JPH09234324A - 除塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔質セラミックからなる濾筒と、この濾筒
の内面に付着した粉塵に対する逆洗装置を具えた除塵装
置において、濾筒を逆洗して剥離落下する粉塵が濾筒下
端部に再付着堆積するのを防止した除塵装置を提供す
る。 【解決手段】 缶体１の中に両端部が上部管板３ａと下
部管板３ｂとに各々保持されて缶体１の内部に複数配置
された多孔質セラミックからなる濾筒が設けられ、その
まわりに濾筒２で濾過された清浄ガスを取り出す清浄ガ
ス室が形成されている。缶体１内には円筒形の隔壁６が
設けられて濾筒２を２つのフィルタブロックに分け、清
浄ガス室を１２，１３に区分けしており各清浄ガス室１
２，１３には、それぞれ逆洗ノズル１９が設けられてい
る。各濾筒２の下端近傍部に清浄ガス室１２，１３に開
口し、逆洗装置２１を有する２次清浄ガス室１５を設け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は除塵装置に関し、特
に石炭等の化石燃料を使用する燃焼設備、ガス化設備等
から排出される高温含塵ガス用除塵装置や、製鉄、セメ
ント、化学プラント等の排ガスの除塵装置に適用して有
用なものである。

【０００２】

【従来の技術】高温の、しかも場合によっては相当な圧
力をも有する含塵ガス中の粉塵を除去することが可能
な、多孔質セラミック体で作られた濾筒を用いた除塵装
置が最近使用されるようになっている。図５はそのよう
な除塵装置の従来の例を示す構成図であり、図６はその
ような除塵装置の他の例を示す構成図である。

【０００３】図５に示す除塵装置は、本件出願人の出願
に係る特願平５−７００２２号に記載のものであり、多
孔質セラミックス体で作られた濾筒２を缶体１内に流入
した含塵ガス１０の流れに沿うよう複数配列し、缶体１
内の中央部に上部管板３ａから下部管板３ｂにわたり清
浄ガス室２３内に配設された円筒状の隔壁６により内筒
部フィルタブロック２４と外筒部フィルタブロック２５
の２つのブロックに分割したものである。

【０００４】即ち、濾筒２は、ほぼ鉛直に配置された缶
体１の内部に、上下両端部が上部管板３ａと下部管板３
ｂとによりシールして保持され、缶体１内に流入した含
塵ガス１０の流れに沿うよう複数配列されている。ま
た、缶体１の上部には含塵ガス入口管４が接続され、缶
体１の下部には下部ホッパ９が接続されている。

【０００５】また、缶体１の隔壁６には内筒部フィルタ
ブロック２４の清浄ガス室１２に連通する内筒部清浄ガ
ス出口管７が接続され、缶体１の側部には外筒部フィル
タブロック２５の清浄ガス室１３に連通する外筒部清浄
ガス出口管８が接続されている。これらの出口管７，８
は同芯の二重管となっており、流出端部において合流す
ると共に清浄ガス管に接続され後流側機器（図示せず）
へ清浄ガス１１として流出される。

【０００６】更に、内筒部、外筒部清浄ガス出口管７，
８には逆洗ノズル１９が装着されている。また逆洗ノズ
ル１９は、各々逆洗制御弁１７と逆洗空気管１８を介し
て空気源１６に接続されている。

【０００７】従って、上記構成の除塵装置によれば、含
塵ガス入口管４から缶体１の上部空間５に流入した含塵
ガス１０は、内筒部フィルタブロック２４の各濾筒２内
及び外筒部フィルタブロック２５の各濾筒２内に流入
し、各濾筒２の管壁を内側から外側へと通過する過程で
粉塵２２を濾過される。

【０００８】粉塵を濾過されたガスは内筒部清浄ガス室
１２、外筒部清浄ガス室１３に流入し、各々の清浄ガス
は内筒部清浄ガス出口管７、外筒部清浄ガス出口管８を
通って清浄ガス管へと流出され、更に後流側機器へと向
う。一方、このとき含塵ガス１０から除塵された粉塵２
２は下部ホッパ９へと導かれ、ここから外部へ逐次排出
される。

