JPH0841010A - アルカンスルホン酸及びアルカンスルホニルクロリドの製造方法 - Google Patents

アルカンスルホン酸及びアルカンスルホニルクロリドの製造方法

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JPH0841010A
JPH0841010A JP7095836A JP9583695A JPH0841010A JP H0841010 A JPH0841010 A JP H0841010A JP 7095836 A JP7095836 A JP 7095836A JP 9583695 A JP9583695 A JP 9583695A JP H0841010 A JPH0841010 A JP H0841010A
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reactor
reaction
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product
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Steven G Schon
スティーブン・ジー・ション
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/02Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
    • C07C303/16Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof by oxidation of thiols, sulfides, hydropolysulfides, or polysulfides with formation of sulfo or halosulfonyl groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラグ−フローを助成する静止(不動のかつ
剛性の)混合エレメントを収容する反応域において高純
度のアルカンスルホン酸及び/又はアルカンスルホニル
クロリドを連続製造する方法を提供する。 【構成】 RSX式(式中、Xは水素或は−SR1 であ
り、R及びR1 はアルキルラジカルである)の化合物
と、塩素とを水性塩酸中で連続して反応させて塩化水素
ガスの乱流発生を生じ、反応体を静止混合エレメントを
通過させてプラグ−フローを助成し、及び別途生成物を
抜き出す高純度のアルカンスルホン酸及び/又はアルカ
ンスルホニルクロリドを有効に製造する方法、及びその
方法を実施するための装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグ−フローを助成
する静止(不動のかつ剛性の)混合エレメントを収容す
る反応域において高純度のアルカンスルホン酸及び/又
はアルカンスルホニルクロリドを連続製造する方法に関
する。一層詳細には、本発明は、RSX式(式中、Xは
水素或は−SR1 であり、R及びR1 は炭素原子1〜2
0を有するアルキル基である)のイオウ化合物と塩素と
を水性媒体において反応させるに、反応の流体を機械的
可動攪拌手段の存在しないかつプラグ−フローを助成す
る静止混合エレメントを収容する垂直反応域を通して流
し、塩酸塩ガス及び生成物を連続して、別途に抜き出す
アルカンスルホン酸及び/又はアルカンスルホニルクロ
リド生成物の連続製造法に関する。
【0002】
【従来技術】アルキルメルカプタン或はアルキルジスル
フィドを塩素ガスと水性媒体において反応させることに
よるアルカンスルホン酸及び/又はアルカンスルホニル
クロリドの連続製造法を教示する従来の開示はいくつか
ある。例えば、1971年8月17日に発行された米国
特許第3,600,136号;1971年12月7日に
発行された米国特許第3,626,004号;1976
年11月23日に発行された米国特許第3,993,6
92号;及び1974年4月18日に公表された英国第
1,350,328号明細書は同様な反応を開示してい
る。これらの教示の各々は、反応を、高度の「逆混合」
をもたらすようにデザインした反応装置において行うこ
