JP3187264B2 - 擬木柵支柱 - Google Patents

擬木柵支柱

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公園、広場、遊歩道等に
設置される擬木柵における擬木柵支柱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の擬木柵支柱は、金属から
なる芯材の外周面に合成樹脂やコンクリート等の擬木状
被覆層が設けられてなり、一般に図4の如く、支柱8の
下端部が直接地中に埋設され、地中に形成されたコンク
リート基礎9により固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の擬木柵支柱は、擬木状の支柱下端部が直接地中に
埋設されてコンクリート基礎により固定されているの
で、支柱表面の擬木状被覆層が剥がれたり、破損する等
支柱を取替える必要が生じた場合、支柱の取替えが困難
であり容易に取替えできない問題点がある。又、支柱の
施工に際して、地中にコンクリート基礎を形成しなけれ
ばならず、施工に手間がかかりやすい問題点がある。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消した擬
木柵支柱を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明擬木柵支柱は、基礎柱と支柱本体とからな
り、基礎柱は支柱本体よりやや短い長さとなされた地上
突出部を残して地中に打ち込み固定され、支柱本体は基
礎柱外径より大きい内径を有する金属管外周面に擬木状
被覆層が設けられてなり、この支柱本体が基礎柱の地上
突出部に被せられて地上突出部全体が覆い隠され、支柱
本体が地上突出部に支柱本体と基礎柱に貫通された取付
ボルトにより固定されるとともに取付ボルトを利用して
柵体取付用ブラケットに設けられたナット部を介して該
ブラケットを同時に取り付けるようになされたものであ
る。
【0006】又、好ましくは、上記取付ボルトが支柱本
体と基礎柱の地上突出部にほぼ直交して貫通され、支柱
本体と基礎柱に穿設されたボルト孔のうち、支柱本体の
一方のボルト孔のみがボルト頭部の外径より大きくなさ
れたものである。
【0007】
【作用】擬木状被覆層を有する支柱本体が支柱本体より
やや短い長さとなされた基礎柱の地上突出部に被せら
れ、地上突出部に取付ボルトにより固定されていること
から、支柱を取替える必要が生じた場合、取付ボルトを
はずして支柱本体のみを取替えるだけで容易に対処でき
る。又、地中に打ち込み固定された基礎柱の地上突出部
に支柱本体が被せられていることから、施工に手間がか
からないとともに、取付ボルト先端部が支柱本体外面に
当接された柵体取付用ブラケットのナット部に螺合され
ていることから、支柱本体と基礎柱を貫通して固定する
取付ボルトを利用して柵体取付用ブラケットを同時に取
り付けることができる。
【0008】又、取付ボルトが支柱本体と基礎柱に貫通
され、支柱本体と基礎柱に穿設されたボルト孔のうち支
柱本体の一方のボルト孔のみがボルト頭部の外径より大
きくなされていることから、支柱本体を基礎柱にがたつ
くことなく強固に固定できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図面において、1は本発明擬木柵支柱であっ
て、地中に先打ちされる基礎柱2と、基礎柱2に取り付
けられる擬木状の支柱本体3とから形成されている。
【0010】基礎柱2は通常断面円形状の金属管が使用
され、上部の地上突出部21を残して地中に打ち込み固
定されている。この基礎柱2は通常全長の2/3程度の
長さ分が地中に埋設されるように打ち込まれ、地上突出
部21の長さは支柱本体3よりやや短い長さとなされて
いる。又、地上突出部21の側面には支柱本体3を取り
付けるためのボルト孔22が所定の複数箇所に穿設され
ている。なお、基礎柱2のと打ち込み長さは必ずしも上
記のものに限定されない。
【0011】支柱本体3は基礎柱2の外径よりやや大き
い内径を有する断面円形状等の金属管31の外周面に擬
木状被覆層32が設けられて形成されている。擬木状被
覆層32は合成樹脂、コンクリート等からなり、その表
面が自然木に似せた木肌状となされている。又、支柱本
体3の側面には取付ボルト4を挿通するためのボルト孔
33が所定の複数箇所に穿設されている。この取付ボル
ト4の頭部41側のボルト孔33の径は図3の如くボル
ト頭部41の外径より大きくなされている。
【0012】上記支柱本体3は、図2の如く、基礎柱2
上部の支柱本体よりやや短い長さとなされた地上突出部
21に被せられて地上突出部21全体を覆い隠すように
