JPH0838508A - 医療用又は歯科用ハンドピース - Google Patents

医療用又は歯科用ハンドピース

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JPH0838508A
JPH0838508A JP7120244A JP12024495A JPH0838508A JP H0838508 A JPH0838508 A JP H0838508A JP 7120244 A JP7120244 A JP 7120244A JP 12024495 A JP12024495 A JP 12024495A JP H0838508 A JPH0838508 A JP H0838508A
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grip sleeve
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/16Protecting caps for hand-pieces or angle-pieces

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、取扱いが容易であると同時
に、信頼性ある案内性が保証される構造を有する医療用
又は歯科用ハンドピースを提供することにある。 【構成】 医療用又は歯科用ハンドピースにおいて、グ
リップスリーブ(18)を有し、該グリップスリーブ
(18)が、真直又は湾曲形状をなして延びており且つ
その前端部にはハンドピースの長手方向軸線に沿って又
は該軸線を横切る方向に配置される治療ツールの取付け
装置を備えたツールホルダが設けられ、その後端部はカ
ップリング装置を介して供給部と着脱可能に連結でき、
グリップスリーブ(18)は、操作する手で握ることが
できるそのグリップ領域(72)に、その外表面(7
7)の少なくとも対応部分領域における握り易さを改善
する外表面構造を備えており、この外表面構造が、互い
に軸線方向の間隔を隔てて交互に配置された周方向に延
びる溝部(78a)及び波部(78b)により形成さ
れ、溝部及び波部の軸線方向断面が凹状及び凸状に丸く
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用又は歯科用ハン
ドピースであって、グリップスリーブを有し、該グリッ
プスリーブが、真直又は湾曲形状をなして延びており且
つその前端部にはハンドピースの長手方向軸線に沿って
又は該軸線を横切る方向に配置される治療ツールの取付
け装置を備えたツールホルダが設けられ、その後端部は
カップリング装置を介して供給部と着脱可能に連結で
き、グリップスリーブは、操作する手で握ることができ
るそのグリップ領域に、その外表面の少なくとも対応部
分領域における握り易さを改善する外表面構造を備えて
いる医療用又は歯科用ハンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】上記種類のハンドピースには幾つかの要
求がなされている。一方では、ハンドピースは、治療を
行う人が大きな力を加え且つ注意を払うことなく容易に
掴むことができ且つ治療中にハンドピースを保持し且つ
制御できるように、取扱いが容易な形状でなくてはなら
ない。治療の質はこの要求によって左右されるため、こ
の要求は非常に重要であり、この要求の基準により、人
又は動物の体の治療において積極的又は消極的な成果が
生じる。このため、ハンドピースは、治療を行う人が力
に関して大きな努力を要せずしてハンドピースを案内で
きるように軽量でなくてはならない。同じ理由から、ハ
ンドピースは確実に掴むことができなくてはならず、こ
のため、例えば円形リング状に配置された突出部(DE
31 41 534 C2)、互いに隣接したトラフ
状平坦部(DE−GM 79 10126)及びハンド
ピースの表面内に埋入された粒すなわち粒子のような、
幾つかの外表面構造が既に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プラクティスによれ
ば、外表面構造は、一方では確実に掴むことができるも
のであり、他方では、長時間の治療後でも治療を行った
手の皮膚が過酷な作用すなわち炎症を受けることがない
ように(このようなことがあると、治療に影響を及ぼ
し、治療の質を低下させることにもなる)、治療を行う
人の手に負担をかけないものであるべきことが実証され
ている。他方では、上記種類のハンドピースは、製造コ
ストが安価で、治療コストも安価にできる製品でなくて
はならない。本発明の目的は、上記種類の医療用又は歯
科用ハンドピースを、取扱いが容易であると同時に、信
