JPH0842196A - 仮設式遮蔽体の基礎材及びこの基礎材を設けた仮設式遮蔽体並びに該基礎材の製造方法 - Google Patents

仮設式遮蔽体の基礎材及びこの基礎材を設けた仮設式遮蔽体並びに該基礎材の製造方法

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JPH0842196A
JPH0842196A JP19713794A JP19713794A JPH0842196A JP H0842196 A JPH0842196 A JP H0842196A JP 19713794 A JP19713794 A JP 19713794A JP 19713794 A JP19713794 A JP 19713794A JP H0842196 A JPH0842196 A JP H0842196A
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JP
Japan
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JP19713794A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawagishi
宏行 川岸
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Chiyoda Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーチパラソルやテント等の遮蔽材と遮蔽材
を支える支柱とから成る仮設式遮蔽体を地表に設営する
ための基礎材と、この基礎材を設けた仮設式遮蔽体及
び、この基礎材の製造方法を提供する。 【構成】 筒体の先端部に凸状部を溝状の間隔をおいて
螺旋状にして先端に達するまで形設し、この先端部を縮
径して尖らせるように形成するとともに筒体の基端側に
支持材を突出させて設けて仮設式遮蔽体の基礎材を構成
し、この基礎材を設けた仮設式遮蔽体を構成するととも
に、筒体から基礎材を製造する方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遮蔽材と遮蔽材を支え
る支柱とからなる仮設式遮蔽体、例えばビーチパラソル
やテント等を海浜や山林等に張るさいに、仮設式遮蔽体
を容易にしかも強固に設営し、しかも風に耐える遮蔽体
を設営する仮設式遮蔽体の基礎材及び、この基礎材を備
えた仮設式遮蔽体を提供するとともに、この基礎材の製
造方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビーチパラソルやテント等の仮設
式遮蔽体を海浜や山林等の地表に張るさいに、例えば、
その支柱を砂浜又は硬い場所等に簡便にしかも安定に埋
設できる専用の用具はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ビーチパラソル
やテント等の仮設式遮蔽体を海浜や山林等の地表に張る
さいには、先ず、支柱の先端部を砂中又は土壌に埋め込
み、次いで土砂等を積み上げるなどの方法により設営し
ている。しかし、この方法は、砂中に支柱を埋め込むに
も時間がかかり、また土壌が硬かったりすれば、土壌に
埋め込むのも難しいという問題点があった。また、支柱
を砂中又は土壌に埋め込んだ後でも、特に風があるとき
には、遮蔽材を支える支柱が安定しないという問題点が
あった。最近は、日本においても、ツーリングカーの普
及が高まりキャンピングにも支柱付きのテントを持参す
る機会も多くなっており、このような支柱付きのテント
を簡単にしかも安定に設営できる仮設式遮蔽体の用具
や、この用具を備えた仮設式遮蔽体及び、この用具の経
済的な製造方法が求められているという課題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点や課題を解決する
ため、地表に打ち込んで容易に埋設でき、しかも仮設式
遮蔽体を安定に支える基礎材を提供するとともに、この
基礎材を備えた仮設式遮蔽体を提供し、さらに、この基
礎材の経済的な製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明仮設式遮蔽体の基
礎材は、上記の目的を達成するため、筒体の先端部に凸
状部を溝状の間隔をおいて螺旋状にして先端に達するま
で形設し、この先端部を縮径して尖らすように形成する
とともに、該筒体の基端側に支持材を突出させて設けて
構成してあることを特徴とする。
【0006】本発明仮設式遮蔽体は、上記構成の基礎材
を仮設式遮蔽体に設けてあることを特徴とする。上記筒
体の基端側を、仮設式遮蔽体の支柱に取り付けて設けて
あることを特徴とする。
【0007】本発明の基礎材の製造方法は、筒体の先端
部のみを角型筒体に成形して、この先端部の角部を頂部
とし隣接する角部間の平面部を底部として先端部を周回
するビートを設け、このビートを筒体の中心軸を軸とし
て縮径させながら捩じり込み、螺旋状の凸状部を溝状の
