JPH0841856A - 水面上高さ抑止型砂杭打設船 - Google Patents
水面上高さ抑止型砂杭打設船Info
- Publication number
- JPH0841856A JPH0841856A JP19490994A JP19490994A JPH0841856A JP H0841856 A JPH0841856 A JP H0841856A JP 19490994 A JP19490994 A JP 19490994A JP 19490994 A JP19490994 A JP 19490994A JP H0841856 A JPH0841856 A JP H0841856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leader
- sand
- pile driving
- pipe
- sand pile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水深の比較的深い水域で杭深さを大深度化し
ても、リーダが高くならずに済み、その結果、これが架
橋に干渉したり航空管制にひっかかる惧れがなく、した
がって実用性に優れた水面上高さ抑止型砂杭打設船を図
る。 【構成】 船体０１の一端部に立設されたシヤースに支
持されたリーダに緩く嵌合して昇降可能であるとともに
上端に順次バイブロハンマ，砂投入口０１３が一体的に
接続されたケーシングパイプ０１４と砂投入口０１３の
昇降に追従して砂を投入可能な昇降可能型砂供給箱０１
７とを有する砂杭打設船において、シヤース１に緩く嵌
合された昇降可能型リーダ３と、昇降可能型砂供給箱０
１７から砂投入口０１３に接続された可撓性ホース８
と、水没可能型バイブロハンマ９とを具えたこと。
ても、リーダが高くならずに済み、その結果、これが架
橋に干渉したり航空管制にひっかかる惧れがなく、した
がって実用性に優れた水面上高さ抑止型砂杭打設船を図
る。 【構成】 船体０１の一端部に立設されたシヤースに支
持されたリーダに緩く嵌合して昇降可能であるとともに
上端に順次バイブロハンマ，砂投入口０１３が一体的に
接続されたケーシングパイプ０１４と砂投入口０１３の
昇降に追従して砂を投入可能な昇降可能型砂供給箱０１
７とを有する砂杭打設船において、シヤース１に緩く嵌
合された昇降可能型リーダ３と、昇降可能型砂供給箱０
１７から砂投入口０１３に接続された可撓性ホース８
と、水没可能型バイブロハンマ９とを具えたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水面上高さ抑止型砂杭打
設船に関する。
設船に関する。
【０００２】
【従来の技術】水底に砂杭を打設することにより軟弱地
盤ＧＬを改良する砂杭打設船としては、従来、例えば、
図３側面図に示すように、非自航の箱型船体０１の上甲
板上の船首部に砂杭打設装置０２が，央部にケーシング
パイプ用ウインチ０３，砂供給箱用ウインチ０４が，船
尾部に乗組員居住区０５，砂杭打設操作室０６等がそれ
ぞれ配設されたものが、知られている。
盤ＧＬを改良する砂杭打設船としては、従来、例えば、
図３側面図に示すように、非自航の箱型船体０１の上甲
板上の船首部に砂杭打設装置０２が，央部にケーシング
パイプ用ウインチ０３，砂供給箱用ウインチ０４が，船
尾部に乗組員居住区０５，砂杭打設操作室０６等がそれ
ぞれ配設されたものが、知られている。
【０００３】同図で、砂杭打設装置０２は、船体０１の
船首部に立設された櫓状のシヤース０７と、下端部がシ
ヤース０７の前側の船体０１上に枢支され中間部がシヤ
ース０７の上端前部に支持され上端部に水平にリーダト
ップ０８が突設された樹立状のリーダ０９と、基端部が
パイプ用ウインチ０３に巻回され中間部がリーダトップ
０８に支持された案内滑車０１０等に掛け回わされ先端
が振動式杭打機（以下バイブロハンマという）０１１に
連結されたワイヤ０１２と、バイブロハンマ０１１の下
側に順次一体的に接続された砂投入口０１３，ケーシン
グパイプ０１４と、この上端部後面に突設されリーダ０
９の前面に緩く嵌合されケーシングパイプ０１４を上下
方向に摺動的に案内するパイプ突設金具０１５と、基端
部が砂供給箱用ウインチ０４に巻回され中間部がリーダ
トップ０８に支持された案内滑車０１６等に掛け回わさ
れ先端が砂供給箱０１７に連結されたワイヤ０１８等か
ら形成されている。
船首部に立設された櫓状のシヤース０７と、下端部がシ
