JPH083749Y2 - シフトロッド - Google Patents
シフトロッドInfo
- Publication number
- JPH083749Y2 JPH083749Y2 JP382690U JP382690U JPH083749Y2 JP H083749 Y2 JPH083749 Y2 JP H083749Y2 JP 382690 U JP382690 U JP 382690U JP 382690 U JP382690 U JP 382690U JP H083749 Y2 JPH083749 Y2 JP H083749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer diameter
- check
- rod
- diameter portion
- check groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/38—Detents
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、変速機のシフト機構に用いられるシフトロ
ッドに関する。
ッドに関する。
[従来の技術] 変速機のシフト機構にはシフトロッドが用いられ、シ
フトロッドを移動させることにより各ポジションにシフ
トすることができる。
フトロッドを移動させることにより各ポジションにシフ
トすることができる。
このような従来のシフトロッドとしては、例えば第3
図に示すようなものがある。
図に示すようなものがある。
第3図において、1はシフトロッドであり、シフトロ
ッド1にはスプリングにより押圧されるチェックボール
が挿入されるチェック溝2が複数個形成される。
ッド1にはスプリングにより押圧されるチェックボール
が挿入されるチェック溝2が複数個形成される。
チェック溝2は、フライス加工時には、二点鎖線で示
すように、アール形状でなめらかに形成されているが、
外径仕上加工時には、実線で示すように、削られてなめ
らかさが損なわれている。
すように、アール形状でなめらかに形成されているが、
外径仕上加工時には、実線で示すように、削られてなめ
らかさが損なわれている。
すなわち、第4図に示すようにチェック溝2とロッド
外径3の接点4では角度がついたままの状態になってい
る。
外径3の接点4では角度がついたままの状態になってい
る。
[考案が解決しようとする課題] 前述したように、従来のシフトロッドにあっては、チ
ェック溝とロッド外径の接点では角度がついたままの状
態にあり、チェックボールがチェック溝のコーナ部を乗
り越える時にピーク荷重が発生するため、シフトフィー
リングが良好でなかった。すなわち、なめらかなシフト
フィーリングを得ることができないという問題点があっ
た。
ェック溝とロッド外径の接点では角度がついたままの状
態にあり、チェックボールがチェック溝のコーナ部を乗
り越える時にピーク荷重が発生するため、シフトフィー
リングが良好でなかった。すなわち、なめらかなシフト
フィーリングを得ることができないという問題点があっ
た。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、ロッドの外径部およびチェック溝を樹脂
成形し、チェック溝と外径部の接点をアール形状でなめ
らかに形成することにより、シフトフィーリングを向上
させたシフトロッドを提供することを目的としている。
ものであって、ロッドの外径部およびチェック溝を樹脂
成形し、チェック溝と外径部の接点をアール形状でなめ
らかに形成することにより、シフトフィーリングを向上
させたシフトロッドを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案は、スチール製の
ロッドの外周に樹脂で成形された外径部とチェック溝を
有し、該チェック溝と前記外径部の接点をアール形状で
なめらかに形成したものである。
ロッドの外周に樹脂で成形された外径部とチェック溝を
有し、該チェック溝と前記外径部の接点をアール形状で
なめらかに形成したものである。
[作用] 本考案においては、スチール製のロッドの外周に外径
部およびチェック溝を樹脂で成形し、チェック溝と外径
部の接点を適切なアール形状でなめらかに形成するよう
にしたため、チェックボールがチェック溝のコーナ部を
乗り越えるとき、ピーク荷重が発生せず、シフトフィー
リングを向上させることができる。
部およびチェック溝を樹脂で成形し、チェック溝と外径
部の接点を適切なアール形状でなめらかに形成するよう
にしたため、チェックボールがチェック溝のコーナ部を
乗り越えるとき、ピーク荷重が発生せず、シフトフィー
リングを向上させることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す図であ
る。
る。
第1図および第2図において、11はロッドであり、ロッ
ド11は変速機のシフト機構に用いられ、移動により各ポ
ジションにシフトすることができるようになっている。
ロッド11はスチールで形成され、途中に角溝12が冷鍛ま
たは熱鍛で成形されている。角溝12はチェック溝を形成
するために設けられた部分である。ロッド11の外周には
外径部13が樹脂成形され、外径部13には複数個のチェッ
ク溝14が樹脂成形されている。
ド11は変速機のシフト機構に用いられ、移動により各ポ
ジションにシフトすることができるようになっている。
