JP2006167460A - 細長い医療用ハンドピース - Google Patents

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Abstract

【課題】医療用ハンドピースに関する構成を改良し、グリップ定着性および取扱いを改善する、単純で経済的に生産可能な立体的形状のハンドピースを提供すること。
【解決手段】基部と、少なくとも部分的にこの基部を取り囲むグリップ要素12とを有する細長い医療用ハンドピース3に関する。当該ハンドピースの構成を改善するために、グリップ要素12は、少なくとも2つのグリップ部材13、14であって、一方が解放可能に他方および基部のうちの少なくとも1つに連結され、グリップ部材13、14は係る構成により、ぴったり合うように、互いに向き合うように位置するようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1または22の前段にいう細長い医療用ハンドピースに関する。
係る医療用ハンドピースは、人体または動物体の治療現場での作業目的に適している。本発明の範囲内には、例えば、義歯等の人口補助物やモデルといった人工的部品が包含されてもよい。この種のハンドピースは、それらの構成や特定の医療目的におけるそれらの用途において異なる。歯科医療用ハンドピースは、好適には、患者の口の中における歯の治療に適している。医療技術用または歯科技術用ハンドピースは、対照的に、医療または歯科研究室における、例えば、入れ歯、義歯またはモデルでの作業といった人工的な部品における作業で使用される。対照的に、歯科医療用ハンドピースは、また、一般医療での使用にも適している。口内での狭い空間における使用ばかりでなく、体の他の部位での使用にも適しているからである。
序文で示された種類のハンドピースは、細長い棒状の形態であり、前方領域、中央領域および後方領域のうちのいずれか1つ、または、ハンドピースの長さ領域全体を形成するグリップ要素を有する。
序文で示された種類の係るハンドピースは、例えば、米国特許出願公開第2003/0014842号明細書において説明される。この公知のハンドピースは、金属チューブ状の形をした基部を有し、その上にグリップスリーブが位置し、その断面形状はその前方および後方領域でくびれている。これらくびれは非常に大きく、治療を行う者の操作する手の指とそのくびれとが、係合できるようにする。グリップ部材の後ろにある基部の後方領域には、選択的に閉じたり開いたりできるバルブが配置される。基部の後方端のところで、ハンドピースは、吸い込み管に連結できる。このようにして、このハンドピースは、吸い込みハンドピースとなる。
独国特許発明第714275号明細書は、歯科用器具のためのハンドグリップを説明し、特に、掘削および研削用のハンドピースを説明する。当該ハンドグリップは、二等辺三角形の断面を有し、前方に徐々に細くなり、その側面は外側に向かってドーム形状であり、両側面の結合端は両端で丸められる。
独国特許出願公開第4100452号明細書は、ピストル形状を有する電動工具、すなわち、実質的にまっすぐに延びる前方工具部と、それに対して直角に延びる後方工具部とから構成され、ユーザの手のためのグリップを形成する電動工具を説明する。
米国特許出願公開第2003/0014842号明細書 独国特許発明第714275号明細書 独国特許出願公開第4100452号明細書
現存する種類のハンドピースにより行われる作業または治療のタイプは、特に、例えば、医療技術または歯科技術の研究室におけるボーリングまたはフライス加工といった材料除去作業の場合は、力の利用に頼る場合があり、或いは、特に、医療または歯科医療での治療の場合と同様に、研磨若しくは洗浄、リンス若しくは精査の場合には、細かいモータ制御を必要とする場合がある。すなわち、できるだけ小さな配慮度合いで、小さくまたはより多く力を活用し、ハンドピースを握り、動かし、かつ、ガイドできるようにするために、ユーザの手によるハンドピースの安定した、および、それによる素早い握りが必要とされる。
本発明は、請求項1の序文に示される種類の医療用ハンドピースに関する構成を改良するという目的に基づく。従って、単純で経済的に生産可能な立体的形状のハンドピースが追求される。
この目的は、請求項1の特徴により達成される。本発明の更なる有利な成果は、従属項に示される。
さらに、請求項22の序文に従ったハンドピースは、異なる使用や異なる治療や異なる種類の作業に適応できる。
双方の場合において、人間工学的に、個人的に適応でき、同時に、単純で、かつ、経済的に生産できるハンドピースが提供される。
本発明は、ハンドピースによる異なる種類の作業のためには、異なるグリップ要件が生ずるという洞察に基づく。例えば、材料除去作業、特に、掘削および研削といった、治療現場でハンドピースによりトルクが利用される、このような種類の作業のためには、トルクに対してハンドピースを位置付け、かつ、取扱うための特別なグリップ定着性が要求される。その一方、他の細かな種類の作業のためには、細心の注意を払うべき作業に有利なハンドピースの表面構成が必要とされる。
このように、本発明は、さらに、異なる利用法、異なる治療または異なる種類の作業への適応を可能とするハンドピースの係る構成は、ハンドピースをより複雑でより高価なものとするという洞察に基づく。
