JPH0838841A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JPH0838841A
JPH0838841A JP6179867A JP17986794A JPH0838841A JP H0838841 A JPH0838841 A JP H0838841A JP 6179867 A JP6179867 A JP 6179867A JP 17986794 A JP17986794 A JP 17986794A JP H0838841 A JPH0838841 A JP H0838841A
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JP
Japan
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dust
hopper
communication pipe
dust removing
filter block
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Withdrawn
Application number
JP6179867A
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English (en)
Inventor
Hisataka Urakata
久隆 浦方
Satoshi Uchida
聡 内田
Yuichiro Kitagawa
雄一郎 北川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 剥離粉塵のフィルターブロックへの再吸着を
防止して除塵効率の向上を図った防塵装置を提供する。 【構成】 缶体11と複数の多孔質セラミックス管13
よりなるフィルターブロック14,15と缶体11の上
部空間18に接続された含塵ガス入口管19と缶体11
の下部空間20に接続された粉塵ホッパ21と濾過され
た清浄ガスを缶体11の外部に取り出す清浄ガス出口管
24と各フィルターブロック14,15に付着した粉塵
を払い落とす逆洗ノズル25,26とで防塵ユニット3
1,32を構成し、この防塵ユニット31,32を隣接
して配設し、各防塵ユニット31,32の下部空間20
を連通管40によって相互に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、石炭等の化石燃
料を使用する燃焼設備から排出される高温含塵ガスや製
鉄、セメント、化学プラント等の廃ガスのための除塵装
置、あるいは2系統以上に分割されたバグフィルタとし
て使用される除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高温燃焼ガス中の粉塵を除去するために
多孔質のセラミックス体を用いた円筒形あるいはハニカ
ム型のフィルターエレメントを用いた除塵装置が注目さ
れている。図9に加圧流動床ボイラに装着された従来の
除塵装置を表す概略構成、図10に図9のX−X断面概
略、図11に図9のXI−XI断面概略を示す。
【0003】図9乃至図11に示すように、円筒形状を
なす缶体11はほぼ鉛直方向に配置されており、内部が
円筒隔壁12によって外筒部及び内筒部に区分けされて
いる。そして、この缶体11の外筒部及び内筒部にはそ
れぞれ除塵機能を有する複数の円筒型多孔質セラミック
ス管13よりなる外筒フィルターブロック14、内筒フ
ィルターブロック15が装着されており、各フィルター
ブロック14,15のセラミックス管13はその上部及
び下部がそれぞれ缶体11に固定された管板16,17
によってシール保持されている。
【0004】この缶体11の上部には上部空間18が形
成され、この上部空間18には図示しない加圧流動床ボ
イラからの含塵ガス入口管19が接続されている。従っ
て、加圧流動床ボイラで発生した高圧・高温の含塵ガス
DGは含塵ガス入口管19から上部空間18に入り込
み、更に、外筒フィルターブロック14及び内筒フィル
ターブロック15の各セラミックス管13に流れてここ
で濾過されるようになっている。一方、缶体11の下部
には上部空間20が形成されており、この下部空間20
には各フィルターブロック14,15より落下した粉塵
Dを溜める粉塵ホッパ21が接続され、この粉塵ホッパ
21には図示しない灰処理装置が接続されている。従っ
て、各フィルターブロック14,15より落下した粉塵
