JPH083896Y2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JPH083896Y2
JPH083896Y2 JP1990005283U JP528390U JPH083896Y2 JP H083896 Y2 JPH083896 Y2 JP H083896Y2 JP 1990005283 U JP1990005283 U JP 1990005283U JP 528390 U JP528390 U JP 528390U JP H083896 Y2 JPH083896 Y2 JP H083896Y2
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auger
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進 立松
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オーガ式製氷機特に同製氷機の氷放出口に
氷導出管を介して接続された貯氷庫を備えたオーガ式製
氷機の貯氷検知機構の改良に関する。
(従来技術) 従来、上記したオーガ式製氷機においては、貯氷検知
時からオーガ駆動用電動機と圧縮機駆動用電動機を停止
させるまでに所定の遅延時間を設けていた。この遅延時
間は、貯氷庫が氷で充満されていない時点において例え
ば氷が氷導出管に詰まったり溶けたりして貯氷検知板を
一時的に揺動させ、これにより短時間の間にスイッチ手
段の開閉を繰り返させて冷凍装置の圧縮機に損傷を与え
るという不具合を避けるために設けられた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記遅延時間が長すぎる場合、氷導出管に水
平部分を有するオーガ式製氷機においては、貯氷完了に
よるスイッチ手段の応答後、オーガから更に送られる氷
が前記氷導出管の水平部分に充満されて氷詰まりを起こ
し、この氷により貯氷検知板が貯氷検知状態を保持して
いるため、貯氷庫に氷が無いにもかかわらず氷が有りと
して製氷機が作動を行わないという不具合が生じる。
そこで、本考案はかかる不具合を避けるため、上記遅
延時間を適正な値に設定するようにしたものである。
(課題を解決するための手段) かかる課題の解決にあたり本考案の構成上の特徴は、
電動機によって駆動されるオーガをその内部に収容しそ
の外周に冷凍装置のコイル状蒸発器を巻装して立設した
製氷用筒体と、該筒体の前記オーガの上方に位置する氷
放出口に一端を接続した所定の長さの水平部分と同水平
部分の他端から垂下して前記筒体の下方に設置した貯氷
庫にその下端を接続して同貯氷庫の内部に開口させた垂
直部分を有する氷導出管と、該氷導出管の前記水平部分
の他端部上壁に回動可能に取り付けられて前記氷放出口
から放出される氷に押されて後方に揺動する貯氷検知板
と、該貯氷検知板に隣接して前記氷導出管の前記水平部
分に設けられ前記貯氷検知板の揺動時に同検知板の動き
に応じて切り換えられるスイッチ手段と、該スイッチ手
段の切り換えに応答し所定の遅延時間経過後まで同スイ
ッチ手段の切り換えが継続しているとき同所定の遅延時
間経過後に前記電動機及び前記冷凍装置のコンプレッサ
への通電を遮断する制御装置とを備えてなり、前記遅延
時間を前記氷放出口から前記貯氷検知板に至る空間に製
氷された氷が充満するに要する時間より短く設定したこ
とにある。
(作用及び効果) 以上のように本考案を構成したことにより、前記貯氷
庫内の貯氷量が満杯状態になく前記スイッチ手段が閉成
されているものとすると、電源スイッチの投入により前
記電動機が駆動を開始し前記オーガが回転を開始する。
また、前記冷凍装置も駆動を開始し、前記筒体内に供給
された水を製氷して、この氷を前記オーガが上方に圧送
して同オーガの上部に設けられた前記氷放出口に送出
し、同氷放出口に接続された氷導出管を通して貯氷庫送
る。このとき、スイッチ手段は氷の通過により瞬間的に
切り換えられることはあるが、制御装置はスイッチ手段
の切り換えに応答し所定の遅延時間経過後まで同スイッ
チ手段の切り換えが継続しているとき同所定の遅延時間
経過後に前記電動機及び前記冷凍装置のコンプレッサへ
の通電を遮断するので、電動機及び冷凍装置のコンプレ
ッサは停止することなく、生成された氷が貯氷庫に蓄え