頼性ある案内性が保証されるように構成することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1の発明は、医療用又は歯科用ハンドピース
(1)において、グリップスリーブ(18)を有し、該
グリップスリーブ(18)が、真直又は湾曲形状をなし
て延びており且つその前端部にはハンドピース(1)の
長手方向軸線に沿って又は該軸線を横切る方向に配置さ
れる治療ツール(8)の取付け装置(7)を備えたツー
ルホルダ(10)が設けられ、その後端部はカップリン
グ装置(4)を介して供給部(3)と着脱可能に連結で
き、グリップスリーブ(18)は、操作する手で握るこ
とができるそのグリップ領域(72)に、その外表面
(77)の少なくとも対応部分領域における握り易さを
改善する外表面構造を備えており、この外表面構造が、
互いに軸線方向の間隔(a)を隔てて交互に配置された
周方向に延びる溝部(78a)及び波部(78b)によ
り形成され、溝部及び波部の軸線方向断面が凹状及び凸
状に丸くなっていることを特徴とする。
【0005】また、請求項4の発明は、医療用又は歯科
用ハンドピース(1)において、グリップスリーブ(1
8)を有し、該グリップスリーブ(18)が、真直又は
湾曲形状をなして延びており且つその前端部にはハンド
ピース(1)の長手方向軸線に沿って又は該軸線を横切
る方向に配置される治療ツール(8)の取付け装置
(7)を備えたツールホルダ(10)が設けられ、その
後端部はカップリング装置(4)を介して供給部(3)
と着脱可能に連結でき、グリップスリーブ(18)は、
操作する手で握ることができるそのグリップ領域(7
2)に、その外表面(77)の少なくとも対応部分領域
における握り易さを改善する外表面構造を備えており、
グリップスリーブ(18)が金型内で加圧することによ
り形成できる材料、好ましくは金属、プラスチック又は
セラミックで作られ、グリップスリーブ(18)の後方
領域及び前方領域内には、それぞれ後方及び前方から、
後部補強スリーブ(19)及び前部補強スリーブ(2
2)が配置され、各補強スリーブが固定装置(23)に
より固定され、後部補強スリーブ(19)が差込み/回
転カップリング(4)用の関連カップリング部分を備
え、ツールホルダ(10)が後部差込みカップリングピ
ン(24)を用いて前部補強スリーブ(22)内に挿入
され且つ固定装置(25)により前部補強スリーブ内に
固定されることを特徴とする。
【0006】
【作用・効果】請求項1の発明の構成によれば、ハンド
ピースのグリップ領域の外表面構造が提供され、この外
表面構造は縁部がないソフトな構造であり、従って、治
療を行う人の手に負担をかけない快適な効果を与え、且
つ治療中の極めて確実且つ軽快な取扱いを確保する良好
な握り易さが得られる。
【0007】請求項4の発明の構成は、ハンドピースの
重量だけでなくその製造コストをも低減できる構造によ
り、従来技術の問題の解決に寄与する。なぜならば、成
形部品(より詳しくはプラスチックの成形部品)として
のグリップスリーブは、より経済的且つ迅速に、従って
より高いコスト有効性をもって製造できるからである。
また、この構成は、グリップスリーブの断熱性を向上さ
せ、これにより取扱いも容易になる。
【0008】また、他の請求項に記載の発明は、ハンド
ピースの取扱い性を更に向上させ、コンパクトな寸法を
もつ簡単でコスト有効性に優れた製造可能な構造を与
え、装着及び取外しを簡単化し、更に、組立て構造を変
えることにより異なる特徴(より詳しくはツールの回転
速度)をもつハンドピースが得られる可能性を開発する
という効果を有する。
【0009】
【実施例】以下、本発明及び本発明により達成される他
の特徴について、好ましい実施例及び添付図面を参照し
てより詳細に説明する。
【0010】本発明の実施例において、ハンドピース1
は歯科用治療器具2の交換可能部分であり、歯科用治療
器具2はハンドピース1及び供給部3を含んでいる。供
給部3には、ハンドピース1の後端部が、差込み/回転
カップリング4を介して容易且つ迅速に連結される。ま
た、供給部3の後部は供給ライン5を介して供給装置に
連結される。供給装置は、駆動エネルギ及び治療媒体を
治療器具2に分配し、これらの駆動エネルギ及び治療媒
体は、可撓性供給ライン5内を通る供給ラインを介して
供給される。
【0011】治療ツール8(この実施例ではドリルであ
り、ハンドピース1の前方ヘッド端における取付け装置
7内に取り付けられる)の駆動モータ6は、供給部3の
電気モータとして配置され且つツール8を受け入れる取
付けスリーブ11を、ハンドピース1内で軸線方向に延
び且つハンドピース1内で回転可能に取り付けられた駆
動トレーン9を介して駆動するように連結されている。
ツール8は取付けスリーブ11を備えたハンドピースヘ
ッド10内でハンドピース1の長手方向中心軸線を横切
る方向で回転できるように取り付けられ、かくしてツー
