JPH0839384A - ワーク移動装置 - Google Patents

ワーク移動装置

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JPH0839384A
JPH0839384A JP17844994A JP17844994A JPH0839384A JP H0839384 A JPH0839384 A JP H0839384A JP 17844994 A JP17844994 A JP 17844994A JP 17844994 A JP17844994 A JP 17844994A JP H0839384 A JPH0839384 A JP H0839384A
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pinion
lever
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rotation
slide
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Kaichirou Ashikita
嘉市郎 芦北
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動までのタイムラグが小さく、ストローク
端部で衝撃を生じないワーク移動装置を提供すること。 【構成】 ワークを所定量往復動させる装置である。電
磁クラッチブレーキ3と、この電磁クラッチブレーキ3
を介してモータ2の回転をレバー5に伝達する。基端を
支点として回転するレバー5の先端に枢着されたスライ
ダ6に摺動自在にスライドフレーム7が連結され、スラ
イドフレーム7はレバー5の回転による先端枢支部の半
径方向の変位分を固定ラック10とスライド軸12に案
内されて往復移動する。スライドフレーム7上に枢支さ
れたピニオン8が固定ラック10と噛合し、スライドフ
レーム7の移動によってピニオン8を正逆回転する。固
定ラック10と平行に配置され、かつピニオン8と同調
して正逆回転するギア9に噛合するラック12aを形成
したスライド軸12がギア9の正逆回転により往復移動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば切削装置を被削
材に対して接離移動させるワーク移動装置に係り、特に
重量物の高速移動を可能とすると共に、起動・停止時の
ショックが少ないワーク移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば切削装置を被削材に対して
接離移動させるワーク移動装置は、その駆動源に油圧シ
リンダーあるいはエアーシリンダー等のシリンダーを用
いているものがほとんどである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリンダー
は起動命令を入力してから起動するまでのタイムラグが
大きく、その駆動速度は例えば最大500mm/sec
と速くない。特に、移動すべきワークが切削装置等の重
量物の場合にはシリンダーへの負荷によって起動するま
でのタイムラグが大きくなり、しかも駆動速度も著しく
遅くなる。
【0004】また、シリンダーによる駆動では、起動時
の速度が最も遅く、徐々に加速されてシリンダーのスト
ローク端部で最も速くなるため、シリンダーのストロー
ク端部では衝撃を発生し、この衝撃によって例えば切削
装置が破損したりする。それ故、衝撃力に耐えうるよう
に強度を確保しなければならないので、切削装置の大型
化を招く。また、そのことによってシリンダーの大型化
を招く。
【0005】本発明は、上記した問題に鑑みて成された
ものであって、起動までのタイムラグが小さく、ストロ
ーク端部で衝撃を生じないワーク移動装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のワーク移動装置は、ワークを所定量往
復動させる装置であって、回転駆動源と、この回転駆動
源の回転を伝達するクラッチ機構と、このクラッチ機構
を介して前記回転を伝達され、基端を支点として回転す
るレバーと、このレバーの先端に枢着されたスライダに
摺動自在に連結され、レバーの回転による先端枢支部の
半径方向の変位分をガイド部材に案内されて往復移動す
るスライドフレームと、このスライドフレーム上に枢支
されたピニオンに噛合し、前記スライドフレームの移動
によってピニオンを正逆回転させる固定ラックと、この
固定ラックと平行に配置され、かつ前記ピニオンあるい
はピニオンと連動して正逆回転するギアに噛合するラッ
クを形成し、ピニオンあるいはギアの正逆回転により往
復移動するスライド軸を備えたのである。
【0007】
【作用】本発明のワーク移動装置は、ワークを所定量往
復動させる装置であって、回転駆動源と、この回転駆動
源の回転を伝達するクラッチ機構と、このクラッチ機構
を介して前記回転を伝達され、基端を支点として回転す
るレバーと、このレバーの先端に枢着されたスライダに
摺動自在に連結され、レバーの回転による先端枢支部の
半径方向の変位分をガイド部材に案内されて往復移動す
るスライドフレームと、このスライドフレーム上に枢支
されたピニオンに噛合し、前記スライドフレームの移動
によってピニオンを正逆回転させる固定ラックと、この