とを含む。
【0003】「逆混合」とは当分野において用いられる
用語であり、本明細書中反応域の軸線に対して軸方向に
流れる化学反応の反応体の混合であって、それにより所
定の期間にわたって連続システムの反応域を通過する反
応体はすべてより少ないものと定義する。このタイプの
混合においては、反応体は、マスが流出の全体的方向で
進むにつれて、連続して逆に渦巻く傾向にあり、反応装
置の中央の物質は反応装置壁(壁抗力)付近の物質に比
べて速い速度で進む。流出物が、常に未反応の原料のフ
ラクションをいくらか含有することになる(残分は滞留
時間により対数的に減少する)ことは逆混合の性質であ
る。逆混合は、動的混合手段、例えば機械的攪拌及びガ
ス誘発される乱流を採用する種々の方法によって起きる
のが普通である。
【0004】「逆混合」は「プラグ−フロー」に対比さ
せることができる。「プラグ−フロー」とは、本明細書
中反応域の軸線に対して半径方向に流れる反応体の混合
であって、それにより反応体のすべてが所定の期間にわ
たって連続システムの反応域を通過するものと定義す
る。このタイプの混合においては、反応体は、流出の全
体的軸方向で移動するにつれて、外壁及び反応装置軸の
方向に及びそれらから離れて半径方向に渦巻く。この半
径方向の移動は反応体の緊密な接触、加熱さえ、及び反
応体の同じ速度での移動を助成し、それによりすべてが
特定の経過時間で反応域を通過する。
【0005】プラグ−フローは、管状反応装置に関し、
充填された触媒床或は静的ミキサーを有し或は有しない
で、動的混合手段の不存在においてかつ逆混合を助成し
得る反応体の乱流活性の無い場合に起きるのが普通であ
る。「プラグ−フロー」及び「逆混合」は、化学工学文
献、例えば「Perry’s Chemical En
gineer’s Handbook」、第6版、4−
24〜4−52頁及びBulletin KSM−6、
Copyright 1991、Koch Engin
eering Company,Inc.に開示されて
いる現象である。後者の刊行物はプラグ−フロー反応装
置及び例えば、低粘度の乱流システムに関して使用する
ための反応装置における静止(不動の)混合エレメント
の役割について検討している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、RSX式(式
中、Xは水素或は−SR1 式のラジカルであり、R及び
1 は炭素原子1〜20を有するアルキル基である)の
化合物と、少なくとも化学量論量の塩素とを、可動の機
械的攪拌手段の存在しないかつ水性塩酸を収容する反応
域において少なくとも塩酸塩ガスの激しい発生を達成す
る程の反応体供給量で連続して反応させ、該反応域の内
容物を静止混合エレメントを通して静止混合エレメント
に接触させて通過させてプラグ−フローを助成し、塩酸
塩ガスを抜き出し、及び別途生成物を反応装置から抜き
出すことを含むアルカンスルホン酸及び/又はアルカン
スルホニルクロリド生成物を製造する方法である。
【0007】本発明の方法はアルカンスルホン酸、アル
カンスルホニルクロリド或はこれらの混合物の連続製造
法に関する。これらの生成物は、RSX式を有する化合
物と塩素ガスとを水性媒体においてかつ機械的攪拌(可
動の機械的混合手段)の不存在において反応させること
により形成する。RSX化合物は、Xが水素或は−SR
1 であり、R及びR1 が炭素原子1〜20、好ましくは
炭素原子1〜6を有する同じ或は異なるアルキル基、最
も好ましくはメチルであるものである。その他のアルキ
ル基は、例えばアラキジル、ステアリル、ラウリル、カ
プリル、ブチル、プロピル、エチル、等を含む。RSX
式はアルキルメルカプタン及びアルキル(ジアルキル)
ジスルフィドをそれぞれ表わす。
【0008】本明細書中に開示する反応は連続であり、
プロセスにおける反応体供給量が塩化水素ガスの激しい
発生及びその結果生じる反応体の混合を引き起こすよう
に行う。プロセスのこの段階は、例えば前述した米国特
許第3,626,004号及び英国第1,350,32
8号に一般的に開示されている。しかし、これらの前に
開示されたプロセスは、反応域内での渦の循環及び気泡
の合体によって引き起こされる相当の逆混合により行わ