られていく。氷は前記氷導出管の前記垂直部分の上部ま
で蓄積され、続いて前記氷放出口から送出される氷によ
って貯氷検知板が後方へ押されるようになる。このよう
に前記貯氷検知板が押されると同貯氷検知板の先端部が
前記氷導出管上壁から離れて同氷導出管上部に設けられ
たスイッチ手段が切り換えられる。この場合には、氷は
氷導出管の垂直部分の上部まで蓄積されているので、貯
氷検知板を押した氷は氷導出管の垂直部分に落下しない
で同氷は貯氷検知板を押し続ける。したがって、スイッ
チ手段は切り換えられ続けて、氷が貯氷検知板を押し始
めてから所定時間が経過すると、制御装置が電動機及び
冷凍装置のコンプレッサの通電を遮断する。
この所定の遅延時間として前記氷放出口から前記貯氷
検知板に至る空間に製氷された氷が充満するに要する時
間より短い時間に設定しているので、前記貯氷庫内及び
前記氷導出管の前記垂直部分に氷が充満した状態におい
て、その後にオーガから供給される氷が前記氷放出口か
ら前記貯氷検知板に至る前記水平部分に充満して氷詰ま
りを起こすような事態を防止することが出来る。すなわ
ち、製氷機の再起動時に前記氷導出管の前記水平部分の
氷詰まりにより、前記貯氷検知板が貯氷検知状態を保持
して、前記貯氷庫に氷が無いにもかかわらず製氷機が作
動しないというような不具合を回避することが出来る。
(実施例) 以下本考案の一実施例について図面に基づいて説明す
ると、第1図〜第3図は本考案にかかるオーガ式製氷機
の概略図を示す。製氷機本体10は製氷部11と貯氷部40か
らなり、製氷部11は製氷機構12を備えている。製氷機構
12は、駆動モータ18と、同モータを減速させる減速機構
19と、減速機構19の出力軸に対し同軸的に同減速機構19
のケーシングに略垂直状に立設支持した筒体13とこの筒
体の外周に巻回したコイル状の蒸発器14と、筒体13内に
嵌装したオーガ15と、筒体13の上端部に嵌着されたカッ
タ16とによって構成されている。筒体13は、その流入口
にて、貯水槽20から延出する供給管21に接続されてお
り、貯水槽20から供給管21を通し給水されて所定レベル
まで水を充満させる。貯水槽20は、その内部に所定の上
水位と下水位を検知するフロートスイッチ24を備え、給
水弁23を備えた給水管22を通して給水源(図示しない)
から給水される。蒸発器14は、冷凍サイクル(図示しな
い)の一構成部材であって冷凍サイクル中を循環する冷
媒の蒸発作用により筒体13を冷却し筒体13内の水を氷詰
させる。なお、筒体13の周囲には断熱材17が配設され、
蒸発器14による冷却効率を高めている。オーガ15は、筒
体13内に同軸的に回転可能に軸支した回動軸15aと、こ
の回動軸15aの外周面に形成した螺旋歯15bとにより構成
されており、回動軸15aはその下端部にて減速機構19の
出力軸19aに連結されている。オーガ15は、駆動モータ1
8の回転に伴う回動軸15aの回動に応じ、螺旋歯15bによ
り筒体13内の氷を順次削取し上方へ向けて圧送する。
筒体13のオーガ15上方には、カッタ16が備えられ、オ
ーガ15から送られた氷を砕きかつその氷を筒体13外に放
出する。筒体13のオーガ15上方には氷を放出するための
氷放出口30が設けられ、この氷放出口30に一端を接続し
た所定長さの水平部分31aと同水平部分の他端から垂下
して前記筒体の下方に設置した貯氷庫41にその下端を接
続して同貯氷庫の内部に開口させた垂直部分31bを有す
る氷導出管31が設けられる。氷導出管31の水平部分31a
の他端部上壁に貯氷検知機構32が備えられている。貯氷
検知機構32は、貯氷検知板32bと近接スイッチ32dを備え
てなり、貯氷検知板32bはその上部に略直角をなす操作
板32cを備え、氷導出管31上壁に回動可能に支持され
る。近接スイッチ32dは操作板32cに対向する氷導出管31
の外壁上の位置に設けられ、通常は氷導出管31の上壁に
接触している操作板32cの作用により閉成しているが、
貯氷検知板32bが氷で押され操作板32cの先端部が氷導出
管31の上壁を離れることにより開成し貯氷検知信号を発
生する常閉型スイッチである。ただし、スイッチとして
は近接スイッチに限るものでなく、他の機械的スイッ
チ、光電スイッチ等の適用も可能である。
また、一対の氷案内板32aが氷導出管31の水平部分31a
の両側壁に各々の一端を固定され、各々の他端を氷導出
管31中心に向けて傾けられ貯氷検知板32bの両側端の内