Dは粉塵ホッパ21に溜まり、この粉塵ホッパ21内に
溜まった粉塵Dは一定時間をおいて灰処理装置に排除さ
れるようになっている。
【0005】缶体11の外筒部及び内筒部に装着された
外筒フィルターブロック14及び内筒フィルターブロッ
ク15にはそれぞれ濾過された清浄ガスCGを缶体11
の外部に取り出す外筒出口管22及び内筒出口管23が
接続されている。この外筒出口管22及び内筒出口管2
3はその先端部で合流し、清浄ガス出口管24に接続さ
れており、この清浄ガス出口管24は図示しないガスタ
ービン発電機に接続されてここに清浄ガスCGを送給で
きるようになっている。また、外筒出口管22及び内筒
出口管23には外筒フィルターブロック14及び内筒フ
ィルターブロック15に付着した粉塵Dを払い落とす逆
洗ノズル25,26がそれぞれ挿着されている。そし
て、各逆洗ノズル25,26はそれぞれ制御弁27,2
8を介して空気供給管29に接続されている。
【0006】而して、加圧流動床ボイラで発生した高圧
・高温の含塵ガスDGは含塵ガス入口管19から缶体1
1の上部空間18に入り込み、外筒フィルターブロック
14及び内筒フィルターブロック15の各セラミックス
管13に流れ込む。ここで、含塵ガスDGは濾過されて
粉塵が除去される。そして、粉塵が除去された清浄ガス
CGは各フィルターブロック14,15から外筒出口管
22及び内筒出口管23を介して清浄ガス出口管24に
流入し、この清浄ガス出口管24によってガスタービン
発電機に送給される。一方、外筒フィルターブロック1
4及び内筒フィルターブロック15に付着した粉塵Dは
逆洗ノズル25,26からそれぞれ噴射されるエアによ
って払い落とされる。そして、払い落とされた粉塵Dは
粉塵ホッパ21に溜まり、この粉塵ホッパ21が粉塵D
で一杯になると、内部に溜まった粉塵Dは灰処理装置に
排除される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の除塵装置において、逆洗によってフィルターブロッ
ク14,15に付着した粉塵Dを剥離、除去するという
機能は不可欠であるが、各フィルターブロック14,1
5に付着した粉塵Dを逆洗ノズル25,26の噴射エア
により払い落とすとき、その剥離粉塵Dの挙動に関して
問題がある。
【0008】即ち、フィルターブロック14,15から
払い落とされた剥離粉塵Dは必ずしも重力によって下方
に落下して粉塵ホッパ21に溜まらず、一時的に上部空
間18に入り込んだ含塵ガスDG側に立ち込んでしま
う。すると、払い落とされた剥離粉塵Dが再び同じフィ
ルターブロック14,15(セラミックス管13)に再
吸着されたり、噴射エアによって除塵中の他のフィルタ
ーブロック14,15(セラミックス管13)に再吸着
されたりしてしまい、逆洗ノズル25,26の噴射エア
による除塵効率が上がらない可能性があった。また、粉
塵Dの逆流によって含塵ガスDG側の圧力が一時的では
あるが上昇し、除塵効果が減少してしまう可能性もあっ
た。
【0009】このような剥離粉塵Dの挙動に関する問題
の対応策として、粉塵ホッパ21への粉塵Dを含むガス
流速の確保、あるいは逆洗に伴う単位フィルターブロッ
ク部の全体に対するウエイトを小さくして逆洗を小刻み
に行うなどの方法が講じられている。
【0010】しかし、前述した2つ程度の少数のフィル
ターブロック14,15を有する除塵装置にあっては、
逆洗による粉塵Dの除去面積が広いので、かなりの多量
の逆洗用噴流エアを必要とする。そのため、フィルター
ブロック14,15から除去された剥離粉塵Dが含塵ガ
スDG側に透過し、この粉塵Dと含塵ガスDGの混合気
流が瞬間的に周辺部より高ドラフトとなり、行き止まり
の粉塵ホッパ21側ではなく、上部空間18側に逆洗エ
アの流れを形成する。従って、前述したように、剥離粉
塵Dのフィルターブロック14,15(セラミックス管
13)への再吸着につながり、噴射エアによる除塵効率
の大幅な悪化に帰着する可能性が大きかった。
【0011】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、剥離粉塵のフィルターブロックへの再吸着を
防止して除塵効率の向上を図った除塵装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の除塵装置は、ほぼ鉛直方向に配置された筒
形状の缶体と、該缶体内に装着された除塵機能を有する
複数のハニカム型あるいは円筒型多孔質セラミックス体