固定ラックと平行に配置され、かつ前記ピニオンあるい
はピニオンと連動して正逆回転するギアに噛合するラッ
クを形成し、ピニオンあるいはギアの正逆回転により往
復移動するスライド軸を備えたので、スライド軸はスト
ローク始端から徐々に加速するように起動し、徐々に減
速されてストローク終端で停止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付した図面に基
づいて説明する。図1は本発明のワーク移動装置の構成
を示す正面図、図2は図1の平面図、図3は本発明のワ
ーク移動装置のスライダボックスを断面して示す正面
図、図4は図3のA−A断面図、図5は図3のB−B断
面図、図6は図3のC−C断面図、図7は本発明のワー
ク移動装置の第2の実施例を示した図であって、スライ
ダボックスを断面して示す正面図、図8は図7のD−D
断面図、図9は図7のE−E断面図、図10は図7のF
−F断面図である。
【0009】図1〜6において、4は電磁クラッチブレ
ーキ3を介して回転駆動源例えばモータ2の回転をスラ
イダボックス1内に伝達するウォームギアボックスであ
って、電磁クラッチブレーキ3と共にスライダボックス
1の上面に取り付けられている。前記電磁クラッチブレ
ーキ3はウォームギアボックス4に設けたセンサ4bに
て検出された出力軸4aの回転位置に基づいてウォーム
ギアボックス4への駆動力の伝達を行う。
【0010】スライダボックス1内に突出せしめられた
前記出力軸4aにはレバー5の基端がキー着され、この
レバー5の先端にはスライダ6が枢着されている。そし
て、このスライダ6にはスライドフレーム7の軸7aが
摺動自在に内挿されている。従って、出力軸4aの回転
によってレバー5はその基端を支点として回転し、この
レバー5の先端に枢着されたスライダ6はレバー5の先
端枢支部の回転軌跡に伴って同一水平面上を移動する。
このスライダ6の移動によって、スライドフレーム7は
例えばスライダボックス1の前後壁方向に前記回転軌跡
の直径分だけ往復移動することになる。なお、スライド
フレーム7の前記往復移動は、スライドフレーム7に枢
支したサポートガイド7bが後述する固定ラック10と
スライド軸12の一方側面に接して転動することによっ
て案内される。
【0011】8はギア9と一体にスライドフレーム7に
枢支されたピニオンであって、このピニオン8はスライ
ダボックス1内に架設された固定ラック10と噛合して
おり、スライドフレーム7の往復移動によって正逆回転
する。一方、前記ピニオン8と同調回転するようにキー
着されたギア9は、スライダボックス1の前後壁に取り
付けた軸受け11a・11bを介して前記固定ラック1
0と平行にかつ移動自在に支持されたスライド軸12に
形成されたラック12aと噛合しており、ギア9の回転
により、少なくともその一端がスライダボックス1より
突出した前記スライド軸12はスライダボックス1の前
後壁方向に往復移動する。
【0012】本発明のワーク移動装置は以上説明したよ
うな構成をしており、例えば切削装置をスライド軸12
の一端に取り付けて用いる。常時回転駆動されているモ
ータ2の回転を電磁クラッチブレーキ3を接続してウォ
ームギアボックス4へ回転を伝達すると、レバー5を介
してスライドフレーム7がスライダボックス1内を前後
壁方向に往復移動する。そして、スライドフレーム7の
移動によってピニオン8とギア9を介してスライド軸1
2がスライドフレーム7の移動量に加えてピニオン8と
ギア9の回転ストローク差だけ移動し、切削装置を移動
させる。
【0013】本発明のワーク移動装置では、電磁クラッ
チブレーキ3の接続によりレバー5は所定の角速度で回
転し、このレバー5の回転によってスライドフレーム7
がスライダボックス1内を往復移動するので、スライド
フレーム7の移動速度は、レバー5がスライダボックス
1の長手方向に平行となった時が最も遅く、レバー5が
スライダボックス1の長手方向に垂直となった時が最も
速い。そして、スライド軸12の移動速度はピニオン8
とギア9によってスライドフレーム7の移動速度に比例
しており、センサ4bによってウォームギアボックス4
の出力軸4aの回転位置を検出してレバー5がスライダ
ボックス1の長手方向に平行となる両端位置で起動、停
止するように電磁クラッチブレーキ3を制御すれば、ス
ライド軸12は徐々に加速しながらストローク始端から
起動し、徐々に減速しながらストローク終端で停止す
る。
【0014】以上は、固定ラック10とスライド軸12
の一方側面に接して転動するサポートガイド7bを枢支
したスライドフレーム7が往復移動する場合を説明した
が、図7〜10に示すように、スライダボックス1内
に、図10における左右面に対を成すレール14を軸方
向に設けたガイド軸13を架設し、固定ラック10の図
10における上下面に対を成すレール15を軸方向に設
けると共に、これらレール14と15に案内されるLM
ガイド16をスライドフレーム7に設け、出力軸4aの
回転によってガイド軸13と固定ラック10に沿ってス
ライドフレーム7が往復移動するように構成してもよ
い。
【0015】本実施例では、ピニオンと同調回転するギ
アを介してスライドフレームとスライド軸が連動するよ
うに構成した場合を説明したが、ワークの移動ストロー
クが短い場合にはスライドフレームに枢支されたピニオ
ンとスライド軸のラックが噛合するように構成してもよ