ヤース０７の前側の船体０１上に枢支され中間部がシヤ
ース０７の上端前部に支持され上端部に水平にリーダト
ップ０８が突設された樹立状のリーダ０９と、基端部が
パイプ用ウインチ０３に巻回され中間部がリーダトップ
０８に支持された案内滑車０１０等に掛け回わされ先端
が振動式杭打機（以下バイブロハンマという）０１１に
連結されたワイヤ０１２と、バイブロハンマ０１１の下
側に順次一体的に接続された砂投入口０１３，ケーシン
グパイプ０１４と、この上端部後面に突設されリーダ０
９の前面に緩く嵌合されケーシングパイプ０１４を上下
方向に摺動的に案内するパイプ突設金具０１５と、基端
部が砂供給箱用ウインチ０４に巻回され中間部がリーダ
トップ０８に支持された案内滑車０１６等に掛け回わさ
れ先端が砂供給箱０１７に連結されたワイヤ０１８等か
ら形成されている。
【０００４】なお、図４(A) 部分拡大側面図及び同図
(B) 平面図はパイプ案内構造０１９の詳細を示し、これ
はパイプ突設金物０１５と、リーダ０９の前面の上下方
向にわたって延びるとともにパイプ突設金物０１５と緩
く嵌合するリーダ布設溝０２０とから構成されている。
(B) 平面図はパイプ案内構造０１９の詳細を示し、これ
はパイプ突設金物０１５と、リーダ０９の前面の上下方
向にわたって延びるとともにパイプ突設金物０１５と緩
く嵌合するリーダ布設溝０２０とから構成されている。
【０００５】このような砂杭打設船において、図５側面
図に示すように、杭深さＳの砂杭０２１を水深ｄの軟弱
地盤ＧＬに打設するためには、ケーシングパイプ０１４
等の長さは、杭深さＳと、水深ｄと、パイプ突設金物０
１５の長さと、砂投入口０１３の長さと、バイブロハン
マ０１１の長さとの合計長以上の長さが必要となり、し
たがってリーダ０９の高さの値はケーシングパイプ０１
４等の長さの値より大きくなっている。
図に示すように、杭深さＳの砂杭０２１を水深ｄの軟弱
地盤ＧＬに打設するためには、ケーシングパイプ０１４
等の長さは、杭深さＳと、水深ｄと、パイプ突設金物０
１５の長さと、砂投入口０１３の長さと、バイブロハン
マ０１１の長さとの合計長以上の長さが必要となり、し
たがってリーダ０９の高さの値はケーシングパイプ０１
４等の長さの値より大きくなっている。
【０００６】そして、砂杭打設作業は、リーダ０９に吊
り上げられたケーシングパイプ０１４等をパイプ用ウイ
ンチ０３のワイヤ０１２を繰り出すことにより軟弱地盤
ＧＬ上に下ろし、さらに、バイブロハンマ０１１でケー
シングパイプ０１４等に上下振動を与えることにより、
これを沈下する。ケーシングパイプ０１４の下端が杭深
さＳに到達すると、砂は船体０１の上甲板上に設置され
た図示省略の砂箱の底部からベルトコンベヤを介して砂
供給箱０１７に補給されたのち、これの下部の供給蓋が
開かれることにより砂投入口０１３を経て自然落下でケ
ーシングパイプ０１４内に供給される。さらに、砂のケ
ーシングパイプ０１４への供給が終了すると、これをバ
イブロハンマ０１１で振動しながらワイヤ０１２をパイ
プ用ウインチ０３で巻き込むことによりケーシングパイ
プ０１４を軟弱地盤ＧＬから上方へ引き抜く。
り上げられたケーシングパイプ０１４等をパイプ用ウイ
ンチ０３のワイヤ０１２を繰り出すことにより軟弱地盤
ＧＬ上に下ろし、さらに、バイブロハンマ０１１でケー
シングパイプ０１４等に上下振動を与えることにより、
これを沈下する。ケーシングパイプ０１４の下端が杭深
さＳに到達すると、砂は船体０１の上甲板上に設置され
た図示省略の砂箱の底部からベルトコンベヤを介して砂
供給箱０１７に補給されたのち、これの下部の供給蓋が
開かれることにより砂投入口０１３を経て自然落下でケ
ーシングパイプ０１４内に供給される。さらに、砂のケ
ーシングパイプ０１４への供給が終了すると、これをバ
イブロハンマ０１１で振動しながらワイヤ０１２をパイ
プ用ウインチ０３で巻き込むことによりケーシングパイ
プ０１４を軟弱地盤ＧＬから上方へ引き抜く。
【０００７】ところで、近時、我国における砂杭打設船
の稼働状況には下記の事情がある。 (1) 海岸線沿いの比較的浅い水域での埋立工事はほぼ終
了し、比較的深い水域での埋立工事が作業の主対象とな
るので、ケーシングパイプ０１４等の長さが長くなり、
したがってリーダ０９の高さが高くなる傾向がある。 (2) 軟弱地盤ＧＬを能率的に改良するため、杭深さＳは
大深度化するので、ケーシングパイプ０１４等の長さが