【０００９】このような除塵装置にあっては、含塵ガス
１０から濾過された粉塵が濾筒２の内面に付着、堆積す
る可能性があるため、逆洗シーケンスにより逆洗制御弁
１７を開閉して逆洗空気源１６の高圧空気を逆洗ノズル
１９から内筒部清浄ガス室１２又は外筒部清浄ガス室１
３内に噴射する。

【００１０】即ち、逆洗は濾筒２の外面側より一定時間
間隔で高圧空気を間欠的に噴射することにより、各濾筒
２の内面に付着、堆積した粉塵を剥離して下部ホッパ９
へと重力により落下させるようにしている。

【００１１】図６に示した除塵装置では、缶体１内に流
入した含塵ガス１０の流れに沿うよう濾筒２を複数配列
すると共に、上部管板３ａ、中間管板５５、下部管板３
ｂによって、缶体１内を、濾筒２をシールし保持する上
段フィルタブロック５６と下段フィルタブロック５７に
分割したものである。

【００１２】濾筒２の内面に付着、堆積する粉塵は清浄
ガス出口管５８に設ける逆洗ノズル（図示しない）から
高圧空気を一定時間間隔で間欠的に噴射することにより
剥離して下部ホッパ９へと重力により落下させるように
している。

【００１３】更に、図６に示す除塵装置では、下部ホッ
パ内から含塵ガスを連続的に抜き出し上部空間５に循環
する吸引管５１、送風機５２、循環管５３が設けられ、
濾筒２に対する逆洗の効果を高めている。

【００１４】また、特公平３−２４２５１号には、ホッ
パ内から含塵ガスを連続的に抜き取り、上部空間に循環
して濾筒下側出口における流速を確保して粉塵の付着堆
積を防止する除塵方法が示されている。

【００１５】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に係る除
塵装置のうち図５に示された前者の除塵装置では、２つ
のフィルタブロック２４，２５に区分して交互に逆洗を
行うことにより、粉塵を剥離、落下させ、かつ、清浄ガ
ス１１の圧力及び温度の変動幅を小さくするという効果
は大きい。

【００１６】しかしながら、この図５の除塵装置では、
剥離した粉塵が微細な粒子である場合には、この粉塵は
必ずしも下部ホッパ９に落下せず、含塵ガス１０側に立
ち込めて、逆洗した当のフィルタブロックの濾筒２に再
付着するのみならず、除塵中の他のフィルタブロック内
に粉塵が飛散してその濾筒に再付着して除塵効果を低下
する。

【００１７】含塵ガス量が増大し、粉塵量の増加、特に
微細な粉塵が増加する場合、逆洗により剥離、再飛散す
る微細な粉塵が増大し、これらが濾筒下部に付着、堆積
し除塵性能を低下させている。

【００１８】また、図６に示された後者の除塵装置で
は、上段及び下段の２つのフィルタブロック５６，５７
に区分して交互に逆洗を行うことにより、粉塵を剥離落
下させ、かつ、清浄ガス１１の圧力、温度の変動幅を小
さくするという効果は大きいが、濾筒２の下端での流速
を確保し粉塵の落下を促進する効果を狙って含塵ガスを
上部空間に循環しているため、微細な粒子は循環ガスに
より吸い上げられる。

【００１９】従って、図６に示された除塵装置では別の
除塵装置が必要となるか、または別の除塵装置を設けな
いときは循環ガスによりそのまま吸い上げられることに
なる。このように、この方式の除塵装置ではガス循環の
ため微細な粉塵が除塵装置内を循環蓄積しやすく、これ
が含塵ガスの灰量を大幅に増大させる要因ともなり除塵
効果を低下する。