よりなる少なくとも2つのフィルターブロックと、該各
フィルターブロックに連通する前記缶体の上部空間に接
続された含塵ガス入口管と、前記各フィルターブロック
に連通する前記缶体の下部空間に接続された粉塵ホッパ
と、前記各フィルターブロックにそれぞれ連通して濾過
された清浄ガスを前記缶体外部に取り出す清浄ガス出口
管と、前記各フィルターブロックに付着した粉塵を払い
落とす逆洗機構とで除塵ユニットを構成し、該除塵ユニ
ットを隣接して複数配設し、各除塵ユニットの前記下部
空間を連通管によって相互に接続したことを特徴とする
ものである。
【0013】また、本発明の除塵装置は、請求項1記載
の除塵装置において、隣接された各除塵ユニットを相互
に接続する連通管の中間部にU字形状の屈曲部が形成さ
れたことを特徴とするものである。
【0014】更に、請求項1記載の除塵装置において、
隣接された各除塵ユニットを相互に接続する連通管の中
間部に粉塵ホッパを有する含塵ガス用アキュムレータが
接続されたことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の除塵装置は、請求項1また
は2、3記載の除塵装置において、各除塵ユニットに設
けられた逆洗機構による各フィルターブロックの粉塵逆
洗時期が該各除塵ユニットごとに重複せずにタイムシェ
アリングされたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】各除塵ユニットの下部空間を連通管によって相
互に接続したことで、下部空間に接続された粉塵ホッパ
自体の容積が少なくとも倍だけ大きくなり、且つ、互い
に接続した一方の除塵ユニットの粉塵ホッパから他方の
除塵ユニットの粉塵ホッパへのガス流速が確保されるこ
ととなり、逆洗機構によってフィルターブロックから除
去された剥離粉塵は上部空間側ではなく、下部空間側に
流れを形成し、粉塵ホッパに溜まり、フィルターブロッ
クへの再吸着が防止される。
【0017】除塵ユニットを相互に接続する連通管の中
間部にU字形状の屈曲部が形成されたことで、下部空間
に接続された粉塵ホッパ自体の容積が倍及び連通管の長
さ分だけ装置を大型化せずに大きくなり、且つ、互いに
接続した一方の除塵ユニットの粉塵ホッパから他方の除
塵ユニットの粉塵ホッパへのガス流速が確保されること
となり、逆洗機構によってフィルターブロックから除去
された剥離粉塵は上部空間側ではなく、下部空間側に流
れを形成し、粉塵ホッパに溜まり、フィルターブロック
への再吸着が防止される。
【0018】隣接された各除塵ユニットを相互に接続す
る連通管の中間部に粉塵ホッパを有する含塵ガス用アキ
ュムレータが接続されたことで、下部空間に接続された
粉塵ホッパ自体の容積が倍及びアキュムレータの分だけ
大きくなり、且つ、互いに接続した一方の除塵ユニット
の粉塵ホッパから他方の除塵ユニットの粉塵ホッパへの
ガス流速が確保されることとなり、逆洗機構によってフ
ィルターブロックから除去された剥離粉塵は上部空間側
ではなく、下部空間側に流れを形成し、粉塵ホッパに溜
まり、フィルターブロックへの再吸着が防止される。
【0019】各除塵ユニットの逆洗機構による各フィル
ターブロックの粉塵逆洗時期が各除塵ユニットごとにタ
イムシェアリングされたことで、各除塵ユニットの逆洗
機構による剥離粉塵の除去効率が向上される。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】図1に本発明の第1実施例に係る除塵装置
の概略構成を示す。なお、従来の技術で説明したものと
同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複す
る説明は省略する。
【0022】本実施例の除塵装置は、円筒形状の缶体内
に円筒型多孔質セラミックス体よりなるフィルターブロ
ックを内蔵してその上部空間に含塵ガス入口管を接続す
る一方、下部空間に粉塵ホッパを接続し、フィルターブ
ロックに連通して清浄ガスを外部に取り出す清浄ガス出
口管にフィルターブロックに付着した粉塵を払い落とす
逆洗機構を装着することで除塵ユニットを構成し、この
除塵ユニットを隣接して複数配設し、各除塵ユニットの
下部空間を連通管によって相互に接続してある。
【0023】即ち、図1に示すように、隣接された各除
塵ユニット31,32はほぼ同様の構造となっており、
円筒形状をなす缶体11は内部が円筒隔壁12によって
外筒部及び内筒部に区分けされており、それぞれ除塵機
