JPH0836988A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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JPH0836988A
JPH0836988A JP17113594A JP17113594A JPH0836988A JP H0836988 A JPH0836988 A JP H0836988A JP 17113594 A JP17113594 A JP 17113594A JP 17113594 A JP17113594 A JP 17113594A JP H0836988 A JPH0836988 A JP H0836988A
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JP
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ion
ion beam
tube
analysis
energy
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JP17113594A
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English (en)
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Tei Kawai
禎 河合
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 イオン源5から減速電極7および接地電極8
によりイオンビームIを引き出し、負電位管13により
さらに負電圧Vdtによるエネルギーを与える。これによ
り、イオンビームIの引出方向への速度が高くなり、イ
オンビームIの発散が抑えられる。また、外部の正電位
側に引き寄せられようとする負電位管13内のエレクト
ロンを、サプレッサ電極15・16により負電位管13
内に閉じ込めるので、イオンビームIの中和が保たれて
イオンビームIの発散がより抑えられることになる。ま
た、負電位管13を出たイオンビームIは、エネルギー
が与えられなくなるので、低エネルギーのまま輸送され
る。 【効果】 注入エネルギーが低い場合にはイオンビーム
は発散する傾向にあるが、その発散によるイオンビーム
の減少を回避してイオンビームを有効に注入に供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI等の半導体デバ
イスへの不純物注入等に用いられるイオン注入装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造の分野においては、B、P、
As等の不純物を基板に拡散する手段としてイオン注入
装置が用いられている。
【0003】例えば、図6に示すようなイオン注入装置
では、イオン源41から減速電圧Vdcl が印加される減
速電極42および接地電位に固定される接地電極43に
よりイオンビームが引き出される。このイオンビーム
は、引出電圧Vexによって与えられるエネルギーで分析
管44に進入し、分析マグネット45にて質量分離され
て目的のイオン種に選別され、分析スリット46を通過
した後、真空チャンバ47内のウェーハ48…に注入さ
れる。
【0004】ところで、LSIの高集積度化および微細
化が進展するのに伴い、デバイスの厚さが薄くなるいわ
ゆるシャロー化が進んできている。シャロー化が進むに
つれてターゲットにイオンを注入する深さが浅くなり、
より低いエネルギーで注入を行なうことが要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イオン
注入装置の特性として、低いエネルギーになるほど、イ
オンの収量を多くすることが困難になること、および取
り出されたビームの発散角が大きくなるためにターゲッ
トまでの輸送効率が低下することにより、得られるビー
ム量が少なくなる。このため、低エネルギー注入におい
ては、注入のスループットがあまり高くなく生産性が低
いという問題点が生じていた。
【0006】例えば、上記のイオン注入装置において
は、イオンビームに与えられるエネルギーが低エネルギ
ー(例えば、引出電圧Vexが10kV以下)である場
合、引き出されたイオンビームの発散角がスペースチャ
ージ効果等により大きくなる。このため、同図に網線に
て示すように、イオンビームの一部が分析管44あるい
はビーム輸送経路の壁面に衝突して、ウェーハ48…ま
で輸送することができなくなっていた。
【0007】この対策として、イオン源41と分析マグ
ネット45とを直結することが考えられる。しかしなが
ら、イオン源41と分析マグネット45との間には、イ
オン源41の保守時に質量分析系内の真空を保持するた
めのゲートバルブ49や、引出系や分析系を真空排気す
るための真空ポンプ50を設ける必要があり、上記のよ
うな直結構造を採用することは難しい。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、低エネルギーによる注入においてビーム量
