JPH084246Y2 - フエンス取付孔成形具 - Google Patents

フエンス取付孔成形具

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JPH084246Y2
JPH084246Y2 JP4083091U JP4083091U JPH084246Y2 JP H084246 Y2 JPH084246 Y2 JP H084246Y2 JP 4083091 U JP4083091 U JP 4083091U JP 4083091 U JP4083091 U JP 4083091U JP H084246 Y2 JPH084246 Y2 JP H084246Y2
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JP
Japan
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hole
forming tool
fence
tip
mounting hole
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Application number
JP4083091U
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JPH04126814U (ja
Inventor
雅夫 中野
Original Assignee
株式会社福井鉄工所
羽田コンクリート工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、擁壁用ブロックの上
端面にフエンス取付孔を成形するため、型枠に固定して
使用するフエンス取付孔成形具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型の擁壁用ブロック30は、図6に示
すように、その上端面に一定のピッチでフエンス取付孔
21が配設されている。フエンスは、そのポールを取付
孔21に挿通してブロック30に固着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】フエンスには各種のデ
ザインのものが有り、そのポールの配設ピッチも様々で
ある。従来のように一定のピッチで取付孔21を設けた
ものでは、使用できるフエンスの種類が限定されるとい
う問題がある。
【0004】本考案は、フエンスのポールの配設ピッチ
に合わせて取付孔のピッチを容易に変更できる、フエン
ス取付孔成形具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のフエンス取付孔
成形具20、28は、取付孔21を成形する柱状体8、
27と該柱状体を型枠の任意の位置に固定する基体1と
からなっている。基体1は裁頭円錐形をしており、その
大径部にマグネット2が埋設されている。更に大径部の
中心には凹所3が設けられており、凹所3から小径部に
至る貫通孔4が設けられている。貫通孔4にはネジ杆5
が挿通され、その先端にナット部材6が螺着されてい
る。このナット部材と基体1との間には柱状体8、27
が挟持されている。好ましくは、柱状体8、27の先端
部に水抜き孔を形成するための小管10を設け、該小管
の先端にマグネット12を埋設した取付座11を嵌着す
る。
【0006】
【作用】本考案の成形具20、28は、マグネット2で
型枠14に固定されるから、型枠の任意の位置に配設す
ることができ、配設ピッチを自由に設定することができ
る。また、成形具20、28は、柱状体8、27と基体
1とを分離可能に設けたから、両者を分離することによ
ってブロック30から簡単に取り外すことができ、取り
外したものを再使用することができる。更に、柱状体
8、27の先端部に小管10を設けその先端に取付座1
1を嵌装してやれば、成形具20、28を型枠に安定に
固定することができると共に取付孔21に水抜き孔22
を形成することができ、取付孔21内への雨水の滞留を
防止することができる。
【0007】
【実施例】図1及び図2は本考案の第1実施例を示した
もので、図1はフエンス取付孔成形具の斜視図、図2は
中央断面図である。図中、1は裁頭円錐状の基体、2は
基体1の大径部に埋設されたリング状のマグネット、3
は大径部の中央に設けられた凹所、4は凹所3の底面か
ら小径部に至る貫通孔、5は貫通孔4に挿通されたネジ
杆、6はネジ杆5の先端に螺着されたふくろナット、7
はふくろナット6と一体の鍔、8は鍔7と基体1の段部
9とで挟持された円筒、10は円筒8の上端部にその半
径方向に延設された小管、11は小管10の先端に嵌装
された取付座、12は取付座11の先端部に埋設された
マグネツトである。
【0008】図3はL形擁壁用ブロックの成形用型枠を
示したもので、型枠14は、L形擁壁用ブロックを倒立
した状態で成形する。15は基台、16は基台に立設さ
れた内面成形枠、17は内面成形枠に対向して近接離隔
自在に設けられた外面成形枠、18は両成形枠の間に介
装された台枠、19は内面成形枠の先端に設けられた小
口枠である。本考案の成形具20は、基体1を台枠18
