JPH0840934A - 利尿薬調製のためのニューロテンシン拮抗薬の使用およびニューロテンシン拮抗薬を含有する利尿薬組成物 - Google Patents

利尿薬調製のためのニューロテンシン拮抗薬の使用およびニューロテンシン拮抗薬を含有する利尿薬組成物

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JPH0840934A
JPH0840934A JP7199397A JP19939795A JPH0840934A JP H0840934 A JPH0840934 A JP H0840934A JP 7199397 A JP7199397 A JP 7199397A JP 19939795 A JP19939795 A JP 19939795A JP H0840934 A JPH0840934 A JP H0840934A
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ティツィアーノ・クロチ
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Sanofi SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニューロテンシン阻害薬の新規使用。 【解決手段】 利尿作用を有する薬物の調製のためのニ
ューロテンシン拮抗薬の使用およびニューロテンシン拮
抗薬を含有する利尿薬組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニューロテンシン
阻害薬の新規使用に関する。さらに詳しくは、本発明
は、利尿作用を有する薬物の調製のためのニューロテン
シン拮抗薬の使用およびニューロテンシン拮抗薬を含有
する利尿薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの応答は、中枢神経系および末梢神
経系の両方において、ニューロテンシンの内因性放出に
関連する;研究は、ニューロテンシンの腎機能に対する
効果にそそがれた。例えば、サラー・ディ・キブリグン
(Salah D.Kivlighn)ら、クリニカル・アンド・イ
クスペリメンタル・ファーマコロジー・アンド・フィジ
オロジー(Clin.Exp.Pharmacol.Physiol.)、199
0、17、401−412];およびレギュレイトリー
・ペプタイディズ(Regul.Pept.)、1987、18、
29−35である。しかしながら、これらの研究の結果
からは、腎臓におけるニューロテンシンの実際の役割に
関しては推論されない。選択的ニューロテンシン拮抗薬
の最初の開示は、EP−A−477049においてなさ
れており、これには、中枢神経系、心臓血管系および胃
腸系に対する活性を有する種々の置換ピラゾール−3−
カルボン酸アミド類が開示されている。前記特許出願に
開示されている化合物のうち、該文献中でSR 486
92と称される2−{[1−(7−クロロキノリン−4−
イル)−5−(2,6−ジメトキシフェニル)−1H−ピラ
ゾール−3−カルボニル]アミノ}アダマンタン−2−カ
ルボン酸は、特に有効かつ選択的であることが証明され
ていた[ディ・ガリィ(D.Gully)ら、プロシーディ
ングズ・オブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエ
ンシズ・ユー・エス・エイ(Proc.Natl.Acad.Sci.,
USA)、1993、90、65−69]。
【0003】ニューロテンシン拮抗薬としてより一層有
効な活性を有する化合物の別のクラスは、1993年1
0月12日出願の仏国特許出願第93 12136号に
開示されている1−ナフチルピラゾール−3−カルボキ
シアミドのファミリーである(出典明示により本明細書
の一部とする)。ニューロテンシン拮抗薬として活性な
他の化合物は、開示されているが、それらの選択性は、
前記ピラゾールのものと比較できない[ジェイ・ピー・
マフランド(J.P.Maffrand)、ドラッグズ・オブ・ザ
・フューチャー(Drugs of theFuture)、1993、
18、1137−1141]。かかる化合物は、式
(A):
【化43】 で示されるUK−73,093[スナイダー・アール・
エム(Snider R.M.)、Bioorg.Med.Chem.Lett.、
1992、2、1535−40]およびUS5,204,
354、GB2263635、GB2263636、G
B2263637、GB2263638およびGB22
63639に開示されている化合物である(出典明示に
より本明細書の一部とする)。
【0004】より近年、ケステン・エス・アール(Kes
ten S.R.)ら[トゥエンティ・フォース・ナショナル
・メディシナル・ケミストリー・シンポジウム(24th
National Medicinal Chemistry Symposium)、ユタ
州ソルト・レイク・シティ、1994年6月21〜25
日]は、ラット脳調製物において[3H]−ニューロテン
シンを置換する能力を有する式(B):
【化44】 で示されるPD−156425と称される化合物を開示
した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今、予想外にも、拮抗
化合物によるニューロテンシンの活性の調節により、非
常に実質的な利尿効果を生じることが見いだされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、利尿作用を有
する薬物の調製のためのニューロテンシン拮抗薬の使用
およびニューロテンシン拮抗薬を含有する利尿薬組成物
を提供するものである。
【0007】好ましくは、本発明は、利尿作用を有する
薬物の調製のための、下記式(I)、(I')または(I")で
示されるピラゾール−3−カルボキシアミド、または、
医薬的に許容される有機酸もしくは無機酸または医薬的
に許容される無機塩基もしくは有機塩基によるその塩の
使用および該化合物を含有する利尿薬組成物を提供する
ものである:
【0008】
【化45】
【0009】
【化46】
【0010】
【化47】
【0011】[式中、RIは、 ・式:
【化48】 (式中、R1、R'1およびR"1は、各々、独立して、水
素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル、直鎖状もしくは
分枝鎖状C1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ
基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、
ニトロ基、カルボキシル基またはアミノ基である)で示
される基; ・アルキルがC1〜C4であるカルボキシアルキルまたは
アルコキシカルボニルアルキル基; ・アルキルがC3〜C6であるシクロアルキル基; ・テトラヒドロナフタレン基; ・ピリジル基; ・前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換さ
れたナフチル基; ・前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換さ
れたベンジル基; ・所望によりハロゲン、ヒドロキシルまたはC1〜C4
アルコキシによって芳香環が置換されていてもよいシン
ナミル基; ・所望により前記定義と同じR1、R'1およびR"1によ
って置換されていてもよいキノリルまたはイソキノリル
基; ・ベンゾチアゾール−2−イル基; ・キノキサリニルジオン基; ・フタルアジン−1−イル基; ・ベンゾチアジアゾリル基;または ・ピリジルおよびチエニルなどの5員または6員の複素
環の基によって置換されたメチレン基であり;
【0012】RIaは、前記定義と同じR1、R'1およ
びR"1によって置換されたベンジル基であり;Rは、水
素または直鎖状もしくは分枝鎖状C1〜C4−アルキルで
あり;nは、0、1、2または3であり;
【0013】Xは、水素であり、X'は、水素;直鎖状
もしくは分枝鎖状C1〜C6−アルキル;アリール;C1
〜C4−アミノアルキル;C1〜C4−ヒドロキシアルキ
ル;アルキル基がC1〜C4であるカルボキシアルキル;
アルキルがC1〜C4であるアセトアミドアルキルシステ
イン;アルキルがC1〜C4であるグアニジノアルキル;
アルキルがC1〜C4であるニトログアニジノアルキル;
3〜C7−シクロアルキル;アルキルがC1〜C4であ
り、アリールが所望によりハロゲン、ヒドロキシルもし
くはC1〜C3−アルキルによって置換されていてもよい
アリールアルキル;または、ヘテロアリールが、非置換
であるか、または、C1〜C4−アルキル、ヒドロキシル
もしくはC1〜C4−アルコキシによって置換されている
イミダゾリルまたはインドリルであり、アルキルがC1
〜C4であるヘテロアリールアルキルであるか;また
は、
【0014】nが0である場合、Xは、水素であり、
X'は、
【化49】 と一緒になって、式:
【化50】 (式中、mは、2、3または4である)で示される、非
置換であるか、もしくは、ヒドロキシルによって置換さ
れている環、または、式:
【化51】 (式中、tは、1または2である)で示される環、また
は、式:
【化52】 (式中、tは、1または2である)で示される環、また
は、インドリニル、パーヒドロインドールまたは4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリダ−6−イ
ル環を形成するか;または
【0015】XおよびX'は、各々、独立して、C1〜C
4−アルキル;C3〜C6−シクロアルキル;またはフェ
ニルであるか;またはXおよびX'は、一緒に結合し
て、所望によりC1〜C3−アルキルによって置換されて
いてもよい、炭素原子2〜12個を有するシクロアルキ
ル基を形成するか;または
【0016】X、X'およびそれらが結合している炭素
原子は、アダマンチル基;1または2個のメチル基、ヒ
ドロキシル、C1〜C3−アルコキシまたはハロゲン原子
によって置換されたアダマンチル基;1−アザアダマン
チル基;キヌクリジニル基;所望によりベンジル基によ
ってN置換されていてもよいピペリジン−4−イル基;
2,2,6,6−テトラメチルピペリジニル基;テトラヒ
ドロナフチル基;テトラヒドロピラン−4−イルもしく
はテトラヒドロチオピラン−4−イル基;2,3-ジヒドロ(4
H)ベンゾピラン−4−イル基;2,3−ジヒドロ(4H)
ベンゾチオピラン−4−イル基;式a:
【化53】 (式中、n1は、0または1であり、n'1は、1または
2であり、n2は、1であり、n3は、2または3であ
り、Wは、炭素原子または酸素原子である)で示される
基(ここで、この基は、環のうちのいずれか1つの炭素
原子によって、前記定義と同じ
【化54】 および−C(O)−Zに結合されている);式b:
【化55】 (式中、n4は、2、3または4であり、n5は、2また
は3であり、Wは、炭素または酸素原子である)で示さ
れる基(ここで、この基は、環のうちのいずれか1つの
炭素原子によって、前記定義と同じ
【化56】 および−C(O)−Zに結合されている)(ここで、所望
により、前記基aおよびbの環が1または2個のC1
4−アルキル基によって環のうちのいずれか1つまた
は両方において置換されていてもよく、Wが酸素である
場合、アミノ酸がWのアルファ位にあることが不可能で
ある);ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2−イ
ル基;8−オキサビシクロ[3,2,1]オクタ−6−エン
−3−イル基;または8−チアビシクロ[3,2,1]オク
タン−3−イル基を形成するか;または
【0017】Xは、水素であり、X'は、アダマンチル
基;1または2個のメチル、ヒドロキシル、C1〜C3
ルコキシまたはハロゲン原子によって置換されたアダマ
ンチル基;1−アザアダマンチル基;または前記式aま
たはbで示される基(ここで、Wが酸素である場合、こ
れらの環と−COZおよび−N−Rを有する炭素との間
の結合が、Wのアルファ位にあることは不可能である)
であり;
【0018】Zは、ヒドロキシル基;C1〜C6−アルコ
キシ基;tert−ブチル、ベンジル、またはハロゲン原
子、C1〜C6−アルキル、トリフルオロメチル、トリフ
ルオロメトキシもしくはカルボキシル基によって置換さ
れたベンジルなどのカルボン酸についての保護基によっ
て置換された酸素原子;アミノ基;またはアルキルが直
鎖状または分枝鎖状C1〜C6であるカルボキシアルキル
によって置換された窒素原子であり、ただし、Zが前記
定義の置換窒素原子であり、nが0であり、XがHであ
る場合、X'は、式:
【化57】 (式中、xは、1または2であり、Qは、ヒドロキシ
ル、遊離であるか、または、C1〜C6−ジアルキルによ
って置換されているアミノ、またはC1〜C6−アルコキ
シである)で示される基ではあり得ない;RIVは、水
素原子、ハロゲン原子またはC1〜C6−アルキルであ
り;
【0019】RVは、 ・式:
【化58】 (式中、R5、R'5およびR"5は、各々、独立して、水
素原子、ハロゲン原子、直鎖状もしくは分枝鎖状C1
4−アルキル、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキ
シ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキ
シ、シアノ、アミノ、カルボキシル、C1〜C4−カルボ
キシアルキルまたはフェニルである)で示される基; ・非置換であるか、または、C1〜C4−アルキルによっ
て置換されているナフチル基; ・ピリジル基;または ・非置換であるか、または、C1〜C4−アルキルによっ
て置換されているスチリル基であるか;または、
【0020】RIVおよびRVは、一緒になって、式:
【化59】 (式中、フェニル基は、5位でピラゾールに置換し、i
が1〜3である基−(CH2)i−は、4位でピラゾールに
置換し、W1、W2およびW3は、ベンゼン環に置換して
おり、独立して、水素、ハロゲンまたはヒドロキシル基
である)で示される基であり;
【0021】Eは、−CN、−C(NH2)=N−OH、
−CONG12、−CON(G1)(CH2)pNG'1G'2
−O(CH2)qNG12、−O(CH2)qCONG12、−
O(CH2)qCOOG1、−O(CH2)qSO2NG12、−
NHCOG3、−NHCO(CH2)qNG12、−CH2
ONG12、−CH2CON(G1)(CH2)pNG'1G'2
0CH2COOG1、−CH2NHCOG3、−SO2NG1
2、−NHSO21、−SO2N(G1)(CH2)qNG'1
G'2および式:
【化60】 で示される基から選択された基であり(ここで、pは、
2〜6であり;qは、1〜6であり;G1、G2、G'1
よびG'2は、各々、独立して、水素またはC1〜C4−ア
ルキルであるか、または、G1とG2またはG'1とG'
2は、各々、それらが結合している窒素原子と一緒にな
って、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリ
ンおよびチオモルホリンから選択された複素環であり;
3は、水素、または、C1〜C8−アルキル基、C3〜C
8−シクロアルキル基、C3〜C8−シクロアルキルアル
キル基、C6〜C8−アリール基およびC6〜C8−アリー
ルアルキル基から選択された基である);
【0022】Tは、水素、C1〜C4−アルキル、アリ
ル、C3〜C8−シクロアルキル、(C3〜C8)シクロアル
キルメチルまたはメトキシエチルであり;基−NH−A
A(OH)は、式:
【化61】 (式中、Yは、水素であり、Y'は、水素、C1〜C5
アルキルまたは非芳香族C3〜C15炭素環残基である
か、または、YおよびY'は、それらが結合している炭
素原子と一緒になって、非芳香族C3〜C15炭素環を形
成する)で示されるアミノ酸残基である]。
【0023】非芳香族C3〜C15炭素環は、飽和または
不飽和の、縮合または架橋された単環または多環の残基
を意味すると解され、テルペン残基であってもよい。こ
れらの残基は、所望により、C1〜C4−アルキルによっ
て一置換または多置換されていてもよい。
【0024】前記式(I)で示される化合物の特に好まし
いクラスは、式(II):
【化62】 [式中、RI、RIVおよびRVは、前記定義と同じで
ある]で示される化合物ならびにその医薬的に許容され
る塩および溶媒和物である。
【0025】前記式(II)で示される化合物のうち好ま