れる。本発明に従えば、そのプロセスは、反応体を、ガ
ス状塩酸塩の激しい発生からの乱流混合に暴露させなが
ら、反応体が活性な反応域を通って移動するにつれて、
気−液接触及び半径方向混合を、逆混合を最少にしなが
ら増進させる複数の静止した剛性の流体混合エレメント
を含む静的混合システムを通過させることによってプラ
グ−フローに暴露させるように行う。
【0009】本発明の反応を行ってアルカンスルホン酸
(ASA)、アルカンスルホニルクロリド(ASC)或
はこれらの混合物を形成する温度は当分野において良く
知られておりかつ本発明の目的にとり臨界的なものでは
ない。主にASCである生成物の調製は温度約−10°
〜約+50℃の範囲内で行い、ASAが主量の場合、温
度約85°〜115℃の範囲で調製するのが普通であ
る。実質的に混合された生成物(ASA及びASC)
は、温度が50°を越えかつ約85℃より低い範囲内で
形成される。
【0010】RSX化合物を反応域に連続供給すること
によって支配される通りの反応体供給量は、少なくとも
塩酸塩ガスの激しい発生を達成する程にする。供給量の
範囲は、約0.005ポンド−モル(lbモル)/時/
活性な反応域の断面積1ft2 (0.0024gモル/
時/cm2 )から約12.0 lbモル/時−ft
2(5.86gモル/時−cm2 )までにするのが好ま
しい。RSX反応体約0.5〜約8.0 lbモル/時
−ft2 (0.2〜3.9gモル/時−cm2 )を活性
な反応域に供給するのが一層好ましい。
【0011】本発明の方法は、予期されないことに、被
酸化性不純物の相当に低減したASA及びASC生成物
を提供する。被酸化性不純物は製造する間に生成される
或は粗製ASA或はASCにおいて生じる中間体或は未
反応の化合物である。これらの被酸化性不純物の例はジ
アルキルジスルフィド及びアルキルアルカンチオスルホ
ネートであり、それらは、分解して電気化学用途のよう
な生成物についての最終用途において悪臭のある化合物
になり得るので、5〜20部/百万(ppm)を越える
量で、望ましくない生成物の構成成分になる。ASA及
び/又はASCを製造する従来技術のプロセスは被酸化
性不純物を望ましくない程に多量に生成し、被酸化性不
純物を容認し得るレベルに低減させるために粗製ASA
或はASCを更に処理することを要する。
【0012】従来技術のASA及びASCを調製する手
順は、また、反応体ガス(メルカプタン及び塩素)を反
応媒体からバイパスさせ、それで原料利用の効率を低下
させることになり、気−液接触が非効率な悩みがある。
本発明の方法は、気−液接触及び反応体ガスの可溶化を
向上させ、こうして原料利用率を向上させることの驚く
べき利点を有する。
【0013】その上、発明は、反応域(反応装置)容積
効率を向上させ、かつ反応体を有効に接触させるために
必要とする活性な(乱流の)域の最小長さを低減させる
ことの驚くべき効果を生じる。米国特許第3,626,
004号は、そのプロセスのキーとなる作業パラメータ
ーが単位容積当りのRXS化合物供給量であることを教
示する。本発明の不動の混合エレメントの利用は、予期
されないことに、供給量を活性な反応域の長さ(静止混
合エレメントについて必要とされる最小長さを越える)
に本質的に無関係にさせる。よって、本発明の方法の供
給量は断面積、すなわちlbモル/時−ft2 によって
測定する。
【0014】尚更に、本発明は、乱流気泡の合体を防
ぎ、逆混合を排除しかつ渦を活性な反応域内で循環させ
て、反応流体の流体力学的挙動を相当に向上させる。こ
れらの向上は、流体力学的作用(例えば、スラッギン
グ、飛沫同伴、振動)が反応装置容量を制限する前に、
反応装置処理量に関する実際的上限を増大させる働きを
する。本発明の方法を実施するための装置を図面の図1
に一層詳細に開示する。図1は米国特許第3,626,
004号の図面に開示される反応装置のフローダイヤグ
ラムと(静止混合エレメントの他は)同様である。図1
はASC、ASA並びにASA及びASCの混合物を調
製するために使用する反応装置を表わすのに適してい
る。本発明の重要なプロセス変更(反応域の内容物を静
止混合エレメントを通過させてプラグーフローをもたら
す)を図面の図において表わし、「活性な反応域」内に