請求項1に一致する本発明に従った構成の場合、少なくとも2つのグリップ部材であり、1のグリップ部材が解放可能に他のグリップ部材および基部のうちの少なくとも1つに連結される少なくとも2つのグリップ部材が供給され、当該グリップ部材は、形状が適合するように互いに位置する。これにより、ハンドピースは、少なくとも2つのグリップ部材であり、それらの分離ジョイントで互いに向き合い、従って、グリップ部材の間に隙間ができるのを避ける、少なくとも2つのグリップ部材を有する構造形状を確保し、ハンドピースを手で握ることに影響を与えないようにし、かつ、分離ジョイントにほこりが集まらないようにする。
グリップ部材は、何れの場合にも、互いに横方向に向き合って、少なくとも1の長手部分に沿って配置される。好適には、2つのグリップ部材のみが提供される。しかし、また、より多くの、例えば、3つのグリップ部材が提供されてもよく、少なくとも1の長手部分で、円周方向に互いに隣り合うように位置し、閉じたグリップ要素を形成する。従って、グリップ部材は、少なくとも、それらの間に延びる分離ジョイントの外縁の領域において互いに向き合うように位置する。しかし、グリップ部材は、また、相対する分離ジョイント表面の面積にわたって、互いに向き合うように位置してもよく、それを介して、安定性が増し、分離ジョイントの密封性が向上する。分離ジョイントは、少なくともその長さの一部において、ハンドピースの長手方向に延在し、それにより、好適には、長手方向に続く分離ジョイントとして後方に延びる。従って、分離ジョイントは、ハンドピースの縦の平面または縦の中央面におけるその長手部分の領域に延在する場合がある。しかし、分離ジョイントの断面は、また、ハンドピースの長手方向を横切って延在する場合もあり、例えば、横に続く断面はその側部まで延びるようにする。この側部に延びる領域において、1のグリップ部材が、他のグリップ部材を超えて長手方向に、好適には、前方に突出する。1のグリップ部材のこの突出する長手部分は、好適にはリング形状を形成する。
少なくとも1のグリップ部材であってその外側に隆起部を持つグリップ部材を形成することが有利であり、隆起部は、好適には、丸みを帯び、グリップ部材の周辺範囲全体に渡って、または、この周辺範囲の一部に渡ってのみ円周方向に延び、円周方向に隣接する外面部分に関しそれが隆起するようにする。同様に、隆起部は、また、グリップ部材の長手方向にも、その長さ全体に渡って、または、その長さの一部に渡ってのみ延び、隆起部が、長手方向に隣接する外面部分の上に隆起するようにする。本発明の範囲内で、隆起部は一方のグリップ部材上にのみ配置されてもよく、双方のグリップ部材上に配置されてもよい。隆起部のうちの少なくとも1つは、隆起部の傾斜した側面が操作する手のための支持面を提供するので、グリップ要素またはハンドピースの定着性を改善し、操作する手が、より大きな運動モーメントでハンドピースをガイドできるようにし、或いは、ハンドピースの使用に際し、より大きな運動力に対しそれを支持できるようにする。
両グリップ部材がそれぞれ隆起部を有する場合、これらの隆起部の高さは、同じであってもよく、異なってもよい。少なくとも1つの隆起部は、好適には、前方端領域またはハンドピースの前半分に配置される。
本発明の範囲内において、本発明に従ったハンドピースであり、交換を対象としたものではなくハンドピース上に留まる1の解放可能なグリップ部材のみを有するハンドピースを製造することが可能である。すなわち、本発明に従った構成は、基本構成として解放不可能なグリップ部材を有するハンドピースを製造し、かつ、市場に出すことを可能とし、該基本構成は、選択的に、1のみの解放可能なグリップ部材を有するハンドピースを完成させ、或いは、少なくとも2つの異なるグリップ部材を持つハンドピースを完成させ、ハンドピースを異なる種類の作業に適応可能にする。
本発明に従い、実質的に1のハウジング部材(基部)を不変としながら、他のハウジング部材(グリップ部材)を変更可能に構成する原理に基づいたハンドピース、すなわち、グリップ部材が基本体にある切欠に取り付けられる形のハンドピースが利用できるようになる。このようにして、モジュール式のハウジング構造が提供される。
本発明に従った構成の重要な特徴は、また、異なる種類の作業に適した異なる表面構成を有する少なくとも2つの解放可能なグリップ部材のうちの1つを取り付けたり交換したりすることにより、ハンドピースを異なる種類の作業に適応させる可能性を提供する点にも存在する。
請求項22に一致する本発明に従ったハンドピースの場合、異なる表面構成を持つ少なくとも2つのグリップ要素が提供され、一方のグリップ要素または他方のグリップ要素が選択的に基部に取り付けられる。これにより、ハンドピースは、一方または他方のグリップ要素を選択的に取り付けることにより、異なる治療または異なる種類の作業に適応できる。
異なる表面構成を持つ2つのグリップ部材の場合のように、異なる表面構成のグリップ要素も同様に形成され、操作する手に合わせて、それに形状を適合させることにより、或いは、それによる摩擦力に基づく力を適用させることにより、特定のトルクにおいて、力の支持モーメントをハンドピースと共に働かせることができ、或いは、特定のトルクにおいて、異なる大きさの力の支持モーメントに対し、ハンドピースを手で握り、または、支持することができるようにする。