しい化合物は、2−{[1−(7−クロロキノリン−4−
イル)−5−(2,6−ジメトキシフェニル)−1H−ピラ
ゾール−3−カルボニル]アミノ}アダマンタン−2−カ
ルボン酸(SR 48692)ならびにその医薬的に許
容される塩および溶媒和物である。
【0026】別の好ましいクラスは、式(III)
【化63】 [式中、RI、RIVおよびRVは、前記定義と同じで
あり、Cyは、炭素原子3〜8個を有するシクロアルキ
ルであり、好ましくは、シクロヘキシルである]で示さ
れる化合物ならびに医薬的に許容される塩および溶媒和
物である。
【0027】別の好ましいクラスは、前記式(A)および
(B)で示される化合物、ならびに、下記式(C)、(D)、
(E)、(F)、(G)および(H)で示されるUS5,204,
354、GB2263635、GB2263636、G
B2263637、GB2263638およびGB22
63639に開示された化合物である:
【0028】式(C):
【化64】 で示される化合物またはその医薬的に許容される塩であ
り、式中、Lは、JまたはKと連結して以下に定義する
芳香環を形成し;Jは、−C(=M)−であるか、また
は、前記のようにJおよびLは、連結して、R7a
7b、R8aおよびR8bで置換されている6員の芳香環を
形成し;Kは、−C(=M)−であるか、または、前記の
ようにKおよびLは、連結して、R7a、R7b、R8aおよ
びR8bで置換されている6員の芳香環を形成し、ただ
し、JおよびKのうち一方だけが−C(=M)−である;
Mは、OまたはNR22であり;
【0029】R1は、(a)−NHSO223、(b)−N
HSO2NHCOR23、(c)−NHCONHSO
223、(d)−SO2NHR23、(e)−SO2NHCO
23、(f)−SO2NHCONR423、(g)−SO2
NHCOOR23、(h)−SO2NHOR23、(i)−C
2SO2NHCOR23、(j)−CH2SO2NHCON
HR23、(k)−CO2H、または(l)−1H−テトラ
ゾール−5−イルであり;
【0030】R2aおよびR2bは、各々、独立して、
(a)H、(b)Cl、Br、I、F、(c)CF3、(d)
1〜C6−アルキル、(e)C1〜C6−アルコキシ、
(f)C1〜C6−アルキル−S−、(g)C2〜C6−アル
ケニル、(h)C2〜C6−アルキニル、(i)C3〜C7
シクロアルキル、(j)アリール、または(k)アリール
−C1〜C6−アルキルであり;
【0031】R3aは、(a)H、(b)Cl、Br、I、
F、(c)C1〜C6−アルキル、(d)C1〜C6−アルコ
キシ、または(e)C1〜C6−アルコキシアルキルであ
り;R3bは、(a)H、(b)Cl、Br、I、F、(c)
1〜C6−アルキル、(d)C3〜C7−シクロアルキ
ル、(e)C1〜C6−アルコキシ、(f)CF3、(g)C
2〜C6−アルケニル、または(h)C2〜C6−アルキニ
ルであり;
【0032】R4は、(a)H、(b)C1〜C6−アルキ
ル、(c)非置換であるか、または、ハロゲン、N(R4)
2、CO24、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコ
キシ、NO2、CF3、C1〜C4−アルキルチオ、および
OHからなる群から選択される1または2個の置換基で
置換された、フェニルまたはナフチルであるアリール、
(d)アリール−C1〜C6−アルキル、または(e)非置
換であるか、または、置換基が−OH、−SH、−C1
〜C4−アルキル、−C1〜C4−アルコキシ、−CF3
Cl、Br、F、I、−NO2、−CO2H、−CO2−(C
1〜C4−アルキル)、−NH2、−NH(C1〜C4−アル
キル)および−N(C1〜C4−アルキル)2からなる群から
選択されたものである、チアゾール、イミダゾール、ピ
ラゾール、オキサゾール、ピリジン、チアジン、ピラジ
ン、ピリミジンから選択された、一置換または二置換の
5員または6員の芳香環であるヘテロアリールであり;
【0033】Eは、単結合、−NR13(CH2)s−、−S
(O)x(CH2)s−(ここで、xは、0〜2であり、s
は、0〜5である)、−CH(OH)−、−O−または−
CO−であり;
【0034】R6は、(a)H、(b)アリール、(c)C
1〜C6−アルキル、C2〜C5−アルケニルまたはC2
5−アルキニル(ここで、各々、非置換であるか、ま
たは、アリール、Cl、Br、I、F、C3〜C7−シクロ
アルキル、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−
OR4、−N(C1〜C4−アルキル)2、−NH−SO
24、−COOR4および−SO2NHR9からなる群か
ら選択された置換基で置換されている)、(d)ヘテロア
リール、または(e)C3〜C7−シクロアルキルであ
り;
【0035】R7aおよびR7bは、独立して、(a)H、
(b)C1〜C6−アルキル、C2〜C6−アルケニルまた
はC2〜C6−アルキニル、(c)Cl、Br、I、F、
(d)CF3、(e)R7aおよびR7bが隣接する炭素原子
に結合する場合、それらは、結合してフェニル環を形成
するか、または、(f)アリールであり;
【0036】R8aおよびR8bは、独立して、(a)H、
(b)非置換であるか、または、−OH、−グアニジ
ノ、C1〜C4−アルコキシ、−N(R4)2、COOR4
−CON(R4)2、−O−COR4、−アリール、−ヘテ
ロアリール、−S(O)x−R23、−テトラゾール−5−
イル、−CONHSO223、−SO2NH−ヘテロアリ
ール、−SO2NHCOR23、−PO(OR4)2、−PO
(OR4)R9、−SO2NH−CN、−NR10COO
23、モルホリノ、N−(C1〜C6−アルキル)ピペラジ
ンおよび−COR4からなる群から選択される置換基で
置換されたC1〜C6−アルキル、(c)−CO−アリー
ル、(d)−C3〜C7−シクロアルキル、(e)Cl、B
r、I、F、(f)−OH、(g)−OR23、(f)−C1
〜C4−パーフルオロアルキル、(i)−S(O)x
23、(j)−COOR4、(k)−SO3H、(l)−N
423、(m)−NR4COR23、(n)−NR4COO
23、(o)−SO2NR910、(p)−NO2、(q)−
NR4SO223、(r)−NR4CONR423
【0037】(s)
【化65】
【0038】(t)前記定義と同じ−アリールまたは−
ヘテロアリール、(u)−NHSO2CF3、(v)−SO
2NH−ヘテロアリール、(w)−SO2NHCOR23
(x)−CONHSO223、(y)−PO(OR4)2
(z)−PO(OR4)R9、(aa)−テトラゾール−5−
イル、(bb)−CONH(テトラゾール−5−イル)、
(cc)−COR4、(dd)−SO2NHCN、
【0039】(ee)
【化66】 (式中、nは、0または1である)、
【0040】(ff)−CO−ヘテロアリール、(gg)−
NR4SO2NR239、(hh)−N[CH2CH2]2NR24
(ここで、R24は、C1〜C6−アルキル、−C3〜C7
シクロアルキル、−CONR910、−ヘテロアリー
ル、−フェニル、−CO−C3〜C7−シクロアルキル、
−CO−C1〜C6−アルキル、−SO2−C1〜C6−ア
ルキル、または−SO2−C3〜C7−シクロアルキルで
ある)、または、(ii)−N[CH2CH2]2Oであり;
【0041】R9は、H、C1〜C5−アルキル、アリー
ルまたはアリールメチルであり;R10は、H、C1〜C4
−アルキルであり;R11は、H、C1〜C6−アルキル、
1〜C4−アルケニル、C1〜C4−アルコキシアルキ
ル、または
【化67】 であり;
【0042】R12は、−CN、−NO2、−CF3または
−CO24であり;R13は、H、(C1〜C4−アルキル)
CO−、C1〜C6−アルキル、アリル、C3〜C6−シク
ロアルキル、アリールまたはアリールメチルであり;R
14は、H、C1〜C8−アルキル、C1〜C8−パーフルオ
ロアルキル、C3〜C6−シクロアルキル、アリールまた
はアリールメチルであり;R15は、H、C1〜C6アルキ
ルであり;R16は、H、C1〜C6−アルキル、C3〜C6
−シクロアルキル、アリールまたはアリールメチルであ
り;
【0043】R17は、−NR910、−OR10、−NH
CONH2、−NHCSNH2
【化68】 または
【化69】 であり;
【0044】R18およびR19は、独立して、C1〜C4
アルキルであるか、または、一緒になって、−(CH2)q
−であり、ここで、qは、2または3であり;R20は、
H、−NO2、−NH2、−OHまたは−OCH3であ
り;R21は、H、アリール、または、所望により、アリ
ール、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C
1〜C4−アルキル)2、−CO24、−OH、−SO3
または−SO2NH2で置換されていてもよいC1〜C4
アルキルであり;
【0045】R22は、(a)アリール、(b)ヘテロアリ
ール、(c)非置換であるか、または、アリール、ヘテ
ロアリール、−OH、−NH2、−NH(C1〜C4−アル
キル)、−N(C1〜C4−アルキル)2、−CO24、C
l、Br、F、I、および−CF3からなる群から選択さ
れる置換基で置換されたC1〜C6−アルキル、または
(d)パーフルオロ−C1〜C4−アルキルであり;
【0046】R23は、(a)アリール、(b)ヘテロアリ
ール、(c)C3〜C7−シクロアルキル、(d)アルキル
が、アリール、ヘテロアリール、−OH、−SH、C1
〜C4−アルキル、−O(C1〜C4−アルキル)、−S(C
1〜C4−アルキル)、−CF3、Cl、Br、F、I、−N
2、−CO2H、−CO2−C1〜C4−アルキル、−N
2、−NR4CO222、−NH(C1〜C4−アルキ
ル)、−N(C1〜C4−アルキル)2、−PO32、−PO
(OH)(O−C1〜C4−アルキル)、−PO(OR4)R9
−NR4COR22、−CONR422、−OCONR4
22、−SO2NR422または−NR4SO222からなる
群から選択された1または2個の置換基で置換されてい
るC1〜C8−アルキル、または(e)パーフルオロ−C1
〜C4−アルキルであり;
【0047】Xは、(a)炭素−炭素単結合、(b)−C
O−、(c)−O−、(d)−S−、
【0048】(e)
【化70】
【0049】(f)
【化71】
【0050】(g)
【化72】
【0051】(h)−OCH2−、(i)−CH2O−、
(j)−SCH2−、(k)−CH2S−、(l)−NHC
(R9)(R10)、(m)−NR9SO2−、(n)−SO2NR
9−、(o)−C(R9)(R10)NH−、(p)−CH=CH
−、(q)−CF=CF−、(r)−CH=CF−、
(s)−CF=CH−、(t)−CH2CH2−、(u)−
CF2CF2−、
【0052】(v)
【化73】 または
【化74】
【0053】(w)
【化75】
【0054】(x)
【化76】
【0055】(y)
【化77】
【0056】(z)
【化78】 であり、
【0057】rは、1または2である;
【0058】式(D):
【化79】 で示される化合物またはその医薬的に許容される塩であ
り、式中、
【0059】R1は、(a)−NHSO223、(b)−N
HSO2NHCOR23、(c)−NHCONHSO
223、(d)−SO2NHR23、(e)−SO2−NHC
OR23、(f)−SO2NHCONR923、(g)−SO
2NHCOOR23、(h)−SO2NHOR23、(i)−C
2SO2NHCOR23、(j)−CH2SO2NHCON
HR23、(k)−CO2H、または(l)−1H−テトラ
ゾール−5−イルであり;
【0060】R2aおよびR2bは、各々、独立して、
(a)水素、(b)Cl、Br、I、F、(c)CF3
(d)C1〜C4−アルキル、または(e)C1〜C4−アル
コキシであり;R3aは、(a)H、(b)Cl、Br、I、
F、(c)C1〜C6−アルキル、(d)C1〜C6−アルコ
キシ、または(e)C1〜C6−アルコキシ−C1〜C4
アルキルであり;
【0061】R3bは、(a)H、(b)Cl、Br、I、
F、(c)C1〜C6−アルキル、(d)C3〜C6−シクロ
アルキル、(e)C1〜C6−アルコキシ、または(f)C
3であり;R4は、H、C1〜C6アルキル、ベンジルま
たはフェニルであり;
【0062】R5は、Hまたは
【化80】 であり;Eは、単結合、−NR13(CH2)s−、−S(O)
x(CH2)s−(ここで、xは、0〜2であり、sは、0
〜5である)、−CH(OH)−、−O(CH2)s、−CO
−であり;
【0063】R6は、(a)非置換であるか、または、C
l、Br、I、F、−O−C1〜C4−アルキル、C1〜C4
−アルキル、−NO2、−CF3、−SO2NR910、−
S−C1〜C4−アルキル、−OH、−NH2、C3〜C7
−シクロアルキル、C2〜C10−アルケニルからなる群
から選択される1個または2個の置換基で置換されたフ
ェニルもしくはナフチルであると定義されるアリール、
(b)それぞれが、所望により、上記定義のアリール、
−O−C1〜C4−アルキル、C3〜C7−シクロアルキ
ル、Cl、Br、I、F、−OH、−NH2、−NH(C1
〜C4−アルキル)、−N(C1〜C4−アルキル)2、−N
H−SO24、−COOR4、−SO2NHR9、−S−
1〜C4−アルキルからなる群から選択される置換基で
置換されていてもよいC1〜C6−アルキル、C2〜C6
アルケニルまたはC2〜C6−アルキニル、(c)N、
O、Sからなる群から選択される1個または2個の構成
員を含んでいてもよい非置換、一置換または二置換芳香
族5員もしくは6員環(ここで、置換基は、−OH、−
SH、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルキルオキ
シ、−CF3、Cl、Br、I、FまたはNO2からなる群
から選択される構成員である)、(d)モノ−、ジ−、
トリ−またはパーフルオロ−C1〜C5−アルキル、
(e)非置換であるか、または、C1〜C4−アルキル、
−O−C1〜C4−アルキル、−S−C1〜C4−アルキ
ル、−OH、パーフルオロ−C1〜C4−アルキルもしく
はCl、Br、F、Iからなる群から選択される1個また
はそれ以上の置換基で置換されたC3〜C7−シクロアル
キル、(f)シクロアルキルが前記(e)のごとく置換さ
れているC3〜C7−シクロアルキル−C1〜C3−アルキ
ルであり;
【0064】Aは、S(O)p、−O−NHC(=O)−、
−C(=O)NR13−、または−NR13−であり(ここ
で、pは0〜2である);R7は、 (a)C1〜C10−アルキル、
【0065】(b)1個またはそれ以上の置換基が、
(1)Cl、Br、I、F、(2)ヒドロキシ、(3)C
1〜C10−アルコキシ、(4)C1〜C5−アルコキシカ
ルボニル、(5)C1〜C4−アルキルカルボニルオキ
シ、(6)C3〜C8−シクロアルキル、(7)フェニ
ル、(8)置換フェニル(ここで、置換基は、Vおよび
Wである)、(9)C1〜C10−アルキル−S(O)p
(10)C3〜C8−シクロアルキル−S(O)p、(1
1)フェニル−S(O)p、(12)置換フェニル−S
(O)p(ここで、置換基は、VおよびWである)、(1
3)オキソ、(14)カルボキシ、(15)NR
910、(16)C1〜C5−アルキルアミノカルボニ
ル、(17)ジ(C1〜C5−アルキル)アミノカルボニ
ル、(18)シアノから選択される置換C1〜C10アル
キル、
【0066】(c)パーフルオロ−C1〜C4−アルキ
ル、 (d)C2〜C10−アルケニル (e)C2〜C10−アルキニル、 (f)C3〜C8−シクロアルキル、
【0067】(g)1個またはそれ以上の置換基が、
(1)Cl、Br、I、F、(2)ヒドロキシ、(3)C
1〜C10−アルコキシ(4)C1〜C5アルコキシカルボ
ニル、(5)C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、
(6)C3〜C8−シクロアルキル、(7)フェニル、
(8)置換フェニル(ここで、置換基は、VおよびWで
ある)、(9)C1〜C10−アルキル−S(O)p(ここ
で、pは、0〜2である)、(10)C3〜C8−シクロ
アルキル−S(O)p、(11)フェニル−S(O)p、(1
2)置換フェニル−S(O)p(ここで、置換基は、Vお
よびWである)、(13)オキソ、(14)カルボキ
シ、(15)NR910、(16)C1〜C5−アルキル
アミノカルボニル、(17)ジ(C1〜C5−アルキル)ア
ミノカルボニル、(18)シアノ、(19)C1〜C4