間隔をおいて先端に達するまで形設し、この先端部を尖
らすように形成するとともに筒体の基端側に支持材を突
出させて設けて基礎材を構成することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明設式仮設式遮蔽体の基礎材は、筒体の先
端部に凸状部を溝状の間隔をおいて螺旋状にして先端に
達するまで形設し、尖らすように形成してあるととも
に、該筒体の基端側に支持材を突出させて設けてあるか
ら、この基礎材を砂中又は土壌に打ち込む作業は容易に
行える。また、支持材が地表に露出しているので、この
基礎材に連結してある仮設式遮蔽体の支柱が倒れること
はなく、仮設式遮蔽体を安定した状態で設営できる。
【0009】
【実施例】本発明仮設式遮蔽体の基礎材について、以
下、図1、図2と図3に沿って説明する。図1は、仮設
式遮蔽体の基礎材を示す正面図である。この基礎材は、
円筒からなる筒体1の先端部2に、凸状部5を溝状の間
隔10をおいて螺旋状にして先端4に達するまで形設
し、この先端部2を先端4に向かって縮径して尖らすよ
うに形成してあるとともに、筒体1の基端側3に支持材
3Aをブラケット状に突出させて設けて構成してある。
先端部2には、4本の凸状部5を筒体1の中心軸を軸に
して対称に位置させて形設してある。この凸状部5は、
その断面が内周面部9と、外に向かって湾曲した側面部
7と、外側面部6と、内に向かって湾曲した側面部8と
がつながって略スクリュウー状を成しており、この断面
が、先端4に向かって縮径して先端部2を尖らすように
してある。この内周面部9が凸状部5の基端であり、ま
た、外側面部6の外面が先端部2の外周(図2中の仮想
線で示す)を成している。なお、凸状部の数は4本に限
らない。
【0010】隣接する凸状部5と凸状部5との間には、
溝状の間隔10がある。この溝状の間隔10は、凸状部
5の側面部7と側面部8との外面を側壁とし、凸状部5
の基端をなす内周面部9の外面を底として仕切られてい
る。溝状の間隔10は、筒体1から、隣接する凸状部5
と凸状部5との間を螺旋状に通り抜けて、先端4に達し
ている。上記の通り、凸状部5は先端4に向かって縮径
して先端部2を尖らすようにしてあるから、この先端4
では、凸状部5の側面部7と側面部8との内面どうしが
固着して、4本の凸状部5の先端は一体化し、略十字形
状に形成されている(図3)。図中の十字線が、側面部
7と側面部8との内面どうしの固着面の端を示してい
る。内周面部9の内面は、この十字線の交点の辺りで閉
じている。溝状の間隔10は、先端4においても、側面
部7と側面部8と内周面部9との外面により仕切られて
開いている。
【0011】筒体1の基端側3には、支持材3Aをブラ
ケット状に周側面から突出させて設けてある。なお、筒
体は円筒でなくともよく、また、凸状部の構成、支持材
の構成も上記の例に限らない。
【0012】上記構成の仮設式遮蔽体の基礎材は、その
先端4を砂地、土砂又は山林等の地表に当てて、筒体1
の基端から打ち込んで行けば、先端4が地表に割り込
み、先端部2が螺旋状の凸状部5と溝状の間隔10の作
用により回転するようにして土砂などを打ち崩しながら
地表に入り込んで行き、基端側3に設けた支持材3Aが
地表に接する。この作業のさいに、打ち崩された土砂等
は溝状の間隔10を通って地表に排出されるから、この
基礎材を砂地、土砂又は山林等の地表に埋め込む作業は
容易に行える。また、基端側3に設けた支持材3Aが地
表に接するため、基礎材がぐらつくことはない。ここで
上記の基礎材に、仮設式遮蔽体の支柱を固定すれば、基
礎材が、その支柱を安定に保持し、例えば風により仮設
式遮蔽体があおられる危険はなくなる。
【0013】本発明基礎材を設けた仮設式遮蔽体を以下
説明する。図4は前述した基礎材を、ビーチパラソルで
ある仮設式遮蔽体11に設けた実施例を示す説明図であ
る。図中、この仮設式遮蔽体11は開いており、細長い
円筒から形成した支柱12が、支柱12の頂部から放射
状に伸びた骨13に貼ってある布製の遮蔽材14を支え
ている。前述の基礎材の筒体1に、この仮設式遮蔽体1
1の支柱12の基端部を嵌め込んで取り付けてある。こ
れにより、筒体の基端側を、仮設式遮蔽体の支柱に取り
付けて設けてある。上記の実施例に示した、基礎材を設
けた仮設式遮蔽体は、前述した基礎材の埋設方法と同様
の手順によって、例えば海浜において容易に設営でき
る。
【0014】本発明仮設式遮蔽体の基礎材の製造方法
を、以下、図5乃至図8を用いて説明する。図5は、円
筒からなる筒体1の先端の正面を示す。先ず、この筒体
1の先端部2のみを正四角型の角型筒体に成形する(図
6)。この正四角型筒体は、先端部2の稜線をなす角部
15と、角部15と角部15との間にあって、同じく先
端部2の周側面をなす平面部16とから形成されてい
る。なお、この角型筒体は正四角型筒体でなくともよ
く、例えば、方形角型でも三角型でも五角型筒体であっ
てもよい。次に、上記の正四角型筒体の角部15とその
近傍を外側に湾曲させて、平面部16の中央部は内側に