長くなり、したがってリーダ０９の高さが高くなる傾向
がある。 (3) 港湾水域に架橋されるようになったので、この下を
通航する砂杭打設船の水面上高さｈが制約されるように
なり、したがって、リーダ０９の高さが確保しにくくな
っている。 (4) 港湾水域近傍に空港が開設されるようになったの
で、航空管制上から砂杭打設船の水面上制限高さｈが制
約されるようになり、したがって、リーダ０９の高さが
確保しにくくなっている。
の稼働状況には下記の事情がある。 (1) 海岸線沿いの比較的浅い水域での埋立工事はほぼ終
了し、比較的深い水域での埋立工事が作業の主対象とな
るので、ケーシングパイプ０１４等の長さが長くなり、
したがってリーダ０９の高さが高くなる傾向がある。 (2) 軟弱地盤ＧＬを能率的に改良するため、杭深さＳは
大深度化するので、ケーシングパイプ０１４等の長さが
長くなり、したがってリーダ０９の高さが高くなる傾向
がある。 (3) 港湾水域に架橋されるようになったので、この下を
通航する砂杭打設船の水面上高さｈが制約されるように
なり、したがって、リーダ０９の高さが確保しにくくな
っている。 (4) 港湾水域近傍に空港が開設されるようになったの
で、航空管制上から砂杭打設船の水面上制限高さｈが制
約されるようになり、したがって、リーダ０９の高さが
確保しにくくなっている。
【０００８】したがって、このような構造の砂杭打設船
では、水深ｄの比較的深い水域で杭深さＳを大深度化す
ると、リーダ０９が高くなってしまうので、これが架橋
に干渉したり航空管制にひっかかってしまう等の問題の
発生が予想される。
では、水深ｄの比較的深い水域で杭深さＳを大深度化す
ると、リーダ０９が高くなってしまうので、これが架橋
に干渉したり航空管制にひっかかってしまう等の問題の
発生が予想される。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、水深の比較的深い水域
で杭深さを大深度化しても、リーダが高くならずに済
み、その結果、これが架橋に干渉したり航空管制にひっ
かかる惧れがなく、したがって実用性に優れた水面上高
さ抑止型砂杭打設船を提供することを目的とする。
事情に鑑みて提案されたもので、水深の比較的深い水域
で杭深さを大深度化しても、リーダが高くならずに済
み、その結果、これが架橋に干渉したり航空管制にひっ
かかる惧れがなく、したがって実用性に優れた水面上高
さ抑止型砂杭打設船を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は船
体の一端部に立設されたシヤースに支持されたリーダに
緩く嵌合して昇降可能であるとともに上端に順次バイブ
ロハンマ，砂投入口が一体的に接続されたケーシングパ
イプと、上記砂投入口の昇降に追従して砂を投入可能な
昇降可能型砂供給箱とを有する砂杭打設船において、シ
ヤースに緩く嵌合された昇降可能型リーダと、上記昇降
可能型砂供給箱から上記砂投入口に接続された可撓性ホ
ースと、水没可能型バイブロハンマとを具えたことを特
徴とする。
体の一端部に立設されたシヤースに支持されたリーダに
緩く嵌合して昇降可能であるとともに上端に順次バイブ
ロハンマ，砂投入口が一体的に接続されたケーシングパ
イプと、上記砂投入口の昇降に追従して砂を投入可能な
昇降可能型砂供給箱とを有する砂杭打設船において、シ
ヤースに緩く嵌合された昇降可能型リーダと、上記昇降
可能型砂供給箱から上記砂投入口に接続された可撓性ホ
ースと、水没可能型バイブロハンマとを具えたことを特
徴とする。
【００１１】
【作用】このような構成によれば、船体の一端部に立設
されたシヤースに支持されたリーダに緩く嵌合して昇降
可能であるとともに上端に順次バイブロハンマ，砂投入
口が一体的に接続されたケーシングパイプと、上記砂投
入口の昇降に追従して砂を投入可能な昇降可能型砂供給
箱とを有する砂杭打設船において、シヤースに緩く嵌合
された昇降可能型リーダと、上記昇降可能型砂供給箱か
ら上記砂投入口に接続された可撓性ホースと、水没可能
型バイブロハンマとを設けているので、リーダトップの
エヤドラフトを高くすることなく、比較的深い水域での
杭深さの大深度化が可能になる結果、リーダトップが架
橋に干渉したり航空管制にひっかかる惧れがなくなると
ともに作業可能水域が拡大される。
されたシヤースに支持されたリーダに緩く嵌合して昇降
可能であるとともに上端に順次バイブロハンマ，砂投入