能を有する複数の円筒型(あるいはハニカム型)多孔質
セラミックス管13よりなるフィルターブロック14,
15が装着され、各セラミックス管13の上部及び下部
はそれぞれ缶体11の管板16,17によってシール保
持されている。この缶体11の上部空間18にはそれぞ
れ含塵ガス入口管19を介し、サイクロン33,34を
経由して加圧流動床ボイラ35が接続されている。従っ
て、加圧流動床ボイラ35で発生した高圧・高温の含塵
ガスDGはサイクロン33,34を経由して各含塵ガス
入口管19から上部空間18に入り込み、外筒フィルタ
ーブロック14及び内筒フィルターブロック15の各セ
ラミックス管13に流れてここで濾過されるようになっ
ている。一方、缶体11の上部空間20には各フィルタ
ーブロック14,15より落下した粉塵Dを溜める粉塵
ホッパ21が接続され、この粉塵ホッパ21には図示し
ない灰処理装置が接続されている。従って、各フィルタ
ーブロック14,15より落下した粉塵Dは粉塵ホッパ
21に溜まり、この粉塵ホッパ21内に溜まった粉塵D
は一定時間をおいて灰処理装置に排除されるようになっ
ている。
【0024】缶体11の各外筒フィルターブロック14
及び内筒フィルターブロック15にはそれぞれ濾過され
た清浄ガスCGを缶体11の外部に取り出す外筒出口管
22及び内筒出口管23が接続され、各出口管22,2
3は清浄ガス出口管24に接続されており、この清浄ガ
ス出口管24は図示しないガスタービン発電機に接続さ
れてここに清浄ガスCGを送給できるようになってい
る。また、外筒出口管22及び内筒出口管23には外筒
フィルターブロック14及び内筒フィルターブロック1
5に付着した粉塵Dを払い落とす逆洗ノズル25,26
がそれぞれ挿着されている。そして、各逆洗ノズル2
5,26にはそれぞれ制御弁27,28を有する空気供
給管29が接続されており、この空気供給管29には圧
縮空気源36が接続された逆洗用空気溜37に接続され
ている。
【0025】このように構成された各除塵ユニット3
1,32は所定の間隔をおいて隣接されており、各除塵
ユニット31,32の下部空間20は伸縮継手38,3
9を介して連通管40により相互に接続されている。
【0026】而して、加圧流動床ボイラ35で発生した
高圧・高温の含塵ガスDGはサイクロン33,34を経
由して各含塵ガス入口管19から対応する除塵ユニット
31,32の缶体11の上部空間18に入り込む。そし
て、上部空間18内の含塵ガスDGは各フィルターブロ
ック14,15の各セラミックス管13に流れ込んで濾
過され、粉塵が除去される。粉塵が除去された清浄ガス
CGは各フィルターブロック14,15の各出口管2
2,23から清浄ガス出口管24に流入し、この清浄ガ
ス出口管24を通ってガスタービン発電機に送給され
る。
【0027】一方、各フィルターブロック14,15に
付着した粉塵Dは逆洗ノズル25,26からそれぞれ噴
射されるエアによって払い落とされる。この逆洗ノズル
25,26からの噴射エアはシーケンス制御により各制
御弁27,28を開閉することで、交互に、且つ、間歇
的に1秒以下の短時間噴射され、各フィルターブロック
14,15の付着粉塵Dを剥離させる。このとき、除塵
ユニット31,32の各下部空間20は連通管40によ
って相互に接続されているので、粉塵ホッパ21自体の
容積がその2倍大きくなり、且つ、フィルターブロック
14,15から剥離した粉塵Dが粉塵ホッパ21側に落
下する方向への流速が確保されることとなる。従って、
各フィルターブロック14,15から除去された剥離粉
塵Dは上部空間18側には流れず、下部空間20側に流
れて粉塵ホッパ21に溜まることとなり、フィルターブ
ロック14,15に再吸着することはない。そして、剥
離した粉塵Dは粉塵ホッパ21に溜まり、この粉塵ホッ
パ21が粉塵Dで一杯になると、内部に溜まった粉塵D
は周期的に灰処理装置に排除される。
【0028】図2に本発明の第2実施例に係る除塵装置
の概略構成を示す。なお、前述した実施例で説明したも
のと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重
複する説明は省略する。
【0029】図2に示すように、本実施例の除塵装置は
除塵ユニット31,32が、前述の実施例と同様に、所
定の間隔をおいて隣接して配設されており、この除塵ユ
ニット31,32の各下部空間20が上方へ屈曲した逆
U字形状の屈曲部を有する連通管41によって相互に接