ロッド11はスチールで形成され、途中に角溝12が冷鍛ま
たは熱鍛で成形されている。角溝12はチェック溝を形成
するために設けられた部分である。ロッド11の外周には
外径部13が樹脂成形され、外径部13には複数個のチェッ
ク溝14が樹脂成形されている。
チェック溝14にはチェックボールがスプリングで押圧
され、所定のポジションに位置決めされる。外径部13お
よびチェック溝14の樹脂成形には、例えば耐摩耗性の良
いポリアセタール樹脂が用いられる。
され、所定のポジションに位置決めされる。外径部13お
よびチェック溝14の樹脂成形には、例えば耐摩耗性の良
いポリアセタール樹脂が用いられる。
15はチェック溝14と外径部13の接点を示し、接点15は
適切なアール(R)形状でなめらかに形成される。16は
外径部13の型合せ部分であり、型合せ部分16はチェック
溝14がない方向で平取りされ、型合せのバリを逃げるよ
うにしている。17はロールピン孔であり、ロールピン孔
17はドリル孔あけ加工で加工される。
適切なアール(R)形状でなめらかに形成される。16は
外径部13の型合せ部分であり、型合せ部分16はチェック
溝14がない方向で平取りされ、型合せのバリを逃げるよ
うにしている。17はロールピン孔であり、ロールピン孔
17はドリル孔あけ加工で加工される。
このように、チェック溝14と外径部13を樹脂で成形
し、チェック溝14と外径部13の接点15を適切なアール形
状でなめらかに形成したため、チェックボールがチェッ
ク溝14のコーナ部を乗り越えるとき、ピーク荷重が発生
せず、シフトフィーリングを向上させることができる。
し、チェック溝14と外径部13の接点15を適切なアール形
状でなめらかに形成したため、チェックボールがチェッ
ク溝14のコーナ部を乗り越えるとき、ピーク荷重が発生
せず、シフトフィーリングを向上させることができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、スチール
製のロッドの外周に外径部とチェック溝を樹脂成形し、
チェック溝と外径部の接点を適切なアール形状でなめら
かに形成するようにしたため、チェックボールがチェッ
ク溝のコーナ部を乗り越えるとき、ピーク荷重が発生せ
ず、シフトフィーリングを向上させることができる。
製のロッドの外周に外径部とチェック溝を樹脂成形し、
チェック溝と外径部の接点を適切なアール形状でなめら
かに形成するようにしたため、チェックボールがチェッ
ク溝のコーナ部を乗り越えるとき、ピーク荷重が発生せ
ず、シフトフィーリングを向上させることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、 第2図は他の断面図、 第3図および第4図は従来例を示す図である。 図中、 11…ロッド、12…角溝、13…外径部、14…チェック溝、
15…接点、16…型合せ部分、17…ロールピン孔。
15…接点、16…型合せ部分、17…ロールピン孔。
Claims (1)
- 【請求項1】スチール製のロッドの外周に樹脂で成形さ
れた外径部とチェック溝を有し、該チェック溝と前記外
径部の接点をアール形状でなめらかに形成したことを特
徴とするシフトロッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP382690U JPH083749Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | シフトロッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP382690U JPH083749Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | シフトロッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394464U JPH0394464U (ja) | 1991-09-26 |
JPH083749Y2 true JPH083749Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31507624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP382690U Expired - Lifetime JPH083749Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | シフトロッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083749Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5888918B2 (ja) * | 2011-09-27 | 2016-03-22 | 株式会社ユニバンス | アクチュエータ制御装置 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP382690U patent/JPH083749Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0394464U (ja) | 1991-09-26 |
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