位置させる「静止混合エレメント」として表示する。
【0015】図1において、塩素ガス(Cl2 )を反応
装置の底部の近くに、塩素供給より上に入るように示す
RSX化合物の供給量を基準にした量で連続して注入す
る。RSX化合物及びCl2 を添加する順序は臨界的な
ものではない。Cl2 はRSX供給より上に導入しても
よい。RSX化合物は、活性な反応域においてイオウ化
合物が塩素と反応するにつれて塩酸塩ガスの激しい発生
を達成する程の量で供給する。水或は水性塩酸を循環導
管に隣接する反応装置の下方側部に供給する。活性な反
応域は、RSX化合物及び塩素についての供給口より上
にかつシステムのオーバーフロー導管の直ぐ下に配置す
る。その域は、反応装置中、長さが約0.5〜約30フ
ィート(0.2〜9.1m)、好ましくは約1〜約10
フィート(0.3〜3.0m)の範囲に及ぶことができ
る。
【0016】反応装置に平行にオーバーフローリザーバ
ーがあり、反応装置からの流体を受けかつ反応装置に流
体を送るための流体導管手段を底部及び頂部の近くに有
する。オーバーフロー流体を冷却するための熱交換シス
テムをリザーバー内に間に置く。生成物排出管路をリザ
ーバーの底部に示すが、リザーバー側部の任意の点に位
置させてよい。反応装置の頂部におけるフロー管路は蒸
気用に示す。これらの蒸気はスクラバーカラム(図示せ
ず)に排出してもよく或は示す通りに初めに凝縮器を通
過し、凝縮物を反応装置の底部に戻し、非凝縮物を、次
いで頂部からスクラバー或はその他の処理に排出しても
よい。
【0017】本発明は、従来法では相当の逆混合を用い
て作動したが、静止混合手段を利用してプラグーフロー
を助成することによって改良した既知のガス−リフト反
応装置を利用してアルカンスルホン酸及び/或はアルカ
ンスルホニルクロリド生成物の純度の向上をもたらす。
図1の活性な反応域内に位置させた静止混合エレメント
は複数のユニット或はエレメントで示すが、単一のユニ
ットを加工して同様な結果を達成してもよい。
【0018】本発明の好適なプラグーフロー誘発手段
は、反応域を完全に占め(充填し)かつ反応マスを、垂
直な反応装置内を全体的に上方向に移動させながら、半
径方向に交差する路で流れさせる静止(剛性−不動の)
混合エレメントと記載することができる。静止混合を助
成するためのそのようなエレメントは市販されており、
例えばインターセクチング波形板、インターセクチング
バー、ヘリカルリボン、インテラクチングエリプス及び
これらの剛性構造の組合せを含む多層の手段を含む。エ
レメントは、それらの幅に比べて長さを相対的に短くし
て、例えば長さ1単位に対して幅(直径)1単位で、或
は直径の大きな反応装置に関し、長さに比べて幅を大き
くして製造するのが普通である。それらは、例えば金属
或は熱安定なプラスチックを含む任意の剛性材料で加工
してよい。エレメントは、化学反応触媒として作用する
物質で造っても或は被覆してもよい。エレメントは、反
応装置に精確に適合させて造りかつ反応装置の反応域に
一杯に入るのが有利である。複数のエレメントを頭−頭
(同軸に)充填して反応域を実質的に一杯にする。
【0019】静止混合エレメントの好適な実施態様を図
面の図2、3及び4に表わす。図2に、本発明について
使用するのが好ましい静止混合エレメントを一部分解斜
視図で示す。図2では、いくつかの波形シート2、4及
び6が平行な面(矢印線X、Y及びZによって表わす)
で置かれている。シート2、4及び6を、通常他のいく
つかの同様な平行な波形シートと共に、A−A’に沿っ
て一緒に接触させる。他のシートはいずれも隣接するシ
ートに対して直角に走る稜線を有し、それにより波形シ
ートサンドイッチを形成する。図3及び4において断面
で示す通りに、円筒形反応装置に適合させるために、波
形シートの面を整えて、波形シートを積み重ねる際に、
全体に円筒形の形状にして反応装置壁によって形成され
る内部空間に適合させる或は内部空間を充填する。
【0020】これより、好適な静止混合エレメントは多
層の波形シートを含み、多層の波形シートでは、隣接す
るシートの稜線は互いに対してほぼ直角に走って開放し
た交差する流路を形成して各々の流路の流体流を一部分
流させかつ交差する流れと混合させながら、流体を半径
方向にかつ全体的に上方向に向ける。また、個々の静止
