行わせることが
できるようになっている。そして、この樹脂シート44
の摺動面部への保持のために、実施例ではクランク曲げ
部26の内縁部分に設けた内側押え爪28の屈曲部分に
保持爪46を形成し、この保持爪46と前述したストッ
パ突起40によって脱落防止が図られている。このた
め、別工程による固定手段を講じなくてよく、組み付け
作業が非常に容易になる利点が得られるものとなってい
る。
アンカ凸部14を形成し、サポート16側にアンカ凹部
18を形成した構造に適用した例を示したが、凹凸関係
は逆の構成でもよいことはもちろんである。また、クラ
ンク曲げ部26またはパッド係合片34とのいずれか一
方に対する樹脂シート44の固定のためにカシメや接着
等の方法を用いてもよい。
パッド係合片側とクリップ本体側との間にアンカ中央高
さ位置にストッパ部を形成した構成としたので、制動解
除の際に過剰なパッド戻し移動が生じないようにして次
の制動時の制動遅れを生じさせることが防止され、同時
にパッド戻し移動に際して戻しばねがパッドを平行に移
動させることができるようにして、パッド引き摺り等に
よる不具合が生じないものとなる。
ね部を連接したので、大きな戻しばね力を発生できる構
造にし、パッドの戻し力を確実に発生させることができ
ると同時に、ストッパ部の構成と合わせて過剰な戻し移
動が生じないようにしたパッド戻し機構付きパッドクリ
ップが得られる。
ね機構部との摺動を円滑にしてパッド移動抵抗を小さく
し、応答性を向上させることができる樹脂シートを摺動
部に配置することができるという効果が得られる。
プの斜視図である。
図、および部分断面平面図である。
け状態の平面構成図および部分拡大断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 摩擦パッドと当該摩擦パッドからの制動
力を支承するサポートアンカ部との間に装着されるパッ
ドクリップに、前記摩擦パッドをディスクロータから離
反する方向に付勢する戻しばね部を設けたパッド戻し機
構付きパッドクリップにおいて、 前記パッド戻し機構はクリップ本体から延長される戻し
ばね部と、この戻しばね部の延長端に形成されパッドと
係合するパッド係合片とから構成し、前記パッド係合片
もしくは戻しばね部とこれに対面する前記クリップ本体
とのいずれか一方にストッパ突起を形成するとともに、
他方に当該突起と係合するストッパ穴とを形成し、これ
らのストッパ部により前記摩擦パッドの戻り移動を規制
するとともに、前記ストッパとストッパ穴とは摩擦パッ
ド側のアンカ部のディスクロータ径方向の中央に設定し
てなることを特徴とするパッド戻し機構付きパッドクリ
ップ。 - 【請求項2】 摩擦パッドと当該摩擦パッドからの制動
力を支承するサポートアンカ部との間に装着されるパッ
ドクリップに、前記摩擦パッドをディスクロータから離
反する方向に付勢する戻しばね部を設けたパッド戻し機
構付きパッドクリップにおいて、 前記パッド戻し機構はクリップ本体から延長される戻し
ばね部と、この戻しばね部の延長端に形成されパッドと
係合するパッド係合片とから構成し、前記パッド係合片
とアンカ部クリップ本体部との接合面部分に摺動部材を
配置したことを特徴とするパッド戻し機構付きパッドク
リップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20272194A JP3653675B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | パッド戻し機構を備えたパッドクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20272194A JP3653675B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | パッド戻し機構を備えたパッドクリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0842607A true JPH0842607A (ja) | 1996-02-16 |
JP3653675B2 JP3653675B2 (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=16462068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20272194A Expired - Fee Related JP3653675B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | パッド戻し機構を備えたパッドクリップ |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3653675B2 (ja) |
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1994
- 1994-08-03 JP JP20272194A patent/JP3653675B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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