JPH0487279A - 差込プラグ - Google Patents
差込プラグInfo
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- JPH0487279A JPH0487279A JP19902490A JP19902490A JPH0487279A JP H0487279 A JPH0487279 A JP H0487279A JP 19902490 A JP19902490 A JP 19902490A JP 19902490 A JP19902490 A JP 19902490A JP H0487279 A JPH0487279 A JP H0487279A
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は差込プラグ、詳しくは電気器具に接続するコ
ードに一体的に形成され、コンセント等に着脱自在に挿
着して電源端子として用いる差込プラグに関するもので
ある。
ードに一体的に形成され、コンセント等に着脱自在に挿
着して電源端子として用いる差込プラグに関するもので
ある。
[従来の技術]
第2図は従来の差込プラグを示す模式断面図である。図
において、(1)は図示しないコンセントに差込まれる
部分の刃、(2)はコード(7)から分岐して取り出さ
れ、刃(1)と電気的に接続された電線であり、コード
(7)の他端は図示しない電気器具の機体側に接続され
る。(3)は前記刃(1)と電線(2)及びコード(7
)の一部を一体的に樹脂成形して覆ったプラグボディで
、材質は例えば塩化ビニールのような若干の柔軟性を有
する熱可塑性樹脂が用いられている。(4)はプラグボ
ディ(3)と一体ではあるが部分的に切欠き(5)を設
けて、適度の屈曲性を付加したコード屈曲保護部である
。
において、(1)は図示しないコンセントに差込まれる
部分の刃、(2)はコード(7)から分岐して取り出さ
れ、刃(1)と電気的に接続された電線であり、コード
(7)の他端は図示しない電気器具の機体側に接続され
る。(3)は前記刃(1)と電線(2)及びコード(7
)の一部を一体的に樹脂成形して覆ったプラグボディで
、材質は例えば塩化ビニールのような若干の柔軟性を有
する熱可塑性樹脂が用いられている。(4)はプラグボ
ディ(3)と一体ではあるが部分的に切欠き(5)を設
けて、適度の屈曲性を付加したコード屈曲保護部である
。
以上のような構成の差込プラグを使用する場合、刃(1
)をコンセントに差し込み固定して使用するのであるが
、使用中機体を移動する等により、コード屈曲保護部(
4)近傍のコード(7)にくり返し屈曲、あるいは張力
が加わり断線に至っていた。
)をコンセントに差し込み固定して使用するのであるが
、使用中機体を移動する等により、コード屈曲保護部(
4)近傍のコード(7)にくり返し屈曲、あるいは張力
が加わり断線に至っていた。
その対策として屈曲保護部(4)の耐屈曲性、耐張力性
を高めるために、屈曲保護部の形状を工夫したり、適当
な材質を使用するなどをしていた。しかし、プラグボデ
ィ(3)の材質を硬くすることは刃(1)及び電線(2
)の接続部分を充分固定できるか屈曲保護部(4)の屈
曲柔軟性が確保し難くなり、また材質を軟かくすること
は、屈曲保護部り4)の屈曲柔軟性が容易に得られるが
、プラグボディ(3)の刃(1)及び電線(2)の固定
保持力が低下するようになる。
を高めるために、屈曲保護部の形状を工夫したり、適当
な材質を使用するなどをしていた。しかし、プラグボデ
ィ(3)の材質を硬くすることは刃(1)及び電線(2
)の接続部分を充分固定できるか屈曲保護部(4)の屈
曲柔軟性が確保し難くなり、また材質を軟かくすること
は、屈曲保護部り4)の屈曲柔軟性が容易に得られるが
、プラグボディ(3)の刃(1)及び電線(2)の固定
保持力が低下するようになる。
第3図はこのような事情を説明するために示した模式見
取り図である。図にみられるように、例えば刃(1)を
コンセント(8)に差込んたまま機体側のコード(7)
を斜め(矢印)の方向に無理に弓張って差込プラグを引
き抜くような場合には、過度の外力に耐えられず、プラ
グボディ(3)内部でコードが断線したり刃(1)の一
部か折損する等の不具合現象が生じていた。
取り図である。図にみられるように、例えば刃(1)を
コンセント(8)に差込んたまま機体側のコード(7)
を斜め(矢印)の方向に無理に弓張って差込プラグを引
き抜くような場合には、過度の外力に耐えられず、プラ
グボディ(3)内部でコードが断線したり刃(1)の一
部か折損する等の不具合現象が生じていた。
第4図は上記のような不具合を解消する為に従来行なわ
れた解決策の一例を示す断面図である。
れた解決策の一例を示す断面図である。