従って、本発明に従った構成群は、異なるグリップ部材の場合と、また、異なるグリップ要素の場合との双方の場合において、単純な方法でハンドピースの選択的な適応を可能にする単純でかつ経済的に生産可能な構成により自身を特徴づける。
また、グリップ要素の異なる表面構成は、手で握ることができ異なる面摩擦を有する表面領域を介した摩擦に基づく力の適用の観点、および、グリップ要素上に形状を適合させながら異なるように形成された隆起部を介した形状適合の観点のうちの少なくとも1つの点から見て実現され得る。
以下、本発明の有利な構成を好適な実施形態を参照してより詳細に説明する。
ハンドピースであって、その全体を図1の番号1で指定されたハンドピースは、1要素または2要素で形成され、後方ハンドピース部、すなわち、いわゆる接続部2と、前方ハンドピース部3とで形成される。2要素からなる形態の場合、例えば、歯科医療ハンドピース1の場合によくあるように、後方ハンドピース部と前方ハンドピース部3とは、連結器4により解放可能に互いに連結され、特に、連結器4は、差込み連結器であり、好適には、図2でのみ破線で示される差込み回転連結器である。
本実施例の場合、前方(図示あり。)に、または、側方(図示せず。)に開いた、ツール6のための挿入開口部5aを有する支持手段5がハンドピース1の前方端に配置され、それにより、ツール6は側方または前方に突出できる。前方ハンドピース部3は、周知のように、真っ直ぐに延在するようにしてもよく(図示あり。)、また、側部支持手段5から離れるように側方に湾曲するようにしてもよく(図示せず。)、或いは、角度を形成するようにしてもよい(図示せず。)。
差込み回転連結器は、中空の円筒形凹部7と、その中に移動のためのわずかな遊びを持たせて挿入され得る略円筒形の連結用ピン8とにより形成される。本実施例の場合、連結用凹部7は、ハンドピース1の後方端に配置され、略円筒形の連結用ピン8は、接続部2から前方に延びる。連結された状態では、連結用凹部7と連結用ピン8とは、係止手段9により互いに解放可能に係止される。これは、半径方向に移動可能に1の連結用部材に備え付けられ、スプリング力により、分離ジョイントを差し込む係止配置に向けてバイアスが掛けられた係止要素9aを有し、係止位置では係止要素9aは、他の連結用部材、特に、連結用ピン8にあるリング溝と係合する。係る係止手段9は、連結の際は自己作動的に係り止めを行い、切り離しの際には、手動による軸方向の牽引力の行使により切り離され、それにより、係止要素9aは、自己作動的にその解放配置に移動させられる。しっかりと差し込むことにより連結されると、係止要素9aは、自己作動的に、好適にはリング溝により形成された係止用凹部に係り止めされる。
ハンドピース1または接続部2は、可撓性の供給ライン2aに接続され、図示しない制御装置に接続される。
ハンドピース3は、好適には、連結用ピン8上に自由に回転できるように取り付けられ、取扱いが改善される。差込み回転連結を介し、治療のため、或いは、例えば、水、圧縮空気若しくは水・空気混合体(噴霧)または光といった駆動媒体のための少なくとも1つの媒体ライン10が延在する。媒体ライン10は、放射状の分離ジョイント(図示せず。)を介して軸方向に延在してもよく、連結用凹部7と連結用ピン8との間の中空円筒形分離ジョイントを介してZ形状をなし、媒体ライン10が、連結用ピン8または連結用凹部7におけるリング溝の領域の分離ジョイントを通過し、如何なる回転位置にあっても媒体の通路を確保するようにする。通路の両側では、連結用凹部7の壁、または、連結用ピン8の外部表面にあるリング溝に配置され得るシールリング8aにより分離ジョイントが密封される。これを介して、360°およびそれ以上の自由回転性能が保証される。媒体ライン10は、ハンドピース1の後方端からその前方端領域へ延び、部分的に器具本体にあるチャネルとして通ってもよく、或いは、ホースまたはパイプラインを有する。媒体ライン10は、ハンドピース1の前方端領域でハンドピースの外に開口し、それにより、この開口部10aは、治療位置またはツール6の先端の方向に向けられる。
ハンドピース1の主要部分は、基部11、および、少なくとも部分的に、好適にはリング状またはスリーブ状でその基部を取り囲むグリップ要素12であり、そのために、グリップ要素12は少なくとも2つのグリップ要素部材13、14であり、例えばグリップ部材14である一方のグリップ部材は、ここではグリップ部材13および基部11のうちの少なくとも1つである他方のグリップ部材に解放可能に接続される。本実施例の場合、第1に述べたグリップ部材13は、解放不可能に基部11に連結され、例えば、それと一体で形成されたり、それに接着剤で接着されたりする。第2の解放可能なグリップ部材14の締め付けのためには、好適には、例えば係止手段のような速結用接続部により形成され、或いは、本実施例の場合グリップ部材13と協働する、締結手段15が供給される。
基部11は、リング状またはスリーブ状のグリップ要素12またはグリップ部材13、14に取り囲まれ、この取り囲みは、基部11の長さ全体に渡って、または、長さの一部に渡って、長手方向に延在してもよい。当該取り囲みは、好適には、基部11の後方端の所まで延在する。基部11の前方端領域は、グリップ要素12の取り囲みを出て突出してもよく、或いは、同様にそれに取り囲まれてもよい。本実施例の場合、基部11は、前方端領域で先細になり得る中空円筒型の基材により形成され、詳細は示されていないが、前方端領域の窪んだ場所に支持手段5が配置されてもよい。