続してある。
【0030】この隣接された各除塵ユニット31,32
は前述の実施例のものとほぼ同様の構造となっており、
各除塵ユニット31,32の下部空間20は伸縮継手3
8,39を介して連通管41により相互に接続されてお
り、この連通管41は上方へ屈曲した屈曲部42が形成
されている。
【0031】而して、含塵ガスDGは各含塵ガス入口管
19から除塵ユニット31,32の缶体11の上部空間
18に入り込み、各フィルターブロック14,15の各
セラミックス管13にて濾過され、粉塵が除去される。
そして、粉塵が除去された清浄ガスCGは各出口管2
2,23を介して清浄ガス出口管24を通ってガスター
ビン発電機に送給される。一方、各フィルターブロック
14,15に付着した粉塵Dは逆洗ノズル25,26か
ら噴射されるエアによって払い落とされる。この逆洗ノ
ズル25,26からの噴射エアはシーケンス制御により
各制御弁27,28を開閉することで、交互に、且つ、
間歇的に1秒以下の短時間噴射され、各フィルターブロ
ック14,15の付着粉塵Dを剥離させる。
【0032】このとき、除塵ユニット31,32の各下
部空間20は逆U字形状の連通管41によって相互に接
続されているので、粉塵ホッパ21自体の容積がその2
倍に連通管41の長さ分だけ大きくなり、且つ、フィル
ターブロック14,15から剥離した粉塵Dが粉塵ホッ
パ21側に落下する方向への流速が確保されることとな
る。従って、各フィルターブロック14,15から除去
された剥離粉塵Dは上部空間18側には流れず、下部空
間20側に流れて粉塵ホッパ21に溜まることとなり、
フィルターブロック14,15に再吸着することはな
い。
【0033】図3に本発明の第3実施例に係る除塵装置
の概略構成を示す。なお、前述した実施例で説明したも
のと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重
複する説明は省略する。
【0034】図3に示すように、本実施例の除塵装置は
除塵ユニット31,32が、前述の実施例と同様に、所
定の間隔をおいて隣接して配設されており、この除塵ユ
ニット31,32の各下部空間20が含塵ガス用アキュ
ムレータを有する連通管43によって相互に接続してあ
る。
【0035】この隣接された各除塵ユニット31,32
は前述の各実施例のものとほぼ同様の構造となってお
り、各除塵ユニット31,32の下部空間20は伸縮継
手38,39を介して連通管43により相互に接続され
ている。そして、この連通管43は中間部に含塵ガス用
アキュムレータ44が接続されており、この含塵ガス用
アキュムレータ44の下部には粉塵ホッパ45が装着さ
れている。
【0036】而して、含塵ガスDGは各含塵ガス入口管
19から除塵ユニット31,32の缶体11の上部空間
18に入り込み、各フィルターブロック14,15の各
セラミックス管13にて濾過され、粉塵が除去される。
そして、粉塵が除去された清浄ガスCGは各出口管2
2,23を介して清浄ガス出口管24を通ってガスター
ビン発電機に送給される。一方、各フィルターブロック
14,15に付着した粉塵Dは逆洗ノズル25,26か
ら噴射されるエアによって払い落とされる。この逆洗ノ
ズル25,26からの噴射エアはシーケンス制御により
各制御弁27,28を開閉することで、交互に、且つ、
間歇的に1秒以下の短時間噴射され、各フィルターブロ
ック14,15の付着粉塵Dを剥離させる。
【0037】このとき、除塵ユニット31,32の各下
部空間20はアキュムレータ44を有する連通管43に
よって相互に接続されているので、粉塵ホッパ21自体
の容積がその2倍にアキュムレータ44の容積分だけ大
きくなり、且つ、フィルターブロック14,15から剥
離した粉塵Dが粉塵ホッパ21側に落下する方向への流
速が確保されることとなる。従って、各フィルターブロ
ック14,15から除去された剥離粉塵Dは上部空間1
8側には流れず、下部空間20側に流れて粉塵ホッパ2
1、あるいはアキュムレータ44の粉塵ホッパ45に溜
まることとなり、フィルターブロック14,15に再吸
着することはない。
【0038】ここで、上述した各実施例にて用いた連通
管を有する除塵装置についてシュミレーションを行った
ので、その結果を説明する。
【0039】図4に粉塵ホッパ間の連通管径に対する逆
洗時における除塵装置内の含塵ガス挙動を表すグラフを
示す。同図に示すグラフは、前述した実施例にて用いら
れた連通管40の径をDとし、逆洗時における下部方向