アルキルカルボニル、(20)(C1〜C5)アルキルから
選択される置換C3〜C8−シクロアルキル、
【0068】(h)フェニル、 (i)置換フェニル(ここで、置換基は、VおよびWで
ある)、 (j)フェニル−(CH2)r−(B)b−(CH2)t−、 (k)置換アリール−(CH2)r−(B)b−(CH2)t−(こ
こで、フェニル基は、VおよびWで置換されている)、
【0069】(l)
【化81】
【0070】(m)
【化82】
【0071】(n)
【化83】
【0072】(o)
【化84】
【0073】(p)
【化85】 であり;ただし、Eが単結合であり、nが0である場
合、R7は、
【0074】(a)1個またはそれ以上の置換基が、
(1)C3〜C8−シクロアルキル、(2)フェニル、
(3)置換フェニル(ここで、置換基は、VおよびWで
ある)、(4)C3〜C8−シクロアルキル−S(O)
p(ここで、pは、0〜2である)、(5)フェニル−
S(O)p(ここで、pは、0〜2である)、(6)置換
フェニル−S(O)p(ここで、pは、0〜2であり、置
換基は、VおよびWである)から選択される置換C1
10−アルキル、
【0075】(b)CF3、 (c)C3〜C8−シクロアルキル、 (d)置換基が、(1)C1〜C5−アルキル、(2)C1
〜C5−アルコキシから選択される置換C3〜C8−シク
ロアルキル、 (e)フェニル、 (f)前記定義の置換フェニル(ここで、置換基は、V
およびWである)、 (g)フェニル−(CH2)r−(B)b−(CH2)t−(ここ
で、Bが−C(O)−である場合、bは、0である)、 (h)置換フェニル−(CH2)r−(B)b−(CH2)t−(こ
こで、Bが−C(O)−である場合、bは、0であり、フ
ェニル基は、VおよびWで置換されている)、
【0076】(i)
【化86】
【0077】(j)
【化87】
【0078】(k)
【化88】
【0079】(l)
【化89】
【0080】(m)
【化90】 であり;
【0081】nは、0または1であり;Bは、−C(O)
−、−S−、または−O−、−NR4−、−NR4C(O)
−、または−C(O)NR4であり;bは、0または1で
あり;rおよびtは、0〜2であり;uは、1または2
であり;pは、0〜2であり;
【0082】VおよびWは、それぞれ独立して、(a)
H、(b)C1〜C5−アルコキシ、(c)C1〜C5−アル
キル、(d)ヒドロキシ、(e)C1〜C5−アルキル−S
(O)p、(f)−CN、(g)−NO2、(h)−NR
910、(i)C1〜C4−アルキル−CONR910
(j)−CO29、(k)C1〜C5−アルキル−カルボニ
ル、(l)トリフルオロメチル、(m)Cl、Br、I、
F、(n)ヒドロキシ−C1〜C4−アルキル、(o)C1
〜C4−アルキル−CO29、(p)−1H−テトラゾー
ル−5−イル、(q)−NHSO2CF3、(r)アリー
ル、(s)−OCONR910、(t)−NR4CO29
(u)−NR4CONR910、(v)QがO、S(O)p
たはNR9である−NR4CON(CH2CH2)2Q、(w)
−OCON(CH2CH2)2Q、または(x)−CONR9
10から選択され;
【0083】R9は、H、C1〜C5−アルキル、フェニ
ルまたはベンジルであり;R10は、H、C1〜C4−アル
キルであるか;または、R9およびR10は、一緒になっ
て、−(CH2)m−であり(ここで、mは、3〜6であ
る);R11は、H、C1〜C6−アルキル、C2〜C4−ア
ルケニル、C1〜C4−アルコキシ−C1〜C4−アルキ
ル、または−CH2−C6420であり;R12は、−C
N、−NO2または−CO24であり;R13は、H、C1
〜C4−アシル、C1〜C6−アルキル、アリル、C3〜C
6−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり;
14は、H、C1〜C8−アルキル、C1〜C8−パーフル
オロアルキル、C3〜C6−シクロアルキル、フェニルま
たはベンジルであり;R15は、H、C1〜C6−アルキ
ル、ヒドロキシであり;R16は、H、C1〜C6−アルキ
ル、C3〜C6−シクロアルキル、フェニルまたベンジル
であり;
【0084】R17は、−NR910、−OR10、−NH
CONH2、−NHCSNH2
【0085】
【化91】
【0086】
【化92】
【0087】−NHSO2CF3であり;
【0088】R18およびR19は、独立して、C1〜C4
アルキルであるか、または、一緒になって、−(CH2)q
であり(ここで、qは、2または3である);R20は、
H、−NO2、−NH2、−OHまたは−OCH3であ
り;R21は、C1〜C5アルキルまたはCF3であり;
【0089】R22は、(a)非置換であるか、または、
Cl、Br、IまたはF、−O−C1〜C4−アルキル、C
1〜C4−アルキル、−NO2、−CF3、−SO2NR9
10、−S−C1〜C4−アルキル、−OH、−NH2、−
COOR4、C3〜C7−シクロアルキル、およびC3〜C
10−アルケニルからなる群から選択される1個または2
個の置換基で置換されたフェニル、(b)それぞれ、非
置換であるか、または、アリール、C3〜C7−シクロア
ルキル、Cl、Br、I、F、−OH、−O−C1〜C4
アルキル、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−
N(C1〜C4−アルキル)2、−NH−SO24、−CO
OR4、−SO2NHR9、および−S−C1〜C4−アル
キルからなる群から選択される1個またはそれ以上の置
換基で置換されたC1〜C6−アルキル、C2〜C6−アル
ケニルまたはC2〜C6−アルキニル、(c)N、O、お
よびSからなる群から選択される1個または2個のヘテ
ロ原子からなる非置換、一置換または二置換芳香族5員
もしくは6員環(ここで、置換基は、−OH、−SH、
1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルキルオキシ、−C
3、COOR4、Cl、Br、I、F、およびNO2から
なる群から選択される構成員である)、(d)非置換で
あるか、または、C1〜C4−アルキル、−O−C1〜C4
−アルキル、−S−C1〜C4−アルキル、−OH、−C
OOR4、C1〜C4−パーフルオロアルキル、Cl、B
r、F、およびIからなる群から選択される1個または
それ以上の置換基で置換されたC3〜C7−シクロアルキ
ル、または(e)(C1〜C4)−パーフルオロアルキルで
あり;
【0090】R23は、(a)アリール、(b)ヘテロアリ
ール、(c)C3〜C7−シクロアルキル、(d)非置換で
あるか、または、アリール、ヘテロアリール、−OH、
−SH、C1〜C4−アルキル、−O(C1〜C4−アルキ
ル)、−S(C1〜C4−アルキル)、−CF3、Cl、Br、
F、I、−NO2、−CO2H、−CO21〜C4−アル
キル、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C
1〜C4−アルキル)2、−N(CH2CH2)L(ここで、L
は、単結合、CH2、O、S(O)pまたはNR9であ
る)、−PO3H、−PO(OH)(O−C1〜C4−アルキ
ル)からなる群から選択される置換基で置換されたC1
4−アルキルであり;
【0091】Xは、(a)炭素−炭素単結合、(b)−C
O−、(c)−O−、(d)−S−、
【0092】(e)
【化93】
【0093】(f)
【化94】
【0094】(g)
【化95】
【0095】(h)−OCH2−、(i)−CH2O−、
(j)−SCH2−、(k)−CH2S−、(l)−NHC
(R9)(R10)−、(m)−NR9SO2−、(n)−SO2
9−、(o)−C(R9)(R10)NH−、(p)−CH=C
H−、(q)−CF=CF−、(r)−CH=CF−、
(s)−CF=CH−、(t)−CH2CH2−、(u)−
CF2CF2−、(v)1,1および1,2−二置換シクロ
プロピル、
【0096】(w)
【化96】
【0097】(x)
【化97】
【0098】(y)
【化98】
【0099】(z)
【化99】 であり;Zは、O、NR13またはSである;
【0100】式(E):
【化100】 で示される化合物またはその医薬上許容される塩であ
り、式中、Gは、R1または
【化101】 であり;
【0101】R1は、(a)−NHSO223、(b)−N
HSO2NHCOR23、(c)−NHCONHSO
223、(d)−SO2NHR23、(e)−SO2−NHC
OR23、(f)−SO2NHCOR2324、(g)−SO2
NHCOOR23、(h)−SO2NHOR23、(i)−C
2SO2NHCOR23、(j)−CH2SO2NHCON
HR23、(k)−CO2H、または(l)−1H−テトラ
ゾール−5−イルであり;R2aおよびR2bは、それぞれ
独立して、(a)水素、(b)−Cl、−Br、−I、また
は−F、(c)−CF3、(d)C1〜C4−アルキル、ま
たは(e)C1〜C4−アルコキシであり;
【0102】R3aは、(a)−H、(b)−Cl、−Br、
−I、または−F、(c)C1〜C6−アルキル、(d)C
1〜C6−アルコキシ、または(e)C1〜C6−アルコキ
シ−C1〜C4−アルキルであり;R3bは、(a)−H、
(b)−Cl、−Br、−I、または−F、(c)C1〜C6
−アルキル、(d)C1〜C5−アルキルカルボニルオキ
シ、(e)C3〜C6−シクロアルキル、(f)C1〜C6
アルコキシ、または(g)CF3であり;
【0103】R4は、H、C1〜C6アルキル、−CH2
アリールまたはアリールであり(ここで、アリールは、
非置換であるか、または、−Cl、−Br、−I、−F、
1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、NO2
CF3、C1〜C4−アルキルチオ、−OH、−NH2、−
CO2H、−CO2−C1〜C4−アルキル、−CNおよび
−NHCOR9からなる群から選択される1個または2
個の置換基で置換されたフェニルまたはナフチルであ
る);R5は、Hまたは−CH(R4)−O−CO−R4a
あり(ここで、R4aは、C1〜C6−アルキル、アリール
または−CH2−アリールである);Eは、単結合、−
NR13(CH2)s−、−S(O)x(CH2)s−(ここで、x
は、0〜2であり、sは、0〜5である)、−CH(O
H)−、−O(CH2)s−、−CO−であり;
【0104】R6は、(a)非置換であるか、または、C
l、Br、I、F、−O−C1〜C4−アルキル、C1〜C4
−アルキル、−NO2、−CF3、−SO2NR910、−
S−C〜C−アルキル、−OH、−NH2、C3〜C
7−シクロアルキル、およびC3〜C10−アルケニルから
なる群から選択される1個または2個の置換基で置換さ
れたフェニル、(b)それぞれ、非置換であるか、また
は、アリール、C3〜C7−シクロアルキル、Cl、Br、
I、F、−OH、−O−C1〜C4−アルキル、−N
2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C1〜C4−ア
ルキル)2、−NH−SO24、−COOR4、−SO2
HR9、および−S−C1〜C4−アルキルからなる群か
ら選択される1個またはそれ以上の置換基で置換された
1〜C6アルキル、C2〜C6−アルケニルまたはC2
6−アルキニル、(c)N、O、およびSからなる群か
ら選択される1個または2個のヘテロ原子を含んでいて
もよい非置換、一置換、二置換芳香族5員または6員の
環(ここで、置換基は、−OH、−SH、C1〜C4−ア
ルキル、C1〜C4−アルキルオキシ、−CF3、Cl、B
r、I、F、またはNO2からなる群から選択される構成
員である)、(d)モノ−、ジ−、トリ−またはポリフ
ルオロ−C1〜C5−アルキル、(e)非置換であるか、
または、C1〜C4−アルキル、O−C1〜C4−アルキ
ル、S−C1〜C4−アルキル、OH、パーフルオロ−C
1〜C4−アルキル、Cl、Br、F、およびIからなる群
から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換され
たC3〜C7−シクロアルキル、または(f)C3〜C7
シクロアルキル−C1〜C3−アルキルであり(ここで、
シクロアルキルは、上記(e)のごとく、非置換である
か、または、置換されている);
【0105】Aは、=O、=Sまたは=NR21であり;
Bは、 (a)H(ただし、Aは、NR21でない)、 (b)C1〜C10−アルキル、 (c)1個またはそれ以上の置換基が、(1)I、Br、
Cl、またはF、(2)ヒドロキシ、(3)C1〜C10
アルコキシ、(4)C1〜C5−アルコキシカルボニル、
(5)C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、(6)C
3〜C8−シクロアルキル、(7)フェニル、ナフチルま
たはビフェニル、(8)置換フェニル、ナフチルまたは
ビフェニル(ここで、置換基は、V1、V2、V3、V4
よびV5である)、(9)C1〜C10−アルキル−S(O)
p(ここで、pは、0〜2である)、(10)C3〜C8
−シクロアルキル−S(O)p、(11)フェニル−S
(O)p、(12)置換フェニル−S(O)p(ここで、置換
基は、V1〜V5である)、(13)オキソ、(14)カ
ルボキシ、(15)NR99、(16)C1〜C5−アル
キルアミノカルボニル、(17)ジ(C1〜C5−アルキ
ル)アミノカルボニル、(18)シアノ、(19)−O
CONR2122、(20)−NR21COR22、(21)
−NR21CO222、(22)−NR21CONR
2122、(23)−NR21CON(CH2CH2)2L、ま
たは(24)−OCON(CH2CH2)L(ここで、L
は、単結合、CH2、O、S(O)pまたはNR9である)
からなる群から選択される置換C1〜C10−アルキル、
【0106】(d)C2〜C10−アルケニル、 (e)C2〜C10−アルキニル (f)C3〜C8−シクロアルキル、 (g)(1)Cl、Br、FまたはI、(2)ヒドロキシ、
(3)C1〜C6−アルキル(4)C1〜C6−アルコキ
シ、(5)C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、
(6)C1〜C5−アルコキシカルボニル(7)カルボキ
シ、(8)オキソ、(9)C1〜C5−アルキルアミノカ
ルボニル、(10)ジ(C1〜C5−アルキル)アミノカル
ボニル、(11)C1〜C4−アルキルカルボニル、(1
2)フェニル、ナフチルまたはビフェニル、(13)置
換フェニル、ナフチルまたはビフェニル(ここで、置換
基は、V1、V2、V3、V4およびV5である)、(1
4)−NR21COR22、(15)−NR21CO2
22(16)−OCONR2122、および(17)−CN
からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基
を有する置換C3〜C8−シクロアルキルまたは置換C3
〜C8−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル、
【0107】(h)フェニル、ナフチルまたはビフェニ
ル、 (i)置換フェニル、ナフチルまたはビフェニル(ここ
で、置換基は、V1、V2、V3、V4およびV5であ
る)、 (j)フェニル−(CH2)r−(Q)c−(CH2)t−、 (k)置換フェニル−(CH2)r−(Q)c−(CH2)t−(こ
こで、フェニル基は、V1、V2、V3、V4およびV5
置換されている)、
【0108】(l)
【化102】
【0109】(m)
【化103】
【0110】(n)
【化104】
【0111】(o)
【化105】
【0112】(p)
【化106】 であり;
【0113】R9は、H、C1〜C5−アルキル、アリー
ルまたは−CH2−アリールであり;R10は、H、C1
4−アルキルであるか;または、R9およびR10は、一
緒になって、−(CH2)m−(ここで、mは、3〜6であ
る)であってもよく;R11は、H、C1〜C6−アルキ
ル、C2〜C4−アルケニル、C1〜C4−アルコキシ−C
1〜C4−アルキル、または−CH2−C6420であ
り;R12は、−CN、−NO2または−CO24であ
り;R13は、H、C2〜C4−アルカノイル、C1〜C6
アルキル、アリル、C3〜C6−シクロアルキル、フェニ
ルまたはベンジルであり;R14は、H、C1〜C8−アル
キル、C1〜C8−パーフルオロアルキル、C3〜C6−シ
クロアルキル、フェニルまたはベンジルであり;R
15は、H、C1〜C6−アルキル、ヒドロキシであり;R