グリップ部材13、14は、例えば、円弧のような部分環状若しくは半環状、または、貝殻状若しくは半殻状の外側部であってもよく、基部11またはハンドピース3の長手方向に実質的に延びる分離ジョイント16で、互いに向き合うように位置し、分離ジョイント16が外側に対して閉ざされるようにする。従って、両部材は、分離ジョイント16を閉ざすために、分離ジョイント16の外縁領域16aで互いに向き合いさえすればよい。好適には、グリップ部材13、14は、分離ジョイント16の全領域に渡って延びる支持面13a、14aにより、互いに向き合うように位置する。
半殻状のグリップ部材13、14の場合、分離ジョイント16は、基部11の中間領域に延び、それにより、分離ジョイント16は、図3に示すように、ハンドピース3の縦軸1aまたはそれにわずかに平行な軸を縦方向に交差する縦断面17を通ってもよい。縦断面17は、実質的にグリップ部材13と14との間に位置する(図3参照。)。
分離ジョイント16は、基部11またはハンドピース2の長手方向に後方に延びると有利である。しかし、分離ジョイント16は、また、長手方向に対し横に延びる分離ジョイント部分16bを有し、1のグリップ部材14が他のグリップ部材13を押し切って軸方向に突出する結果となる。横に延びる分離ジョイント部分16bは、図3、5および6に示すように、まっすぐに、または、前方に、或いは、円弧状に外側に湾曲して延びてもよく、それにより、分離ジョイント部分16bは、長いほうのグリップ部材14の前方端から間隔aにある外面に現れる。グリップ部材13、14の外面18a、18bは、分離ジョイント外縁16aの外面の端で相互に段差無く推移する。従って、相互に推移する表面領域のそれぞれは、縦の中央軸1aに関して、選択的に、傾斜配置を有する場合がある。
本発明の範囲内で、グリップ部材13、14は、ハンドピース1または基部11の縦の中央軸11aに関して対称的な形の外面を有するグリップ要素を形成してもよい。係るハンドピース1は、その形状に関する限り、如何なる回転配置においても同じ表面構成またはグリップ条件を有する。
異なる種類の作業や異なる性質の作業の実施のために、ハンドピース1のグリップ定着性および取扱いを改善する、異なる表面構成をグリップ部材13、14に持たせるのが有利である。グリップ部材13、14の一方または双方は、円形、または、円筒形の断面形状から逸脱する外面形状を有してもよく、特に、円周範囲U1、U2の全体に渡って、または、円周範囲U1、U2の一部分のみに渡って、何れの場合にも円周方向に延びる隆起部18a、18bを有してもよく、隆起部18aの片側または両側には、隆起部18aに対し低くなった関連する円周面部分が存在するようにする。ハンドピース1の長手方向を横断して示すように、隆起部または隆起部群18a、18bは、グリップ要素12またはハンドピース3の長さL全体に渡って延在し、或いは、その長さLの一部分に渡ってのみ延在して、隆起部18a、18bの前後少なくとも一方にグリップ要素12の低くなった周辺面部分が存在するようにする。
図1乃至4に従った本実施例の場合、少なくともグリップ部材13、14の後方の長手部分が相対するように配置され、基部11に解放不可能に連結されるグリップ部材13は、円周領域U1の一部分に渡ってのみ延びる隆起部18aを有し、図4に最もよく示されるように、隆起部18aの両側に、実質的に放射状の断面寸法raを有する、低くなった円周面部分が存在するようにする。中央軸11aに関して大きいほうの断面寸法は、ra1で示される。
一方、解放可能なグリップ部材14は、実質的に一様な断面寸法rbを有する円周領域U2全体に渡って延びる隆起部18bを有する。そのため、隆起部18bは、円周方向に延びる膨らみやビーズとして示され得る。図3および図8に示すように、隆起部18a、18bの隆線は、グリップ要素12またはハンドピース1の後方端から異なる間隔c1、c2を有してもよく、或いは、同じ間隔c1、c2を有してもよく、それにより、解放可能なグリップ部材14の隆起部18bを前方にオフセットするようにする。
隆起部18a、18bは、ハンドピース1またはグリップ要素12の後方端から間隔b1、b2を有し、それら間隔は、同じであってもよく、異なるものであってもよい。この間隔の領域において、グリップ要素の断面形状は、円筒形であってもよく、或いは、グリップ部材13、14の断面形状が、実質的に半殻状に形成されてもよい。隆起部18a、18bのうちの少なくとも1つは、図5に示すように、グリップ要素12の前方端まで延在できる。
図8および9に従った実施例は、解放可能なグリップ部材14に配置される隆起部18bが両側に低くなった周辺面部分を有する点においても上記の実施例と異なる。これら隆起部18a、18bの横断寸法ra1、rb1は、楕円形状の断面計算を通じて、同じであってもよく、異なっていてもよい。
図10および11に従った実施例は、例えば、解放可能なグリップ部材14が、その後方側に段差のある表面18cを持つ隆起部18bを有し、操作する手の指(例えば中指)で後方を支持するのに役立ち得る。この隆起部18bは、例えば、グリップ要素12の後方端領域の所まで延在してもよい。段差のある表面18cは、隆起部18bの後方側領域の所まで、丸まって、延在する。