【００２０】従って、本発明は上記従来技術に鑑み、少
なくとも２つのフィルタブロックを有し、何れかのフィ
ルタブロックを逆洗して剥離落下する粉塵が濾筒下端部
に再付着堆積し逆洗の効果を低下することを防止できる
除塵装置を提供することを課題としている。

【００２１】

【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼ鉛直に配
置された缶体と、この缶体の上部に接続された含塵ガス
入口管と、下部に接続された下部ホッパと、両端部が上
部管板と下部管板とに各々保持されて缶体の内部に複数
配置された多孔質セラミックからなる濾筒と、同濾筒で
濾過された清浄ガスを取り出す清浄ガス室に接続された
清浄ガス出口管と、濾筒内面に付着した粉塵を払い落と
す逆洗装置とを具備した除塵装置における前記課題を解
決するため、各濾筒の下端近傍部に前記清浄ガス室に開
口し、逆洗装置を有する２次清浄ガス室を設けた構成を
採用する。

【００２２】このように構成した本発明の除塵装置によ
れば、２次清浄ガス室に対し独立した逆洗を行うことが
できるので、濾過操作を続けながら濾筒の下端部を頻繁
に逆洗することができる。これによって濾筒全体の逆洗
により濾筒から剥離再飛散した微細な粉塵を濾筒の下端
近傍に集めてそれを逆洗し粉塵の過剰な付着堆積を防止
し、除塵装置の性能を保持することができる。

【００２３】本発明による除塵装置においては、濾筒を
複数の群に区分けする隔壁を設け、それら各群における
清浄ガス室と２次清浄ガス室に対しそれぞれ逆洗装置を
設けた構造とするのが好ましい。

【００２４】この場合、前記隔壁としては、上部管板と
下部管板の間で濾筒を複数の群に分割するように設けた
中間管板、又は上部管板と下部管板の間に伸びて設けら
れ缶体と同芯の円筒状、角柱状など適宜の形の隔壁であ
ってよい。

【００２５】このように隔壁によって濾筒を複数の群に
区分けして各群における濾筒毎に逆洗を行えるようにす
ることによって、微粉が堆積しやすい群に対する逆洗を
他の群に対する逆洗より頻繁に行えるようにできる。こ
のように、逆洗をきめ細く行うことによってその除塵装
置の性能を良好に維持することができる。

【００２６】前記した本発明による除塵装置において
は、１次清浄ガス室の濾筒群用の逆洗装置と前記２次清
浄ガス室の濾筒群用の逆洗装置の作動時間帯と作動頻度
の少なくともいずれかを異ならせるように構成するのが
好ましく、２次清浄ガス室を１次清浄ガス室に較べ逆洗
作動頻度を高めるのが好ましい。

【００２７】このようにして、濾筒の逆洗により剥離再
飛散した微細な粉塵を下部ホッパに近い各濾筒の下端近
くに集めることができ、これを頻繁に逆洗するように構
成することにより除塵性能良く作動する除塵装置とな
る。

【００２８】更に、本発明による除塵装置では、２次清
浄ガス室に、それぞれ逆洗装置を設けてあるので、含塵
ガスの濾過を行いながら２次清浄ガス室を順次逆洗する
ように構成し除塵効率の良い装置とするのが好ましい。

【００２９】

【発明の実施の形態】以下、本発明による除塵装置につ
いて図１〜図４に示した実施の形態に基づいて具体的に
説明する。なお、以下の実施の形態において、図５，図
６に示した従来の装置と同じ構成の部分には説明を簡単
にするため同じ符号を付してある。

【００３０】（第１実施形態）まず、図１〜図３に示し
た第１実施形態による除塵装置について説明する。本実
施形態による除塵装置では、図５に示した従来例と同
様、缶体１内の中央部に上部管板３ａから下部管板３ｂ
にわたり清浄ガス室２３内に配設された円筒状の隔壁６
により内筒部フィルタブロック２４と外筒部フィルタブ
ロック２５の２つのブロックに分割している。濾筒２
は、上端を円環体３０によって上部管板３ａに、下端を
濾筒受け金物３１によって下部管板３６にそれぞれ支持
されて缶体１内に取付けられている。