口が一体的に接続されたケーシングパイプと、上記砂投
入口の昇降に追従して砂を投入可能な昇降可能型砂供給
箱とを有する砂杭打設船において、シヤースに緩く嵌合
された昇降可能型リーダと、上記昇降可能型砂供給箱か
ら上記砂投入口に接続された可撓性ホースと、水没可能
型バイブロハンマとを設けているので、リーダトップの
エヤドラフトを高くすることなく、比較的深い水域での
杭深さの大深度化が可能になる結果、リーダトップが架
橋に干渉したり航空管制にひっかかる惧れがなくなると
ともに作業可能水域が拡大される。
【００１２】
【実施例】本発明を図３に示した砂杭打設船に適用した
一実施例を図面について説明すると、図３〜図５と同一
の符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、図１
側面図において、１は船体０１の船首部に立設され水平
リーダトップ２を有するシヤース、３はリーダ案内構造
４を介してシヤース１の前面上を上下方向に摺動する昇
降可能型リーダ（以下可動リーダという）で、リーダ案
内構造４は可動リーダ３の後面上部に突設されたリーダ
突設金物５とシヤース１の前面に布設され上下方向に延
びる図示省略のシヤース布設溝とから構成されている。
６は基端部が船体０１の上甲板央部に配設されたリーダ
用ウインチ７に巻回され中間部がリーダトップ２に支持
された滑車７等に掛け回わされ先端が可動リーダ３の上
端に連結されたワイヤ、８は砂供給箱０１７の下端開口
と砂投入口０１３とを接続する可撓性ホース、９は砂投
入口０１３の上側に載設された水没可能型バイブロハン
マである。なお、リーダ案内構造４のリーダ突設金物
５，シヤース布設溝の構造はそれぞれ図４に示したパイ
プ案内構造０１９のパイプ突設金物０１５，リーダ布設
溝０２０と同一である。
一実施例を図面について説明すると、図３〜図５と同一
の符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、図１
側面図において、１は船体０１の船首部に立設され水平
リーダトップ２を有するシヤース、３はリーダ案内構造
４を介してシヤース１の前面上を上下方向に摺動する昇
降可能型リーダ（以下可動リーダという）で、リーダ案
内構造４は可動リーダ３の後面上部に突設されたリーダ
突設金物５とシヤース１の前面に布設され上下方向に延
びる図示省略のシヤース布設溝とから構成されている。
６は基端部が船体０１の上甲板央部に配設されたリーダ
用ウインチ７に巻回され中間部がリーダトップ２に支持
された滑車７等に掛け回わされ先端が可動リーダ３の上
端に連結されたワイヤ、８は砂供給箱０１７の下端開口
と砂投入口０１３とを接続する可撓性ホース、９は砂投
入口０１３の上側に載設された水没可能型バイブロハン
マである。なお、リーダ案内構造４のリーダ突設金物
５，シヤース布設溝の構造はそれぞれ図４に示したパイ
プ案内構造０１９のパイプ突設金物０１５，リーダ布設
溝０２０と同一である。
【００１３】このような砂杭打設船において、水面ＬＷ
Ｌ上を移動する際は、図１に示すように、リーダトップ
２の下面一杯まで可動リーダ３，ケーシングパイプ０１
４等をそれぞれ吊り上げる。また、砂杭０２１を軟弱地
盤ＧＬに打設する際は、図２に示すように、リーダ用ウ
インチ７を緩めて可動リーダ３をシヤース１に沿って軟
弱地盤ＧＬの近傍まで下降したのち、パイプ用ウインチ
０３を緩めてケーシングパイプ０１４を可動リーダ３に
沿って降下させながら、水没可能型バイブロハンマ９で
ケーシングパイプ０１４を杭深さＳまで打設する。この
とき、可動リーダ３及び水没可能型バイブロハンマ９の
協働作用により水面ＬＷＬ以下に水没可能型バイブロハ
ンマ９を下ろすことができるので、ケーシングパイプ０
１４の長さが従来の場合に比べ大巾に短くて済む。そし
て、砂供給箱０１７から砂を重力で可撓性ホース８を経
てケーシングパイプ０１４内に供給したのち、バイブロ
ハンマ９を使用しながらパイプ用ウインチ０３を巻き込
んでケーシングパイプ０１４を軟弱地盤ＧＬ上に引き上
げることにより、ここに砂杭０２１が形成される。
Ｌ上を移動する際は、図１に示すように、リーダトップ
２の下面一杯まで可動リーダ３，ケーシングパイプ０１
４等をそれぞれ吊り上げる。また、砂杭０２１を軟弱地
盤ＧＬに打設する際は、図２に示すように、リーダ用ウ
インチ７を緩めて可動リーダ３をシヤース１に沿って軟
弱地盤ＧＬの近傍まで下降したのち、パイプ用ウインチ