なされている。又、ボルト孔33,22に取付ボルト4
が挿通され、ボルト頭部41がその外径寸法よりも大き
くなされた支柱本体3のボルト孔33を貫通し、このボ
ルトがさらに貫通されている基礎柱2のボルト孔22の
縁に当接されて、取付ボルトの螺入によって基礎柱2の
外面を押圧するようにして、ボルト先端部42が支柱本
体3外面に当接された柵体取付用ブラケット5のナット
部51に螺合されることにより、支柱本体3が基礎柱2
に取り付け固定されている。
【0013】すなわち、図3の如く、取付ボルト4によ
り支柱本体3が基礎柱2に取り付け固定されると同時
に、支柱本体3の外面に柵体取付用ブラケット5が取り
付けられている。この柵体取付用ブラケット5は、図
1、図2の如く、柵体として擬木状ビーム6を支持する
ようになされている。又、支柱本体3のボルト頭部41
側のボルト孔33には、図3の如く、外部からボルト頭
部41が見えないように擬木状キャップ7が嵌め込まれ
ているのが好ましい。なお、上記擬木状キャップ7に代
わる覆いや詰め物が使用されてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明擬木柵支柱
は、擬木状被覆層を有する支柱本体が基礎柱上部の支柱
本体よりやや短い長さとなされた地上突出部に被せら
れ、地上突出部に取付ボルトにより固定されているの
で、支柱を取替える必要が生じた場合、取付ボルトをは
ずして支柱本体のみを取替えるだけで容易に対処できる
とともに、取付ボルト先端部が支柱本体外面に当接され
た柵体取付用ブラケットのナット部に螺合されているこ
とから、支柱本体と基礎柱を貫通して固定する取付ボル
トを利用して柵体取付用ブラケットを同時に取り付けで
き、施工性がよい。
【0015】又、地中に打ち込み固定された基礎柱の地
上突出部に支柱本体が被せられているので、従来の如く
地中にコンクリート基礎を形成することなく施工でき、
施工性がよい。しかも、擬木状被覆層を有する支柱本体
を地中に直接打ち込まないことから、施工時に支柱本体
を傷つけるようなことがない。
【0016】又、取付ボルトが支柱本体と基礎柱に貫通
され、支柱本体と基礎柱に穿設されたボルト孔のうち、
支柱本体の一方のボルト孔のみがボルト頭部の外径より
大きくなされておりますので、取付ボルトを支柱本体の
大径側のボルト孔から支柱本体と基礎柱に貫通すること
により、該取付ボルトの頭部が基礎柱のボルト孔の縁に
当接され、ボルト先端を柵体取付用ブラケットのネジ孔
に螺合することにより、該ブラケットが支柱本体の反対
側のボルト孔の縁に当接され、支柱本体と基礎柱とが強
固に固定され、がたつくことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明擬木柵支柱を使用した擬木柵の例を示す
一部切欠正面図である。
【図2】図1における擬木柵支柱の一部切欠側面図であ
る。
【図3】図2における擬木柵支柱の要部拡大断面図であ
る。
【図4】従来の擬木柵支柱の例を示す一部切欠断面図で
ある。
【符号の説明】
1 擬木柵支柱 2 基礎柱 21 地上突出部 3 支柱本体 31 金属管 32 擬木状被覆層 33 ボルト孔 4 取付ボルト 41 ボルト頭部 42 ボルト先端部 5 柵体取付用ブラケット 51 ナット部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎柱と支柱本体とからなり、基礎柱は
    支柱本体よりやや短い長さとなされた地上突出部を残し
    て地中に打ち込み固定され、支柱本体は基礎柱外径より
    大きい内径を有する金属管外周面に擬木状被覆層が設け
    られてなり、この支柱本体が基礎柱の地上突出部に被せ
    られて地上突出部全体が覆い隠され、支柱本体が地上突
    出部に両者を貫通する取付ボルトにより固定されるとと
    もに、該取付ボルトを利用して柵体取付用ブラケットに
    設けられたナット部を介して該ブラケットを同時に取り
    付けるようになされた擬木柵支柱。
  2. 【請求項2】 取付ボルトが支柱本体と基礎柱の地上突
    出部にほぼ直交して貫通され、支柱本体と基礎柱に穿設
    されたボルト孔のうち、支柱本体の一方のボルト孔のみ
    がボルト頭部の外径より大きくなされた請求項1記載の
    擬木柵支柱。
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JP7137982B2 (ja) * 2018-07-11 2022-09-15 俊仁 岡本 斜面用柵及び斜面用柵の設置方法

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