ルはいわゆるツールサイドの方向を向く。
【0012】差込み/回転カップリング4は、円筒状カ
ップリングピン12及び中空円筒状カップリング凹部1
3により形成される。カップリングピン12はカップリ
ング凹部13内に挿入され且つ挿入位置において着脱可
能にラッチされ、ラッチ位置において、カップリングピ
ン12上でのハンドピース1の回転可能性が確保され
る。力の付与により打ち負かされるラッチング装置14
がラッチ要素15により形成される。該ラッチ要素15
は、カップリングピン12又はカップリング凹部13の
凹部内に取り付けられるもので、ばねで付勢されるかば
ねそのもので形成され、例えば、リング状ラッチ溝16
内に力の付与により打ち負かされるようにして係合可能
なばねリングにより形成される。
【0013】本発明の実施例の形態では、カップリング
ピン12は供給部3に配置され且つ該供給部3から軸線
方向に突出しており、一方、カップリング凹部13はハ
ンドピース1内に配置され且つ後方に開口している。駆
動トレーン9の後端部には差込みカップリング部分17
が設けられており、該カップリング部分17は、ハンド
ピース1と供給部3とが軸線方向に互に差し込まれると
きに、供給部3の対応する相手方差込みカップリング部
分(図示せず)と自動的に連結される。カップリングピ
ン12は前方が開口したスリーブにより形成されてお
り、差込み時に、駆動トレーン9の後端領域がスリーブ
内に導入され、カップリングピン12が、カップリング
凹部13内に延びている駆動トレーン9の部分と係合す
る。
【0014】いわゆるアングル型ピースの形状に形成さ
れたハンドピース1の主要部品としてグリップスリーブ
18があり、該グリップスリーブ18の前端領域はツー
ル8から離れる方向に対して約21°の鋭角Wの角度が
付されている。ハンドピース1の主要部品として更に、
後部補強スリーブ19及び前部補強スリーブ22があ
る。後部補強スリーブ19はより詳しくは金属からな
り、グリップスリーブ18内に後方から配置され且つ固
定装置21によりグリップスリーブ18内に固定され
る。また、前部補強スリーブ22も金属からなり、グリ
ップスリーブ18の円筒状の孔内に前方から配置され且
つ固定装置23によりグリップスリーブ18内に固定さ
れる。ハンドピース1の主要部品として更に、ハンドピ
ースヘッド10があり、該ハンドピースヘッド10はツ
ール8を受け入れるもので、且つ、回転可能に取り付け
られる。また、該ハンドピースヘッド10は、後方の円
筒状差込みカップリングピン24において前部補強スリ
ーブ22内に前方から配置され且つ前方から不意に引張
り出されることがなく且つ回転することがないように固
定装置25により前部補強スリーブ22内に固定され
る。ハンドピース1の主要部品として更に駆動トレーン
9があり、該駆動トレーン9は、グリップスリーブ18
の湾曲点26まで延びている後部駆動トレーン部分9a
と、湾曲点26から差込みカップリングピン24内を通
ってハンドピースヘッド10まで延びている前部駆動ト
レーン部分9bとからなり、該前部駆動トレーン部分9
bは、ハンドピースヘッド10内で、アングル状ギアト
ランスミッション27を介してツール8の取付けスリー
ブ11を駆動するように連結されている。ハンドピース
1の主要部品として更に、治療媒体(好ましくは水)用
の媒体ライン28があり、該媒体ライン28は、小さな
可撓性ホース29の形態をなして、ハンドピース1の後
端部から、治療部位に向く領域におけるハンドピースヘ
ッド10まで、グリップスリーブ18の外面に沿って延
びている。両駆動トレーン部分9a、9bは、湾曲点2
6の領域に取り付けられたベベルギア31a、31bを
介して駆動されるように互いに連結されている。後部駆
動トレーン9aは増速又は減速トランスミッション32
と一体化でき、該トランスミッション32は、図1の実
施例では構造ユニットとして後部補強スリーブ19と連
結され、従って該スリーブと一体に装着又は取り外しで
きる。前部駆動トレーン部分9bは、差込みカップリン
グピン24の軸線方向取付けボア内に受け入れられ且つ
取り付けられている。
【0015】後部補強スリーブ19を取り付けるため、
グリップスリーブ18は心出し手段及び肩面33aを有
し、該肩面33aに対し、後部補強スリーブ19が、ト
ランスミッション32の対応する肩面33bを介して押
圧される。この目的のためリングナット34が設けられ
ており、該リングナット34は、その雄ねじ35aを介
して、グリップスリーブ18の後端部に設けられた雌ね
じ35b内に螺入され、リングナット34の肩面36a
が補強スリーブ19の後方を向いた肩面36bに押し付
けられる。この形態では、対をなす肩面36a、36b
は前方に拡がる円錐面であり、該円錐面は、グリップス
リーブ18の後方領域における補強スリーブ19の心出