混合エレメントを、図3及び4に断面で表わす通りに、
互いに対して90°回転させて同軸に位置させることが
好適である。エレメントのこの90°の関係は、反応マ
スが第一エレメントより先に進むにつれて、二次元混合
を可能にする。
【0021】静止混合エレメントは、広くは少なくとも
2から40ユニットまで、好ましくは4〜約20ユニッ
トを含み、活性な反応域内に、反応体流を気−液、気−
気反応体の全体的に軸方向の流れでプラグ−フロー或は
半径方向に交差する行路で向けるようにする。混合エレ
メントは、適した耐食性材料、例えばフルオロポリマー
樹脂、ガラス、或はタンタルもしくはニオブのような貴
金属で造る。
【0022】今、下記の例に記載する実験において使用
する装置の詳細な記述を挙げる。装置はガラス、ガラス
ライニングスチール、及びフルオロポリマーライニング
スチールのセクション、フランジ付きパイプフィッティ
ング(スプール、T継手及び十字継手)で組み立てら
れ、全体の長さ14フィート(4.3m)を有する内直
径4インチ(10cm)の垂直な管状の反応装置を含む
ものであった。反応装置を反応装置の底部から約12フ
ィート(3.7m)のオーバーフロー導管により、かつ
反応装置の底部から約2フィート(0.6m)の循環導
管により垂直な(「サイド−アーム」)熱交換器に接続
させた。反応装置を連続運転用に適合させた。
【0023】そのシステムに、メタンスルホン酸(MS
A)約70容積%、水26%、及び塩化水素(HCl)
4%を含有する混合物を装入した。反応装置をオーバー
フロー導管の下約1フィート(0.3m)に満たした。
塩素ガス(純度99.5%)を自動流量制御で反応装置
の底部から約3 1/2フィート(1.1m)の供給口
より反応装置の中にスパージした(穴を開けたフルオロ
ポリマー供給チューブが反応装置の断面を横切って延在
し、スパージャーとして働いた)。気化させたメチルメ
ルカプタン(純度99%のRSX)を自動流量制御で反
応装置の底部から約5フィート(1.5m)の供給口よ
り反応装置の中にスパージした(穴を開けたフルオロポ
リマー供給チューブが反応装置の断面を横切って延在
し、スパージャーとして働いた)。
【0024】塩素とメルカプタンとの反応は極めて激し
く、ガス状HClを発生し、これを(未反応の塩素及び
メルカプタンと共に)反応装置の頂部から凝縮器にベン
トさせ、凝縮液を反応装置に戻し、非凝縮物を圧力制御
バルブを経て苛性アルカリスクラバーに送った。自動圧
力調節器は反応装置の頂部を目標圧力に保った。
【0025】ガス発生は気泡を生じ、反応液を膨張させ
てオーバーフロー導管のレベルより高くし、サイド−ア
ーム交換器を通る循環を誘発した。サイド−アーム交換
器は反応の発熱を除くのに使用した。サイド−アーム交
換器への冷却液流量を自動温度制御によって調節して反
応装置に循環する(冷却された)液の温度を目標温度に
保った。[反応装置を、主反応生成物がスルホン酸(M
SA)になり、未加水分解のメタンスルホニルクロリド
(MSC)を従たるパーセンテージで有するように、8
0℃より高い温度で運転した]。循環する反応液の一部
を反応装置の底部より自動流量制御で粗製MSA生成物
として引き取った。その引取り速度は、目標の比重を保
つように調節した。
【0026】反応装置内の液レベルは、反応装置へのメ
ークアップ水を自動レベル制御で供給することによって
オーバーフロー導管より約2インチ(5cm)上に保っ
た。メークアップ水を循環凝縮液と一緒にして反応装置
の底部より約2 1/2フィート(0.76m)上の液
供給口より反応装置に導入した。反応装置の「活性な」
域は、メルカプタン供給口と熱交換器へのオーバーフロ
ー導管との間の反応装置の長さ7フィート(2.1m)
のセクションであった。「活性な」域の下部5フィート
(1.5m)はガラスパイピングで作って活性な域にお
ける気泡の動力学を目視観察するのを可能にした。
【0027】
【実施例】例1a(比較) 本例では、反応装置の「活性な」域は内部混合手段を収
容しなかった。反応温度は98℃であり、反応装置頂部
圧力は1.5psig(0.11Kg/cm2G)であった。
メルカプタン供給量は7.3ポンド/時(3.3kg/
時)であり、塩素供給量は33.2ポンド/時(15.