い。また、ワークの移動ストロークが大きい場合にはス
ライドフレームとスライド軸との間にピニオンとギアを
さらに設けてギア比を大きくすればよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ワーク
を所定量往復動させる装置であって、回転駆動源と、こ
の回転駆動源の回転を伝達するクラッチ機構と、このク
ラッチ機構を介して前記回転を伝達され、基端を支点と
して回転するレバーと、このレバーの先端に枢着された
スライダに摺動自在に連結され、レバーの回転による先
端枢支部の半径方向の変位分をガイド部材に案内されて
往復移動するスライドフレームと、このスライドフレー
ム上に枢支されたピニオンに噛合し、前記スライドフレ
ームの移動によってピニオンを正逆回転させる固定ラッ
クと、この固定ラックと平行に配置され、かつ前記ピニ
オンあるいはピニオンと連動して正逆回転するギアに噛
合するラックを形成し、ピニオンあるいはギアの正逆回
転により往復移動するスライド軸を備えたので、ワーク
を徐々に加速しながらストローク始端より起動し、徐々
に減速しながらストローク終端で停止することにより、
衝撃が生じることがない。また、クラッチ機構によって
常時回転している駆動力の伝達を制御するのでワークを
起動するタイムラグが小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク移動装置の構成を示す正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明のワーク移動装置のスライダボックスを
断面して示す正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】本発明のワーク移動装置の第2の実施例を示し
た図であって、スライダボックスを断面して示す正面図
である。
【図8】図7のD−D断面図である。
【図9】図7のE−E断面図である。
【図10】図7のF−F断面図である。
【符号の説明】
2 モータ 3 電磁クラッチブレーキ 4 ウォームギアボックス 4a 出力軸 5 レバー 6 スライダ 7 スライドフレーム 7a 軸 7b サポートガイド 8 ピニオン 9 ギア 10 固定ラック 12 スライド軸 12a ラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを所定量往復動させる装置であっ
    て、回転駆動源と、この回転駆動源の回転を伝達するク
    ラッチ機構と、このクラッチ機構を介して前記回転を伝
    達され、基端を支点として回転するレバーと、このレバ
    ーの先端に枢着されたスライダに摺動自在に連結され、
    レバーの回転による先端枢支部の半径方向の変位分をガ
    イド部材に案内されて往復移動するスライドフレーム
    と、このスライドフレーム上に枢支されたピニオンに噛
    合し、前記スライドフレームの移動によってピニオンを
    正逆回転させる固定ラックと、この固定ラックと平行に
    配置され、かつ前記ピニオンあるいはピニオンと連動し
    て正逆回転するギアに噛合するラックを形成し、ピニオ
    ンあるいはギアの正逆回転により往復移動するスライド
    軸を備えたことを特徴とするワーク移動装置。
JP6178449A 1994-07-29 1994-07-29 ワーク移動装置 Expired - Lifetime JP2583200B2 (ja)

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JP6178449A JP2583200B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 ワーク移動装置

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JPH0839384A true JPH0839384A (ja) 1996-02-13
JP2583200B2 JP2583200B2 (ja) 1997-02-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109514163A (zh) * 2018-12-28 2019-03-26 苏州特思克汽车工艺技术有限公司 一种用于汽车装配的气缸带齿轮滑行机构
CN114800065A (zh) * 2022-04-18 2022-07-29 叶建新 一种具有清理扬尘碎屑效果的用于刀剑加工的磨削设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109514163A (zh) * 2018-12-28 2019-03-26 苏州特思克汽车工艺技术有限公司 一种用于汽车装配的气缸带齿轮滑行机构
CN114800065A (zh) * 2022-04-18 2022-07-29 叶建新 一种具有清理扬尘碎屑效果的用于刀剑加工的磨削设备

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JP2583200B2 (ja) 1997-02-19

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