JPH0840537A - 粉体定量切り出し装置 - Google Patents

粉体定量切り出し装置

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Publication number
JPH0840537A
JPH0840537A JP17675694A JP17675694A JPH0840537A JP H0840537 A JPH0840537 A JP H0840537A JP 17675694 A JP17675694 A JP 17675694A JP 17675694 A JP17675694 A JP 17675694A JP H0840537 A JPH0840537 A JP H0840537A
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JP
Japan
Prior art keywords
damper
chain conveyor
ore bed
raw material
storage bin
Prior art date
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Pending
Application number
JP17675694A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Iemori
伸正 家守
Okiyoshi Hondo
起由 本道
Masaru Takebayashi
優 竹林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯蔵ビンに貯えられた粉体を連続して定量
的に切り出す装置を提供することを目的とする。 【構成】 粉体を貯蔵ビンからチェーンコンベアを用
いて定量的に切り出す装置において、貯蔵ビンの出口と
箱型のダンパーの間に板型の1次ダンパーを設置する。 【効果】 切り出しコンベア上の粉体の嵩密度と層厚
を安定させ、粉体の供給量の精度を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵ビンに貯蔵された
製錬用微粉原料を、貯蔵ビンの下端から切り出し、単位
時間当たり一定の供給重量で連続的に製錬炉に供給する
ための粉体定量切り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銅やニッケル等の金属を製錬するための
主原料は、一般的に、浮遊選鉱法等で目的とする金属の
濃縮された精鉱と呼ばれる平均粒径40〜60μmの微
粉末である。
【0003】この精鉱と、製錬に必要な造滓剤や、製錬
工程の中間産出物等の副原料を混合し、含有水分を0.
1〜0.5%程度に乾燥して製錬原料とする。製錬原料
は、一旦貯蔵ビンに貯蔵され、貯蔵ビンの下端から定量
切り出し装置によって連続的に製錬炉に供給される。
【0004】定量切り出し装置としては、テーブルフィ
ーダーやスクリューコンベア、ロードセルを備えた定量
秤量ビン、チェーンコンベア等がある。テーブルフィー
ダーやスクリューコンベア、定量秤量ビン等は比較的少
量の製錬原料を定量的に切り出す設備としては適してい
るが、大型の製錬炉に多量の製錬原料を定量的に供給す
る設備としては不適当である。
【0005】従来、大型の製錬炉に定量的に、貯蔵ビン
から製錬原料を供給するための定量切り出し装置とし
て、チェーンコンベアが一般的に用いられている。
【0006】チェーンコンベアを用いて大容量の製錬原
料を貯蔵ビンから定量的に切り出すためには、貯蔵ビン
の下端の開口部の幅と同幅の断面方形の細長いケーシン
グの上に貯蔵びんを乗せ、貯蔵ビンからケーシング内に
落下する製錬原料を、ケーシング内に設けたチェーンコ
ンベアで切り出し、製錬原料の層厚と嵩密度の測定によ
りその重量を制御している。
【0007】製錬原料を一時的に貯える貯蔵ビンと、そ
の下部に設けられたチェーンコンベアとチェーンコンベ
アケーシングから成る、製錬原料切り出し設備におい
て、製錬原料の非鉄製錬炉への装入量を変化させる場合
は、チェーンコンベアのスピードを変化させれば良い。
【0008】しかし、チェーンコンベアのスピードを変
化させるだけでは、製錬原料の非鉄製錬炉への装入量の
調整に限界があるため、チェーンコンベアケーシング上
の製錬原料の層厚を変化させることが必要となる。
【0009】この製錬原料の層厚を変化させるために、
図1の如く貯蔵ビン出口部に板型の鉱層ダンパーが設け
られている。製錬原料は、この鉱層ダンパーの下端から
チェーンコンベア下部のケーシングまでの層厚となっ
て、貯蔵ビンから切り出される。
【0010】製錬原料の粉体は、前記したように、非常
に細かく、水分含有量が少なく、流動性が非常に高い。
したがって、チェーンコンベアのフライト上端から下の
層は、チェーンコンベアと同じスピードで定量的に切り
出される。
【0011】しかし、鉱層ダンパーの下端からチェーン
コンベアのフライト上端までの間の層は、貯蔵ビン内の
製錬原料の量の変化によるビン下部の製錬原料の圧縮状
態の変化によって、チェーンコンベアのスピードより速
く、あるいは、遅く切り出される可能性のあるいわゆる
自由流動層となっている。このような状態の発生により
製錬原料を定量的に切り出すことは非常に困難であっ
た。
【0012】そのため、図2の如く特願平4−3380
76による箱型の鉱層ダンパーを採用し、自由流動層の
密度変化を抑える方法が有効である。しかし、箱型の鉱
層ダンパーのみでは製錬原料が、ダンパーの入口側の面
のほぼ上端まで入り込んでくるため、この面に製錬原料
の居着きが発生し、これが成長すると、ダンパーの下端
より下まで伸びて、ダンパー出口側の製錬原料の表面が
平坦でなくなってしまう。
【0013】特願平5−256680により採用した透
過式の嵩密度計による製錬原料の嵩密度の測定は、製錬
原料の層厚に大きく影響されるため、製錬原料の表面が
平坦でなくなると、正確な測定ができなくなる。
【0014】銅やニッケルの硫化精鉱を溶解処理する製
錬炉では、装入処理する製錬原料が一定に供給されると
いう前提で、目標とする組成のマットとスラグを得るよ
うに反応用酸素が供給される。