1kg/時)であり、これは塩素3.15%過剰に相当
するものであった。粗製引取り速度を調節して反応液の
比重を1.33に保った。これは粗製生成物中のMSA
約63重量%に相当するものであった。本例の粗製MS
Aは、「被酸化性」不純物、主にメタンメチルチオスル
ホネート(MMTS)、及びジメチルジスルフィド(D
MDS)を103ppm含有した。
【0028】例1b 本例では、運転条件は例1aと同じであったが、反応装
置の「活性な域」の下部52インチ(1.3m)に、図
面の図2、3及び4に全体的に示す通りのTeflon
PFAフルオロポリマーから作った13のインターセ
クチング波形板スタイルの静止混合エレメント(Koc
h Engineering製、Type 「SMV−
AY」)を充填した。各々のエレメントは直径4インチ
(10cm)×長さ4インチであり、波形の間の水平か
らのピッチ1/2インチ(1.3cm)を有するもので
あった。隣接する混合エレメントは同軸にかつ互いに対
して90°の回転で位置させた。
【0029】本例の粗製MSAは「被酸化性」不純物を
9ppm含有した。静止混合エレメントを設置すること
により、被酸化性不純物は(例1aに比べて)11倍減
少することになった。同様なフローパターン(プラグ−
フロー)及び流体の緊密な接触を誘発するための種々の
タイプの静的ミキサーユニットがデザインされるので、
その他のタイプ及びモデルの静止混合エレメントが匹敵
し得る結果をもたらすことになることは予期される。
【0030】例2a(比較) 本例では、反応装置の「活性な」域は内部混合手段を収
容しなかった。反応温度は98℃であり、反応装置頂部
圧力は10.5psig(0.738Kg/cm2G)であっ
た。メルカプタン供給量は5.6ポンド/時(2.5k
g/時)であり、塩素供給量は24.9ポンド/時(1
1.3kg/時)であり、これは塩素0.85%過剰に
相当するものであった。粗製引取り速度を調節して反応
液の比重を1.38に保った。これは粗製生成物中のM
SA約76重量%に相当するものであった。粗製MSA
は「被酸化性」不純物を51ppm含有した。メルカプ
タン原料中のイオウ値の4.6%が反応装置ベントガス
に失われた。
【0031】例2b 本例では、運転条件は例2aと同じであったが、反応装
置の「活性な域」の下部52インチ(1.3m)に、例
1bに記載する通りの静止混合エレメントを充填した。
粗製MSAは検出し得る「被酸化性」不純物を含有しな
かった(分析上の検出限界は5ppmであった)。メル
カプタン原料中のイオウ値の2.8%が反応装置ベント
ガスに失われた。静止混合エレメントを設置することに
より、被酸化性不純物は少なくとも10倍減少し、並び
にメルカプタン収率損失は40%減少することになり
(例2aに比べて)、おそらく完全に被酸化性不純物を
除いた。
【0032】例3a(比較) 本例では、反応装置の「活性な」域は内部混合手段を収
容しなかった。反応温度は113℃であった。反応装置
頂部圧力は1.5psig(0.11Kg/cm2G)であっ
た。メルカプタン供給量は5.6ポンド/時(2.5k
g/時)であり、塩素供給量は24.8ポンド/時(1
1.2kg/時)であり、これは塩素0.44%過剰に
相当するものであった。粗製引取り速度を調節して反応
液の比重を1.38に保った。これは粗製生成物中のM
SA約76重量%に相当するものであった。粗製MSA
は「被酸化性」不純物を149ppm含有した。メルカ
プタン原料中のイオウ値の3.0%が反応装置ベントガ
スに失われた。
【0033】例3b 本例では、運転条件は例3aと同じであったが、反応装
置の「活性な域」の下部52インチ(1.3m)に、例
1bに記載する通りの静止混合エレメントを充填した。
