JPH083787B2 - 単位加算器および並列乗算器 - Google Patents

単位加算器および並列乗算器

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JPH083787B2
JPH083787B2 JP63265351A JP26535188A JPH083787B2 JP H083787 B2 JPH083787 B2 JP H083787B2 JP 63265351 A JP63265351 A JP 63265351A JP 26535188 A JP26535188 A JP 26535188A JP H083787 B2 JPH083787 B2 JP H083787B2
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    • G06F7/607Methods or arrangements for performing computations using a digital non-denominational number representation, i.e. number representation without radix; Computing devices using combinations of denominational and non-denominational quantity representations, e.g. using difunction pulse trains, STEELE computers, phase computers number-of-ones counters, i.e. devices for counting the number of input lines set to ONE among a plurality of input lines, also called bit counters or parallel counters

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、半導体集積回路上で実現される単位加算器
および2進並列乗算器に係り、特に5入力3出力の単位
加算器および演算速度の高速化が可能な二進木加算方式
を用いた並列乗算器の回路構成に関する。
(従来の技術) VLSI(超大規模集積回路)上で2進並列乗算器を実現
する場合、(1)2次のブースのアルゴリズム、(2)
全加算器を縦、横に配置したキャリーセーブ方式を用い
るのが普通であり、これらの技術は、例えばNIKKEI ELE
CTRONICS 1978.5.29号,P.76〜89「LSI化が進む並列演算
方式による乗算器の回路方式を見る」に記載されてい
る。
上記2次のブースのアルゴリズムを用いることによ
り、演算段数を削減でき、上記キャリーセーブ方式を用
いることにより、LSIに適したパターンの規則性を高め
ることができる。しかし、演算速度を重要視した場合、
上記(2)のキャリーセーブ方式は最適ではなく、二進
木加算を行うワラス(Wallace;人名)の加算方式の方が
優れている。
また、LSIの応用分野の拡大、ディジタルプロセッシ
ングの発展に伴い、ディジタル演算LSIに対する高速化
の要求は高まる一方である。
しかし、ワラスの加算方式では、演算段数を削減でき
るものの、LSI化した場合のレイアウトパターンが複雑
なものとなってしまう。特に、扱う桁数が増加するにし
たがってパターンの複雑さは増加する傾向にある。この
パターンの複雑の増加は、LSI内の各画素間を接続する
配線の増加に表われてくる。
現在のLSI技術を考えると、演算の高速化の問題は、
素子自体の速度増加もさることながら、素子間の配線に
よる配線容量の削減に大きく依存している。従って、演
算器の高速化を図るにも配線長の最小化あるいは抑制、
配線容量の削減、レイアウト構成の規則化も考えていか
なければならない。
従来のワラスの加算方式を採用した乗算器は、全加算
器を基本構成としており、32ビット以上の大規模な乗算
器では、配線が余りにも複雑化してしまい、複雑化した
配線にレイアウトが対応できない、あるいは、できたと
しても、その対応に膨大な時間を要するので、実際のLS
Iには用いられていなかった。
最近では、コンピュータにより支援された設計(CA
D)技術の発展により上記レイアウトを行うことも考え
られるが、このCAD技術では、前述した配線長の最小化
あるいは抑制が難しく、配線容量の増大によるLSI特性
の劣化を招いてしまう。この傾向は、演算規模が大きく
なればなる程、顕著になってくる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように従来のワラスの加算方式を