し手段を形成する。グリップスリーブ18の中央領域に
は、湾曲点26の直ぐ後ろで図1に示す構造をなす、後
部補強スリーブ19の前方領域の第2心出し手段が設け
られており、該第2心出し手段は、後方を向いたほぼ半
径方向の肩面33aを備えた内側アンギュラ突出部38
の領域における同心円筒状の孔37により形成されてい
る。図1に示す構造では、トランスミッション32はユ
ニットとして内部ハウジング41内に配置され、該ユニ
ットは、後部ねじ42により、後部補強スリーブ19の
前端部に螺合(好ましくは前端部上に螺合)される。内
部ハウジング41の前端部には円筒状突出部43が設け
られており、該円筒状突出部43は、孔37内に公差を
もって座合することにより心出しされる。
【0016】ハンドピースヘッド10の固定装置23
は、特殊円錐状拘束部分を備えた拘束ねじ45により形
成されており、該拘束ねじは、外部から、公差をもって
ねじ頭47を受け入れる円筒状の孔48内及び前部補強
スリーブ22のねじ孔49内に螺入され且つ特殊円錐状
拘束部分を、差込みカップリングピン24に対応して形
成された凹み内に螺入できる。周囲に分散して配置され
た複数の凹み51により、ハンドピースヘッド10を、
図示位置に対して回転される複数の回転位置に選択的に
保持できる。これらの位置をより容易に見出すことがで
きるようにするため、ハンドピースヘッド10とグリッ
プスリーブ18(すなわち前部補強スリーブ22)との
間には、凹部と凹部内に嵌合するラッチ突出部52aと
を備えるラッチ係合手段が設けられており、該ラッチ突
出部は、図示の実施例の構造ではハンドピースヘッド1
0の後方に配置され、それぞれの所望の回転位置におい
てそれぞれの対向ラッチ凹部52b内に嵌合する。対応
する凹み51及びラッチ凹部52bを備えた好ましい回
転位置は、図1の位置に対して180°だけ回転するこ
とにより得られる。
【0017】媒体ライン28は、該ラインを通る流れが
あらゆる回転位置において確保されるように、差込み/
回転カップリング4に半径方向に通される。この目的の
ため、初めは軸線方向に平行に延び、次に半径方向に延
びる媒体チャンネル53、54がカップリングピン12
の外面に開口しており、更に、半径方向の媒体チャンネ
ル55が同じ半径方向平面内の後部補強スリーブ19に
通じている。カップリングピン12とカップリング凹部
13との間のギャップは、媒体チャンネル54の開口部
の両側に配置されたシールリング56によりシールされ
る。これらのシールリング56は、カップリングピン1
2の外側溝内又はカップリング凹部13の内側溝内に配
置することができる。あらゆる回転位置における媒体の
流れを確保するため、カップリングピン12の外面又は
カップリング凹部13の内面におけるチャンネル開口を
横切る平面内には環状溝55aが設けられている。媒体
チャンネル部分55は、補強スリーブ19の外部に開口
する丸孔58に延びており、該丸孔58内には湾曲した
連結パイプ片57が例えばろう付け又は接着によりシー
ルして固定されている。ほぼ軸線方向に平行に又は僅か
に外方に開くようにして、パイプ折曲げ部57aが配置
されており、該折曲げ部57aは、貫通孔61内で外部
及び前方に向かってグリップスリーブ18を貫通し且つ
突出している。外部パイプ部分57aにはホース29が
差し込まれている。パイプ部分57aは、グリップスリ
ーブ18の段状断面をもつ拡大部又はグリップスリーブ
18の外側凹部63により形成される半径方向壁62の
領域においてグリップスリーブ18に差し込まれてい
る。凹部63は、ホース29を差し込むことができるサ
イズを有する。
【0018】この構造は、パイプ片57とグリップスリ
ーブ18との間の連結部にシールが不要である点で特に
優れている。また、グリップスリーブへのパイプ片57
の連結具も不要である。連結パイプ片57は、後部補強
スリーブ19を所定位置に組み込むとグリップスリーブ
の外部の取付け位置に自動的に配置され、その後のシー
リングは不要である。これは、パイプ部分57a及び孔
61が、軸線方向にほぼ平行に延びていることにより可
能になる。
【0019】ホース29の前端部は第2連結パイプ片6
4(図2)に差し込まれる。第2連結パイプ片64は、
例えば、ハンドピースヘッド10の側部にろう付け又は
接着され且つその後方パイプ部分64aがほぼ軸線方向
に平行になり且つその前方パイプ部分64bが治療部位
に向くように曲げられる。取扱い上の理由から、後方連
結パイプ片57は、後部から見たとき(図2)、右上又
は左上四分区間(右利きの人用)の中央位置に配置され
る。
【0020】図3(同一又は類似の部品は同一参照番号
で示されている)に示す実施例は、後部駆動トレーン部
分9aの前端部の取付け構造の点においてのみ上記実施
例とは異なっている。図3に示すように、トランスミッ