０３を緩めてケーシングパイプ０１４を可動リーダ３に
沿って降下させながら、水没可能型バイブロハンマ９で
ケーシングパイプ０１４を杭深さＳまで打設する。この
とき、可動リーダ３及び水没可能型バイブロハンマ９の
協働作用により水面ＬＷＬ以下に水没可能型バイブロハ
ンマ９を下ろすことができるので、ケーシングパイプ０
１４の長さが従来の場合に比べ大巾に短くて済む。そし
て、砂供給箱０１７から砂を重力で可撓性ホース８を経
てケーシングパイプ０１４内に供給したのち、バイブロ
ハンマ９を使用しながらパイプ用ウインチ０３を巻き込
んでケーシングパイプ０１４を軟弱地盤ＧＬ上に引き上
げることにより、ここに砂杭０２１が形成される。
【００１４】このような、実施例の砂杭打設船によれ
ば、船体の一端部に立設されたシヤースに支持されたリ
ーダに緩く嵌合して昇降可能であるとともに上端に順次
バイブロハンマ，砂投入口が一体的に接続されたケーシ
ングパイプと、上記砂投入口の昇降に追従して砂を投入
可能な昇降可能型砂供給箱とを有する砂杭打設船におい
て、シヤースに緩く嵌合された昇降可能型リーダと、上
記昇降可能型砂供給箱から上記砂投入口に接続された可
撓性ホースと、水没可能型バイブロハンマとを設けてい
るので、リーダトップのエヤドラフトを高くすることな
く、比較的深い水域での杭深さの大深度化が可能になる
結果、リーダトップが架橋に干渉したり航空管制にひっ
かかる惧れがなくなるとともに作業可能水域が拡大さ
れ、したがって砂杭打設船の実用性が向上する。また、
水没可能型バイブロハンマなので、これを水中で使用し
た場合、空中で使用した場合の発生騒音９０〜９５デシ
ベルが大巾に減少し、したがって、沿岸住民に対する騒
音公害が改善される。
ば、船体の一端部に立設されたシヤースに支持されたリ
ーダに緩く嵌合して昇降可能であるとともに上端に順次
バイブロハンマ，砂投入口が一体的に接続されたケーシ
ングパイプと、上記砂投入口の昇降に追従して砂を投入
可能な昇降可能型砂供給箱とを有する砂杭打設船におい
て、シヤースに緩く嵌合された昇降可能型リーダと、上
記昇降可能型砂供給箱から上記砂投入口に接続された可
撓性ホースと、水没可能型バイブロハンマとを設けてい
るので、リーダトップのエヤドラフトを高くすることな
く、比較的深い水域での杭深さの大深度化が可能になる
結果、リーダトップが架橋に干渉したり航空管制にひっ
かかる惧れがなくなるとともに作業可能水域が拡大さ
れ、したがって砂杭打設船の実用性が向上する。また、
水没可能型バイブロハンマなので、これを水中で使用し
た場合、空中で使用した場合の発生騒音９０〜９５デシ
ベルが大巾に減少し、したがって、沿岸住民に対する騒
音公害が改善される。
【００１５】
【発明の効果】要するに本発明によれば、船体の一端部
に立設されたシヤースに支持されたリーダに緩く嵌合し
て昇降可能であるとともに上端に順次バイブロハンマ，
砂投入口が一体的に接続されたケーシングパイプと、上
記砂投入口の昇降に追従して砂を投入可能な昇降可能型
砂供給箱とを有する砂杭打設船において、シヤースに緩
く嵌合された昇降可能型リーダと、上記昇降可能型砂供
給箱から上記砂投入口に接続された可撓性ホースと、水
没可能型バイブロハンマとを具えたことにより、水深の
比較的深い水域で杭深さを大深度化しても、リーダが高
くならずに済み、その結果、これが架橋に干渉したり航
空管制にひっかかる惧れがなく、したがって実用性に優
れた水面上高さ抑止型砂杭打設船を得るから、本発明は
産業上極めて有益なものである。
に立設されたシヤースに支持されたリーダに緩く嵌合し
て昇降可能であるとともに上端に順次バイブロハンマ，
砂投入口が一体的に接続されたケーシングパイプと、上
記砂投入口の昇降に追従して砂を投入可能な昇降可能型
砂供給箱とを有する砂杭打設船において、シヤースに緩
く嵌合された昇降可能型リーダと、上記昇降可能型砂供
給箱から上記砂投入口に接続された可撓性ホースと、水
没可能型バイブロハンマとを具えたことにより、水深の
比較的深い水域で杭深さを大深度化しても、リーダが高
くならずに済み、その結果、これが架橋に干渉したり航
空管制にひっかかる惧れがなく、したがって実用性に優
れた水面上高さ抑止型砂杭打設船を得るから、本発明は
産業上極めて有益なものである。
【図１】本発明を図３に示す砂杭打設船に適用した一実
施例を示す側面図である。
施例を示す側面図である。
【図２】図１の砂杭打設船の砂杭打設状態を示す側面図