を増加させてスループットを向上させることを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のイオン注入装置
は、イオン源より引き出したイオンビームから分析マグ
ネットにて所要のイオン種を取り出してイオン注入対象
物に注入するイオン注入装置において、上記の課題を解
決するために、以下の手段を講じていることを特徴とし
ている。
【0010】すなわち、上記イオン注入装置は、上記イ
オン源と上記分析マグネットとの間に、上記イオン源か
ら高いエネルギーでイオンビームを輸送し、上記分析マ
グネットの直前で減速して所定のエネルギーにするビー
ム輸送手段が設けられている。
【0011】
【作用】上記の構成では、イオン源から引き出されたイ
オンビームが、ビーム輸送手段により引出方向の速度が
高められて輸送され、イオンビームの引出方向の速度分
布が大きくなる。イオンビームは、引出方向だけでなく
引出方向に垂直な径方向への速度分布を有しているた
め、引出方向の速度分布に対する径方向の速度分布の比
が小さくなり、主に発散に関与する径方向の速度分布の
影響が少なくなる。
【0012】それゆえ、イオンビームの発散角を小さく
抑えることができる。また、分析マグネットの直前で減
速するので、イオンビームが高エネルギーのまま分析マ
グネット以降で輸送されることはない。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の第1の実施例について図1ないし
図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係るイオン注入装置は、図1に
示すように、引出系1と、分析系2と、エンドステーシ
ョン3とを備えている。
【0015】引出系1は、引出管4を有しており、この
引出管4の一端側にはイオン源5が配されている。イオ
ン源5は、図示しないプラズマチャンバ内でアーク放電
等によりイオンを含むプラズマを生成するようになって
おり、引出電源6によりVexなる引出電圧(正電圧)が
引出管4を介して与えられている。
【0016】イオン源5の付近には、イオン源5からイ
オンビームIを引き出すための引出電極系として減速電
極7および接地電極8が配されている。減速電極7に
は、減速電源9により減速電圧Vdcl が与えられてい
る。また、接地電極8は、電極駆動系10に取り付けら
れており、この電極駆動系10により減速電極7ととも
にチルト角、水平位置、軸方向の位置の調整等のため
に、傾き、上下(左右)および前後に駆動されるように
なっている。
【0017】引出管4のほぼ中央部分には、ゲートバル
ブ11が設けられており、このゲートバルブ11により
引出管4が前管部4aと後管部4bとに分割されてい
る。また、前管部4aは、ほぼ中央部に絶縁管4cが設
けられており、この絶縁管4cにより、引出電圧Vex
印加されるイオン源5の周辺部と接地電位に固定される
引出電極系の周辺部とが電気的に絶縁されている。
【0018】ゲートバルブ11は、イオン源5の保守時
に後管部4bから後段の真空系の真空状態を保持するよ
うになっている。つまり、イオン源5の保守時には、ゲ
ートバルブ11の弁体11aを閉じることにより、前管
部4a内が大気に開放されても、上記の真空系の真空状
態が保たれる。また、後管部4bには、引出系1および
分析系2の内部を排気して真空にするための真空排気ポ
ンプ12が取り付けられている。
【0019】引出管4内の上記の引出電極系の後段に
は、引出管4の他端側まで負電位管13が配されてい
る。負電位管13は、接地電位に対し電源14によりV
dtなる負電位が印加されている。また、負電位管13
は、ゲートバルブ11により第1管部13aと第2管部
13bとに2分割されているので、その双方に対して負
電位Vdtが印加されるように構成されている。この負電
位管13は、イオンビームIにエネルギーを与えて引出
方向の速度を高めるようになっており、ビーム輸送手段
としての機能を有している。
【0020】上記の負電位管13は、メッシュ、パンチ
ボード等のように通気性のよい金属材料にて形成されて
いる。これにより、真空排気ポンプ12により引出管4
および後述する分析管18内を真空排気する際に、負電
位管13内の排気を容易に行なうことができる。なお、
上記の金属材料に形成される孔の大きさは、電界を乱さ
ない程度であることが望ましい。
【0021】さらに、負電位管13の両端付近には、負
電位管13内のエレクトロンを閉じ込めるためのサプレ
ッサ電極15・16が配置されている。サプレッサ電極
15・16は、ともにサプレッサ電源17によりVsup
なる負電位が与えられている。
【0022】引出系1の後段に設けられる分析系2は、
分析管18を有している。分析管18は、引出管4に接
続される一端側(導入口)付近から徐々に屈曲して形成
されており、他端側(取出口)では導入口に対しビーム
輸送経路が90°をなすように形成されている。分析管
18には、屈曲部分を覆うように分析マグネット19が
設けられている。
【0023】分析マグネット19は、引出系1からのイ