粗製MSAは「被酸化性」不純物66ppmを含有し
た。メルカプタン原料中のイオウ値の2.4%が反応装
置ベントガスに失われた。静止混合エレメントを設置す
ることにより、被酸化性不純物は90ppm減少し、並
びにメルカプタン収率損失は20%減少することになっ
た(例3aに比べて)。
【0034】前記の実験の観察 前記の実験を始動するに際し、反応装置への液体の初期
装入剤にHClを完全には飽和させなかった。この条件
下で、反応により発生されたHClは、液がHClで飽
和されるまで、蒸気として発生するよりもむしろ液の中
に吸収された。
【0035】例1b、2b及び3b(活性な域に静止混
合エレメントを充填した)に記載するランを始動する
間、活性な域の底部より6〜12インチ(15〜30c
m)上だけが有意な泡立ちを示し、これは、塩素及びメ
ルカプタンが可溶化されかつ反応されている領域であ
り、反応により生成されたHClは不飽和の液に吸収さ
れ、循環する液のインベントリー全体がHClで飽和さ
れるまで、残りの「活性な」域を静止したままにするの
が観察された。次いで、「活性な」域全体が、飽和され
た液によりもはや吸収されることができなかった発生さ
れたHClの上昇により、激しく泡立っていた。
【0036】対照して、例1a、2a及び3a(活性な
域に内部混合手段がない)に記載するランを始動する
間、たとえ液がまだHClで飽和されなくても、気泡が
活性な域の長さ全体にわたって上昇するのが観察され
た。これらの気泡は活性な域の下で生じ、かつ互いに接
触せず、反応液から未転化の供給物質として出て来る塩
素及び/又はメルカプタンの未反応の気泡であった。こ
れらの結果は、静止ミキサーを反応装置内に設置するこ
とが反応装置の容積効率を向上させることを立証する。
【0037】例4 上に提示した観測は、また、反応装置の「活性な」域
は、初めの6〜12インチより上では、機器間隔、AS
C加水分解のための滞留時間要件、等のような他の理由
に一致して任意の長さにすることができるので、静止混
合エレメントを反応装置内に設置することが実際的な処
理量限界を米国特許第3,626,004号の請求項1
及び3に記載される通りの容積基準(モル/時−ft
3 )から断面積基準(モル/時−ft2 )に転換するこ
とを立証する。
【0038】本例では、反応装置の活性な「域」の下部
に、例1bに記載する通りの静止混合エレメントを充填
した。反応温度は102℃であり、反応装置頂部圧力は
0.8psig(0.06Kg/cm2G)であった。メルカ
プタン供給量は12ポンド/時(5.4kg/時)で
あ、塩素供給量は55ポンド/時(25kg/時)であ
り、これは塩素3.95%過剰に相当するものであっ
た。更に、メルカプタン処理量は2.86 lbモル/
時−ft2 (1.40 gモル/時−cm2 )であっ
た。液圧の限界(例えば、スラッギングフロー或は過度
の背圧)は明らかでなかった。実際、処理量は、供給シ
ステムが一層高い供給量を維持する能力によって制限さ
れた。反応は「活性な」域の初めの6〜12インチで有
効に行なわれ(上記の観測において検討した通り)、か
つ静止混合エレメントはそれらが占める容積の約14%
を置換するので、本例における「局部」容積処理量は
3.3〜6.6 lbモル/時−ft3 (120〜23
0gモル/時−cm3 )であった。
【0039】静止混合エレメントを設置することは、米
国特許第3,626,004号の請求項1に教示される
容積処理量の上限(1 lbモル/時−ft3 (35g
モル/時−cm3 ))より十分大きい量で運転すること
を可能にし、同特許の請求項3に教示される好適な範囲
(0.005〜0.03 lbモル/時−ft3 (0.