図中(6)は、プラグボディ(3)とは異なる硬質の材
料で、プラグボディ(3)の成形前に、刃およびコード
の一部と一体成形した中コマである。こうすることによ
って、プラグボディ(3)内部の刃(1)及びiE線(
2)は中コマ(6)によってしつかり固定され、外力に
耐えるようにすることができ、且つプラグボディ(3)
と同材質のコード屈曲保護部(4)には充分な屈曲柔軟
性を付与することが可能となっている。
料で、プラグボディ(3)の成形前に、刃およびコード
の一部と一体成形した中コマである。こうすることによ
って、プラグボディ(3)内部の刃(1)及びiE線(
2)は中コマ(6)によってしつかり固定され、外力に
耐えるようにすることができ、且つプラグボディ(3)
と同材質のコード屈曲保護部(4)には充分な屈曲柔軟
性を付与することが可能となっている。
[発明が解決しようとする課題]
上述のような従来の差込プラグでは、例えば改良型であ
る第4図の構成を有するものであっても、コードから電
線を分岐した分岐点近傍までは比較的軟かい樹脂で構成
されているので、第3図で説明したような無理な外力が
加わった場合は、プラグボディ内部にまでコード張力が
加わるため中コマ端部で断線するという故障現象が依然
として発生していた。しかも、このプラグボディ内部で
の断線は、その断線箇所周囲をプラグボディ樹脂により
保持されているためスパーク発生が長時間続き、樹脂の
発煙、発火をまねく等の、極めて危険な事態に結びつい
ていた。
る第4図の構成を有するものであっても、コードから電
線を分岐した分岐点近傍までは比較的軟かい樹脂で構成
されているので、第3図で説明したような無理な外力が
加わった場合は、プラグボディ内部にまでコード張力が
加わるため中コマ端部で断線するという故障現象が依然
として発生していた。しかも、このプラグボディ内部で
の断線は、その断線箇所周囲をプラグボディ樹脂により
保持されているためスパーク発生が長時間続き、樹脂の
発煙、発火をまねく等の、極めて危険な事態に結びつい
ていた。
この発明は上述のような課題を解決するためになされた
もので、いずれはどこかで断線してライフエンドを迎え
る電気器具の差込プラグにおいて、確実に安全な状態で
断線せしめることができるような差込プラグを提供する
ことを目的とするものである。
もので、いずれはどこかで断線してライフエンドを迎え
る電気器具の差込プラグにおいて、確実に安全な状態で
断線せしめることができるような差込プラグを提供する
ことを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る差込プラグは従来のプラグボディと中コ
マを一体成形してなるプラグの中コマを構成する内側樹
脂をコード側に拡大しプラグボディとコード屈曲保護部
の境界すなわち外力によりコードが屈曲する部位近傍ま
でのプラグボディ内のコード領域を差込用の刃とともに
一体成形して固定したものとし、その外側にプラグボデ
ィの外側樹脂を被覆して一体成形したものである。この
場合、プラグボディを構成する外側樹脂は熱可塑性樹脂
で形成し、中コマ用の内側樹脂は熱可塑性樹脂、自己消
化性樹脂、結晶性樹脂及び熱硬化性樹脂のうちのいずれ
か一種の樹脂により形成するものである。
マを一体成形してなるプラグの中コマを構成する内側樹
脂をコード側に拡大しプラグボディとコード屈曲保護部
の境界すなわち外力によりコードが屈曲する部位近傍ま
でのプラグボディ内のコード領域を差込用の刃とともに
一体成形して固定したものとし、その外側にプラグボデ
ィの外側樹脂を被覆して一体成形したものである。この
場合、プラグボディを構成する外側樹脂は熱可塑性樹脂
で形成し、中コマ用の内側樹脂は熱可塑性樹脂、自己消
化性樹脂、結晶性樹脂及び熱硬化性樹脂のうちのいずれ
か一種の樹脂により形成するものである。
[作 用]
この発明においては、外力によりコードが屈曲する部位
近傍まで中コマを拡大して、コード、電線及び刃を一体
成形するから、屈曲あるいは張力により断線するコード
の部分はコード屈曲保護部内もしくはその近傍に限定さ
れるから、プラグボディ深部で断線が起こることはなく
なる。そして、もし上述の部位で電源の入力時に断線し
ても、その時発生するスパークにより一瞬のうちに電線
が溶融してスパーク距離すなわち電線間のギャップが増
大し、これ以上のスパークが起らなくなり、安全が確保
される。
近傍まで中コマを拡大して、コード、電線及び刃を一体
成形するから、屈曲あるいは張力により断線するコード
の部分はコード屈曲保護部内もしくはその近傍に限定さ
れるから、プラグボディ深部で断線が起こることはなく
なる。そして、もし上述の部位で電源の入力時に断線し
ても、その時発生するスパークにより一瞬のうちに電線
が溶融してスパーク距離すなわち電線間のギャップが増