【００３１】図１、及び図２，３に示すように、本実施
形態に係る除塵装置では、多孔質のセラミックからなる
濾筒２の下端近傍部１４に、下部管板３ｂに固定され、
各フィルタブロック２４，２５の各１次清浄ガス室１
２，１３に開口した２次清浄ガス室１５を設け、その２
次清浄ガス室の清浄ガス出口管台３４にはフィルタブロ
ック２４，２５の逆洗装置と独立の逆洗ノズル２１、逆
洗制御弁２０が各２次清浄ガス室毎に設けられている。
逆洗装置の空気源１６は共用でもよいし、別個に設けて
もよい。

【００３２】従って本実施形態に係る除塵装置によれ
ば、含塵ガス入口管４から缶体１の上部空間５に流入し
た含塵ガス１０は、更に内筒部フィルタブロック２４の
各濾筒２内及び外筒部フィルタブロック２５の各濾筒２
内に流入し、各濾筒２の管壁を内側から外側へと通過す
る過程で濾過されて各１次清浄ガス室１２，１３に流入
し内筒部清浄ガス出口管７又は外筒部清浄ガス出口管８
を通って清浄ガス管へと流出され後流側機器へと向う。

【００３３】更に、含塵ガス１０の一部は濾筒２の下端
近傍部１４で濾過されて各２次清浄ガス室１５に流入し
２次清浄ガス室の清浄ガス出口管台３４より各フィルタ
ブロック２４，２５の各１次清浄ガス室１２，１３に入
り合流して清浄ガス管へと流出する。

【００３４】含塵ガス１０から除去された粉塵は濾筒２
の内面に捕集され、濾筒２の外面側より一定時間間隔で
間欠的に逆洗空気を噴射することにより捕集した粉塵を
剥離して下部ホッパ９へと重力により落下させる。

【００３５】各２次清浄ガス室１５に設ける逆洗装置２
０を頻繁に作動させる事により下部ホッパ９に最も近い
濾過部１４への粉塵の付着、堆積を防止することがで
き、各フィルタブロック２４，２５を逆洗した時に微細
な粉塵の再飛散が発生しても下部ホッパに近い各濾筒２
の下端近傍部１４の濾過部に集めることができ、下部ホ
ッパ９へと速やかに排出することができる。

【００３６】（第２実施形態）次に、図４に示した第２
実施形態による除塵装置について説明する。図４に示し
た第２実施形態に係る除塵装置は、図６の従来例の場合
と同様、濾筒を上、下に中間管板５５で分割した例であ
り、２次清浄ガス室の断面図及び平面図は図２，３と同
様である。

【００３７】２次清浄ガス室１５は、濾筒の下端近傍部
１４の１次清浄ガス室６０における下部管板３ｂに固定
され、下部の１次清浄ガス室６０に向けた開口を有して
いる。

【００３８】本実施形態の場合は、１次清浄ガス室が中
間管板５５によって、上、下に分割されたものであっ
て、２次清浄ガス室の構成、逆洗装置及びその周辺部の
構成は図１の除塵装置と同じである。また、これとは別
に上、下に複数に分割された場合も、濾筒の下端部に２
次清浄ガス室を設ければ良い。

【００３９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明による除塵
装置では、各濾過の下端近傍部に清浄ガス室に開口し、
逆洗装置を有する２次清浄ガス室を設けているので、２
次清浄ガス室の逆洗頻度を高めることにより、逆洗時に
剥離再飛散した粉塵を各濾筒下端近傍の濾過部に集め下
部ホッパに速やかに排出することができ、微細な粉塵の
再付着量を減少させ除塵性能を大幅に向上させることが
できる。その結果、除塵装置の低差圧安定運転が可能と
なり、かかる除塵装置の性能向上に寄与する。