【0015】しかし、上記のように定量切り出し装置か
ら切り出される製錬原料の量が変動すると、マットの銅
品位や温度並びにスラグ組成等が変動して操炉管理が極
めてしにくいものとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、チェーンコ
ンベアを用いた定量切り出し装置おいて、従来よりも精
度良く一定に製錬原料等の粉体を切り出しできる装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による課題を解決
する手段は、前記のチェーンコンベアを用いた定量切り
出し装置において、図3の如く貯蔵ビンの出口と箱型の
鉱層ダンパーの間に、上下に移動可能な板型の一次鉱層
ダンパーを設置することである。
【0018】この板型の一次鉱層ダンパーのチェーンコ
ンベアの移動方向に垂直な方向の幅は、実質的にチェー
ンコンベアケーシングの幅の内寸と同じとし、設置する
位置は、箱型の鉱層ダンパーに近づき過ぎない範囲であ
れば、貯蔵ビンの出口と箱型の鉱層ダンパーの間のどの
位置でも良い。
【0019】また、板型の一次鉱層ダンパー下端からチ
ェーンコンベア下面のケーシングまでの距離は、箱型の
鉱層ダンパー下端から、チェーンコンベア下面のケーシ
ングまでの距離と同じか、数十mm長くすることが望ま
しい。
【0020】
【作用】本発明による方法により、板型の一次鉱層ダン
パーの出口側に、製錬原料の表面があまり平滑でない一
次的な製錬原料の層が形成される。この製錬原料の層が
箱型の鉱層ダンパーによって、表面が平滑な製錬原料の
層となる。
【0021】板型の一次鉱層ダンパー出口側で、箱型の
鉱層ダンパーの下端とほぼ同じか、数十mm高い一次的
な製錬原料の層が形成されるので、箱型の鉱層ダンパー
の入口側の面の上端まで製錬原料が溜まることはない。
その結果、居着きも発生しないので、平滑な表面を持っ
た製錬原料の層の形成が、長時間にわたって維持され
る。したがって、透過式嵩密度計によっても、一定の条
件の下で連続的に嵩密度を測定することができる。
【0022】また、板型の一次鉱層ダンパーで一次的な
製錬原料の層を形成してから、さらに、箱型の鉱層ダン
パーで、製錬原料の表面を平滑にするので、一つのダン
パーで製錬原料の層を形成する場合に比べて、自由流動
層の密度が安定する。したがって、掻き羽根の高さを高
くして自由流動層を薄くする必要が無くなる。
【0023】本発明による切り出し装置によれば、製錬
炉への製錬原料の装入量が安定し、製錬炉から産出され
る、マットの銅品位や温度並びにスラグ組成等が安定
し、操炉管理が容易となる。
【0024】
【実施例】本発明による切り出し装置を銅精鉱を日量1
900トン処理する銅自熔炉(本文中の製錬炉に対応)
に採用したところ、マット温度、スラグ温度、マット品
位の変動の標準偏差は、それぞれ採用前の12℃、16
℃、1.5%から10℃、14℃、1.2%まで小さく
なり、本発明による効果が見られた。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、チェーンコンベアを用
いた定量切り出し装置において、貯蔵ビンの出口と箱型
の鉱層ダンパーの間に、上下に移動可能な板型の一次鉱
層ダンパーを設置することにより、従来よりも一定に製
錬原料の切り出しができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を示す概略図である。
【図2】特願平4−338076による従来技術を示す
概略図である
【図3】本発明の概略図である。
【符号の説明】
1−−−貯蔵ビン 2−−−製錬原料 3−−−チェーンコンベア 4−−−板型鉱層ダンパー 5−−−箱型鉱層ダンパー 6−−−板型一次鉱層ダンパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を一時的に貯える貯蔵ビンと、貯蔵
    ビン下部のホッパー部に取り付けられ、その内部に粉体
    を定量切出しするためのチェーンコンベアを収納したチ
    ェーンコンベアケーシングと、ホッパー出口部の該ケー
    シング上部に取り付けられ、ケーシング内部をチェーン
    コンベアによって搬送される粉体の層厚を決めるための
    ダンパーから成る粉体の定量切り出し装置おいて、箱型
    のダンパーと共に、箱型のダンパーと貯蔵ビン出口部と
    の間に、箱型のダンパー下端面よりもその下端が同じ
    か、数十mm程度高い位置に調整可能な板型の一次ダン
    パーを設けたことを特徴とする粉体定量切り出し装置。
JP17675694A 1994-07-28 1994-07-28 粉体定量切り出し装置 Pending JPH0840537A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17675694A JPH0840537A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 粉体定量切り出し装置

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JP17675694A JPH0840537A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 粉体定量切り出し装置

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JPH0840537A true JPH0840537A (ja) 1996-02-13

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ID=16019270

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JP17675694A Pending JPH0840537A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 粉体定量切り出し装置

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