側に位置するよう設けられており、氷放出口30から供給
される氷を貯氷検知板32bに導く。また、遮蔽板32eが前
記操作板32cの先端部に近接した位置に一端にて氷導出
管31上壁に固定され中間部分にて氷導出管31の中心に向
けて折り曲げられて設けられており、氷放出口30から供
給された氷が氷導出管31上壁と操作板32cの間に挟まら
ないように下方に導く。
貯氷部40は、貯氷庫41を備え、製氷機構12から氷導出
管31を通して送られた氷34をその内部に貯える。
次に本考案の電気回路構成について第4図,第5図を
参照して説明すると、スイッチS1は共通導線L1,L2を介
して電源に接続され、その閉成により各電気回路素子に
給電を開始する。駆動モータ18は、一端を常開型リレー
スイッチX5を介して共通導線L1に他端をモータの過熱防
止用プロテクタPを介して共通導線L2に接続され、常開
型リレースイッチX5の閉成下にて商用電源から商用電圧
を受けて駆動される。コンプレッサモータCMは一端を常
開型リレースイッチX2を介して共通導線L1に他端を共通
導線L2に接続され、常開型リレースイッチX2の閉成下に
て商用電源からの商用電圧を受けて駆動される。共通導
線L1,共通導線L2はトランスTRを介して共通導線L3,共
通導線L4に接続され、同トランスは商用電圧を所定電圧
に変圧する。フロートスイッチ24は上位フロート常開接
点FS1と下位フロート常開接点FS2からなり上位フロート
常開接点FS1は一端を共通導線L3に他端をリレーコイルR
X3を介して共通導線L4に接続され、上水位を検知して閉
成する。下位フロート常開接点FS2は一端を常開型リレ
ースイッチX31を介して共通導線L3に、他端をリレーコ
イルRX3を介して共通導線L4に接続され、下位水位を検
知して閉成する。給水弁ソレノイドWVは一端を常閉型リ
レースイッチX3を介して共通導線L3に接続され他端を共
通導線L4に接続され、常閉型リレースイッチX3の閉成下
にて所定電圧を受けて励磁される。リレーコイルRX1
常開型リレースイッチX1と共にリレーを構成するもの
で、その一端にて電子回路(第5図参照)の+24V電源
に、他端にてトランジスタQ2のコレクタ側に接続されて
常開型リレースイッチX32及び近接スイッチ32dの開閉に
より励磁又は消磁される。リレーコイルRX2は常開型リ
レースイッチX2と共にリレーを構成するもので、その一
端にて電子回路のコンデンサC5及びダイオードD3のN端
子に他端にてトランジスタQ3のコレクタ側に接続されて
常開型のリレースイッチX32及び近接スイッチ32dの開閉
により励磁又は消磁される。
リレーコイルRX3は常開型リレースイッチX31,常開型
リレースイッチX32,常閉型リレースイッチX3とともに
リレーを構成するもので、フロートスイッチ24の閉成下
にて商用電源から所定電圧を選択的に受けて励磁され
る。リレーコイルRX4は常開型リレースイッチX4ととも
にリレーを構成するもので、その一端にて共通導線L1
接続され他端にてモータプロテクタPを介して共通導線
L2に接続され、商用電源から商用電圧を受けて励磁され
る。リレーコイルRX5は常開型リレースイッチX5と共に
リレーを構成するもので、その一端にて常開型リレース
イッチX1に接続され他端にて共通導線L4に接続され、商
用電源から所定電圧を受けて励磁される。
回路板TBは第5図に示す電子回路で構成され、その第
1端子は常開型リレースイッチX4を介して共通導線L3
接続され、その第2端子は共通導線L4に接続され、第3
端子は常開型リレースイッチX32を介して第4端子に接
続される。第5端子は近接スイッチ32dを介して第6端
子に接続される。この電子回路は、リレーコイルRX1,R
X2,抵抗R1〜R23,コンデンサC1〜C5,トランジスタQ1
〜Q3,ダイオードD1〜D3,ダブルダイオードDD1〜DD4
インバータIC1〜IC6,OPアンプICa〜ICbからなるもの
で、常開型リレースイッチX32及び近接スイッチ32dの開
成及び閉成に応じてリレーコイルRX1,RX2の励磁及び消
磁を制御する。
この電子回路は、端子3,4からダブルダイオードDD1
での第1の部分、端子5,6からダブルダイオードDD3にい
たる第2の部分、インバータIC1からトランジスタQ2
いたる第3の部分、インバータIC3からトランジスタQ3
にいたる第4の部分に分けられる。第1の部分は、常開