大し、これ以上のスパークが起らなくなり、安全が確保
される。
ここで、プラグボディを構成する外側樹脂は比較的軟か
い熱可塑性樹脂とし、内側樹脂は硬度の大きいもので形
成するのが常識的であり且つ、望ましい。
い熱可塑性樹脂とし、内側樹脂は硬度の大きいもので形
成するのが常識的であり且つ、望ましい。
以上の条件下で、まず、内側樹脂にも熱可塑性樹脂を用
いた場合は、外側樹脂との境界接合部分が融合し、一体
的となるので外力によって境界接合部分が滑ったり、不
均一な応力分布を生ずることはなくなる。
いた場合は、外側樹脂との境界接合部分が融合し、一体
的となるので外力によって境界接合部分が滑ったり、不
均一な応力分布を生ずることはなくなる。
また、内部樹脂に自己消化性樹脂を用いた場合は万−中
コマの内部又はその近傍で断線しても長時間スパークが
発生しても発火することはなくなる。
コマの内部又はその近傍で断線しても長時間スパークが
発生しても発火することはなくなる。
さらに、内部樹脂を熱硬化性樹脂もしくは結晶性樹脂で
形成すると、上述の境界接合部分が融合することがない
が、滑動可能となり外力による応力が緩和するので、屈
曲や張力が内コマの内部に影響する度合が減少する。
形成すると、上述の境界接合部分が融合することがない
が、滑動可能となり外力による応力が緩和するので、屈
曲や張力が内コマの内部に影響する度合が減少する。
[実施例コ
第1図はこの発明による差込プラグの構造の一実施例を
示す模式断面図である。図において、第4図の従来例と
同−又は相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する
。図に示したように、外側樹脂を構成するプラグボディ
(3)の外形及び寸法は従来のプラグボディと同じであ
るが、その内部に設けた内側樹脂からなる中コマ(6)
はコード(7)から電線(2)を分岐した分岐点(7a
)よりコード(7)側の近傍にまで拡大された形状とな
っている。そして、プラグボディ(3)が比較的柔軟性
のある例えば塩化ビニールのような熱可塑性樹脂である
のに対して、中コマ(B)は充分な機械的強度をもつ樹
脂で形成されているので、プラグボディ(3)の内部で
は、中コマ(6)によって、刃(1)の1部、これに電
気的に接続された電線(2)の全部及び分岐点(7a)
近傍のコード(7)が保持固定されている。そのため、
中コマ(8)の内部にまで外力による影響を受けないよ
うになっている。つまり、外力の影響を受ける部分は中
コマ(6)の外になり、そのため外力に起因するコード
断線箇所はコード屈曲保護部(4)内となるので、前述
したように電気器具の使用中に断線しても一瞬のスパー
クのみですみ、その後の安全が確保される。
示す模式断面図である。図において、第4図の従来例と
同−又は相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する
。図に示したように、外側樹脂を構成するプラグボディ
(3)の外形及び寸法は従来のプラグボディと同じであ
るが、その内部に設けた内側樹脂からなる中コマ(6)
はコード(7)から電線(2)を分岐した分岐点(7a
)よりコード(7)側の近傍にまで拡大された形状とな
っている。そして、プラグボディ(3)が比較的柔軟性
のある例えば塩化ビニールのような熱可塑性樹脂である
のに対して、中コマ(B)は充分な機械的強度をもつ樹
脂で形成されているので、プラグボディ(3)の内部で
は、中コマ(6)によって、刃(1)の1部、これに電
気的に接続された電線(2)の全部及び分岐点(7a)
近傍のコード(7)が保持固定されている。そのため、
中コマ(8)の内部にまで外力による影響を受けないよ
うになっている。つまり、外力の影響を受ける部分は中
コマ(6)の外になり、そのため外力に起因するコード
断線箇所はコード屈曲保護部(4)内となるので、前述
したように電気器具の使用中に断線しても一瞬のスパー
クのみですみ、その後の安全が確保される。
この発明による差込プラグの構造は上述の実施例に示し
た通りであるが、この発明による差込プラグは、上述の
構造だけでなく、中コマ(6)を構成し、それぞれ独自
の特徴を有する樹脂によって形成されたものとすること
に特徴を有するので、以下、いくつかの材質及びそれに
よって得られる効果等について説明する。この場合、−
射的には、中コマ(6)の材質はプラグボディ(3)の
それよりも硬いものを使用することが刃(1)の固定を
確実なものにしながら、コード屈曲保、護部(4)の柔
軟性を得る上で好都合であり、この観点から、外側樹脂
はいずれも熱可塑性樹脂を用い、内側樹脂の材質を変え
た場合について以下項目別に説明する。
た通りであるが、この発明による差込プラグは、上述の
構造だけでなく、中コマ(6)を構成し、それぞれ独自
