JPH0840270A - 仮台車用車止め - Google Patents

仮台車用車止め

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JPH0840270A
JPH0840270A JP18028594A JP18028594A JPH0840270A JP H0840270 A JPH0840270 A JP H0840270A JP 18028594 A JP18028594 A JP 18028594A JP 18028594 A JP18028594 A JP 18028594A JP H0840270 A JPH0840270 A JP H0840270A
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stopper
guide
wheel
wheels
temporary
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JP18028594A
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敏雄 ▲高▼林
Toshio Takabayashi
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ANTO KOGYO KK
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ANTO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮台車の車輪止めを、取扱い易く振動などで
外れることのないものにする。 【構成】 仮台車1のフレーム2の下において、車輪4
の近くにガイド溝14をもつガイド板12を固定し、ガ
イド溝14を通るガイドバー15,16の先端を、くさ
び形のストッパに固定し、ガイドバー15,16にガイ
ド板12の外面に接するワッシャ21を保持させ、車輪
4から遠いガイドバー16にハンドル20を連設する。
スプリング26の弾発力でストッパ10を車輪4とレー
ルの間に押込むと制動され、ストッパ10をハンドル2
0を持って引上げガイドバー16をガイド溝14の係止
部142に掛けると非制動になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両の台車を修理
する際に、該台車から分離した車体を一時的に乗せて置
くための仮台車に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は仮台車の使用例を示すもので、a
は仮台車、a1,a2は該台車aの車輪、bはレール、c
は図外の台車を修理するために該台車から外された車体
で、仮台車aに乗せられている。この仮台車aは、移動
又は停止の回数が少ないものであるからブレーキは設け
られず、制動手段としては、車輪a1,a2とレールbの
間に押込まれるくさび形のストッパdが用いられてい
る。
【0003】しかし、該ストッパdは、レールb及び車
輪a1,a2との摩擦力だけで保持されているので、地震
などの振動が作用したとき又は誤って外力が加えられた
とき外れ易く、仮台車aがレール上で動き出すおそれが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ストッパを
車輪に対して手軽に係合又は離脱させることができ、し
かも係合中は弛みが生じるおそれのない車輪止めを得る
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
を解決するための手段は、請求項1に記載したとおり、
仮台車(1)のフレーム(2)の下部に車輪(4)の外周に近接
して固定されたガイド板(12)と、該ガイド板(12)を貫い
て設けられ、車輪側を向く下り傾斜のガイド部(141)と
該ガイド部(141)の頂部から下向きに屈曲する係止部(14
2)とからなるガイド溝(14)と、くさび形のブロックから
なるストッパ(10)と、前記ガイド溝(14)を通ってストッ
パ(10)に間隔をあけて固定されたガイドバー(15)(16)
と、該ガイドバーの少なくとも一つ設けられてガイド板
(12)の外側面に摺接するスライド部材(21)と、車輪(4)
から遠いガイドバー(16)に設けたハンドル(20)と、スト
ッパ(10)を車輪(4)側へ弾発するスプリング(26)と、を
備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】前記請求項1の手段によれば、ハンドルを持っ
てガイドバーをスライド溝の係止部から外してガイド部
に移すと、車止めブロックはスプリングに弾発されてレ
ールと車輪の間に押込まれて制動作用をし、振動や外力
が作用しても外れない。
【0007】非制動時には、ハンドルを持ってストッパ
を後退させ、ガイドピンを前記係止部に係止させると、
ストッパは後退位置に保持され、仮台車の移動が可能に
なる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1、図2において1は仮台車で、その右
半部は図示を省略されているが図示した部分と対称形を
なしている。フレーム2はチャンネル材、アングル材等
を組合せて溶接してなり、下面に固定された軸受3に車
輪4の軸5が支持されており、フレーム2の端部からは
チャンネル材6が垂下されて車輪前方に排障器7が固定
されている。8はレールで車輪4のフランジ41がレー
ル8の内側に接している。
【0010】9は車止めで、くさび形のブロックからな
るストッパ10を備え、その取付け板11がフレーム2
に溶接されており、該取付板11はアングル材からな
り、下部に縦長の取付け穴111が3個設けられ、これ
にガイド板12がボルト13で固定される。ガイド板1
2の取付け穴121は、横長に設けられて前記縦長の取
付け穴111と共同してガイド板12の位置を調節でき
るようになっている。
【0011】ガイド板12には、これを貫いてガイド溝
14が設けられており、該ガイド溝14は、車輪4側を
向く緩い下り傾斜のガイド部141とその頂部から下向
きに屈曲した係止部142とからなる。
【0012】ストッパ10は、平らな下面101と円弧
面102をもち、図3に示すようにガイド板12の内側
面に接して摺動自在に2本のガイドバー15,16によ
って取付られる。103は下面101の外側端を切欠いた