上記の実施例の場合、基部11は、例えば、中空の円筒形状のチューブにより形成され、前方端領域で次第に細くなるようにしてもよい。従って、グリップ部材13、14は、中空の円筒形状の基部11の外面に配置され支持される。チューブ形状の基部11の接続されていない断面は、連結用の凹部7を形成してもよい。媒体ライン10は、チューブ状の基部11内または好適には解放不可能なグリップ部材13内を延び、前方に開口するようにする。
締結手段15は、好適には、係止手段として形成され、2つの係止用の突出部15aを有し、15aは、相互に横方向に相対するよう配置され、何れの場合にも、グリップ部材13にある係止用縁部15bの裏側で係合する。係止用縁部15bは、何れの場合も、グリップ部材13の内面に位置し、例えば、グリップ部材13の後方端の所まで延在する溝13bにより形成されてもよい。係止用突出部15aは、円弧断面状(例えば、半円状)の帯状円弧18dの端部に配置され、そして、例えば、外側に曲げられ、帯状円弧は、グリップ部材14の円弧状凹部13b内に位置付けられ、例えば、頂点領域19で、例えば、接着剤によりグリップ部材14に結合される。帯状円弧18dは、例えば、バネ鋼等のバネ状の弾性材料であってもよく、係止用突出部15aが弾力的に曲がり、スプリング力により係止用縁部15bの裏側に入り込み係合させることができる。溝13bが、グリップ部材13の前方端の所まで延在する場合には、前方から後方に基部11上に押し込まれるグリップ部材14をも接続することが可能であり、それにより、係止用突出部15aは、係止用縁部15bの裏側に係合する。
ハンドピース1の部材は、特に、基部11およびグリップ部材13、14は、例えば、合金鋼やプラスチックといった耐食材料である。
図12乃至15に従った実施例の場合、同一または類似の部材は同一の引用符号が付され、この実施例は、2つのグリップ部材13、14ではなく、1のグリップ要素12aまたは他のグリップ要素12bが選択的に基部11に取り付けられる、2つのグリップ要素12a、12bが備えられる点で上記の実施例とは異なる。基部11は、同様に、スリーブ状の、好適には中空の円筒状断面により形成され、後方のハンドピース部1bから前方に突出し、前方端領域に、順番に配置され段階的に細くなる1または2の縦材部11b、11cを有してもよい。ここではまた、基部11は、グリップ要素12a、12bが差し込まれ、或いは、差込み接続部材がしっかりと差し込まれるように、差込みピン21aを表面に形成する。この目的のため、スリーブ状のグリップ要素12a、12bは、何れの場合にも、差込み用凹部21bを有し、差込み用凹部21bは、グリップ要素12a、12bの前方端領域で、より小さい差込用凹部12cにまで細くなり、内部肩面11dがその間に形成され、内部肩面11dは、グリップ要素12a、12bとの関係では、基部11に押し込まれ、基部11の階段面11eに軸方向に向き合うように位置する。グリップ要素12a、12bの戻り動作を防止するために、本実施例の場合にはネジ要素により形成される、戻り動作止め22が備えられ、グリップ要素12a、12bは、解放可能にしっかりと基部11に取り付けられる。この目的のため、前方縦材部11cに取り付けられる前部スリーブ23が用意され、好適には、雄ネジを有する縦材部11cにネジ留めにより取り付けられる。
グリップ部材12a、12bの回転を防止するため、回転止め20が基部11とそれぞれのグリップ要素12a、12bとの間に有効に配置され、回転止め20は、一方の接続部材上にある固定用ピン20aと、他方の接続部材上にあるピン20aを受け入れる固定用凹部20bとにより形成される。本実施例の場合、固定用ピン20aは、差込みピン21a上に配置され、固定用凹部20bは、グリップ要素12a、12b上に配置される。差込みピンの脚から前方に向けられたある間隔で回転止め20が配置される場合であり、例えば、その前方領域に配置される場合、固定用凹部20bは、グリップ要素12a、12bの円周方向壁内にある縦溝により形成される。
グリップ要素12a、12bは、それらの表面または外面構造により、互いに異なる。これを通じて、グリップ要素12a、12bのグリップ定着性や、それらを介したハンドピース1の取扱いが、手にぴったり合う形状や摩擦力により改善される。さらに、ハンドピース1は、少なくとも2つのグリップ要素12a、12bの選択や交換を通じて、異なる種類の作業または治療に適応でき、例えば、より大きい係合力のモーメントを有するグリップ要素12aを取り付けて、治療を行う者が、グリップ要素12aで、他のグリップ部材12bの場合より大きなトルクや、押したり引いたりするモーメントを働かせることができる。
これは、例えば、2つのグリップ要素12a、12bの1つが非円形断面形状を有し、他のグリップ要素12bが円形の、例えば、円筒形断面形状を有することにより実現され得る。
しかし、グリップ要素12a、12bの一方または双方は、また、1つの隆起部または外周に分散して配置される複数の隆起部群を有し、例えば、2つの隆起部18a、18bは、周方向にオフセットされ、例えば、図15に示すように、互いに向き合うように配置される。