型リレースイッチX32の状態に応じて所定の入力電圧を
インバータIC1,IC3に供給する。第2の部分は、近接ス
イッチ32dの状態に応じて所定の入力電圧をコンデンサC
3,C4に供給する。ここで、コンデンサC2は抵抗R7と共
に、近接スイッチ32dが開成された時にコンデンサC3,C4
の放電を遅らせるもので、リレーコイルRX1及びRX2が消
磁されるまでの遅延時間T3を支配する時定数を規定する
ものである。
第3の部分と第4の部分は、入力側の状態に応じてリ
レーコイルRX1及びRX2を励磁又は消磁させるものであ
る。コンデンサC3,C4は、インバータIC1,IC3を通して供
給される電圧により充電され、抵抗R9,R16はコンデンサ
C3,C4と共に充電の時定数を規定する。また、コンデン
サC3,C4に充電された電荷は、常開型リレースイッチX32
の開成により放電され、抵抗R10,R17はコンデンサC3,C4
と共に放電の時定数を規定する。OPアンプICa,ICbは、
コンデンサC3,C4の充電により非反転入力+が反転入力
−より大きくなり、出力もH(高)レベルになり、コン
デンサC3,C4の放電により非反転入力+が反転入力−よ
り小さくなり、出力もL(低)レベルになる。トランジ
スタQ2,Q3はOPアンプICa,ICbの出力のHレベルに対応し
て導通されリレーコイルRX1,RX2を励磁し,ICa,ICbの出
力のLレベルに対応して遮断され同RX1,RX2を消磁す
る。
以上のように構成した本実施例において、スイッチS1
を投入することによりリレーコイルRX4が励磁されて常
開型リレースイッチX4が閉成し、回路TBの各電気素子に
給電を開始する。しかして、常閉型リレースイッチX3
閉成により給水弁ソレノイドWVが励磁され、給水弁23が
開放されて給水源(図示しない)から貯水槽20に給水が
開始される。そして、所定の上水位に達すると、上位フ
ロート常開接点FS1が閉成しリレーコイルRX3が所定電圧
により励磁され、常開型リレースイッチX31,X32を閉成
させ、常閉型リレースイッチX3を開成させる。常開型リ
レースイッチX31の閉成により下位フロート常開接点の
配線経路についてもリレーコイルRX3の励磁を行うこと
となる。常開型リレースイッチX32の閉成により第4図
の電子回路に示すように、リレーコイルRX1がT1(例え
ば1秒)の時間遅れで励磁され,リレーコイルRX2がT2
(例えば60秒)の時間遅れで励磁される。両リレーコイ
ルRX1,RX2の動作について第4図により説明すると、当
初貯氷庫41に十分の氷は貯えられておらず近接スイッチ
32dは閉成されているものとする。常開型リレースイッ
チX32が開成された状態にてはインバータIC1の出力側は
L(低)レベルとなり、コンデンサC3を充電させないの
で,OPアンプICaの非反転入力+より反転入力−の方が大
きく従ってOPアンプICaの出力もLレベルとなりトラン
ジスタQ2も非導通のままとしリレーコイルRX1も励磁し
ない。この点に関してはリレーコイルRX2の回路につい
ても同様である。貯水槽の水位が上水位に達し常開型リ
レースイッチX32が閉成されるとインバータIC1の入力が
Lレベルとなるためその出力はH(高)レベルとなって
コンデンサC3の充電を開始させる。この時点で,OPアン
プICaの出力は依然LレベルであるからインバータIC2
出力はHレベルとなりOPアンプICaの反転入力電圧は抵
抗R11,R12,R13により電源電圧Vcc(図示の12V)の2/3Vc
cとなっている。コンデンサC3が2/3Vccに相当する電圧
まで充電されると,OPアンプICaの出力はHレベルに切り
替わりインバータIC2を介して反転入力レベルを1/3Vcc
にすると共にトランジスタQ2を導通させてリレーコイル
RX1を励磁する。この場合、OPアンプICaの出力がLレベ
ルからHレベルに切り替わる時間は主として抵抗R9とコ
ンデンサC3とで決まる時定数に依存し,OPアンプICbの出
力がLレベルからHレベルに切り替わる時間は主として
抵抗R16とコンデンサC4で決まる時定数に依存してい
る。ここで、貯水槽20の水位が低下し、下位フロート常
開接点FS2が開成されると、常開型リレースイッチX32
開成されコンデンサC3,C4が放電を開始するが、この放
電の時定数が長く定められているので、放電完了までに
貯水槽20に水が供給されて上位フロート常開接点FS1