のガス流速をG1 ,上部方向のガス流速をG2 とし、連
通管40の径Dを変化させたときの流速比G2 /G1
求めたものである。
【0040】図4に示すグラフによれば、連通管を設け
ないとき(D=0mm)の流速比はG 2 /G1 =5.0で
あるのに対し、例えば、連通管の径がD=150mmのと
きの流速比はG2 /G1 =2.45と半減し、連通管の
径をD=220mmにしたときの流速比はG2 /G1
1.6と更に減少し、連通管を設けないときに比べて1
/3となっている。このように連通管の径Dを大きくす
るほど流速比G2 /G1が減少することとなる。従っ
て、逆洗時における下部(粉塵ホッパ側)方向のガス流
速G1 を大きくして剥離粉塵を粉塵ホッパに収容し易く
する一方、上部方向のガス流速G2 を小さくして剥離粉
塵の再付着を抑制するためには、連通管の抵抗係数を下
げるほど、即ち、径の二乗に逆比例するのでこの径Dを
大きくすることが有効である。
【0041】図5に除塵装置の粉塵ガス空間容積に対す
る逆洗時における含塵ガス挙動を表すグラフを示す。同
図に示すグラフは、前述した実施例にて用いられた連通
管40にて下部空間20が連通されたものにおいて、逆
洗時における下部方向のガス流速をG1 ,上部方向のガ
ス流速をG2 とし、連通管40及び下部空間20等を含
む粉塵ガス空間容積を変化させたときの流速比G2 /G
1 を求めたものである。
【0042】図5に示すグラフによれば、粉塵ガス空間
容積が10m3のときの流速比はG2/G1 =16である
のに対し、例えば、粉塵ガス空間容積が40m3のときの
流速比はG2 /G1 =5と減少し、粉塵ガス空間容積が
60m3としたときの流速比はG2 /G1 =3と更に減少
し、粉塵ガス空間容積が10m3のときに比べて1/5程
度となっている。このように粉塵ガス空間容積を大きく
するほど流速比G2 /G1 が減少することとなる。従っ
て、逆洗時における下部(粉塵ホッパ側)方向のガス流
速G1 を大きくして剥離粉塵を粉塵ホッパに収容し易く
する一方、上部方向のガス流速G2 を小さくして剥離粉
塵の再付着を抑制するためには、下部空間の容積を大き
くすることが有効である。
【0043】図6に異なる粉塵ホッパ間の連通管径にお
ける逆洗時の粉塵粒径に対する粉塵ホッパに回収される
フィルタ上下高さ比を表すグラフを示す。同図に示すグ
ラフは、前述した実施例にて用いられた連通管40の径
をDとし、この連通管40の径Dを変化させたときの、
逆洗時において多孔質セラミックス管13から剥離した
粉塵粒径と粉塵ホッパに回収されるフィルタ上下高さ比
との関係を表したものである。
【0044】フィルターブロックで回収する含塵ガスの
粉塵の粒径は平均2μm程度であるが、逆洗時には凝集
して固まり、検討では大きいものでおおよそ粒径500
μm程度と言われている。図6に示すグラフによれば、
同一の連通管径では、粉塵の粒径が大きいほど粉塵ホッ
パに回収されやすく、且つ、連通管径を大きくするほど
全粒径にわたって回収上限高さの比率が上がっている。
従って、逆洗時に下部の粉塵ホッパの圧力を如何にして
逃がしてやるかがポイントである。
【0045】図7(a)に連通管が無い従来の除塵装置の
概略、図7(b)にU字形状の連通管を用いた本実施例の
除塵装置の概略、図8に連通管径に対する粉塵ホッパへ
の剥離粉塵ガス流入率を表すグラフを示す。図7(a)
(b)に示すように、逆洗時における粉塵ホッパ側に流入
する含塵ガス流量をw1 kg/sec,上部方向に逆流する再
付着含塵ガス流量をw2 kg/secとする。なお、U字形状
の連通管の全長は20mとしている。また、図8に示す
ように、粉塵ホッパへの剥離粉塵ガス流入率はW=w1
/(w1 +w2 )×100として算出する。更に、逆洗
時の円筒型セラミックス管外の圧力変動パターンは、−
2000mmaqから+2000mmaqの間で変動させ、逆洗
1サイクルを0.9sec としている。
【0046】そして、図8に示すグラフは、連通管径D
を変化させたときの粉塵ホッパへの剥離粉塵ガス流入率
を表したものである。この示すグラフによれば、連通管
を設けないとき(D=0mm)の流入率はW=15.3%
であるのに対し、例えば、連通管の径がD=200mmの
ときの流入率はW=27.7%となり、連通管を設けな
いときに比べて2倍近くなっている。このように連通管
の径Dを大きくするほど粉塵ホッパへの剥離粉塵ガス流
入率が増加することとなる。従って、逆洗時における下