隆起部18a、18bは、関係するグリップ要素の、円周全体に渡って延びてもよく、円周の一部に渡ってのみ延びてもよく、或いは、関係するグリップ要素の、長さLの全体に渡って延びてもよく、長さLの一部に渡ってのみ延びてもよい。12aで指定されるグリップ要素は、互いに反対に位置する2つの隆起部18a、18bを有し、それらは、円周範囲U3の一部に渡ってのみ延び、図15で最もよく示されるように、隆起部18a、18bの両側に低くなった円周面部分であって、実質的に放射状の断面寸法raを有する円周面部分が存在する。好適には、異なる高さの隆起部18a、18bであり、中央軸11aに関しより大きい断面寸法は、ra1、ra2で指定される。
図13が示すように、隆起部18a、18bの隆線は、非同一であってもよく、或いは、同一であってもよい、グリップ要素12の後方端からの間隔cを有する。当該間隔の領域では、グリップ要素の断面形状は、円筒形であってもよい。隆起部18a、18bのうちの少なくとも1つは、図13に示すように、高さを減少させながら、グリップ要素12の前方端の所まで延びる。
また、本実施例の場合、実行すべき、異なる種類の作業、または、異なる性質の作業若しくは治療のために、表面構成が異なるグリップ要素12a、12bを有することが有利であり、そのことが、ハンドピース1の、グリップ定着性および取扱いを改善する。グリップ要素12a、12bの一方または双方は、円形または円筒形断面形状から逸脱する外面形状を有し、特に、隆起部18a、18bを有する場合があり、隆起部18a、18bは、何れの場合も、円周範囲全体に渡って、或いは、円周範囲の一部に渡ってのみ、周方向に延び、関係する隆起部18aの一方または双方の側に、隆起部18aに関して低くなった、円周面部分U4が存在するようにする。ハンドピース1の長手方向に横断的に示されるように、隆起部または隆起部群18a、18bは、グリップ要素12a若しくは12bの長さL全体に渡って延在してもよく、或いは、長さLの一部に渡ってのみ延在してもよく、隆起部18a、18bの前後のうちの少なくとも一方に、グリップ要素12a、12bの低くなった周辺面部分U5が存在するようにする。
ハンドピース1の部材は、特に、基部11およびグリップ要素12a、12bは、例えば、合金鋼やプラスチックといった耐食材料である。
取扱いおよびグリップ定着性を改善するために、操作する手で握る際に、異なる面摩擦を与える材料または材料構成を有する、少なくとも1つのグリップ要素12a、12bの、少なくとも1つの円周部分U6を形成することが更に有利である。図13および15に従った実施例の場合、異なるグリップ摩擦を持つ、そのような2つの円周部分U6が存在し、好適には、相互に向かい合って配置され、特に、隆起部18a、18bの片方または双方の両側に配置され、略45°から90°迄、または、120°以上迄の円周角度Wをおおよそ含むようにしてもよい。異なる摩擦を有する領域U6のそれぞれは、関係するグリップ要素12aまたは12bが、この領域において、操作する手で握られる際に、グリップ要素12aの残りの円周領域より大きい摩擦を発生させる材料を有するように形成され得る。係る領域は、好適には、係る外面摩擦を有する平坦材料ストリップ24が、グリップ要素12a、12bの円周面内の適合する差込み凹部25に据え付けられ、かつ、固定されるように形成される。材料ストリップ24の表面およびグリップ要素12a、12bの隣接する円周面部分の表面は、互いに同一平面上で段差無く接し、隆起部12a、12bの傾斜領域では、互いに境界を接する円周面部分が、円周方向または長手方向に応じて、上方または下方に傾斜して続く。
凹部25および材料ストリップ24は、好適には、隆起部18a、18bのうちの少なくとも1つの長手領域に延在する。
凹部は、また、長さLに渡って略延在し、その幅dは、隆起部18a、18bの断面の拡大および縮小に略追随してもよい。
少なくとも1つの材料ストリップ24は、何れの場合にも、解放不可能に差込み凹部25に取り付けられてもよく、解放可能に差込み凹部25に取り付けられてもよい。解放不可能に結合する場合には、材料ストリップ24は、例えば、接着剤により固定される。解放可能に接続する場合には、適当な、例えば、クランプ効果による差込み接続がある。
図12および15で概略を図示され、26で指定される、係る差込み接続部は、何れの場合にも、1の接続部材にある少なくとも1つの差込用ピン26aと、好適には差込用ピン26aを受け入れる、他の接続部材に配置される挿入穴26bとにより形成される。材料ストリップ24は、その内側に分散して配置される1または2以上の係る差込み接続部26により、クランプによる態様で固定され、それ故に、簡単に取り付け若しくは取り外し可能であり、または、交換可能である。図15に従った実施例の場合、差込み用ピン26aは、何れの場合にも、グリップ要素12aの円周壁に、好適には、一部材で形成され、それによって、挿入穴26bは材料ストリップ24に設置される。従って、挿入穴26bは、止まり穴であってもよく、または、通り穴であってもよく、後者の場合には、差込み用ピン26aは視認可能となる。
本実施例の場合、材料ストリップ24は、何れの場合にも、軟らかい構成要素という意味においては、グリップ要素12aの円周壁の材料よりも軟らかい材料である。円周壁および材料ストリップ24は、好適にはプラスチックである。