ション32とは異なるトランスミッションを設ける場合
又はトランスミッション32を設けない場合には、異な
るサイズの内部ハウジング41を備えたトランスミッシ
ョンを設けるか、トランスミッションを設けないで、単
に取付け部品(図3によれば、異なる断面寸法をもつ1
つ又は2つのローラベアリング65)のみを設ける。こ
のような場合、図3にDで示す壁厚に関して互いに異な
った複数のグリップスリーブ18(各グリップスリーブ
はローラベアリング65の直径に一致する円筒状取付け
孔66を備えている)を設けることができる。このよう
な構造では第1実施例のような別個の内部ハウジング4
1が存在しないため、後部補強スリーブ19の前端部の
心出し手段が必要になる。この心出し手段は、補強スリ
ーブ19の前端領域が公差をもって座合する(螺合する
こともできる)グリップスリーブ18の円筒状リング部
分67により形成することができる。補強スリーブ19
の軸線方向位置決めを行うため、肩面33aを前の実施
例と同様に機能させて補強スリーブ19を押し付ける
か、1つ又は2つのローラベアリング65及びスペーサ
スリーブ68を介して肩面33aに対し拘束させる。
【0021】しかしながら、上記異なる構造にも単一の
同じグリップスリーブ18を用いるのが好ましい。対応
する断面寸法を適合させるため又はローラベアリング6
5を取り付けるための半径方向スペーサスリーブ69が
グリップスリーブ18内に配置される。半径方向スペー
サスリーブの外径断面寸法は、グリップスリーブ18の
内径断面寸法71bに公差をもって一致し且つ肩面33
aに当接し且つ適当な手段を介して軸線方向に固定でき
る。この目的のため、スペーサスリーブ69は例えば圧
嵌め又は接着することができるし、或いは、交換可能に
取り付けるため、グリップスリーブ18の内面に雌ねじ
を形成し且つスペーサスリーブ69の外面に対応する雄
ねじを形成することにより、スペーサスリーブ69を螺
入するように構成できる。この場合、スペーサスリーブ
69の後端部に、例えば、適当な工具により螺入又は緩
めることができる凹部又は突出部のような係合要素を設
けるのが有効である。この場合、スペーサスリーブ69
の後部には、一片としてのリング部分67を設けるのが
有効である。異なるサイズのトランスミッション32又
は取付け要素(ローラベアリング)に対しては、これら
サイズに適合する内径断面をもつ複数のスペーサスリー
ブ69を設けることができる。
【0022】ハンドピース1について、グリップスリー
ブ18のグリップ領域72の外表面形状及び構造は、こ
れらによって握り易さが定まるため非常に重要である。
このような外表面構造にとっての条件は、ハンドピース
が、ハンドピースを操作する使用者の手又は指の握り面
に過度の負担をかけないようにして、使用者の手の上に
安定的に且つ固定的に留まるすなわち保持されることで
ある。それ故、ハンドピースの操作時に不可避な僅かな
振動によって握り面の圧力負担が増加する、ということ
を考慮すべきである。
【0023】この構造によれば、好ましくは2つの手段
(すなわち、一方では波状外表面及び他方ではグリップ
領域72における外表面の僅かな凹凸)がこれらの条件
に適合している。これにより、グリップスリーブ18の
形状が、ハンドピース1の快適且つ確実な握り及び保持
に大きな影響を与える。
【0024】グリップ領域72におけるグリップスリー
ブ18の基本的形状について図4に関連して以下に説明
する。グリップスリーブは、その後部から前部にかけ
て、順に4つの形状部分73、74、75、76に分割
できる。第1形状部分73は、第2円筒状部分74に対
し後方に向かって拡がるように太くなっている。この太
くなっている態様は、円錐状であるか、図示のように最
初は後方に向かって僅かに凹状をなし、次に僅かに凸状
に丸くなっている。第3形状部分75は湾曲点26の領
域内にある。この形状部分75の領域では、グリップス
リーブ18が湾曲しており、且つ同時に、この形状部分
75の開始点と終了点との断面寸法比が約1.2対1と
なるように断面が前方に向かってテーパしている。第4
形状部分76は、第3形状部分75の領域のテーパ比と
第4形状部分76の領域のテーパ比とがほぼ等しくなる
ように、前方に向かって同心円錐状にテーパしている。
グリップスリーブ18の凸状側の第3及び第4形状部分
75、76の開始点p1、p2は、開始点p3、p4に
対して幾分後方に変位していることが好ましい。第2形
状部分74の領域におけるグリップスリーブ18の外径
d1は約13〜17mm、より詳しくは約15.2mm
である。この断面寸法から、グリップスリーブ18は、
その前端部が約7〜11mm、より詳しくは約9mmの
外径d2となるようにテーパしている。グリップスリー
ブ18の第1形状部分73と第2形状部分74との凹状
側の長さl1は約35〜65mm、好ましくは約47.