採用した乗算器は、LSI化した場合のレイアウトパター
ンが複雑なものとなってしまい、大規模な乗算器では、
配線が余りにも複雑化してしまい、配線長の最小化ある
いは抑制が難しく、配線容量の増大によるLSI特性の劣
化を招いてしまう問題がある点を解決すべくなされたも
ので、従来のワラスの加算方式よりも演算段数が少な
く、レイアウトパターンの規則性が高くてレイアウトが
簡単になり、配線長の最小化あるいは抑制が可能とな
り、配線容量の削減による演算の高速化が可能となり、
特に32ビット以上の大規模高速乗算器に好適な並列乗算
器を提供することを目的とする。
また、本発明は、例えば上記並列乗算器の基本構成要
素として用いられる高速の5入力3出力の加算器として
好適な単位加算器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の単位加算器は、加算対象となる2進数のある
桁の4つの入力のうちの相異なる組合わせの2つの入力
あるいは3つの入力がそれぞれ対応して入力する複数個
の一段のゲート回路と、この複数個のゲート回路の出力
のうちの一部を論理処理して上位桁へのキャリ出力を生
成する一段または二段のゲート回路と、上記複数個のゲ
ート回路の出力のうちの残りと下位桁からのキャリ入力
とを論理処理して和出力を生成する二段のゲート回路と
を具備することを特徴とする。
また、本発明の並列乗算器は、上記単位加算器を構成
単位として、二進木状に加算を行なう並列乗算器アレイ
を構成してなることを特徴とする。
(作用) 上記単位加算器は、4つの入力から和出力までの通過
ゲート段数は三段であり、従来の全加算器を用いて5入
力3出力の単位加算器を実現する場合に通過ゲート段数
は四段であるのと比べて、通過ゲート段数が3/4倍に低
減しており、高速化が可能になる。
また、4つの入力から和出力までの通過ゲート段数と
キャリ出力までの通過ゲート段数との違いは1段だけで
あり、上記両出力の時間差は殆んどなく、この単位加算
器を応用した演算回路の高速化を可能とする。また、上
記したように通過ゲート段数との違いが少ないので、回
路パターンの対称性に優れ、コンパクトなレイアウトが
可能になる。
また、上記並列乗算器は、上記したような高速の5入
力3出力の単位加算器を構成単位として、二進木状に組
み合わせて並列乗算器アレイを構成しているので、全加
算器を基本構成とした従来のワラスの加算方式よりも演
算段数が少なく、レイアウトパターンの規則性が高くて
レイアウトが簡単になり、配線長の最小化あるいは抑制
が可能となり、配線容量の削減による演算の高速化が可
能となり、特に32ビット以上の大規模高速乗算器に好適
となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図に示す単位加算器は、加算対象となる2進数の
ある桁の4つの入力X0〜X3のうちの相異なる組合わせの
3つの入力(X0〜X2)、(X1〜X3)、(X2〜X0)、(X3
〜X1)がそれぞれ対応して入力し、論理積をとる4組の
ナンド回路G11〜G14と、この4組の第1のナンド回路G1
1〜G14の各出力の論理積をとって上位桁への第1のキャ
リ出力Coutを生成するナンド回路G2と、4つの入力X0
X3の論理和をとるノア回路G3と、4つの入力X0〜X3のう
ちの相異なる組合わせの2つの入力(X0、X1)、(X2
X3)がそれぞれ対応して入力し、排他的論理和をとる2
組の排他的オア回路G41、G42と、この2組の排他的オア
回路G41、G42の各出力の排他的論理和をとる排他的ノア
回路G5と、この排他的オア回路G5の出力と下位桁からの
キャリ入力Cinとの排他的論理和をとって和出力Sを生
成する論理和をとる排他的ノア回路G6と、排他的オア回
路G5の出力と下位桁からのキャリ入力Cinとの論理和を
とるノア回路G7と、このノア回路G7の出力とノア回路G3
の出力との論理和をとって上位桁への第2のキャリ出力
Cを生成するノア回路G8とからなる。
一方、第2図に示す単位加算器は、加算対象となる2
進数のある桁の4つの入力X0〜X3のうちの相異なる組合
わせの2つの入力(X0、X1)、(X2、X3)がそれぞれ対
応して入力し、論理和をとる2組のオア回路G211、G212
と、この2組のオア回路G211、G212の各出力の論理積を
とるナンド回路G221と、このナンド回路G221の出力を反
転して上位桁への第1のキャリ出力Coutを生成するイン
バータ回路G222と、4つの入力X0〜X3のうちの相異なる
組合わせの2つの入力(X0、X1)、(X2、X3)がそれぞ
れ対応して入力し、排他的論理和をとる2組の排他的オ
ア回路G231、G232と、この2組の排他的オア回路G231
G232の各出力の排他的論理和をとる排他的オア回路G24
と、この排他的オア回路G24の出力と下位桁からのキャ