16は、H、C1〜C6−アルキル、C3〜C6−シクロアル
キル、フェニルまたはベンジルであり;
【0114】R17は、−NR910、−OR10、−NH
CONH2、−NHCSNH2、−NHSO2CF3
【化107】 または
【化108】 であり;
【0115】R18およびR19は、独立して、C1〜C4
アルキルであるか、または、一緒になって、−(CH2)q
であり(ここで、qは、2または3である);R20は、
H、−NO2、−NH2、−OHまたは−OCH3であ
り;R21は、(a)H、(b)非置換であるか、または、
Cl、Br、I、F、−O−C1〜C4−アルキル、C1
4−アルキル、−NO2、−CF3、−SO2NR
910、−S−C1〜C4−アルキル、−OH、−NH2
−COOR4、C3〜C7−シクロアルキルおよびC3〜C
10−アルケニルからなる群から選択される1個または2
個の置換基で置換されたフェニル、(c)それぞれ、非
置換であるか、または、アリール、C3〜C7−シクロア
ルキル、Cl、Br、I、F、−OH、−O−C1〜C4
アルキル、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−
N(C1〜C4−アルキル)2、−NH−SO24、−CO
OR4、−SO2NHR9、および−S−C1〜C4−アル
キルからなる群から選択される1個またはそれ以上の置
換基で置換されたC1〜C6−アルキル、C2〜C6−アル
ケニルまたはC2〜C6−アルキニル、(d)N、O、お
よびSからなる群から選択される1個または2個のヘテ
ロ原子を含む非置換、一置換または二置換芳香族5員も
しくは6員環(ここで、置換基は、−OH、−SH、C
1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルキルオキシ、−CF
3、−COOR4、Cl、Br、I、F、およびNO2から
なる群から選択される構成員である)、(e)非置換で
あるか、または、C1〜C4アルキル、−O−C1〜C4
アルキル、−S−C1〜C4−アルキル、−OH、−CO
OR4、C1〜C4−パーフルオロアルキル、Cl、Br、
F、およびIからなる群から選択される1個またはそれ
以上の置換基で置換されたC3〜C7−シクロアルキル、
または(f)(C1〜C4)−パーフルオロアルキルであ
り;
【0116】R22は、H以外のR21であり;R23は、
(a)アリール、(b)O、NおよびSからなる群から選
択される1〜3個のヘテロ原子を含む、チアゾール、イ
ミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、ピリジン、チ
アゾン、ピラジン、ピリミジン等のごとき非置換、一置
換もしくは二置換5員または6員の芳香環であるヘテロ
アリール(ここで、置換基は、−OH、−SH、C1
4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、−CF3、C
l、Br、F、I、−NO2、−CO2H、−CO2−C1
4−アルキル、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)
および−N(C1〜C4−アルキル)2からなる群から選択
される構成員である)、(c)所望により、C1〜C4
アルキル、−O−C1〜C4−アルキル、−S−C1〜C4
−アルキル、−OH、−COOR4、パーフルオロ−C1
〜C4−アルキル、Cl、Br、F、およびIからなる群
から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換され
ていてもよいC3〜C7−シクロアルキル、(d)非置換
であるか、または、アリール、ヘテロアリール、−O
H、−SH、C1〜C4−アルキル、C2〜C4−アルケニ
ル、C2〜C4−アルキニル、−O(C1〜C4−アルキ
ル)、S(C1〜C4−アルキル)、C3〜C8−シクロアル
キル、−CF3、Cl、Br、F、I、−NO2、−CO2
H、−CO2−C1〜C4−アルキル、−PO3H、−PO
(OH)(O−C1〜C4−アルキル)、−PO(OR4)−(R
9)、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C1
〜C4−アルキル)2、−NH−アリール、−N(アリー
ル)2、−N(CH2CH2)2L、−NR4COR22、−CO
NR422、−OCONR422、SO2NR422、−N
4SO222からなる群から選択される1個または2個
の置換基で置換されたC1〜C8−アルキル、(e)ポリ
フルオロ−C1〜C4−アルキル、(f)−NR2121
または(g)−N(CH2CH2)Lであり;
【0117】Xは、(a)単結合、(b)−CO−、
(c)−O−、(d)−S−、
【0118】(e)
【化109】
【0119】(f)
【化110】
【0120】(g)
【化111】
【0121】(h)−OCH2−、(i)−CH2O−、
(j)−SCH2−、(k)−CH2S−、(l)−NHC
(R9)(R10)−、(m)−NR9SO2−、(n)−SO2
9−、(o)−C(R9)(R10)NH−、(p)−CH=C
H−、(q)−CF=CF−、(r)−CH=CF−、
(s)−CF=CH−、(t)−CH2CH2−、(u)−
CF2CF2−、(v)1,1−ジメチルシクロプロピルま
たは1,2−ジメチルシクロプロピル、
【0122】(w)
【化112】
【0123】(x)
【化113】
【0124】(y)
【化114】 または
【0125】(z)
【化115】 であり;
【0126】Qは、−C(O)−、−S−、−O−または
−NR4であり;cは、0または1であり;rおよびt
は、0〜2であり;V1、V2、V3、V4およびV5は、
それぞれ独立して、(a)H、(b)C1〜C5−アルコキ
シ、(c)C1〜C5−アルキル、(d)ヒドロキシ、
(e)C1〜C5−アルキル−S(O)p、(f)−CN、
(g)−NO2、(h)−NR910、(i)C1〜C5−ア
ルキル−CONR910、(j)−CONR910、(k)
−CO29、(l)C1〜C5−アルキル−カルボニル、
(m)CF3、(n)I、Br、Cl、F、(o)ヒドロキシ
−C1〜C4−アルキル、(p)カルボキシ−C1〜C4
アルキル、(q)−1H−テトラゾール−5−イル、
(r)−NH−SO2CF3、(s)アリール、(t)C1
5−アルキル−CO29、(u)アリールオキシ、
(v)アリール−C1〜C3−アルコキシ、(w)アリール
−C1〜C3−アルキル、(x)カルボキシフェニル、
(y)ヘテロアリール、(z)所望により1個またはそれ
以上のC1〜C4−アルキル置換基を有していてもよい2
−オキサゾリン−2−イル、(aa)−(CH2)tOCOR
22、(bb)−(CH2)tOCONR2122、(cc)−(C
2)tNR21COR22、(dd)−(CH2)tNR21CO2
22、(ee)−(CH2)tNR21CONR2322、(ff)−
(CH2)tNR21CON(CH2CH2)2L、(gg)−(CH
2)tOCON(CH2CH2)2L、(hh)−N(CH2CH2)
2L、(ii)−C1〜C5−アルキル−CON(CH2
2)2L、または(jj)−CON(CH2CH2)Lから選
択され;
【0127】uは、1または2であり;Zは、O、NR
13またはSである;
【0128】式(F):
【化116】 で示される化合物またはその医薬上許容される塩であ
り、式中、
【0129】R1は(a)−NHSO223、(b)−NH
SO2NHCOR23、(c)−NHCONHSO223
(d)−SO2NHR23、(e)−SO2NHCOR23
(f)−SO2NHCONR923、(g)−SO2NHC
OOR23、(h)−SO2NHOR23、(i)−CH2SO
2NHCOR23、(j)−CH2SO2NHCONHR23
(k)−CO2H、または(l)−1H−テトラゾール−
5−イルであり;
【0130】R2aおよびR2bは、独立して、H、Cl、
Br、I、F、−NO2、−NH2、C1〜C4−アルキル
アミノ、ジ(C1〜C4−アルキル)アミノ、−SO2−N
HR9、CF3、C1〜C4−アルキル、またはC1〜C4
アルコキシであり;R3aは、(a)H、(b)Cl、Br、
I、F、(c)C1〜C6−アルキル、(d)C1〜C6−ア
ルコキシ、(e)C1〜C6−アルコキシアルキルであ
り;
【0131】R3bは、(a)H、(b)Cl、Br、I、
F、(c)NO2、(d)C1〜C6−アルキル、(e)C1
〜C6−アシルオキシ、(f)C1〜C6−シクロアルキ
ル、(g)C1〜C6−アルコキシ、(h)−NHSO
24、(i)ヒドロキシC1〜C4−アルキル、(j)アリ
ールC1〜C4−アルキル、(k)C1〜C4−アルキルチ
オ、(l)C1〜C4−アルキルスルフィニル、(m)C1
〜C4−アルキルスルホニル、(n)NH2、(o)C1
4−アルキルアミノ、(p)C1〜C4−ジアルキルアミ
ノ、(q)フルオロC1〜C4−アルキル(r)−SO2
NHR9、(s)所望により、Cl、Br、I、F、C1
4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、NO2、C
3、C1〜C4−アルキルチオ、OH、NH2、NH(C1
〜C4−アルキル)、N(C1〜C4−アルキル)2、CO2
およびCO2−C1〜C4−アルキルからなる群から選択
される1個または2個の置換基で置換されていてもよい
フェニルまたはナフチルであるアリール、(t)フリル
であり;
【0132】R4はH、C1〜C6アルキル、アリールま
たは−CH2−アリールであり;R4aはC1〜C6−アル
キル、アリールまたは−CH2−アリールであり;
【0133】R5はH、または
【化117】 であり;
【0134】Eは、単結合、−NR13(CH2)s、−S
(O)x−(CH2)s−(ここで、xは、0〜2であり、s
は、0〜5である)、−CH(OH)−、−O−、−CO
−であり;R6は、(a)非置換であるか、または、C
l、Br、I、F、−O−C1〜C4−アルキル、C1〜C4
−アルキル、−NO2、−CF3、−SO2NR910、−
S−C1〜C4−アルキル、−OH、−NH2、C3〜C7
−シクロアルキル、C3〜C10−アルケニルからなる群
から選択される1個または2個の置換基で置換されたア
リール、(b)それぞれ、非置換であるか、または、ア
リール、C3〜C7−シクロアルキル、Cl、Br、I、
F、−OH、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、
−CF2CF3、−N(C1〜C4−アルキル)2、−NH−
SO24、−COOR4、−CF3、−CF2CH3、−S
2NHR9からなる群から選択される置換基で置換され
たC1〜C9−アルキル、C2〜C6−アルケニルまたはC
2〜C6−アルキニル、(c)N、O、Sからなる群から
選択される1個または2個の構成員を含む非置換、一置
換または二置換芳香族5員もしくは6員環(ここで、置
換基は、−OH、−SH、C1〜C4−アルキル、C1
4−アルキルオキシ、−CF3、Cl、Br、I、F、ま
たはNO2からなる群から選択される構成員である)、
(d)パーフルオロ−C1〜C4−アルキル、(e)所望に
より、C1〜C4−アルキルまたは−CF3で一置換また
は二置換されていてもよいC3〜C7−シクロアルキルで
あり;R9は、H、C1〜C5−アルキル、アリールまた
は−CH2−アリールであり;R10は、H、C1〜C4
アルキルであり;
【0135】R11は、H、C1〜C6−アルキル、C2
4−アルケニル、C1〜C4−アルコキシ−C1〜C4
アルキル、または
【化118】 であり;
【0136】R12は、−CN、−NO2または−CO2
4であり;R13は、H、−CO(C1〜C4−アルキル)、
1〜C6−アルキル、アリル、C3〜C6−シクロアルキ
ル、フェニルまたはベンジルであり;R14は、H、C1
〜C8−アルキル、C1〜C8−パーフルオロアルキル、
3〜C6−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルで
あり;R15は、H、C1〜C6−アルキルであり;R
16は、H、C1〜C6−アルキル、C3〜C6−シクロアル
キル、フェニルまたはベンジルであり;
【0137】R17は、−NR910、−OR10、−NH
CONH2、−NHCSNH2
【化119】 または
【化120】 であり;
【0138】R18およびR19は、独立して、C1〜C4
アルキルであるか、または、一緒になって、−(CH2)q
−であり(ここで、qは、2または3である)、R
20は、H、−NO2、−NH2、−OHまたは−OCH3
であり、R22は、(a)非置換であるか、または、Cl、
Br、IまたはF、−O−C1〜C4−アルキル、C1〜C
4−アルキル、−NO2、−CF3、−SO2NR910
−S−C1〜C4−アルキル、−OH、−NH2、−CO
OR4、C3〜C7−シクロアルキル、およびC3〜C10
アルケニルからなる群から選択される1個または2個の
置換基で置換されたフェニル、(b)それぞれ、非置換
であるか、または、アリール、C3〜C7−シクロアルキ
ル、Cl、Br、I、F、−OH、−O−C1〜C4−アル
キル、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C
1〜C4−アルキル)2、−NH−SO24、−COO
4、−SO2NHR9、および−S−C1〜C4−アルキ
ルからなる群から選択される1個または2個の置換基で
置換されたC1〜C6−アルキル、C2〜C6−アルケニル
またはC2〜C6−アルキニル、(c)N、O、およびS
からなる群から選択される1個または2個のヘテロ原子
を含有する非置換、一置換または二置換芳香族5員もし
くは6員環(ここで、置換基は、−OH、−SH、C1
〜C4−アルキル、C1〜C4−アルキルオキシ、−C
3、−COOR4、Cl、Br、I、F、およびNO2
らなる群から選択される構成員である)、(d)非置換
であるか、または、C1〜C4−アルキル、−O−C1
4−アルキル、−S−C1〜C4−アルキル、−OH、
−COOR4、C1〜C4−パーフルオロアルキル、Cl、
Br、F、およびIからなる群から選択される1個また
はそれ以上の置換基で置換されたC3〜C7−シクロアル
キル、または(e)(C1〜C4)−パーフルオロアルキル
であり;
【0139】R23は、(a)アリール、(b)ヘテロアリ
ール、(c)C3〜C4−シクロアルキル、(d)非置換で
あるか、または、アリール、ヘテロアリールからなる群
から選択される1個または2個の置換基で置換されてい
てもよいC1〜C8アルキル(ここで、ヘテロアリール
は、O、NまたはSからなる群から選択されるヘテロ原
子1〜3個を所望により含んでいてもよい非置換、一置
換または二置換の5員または6員の芳香環であり、その
置換基は、−OH、−SH、−C1〜C4−アルキル、−
O(C1〜C4−アルキル)、−S(C1〜C4−アルキル)、
−C3〜C8−シクロアルキル、−CF3、Cl、Br、
F、I、−NO2、−CO2H、−CO2−C1〜C4−ア
ルキル、−CONR422、−OCONR422、−NH
2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−NHCOR4a、N
4COOR9、−N(C1〜C4−アルキル)2、−NR4
OR22、−NR4SO222、−SO2NR422、−PO
3H、−PO−(OH)(C1〜C4−アルキル)、−PO(O
H)(アリール)、または−PO(OH)(O−C1〜C4−ア
ルキル)である)、または(e)パーフルオロ−C1〜C4
−アルキルであり;
【0140】Xは、不存在であるか、または(a)炭素
−炭素単結合、(b)−CO−、(c)−O−、(d)−
S−、
【0141】(e)
【化121】
【0142】(f)
【化122】
【0143】(g)
【化123】
【0144】(h)−OCH2−、(i)−CH2O−、
(j)−SCH2−、(k)−CH2S−、(l)−NHC
(R9)(R10)−、(m)−NR9SO2−、(n)−SO2
9−、(o)−C(R9)(R10)NH−、(p)−CH=C
H−、(q)−CF=CF−、(r)−CH=CF−、
(s)−CF=CH−、(t)−CH2CH2−、(u)−
CF2CF2−、
【0145】(v)
【化124】 または
【化125】
【0146】(w)
【化126】
【0147】(x)
【化127】
【0148】(y)
【化128】 または
【0149】(z)
【化129】 であり;
【0150】Zは、O、NR13またはSであり;−A−