逃げ部で、外側端が変形して突出するのを防止するため
に設けられる。ガイドバー15は、図4に示すようにボ
ルト17とその頭部に溶接されたバネ掛け18からな
り、ガイドバー16は、図5に示すようにボルト19に
ハンドル20が溶接されたもので、ハンドル20の外面
にはローレット掛けがされている。
【0013】そして、各ボルト17,19には、ガイド
板の外側面に摺接するスライド部となるワッシャ21と
スペーサ筒22が嵌合されてストッパ10のねじ穴2
3,24に螺着されている。ワッシャ21は、ストッパ
10が仮台車1の中心側へ動くのを防止し、スペーサ筒
22は、ストッパ10とワッシャ21がガイド板12に
圧着して摺動を阻害するのを防止するためのものであ
り、スペーサ筒22の外径とガイド溝14の溝幅は、若
干の遊びができるように設定される。
【0014】フレーム2の端部のチャンネル材6の下端
には、バネ掛け板25が溶接され、下端の穴251にス
プリング26の一端が係止されており、スプリング26
の先端には、フック261(図4)が形成され、前記ガ
イドバー15のバネ掛け18とチャンネル材6の上端の
バネ掛け27に交替的に係止できるようになっている。
【0015】また、ストッパ10の内側面にはL形のフ
ランジ押さえ28が溶接され、制動位置で車輪4のフラ
ンジ41の内側面に対向してストッパ10の横ずれを防
止するようになっている。
【0016】以上により、図1に示すようにストッパ1
0を車輪4に向けて前進させた状態でスプリンブ26の
先端のフック部261をガイドバー15のバネ掛け18
に掛けると、ストッパ10は、スプリング26の弾力で
レール8と車輪4の隙間に圧入され、車輪4の右方への
転動を防止する。図外のもう一つの車軸に設けた車輪に
は、車止め9と同じ車止めが対称的に設けられるので該
車輪の左方への転動が防止され、結局、仮台車1は左右
どちらへも動くことはできない。
【0017】仮台車1を移動させたいときは、スプリン
グ26のフック261をバネ掛け18から外してフレー
ム2のフック27に掛け替え、ハンドル20を持ってス
トッパ10をガイド溝14に沿って後退させ、図6に示
すようにガイドバー16を係止部142に係合すること
により後退位置に係止され、制動作用が生じるのが防止
される。
【0018】この車止め9は、仮台車1の2本の車軸5
の4個の車輪4のすべてに設けてもよいし、隣り合う2
個の車輪4又は対角線上の2個の車輪4に設けるだけで
もよい。
【0019】前記実施例は、ガイドバー15,16の両
方にスライド部材としてのワッシャ21を設けている
が、該ワッシャ21は、一方のガイドバーだけに設けて
もよく、ワッシャ21に代えてボルト17,18の頭部
をスライド部材としてもよい。また引張りスプリング2
6をストッパ10に係脱するようにしているが、伸縮率
の大きいスプリングを用いて常時係合させておいてもよ
く、また圧縮スプリングによって常時押出し方向に弾発
しておいてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり、請求項1の手段によれば
ストッパをガイド溝の係止部から外してスプリングを作
用させると、該ストッパは、ガイド溝のガイド部に案内
されて、レールと車輪の間にスプリングの弾発力で押圧
されて車輪の転動を阻止し、車輪やストッパに振動や外
力が加わっても緩みや外れは生じない効果があり、非制
動時は、ガイド部に沿ってストッパを引上げ、ガイドバ
ーを係止部に係合させるだけの動作でストッパを非制動
位置に保持することができ、取扱いが極めて簡単である
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の正面図
【図2】 同上側面図
【図3】 同上横断面図
【図4】 フック付きガイドバーの正面図
【図5】 ハンドル付きガイドバーの正面図
【図6】 非制動時の正面図
【図7】 従来例の正面図
【符号の説明】
1 仮台車 2 フレーム 4 車輪 10 ストッパ 12 ガイド板 14 ガイド溝 141 ガイド部 142 係止部 15,16 ガイドバー 20 ハンドル 21 ワッシャ 26 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮台車(1)のフレーム(2)の下部に車輪
    (4)の外周に近接して固定されたガイド板(12)と、該ガ
    イド板(12)を貫いて設けられ、車輪側を向く下り傾斜の
    ガイド部(141)と該ガイド部(141)の頂部から下向きに屈
    曲する係止部(142)とからなるガイド溝(14)と、くさび
    形のブロックからなるストッパ(10)と、前記ガイド溝(1
    4)を通ってストッパ(10)に間隔をあけて固定されたガイ
    ドバー(15)(16)と、該ガイドバーの少なくとも一つ設け
    られてガイド板(12)の外側面に摺接するスライド部材(2
    1)と、車輪(4)から遠いガイドバー(16)に設けたハンド
    ル(20)と、ストッパ(10)を車輪(4)側へ弾発するスプリ
    ング(26)と、を備えることを特徴とする、仮台車用車止
    め。
JP18028594A 1994-08-01 1994-08-01 仮台車用車止め Expired - Lifetime JP2593414B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7938660B1 (en) 2009-11-13 2011-05-10 Fujitsu Component Limited Connector unit with a male connector having a control terminal with a switch
JP2021062648A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 日本電設工業株式会社 手歯止め装置及びトロ台車

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US7938660B1 (en) 2009-11-13 2011-05-10 Fujitsu Component Limited Connector unit with a male connector having a control terminal with a switch
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