閉成され、常開型リレースイッチX32が閉成されると
(第6図のTA参照)、コンデンサC3,C4は再び充電され
るのでOPアンプICa,ICbの出力はHレベルに維持された
状態にあり、リレーコイルRX1,RX2は励磁状態を維持す
る。但し、常開型リレースイッチX32の開成時間が所定
時間より長くなると、コンデンサC3,C4の放電が完了し
遅れ時間T5,T6(第6図参照)にてリレーコイルRX1,RX2
が消磁される。例えば、断水事故のように長時間(第6
図のTB参照)給水が停止されるような場合に備えたもの
である。
リレーコイルRX1が励磁されると、常開型リレースイ
ッチX1が閉成されこれによりリレーコイルRX5が励磁さ
れ常開型リレースイッチX5が閉成され駆動モータ18が駆
動を開始しオーガ15を回転させる。リレーコイルRX2
励磁されると、常開型リレースイッチX2が閉成されこれ
によりコンプレッサモータCMが駆動を開始し、蒸発器14
に送られた冷媒の蒸発作用により筒体13が冷却され、製
氷を開始する。回動軸15aの回転によりオーガ15に備え
られた螺旋歯15bが製氷された氷を削取しつつ筒体13上
方に圧送し、この氷を筒体13上部に設けられたカッタ16
が氷放出口30に送出し、続いて設けられた氷導出管31を
通して貯氷庫41へ送り出す。このような製氷作動を継続
する結果、氷は貯氷庫41に充満されやがて氷導出管31内
も満たされて貯氷検知板32bの直下にまでいたる。ここ
で更に氷放出口30から氷が供給されると、氷はその移動
によって貯氷検知板32bを押し、貯氷検知板32bの操作板
32cの先端部を氷導出管31上壁から離す。この場合、一
対の氷案内板32aが氷導出管31の両側壁に設けられてお
り、氷放出口30から供給される氷を貯氷検知板32bに導
くので、氷が貯氷検知板32bの裏側に回り込むことによ
る誤動作を防止する。また、前記操作板32cの先端部に
近接した位置に遮蔽板32eを設けたことにより、氷放出
口30から供給された氷が氷導出管31上壁と操作板32cの
間に挟まれることによる誤動作も防止することが出来
る。
操作板32cの先端部が上壁から離れることにより近接
スイッチ32dが開成され貯氷完了状態を呈し、このため
電子回路(第5図参照)のコンデンサC3,C4が放電を開
始して所定時間T3(例えば6.4秒以下)の後にリレーコ
イルRX1とリレーコイルRX2を消磁させる。所定時間T3
設定機構に関して第5図を参照して説明すると、近接ス
イッチ32dが閉成された状態にてコンデンサC2が充電さ
れているものとする。この状態にて、近接スイッチ32d
を開成するとトランジスタQ1は導通しα点はGNDレベル
となり、β点は+12vとなる。このときγ点とδ点はGND
レベル、ε点は+12vとなっており前記第2の部分と前
記第3,第4の部分は切り離された状態になっている。時
間の経過により、コンデンサC2の電荷が抵抗R7を通して
放電されγ点の電位が上昇しインバータIC6のスレッシ
ュホールドレベル以上になるとε点はGNDレベルとな
り、コンデンサC3,C4に充電された電荷はダイオードDD3
を通して放電される。そして、コンデンサC3,C4の電位
がOPアンプICa,ICbの反転入力端子電圧1/3Vcc以下にな
るとOPアンプICa,ICbの出力はLレベルになり、各リレ
ーコイルRX1,RX2は消磁される。すなわち、近接スイッ
チ32dの開成時から各リレーコイルRX1,RX2の消磁される
までの所定時間T3は、コンデンサC2が抵抗R7を通して放
電する際の放電の時定数により規定されるのである。な
お、所定時間T3は、オーガ15が、氷放出口30から貯氷検
知板32bに至る水平部分31aの氷で占有されていない部分
V0(第2図の斜線部分に相当する)を氷で充満させるの
に要する時間より短い時間として定められている。前記
V0の容積を定める基準としては、製氷される氷の形状に
よって異なり、例えばフレーク氷の場合前記V0空間に貯
えられる氷の重量をM(g)とした場合、V0=M/0.35
(cm3)を目安として決められる。ここにおいて、所定
時間T3は氷放出口30より放出される氷34により貯氷検知
板32bを揺動させ、短時間内に近接スイッチ32dの開閉を
繰り返させる場合の同近接スイッチ32dの開成から閉成
までの時間として経験的に知られている時間より長く定
められていることは無論である。したがって、貯氷庫41