部(粉塵ホッパ側)方向のガス流量w1 を大きくして剥
離粉塵を粉塵ホッパに収容し易くする一方、上部方向の
ガス流量w2 を小さくして剥離粉塵の再付着を抑制する
ためには、連通管の径Dを大きくすることが有効であ
る。
【0047】以上のようなシュミレーション結果に基づ
いて前述した各実施例の作用効果について説明する。ま
ず、除塵ユニット31,32の各下部空間20を連通管
40にて連通した第1実施例の除塵装置(図1)にあっ
ては、図4及び図6、図7の各グラフからわかるよう
に、連通管を設けないときに比べて粉塵ホッパへの回収
効率が良くなっている。これは連通管40を通して他の
除塵ユニットの下部空間(粉塵ホッパ)を利用するして
その収容容積を大きくすることができるからである。そ
して、連通管40の径を大きくするほど粉塵ホッパへの
回収効率が向上しており、これは連通管において瞬間的
に高流速の含塵ガス流の抵抗係数が起因するためであ
る。
【0048】次に、除塵ユニット31,32の各下部空
間20をU字形状の連通管41にて連通した第2実施例
の除塵装置(図2)にあっては、図5及び図8の各グラ
フからわかるように、連通管が長いほど粉塵ホッパへの
回収効率が良くなっている。これは連通管41を長くす
ることで下部空間(粉塵ホッパ)を含めた粉塵の収容容
積を大きくすることができるからである。
【0049】そして、除塵ユニット31,32の各下部
空間20を含塵ガス用アキュムレータ44を有する連通
管43にて連通した第3実施例の除塵装置(図3)にあ
っては、図5のグラフからわかるように、連通管を設け
ないときに比べて粉塵ホッパへの回収効率が良くなって
いる。これはアキュムレータ44の容積を他の粉塵ホッ
パ21の容積に加えることで粉塵の収容容積を大きくす
ることができるからである。
【0050】なお、上述の各実施例にあっては、除塵ユ
ニット31,32の各下部空間20を直線状の連通管4
0あるいは逆U字形状の連通管41、含塵ガス用アキュ
ムレータを有する連通管43にて連通したが、連通管の
形状はこれらに限定されるものではなく、逆U字形状の
連通管41に代えて上方に屈曲したU字形状やS字形状
としたり、逆U字形状の連通管41の中間部に含塵ガス
用アキュムレータを設けたりしても良いものである。
【0051】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の除塵装置によれば、筒形状の缶体と複数の
多孔質セラミックス体よりなるフィルターブロックと缶
体の上部空間に接続された含塵ガス入口管と缶体の下部
空間に接続された粉塵ホッパと各フィルターブロックか
ら濾過された清浄ガスを缶体外部に取り出す清浄ガス出
口管と各フィルターブロックに付着した粉塵を払い落と
す逆洗機構とで除塵ユニットを構成し、この除塵ユニッ
トを隣接して複数配設し、各除塵ユニットの下部空間を
連通管によって相互に接続したので、下部空間に接続さ
れた粉塵ホッパ自体の容積が大きくなり、且つ、互いに
接続した一方の除塵ユニットの粉塵ホッパから他方の除
塵ユニットの粉塵ホッパへのガス流速が確保されること
となり、逆洗機構によってフィルターブロックから除去
された剥離粉塵は上部空間側ではなく、下部空間側に流
れを形成して粉塵ホッパに溜まり、フィルターブロック
への再吸着を防止して除塵効率の向上を図ることができ
る。
【0052】また、本発明の除塵装置によれば、隣接さ
れた各除塵ユニットを相互に接続する連通管の中間部に
上方へ屈曲した屈曲部が形成したので、下部空間に接続
された粉塵ホッパ自体の容積が連通管の長さ分だけ装置
を大型化せずに大きくなり、逆洗機構によってフィルタ
ーブロックから除去された剥離粉塵は下部空間側に流れ
て粉塵ホッパに溜まり、フィルターブロックへの再吸着
を防止することができる。
【0053】また、本発明の除塵装置によれば、隣接さ
れた各除塵ユニットを相互に接続する連通管の中間部に
粉塵ホッパを有する含塵ガス用アキュムレータを接続し
たので、下部空間に接続された粉塵ホッパ自体の容積が
アキュムレータの分だけ大きくなり、逆洗機構によって
フィルターブロックから除去された剥離粉塵は下部空間
側に流れて粉塵ホッパあるいはアキュムレータに溜ま
り、フィルターブロックへの再吸着を防止することがで
きる。
【0054】また、本発明の除塵装置によれば、逆洗機
構による各フィルターブロックの粉塵逆洗時期が除塵ユ
ニットごとに重複せずにタイムシェアリングされるよう