の特徴を有する樹脂によって形成されたものとすること
に特徴を有するので、以下、いくつかの材質及びそれに
よって得られる効果等について説明する。この場合、−
射的には、中コマ(6)の材質はプラグボディ(3)の
それよりも硬いものを使用することが刃(1)の固定を
確実なものにしながら、コード屈曲保、護部(4)の柔
軟性を得る上で好都合であり、この観点から、外側樹脂
はいずれも熱可塑性樹脂を用い、内側樹脂の材質を変え
た場合について以下項目別に説明する。
(A)内側・外側樹脂がともに熱可塑性樹脂の場合ニブ
ラグボディ(3)と中コマ(6)の材質を、例えばそれ
ぞれ塩化ビニール、ナイロンとする。このようにすれば
一体成形時に両者の境界接合部分が融合するので殆んど
一体物に近くなり、外力によって境界接合部分が滑動し
て不均一な応力分布を生じるというような耐力低下を来
すことがなくなり、安全性の優れた差込プラグが得られ
る。
ラグボディ(3)と中コマ(6)の材質を、例えばそれ
ぞれ塩化ビニール、ナイロンとする。このようにすれば
一体成形時に両者の境界接合部分が融合するので殆んど
一体物に近くなり、外力によって境界接合部分が滑動し
て不均一な応力分布を生じるというような耐力低下を来
すことがなくなり、安全性の優れた差込プラグが得られ
る。
(B)内側樹脂が自己消化性樹脂の場合:通常のプラス
チック例えば硬質のポリ塩化ビニールに難燃剤を添加し
て難燃性を付与した自己消化性樹脂を用いて中コマ(6
)を形成したものとする。この場合は、上記(A)項で
示した効果が得られるが、万−中コマ(6)内部あるい
はその近傍で断線して、たとえ長時間スパークが発生し
ても、発火に至る危険の防止も可能である。
チック例えば硬質のポリ塩化ビニールに難燃剤を添加し
て難燃性を付与した自己消化性樹脂を用いて中コマ(6
)を形成したものとする。この場合は、上記(A)項で
示した効果が得られるが、万−中コマ(6)内部あるい
はその近傍で断線して、たとえ長時間スパークが発生し
ても、発火に至る危険の防止も可能である。
(C)内側樹脂が熱硬化性樹脂又は結晶性樹脂の場合:
中コマ(6)を熱硬化性樹脂又は結晶性樹脂、例えばそ
れぞれフェノール樹脂(正しくはフェノールホルムアル
デヒド樹脂)又はポリプロピレン樹脂で形成したものと
する。このようにすると、いずれの場合も中コマ(6)
とプラグボディ(3)の境界接合部分が、上述(A)項
の場合と相反して、融合することがなくなる。その結果
、両者間が滑動可能となり、外力が加わっても応力を緩
和するので中コマ(6)の内部に応力による上述のよう
な悪影響が及ばないようにすることができる。
中コマ(6)を熱硬化性樹脂又は結晶性樹脂、例えばそ
れぞれフェノール樹脂(正しくはフェノールホルムアル
デヒド樹脂)又はポリプロピレン樹脂で形成したものと
する。このようにすると、いずれの場合も中コマ(6)
とプラグボディ(3)の境界接合部分が、上述(A)項
の場合と相反して、融合することがなくなる。その結果
、両者間が滑動可能となり、外力が加わっても応力を緩
和するので中コマ(6)の内部に応力による上述のよう
な悪影響が及ばないようにすることができる。
なお、上述(A)〜(C)項の実施例中で示した各種材
質の具体的な樹脂物質は、いずれも記載したものだけに
限定されるものでないことは言うまでもない。
質の具体的な樹脂物質は、いずれも記載したものだけに
限定されるものでないことは言うまでもない。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、中コマとプラグボディ
とを一体成形した差込プラグの中コマを従来よりコード
屈曲保護部側へ拡大した構造とし、且つ中コマとプラグ
ボディを形成する樹脂の材質が異なる構成としたから、
くり返し屈曲や無理な引張りによるプラグの引き抜き操
作による外力が加わっても、それによるコード断線時に
安全且つ確実な故障物となり、他に悪影響を与えること
のない電気器具用の差込プラグが極めて簡単に安価に得
られ、その利用価値は非常に大きいという効果がある。
とを一体成形した差込プラグの中コマを従来よりコード
屈曲保護部側へ拡大した構造とし、且つ中コマとプラグ
ボディを形成する樹脂の材質が異なる構成としたから、
くり返し屈曲や無理な引張りによるプラグの引き抜き操
作による外力が加わっても、それによるコード断線時に
安全且つ確実な故障物となり、他に悪影響を与えること
のない電気器具用の差込プラグが極めて簡単に安価に得
られ、その利用価値は非常に大きいという効果がある。
第1図はこの発明による差込プラグの一実施例を示す模
式断面図、第2図は従来の差込プラグの一例を示す断面
図、第3図はコンセントに差し込まれた差込プラグをコ
ードを斜め方向に引いて無理に引き抜こうとした状態を
示す見取り図、第4図は従来の差込プラグの他の例を示