リ入力Cinとの排他的論理和をとって和出力Sを生成す
る排他的オア回路G25と、排他的オア回路G24の出力と下
位桁からのキャリ入力Cinとの論理積をとるナンド回路G
26と、4つの入力のうちの相異なる組合わせの2つの入
力(X0、X1)、(X2、X3)がそれぞれ対応して入力し、
論理積をとる2組のアンド回路G271、G272と、この2組
のアンド回路G271、G272の各出力の論理和をとるノア回
路G28と、このノア回路G28の出力と排他的オア回路G24
の出力との論理和をとるオア回路G29と、このオア回路G
29の出力とナンド回路G26の出力との論理積をとって上
位桁への第2のキャリ出力Cを生成するナンド回路G30
とからなる。
上記した第1図および第2図に示す単位加算器は、そ
れぞれの動作が第3図に示す真理値表により表わされ、
それぞれ5入力(X0〜X3、Cin)3出力(S、C、Cou
t)の単位加算器としての機能が実現されている。な
お、第3図において、中央の(S,C,Cout)の組が第1図
の真理値表であり、右端の(S,C,Cout)の組が第2図の
真理値表である。
また、上記単位加算器によれば、4つの入力X0〜X3
ら和出力Sまでの排他的論理和回路の通過段数は三段で
ある。
これに対して、第9図に示すように、従来の全加算器
FAを二段用いて5入力3出力の単位加算器を実現する
と、図示の如く、排他的論理和回路E01〜E04、アンド回
路A1〜A4、オア回路OR1、OR2が接続され、入力X0、X1
ら和出力Sまでの排他的論理和回路の通過段数は四段に
なる。
従って、本発明の単位加算器は、第9図の加算器に比
べて、通過ゲート段数が3/4倍に低減しており、高速化
が可能になる。また、本発明の単位加算器は、4つの入
力から和出力までの通過ゲート段数とキャリ出力までの
通過ゲート段数との違いは1段だけであり、上記両出力
の時間差は殆んどなく、この単位加算器を応用した演算
回路の高速化を可能とする。また、上記したように通過
ゲート段数との違いが少ないので、回路パターンの対称
性に優れ、コンパクトなレイアウトが可能になる。
第4図は、上記したような本発明の単位加算器WADを
構成単位として二進木状に組合わせて構成した並列乗算
器アレイを示しており、例えば16項目の3ビットの2進
データ(Z0,Y0,X0)〜(Z15,Y15,X15)を連続する
4項目毎に4グループに分け、各グループの対応する桁
のビット(X0〜X3)〜(X12〜X15)、(Y0〜Y3)〜(Y
12〜Y15)、(Z0〜Z3)〜(Z12〜Z15)をそれぞれ第1
層目の単位加算器411〜4112の4つの入力となる。そし
て、ある桁における第1層目の2組の単位加算器の和出
力Sは、第2層目の単位加算器4113,4115,4117のうち
の同一桁の単位加算器の入力となり、第1層目の2組の
単位加算器の各々の第2のキャリ出力Cは、1つ上位桁
の第2層目の単位加算器の入力となる。
同様に、上記ある桁における第1層目の残りの2組の
単位加算器の和出力Sは、第2層目の単位加算器4114
4116,4118のうちの同一桁の単位加算器の入力となり、
第1層目の2組の単位加算器の各々の第2のキャリ出力
Cは、1つ上位桁の第2層目の単位加算器の入力とな
る。そして、上記第2層目の単位加算器4113〜4118のう
ちの同一桁の2組の単位加算器の和出力Sは、第3層目
の単位加算器4119〜4121のうちの同一桁の単位加算器の
入力となり、第2層目の単位加算器の各々の第2のキャ
リ出力Cは、第3層目の単位加算器4119〜4121のうちの
1つ上位桁の第3層目の単位加算器の入力となる。
また、各層において、下位桁の単位加算器の第1のキ
ャリ出力Coutは、1つ上位桁の単位加算器のキャリ入力
Cinとなる。なお、第1のキャリ出力Coutと第2のキャ
リ出力Cとを入れ替えて使用してもよい。
上記並列乗算器アレイにおいては、二進木状構成の最
上層に相当する第3層目の単位加算器4119〜4121から、
それぞれ対応する桁の和出力Si−1〜Si+1およびキャ
リ出力Ci−1〜Ci+1が得られる。
第5図は、第4図に示したように単位加算器を構成単
位として二進木状に組合わせて並列乗算器アレイを構成
し、且つ、2次のブースのアルゴリズムを適用した32ビ
ットの並列乗算器を示している。この32ビットの並列乗
算器のブロック構成自体はよく知られており、第4図に
示したように、各ビット毎に最大7つの単位加算器が必
要である。
ここで、1は被乗数、2は乗数、3および4はデータ
バッファ、6a〜6dおよび8a〜8dは2次のブースのアルゴ
リズムを適用するのに必要なデコーダおよびこのデコー
ダの出力により選択制御されるセレクタ、9a〜9d、12
a、12b、15はビット幅方向に前記単位加算器が複数個配