【００４０】また、清浄ガス室及び２次清浄ガス室を複
数の群に分割した構成としたものでは、微粉が堆積しや
すい群の濾筒に対し頻繁に逆洗を行うことによって除塵
性能を高く維持しうる除塵装置となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の第１形態に係る除塵装置の構成
図。

【図２】実施の第１形態による除塵装置における２次清
浄ガス室の断面図。

【図３】実施の第１形態による除塵装置の２次清浄ガス
室の平面図で図２のＡ−Ａ矢視図。

【図４】本発明の実施の第２形態による除塵装置の構成
図。

【図５】従来技術に係る除塵装置の一例を示す構成図。

【図６】従来技術に係る除塵装置の他の例を示す構成
図。

【符号の説明】

１ 缶体 ２ 濾筒 ３ａ 上部管板 ３ｂ 下部管板 ４ 含塵ガス入口管 ５ 上部空間 ６ 隔壁 ７ 内筒部清浄ガス出口管 ８ 外筒部清浄ガス出口管 ９ 下部ホッパ １０ 含塵ガス １１ 清浄ガス １２ 内筒部１次清浄ガス室 １３ 外筒部１次清浄ガス室 １４ 濾筒下端近傍部 １５ ２次清浄ガス室 １６ 逆洗用空気源 １７ 逆洗制御弁 １８ 逆洗空気管 １９ 逆洗ノズル ２０ ２次清浄ガス室用逆洗制御弁 ２１ ２次清浄ガス室用逆洗ノズル ２２ 粉塵 ２３ 清浄ガス室 ２４ 内筒部フィルタブロック ２５ 外筒部フィルタブロック ３０ 円環体 ３１ 濾筒受け金物 ３２ １次清浄ガス室 ３３ ２次清浄ガス室隔壁 ３４ ２次清浄ガス室出口 ３５ 清浄ガス出口管

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ほぼ鉛直に配置された缶体と、この缶体
   の上部に接続された含塵ガス入口管と、下部に接続され
   た下部ホッパと、両端部が上部管板と下部管板とに各々
   保持されて前記缶体の内部に複数配置された多孔質セラ
   ミックからなる濾筒と、同濾筒で濾過された清浄ガスを
   取り出す清浄ガス室に接続された清浄ガス出口管と、前
   記濾筒の内面に付着した粉塵を払い落とす逆洗装置とを
   具備した除塵装置において、前記各濾筒の下端近傍部に
   前記清浄ガス室に開口し、逆洗装置を有する２次清浄ガ
   ス室を設けたことを特徴とする除塵装置。
2. 【請求項２】 請求項１において、前記濾筒を複数の群
   に区分けする隔壁を設けると共に各群における清浄ガス
   室と２次清浄ガス室に対し、それぞれ独立の逆洗装置を
   備えてなる除塵装置。
3. 【請求項３】 請求項２において、前記隔壁が、前記上
   部管板と前記下部管板の間の前記濾筒を複数の群に分割
   する中間管板又は前記上、下部管板の間に伸びて設けら
   れた隔壁である除塵装置。
4. 【請求項４】 請求項１，２又は３において、前記１次
   清浄ガス室の濾筒群用の逆洗装置と前記２次清浄ガス室
   の濾筒群用の逆洗装置の作動時間帯と作動頻度の少なく
   ともいずれかを異ならせると共に、前記２次清浄ガス室
   を前記１次清浄ガス室に較べ逆洗作動頻度を高めるよう
   に構成したことを特徴とする除塵装置。
5. 【請求項５】 請求項１，２又は３において、前記２次
   清浄ガス室が前記濾筒個別に設けられるか、または複数
   の前記濾筒毎に設けられると共に各々前記１次清浄ガス
   室に連通され、含塵ガスの濾過を継続しながら前記２次
   清浄ガス室が順次逆洗されるように構成したことを特徴
   とする除塵装置。