にしたので、連通管によって各下部空間の粉塵ホッパが
連通されることで拡大された粉塵の収容容積を効率的に
利用することができ、剥離粉塵の除去効率を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る除塵装置の概略構成
図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る除塵装置の概略構成
図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る除塵装置の概略構成
図である。
【図4】粉塵ホッパ間の連通管径に対する逆洗時におけ
る除塵装置内の含塵ガス挙動を表すグラフである。
【図5】除塵装置の粉塵ガス空間容積に対する逆洗時に
おける含塵ガス挙動を表すグラフである。
【図6】異なる粉塵ホッパ間の連通管径における逆洗時
の粉塵粒径に対する粉塵ホッパに回収されるフィルタ上
下高さ比を表すグラフである。
【図7】連通管が無い従来の除塵装置及びU字形状の連
通管を用いた本実施例の除塵装置の概略図である。
【図8】連通管径に対する粉塵ホッパへの剥離粉塵ガス
流入率を表すグラフである。
【図9】加圧流動床ボイラに装着された従来の除塵装置
を表す概略構成図である。
【図10】図9のX−X断面概略図である。
【図11】図9のXI−XI断面概略図である。
【符号の説明】
11 缶体 12 円筒隔壁 13 多孔質セラミックス管 14 外筒フィルターブロック 15 内筒フィルターブロック 18 上部空間 19 含塵ガス入口管 20 下部空間 21 粉塵ホッパ 24 清浄ガス出口管 25,26 逆洗ノズル 31,32 除塵ユニット 35 加圧流動床ボイラ 40,41,43 連通管 42 屈曲部 44 アキュムレータ 45 粉塵ホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 46/42 A 9441−4D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ鉛直方向に配置された筒形状の缶体
    と、該缶体内に装着された除塵機能を有する複数のハニ
    カム型あるいは円筒型多孔質セラミックス体よりなる少
    なくとも2つのフィルターブロックと、該各フィルター
    ブロックに連通する前記缶体の上部空間に接続された含
    塵ガス入口管と、前記各フィルターブロックに連通する
    前記缶体の下部空間に接続された粉塵ホッパと、前記各
    フィルターブロックにそれぞれ連通して濾過された清浄
    ガスを前記缶体外部に取り出す清浄ガス出口管と、前記
    各フィルターブロックに付着した粉塵を払い落とす逆洗
    機構とで除塵ユニットを構成し、該除塵ユニットを隣接
    して複数配設し、各除塵ユニットの前記下部空間を連通
    管によって相互に接続したことを特徴とする除塵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の除塵装置において、隣接
    された各除塵ユニットを相互に接続する連通管の中間部
    にU字形状の屈曲部が形成されたことを特徴とする除塵
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の除塵装置において、隣接
    された各除塵ユニットを相互に接続する連通管の中間部
    に粉塵ホッパを有する含塵ガス用アキュムレータが接続
    されたことを特徴とする除塵装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2、3記載の除塵装置に
    おいて、各除塵ユニットに設けられた逆洗機構による各
    フィルターブロックの粉塵逆洗時期が該各除塵ユニット
    ごとに重複せずにタイムシェアリングされたことを特徴
    とする除塵装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110523465A (zh) * 2019-07-01 2019-12-03 中国建筑一局(集团)有限公司 除尘设备共享化的建筑废料破碎生产线
CN111375481A (zh) * 2020-03-23 2020-07-07 河北金汇陶瓷有限公司 陶瓷干法制粉收尘除杂一体化装置及其方法

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