JPH0837060A - 一体成形プラグ - Google Patents

一体成形プラグ

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Publication number
JPH0837060A
JPH0837060A JP6172554A JP17255494A JPH0837060A JP H0837060 A JPH0837060 A JP H0837060A JP 6172554 A JP6172554 A JP 6172554A JP 17255494 A JP17255494 A JP 17255494A JP H0837060 A JPH0837060 A JP H0837060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
temperature
blade
fuse
integrally molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP6172554A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Mizuo
祥一 水尾
Sadao Miyaji
貞雄 宮道
Katsuhiko Takeo
勝彦 竹尾
Teruo Uchiyama
照雄 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K H D KK
Original Assignee
K H D KK
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Filing date
Publication date
Application filed by K H D KK filed Critical K H D KK
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Publication of JPH0837060A publication Critical patent/JPH0837060A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発火防止対策の万全な一体成形プラグを提供
する。 【構成】 一体成形プラグにおいて、栓刃1,1′とこ
れに接続する導体2,2′との間に温度ヒューズ3を設
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発火防止対策の万全な一
体形成プラグに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】一体成形プラグは従来の組立
式に比べ量産性に優れ安価であり、現在では家電,O.
A機器用などとして広く一般に使用されている。
【0003】一体成形プラグは、栓刃がプラグ本体を構
成しているプラスチック層と隙間なしに直接接触してい
る。従って栓刃とコンセント側の刃受けとの間の接触抵
抗増大などにより過大のジュール熱が発生した場合は、
栓刃を介しプラグ内が高温に加熱され発火する危険性を
生ずる。このような接触抵抗増加にもとづく過大発熱は
正常の通電状態でも生ずるので、過電流等の保護を目的
として器具内に設置される通常のヒューズではプラグの
発火防止対策になり得ない。
【0004】特に最近、PL法(製造物責任)が注目さ
れ、企業側に重い責任が課せられる気運にあることか
ら、一体成形プラグにおいても安全対策の強化が望まれ
ている。
【0005】本発明はこのような要望に鑑みなされたも
のである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、少なくとも
1つの栓刃と、該栓刃に接続する導体との間に、温度ヒ
ューズが組込まれていることを特徴とする一体形成プラ
グに係る。
【0007】
【実施例】以下に本発明の1実施例を添附図面にもとづ
き説明すると次の通りである。
【0008】図1に示された全体図から明らかなよう
に、本発明一体成形プラグは一方の栓刃1とこれに接続
する導体2との間に温度ヒューズ3が組込まれている。
【0009】温度ヒューズ3は他方の栓刃1′とこれに
接続する導体2′との間にも組込むようにしても良い。
【0010】導体2,2′には接続端子部4,4′との
接続部を除き絶縁被覆2a,2a′が施されている。
4″は栓刃1と温度ヒューズ3との間の接続端子部であ
る。
【0011】このようなプラグ本体5以外のプラグ構成
要素を型(図示せず)内にインサートした状態でプラグ
本体5を塩化ビニル樹脂などのプラスチック材料を用い
て射出成形することにより本発明一体成形プラグが得ら
れる。
【0012】プラグ本体5の成形と同時に該本体5に電
気コード6のプロテクター部7を一体形成できる。
【0013】温度ヒューズは定められた設定温度に達す
ると、溶断して回路を遮断する働きを有し、既に各種の
構成のものが市販されている。
【0014】本発明において温度ヒューズ3の溶断温度
はプラグ本体5の成形温度並びにプラグの発火温度を考
慮し、適宜選択決定される。一般的にいって、溶断温度
は、上記成形温度よりも高く、上記発火温度よりも低い
温度範囲にあればよい。
【0015】本発明一体成形プラグは温度ヒューズ3が
組込まれているので、通電使用中にプラグ内の温度が栓
刃と刃受けとの接触抵抗増大などが原因で異常に高くな
り温度ヒューズ3の設定温度に達すると、該ヒューズ3
はこれを検知して直ちに溶断し、回路を遮断するので、
プラグ内の温度は、最早温度ヒューズ3の設定温度を越
えることがなくなる。
【0016】また温度ヒューズの溶断は、プラグ内の温
度が高温になることにより起こるので、プラグ自体も高
温加熱を受けて変形したりあるいは栓刃の周りでプラス
チック層が黒色に変色したりしていることが多く、従っ
てプラグを目視観察することにより、プラグが既に安全
に使用できない状態に至っていたことがわかり、温度ヒ
ューズの重要性をプラグの外観から認識できる。
【0017】図2は本発明の他の実施例を示し、本実施
例においては、熱による変形の防止やトラッキング防止
対策として、プラグ本体5の栓刃側の端面に、耐トラッ
キング性の耐熱性中子8が、図3に示すように栓刃1,
1′間にまたがるように埋設されている。耐トラッキン
グ性の耐熱性材料としては、ユリア樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂などを例示できる。
【0018】中子8は例えば栓刃1,1′に挿通孔8
a,8a′において貫挿支持された状態で、他のプラグ
構成要素と一緒に成形金型内にインサートされ、プラグ
本体5の成形時を利用してプラグ本体5に埋設固定され
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、プラグ内に設置した温
度ヒューズがプラグ内の温度を検知し、この温度が設定
値に達すると、直ちに溶断して回路を遮断しそれ以上に
温度が上がることを防止するので、発火防止対策の万全
な一体成形プラグを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す一部切欠き平面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示す一部切欠き平面図で
ある。
【図3】図2の正面図である。
【符号の説明】
1 栓刃 1′ 栓刃 2 導体 2′ 導体 2a 絶縁被覆 2a′ 絶縁被覆 3 温度ヒューズ 4 接続端子部 4′ 接続端子部 4″ 接続端子部 5 プラグ本体 6 電気コード 7 コードプロテクター 8 中子 8a 挿通孔 8a′ 挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 照雄 大阪府枚方市招提田近2丁目9番地 株式 会社ケィ・エッチ・ディー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの栓刃と、該栓刃に接続
    する導体との間に、温度ヒューズが組込まれていること
    を特徴とする一体形成プラグ
  2. 【請求項2】 温度ヒューズの溶断温度が、成形温度以
    上、プラグ発火温度以下の温度範囲内に設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の一体成形プラグ。
  3. 【請求項3】 プラグ本体の栓刃側の端面のうち、少な
    くとも、栓刃と栓刃との間が耐トラッキング性の耐熱性
    中子から構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の一体成形プラグ。
JP6172554A 1994-07-25 1994-07-25 一体成形プラグ Pending JPH0837060A (ja)

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