である。
である。
【図３】公知の砂杭打設船を示す側面図である。
【図４】(A) ，(B) はそれぞれ図３の砂杭打設船のパイ
プ案内構造０１９の詳細を示す部分拡大側面図，平面図
である。
プ案内構造０１９の詳細を示す部分拡大側面図，平面図
である。
【図５】図３の砂杭打設船の砂杭打設状態を示す側面図
である。
である。
１ シヤース ２ リーダトップ ３ 可動リーダ ４ リーダ案内構造 ５ リーダ突設金物 ６ ワイヤ ７ 滑車 ８ 可撓性ホース ９ 水没可能型バイブロハンマ ０１ 船体 ０３ パイプ用ウインチ ０４ 砂供給箱用ウインチ ０５ 乗組員居住区 ０６ 砂杭打設操作室 ０１０ 滑車 ０１２ ワイヤ ０１３ 砂投入口 ０１４ ケーシングパイプ ０１５ パイプ突設金物 ０１６ 滑車 ０１７ 砂供給箱 ０１８ ワイヤ ０１９ パイプ案内構造 ＡＤ エヤドラフト ｄ 水深 ｈ 水面上制限高さ ＬＷＬ 水面 Ｓ 杭深さ
Claims (1)
- 【請求項１】 船体の一端部に立設されたシヤースに支
持されたリーダに緩く嵌合して昇降可能であるとともに
上端に順次バイブロハンマ，砂投入口が一体的に接続さ
れたケーシングパイプと、上記砂投入口の昇降に追従し
て砂を投入可能な昇降可能型砂供給箱とを有する砂杭打
設船において、シヤースに緩く嵌合された昇降可能型リ
ーダと、上記昇降可能型砂供給箱から上記砂投入口に接
続された可撓性ホースと、水没可能型バイブロハンマと
を具えたことを特徴とする水面上高さ抑止型砂杭打設
船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19490994A JPH0841856A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 水面上高さ抑止型砂杭打設船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19490994A JPH0841856A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 水面上高さ抑止型砂杭打設船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0841856A true JPH0841856A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16332361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19490994A Withdrawn JPH0841856A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 水面上高さ抑止型砂杭打設船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0841856A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103866767A (zh) * | 2014-04-01 | 2014-06-18 | 太重（天津）滨海重型机械有限公司 | 一种深水液压打桩锤 |
| CN103938630A (zh) * | 2014-04-01 | 2014-07-23 | 太重（天津）滨海重型机械有限公司 | 一种深水液压打桩锤及其动力装置 |
| WO2020211285A1 (zh) * | 2019-04-17 | 2020-10-22 | 朱建新 | 复合水泥土桩的检测施工方法 |
| CN115075247A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-09-20 | 保利长大工程有限公司 | 一种跨河道箱梁支架钢管桩的拔除方法 |
| CN115627761A (zh) * | 2022-10-12 | 2023-01-20 | 中国一冶集团有限公司 | 一种水面光伏桩基施工管桩标高的控制方法及装置 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP19490994A patent/JPH0841856A/ja not_active Withdrawn
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