す断面図である。 図においては、(1)は刃、(2)は電線、(3)はプ
ラグボディ、(4)はコード屈曲保護部、(6)は中コ
マ、(7)はコード、(7a)は分岐点である。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
式断面図、第2図は従来の差込プラグの一例を示す断面
図、第3図はコンセントに差し込まれた差込プラグをコ
ードを斜め方向に引いて無理に引き抜こうとした状態を
示す見取り図、第4図は従来の差込プラグの他の例を示
す断面図である。 図においては、(1)は刃、(2)は電線、(3)はプ
ラグボディ、(4)はコード屈曲保護部、(6)は中コ
マ、(7)はコード、(7a)は分岐点である。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)刃の一部と、コードから分岐した電線を上記刃に
接続する連結部及び上記分岐点近傍の上記コードとを被
覆して中コマを形成する内側樹脂と、この内側樹脂とは
材質の異なる樹脂からなり、上記内側樹脂を一体的に被
覆するプラグボディと、上記プラグボディ近傍の上記コ
ードを被覆するコード屈曲保護部とを同時に成形した外
側樹脂との二種の樹脂で一体成形したことを特徴とする
差込プラグ。 - (2)外側樹脂は熱可塑性樹脂からなり、内側樹脂は熱
可塑性樹脂、自己消化性樹脂、結晶性樹脂又は熱硬化性
樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の差込プラ
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19902490A JPH0487279A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 差込プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19902490A JPH0487279A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 差込プラグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487279A true JPH0487279A (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=16400856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19902490A Pending JPH0487279A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 差込プラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0487279A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002298656A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 太陽光発電装置用コネクタ付き電線ケーブル |
JP2007188901A (ja) * | 1996-06-03 | 2007-07-26 | Sony Corp | 電源プラグ、電源プラグを有する電気機器及び電源プラグの製造方法 |
JP2010205468A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Kawasaki Densen Kk | 電源プラグおよびその製造方法 |
JP2011090786A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Kawasaki Densen Kk | 電源プラグおよび電源プラグの製造方法 |
WO2013094054A1 (ja) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | 三洋電機株式会社 | 表示装置 |
JP2013131387A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Harutsugu Hiramoto | 信号ケーブル、電力ケーブル及び電子機器並びに信号ケーブルの製造方法 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP19902490A patent/JPH0487279A/ja active Pending
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