に固着し取付座11を外面成形枠17に固着して、使用
するフエンスのポールのピッチに合わせて型枠14に固
定される。
【0009】図4は成形されたフエンス取付孔の拡大断
面図である。フエンス取付孔成形具20は、ブロックと
共に脱型されネジ杆5を回してふくろナット6との螺合
を解いてネジ杆5及び基体1を取り外し、更に取付座1
1を取り外し、ふくろナット6、鍔7、筒体8及び小管
10をブロック内に残す。L形擁壁用ブロックの上端面
には、筒体8によりフエンス取付孔21が形成され、小
管10により取付孔の水抜き孔22が形成されている。
取り外したネジ杆5、基体1及び取付座11に新たな円
筒及び小管を装着して再使用する。
【0010】図5は本考案の第2実施例を示したもの
で、ネジ杆の両端部に同方向のネジ23、24を設け、
基端側に普通ナット25を螺合し、先端側にふくろナッ
ト6を螺着している。第1実施例の筒体8に代えて肉厚
のゴム製中空管27が設けられており、小管10は、ふ
くろナット6と一体の鍔7に溶接されている。本実施例
の成形具28は、普通ナット25を螺進させて中空管2
7を膨張させた状態で型枠14に固着される。そしてブ
ロック30と共に脱型された後第1実施例の成形具同様
に取り外して再使用することができる。本実施例の成形
具は、ネジ杆5を取り外した時に中空管27が弾性回復
してブロック30との間に空隙を形成するので、中空管
27を取り外して再使用することができるという特徴が
ある。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案の取付孔成形具は、
基体1に埋設したマグネットで型枠に固定するものであ
るから、使用するフエンスのポールの配設ピッチに合わ
せてブロックに取付孔を形成することができ、フエンス
の使用範囲が限定されることがない。また、本考案の取
付孔成形具は、取付孔を形成する柱状体と柱状体を固定
する基体とを分離可能に連結したものであるから、基体
とネジ杆とをブロックから簡単に取り外すことができ、
これらの再使用が可能である。更に、柱状体に水平方向
の小管を設けてやれば、取付孔に水抜き孔を簡単に設け
ることができ、取付孔に水が溜まることがなく、フエン
スの取付作業を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜視図
【図2】第1実施例の中央断面図
【図3】L形擁壁用ブロックを成形する型枠の断面図
【図4】ブロックのフエンス取付孔の断面図
【図5】第2実施例の断面図
【図6】L形擁壁用ブロックの斜視図
【符号の説明】
1 基体 2 マグネット 3 凹所 4 貫通孔 5 ネジ杆 6 ふくろナット 8 筒体 10 小管 11 取付座 12 マグネット 20 成形具(第1実施例) 27 中空管 28 成形具(第2実施例)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裁頭円錐形の基体(1) の大径部にマグネ
    ット(2) を埋設し、大径部の中心に凹所(3) を設けて該
    凹所から小径部に至る貫通孔(3) を設け、該貫通孔にネ
    ジ杆(5) を挿通してその先端にナット部材(6) を螺着
    し、このナット部材(6) と基体(1) との間で柱状体(8),
    (27)を挟持したことを特徴とする、フエンス取付孔成形
    具。
  2. 【請求項2】 柱状体(8),(27)の先端部に水抜き孔を形
    成するための小管(10)を設け、該小管の先端にマグネッ
    ト(12)を埋設した取付座(11)を嵌着した、請求項1記載
    のフエンス取付孔成形具。
JP4083091U 1991-05-02 1991-05-02 フエンス取付孔成形具 Expired - Lifetime JPH084246Y2 (ja)

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JP4083091U JPH084246Y2 (ja) 1991-05-02 1991-05-02 フエンス取付孔成形具

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Publication Number Publication Date
JPH04126814U JPH04126814U (ja) 1992-11-18
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JP2002127119A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Japan Life Kk スリーブを型枠に仮止めする治具
JP5452805B2 (ja) * 2011-01-11 2014-03-26 大成建設株式会社 プレキャストコンクリート柱部材

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JPH04126814U (ja) 1992-11-18

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