置された加算器列であり、全体として二進木状に三階層
をなすように接続されている。この場合、第1層目の加
算器列9a〜9dは、それぞれ第6図に示すように、単位加
算器WADのみが39個配置されてなり、同様に第2層目の
加算器列12aおよび12bも、それぞれ第6図に示すよう
に、単位加算器WADのみが39個配置されてなり、最上層
に相当する第3層目の加算器列15は、第7図に示すよう
に、単位加算器WADのみが47個配置されており、これら
の各加算器列9a〜9d、12a、12b、15のパターンレイアウ
トは簡単である。17は最終結果を計算する高速2入力加
算器であり、通常はキャリ先取り、キャリ選択方式の加
算器等が用いられる。また、符号の補正が必要な場合
は、この高速2入力加算器で行う。
第8図は、第4図に示したように単位加算器を構成単
位として二進木状に組合わせて並列乗算器アレイを構成
した32ビットの並列乗算器を示しており、2次のブース
のアルゴリズムを適用していない。この32ビットの並列
乗算器のブロック構成自体はよく知られており、各ビッ
ト毎に最大32項目の加算を行う必要がある。
ここで、1は被乗数、2は乗数、3および4はデータ
バッファ、9a〜9h、12a〜12d、15a、15b、17はビット幅
方向に単位加算器WADが複数個配置された加算器列であ
り、全体として二進木状に四階層をなすように接続され
ている。この場合、9a〜9hは第1層目の加算器列、12a
〜12dは第2層目の加算器列、15aおよび15bは第3層目
の加算器列、18は最上層に相当する第4層目の加算器列
である。20は最終結果を計算する高速2入力加算器であ
る。
上記したような第5図および第8図に示す並列乗算器
は、前記したような高速の5入力3出力の単位加算器WA
Dを構成単位として二進木状に組合わせて並列乗算器ア
レイを構成しているので、全加算器FAを基本構成とした
従来のワラスの加算方式よりも演算段数が少なくなる。
即ち、前述したように、第1図あるいは第2図に示した
本発明の単位加算器WADを基本構成とすれば、第9図に
示した全加算器FAを二段接続した単位加算器を基本構成
とする場合に比べて、排他的論理和回路の通過段数が3/
4倍に低減(全体として各桁毎に排他的論理和回路が三
段分)しており、高速化が可能になる。しかも、上記し
たような本発明の並列乗算器は、レイアウトパターンの
規則性が高くてレイアウトが簡単になり、配線長の最小
化あるいは抑制が可能となり、配線容量の削減による演
算の高速化が可能となるので、特に32ビット以上の大規
模高速乗算器に好適となる。
[発明の効果] 上述したように本発明の並列乗算器によれば、従来の
ワラスの加算方式よりも演算段数が少なく、レイアウト
パターンの規則性が高くてレイアウトが簡単になり、配
線長の最小化あるいは抑制が可能となり、配線容量の削
減による演算の高速化が可能となり、特に32ビット以上
の大規模高速乗算器に好適である。
また、本発明の単位加算器によれば、例えば上記並列
乗算器の基本構成要素として用いられる高速の5入力3
出力の加算器として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の単位加算器の一実施例を示す回路図、
第2図は本発明の単位加算器の他の実施例を示す回路
図、第3図は第1図および第2図の単位加算器の動作の
真理値を表わす図、第4図は本発明の並列乗算器で用い
られる乗算器アレイの一実施例を示すブロック図、第5
図は第4図の並列乗算器アレイを用いて2次のブースの
アルゴリズムを適用した32ビットの並列乗算器の一実施
例を示すブロック図、第6図は第5図中の第1層目の加
算器列および第2層目の加算器列の一実施例をそれぞれ
示すブロック図、第7図は第5図中の第3層目の加算器
列の一実施例を示すブロック図、第8図は第4図の乗算
器アレイを用いて2次のブースのアルゴリズムを適用し
ない32ビットの並列乗算器の一実施例を示すブロック
図、第9図は従来の全加算器を用いた5入力3出力の単
位加算器を示す回路図である。 X0〜X3……4つの入力、G11〜G14、G2……ナンド回路、
G3、G7、G8……ノア回路、G41、G42……排他的オア回
路、G5、G6……排他的ノア回路、Cin……キャリ入力、C
out……第1のキャリ出力、C……第2のキャリ出力、
S……和出力、G211、G212、G29……オア回路、G221、G
26、G30……ナンド回路、G222……インバータ回路、G23
1、G232、G24、G25……排他的オア回路、G271、G272
…アンド回路、G28……ノア回路、EAD……5入力3出力
の単位加算器、1……被乗数、2……乗数、3、4……
データバッファ、6a〜6d……デコーダ、8a〜8d……セレ
クタ、9a〜9h……第1層目の加算器列、12a〜12d……第