4mmであり、凸状側の長さl2は約20〜45mm、
好ましくは約41.3mmである。第4形状部分76の
長さl3は約12〜20mm、より詳しくは約15mm
である。グリップスリーブ18の第3形状部分75の凹
状側の開始点p3と終了点p4との間の間隔は長さl3
より幾分小さく、すなわち約7〜13mm、より詳しく
は約10mmである。グリップスリーブ18の後端部及
び前端部からの、第3形状部分75の中央領域における
湾曲点26の間隔l5、l6は、それぞれ約40〜70
mm、より詳しくは約50.5mm及び約20〜30m
m、より詳しくは約23.2mmである。
【0025】第4形状部分76の収斂外表面は、関連す
る長手方向中心軸線に対して約3〜9°、より詳しくは
約6.2°の角度w1 を有する。
【0026】第2形状部分74の中央領域から開始し且
つ第4形状部分76の中央領域まで延びているグリップ
領域72では、グリップスリーブ18の外表面77が、
周方向に延びた(好ましくは連続的な)溝部78a又は
波部78bにより僅かに波状に形成されており、溝部又
は波部の断面は丸い凹状又は凸状にするか、正弦波状に
することもできる。溝部78aの半径rは波部78bの
半径rに等しく、且つ約3〜5mm、より詳しくは約4
mmにするのが好ましい。2つの互いに隣接する溝部と
波部との間の軸線方向間隔aは、約2〜4mm、好まし
くは約3.1mmである。側面の中間角度w2は約10
〜30°、より詳しくは約21°である。試行錯誤か
ら、約0.015〜0.3mm、より詳しくは約0.1
5mmの溝部深さtが良く適していることが判明してい
る。
【0027】波部及び溝部は互いに平行に形成するのが
好ましい。曲りを補完するため、複数(例えば4つ)の
補完溝部78a1及び補完波部78b1が設けられ、こ
れらの補完溝部及び補完波部は凸状に向かって拡がった
くさび状をなしている。
【0028】また、少なくとも側面及び/又は波部の頂
部の領域における波部78b、好ましくは全体としてグ
リップ領域72における外表面77(該外表面は波状ト
ラフすなわち溝部78aでもある)は僅かな凹凸を有
し、この凹凸は、特に波形形状と相まって、操作する手
の皮膚に負担をかけない保持を可能にし且つ操作する手
の中に確実に握ることを可能にする。
【0029】外表面77はグリップスリーブ18の全長
領域に亘って凹凸を付し、これにより、例えば供給部3
を掴んで差し込むようなハンドピース1の他の操作の場
合にも、握り易さをを改善するのが好ましい。試行錯誤
により、クラスK(約1.5〜4μm、より詳しくは
2.24μm)の凹凸深さにすると優れた結果が得られ
ることが実証されている(VDI(Verein Deutscher I
ngenieure ドイツ技術者協会)3400(VDIガイド
ライン)参照)。
【0030】グリップスリーブ18は耐食性金属(より
詳しくはステンレス鋼)、セラミック又は好ましいプラ
スチック(より詳しくは繊維強化プラスチック)で作る
ことができる。試行錯誤により、特にガラス繊維又はカ
ーボン繊維により強化されたポリエーテルエーテルケト
ン(PEEK)が特に適していることが同様に判明して
いる。これらの手段により、適合すべき条件、すなわち
大きな強度(より詳しくは耐曲げ歪み性及び引張り強
度)、耐熱性、耐薬品性及び耐放射線性が満たされる。
適当なPEEK熱可塑性プラスチックとして、Vict
rexの商標で市販されているものがある。
【0031】例えば金属、プラスチック及びセラミック
の成形により製造できるこれらの材料を使用すれば、製
造時に、金型の関連する金型面の対応する凹凸により、
簡単且つ経済的に凹凸を付与できる。この製造方法によ
れば繊維が材料中に埋入された状態に維持されるため、
この製造方法は繊維強化材料にとって特に適している。
【0032】特に金属材料については、外表面77の侵
食加工によっても凹凸すなわち侵食構造を効果的に作る
ことができるけれども、この方法も本発明の範囲内にあ
る。この方法として、放電加工、アーク侵食、光ビーム
より詳しくはレーザビームによる連続点燃焼による侵
食、又はエッチングがある。
【0033】本発明に従って、操作する手と接触するグ
リップ領域72の部分表面のみに波部すなわち凹凸を設
けることができ、これも本発明の範囲内にある。
【0034】グリップ領域の外表面構造の上記特徴は、
真直なハンドピースにも有効である。
【0035】グリップスリーブをプラスチックで製造す
ることにより、スリーブの全体を種々の色に着色でき
る。この手段により、治療を行う人による色に関する特
別な希望を考慮に入れることができるだけでなく、ハン
ドピース1又は器具2の特定形式(例えば特定の駆動形