B−C−D−は、それらが結合しているイミダゾールと
の、6員の炭素環または1〜3個の窒素原子を含有する
6員の飽和もしくは不飽和複素環の構成原子を表し、以
下のもの:
【0151】
【化130】
【0152】
【化131】
【0153】
【化132】
【0154】
【化133】
【0155】
【化134】 を包含し;
【0156】R7は、同一または異なって、 (a)水素、 (b)それぞれ、非置換であるか、または、(i)−O
H、(ii)C1〜C4−アルコキシ、(iii)−CO
24、(iv)−COR4
【0157】(v)
【化135】 (vi)−CON(R4)2
【0158】(vii)
【化136】
【0159】(viii)−N(R4)2、(ix)前記定義のア
リール、(x)下記(p)における定義と同一の複素環、
(xi)−S(O)x23、(xii)テトラゾール−5−イ
ル、(xiii)−CONHSO223、(xiv)−SO2
H−ヘテロアリール(xv)−SO2NHCOR23
【0160】(xvi)
【化137】
【0161】(xvii)
【化138】
【0162】(xviii)
【化139】
【0163】(xix)−PO(OR4)2、(xx)−PO(O
4)R9で置換された直鎖状もしくは分枝鎖状C1〜C6
アルキル、またはC2〜C6アルケニルもしくはアルキニ
ル、 (c)Cl、Br、I、F、 (d)パーフルオロ−C1−C4−アルキル、 (e)−OH、 (f)−NH2
【0164】(g)
【化140】
【0165】(h)
【化141】
【0166】(i)−OR23、 (j)−CO24、 (k)−CON(R4)2、 (l)−NH−C3−C7−シクロアルキル、 (m)C3−C7−シクロアルキル、 (n)前記定義と同じアリール、または (o)O、NまたはS(ここでSはスルホキシドまたは
スルホンの形態であってもよい)からなる群から選ばれ
るヘテロ原子3個以下を含有する5員または6員の飽和
または不飽和環であり、所望により、ハロ(Cl、Br、
F、I)、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキ
シ、C1〜C4−S(O)x(ここで、xは、前記定義と同
じである)、CF3、NO2、OH、CO2H、CO2−C
1〜C4−アルキルまたは−N(R4)2からなる群から選ば
れる1個または2個の置換基で置換されていてもよい複
素環、 (p)−CN、 (q)(CH2)nN−(ここで、nは、4〜6である)、 (r)−SO2N(R4)2、 (s)テトラゾール−5−イル、 (t)−CONHSO223、 (u)−PO(OR4)2、 (v)−NHSO2CF3、 (w)−SO2NH−ヘテロアリール、 (x)−SO2NHCOR23、 (y)−S(O)x−R23
【0167】(z)
【化142】
【0168】(aa)−PO(OR4)R9、 (bb)−NHSO223、 (cc)−NHSO2NHR23、 (dd)−NHSO2NHCOR23、 (ee)−NHCONHSO223、 (ff)−N(R4)CO223
【0169】(gg)
【化143】
【0170】(hh)−CO−アリール、
【0171】(ii)
【化144】
【0172】(jj)−CO−C1〜C4−アルキル、 (kk)−SO2NH−CN、
【0173】(ll)
【化145】
【0174】(mm)
【化146】 を表し;
【0175】R8基は、同一または異なって、(a)水
素、(b)非置換であるか、または、ヒドロキシ、C1
4−アルコキシ、−N(R4)2、−CO24もしくはC3
〜C5−シクロアルキルで置換されたC1〜C6−アルキ
ルまたはアルケニル、(c)C3〜C5−シクロアルキル
を表す;R8aは、R8またはC1〜C4−アシルであり;
9a基は、同一または異なって、 (a)水素、 (b)非置換であるか、または(i)ヒドロキシ、(ii)
−CO24、(iii)−CONHR4、または(iv)−C
ON(R4)2で置換されたC1〜C6−アルキルを表す;
【0176】式(G):
【化147】 で示される化合物またはその医薬上許容される塩であ
り、式中、Kは、O、SまたはNR7であり;R1は、
(a)−NHSO223、(b)−NHSO2NHCO
23、(c)−NHCONHSO223、(d)−SO2
HR23、(e)−SO2NHCOR23、(f)−SO2NH
CONR923、(g)−SO2NHCOOR23、(h)−
SO2NHOR23、(i)−CH2SO2NHCOR23
(j)−CH2SO2NHCONHR23、(k)−CO
2H、または(l)−1H−テトラゾール−5−イルであ
り;
【0177】R2aおよびR2bは、独立して、(a)H、
(b)Cl、Br、I、F、(c)CF3、(d)C1〜C4
アルキル、または(e)C1〜C4−アルコキシであり;
3aは、(a)H、(b)Cl、Br、I、F、(c)C1
6−アルキル、(d)C1〜C6−アルコキシ、または
(e)C1〜C6−アルコキシ−C1〜C4−アルキルであ
り;
【0178】R3bは、(a)H、(b)Cl、Br、I、
F、(c)C1〜C6−アルキル、(d)C2〜C6−アルカ
ノイルオキシ、(e)C3〜C6−シクロアルキル、(f)
1〜C6−アルコキシ、または(g)CF3であり;R4
は、H、C1〜C6アルキル、−CH2−アリールまたは
アリールであり(ここで、アリールは、非置換である
か、または、Cl、Br、I、F、C1〜C4−アルキル、
1〜C4−アルコキシ、NO2、CF3、C1〜C4−アル
キルチオ、OH、NH2、−NH(C1〜C4−アルキ
ル)、−N(C1〜C4−アルキル)2、−CO2H、−CO2
−C1〜C4−アルキル、C1〜C4−パーフルオロアルキ
ル、C3〜C6−パーフルオロシクロアルキルおよび1H
−テトラゾール−5−イルからなる群から選ばれる1
個、2個または3個の置換基で置換されたフェニルまた
はナフチルである);R4aは、C1〜C6−アルキル、ア
リールまたは−CH2−アリールであり;
【0179】R5は、Hまたは
【化148】 であり;
【0180】Eは、単結合、−NR13(CH2)s−、−S
(O)x(CH2)s−(ここで、xは、0〜2であり、s
は、0〜5である)、−CH(OH)−、−O−、−CO
−であり;R6は、(a)H、(b)C1〜C6−アルキ
ル、C2〜C5−アルケニルまたはC2〜C5−アルキニル
(ここで、それぞれ、アリール、C3〜C7−シクロアル
キル、Cl、Br、I、F、−OH,−CF3、−CC
l3、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C1
〜C4−アルキル)2、−NH−SO24、−COOR4
−SO2NHR9、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4
−アルキル−Sからなる群から選ばれる置換基で置換さ
れていてもよい)、(c)アリールであり;
【0181】R7は、 (a)−H、 (b)C1〜C10−アルキル、 (c)置換C1〜C10−アルキル(ここで、1以上の置換
基が、(1)I、Br、ClまたはF、(2)ヒドロキ
シ、(3)C1〜C10−アルコキシ、(4)C1〜C5
アルコキシカルボニル、(5)C1〜C4−アルキルカル
ボニルオキシ、(6)C3〜C8−シクロアルキル、
(7)アリール、(8)ヘテロアリール、(9)C1
10−アルキル−S(O)p(ここで、pは、0〜2であ
る)、(10)C3〜C8−シクロアルキル−S(O)p
(11)アリール−S(O)p、(12)オキソ、(1
3)カルボキシ、(14)NR99、(15)C1〜C5
−アルキルアミノカルボニル、(16)ジ(C1〜C5
アルキル)アミノカルボニル、(17)シアノ、(1
8)−OCONR2223、(19)NR22COR23
(20)−NR22CO223、(21)−NR22CON
2223、(22)−NR22CON[CH2CH2]2
(ここで、Lは、単結合、CH2、O、S(O)pまたはN
9)、(23)−OCON[CH2CH2]2Lから選ばれ
る)、
【0182】(d)C2〜C10−アルケニル、 (e)C2〜C10−アルキニル、 (f)C3〜C8−シクロアルキル、 (g)(1)Cl、Br、FまたはI、(2)ヒドロキシ、
(3)C1〜C6−アルキル、(4)C1〜C6−アルコキ
シ、(5)C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、
(6)C1〜C5−アルコキシカルボニル、(7)カルボ
キシ、(8)オキソ、(9)C1〜C5−アルキルアミノ
カルボニル、(10)ジ(C1〜C5−アルキル)アミノカ
ルボニル、(11)C1〜C4−アルキルカルボニル、お
よび(12)アリールからなる群から選ばれる1以上の
置換基を有する置換C3〜C8−シクロアルキルまたは置
換C3〜C8−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル、
【0183】(h)アリール、または (i)O、NおよびSからなる群から選ばれる1〜3個
のヘテロ原子を含有する非置換、一置換または二置換の
5員または6員芳香環であるヘテロアリールであり(こ
こで、置換基は、−OH、−SH、C1〜C4−アルキ
ル、−C1〜C4−アルコキシ、−CF3、Cl、Br、
I、F、−NO2、−CO2H、−CO2−C1〜C4−ア
ルキル、−NH2、NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C
1〜C4−アルキル)2および縮合ベンゾ基からなる群から
選ばれる基である);
【0184】R8は、(a)水素、(b)−OH、(c)−
NH2、(d)−NH(C1〜C4−アルキル)(ここで、ア
ルキルは、非置換であるか、または、CO24で置換さ
れている)、(e)−N(C1〜C4−アルキル)2(ここ
で、アルキル基の一方または双方は、CO24で置換さ
れていてもよい)、(f)−NHCO2−C1〜C4−アル
キル、(g)−NHSO2−アリール、(h)−NHSO2
−ヘテロアリール、(i)−NHSO2(C1〜C4−パー
フルオロアルキル)、(j)−CO2H、(k)−CO
25、(l)Cl、Br、I、F、
【0189】(m)−CONHSO2−アリール、(n)
−CONHSO2−ヘテロアリール、(o)非置換である
か、または、アリール、−NH2、−NH(C1〜C4−ア
ルキル)、−N(C1〜C4−アルキル)2、−OH、−CO
2HまたはCO2(C1〜C4−アルキル)で置換された−C
ONHSO2−C1〜C4−アルキル、(p)−CONHS
2(C1〜C4−パーフルオロアルキル)、(q)−CH
2OH、(r)−CH2OCOR4、(s)−O−C1〜C4
−アルキル、(t)非置換であるか、または、アリー
ル、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−N(C1
〜C4−アルキル)2、−OH、−CO2HまたはCO2(C
1〜C4−アルキル)で置換された−S(O)x−C1〜C4
アルキル、(u)−SO2NHR21、(v)−CN、(w)
テトラゾール−5−イル、(x)CONH−1−テトラ
ゾール−5−イル、または(y)−CH2CO24であ
り;
【0190】R9は、H、C1〜C5−アルキル、アリー
ルまたは−CH2−アリールであり;R10は、Hまたは
1〜C4−アルキルであり;R11は、H、C1〜C6−ア
ルキル、C2〜C4−アルケニル、C1〜C4−アルコキシ
アルキルまたは−CH2−C6420であり;R12は、
−CN、−NO2、−CO24または−CF3であり;R
13は、H、C2〜C4−アルカノイル、C1〜C6−アルキ
ル、アリル、C3〜C6−シクロアルキル、フェニルまた
はベンジルであり;R14は、H、C1〜C8−アルキル、
1〜C8−パーフルオロアルキル、C3〜C6−シクロア
ルキル、フェニルまたはベンジルであり;R15は、Hま
たはC1〜C6−アルキルであり;R16は、H、C1〜C6
−アルキル、C3〜C6−シクロアルキル、フェニルまた
はベンジルであり;
【0191】R17は、−NR910、−OR10、−NH
CONH2、−NHCSNH2
【化149】 または
【化150】 であり;
【0192】R18およびR19は、独立して、C1〜C4
アルキルであるか、または、一緒になって、−(CH2)q
−であり(ここで、qは、2または3である);R
20は、H、−NO2、−NH2、−OHまたは−OCH3
であり;R21は、(a)−CO−アリール、(b)−CO
−C1〜C4−アルキル、(c)−COCF3、(d)−C
O−ヘテロアリール、または(e)ヘテロアリールであ
り;R22は、(a)アリール、または(b)C1〜C6−ア
ルキルであり;
【0193】R23は、(a)アリール、(b)ヘテロアリ
ール、(c)C3〜C7−シクロアルキル、(d)非置換で
あるか、または、アリール、ヘテロアリール、−OH、
−SH、C1〜C4−アルキル、C3〜C7−シクロアルキ
ル、−O(C1〜C4−アルキル)、−S(C1〜C4−アル
キル)、−CF3、Cl、Br、I、F、−NO2、−CO2
H、CO2−C1〜C4−アルキル、−NH2、NHアリー
ル、N(アリール)2、−NH(C1〜C4−アルキル)、−
N(C1〜C4−アルキル)2、−NR4CO222、−NR4
COR22、−CONR422、−O−CONR422、−
SO2NR4R−PO22、−NR4SO2−R22、−PO3
H、−PO(OH)(O−C1〜C4−アルキル)、または−
N(CH2−CH2)2L(ここで、Lは、単結合、−CH2
−、−O−、−S(O)pまたはNR9である)で置換され
たC1〜C8−アルキル、または(e)パーフルオロ−C1
〜C4−アルキルであり;
【0194】Xは、(a)炭素−炭素単結合、(b)−C
O−、(c)−O−、(d)−S−、
【0195】(e)
【化151】
【0196】(f)
【化152】
【0197】(g)
【化153】
【0198】(h)−OCH2−、(i)−CH2O−、
(j)−SCH2−、(k)−CH2S−、(l)−NHC
(R9)(R10)、(m)−NR9SO2−、(n)−CO2NR
9−、(o)−C(R9)(R10)NH−、(p)−CH=CH
−、(q)−CF=CF−、(r)−CH=CF−、
(s)−CF=CH−、(t)−CH2CH2−、(u)−
CF2CF2−、
【0199】(v)
【化154】 または
【化155】
【0200】(w)
【化156】
【0201】(x)
【化157】
【0202】(y)
【化158】
【0203】(z)
【化159】
【0204】Zは、O、NR13またはSであり;rは1
または2である;
【0205】式(H):
【化160】 で示される化合物またはその医薬上許容される塩であ
り、式中、
【0206】Jは、−C(=M)−または
【化161】 であり;
【0207】Kは、−C(=M)−または
【化162】 であり(ただし、JおよびKのうちの1つおよび1つの
みが−C(=M)−である);
【0208】Mは、OまたはNR21であり;aおよびb
の一方は、二重結合であり(ただし、Jが−C(=M)−
の場合、bが二重結合であり、Kが−C(=M)−の場
合、aが二重結合である);
【0209】R1は、(a)−NHSO221、(b)−N
HSO2NHCOR21、(c)−NHCONHSO
221、(d)−SO2NHR21、(e)−SO2NHCO
21、(f)−SO2NHCONR921、(g)−SO2
NHCOOR21、(h)−SO2NHOR21、(i)−C
2SO2NHCOR21、(j)−CH2SO2NHCON
HR21、(k)−CO2H、または(l)−1H−テトラ
ゾール−4−イルであり;
【0210】R2aおよびR2bは、それぞれ独立して、
(a)H、(b)Cl、Br、I、F、(c)CF3、(d)
1〜C4−アルキル、または(e)C1〜C4−アルコキ
シであり;R3aは、(a)H、(b)Cl、Br、I、F、
(c)C1〜C6−アルキル、(d)C1〜C6−アルコキ
シ、または(e)C1〜C6−アルコキシ−C1〜C4−ア
ルキルであり;
【0211】R3bは、(a)H、(b)Cl、Br、I、
F、(c)C1〜C6−アルキル、C2〜C6−アルケニ
ル、C2〜C6−アルキニル、(d)C1〜C6−アシルオ
キシ、(e)C3〜C6−シクロアルキル、(f)C1〜C6
−アルコキシ、または(g)パーフルオロ−C1〜C4
アルキルであり;R4は、H、非置換であるか、また
は、アリールで置換されたC1〜C6−アルキルであり
(ここで、アリールは、所望によりCl、Br、I、F、
または、非置換もしくは置換C1〜C4−アルキルからな
る群から選ばれる1個または2個の置換基で置換されて
いてもよいフェニルであり、ここで、置換C1〜C4−ア