湾曲させて、角部15と平面部16とが互いに反り返る
ようにしてつながって先端部2を周回する局面17を、
筒体1の先端部2に設ける(図7)。続いて、この局面
17を、筒体1の中心軸を軸として、縮径させながら捩
じり込み、先端4に向かって縮径する螺旋状の4本の凸
状部5を溝状の間隔10をおいて先端4に達するまで形
設し、先端部2を尖らすように形成する。このとき、上
記の角部15の頂部近傍が凸状部5の外側面部6とな
り、同じく角部15と平面部16との反り返ったつなが
り部が側面部7、8となり、平面部16の中央部が内周
面部9となる(図1、2)。
【0015】先端4においては、凸状部5の側面部7と
側面部8との内面どうしを固着させ、4本の凸状部5の
先端を略十字形状に一体化して形成してある(図8)。
図中の十字線が、側面部7と側面部8との内面どうしの
固着面の端を示している。内周面部9の内面は、この十
字線の交点の辺りで閉じている。
【0016】筒体1の基端側には、断面略L字状又はコ
字状の板材からなる支持体3Aをブラケット状に筒体1
周側面に固着して、突出させて設ける。
【0017】
【発明の効果】本発明仮設式遮蔽体の基礎材は、筒体の
先端部に凸状部を溝状の間隔をおいて螺旋状にして先端
に達するまで形設し、この先端部を縮径して尖らせるよ
うに形成するとともに、該筒体の基端側に支持材を突出
させて設けて構成してあるから、基礎材を地表に容易に
打ち込んで埋設することができる効果を有するととも
に、埋設した基礎材はぐらつかず、この基礎材に固定さ
せた仮設式遮蔽体を安定に保持できる効果を有する。
【0018】本発明基礎材を設けた仮設式遮蔽体は、上
記構成の基礎材を仮設式遮蔽体に設けてあるから、この
仮設式遮蔽体を地表に容易に設営することができる効果
を有するとともに、設営した仮設式遮蔽体は砂塵や風等
の悪天候においても安定に遮蔽することができる効果を
有する。
【0019】本発明仮設式遮蔽体の基礎材の製造方法
は、上記に示した通り比較的単純な構成であるから、仮
設式遮蔽体の基礎材を経済的に製造できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明仮設式遮蔽体の基礎材を示す正面図
【図2】図1中矢印線AーAに沿って示す断面図
【図3】図1中矢印線BーBに沿って示す正面図
【図4】本発明基礎材を設けた仮設式遮蔽体の説明図
【図5】本発明仮設式遮蔽体の基礎材の製造方法におけ
る、筒体の先端を示す正面図
【図6】筒体の先端部に成形した正四角形筒体の先端を
示す正面図
【図7】筒体の先端部を周回するビートの先端を示す正
面図
【図8】先端と凸状部を示す正面図
【符号の説明】
1 筒体 2 先端部 3 基端側 3A 支持材 4 先端 5 凸状部 10 溝状の隙間 17 ビート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の先端部に凸状部を溝状の間隔をお
    いて螺旋状にして先端に達するまで形設し、この先端部
    を縮径して尖らすように形成するとともに、筒体の基端
    側に支持材を突出させて設けて構成してあることを特徴
    とする仮設式遮蔽体の基礎材
  2. 【請求項2】 筒体の先端部に凸状部を溝状の間隔をお
    いて螺旋状にして先端に達するまで形設し、この先端部
    を縮径して尖らすように形成するとともに、筒体の基端
    側に支持材を突出させて設けて構成した基礎材を仮設式
    遮蔽体に設けてあることを特徴とする、基礎材を設けた
    仮設式遮蔽体。
  3. 【請求項3】 上記筒体の基端側を、仮設式遮蔽体の支
    柱に取り付けて設けてあることを特徴とする請求項2記
    載の基礎材を設けた仮設式遮蔽体。
  4. 【請求項4】 筒体の先端部のみを角型筒体に成形し
    て、この先端部の角部を頂部とし隣接する角部間の平面
    部を底部として先端部を周回するビートを設け、このビ
    ートを筒体の中心軸を軸として縮径させながら捩じり込
    み、螺旋状の凸状部を溝状の間隔をおいて先端に達する
    まで形設して、この先端部を尖らすように形成するとと
    もに、筒体の基端側に支持材を突出させて設けて基礎材
    を構成することを特徴とする仮設式遮蔽体の基礎材の製
    造方法。
JP19713794A 1994-08-01 1994-08-01 仮設式遮蔽体の基礎材及びこの基礎材を設けた仮設式遮蔽体並びに該基礎材の製造方法 Pending JPH0842196A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104948002A (zh) * 2015-06-16 2015-09-30 宿州学院 一种便捷式安装地质帐篷支杆的钎头

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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