式(回転速度))を表示するのに使用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるハンドピースを備えた医療用又
は歯科用治療器具を示す縦断面図である。
【図2】 本発明のハンドピースを示す側面図である。
【図3】 本発明によるハンドピースの変更形態を示す
縦断面図である。
【図4】 グリップスリーブの基本形状を示す側面図で
ある。
【図5】 グリップスリーブを示す側面図である。
【図6】 グリップスリーブの外表面形状を示す拡大縦
断面図である。
【符号の説明】
1 ハンドピース 2 歯科用治療器
具 3 供給部 4 差込み/回転
カップリング 5 供給ライン 6 駆動モータ 7 取付け装置 8 治療ツール 9 駆動トレーン 10 ハンドピース
ヘッド 11 取付けスリーブ 12 カップリン
グピン 13 カップリング凹部 14 ラッチング
装置 15 ラッチ要素 16 ラッチ溝 17 差込みカップリング部分 18 グリップス
リーブ 19 後部補強スリーブ 21 固定装置 22 前部補強スリーブ 23 固定装置 24 差込みカップリングピン 26 湾曲点 28 媒体ライン 29 可撓性ホー
ス 32 トランスミッション 53 媒体チャン
ネル 54 媒体チャンネル 57 パイプ片 65 ローラベアリング 69 スペーサス
リーブ 72 グリップ領域

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用又は歯科用ハンドピース(1)に
    おいて、グリップスリーブ(18)を有し、該グリップ
    スリーブ(18)が、真直又は湾曲形状をなして延びて
    おり且つその前端部にはハンドピース(1)の長手方向
    軸線に沿って又は該軸線を横切る方向に配置される治療
    ツール(8)の取付け装置(7)を備えたツールホルダ
    (10)が設けられ、その後端部はカップリング装置
    (4)を介して供給部(3)と着脱可能に連結でき、グ
    リップスリーブ(18)は、操作する手で握ることがで
    きるそのグリップ領域(72)に、その外表面(77)
    の少なくとも対応部分領域における握り易さを改善する
    外表面構造を備えており、この外表面構造が、互いに軸
    線方向の間隔(a)を隔てて交互に配置された周方向に
    延びる溝部(78a)及び波部(78b)により形成さ
    れ、溝部及び波部の軸線方向断面が凹状及び凸状に丸く
    なっていることを特徴とする医療用又は歯科用ハンドピ
    ース。
  2. 【請求項2】 前記グリップスリーブが、金型内で形成
    できる材料、より詳しくは金属、プラスチック又はセラ
    ミックで作られていることを特徴とする請求項1に記載
    のハンドピース。
  3. 【請求項3】 前記グリップスリーブ(18)の後方領
    域及び前方領域には補強スリーブ(19、22)が配置
    され、後部補強スリーブ(19)が回転/差込みカップ
    リング(4)用の関連カップリング部分(16)を備
    え、ツールホルダ(10)が差込みカップリングピン
    (24)を用いて前部補強スリーブ(22)内に挿入さ
    れ且つ固定装置(25)により前部補強スリーブ内に固
    定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のハン
    ドピース。
  4. 【請求項4】 医療用又は歯科用ハンドピース(1)に
    おいて、グリップスリーブ(18)を有し、該グリップ
    スリーブ(18)が、真直又は湾曲形状をなして延びて
    おり且つその前端部にはハンドピース(1)の長手方向
    軸線に沿って又は該軸線を横切る方向に配置される治療
    ツール(8)の取付け装置(7)を備えたツールホルダ
    (10)が設けられ、その後端部はカップリング装置
    (4)を介して供給部(3)と着脱可能に連結でき、グ
    リップスリーブ(18)は、操作する手で握ることがで
    きるそのグリップ領域(72)に、その外表面(77)
    の少なくとも対応部分領域における握り易さを改善する
    外表面構造を備えており、グリップスリーブ(18)が
    金型内で加圧することにより形成できる材料、好ましく
    は金属、プラスチック又はセラミックで作られ、グリッ
    プスリーブ(18)の後方領域及び前方領域内には、そ
    れぞれ後方及び前方から、後部補強スリーブ(19)及
    び前部補強スリーブ(22)が配置され、各補強スリー
    ブが固定装置(23)により固定され、後部補強スリー