ルキルは、N(R4)2、CO24、OH、N(R4)CO2
21、S(O)x21(ここで、xは、0〜2である)、C1
〜C4−アルコキシ、NO2、CF3、C1〜C4−アルキ
ルチオ、OH、NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、
−N(C1〜C4−アルキル)2、−CO2H、−CO2−C1
〜C4−アルキル、−N(R4)CO221または1H−テ
トラゾール−5−イルからなる群から選ばれる置換基で
置換されている);
【0212】R4aは、C1〜C6−アルキル、アリールま
たはアリール−CH2−であり;Eは、単結合、−NR
13(CH2)s−、−S(O)x(CH2)s−(ここで、xは、
0〜2であり、sは、0〜5である)、−CH(OH)
−、−O−、CO−であり;R6は、(a)アリール、
(b)C1〜C6−アルキル、C2〜C5−アルケニルまた
はC2〜C5−アルキニル(ここで、それぞれ、非置換で
あるか、または、アリール、C3〜C7−シクロアルキ
ル、Cl、Br、I、F、−OH、CF3、−CF2
3、CCl3、−NH2、−NH(C1〜C4−アルキル)、
−N(C1〜C4−アルキル)2、−NH−SO24、−C
OOR4、−SO2NHR9、C1〜C4−アルコキシ、C1
〜C4−アルキル−Sからなる群から選ばれる置換基で
置換されている)、(c)N、O、Sからなる群から選
ばれる1個または2個の原子を含有していてもよい非置
換、一置換または二置換の5員または6員ヘテロ芳香環
であるヘテロアリール(ここで、置換基は、−OH、−
SH、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルキルオキ
シ、−CF3、Cl、Br、I、F、NO2、−CO2H、
−CO2−C1〜C4−アルキル、−NH2、−NH(C1
4−アルキル)、−N(C1〜C4−アルキル)2からなる
群から選ばれる)、(d)C3〜C7−シクロアルキルで
あり;
【0213】R7およびR8は、独立して、(a)H、
(b)アリール−C1〜C4−アルキル−、(c)ヘテロア
リール−C1〜C4−アルキル−、(d)所望により、−
OH、−SH、グアニジノ、C1〜C4−アルコキシ、−
S(O)x−R21、C1〜C4−アルキルアミノ、C1〜C4
−ジアルキルアミノ、−COOR4、−CON(R4)
21、−OCON(R4)R21、−O−COR4、C3〜C5
−シクロアルキル、−N(R4)CON(R4)R21、−N
(R4)COOR21、−CONHSO221、−N(R4)S
221からなる群から選ばれる置換基で置換されてい
てもよいC1〜C6−アルキル、(e)C2〜C4−アルケ
ニル、(f)〜CO−アリール、(g)C3〜C7−シクロ
アルキル、(h)Cl、Br、I、F、(i)−OH、
【0214】(j)−OR21、(k)パーフルオロ−C1
〜C4−アルキル、(l)−SH、(m)−S(O)x
21(ここで、xは、前記定義と同じである)、(n)−
CHO、(o)−CO24、(p)−SO3H、(q)−N
(R4)2、(r)−NR4CO221、(s)−SO2NR9
10、(t)−CH2OCOR4、(u)−N(R4)−SO2
1〜C4−アルキル、(v)1個の窒素原子を含有し、
所望により、N、OまたはSから選ばれる1個の他のヘ
テロ原子を含有していてもよい5員または6員の飽和複
素環(例えば、ピロリジン、モルホリンまたはピペラジ
ンなど)、(w)アリール、(x)ヘテロアリール、
(y)1H−テトラゾール−5−イル、(z)−NHSO
2−パーフルオロ−C1〜C4−アルキル、(aa)−CO
NHSO221、(bb)−SO2NHCOR21、(cc)−
SO2NH−ヘテロアリール、(dd)−S(O)x−アリー
ル、(ee)−S(O)xCH2−アリール、(ff)−CON
(R4)2であり;
【0215】R9は、H、C1〜C5−アルキル、フェニ
ルまたはベンジルであり;R10は、HまたはC1〜C4
アルキルであり;R11は、H、C1〜C6−アルキル、C
2〜C4−アルケニル、C1〜C4−アルコキシアルキルま
たは−CH2−C6420であり;R12は、−CN、−
NO2または−CO24であり;R13は、H、C1〜C4
−アシル、C1〜C6−アルキル、アリル、C3〜C6−シ
クロアルキル、フェニルまたはベンジルであり;R
14は、H、C1〜C8−アルキル、C1〜C8−パーフルオ
ロアルキル、C3〜C6−シクロアルキル、フェニルまた
はベンジルであり;R15は、H、C1〜C6−アルキルで
あり;R16は、H、C1〜C6−アルキル、C3〜C6−シ
クロアルキル、フェニルまたはベンジルであり;
【0216】R17は、−NR910、−OR10、−NH
CONH2、−NHCSNH2
【化163】 または
【化164】 であり;
【0217】R18およびR19は、独立して、C1〜C4
アルキルであるか、または、一緒になって、−(CH2)q
−であり(ここで、qは、2または3である);R
20は、H、−NO2、−NH2、−OHまたは−OCH3
であり;R21は、(a)アリール、(b)ヘテロアリー
ル、(c)C3〜C7−シクロアルキル、(d)C1〜C8
アルキル(ここで、アルキルは、非置換であるか、また
は、アリール、ヘテロアリール、−OH、−SH、C1
〜C4−アルキル、−O(C1〜C4−アルキル)、−S(C
1〜C4−アルキル)、−CF3、Cl、Br、F、I、−N
2、−CO2H、−CO2−C1〜C4−アルキル、−N
2、−NR4CO222、−NH(C1〜C4−アルキ
ル)、−N(C1〜C4−アルキル)2、−PO32、−PO
(OH)(O−C1〜C4−アルキル)、−PO(OR4)R9
−NR4COR4a、−CONR44a、−OCONR4
4a、−SO2NR44a、−NR4SO24aからなる群か
ら選ばれる1個または2個の置換基で置換されてい
る)、または(e)パーフルオロ−C1〜C4−アルキル
であり;
【0218】Xは、(a)炭素−炭素単結合、(b)−C
O−、(c)−O−、(d)−S−、
【0219】(e)
【化165】
【0220】(f)
【化166】
【0221】(g)
【化167】
【0222】(h)−OCH2−、(i)−CH2O−、
(j)−SCH2−、(k)−CH2S−、(l)−NHC
(R9)(R10)、(m)−NR9SO2−、(n)−SO2NR
9−、(o)−C(R9)(R10)NH−、(p)−CH=CH
−、(q)−CF=CF−、(r)−CH=CF−、
(s)−CF=CH−、(t)−CH2CH2−、(u)−
CF2CF2−、
【0223】(v)
【化168】 または
【化169】
【0224】(w)
【化170】
【0225】(x)
【化171】
【0226】(y)
【化172】
【0227】(z)
【化173】 であり;
【0228】rは、1または2である。
【0229】式(I)および(I')で表される化合物
およびその製造法は、特許出願EP−A−477049
に詳細に記載されている。式(I")で表される化合物
およびその製造は、1993年10月12日付け特許出
願FR9312136の対象を形成する。以下にその製
造法を再度記載する。
【0230】この式Iで表される置換1−ナフチルピラ
ゾール−3−カルボキサミドおよびその無機または有機
塩基との塩の製造法は、 1)式(IV)または(IV'):
【化174】 または
【化175】 [式中、TおよびEは、上記式(I")での定義と同意義
であり、E'は、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、スル
ホ、クロロスルホニルおよびカルボキシメチル基から選
ばれるEの前駆体である]で表される1−ナフチルピラ
ゾール−3−カルボン酸の機能性誘導体を、式(V): H−HN−AA(OH) V [式中、−NH−AA(OH)は上記式(I")での定義と
同意義]で表される、ペプチド合成で通常使用される保
護基で所望により保護されていてもよいアミノ酸で処理
し、
【0231】2)ついで適切ならば、得られた式(I"
a):
【化176】 で表される該酸の機能性誘導体を、置換基E'(すなわ
ちEの前駆体)から置換基Eに変換するのに適切な処理
に付し、
【0232】3)適切ならば、工程1)または工程2)
で得られた化合物を脱保護して対応する式(I")で表さ
れる遊離酸を得、および 4)適切ならば、得られた化合物Iの塩を調製すること
よりなる。
【0234】式IVまたはIV'で表される置換1−ナフチ
ルピラゾール−3−カルボン酸の機能性誘導体として、
その酸クロリド、無水物、混合無水物、C1〜C4−アル
キルエステル、活性化エステル、例えばp−ニトロフェ
ニルエステルまたは例えばN,N−ジシクロヘキシルカ
ルボジイミドまたはベンゾトリアゾール−N−オキシト
リス(ジメチルアミノ)ホスホニウム ヘキサフルオロホ
スファート(BOP)で適当に活性化された遊離酸を用
いることが可能である。
【0235】式Vで表されるアミノ酸はそのまま、また
はペプチド合成で通常使用される保護基で前もって保護
した後で用いることができる。すなわち、該製造法の工
程1)では、チオニルクロリドを式IVまたはIV'で表さ
れる酸と反応させることにより得られた1−ナフチルピ
ラゾール−3−カルボン酸のクロリドを、アセトニトリ
ル、THF、DMFまたはDCMのような溶媒中、不活
性雰囲気下、室温で、数時間から数日間、ピリジン、水
酸化ナトリウムまたはトリエチルアミンのような塩基の
存在下、式Vで表されるアミノ酸と反応させることがで
きる。工程1)の1つの変法は、トリエチルアミンのよ
うな塩基の存在下、イソブチルまたはエチル クロロホ
ルメートを式IVで表される酸と反応させることにより1
−ナフチルピラゾール−3−カルボン酸の酸クロリドま
たは混合無水物を製造し、それを、アセトニトリルまた
はDCMのような溶媒中、不活性雰囲気下、室温で、1
日から数日間、ビス(トリメチルシリル)アセトアミド、
1,3−ビス(トリメチルシリル)尿素またはビス(トリフ
ルオロメチル)アセトアミドを式Vで表されるアミノ酸
と反応させることにより得られる式Vで表されるアミノ
酸のN,O−ビストリメチルシリル誘導体と反応させる
ことにある。
【0236】工程1)の方法のもう1つの変法は、DC
Mのような溶媒中、不活性雰囲気下、室温で、1日から
数日間、トリエチルアミンのような塩基の存在下で1−
ナフチルピラゾール−3−カルボン酸の混合無水物を式
Vで表されるアミノ酸と反応させることにある。エステ
ルIVaまたはIV'aを経由する化合物IVまたはIV'の製造
法は、以下のスキームで表される。
【0237】
【化177】
【0238】最初の工程a)では、ナトリウムメチラー
トのような強酸を、式(式中、Tは上記と同意義)で
表されるケトンと反応させ、ついでエル・クライゼン
(L.Claisen)、ベル(Ber.)、1909、42、5
9に従い、アルカノール、例えばメタノール中、等モル
量のシュウ酸エチルと反応させる(工程b))。エチル
エーテルまたはイソプロピルエーテルのようなエーテル
中で沈殿させた後、ナトリウムエノレートを濾去す
る。また、ダブリュー・ブイ・ムレイ(W. V.Murra
y)ら、ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミ
ストリー(J. Heterocyclic Chem.)、 1989、
、1389に従いリチウムエノレートを調製すること
も可能である。ついで、このようにして調製された金属
エノレートを酢酸中、過剰のナフチルヒドラジン誘導
またはその塩と還流させて(工程c))エステルIV
aまたはIV'aを得る。アルカリ性剤、例えば水酸化カ
リウムまたは水酸化ナトリウムとの反応によりエステル
IVaまたはIV'aをけん化し、ついで酸性化することに
より酸IVまたはIV'を得る(工程d))。
【0239】式(I")で表される生成物が塩基性基を有
し、遊離塩基の形態で得られるなら、けん化は有機溶媒
中、選ばれた酸での処理により行う。例えばイソプロパ
ノールのようなアルコールに溶解した遊離塩基を、同じ
溶媒中、選ばれた酸の溶液で処理することにより対応す
る塩を得、これを通常の技術により単離する。例えば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、リン酸二水
素塩、メタンスルホン酸塩、メチル硫酸塩、シュウ酸
塩、マレイン酸塩、フマル酸塩およびナフタレン−2−
スルホナートは、このようにして製造することができ
る。式(I")で表される化合物が塩基性基を有し、例え
ば塩酸塩またはシュウ酸塩などの塩の1つの形態として
単離されるなら、該遊離塩基は該塩を水酸化ナトリウム
またはトリエチルアミンのような無機塩基または有機塩
基で、または炭酸または炭酸水素ナトリウムまたはカリ
ウムのようなアルカリ金属炭酸塩または炭酸水素塩で中
和することにより製造することができる。式(I")で表
される生成物が酸の形態で得られるなら、それは通常の
方法により金属塩、特にナトリウム塩のようなアルカリ
金属塩、またはカルシウム塩のようなアルカリ土類金属
塩に変換することができる。
【0240】置換基Eまたは置換基E'を有するナフチ
ルヒドラジン誘導体は、亜硝酸ナトリウムの存在下、対
応するナフチルアミンをジアゾ化し、ついで該ジアゾニ
ウム塩を還元することにより、例えば塩化スズと反応さ
せることにより製造することができる。該置換ナフチル
アミンは公知であるか、または公知の方法により製造す
る。ナフチル基がE'で置換されている式(I"a)または
式IV'で表される化合物からナフチル基がEで置換され
ているそれぞれ式I"または式IVで表される化合物への
変換は、当業者によく知られた通常の方法により行う。
【0241】例えば、E'=SO3Hである場合、E'=
SO2Clである化合物IV'を製造し、ついでそれぞれ式N
HG12、HN(E1)(CH2)n−NE'1E'2、または
【化178】 [式中、E1、E2、E'1,E'2およびnは上記式(I")
で表される化合物についての定義と同意義]で表される
適当なアミンと反応させることにより、Eが所望により
置換されているアミノスルホニル基である他の化合物IV
に変換する。
【0242】E'がカルボキシメチル基である式IV'また
は(I"a)で表される化合物は、それぞれ、Eが、窒素
原子が遊離であるかまたは置換されているカルバモイル
メチル基である化合物IVまたはI"の製造に有用であ
る。Eがニトロ基である式IV'で表される化合物または
式I"aで表される化合物は、それぞれ、E'がアミノ基
である式IV'またはI"aである化合物に変換することが
でき、ついでEが上記式I"で表される化合物について
の定義のとおりにアシル基またはスルホニル基で種々置
換されている窒素原子である式IVまたはI"である化合
物が、公知の方法で製造される。また、E'がヒドロキ
シルである化合物IV'またはI"aをE'がアミノである
化合物から製造することも可能である。後者の化合物
は、上記化合物I"について定義したとおりに置換基E
が種々置換されている酸素である化合物IVまたはI"を
製造することを可能にする。
【0243】Eがシアノ基である式IVで表される化合物
または式I"で表される化合物は、それぞれ、上記I"で
の定義のとおり、Eが遊離または窒素上で置換されたカ
ルバモイル基である化合物IVまたは化合物I"を製造す
ることを可能にする。同様に、E=CNである式IVまた
はI"で表される化合物は、それぞれ、Eが(NH2)C=
NOHであるまたはEがCH2NHCOR3である式IVま
たはI"で表される化合物に変換することができる。商
業的に入手不可能なアミノ酸はストレッカー(Strecke
r)、アン(Ann).、1850、75、27の合成によ
り、またはエイチ・ティー・ブヒェラー(H.T.Buc
herer)ら、J. Pract. Chem.、1934、141、5
の合成により、ついで加水分解してアミノ酸を得ること
により製造することができる。例えば、2−アミノアダ
マンタン−2−カルボン酸はエイチ・ティー・ナガサワ
(H.T.Nagasawa)ら、ジャーナル・オブ・メディ
シナル・ケミストリー(J. Med.Chem.)、197
3、16、(7)、823に従い製造される。
【0244】α−アミノ−1−アダマンチル酢酸および
α−アミノ−2−アダマンチル酢酸はビー・ガスパート
(B.Gaspert)ら、クロアチコ・ケミカ・アクタ(C
roatico Chemica Acta)、1976、48、(2)、
169−178に従い製造される。2−アミノノルボル
ナン−2−カルボン酸は、エイチ・エス・タガー(H.