本発明に従った医療用または医療技術用または歯科技術用ハンドピースの側面斜視図である。 ハンドピースの側面図である。 ハンドピースの上面図である。 図3の矢印IVに則ったハンドピースの背面図である。 その位置が図3に一致するハンドピースの軸方向縦断面図である。 ハンドピースのグリップ部材の軸方向縦断面図である。 図5におけるVIII‐VIII断面図である。 本発明に従ったハンドピースの変形形態である。 図8に従ったハンドピースであって、図8の矢印IXに則った背面図である。 本発明に従ったハンドピースの更なる変形形態である。 図10のハンドピースであって、図10の矢印XI−XIに則った背面図である。 本発明に従ったハンドピースの更なる変形形態の側面図である。 図12のハンドピースの分解状態である。 図13のハンドピース用のグリップ要素の軸方向断面図である。 図12のXV−XV断面図である。
符号の説明
1、3 ハンドピース
2 接続部
2a 供給ライン
4 連結器
5 支持手段
5a 挿入開口部
6 ツール
7 連結用凹部
8 連結用ピン
9 係止手段
9a 係止要素
10 媒体ライン
11 基部
12、12a、12b、13、14 グリップ要素
15 締結手段
16 分離ジョイント
17 縦断面
18a、18b 隆起部
19 頂点領域
20 回転止め
20a 固定用ピン
20b 固定用凹部
21a 差込用ピン
21b 差込用凹部
22 戻り動作止め
23 スリーブ
24 材料ストリップ
25 凹部
26 差込み接続部
26a 差込用ピン
26b 挿入穴

Claims (33)

  1. 基部と、少なくとも部分的にこの基部を取り囲むグリップ要素とを有する細長い医療用ハンドピースであって、
    前記グリップ要素は、一方が解放可能に他方および前記基部のうちの少なくとも1つに連結される少なくも2つのグリップ部材からなり、
    前記グリップ部材は、そのように構成され、形状が適合するように互いに位置する、
    ことを特徴とするハンドピース。
  2. 前記グリップ部材は、分離ジョイントにおけるそれらの相互に対向する接合面で、ある領域にわたって互いにもたれ合う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
  3. 前記分離ジョイントは、少なくとも1の分離ジョイント部分において、当該ハンドピースの長手方向に延びる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のハンドピース。
  4. 前記分離ジョイントは、当該ハンドピースの長手方向を横に延びる分離ジョイント部分を有し、該部分は、好適には、丸みを帯びて、或いは、前方に斜めに延びる、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のハンドピース。
  5. 前記横に延びる分離ジョイント部分は、側面まで延びる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のハンドピース。
  6. 当該ハンドピースの長手方向に延びる前記分離ジョイント部分は、背面まで延びる、
    ことを特徴とする先行する請求項3乃至5の何れか一項に記載のハンドピース。
  7. 前記グリップ部材は、横に互いに向き合うように位置する、少なくとも1つの長手部分で並置される、
    ことを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のハンドピース。
  8. 少なくとも前記長手部分は、周方向に閉じたグリップ要素を形成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のハンドピース。
  9. 長手方向に延びる前記分離ジョイント部分は、縦断面または中央縦断面に延びる、
    ことを特徴とする請求項4乃至8の何れか一項に記載のハンドピース。
  10. 前記グリップ部材は、特に、前記グリップ部材の間を延びる中央縦断面に関して、例えば、異なるグリップ定着性、または、異なる表面形状といった、異なる表面構成である、
    ことを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のハンドピース。
  11. グリップ部材の一方または双方は、何れの場合にも外側に、好適には、凸状に丸まった隆起部を有する、
    ことを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のハンドピース。
  12. 2つの前記グリップ部材の前記隆起部は、同一の或いは異なる横断寸法を有する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のハンドピース。
  13. 前記隆起部は、前記グリップ部材の、周範囲全体に渡って、或いは、周範囲の一部に渡ってのみ、延びる、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載のハンドピース。
  14. 前記隆起部は、当該ハンドピースの長さ全体に渡って、或いは、当該ハンドピースの長さの一部に渡ってのみ、延びる、
    ことを特徴とする請求項11乃至13の何れか一項に記載のハンドピース。
  15. 前記隆起部は、何れの場合にも、当該ハンドピースの、前方端領域または前半領域に位置付けられる、