18〜1.1gモル/時−cm3 ))に比べて2〜3の
オーダーの大きさの大きい値で運転することを可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を作動させるための特定の装置の
実施態様を表わす線図である。
【図2】本発明についての反応装置の反応域のセクショ
ンの中に充填するための静止(不動の)混合エレメント
の一実施態様の部分分解斜視図である。
【図3】本発明についての反応装置カラムの円筒形反応
域内に充填した静止混合エレメント或はユニットの実施
態様の断面の、90°回転させた線図である。
【図4】本発明についての反応装置カラムの円筒形反応
域内に充填した静止混合エレメント或はユニットの実施
態様の断面の、90°回転させた線図である。
【符号の説明】
2 波形シート 4 波形シート 6 波形シート

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RSX式(式中、Xは水素或は−SR1
    式のラジカルであり、R及びR1 は炭素原子1〜20を
    有するアルキル基である)の化合物と、少なくとも化学
    量論量の塩素とを、可動の機械的攪拌手段の存在しない
    かつ水性塩酸を収容する反応域において少なくとも塩酸
    塩ガスの激しい発生を達成する程の反応体供給量で連続
    して反応させ、該反応域の内容物を静止混合エレメント
    を通して静止混合エレメントに接触させて通過させてプ
    ラグ−フローを助成し、塩酸塩ガスを抜き出し、及び別
    途生成物を反応装置から抜き出すことを含む本質的にア
    ルカンスルホン酸、アルカンスルホニルクロリド或はこ
    れらの混合物を製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記静止手段が、流体を全体に上方向路
    で前記反応域の壁の方向に半径方向にかつ反応域の壁か
    ら離して向けるための開放流体流路を形成する多層の交
    差する波形シートを含み、該静止手段は実質的に該反応
    域を一杯にする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記静止手段が、前記多層の交差する波
    形シートの少なくとも2つのユニットを互いに同軸に位
    置させて含み、各々のユニットはその隣接するユニット
    に対して90°回転している請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 生成物がアルカンスルホン酸であり、R
    が炭素原子1〜6を有し、Xが水素である請求項1の方
    法。
  5. 【請求項5】 反応域の温度が85°〜115℃の範囲
    である請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 RSX反応体の反応域への供給量が該反
    応域の断面積を基準にして0.2〜3.9gモル/時−
    cm2 (0.5〜8.0 lbモル/時−ft2 )の範
    囲である請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 Rがメチルである請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 生成物がアルカンスルホニルクロリドで
    あり、Rが炭素原子1〜6を有し、Xが水素である請求
    項1の方法。
  9. 【請求項9】 反応の温度が−10°〜+50℃の範囲
    である請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 RSX反応体の反応域への供給量が該
    反応域の断面積を基準にして0.2〜3.9gモル/時
    −cm2 (0.5〜8.0 lbモル/時−ft2 )の
    範囲である請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 Rがメチルである請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 生成物がアルカンスルホン酸とアルカ
    ンスルホニルクロリドとの混合物であり、Rが炭素原子
    1〜6を有し、Xが水素である請求項1の方法。
  13. 【請求項13】 反応の温度が50°を越えかつ85℃
    より低い範囲である請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 RSX反応体の反応域への供給量が該
    反応域の断面積を基準にして0.2〜3.9gモル/時
    −cm2 (0.5〜8.0 lbモル/時−ft2 )の
    範囲である請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 Rがメチルである請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 反応域を収容する実質的に垂直に細長
    い反応装置カラム、該反応装置カラムからの流体オーバ
    ーフローを受け入れるための実質的に垂直なオーバーフ
    ローリザーバー、該リザーバーの底部からの流体を該反
    応装置カラムの底部に循環させるための流体戻し手段、
    該反応装置カラムからの流体を冷却するための該リザー
    バーにおける熱交換手段、及び生成物排出手段を含む、
    アルキルメルカプタン或はアルキルジスルフィドを塩素
    ガスと水性媒体において連続して反応させるアルカンス
    ルホン酸、アルカンスルホニルクロリド或はこれらの混
    合物を製造する装置であって、静止混合手段を該反応域
    内に位置させて含んでプラグ−フローを助成することを
    特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 前記静止混合手段が、流体を全体に上
    方向路で前記反応域の壁の方向に半径方向にかつ反応域
    の壁から離して向けるための開放流体流路を形成する多
    層の交差する波形シートを含み、該静止手段は実質的に
    該反応域を一杯にする請求項16の装置。
  18. 【請求項18】 前記静止混合手段が、前記多層の交差
    する波形シートのユニットを互いに同軸に位置させて含
    み、各々のユニットはその隣接するユニットに対して9
    0°回転している請求項17の装置。
JP7095836A 1994-03-31 1995-03-30 アルカンスルホン酸及びアルカンスルホニルクロリドの製造方法 Withdrawn JPH0841010A (ja)

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