S.Tager)ら、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミ
カル・ソシエティー(J.Am.Chem.Soc.)197
2、94、968に従い製造される。α−アミノシクロ
アルキルカルボン酸は、ジェイ・ダブリュー・ツァング
(J.W.Tsang)ら、ジャーナル・オブ・メディシナ
ル・ケミストリー(J. Med. Chem.、1984、
、1663)に従い製造される。R−およびS−シク
ロペンチルグリシンは、欧州特許出願EP−47704
9に従い製造される。
【0245】R−およびS−シクロヘキシルグリシン
は、ルドマン(Rudman)ら、ジャーナル・オブ・アメ
リカン・ケミカル・ソシエティー(J.Am.Chem.S
oc).1952、74、551により製造される。ま
た、R−およびS−シクロヘキシルグリシンは、R−お
よびS−フェニルグリシンの接触水素添加により製造す
ることもできる。また、RまたはS配置のα−アミノシ
クロアルキルカルボン酸は、ジェイ・ヒル(J.Hil
l)ら、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー(J.Org.Chem.)、1965、1321に従い、対
応するラセミ体のN−アセチル誘導体の立体特異的酵素
的加水分解により製造することができる。以下、普通に
水および餌を与えたラットを用いる脳室内、皮下および
経口投与による試験により本発明の利尿作用を例示す
る。用いた方法を以下に記載する。
【0246】方法 体重220±30gの雄ラット(Crl:CD(登録商
標)BR−チャールズ・リバー・イタリア(Charles
River Italia))を、4個の群に分け、床が針金メッ
シュであるプラスチックのかごの中で、標準的条件下に
保ち(午前6.30〜午後6.30まで1日間照明、温度
22±1℃、湿度55±15%)、普通に水および餌を
与える。実験当日、試験化合物の投与の1時間前、その
動物を餌または水なしで代謝かごに入れる。試験化合物
の投与後、選んだ投与方法に応じて3〜6時間尿排出を
評価する。試験化合物は、0.5%カルボキシメチルセ
ルロース中で経口投与(p.o.)し、4%プロピレングリ
コール、pH7.4中で皮下投与(s.c.)および脳室内投
与(i.c.v.)する。対照には、賦形剤のみを与える(2
ml/kg s.c.またはp.o.;10μl/ラット i.c.v.)。
本実験で試験する化合物の0.5〜20mg/kg p.o.、
0.03〜3mg/kg i.p.、0.5mg/kg s.c.および0.
1および1μg/ラット i.c.v.の用量により、投与動物
の尿排出が大きく増加し、対照の3〜10倍となる。
【0247】この作用の知見によると、異なる起源、例
えば腎不全、ネフローゼ症候群、うっ血性心不全、急性
肺水腫、脳水腫、腹水に関連した硬変、およびシスプラ
チンおよびゲンタマイシンのようなある種の薬物の副作
用として誘導された急性腎不全、の水腫状態の治療に適
応である利尿薬の調製に、ニューロテンシンアンタゴニ
ストを使用することができる。所望により、本発明の化
合物は、異なる機構で作用する他の利尿剤と組み合わせ
て使用することができる。本発明の薬物として使用する
ためには、該ニューロテンシンアンタゴニストは医薬組
成物として処方しなければならない。経口、舌下、皮
下、筋内、静脈内、局所、経皮または直腸投与用の本発
明の医薬組成物においては、上記病訴の治療のために通
常の医薬担体との混合物として、単位投与形態で動物お
よびヒトに有効成分を投与することができる。適当な単
位投与形態には、可分性であってもよい錠剤、ゼラチン
カプセル、散剤、顆粒剤、および経口溶剤または懸濁剤
のような経口投与用の形態、舌下およびバッカル投与用
の形態、皮下、筋内または静脈内投与用の形態および直
腸投与用の形態が含まれる。
【0248】錠剤形態の固体組成物を調製するには、主
要有効成分を、ゼラチン、デンプン、乳糖、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、アラビアゴムなどのような医
薬賦形剤と混合する。該錠剤はショ糖または他の適当な
物質などでコーティングするか、または徐放または遅延
作用を有するよう、また所定量の有効成分を持続的に放
出するように処理することができる。ゼラチンカプセル
製剤は、有効成分を希釈剤と混合し、得られた混合物を
軟または硬ゼラチンカプセルに注入することにより得ら
れる。シロップまたはエリキシールの形態の製剤は、好
ましくは無カロリーの甘味剤、防腐剤としてのメチルパ
ラベンおよびプロピルパラベン、香味剤および適当な着
色剤と共に有効成分を含有していてもよい。水分散性の
散剤または顆粒剤は、分散剤、湿潤剤または懸濁化剤、
例えばポリビニルピロリドン、および甘味剤または矯味
剤と混合した有効成分を含有することができる。
【0249】直腸投与は、直腸の温度で溶融する結合
剤、例えばカカオ脂またはポリエチレングリコールを用
いて調製された坐剤を用いて行う。非経口投与は、医薬
上適合し得る分散剤および/または湿潤剤、例えばポリ
エチレングリコールまたはブチレングリコールを含有す
る水性懸濁剤、食塩水または無菌注射用溶液を用いて行
う。また、所望により1以上の担体または添加剤と共に
マイクロカプセルとして有効成分を処方することもでき
る。本発明の医薬組成物においては、有効成分はシクロ
デキストリンまたはそのエーテルまたはエステル中の包
接複合体の形態であってもよい。利尿作用を得るために
は、有効成分の用量は患者の体重および年齢および治療
すべき病訴の重症度に応じて、1日当たり1〜1000
mg、好ましくは10〜500mgでで変化する。各単位投
与形態は1〜500mg、好ましくは10〜250mgの有
効成分を含有することができる。この単位投与形態は1
日あたり1〜4回投与することができる。その利尿作用
のためには、それ自体または他の有効成分と組み合わせ
て抗高血圧作用を有する薬物の調製のためにニューロテ
ンシンアンタゴニストを用いることもできる。特に、本
発明によれば、ニューロテンシンアンタゴニスト、特に
式I、I'、I"、IIおよびIIIで表される化合物は、カ
ルシウムアンタゴニスト、好ましくはβ1−選択的であ
るβ−遮断剤、または転換酵素阻害剤と組み合わせるこ
とができる。
【0250】
【実施例】以下、実施例により本発明を例示する。
【0251】実施例1 上記の方法により本発明の代表的化合物(SR4869
2)の利尿作用を決定した。実験の結果を以下の表1お
よび表2に示す。
【0252】
【表1】
【0253】
【表2】
【0254】これらの実験では、化合物SR48692
は非常に満足な利尿作用を示した。それは皮下注射(表
2)の後だけでなく、脳室内、すなわち中枢投与(表
1)後においても示された。さらに、化合物SR486
92は経口投与後にも活性であり、その効果は用量依存
的であることが示された。0.5〜20mg/kgの用量で
SR48692は強力な利尿作用を示し、対照に対して
3〜10倍も尿排出を増加させる(評価は6時間にわた
って行った)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 307/88

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利尿作用を有する薬物の調製のためのニ
    ューロテンシン拮抗薬の使用。
  2. 【請求項2】 種々の起源の水腫症状の治療薬の調製の
    ための請求項1記載の使用。
  3. 【請求項3】 腎不全、ネフローゼ症候群、鬱血性心不
    全、急性肺水腫、脳水腫および腹水に関連した硬変の治
    療薬の調製のための請求項2記載の使用。
  4. 【請求項4】 ニューロテンシン拮抗薬が下記式(I)、
    (I')または(I")で示される化合物、または、医薬的に
    許容される有機酸もしくは無機酸または医薬的に許容さ
    れる無機塩基もしくは有機塩基によるその塩である請求
    項1〜3のいずれか1項記載の使用: 【化1】 【化2】 【化3】 [式中、 RIは、 ・式: 【化4】 (式中、R1、R'1およびR"1は、各々、独立して、水
    素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル、直鎖状もしくは
    分枝鎖状C1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ
    基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、
    ニトロ基、カルボキシル基またはアミノ基である)で示
    される基; ・アルキルがC1〜C4であるカルボキシアルキルまたは
    アルコキシカルボニルアルキル基; ・アルキルがC3〜C6であるシクロアルキル基; ・テトラヒドロナフチル基; ・ピリジル基; ・前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換さ
    れたナフチル基; ・前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換さ
    れたベンジル基; ・所望によりハロゲン、ヒドロキシルまたはC1〜C4
    アルコキシによって芳香環が置換されていてもよいシン
    ナミル基; ・所望により前記定義と同じR1、R'1およびR"1によ
    って置換されていてもよいキノリルまたはイソキノリル
    基; ・ベンゾチアゾール−2−イル基; ・キノキサリニルジオン基; ・フタルアジン−1−イル基; ・ベンゾチアジアゾリル基;または ・ピリジルおよびチエニルなどの5員または6員の複素
    環の基によって置換されたメチレン基であり;RIa
    は、前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換
    されたベンジル基であり;Rは、水素または直鎖状もし
    くは分枝鎖状C1〜C4−アルキルであり;nは、0、
    1、2または3であり;Xは、水素であり、X'は、水
    素;直鎖状もしくは分枝鎖状C1〜C6−アルキル;アリ
    ール;C1〜C4−アミノアルキル;C1〜C4−ヒドロキ
    シアルキル;アルキル基がC1〜C4であるカルボキシア
    ルキル;アルキルがC1〜C4であるアセトアミドアルキ
    ルシステイン;アルキルがC1〜C4であるグアニジノア
    ルキル;アルキルがC1〜C4であるニトログアニジノア
    ルキル;C3〜C7−シクロアルキル;アルキルがC1
    4であり、アリールが所望によりハロゲン、ヒドロキ
    シルもしくはC1〜C3−アルキルによって置換されてい
    てもよいアリールアルキル;または、ヘテロアリール
    が、非置換であるか、または、C1〜C4−アルキル、ヒ
    ドロキシルもしくはC1〜C4−アルコキシによって置換
    されているイミダゾリルまたはインドリルであり、アル
    キルがC1〜C4であるヘテロアリールアルキルである
    か;または、 nが0である場合、Xは、水素であり、X'は、 【化5】 と一緒になって、式: 【化6】 (式中、mは、2、3または4である)で示される、非
    置換であるか、もしくは、ヒドロキシルによって置換さ
    れている環、または、式: 【化7】 (式中、tは、1または2である)で示される環、また
    は、式: 【化8】 (式中、tは、1または2である)で示される環、また
    は、 インドリニル、パーヒドロインドールまたは4,5,6,
    7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリダ−6−イル
    環を形成するか;またはXおよびX'は、各々、独立し
    て、C1〜C4−アルキル;C3〜C6−シクロアルキル;
    またはフェニルであるか;またはXおよびX'は、一緒
    に結合して、所望によりC1〜C3−アルキルによって置
    換されていてもよい、炭素原子2〜12個を有するシク
    ロアルキル基を形成するか;またはX、X'およびそれ
    らが結合している炭素原子は、アダマンチル基;1また
    は2個のメチル基、ヒドロキシル、C1〜C3−アルコキ
    シまたはハロゲン原子によって置換されたアダマンチル
    基;1−アザアダマンチル基;キヌクリジニル基;所望
    によりベンジル基によってN置換されていてもよいピペ
    リジン−4−イル基;2,2,6,6−テトラメチルピペ
    リジニル基;テトラヒドロナフチル基;テトラヒドロピ
    ラン−4−イルもしくはテトラヒドロチオピラン−4−
    イル基;2,3−ジヒドロ(4H)ベンゾピラン−4−イ
    ル基;2,3−ジヒドロ(4H)ベンゾチオピラン−4−
    イル基;式a: 【化9】 (式中、n1は、0または1であり、n'1は、1または
    2であり、n2は、1であり、n3は、2または3であ
    り、Wは、炭素原子または酸素原子である)で示される
    基(ここで、この基は、環のうちのいずれか1つの炭素
    原子によって、前記定義と同じ 【化10】 および−C(O)−Zに結合されている);式b: 【化11】 (式中、n4は、2、3または4であり、n5は、2また
    は3であり、Wは、炭素または酸素原子である)で示さ
    れる基(ここで、この基は、環のうちのいずれか1つの
    炭素原子によって、前記定義と同じ 【化12】 および−C(O)−Zに結合されている)(ここで、所望
    により、前記基aおよびbの環が1または2個のC1
    4−アルキル基によって環のうちのいずれか1つまた
    は両方において置換されていてもよく、Wが酸素である
    場合、アミノ酸がWのアルファ位にあることは不可能で
    ある);ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2−イ
    ル基;8−オキサビシクロ[3,2,1]オクタ−6−エン
    −3−イル基;または8−チアビシクロ[3,2,1]オク
    タン−3−イル基を形成するか;またはXは、水素であ
    り、X'は、アダマンチル基;1または2個のメチル、
    ヒドロキシル、C1〜C3−アルコキシまたはハロゲン原
    子によって置換されたアダマンチル基;1−アザアダマ
    ンチル基;または前記式aまたはbで示される基(ここ
    で、Wが酸素である場合、これらの環と−COZおよび
    −N−Rを有する炭素との間の結合が、Wのアルファ位
    にあることは不可能である)であり;Zは、ヒドロキシ
    ル基;C1〜C6−アルコキシ基;tert−ブチル、ベンジ
    ル、またはハロゲン原子、C1〜C6−アルキル、トリフ
    ルオロメチル、トリフルオロメトキシもしくはカルボキ
    シル基によって置換されたベンジルなどのカルボン酸に
    ついての保護基によって置換された酸素原子;アミノ
    基;またはアルキルが直鎖状または分枝鎖状C1〜C6
    あるカルボキシアルキルによって置換された窒素原子で
    あり、ただし、Zが前記定義の置換窒素原子であり、n
    が0であるならば、XがHである場合、X'は、式: 【化13】 (式中、xは、1または2であり、Qは、ヒドロキシ
    ル、遊離であるか、または、C1〜C6−ジアルキルによ
    って置換されているアミノ、またはC1〜C6−アルコキ
    シである)で示される基ではあり得ない;RIVは、水
    素原子、ハロゲン原子またはC1〜C6−アルキルであ
    り;RVは、 ・式: 【化14】 (式中、R5、R'5およびR"5は、各々、独立して、水
    素原子、ハロゲン原子、直鎖状もしくは分枝鎖状C1
    4−アルキル、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキ
    シ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキ
    シ、シアノ、アミノ、カルボキシル、C1〜C4−カルボ
    キシアルキルまたはフェニルである)で示される基; ・非置換であるか、または、C1〜C4−アルキルによっ
    て置換されているナフチル基; ・ピリジル基;または ・非置換であるか、または、C1〜C4−アルキルによっ
    て置換されているスチリル基であるか;または、 RIVおよびRVは、一緒になって、式: 【化15】 (式中、フェニル基は、5位でピラゾールに置換し、i
    が1〜3である基−(CH2)i−は、4位でピラゾールに
    置換し、W1、W2およびW3は、ベンゼン環に置換して
    おり、独立して、水素、ハロゲンまたはヒドロキシル基
    である)で示される基であり;Eは、−CN、−C(N
    2)=N−OH、−CONG12、−CON(G1)(CH
    2)pNG'1G'2、−O(CH2)qNG12、−O(CH2)q