及び氷導出管31内に氷が満たされるまでの近接スイッチ
32dの前記短時間内の繰り返し開閉では、リレーコイルR
X1,RX2が消磁されることはない。
一方、前述のように、氷が氷導出管31内にて貯氷検知
板32bの直下まで満たされた状態では、近接水32dは所定
時間T3以上開成し続けるので、リレーコイルRX1の消磁
により常開型リレースイッチX1が開成され、これにより
リレーコイルRX5が消磁され常開型リレースイッチX5
開成され駆動モータ18の駆動が停止される。又、リレー
コイルRX2の消磁により常開型リレースイッチX2が開成
されコンプレッサモータCMの駆動が停止されて、製氷機
の作動が停止される。
貯氷庫41の氷が消費されて貯氷検知板32bが元の位置
に戻ると、近接スイッチ32dが閉成され電子回路が作動
して、リレーコイルRX1が遅れ時間T4(例えば6.4秒)に
て励磁されリレーコイルRX2が遅れ時間T2(例えば60
秒)にて励磁され、上記したように駆動モータ18とコン
プレッサモータCMの駆動を再開させ製氷作動を開始す
る。駆動モータ18を先に駆動させることにより、オーガ
15の駆動再開を円滑に行わせるものである。
以上説明したように、上記実施例によれば、貯氷検知
板32bの揺動による近接スイッチ32dの開成時から駆動モ
ータ18とコンプレッサモータCMの駆動停止に至る遅延時
間として、オーガ15が氷放出口30から貯氷検知板32bに
至る水平部分31aの氷で占有されていない部分(第2図
の斜線部分に相当する)を氷で充満させるのに要する時
間より短い時間が予め設定されている。このため、貯氷
庫41内及び氷導出管31の垂直部分31bに氷が充満した状
態においても、オーガ15から更に放出される氷が前記氷
放出口30及び氷導出管31の水平部分31aに充満して氷詰
まりを起こすような事態を防止することが出来る。すな
わち、製氷機10の再起動時に氷導出管31の水平部分31a
の氷詰まりにより、貯氷検知板32bが貯氷検知状態を保
持して、貯氷庫41に氷が無いにもかかわらず製氷機10が
作動しないというような不具合を回避し、常に円滑な製
氷作動を確保することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るオーガ式製氷機の概略断面図、
第2図は同製氷機の貯氷検知機構を示す拡大断面の正面
図、第3図は同拡大断面の平面図、第4図は前記製氷機
の電気回路図、第5図は第4図に示す電気回路の構成要
素であるリレーコイルRX1,RX2の駆動を支配する電子回
路の詳細図、第6図は第4図の電気回路の回路素子の作
動を示す状態図である。 符号の説明 15……オーガ、18……駆動モータ(電動機)、30……氷
放出口、31……氷導出管、32……貯氷検知機構、32a…
…氷案内板、32b……貯氷検知板、32d……近接スイッチ
(スイッチ手段)、32e……遮蔽板、41……貯氷庫。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機によって駆動されるオーガをその内
    部に収容しその外周に冷凍装置のコイル状蒸発器を巻装
    して立設した製氷用筒体と、 該筒体の前記オーガの上方に位置する氷放出口に一端を
    接続した所定の長さの水平部分と同水平部分の他端から
    垂下して前記筒体の下方に設置した貯氷庫にその下端を
    接続して同貯氷庫の内部に開口させた垂直部分を有する
    氷導出管と、 該氷導出管の前記水平部分の他端部上壁に回動可能に取
    り付けられて前記氷放出口から放出される氷に押されて
    後方に揺動する貯氷検知板と、 該貯氷検知板に隣接して前記氷導出管の前記水平部分に
    設けられ前記貯氷検知板の揺動時に同検知板の動きに応
    じて切り換えられるスイッチ手段と、 該スイッチ手段の切り換えに応答し所定の遅延時間経過
    後まで同スイッチ手段の切り換えが継続しているとき同
    所定の遅延時間経過後に前記電動機及び前記冷凍装置の
    コンプレッサへの通電を遮断する制御装置とを備えてな
    り、 前記遅延時間を前記氷放出口から前記貯氷検知板に至る
    空間に製氷された氷が充満するに要する時間より短く設
    定したオーガ式製氷機。
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