    ことを特徴とする請求項11乃至14の何れか一項に記載のハンドピース。
  16. 前記隆起部の後ろに延びる、前記グリップ部材の前記長手部分は、貝殻形状に形成される、
    ことを特徴とする請求項11乃至15の何れか一項に記載のハンドピース。
  17. 1のグリップ部材であって、特に、解放可能なグリップ部材は、他のグリップ部材を越えて前方に突出し、前記基部をリング形状で取り囲む、
    ことを特徴とする請求項4乃至16の何れか一項に記載のハンドピース。
  18. 前記他のグリップ部材は、解放不可能に前記基部に結合される、
    ことを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のハンドピース。
  19. 前記基部は、好適には中空の円筒状チューブにより形成される、
    ことを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のハンドピース。
  20. 異なる表面構成であり、特に、異なる隆起部を有する、2以上の解放可能なグリップ部材が備えられる、
    ことを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載のハンドピース。
  21. 前記隆起部の少なくとも1つは、後方に向かって、段付の表面を有する、
    ことを特徴とする先行する請求項11乃至20の何れか一項に記載のハンドピース。
  22. 基部と、少なくとも部分的にはこの基部を取り囲むグリップ要素であって、前記基部に解放可能に取り付けられるグリップ要素と、を有する細長い医療用ハンドピースであって、
    表面構成が異なる少なくとも2つのグリップ要素が備えられ、該グリップ部材の一方または他方は、選択的に前記基部に取り付けられる、
    ことを特徴とするハンドピース。
  23. 取り付け手段であって、グリップ要素のそれぞれの取り付けのため、1または2以上の第1取り付け要素を前記基部に有し、前記第1取り付け要素または要素群と協働する1または2以上の第2取り付け要素を前記グリップ要素に有する取り付け手段、
    を特徴とする請求項22に記載のハンドピース。
  24. 前記基部は、後方ハンドピース部分から突出する差込みピンにより形成され、前記グリップ要素は、何れの場合にも差込み凹部を伴ってスリーブ状に形成され、差込みピンにしっかりと差し込まれ、かつ、回転または戻り動作に対し固定され得る、
    ことを特徴とする請求項23に記載のハンドピース。
  25. 前記差込みピンおよび関連する前記グリップ要素の間に、何れの場合にも、一方の部材に回転止めピンを有し、他方の部材に回転止め凹部を有する回転止めと、前記差込みピンおよび前記グリップ要素の間で有効な戻り動作止めとが備えられ、好適には、前記回転止めピンは、前記差込みピンから突出し、前記回転止め凹部は、関連の前記グリップ要素に配置される、
    ことを特徴とする請求項24に記載のハンドピース。
  26. 戻り動作止めは、好適には、前記差込みピンの前方端と協働するネジ部材により形成される、
    ことを特徴とする請求項24または25に記載のハンドピース。
  27. グリップ要素の一方または双方は、その周辺に、何れの場合にも、好適には凸状に丸まった、1または2以上の隆起部を有する、
    ことを特徴とする先行する請求項22乃至26の何れか一項に記載のハンドピース。
  28. 少なくとも1つの前記隆起部は、前記グリップ要素の長さ全体に渡って、若しくは、長さの一部に渡ってのみ延び、または、少なくとも1つの前記隆起部は、何れの場合にも、前記グリップ要素の、前方端領域若しくは前半の領域に延びる、
    ことを特徴とする請求項27に記載のハンドピース。
  29. 1の前記グリップ要素の前記隆起部は、他の前記グリップ要素の前記隆起部より高く、或いは、他の前記グリップ要素は、隆起部なしで形成され、好適には、中空の円筒状に形成される、
    ことを特徴とする請求項27または28に記載のハンドピース。
  30. グリップ要素の一方または双方は、周囲に分散して配置され、前記グリップ要素の隣接する表面より大きい面摩擦を持つ、1または2以上の外面領域を有する、
    ことを特徴とする先行する請求項22乃至29に記載のハンドピース。
  31. 少なくとも1つの前記外面領域は、凹部に据え付けられ、かつ、解放可能または解放不可能に取り付けられる材料ストリップであって、そのストリップは、好適には、隣接する表面領域にあるグリップ要素の材料より軟らかい材料である材料ストリップにより形成される、
    ことを特徴とする請求項30に記載のハンドピース。
  32. 前記外面領域または領域群は、隆起部に関し円周方向にオフセットされ、好適には、前記隆起部の両側に配置される、
    ことを特徴とする請求項31に記載のハンドピース。
  33. 前記材料ストリップは、例えば接着剤により、解放不可能に取り付けられ、或いは、好適にはクランプ方式の効果による差込みピン連結により、解放可能に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項31または32に記載のハンドピース。
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