    ブ(19)が差込み/回転カップリング(4)用の関連
    カップリング部分を備え、ツールホルダ(10)が後部
    差込みカップリングピン(24)を用いて前部補強スリ
    ーブ(22)内に挿入され且つ固定装置(25)により
    前部補強スリーブ内に固定されることを特徴とする医療
    用又は歯科用ハンドピース。
  5. 【請求項5】 前記ハンドピースの中央領域には内部の
    円筒状孔(37、67)が設けられ、該孔(37、6
    7)内には、必要ならばベアリング部品及び/又はトラ
    ンスミッション部品を介して後部補強スリーブ(19)
    の前端領域が配置され且つ心出しされることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載のハンドピース。
  6. 【請求項6】 前記後部補強スリーブ(19)は、グリ
    ップスリーブ(18)内に配置され且つ固定される固定
    要素、より詳しくは螺合できるねじ要素(34)によ
    り、グリップスリーブ(18)内に配置された後方を向
    いた肩面(33a)に対して押圧され且つ該肩面(33
    a)により軸線方向に拘束されることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1項に記載のハンドピース。
  7. 【請求項7】 前記ハンドピースには、後部補強スリー
    ブ(19)の前端部の領域において公差をもってグリッ
    プスリーブ(18)内に配置される少なくとも1つのよ
    り詳しくは金属又はプラスチックからなる半径方向スペ
    ーサスリーブ(69)が関連しており、該スペーサスリ
    ーブ(69)の自由内部断面には、駆動トレーン(9)
    の駆動及び/又は支持部品(65)のための取付け孔
    (66)が形成されていることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1項に記載のハンドピース。
  8. 【請求項8】 前記溝部(78a)及び波部(78b)
    の半径(r)は同じであり、好ましくは約3〜5mm、
    より詳しくは約4mmであることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項に記載のハンドピース。
  9. 【請求項9】 互いに隣接する前記溝部(78a)と波
    部(78b)との間の間隔が約2〜4mm、より詳しく
    は約3.1mmであることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか1項に記載のハンドピース。
  10. 【請求項10】 前記溝部(78a)及び波部(78
    b)の側面が、長手方向中心軸線に対して約10〜30
    °、より詳しくは約21°の角度を有することを特徴と
    する請求項1〜9のいずれか1項に記載のハンドピー
    ス。
  11. 【請求項11】 前記溝部(78a)の深さが約0.0
    5〜0.3mm、より詳しくは約0.15mmであるこ
    とを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の
    ハンドピース。
  12. 【請求項12】 前記グリップスリーブ(18)のグリ
    ップ領域(72)又は前部の外表面(77)が、約1.
    5〜3.5μm、より詳しくは約2.2μmの深さをも
    つ凹凸を有することを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか1項に記載のハンドピース。
  13. 【請求項13】 前記凹凸が、成形又は侵食より詳しく
    は微細侵食により形成されることを特徴とする請求項1
    〜12のいずれか1項に記載のハンドピース。
  14. 【請求項14】 前記ツールホルダ(10)の固定装置
    (25)が固定要素、より詳しくはピン状固定要素、よ
    り詳しくは固定ねじ(45)により形成され、前記固定
    要素(25)が、グリップスリーブ(18)の半径方向
    孔(48)内に進入し、外部から前部補強スリーブ(2
    2)の孔(49)内に配置又は螺入され、且つ好ましく
    はツールホルダ(10)の固定凹部(51)内に係合す
    る円錐状固定部を備えていることを特徴とする請求項1
    〜13のいずれか1項に記載のハンドピース。
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