2層目の加算器列、15、15a、15b……第3層目の加算器
列、18……第4層目の加算器列、17、20……最終加算器
(高速2入力加算器)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加算対象となる2進数のある桁の4つの入
    力のうちの相異なる組合わせの3つの入力がそれぞれ対
    応して入力し論理積の否定をとる4組の第1のゲート回
    路と、 この4組の第1のゲート回路の各出力の論理積の否定を
    とって上位桁への第1のキャリ出力を生成する第2のゲ
    ート回路と、 前記4つの入力の論理和の否定をとる第3のゲート回路
    と、 前記4つの入力のうちの相異なる組合わせの2つの入力
    がそれぞれ対応して入力し排他的論理和をとる2組の第
    4のゲート回路と、 この2組の第4のゲート回路の各出力の排他的論理和の
    否定をとる第5のゲート回路と、 この第5のゲート回路の出力と下位桁からのキャリ入力
    との排他的論理和の否定をとって和出力を生成する第6
    のゲート回路と、 前記第5のゲート回路の出力と下位桁からのキャリ入力
    との論理和の否定をとる第7のゲート回路と、 この第7のゲート回路の出力と前記第3のゲート回路の
    出力との論理和の否定をとって上位桁への第2のキャリ
    出力を生成する第8のゲート回路と を具備することを特徴とする単位加算器。
  2. 【請求項2】加算対象となる2進数のある桁の4つの入
    力のうちの相異なる組合わせの2つの入力がそれぞれ対
    応して入力し論理和をとる2組の第1のゲート回路と、 この2組の第1のゲート回路の各出力の論理積をとって
    上位桁への第1のキャリ出力を生成する第2のゲート回
    路と、 前記4つの入力のうちの相異なる組合わせの2つの入力
    がそれぞれ対応して入力し排他的論理和をとる2組の第
    3のゲート回路と、 この2組の第3のゲート回路の各出力の排他的論理和を
    とる第4のゲート回路と、 この第4のゲート回路の出力と下位桁からのキャリ入力
    との排他的論理和をとって和出力を生成する第5のゲー
    ト回路と、 前記第4のゲート回路の出力と下位桁からのキャリ入力
    との論理積の否定をとる第6のゲート回路と、 前記4つの入力のうちの相異なる組合わせの2つの入力
    がそれぞれ対応して入力し論理積をとる2組の第7のゲ
    ート回路と、 この2組の第7のゲート回路の各出力の論理和の否定を
    とる第8のゲート回路と、 この第8のゲート回路の出力と前記第4のゲート回路の
    出力との論理和をとる第9のゲート回路と、 この第9のゲート回路の出力と前記第6のゲート回路の
    出力との論理積の否定をとって上位桁への第2のキャリ
    出力を生成する第10のゲート回路と を具備することを特徴とする単位加算器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の単位加算器を二進木状に組
    合わせることにより並列乗算器アレイを構成し、 第i(i=1,2…)層目の単位加算器列のうちのある桁
    における2組の単位加算器の各々の和出力は、第i+1
    層目の単位加算器列のうちの同一桁の単位加算器の入力
    となり、 前記2組の単位加算器の各々の第1または第2のキャリ
    出力は、前記第i+1層目の単位加算器列のうちの1つ
    上位桁の単位加算器の入力となり、 前記2組の単位加算器の各々の第2または第1のキャリ
    出力は、前記第i層目の単位加算器列のうちの1つ上位
    桁の単位加算器の入力となる ことを特徴とする並列乗算器。
  4. 【請求項4】請求項2記載の単位加算器を二進木状に組
    合わせることにより並列乗算器アレイを構成し、 第i(i=1,2…)層目の単位加算器列のうちのある桁
    における2組の単位加算器の各々の和出力は、第i+1
    層目の単位加算器列のうちの同一桁の単位加算器の入力
    となり、 前記2組の単位加算器の各々の第1または第2のキャリ
    出力は、前記第i+1層目の単位加算器列のうちの1つ
    上位桁の単位加算器の入力となり、 前記2組の単位加算器の各々の第2または第1のキャリ
    出力は、前記第i層目の単位加算器列のうちの1つ上位
    桁の単位加算器の入力となる ことを特徴とする並列乗算器。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の並列乗算器に2次
    のブースのアルゴリズムを適用したことを特徴とする並
    列乗算器。
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