    CONG12、−O(CH2)qCOOG1、−O(CH2)q
    SO2NG12、−NHCOG3、−NHCO(CH2)q
    12、−CH2CONG12、−CH2CON(G1)(C
    2)pNG'1G'2、−CH2COOG1、−CH2NHCO
    3、−SO2NG12、−NHSO21、−SO2N(G
    1)(CH2)qNG'1G'2および式: 【化16】 で示される基から選択された基であり(ここで、 pは、2〜6であり;qは、1〜6であり;G1、G2
    G'1およびG'2は、各々、独立して、水素またはC1
    4−アルキルであるか、または、G1とG2またはG'1
    とG'2は、各々、それらが結合している窒素原子と一緒
    になって、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モル
    ホリンおよびチオモルホリンから選択された複素環であ
    り;G3は、水素、または、C1〜C8−アルキル基、C3
    〜C8−シクロアルキル基、C3〜C8−シクロアルキル
    アルキル基、C6〜C8−アリール基およびC6〜C8−ア
    リールアルキル基から選択された基である);Tは、水
    素、C1〜C4−アルキル、アリル、C3〜C8−シクロア
    ルキル、(C3〜C8)シクロアルキルメチルまたはメトキ
    シエチルであり;基−NH−AA(OH)は、式: 【化17】 (式中、Yは、水素であり、Y'は、水素、C1〜C5
    アルキルまたは非芳香族C3〜C15炭素環残基である
    か、または、YおよびY'は、それらが結合している炭
    素原子と一緒になって、非芳香族C3〜C15炭素環を形
    成する)で示されるアミノ酸残基である]。
  5. 【請求項5】 ニューロテンシン拮抗薬が、式(II): 【化18】 [式中、RI、RIVおよびRVは、請求項4における
    定義と同じである]で示される化合物またはその医薬的
    に許容される塩もしくは溶媒和物である請求項4記載の
    使用。
  6. 【請求項6】 ニューロテンシン拮抗薬が2−{[1−
    (7−クロロキノリン−4−イル)−5−(2,6−ジメト
    キシフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボニル]ア
    ミノ}アダマンタン−2−カルボン酸またはその医薬的
    に許容される塩もしくは溶媒和物である請求項4記載の
    使用。
  7. 【請求項7】 ニューロテンシン拮抗薬が、式(II
    I): 【化19】 [式中、RI、RIVおよびRVは、請求項4における
    定義と同じであり、Cyは、炭素原子3〜8個を有する
    シクロアルキルである]で示される化合物またはその医
    薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である請求項4記
    載の使用。
  8. 【請求項8】 ニューロテンシン拮抗薬が、Cyがシク
    ロヘキシルである式(III)で示される化合物またはそ
    の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である請求項
    7記載の使用。
  9. 【請求項9】 ニューロテンシン拮抗薬が、式(A)およ
    び(B): 【化20】 【化21】 で示される化合物およびUS5,204,354、GB2
    263635、GB2263636、GB226363
    7、GB2263638およびGB2263639に開
    示されている化合物から選択される化合物である請求項
    1〜3のいずれか1項記載の使用。
  10. 【請求項10】 ニューロテンシン拮抗薬を含有するこ
    とを特徴とする利尿薬組成物。
  11. 【請求項11】 ニューロテンシン拮抗薬が下記式
    (I)、(I')または(I")で示される化合物、または、医
    薬的に許容される有機酸もしくは無機酸または医薬的に
    許容される無機塩基もしくは有機塩基によるその塩であ
    る請求項10記載の利尿薬組成物: 【化22】 【化23】 【化24】 [式中、 RIは、 ・式: 【化25】 (式中、R1、R'1およびR"1は、各々、独立して、水
    素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル、直鎖状もしくは
    分枝鎖状C1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ
    基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、
    ニトロ基、カルボキシル基またはアミノ基である)で示
    される基; ・アルキルがC1〜C4であるカルボキシアルキルまたは
    アルコキシカルボニルアルキル基; ・アルキルがC3〜C6であるシクロアルキル基; ・テトラヒドロナフチル基; ・ピリジル基; ・前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換さ
    れたナフチル基; ・前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換さ
    れたベンジル基; ・所望によりハロゲン、ヒドロキシルまたはC1〜C4
    アルコキシによって芳香環が置換されていてもよいシン
    ナミル基; ・所望により前記定義と同じR1、R'1およびR"1によ
    って置換されていてもよいキノリルまたはイソキノリル
    基; ・ベンゾチアゾール−2−イル基; ・キノキサリニルジオン基; ・フタルアジン−1−イル基; ・ベンゾチアジアゾリル基;または ・ピリジルおよびチエニルなどの5員または6員の複素
    環の基によって置換されたメチレン基であり;RIa
    は、前記定義と同じR1、R'1およびR"1によって置換
    されたベンジル基であり;Rは、水素または直鎖状もし
    くは分枝鎖状C1〜C4−アルキルであり;nは、0、
    1、2または3であり;Xは、水素であり、X'は、水
    素;直鎖状もしくは分枝鎖状C1〜C6−アルキル;アリ
    ール;C1〜C4−アミノアルキル;C1〜C4−ヒドロキ
    シアルキル;アルキル基がC1〜C4であるカルボキシア
    ルキル;アルキルがC1〜C4であるアセトアミドアルキ
    ルシステイン;アルキルがC1〜C4であるグアニジノア
    ルキル;アルキルがC1〜C4であるニトログアニジノア
    ルキル;C3〜C7−シクロアルキル;アルキルがC1
    4であり、アリールが所望によりハロゲン、ヒドロキ
    シルもしくはC1〜C3−アルキルによって置換されてい
    てもよいアリールアルキル;または、ヘテロアリール
    が、非置換であるか、または、C1〜C4−アルキル、ヒ
    ドロキシルもしくはC1〜C4−アルコキシによって置換
    されているイミダゾリルまたはインドリルであり、アル
    キルがC1〜C4であるヘテロアリールアルキルである
    か;または、 nが0である場合、Xは、水素であり、X'は、 【化26】 と一緒になって、式: 【化27】 (式中、mは、2、3または4である)で示される、非
    置換であるか、もしくは、ヒドロキシルによって置換さ
    れている環、または、式: 【化28】 (式中、tは、1または2である)で示される環、また
    は、式: 【化29】 (式中、tは、1または2である)で示される環、また
    は、 インドリニル、パーヒドロインドールまたは4,5,6,
    7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリダ−6−イル
    環を形成するか;またはXおよびX'は、各々、独立し
    て、C1〜C4−アルキル;C3〜C6−シクロアルキル;
    またはフェニルであるか;またはXおよびX'は、一緒
    に結合して、所望によりC1〜C3−アルキルによって置
    換されていてもよい、炭素原子2〜12個を有するシク
    ロアルキル基を形成するか;またはX、X'およびそれ
    らが結合している炭素原子は、アダマンチル基;1また
    は2個のメチル基、ヒドロキシル、C1〜C3−アルコキ
    シまたはハロゲン原子によって置換されたアダマンチル
    基;1−アザアダマンチル基;キヌクリジニル基;所望
    によりベンジル基によってN置換されていてもよいピペ
    リジン−4−イル基;2,2,6,6−テトラメチルピペ
    リジニル基;テトラヒドロナフチル基;テトラヒドロピ
    ラン−4−イルもしくはテトラヒドロチオピラン−4−
    イル基;2,3−ジヒドロ(4H)ベンゾピラン−4−イ
    ル基;2,3−ジヒドロ(4H)ベンゾチオピラン−4−
    イル基;式a: 【化30】 (式中、n1は、0または1であり、n'1は、1または
    2であり、n2は、1であり、n3は、2または3であ
    り、Wは、炭素原子または酸素原子である)で示される
    基(ここで、この基は、環のうちのいずれか1つの炭素
    原子によって、前記定義と同じ 【化31】 および−C(O)−Zに結合されている);式b: 【化32】 (式中、n4は、2、3または4であり、n5は、2また
    は3であり、Wは、炭素または酸素原子である)で示さ
    れる基(ここで、この基は、環のうちのいずれか1つの
    炭素原子によって、前記定義と同じ 【化33】 および−C(O)−Zに結合されている)(ここで、所望
    により、前記基aおよびbの環が1または2個のC1
    4−アルキル基によって環のうちのいずれか1つまた
    は両方において置換されていてもよく、Wが酸素である
    場合、アミノ酸がWのアルファ位にあることは不可能で
    ある);ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2−イ
    ル基;8−オキサビシクロ[3,2,1]オクタ−6−エン
    −3−イル基;または8−チアビシクロ[3,2,1]オク
    タン−3−イル基を形成するか;またはXは、水素であ
    り、X'は、アダマンチル基;1または2個のメチル、
    ヒドロキシル、C1〜C3−アルコキシまたはハロゲン原
    子によって置換されたアダマンチル基;1−アザアダマ
    ンチル基;または前記式aまたはbで示される基(ここ
    で、Wが酸素である場合、これらの環と−COZおよび
    −N−Rを有する炭素との間の結合が、Wのアルファ位
    にあることは不可能である)であり;Zは、ヒドロキシ
    ル基;C1〜C6−アルコキシ基;tert−ブチル、ベンジ
    ル、またはハロゲン原子、C1〜C6−アルキル、トリフ
    ルオロメチル、トリフルオロメトキシもしくはカルボキ
    シル基によって置換されたベンジルなどのカルボン酸に
    ついての保護基によって置換された酸素原子;アミノ
    基;またはアルキルが直鎖状または分枝鎖状C1〜C6
    あるカルボキシアルキルによって置換された窒素原子で
    あり、ただし、Zが前記定義の置換窒素原子であり、n
    が0であるならば、XがHである場合、X'は、式: 【化34】 (式中、xは、1または2であり、Qは、ヒドロキシ
    ル、遊離であるか、または、C1〜C6−ジアルキルによ
    って置換されているアミノ、またはC1〜C6−アルコキ
    シである)で示される基ではあり得ない;RIVは、水
    素原子、ハロゲン原子またはC1〜C6−アルキルであ
    り;RVは、 ・式: 【化35】 (式中、R5、R'5およびR"5は、各々、独立して、水
    素原子、ハロゲン原子、直鎖状もしくは分枝鎖状C1
    4−アルキル、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキ
    シ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキ
    シ、シアノ、アミノ、カルボキシル、C1〜C4−カルボ
    キシアルキルまたはフェニルである)で示される基; ・非置換であるか、または、C1〜C4−アルキルによっ
    て置換されているナフチル基; ・ピリジル基;または ・非置換であるか、または、C1〜C4−アルキルによっ
    て置換されているスチリル基であるか;または、 RIVおよびRVは、一緒になって、式: 【化36】 (式中、フェニル基は、5位でピラゾールに置換し、i
    が1〜3である基−(CH2)i−は、4位でピラゾールに
    置換し、W1、W2およびW3は、ベンゼン環に置換して
    おり、独立して、水素、ハロゲンまたはヒドロキシル基
    である)で示される基であり;Eは、−CN、−C(N
    2)=N−OH、−CONG12、−CON(G1)(CH
    2)pNG'1G'2、−O(CH2)qNG12、−O(CH2)q
    CONG12、−O(CH2)qCOOG1、−O(CH2)q
    SO2NG12、−NHCOG3、−NHCO(CH2)q
    12、−CH2CONG12、−CH2CON(G1)(C
    2)pNG'1G'2、−CH2COOG1、−CH2NHCO
    3、−SO2NG12、−NHSO21、−SO2N(G
    1)(CH2)qNG'1G'2および式: 【化37】 で示される基から選択された基であり(ここで、 pは、2〜6であり;qは、1〜6であり;G1、G2
    G'1およびG'2は、各々、独立して、水素またはC1
    4−アルキルであるか、または、G1とG2またはG'1
    とG'2は、各々、それらが結合している窒素原子と一緒
    になって、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モル
    ホリンおよびチオモルホリンから選択された複素環であ
    り;G3は、水素、または、C1〜C8−アルキル基、C3
    〜C8−シクロアルキル基、C3〜C8−シクロアルキル
    アルキル基、C6〜C8−アリール基およびC6〜C8−ア
    リールアルキル基から選択された基である);Tは、水
    素、C1〜C4−アルキル、アリル、C3〜C8−シクロア
    ルキル、(C3〜C8)シクロアルキルメチルまたはメトキ
    シエチルであり;基−NH−AA(OH)は、式: 【化38】 (式中、Yは、水素であり、Y'は、水素、C1〜C5
    アルキルまたは非芳香族C3〜C15炭素環残基である
    か、または、YおよびY'は、それらが結合している炭
    素原子と一緒になって、非芳香族C3〜C15炭素環を形
    成する)で示されるアミノ酸残基である]。
  12. 【請求項12】 ニューロテンシン拮抗薬が、式(I
    I): 【化39】 [式中、RI、RIVおよびRVは、請求項11におけ
    る定義と同じである]で示される化合物またはその医薬
    的に許容される塩もしくは溶媒和物である請求項11記
    載の利尿薬組成物。
  13. 【請求項13】 ニューロテンシン拮抗薬が2−{[1−
    (7−クロロキノリン−4−イル)−5−(2,6−ジメト
    キシフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボニル]ア
    ミノ}アダマンタン−2−カルボン酸またはその医薬的
    に許容される塩もしくは溶媒和物である請求項11記載
    の利尿薬組成物。
  14. 【請求項14】 ニューロテンシン拮抗薬が、式(II
    I): 【化40】 [式中、RI、RIVおよびRVは、請求項11におけ
    る定義と同じであり、Cyは、炭素原子3〜8個を有す
    るシクロアルキルである]で示される化合物またはその
    医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である請求項1
    1記載の利尿薬組成物。
  15. 【請求項15】 ニューロテンシン拮抗薬が、Cyがシ
    クロヘキシルである式(III)で示される化合物または
    その医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である請求
    項14記載の利尿薬組成物。
  16. 【請求項16】 ニューロテンシン拮抗薬が、式(A)お
    よび(B): 【化41】 【化42】 で示される化合物およびUS5,204,354、GB2
    263635、GB2263636、GB226363
    7、GB2263638およびGB2263639に開
    示されている化合物から選択される化合物である請求項
    10記載の利尿薬組成物。
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