オンビームIに特定の磁場を印加することで所要の質量
のイオン種を所定の軌道に偏向させるようになってい
る。この分析マグネット19は、図2(図1のA−A線
矢視図)に示すように、分析管18の両側部の上下に2
段のコイル20・21が設けられ、その回りが磁極を形
成するための鉄心22にて覆われる構造になっている。
このような構造により、コイル20・21にて発生する
磁場を鉄心22にて形成される磁気回路を通じて分析管
18に作用させ、分析管18内を通過するイオンビーム
Iに含まれる各イオンをその質量に応じた曲率で偏向さ
せるようになっている。
【0024】また、分析マグネット19には、イオンビ
ーム入射側と出射側とにそれぞれポールピース23・2
4が設けられている。ポールピース23・24は、イオ
ンビーム焦点位置を調整するためのレンズ電極であり、
収束・発散の度合いが可変となるように分析マグネット
19に対し回動自在に取り付けられている。
【0025】ポールピース24からさらに下流側の分析
管18における直管部分には、分析スリット25が設け
られている。分析スリット25は、分析マグネット19
のイオンビーム焦点位置に配されており、分析マグネッ
ト19により質量分離されたイオンビームIを最終的に
選別するようになっている。
【0026】エンドステーション3は、分析管18の後
段に設けられており、真空チャンバ26を有している。
真空チャンバ26は、分析管18に接続されており、注
入時に図示しない真空ポンプにより真空状態に保たれて
いる。この真空チャンバ26内には、イオン注入対象物
としての複数のウェーハ27…を固定保持するディスク
28が配されている。
【0027】ディスク28は、図示しない駆動系により
駆動されて回転運動および並進運動し、メカニカルスキ
ャンを行なうようになっている。また、エンドステーシ
ョン3には、図示はしないが、ウェーハ27…のディス
ク28に対する装着および取外しを行なうローダ/アン
ローダ系等が設けられている。
【0028】上記のように構成されるイオン注入装置で
は、イオン源5から減速電極7および接地電極8により
イオンビームIが引き出される。このイオンビームI
は、引出電圧Vexによるエネルギーが与えられるが、両
電極7・8を通過して負電位管13内に進入すると、負
電位管13によりさらに負電圧Vdtによるエネルギーが
与えられる。例えば、Vexを5kVとし、Vdtを20k
Vとすれば、イオンビームIには、25kVによるエネ
ルギーが与えられることになる。
【0029】これにより、引出方向への速度が高くな
り、イオンビームIの発散が抑えられる。また、外部の
正電位側に引き寄せられようとするエレクトロンが、サ
プレッサ電極15・16により負電位管13内に閉じ込
められるので、イオンビームIの中和が保たれてイオン
ビームの発散がより抑えられることになる。
【0030】イオンビームIは、負電位管13から出る
と、負電位管13による作用が及ばなくなるので減速し
て発散角が大きくなった状態で分析マグネット19に入
射する。分析マグネット19をビーム収束のためのレン
ズとみなす場合、発散角が大きくなるということは、物
体とレンズとの間の距離が短くなることに相当する。す
なわち、距離が短くなった分だけイオンビームIの発散
量が抑えられ、効率良く分析系2にイオンビームIが入
射する。そして、減速により発散角が大きくなることの
対応として、分析マグネット19がその発散角に応じて
イオンビームIを適切な位置に収束させるように、ポー
ルピース23・24により入射角と出射角とが調整され
る。
【0031】このとき、Vex+Vdtの値に応じて負電位
管13から出たときのイオンビームIの発散角が決まる
ので、その電圧に応じてポールピース23・24の角度
を調整する。あるいは、ポールピース23・24を固定
用のボルト等を緩めて半固定(仮固定)の状態で角度を
調整してから固定し、Vexの値に応じてVdtを最適値に
設定する方法を採ってもよい。
【0032】イオンビームIは、分析マグネット19お
よび分析スリット25により所要のイオン種が選別され
て、真空チャンバ26内のウェーハ27…に注入され
る。真空チャンバ26内では、ディスク28が回転運動
および並進運動を行なうことにより、複数のウェーハ2
7…に対し均一に注入が行なわれる。
【0033】以上のように、本実施例に係るイオン注入
装置では、負電位管13およびサプレッサ電極15・1
6によりイオンビームIの発散が抑えられるので、低エ
ネルギーの場合において、引き出し後のイオンビームI
が大きく発散することを防止できる。
【0034】本実施例に係るイオン注入装置は、図3に
示す第1の変形例のように構成されていてもよい。
【0035】本イオン注入装置は、上記のイオン注入装
置と異なり、サプレッサ電極15が省かれている。その
代わり、接地電極8が第1管部13aと同じ電位、すな
わちVdtに固定されている。このため、接地電極8と電
極駆動系10との間には、絶縁物29が介装されてい
る。また、Vdcl 、Vsup およびVdtが、|Vdcl |≧
|Vsup |>|Vdt|という関係になるように設定され
ている。これは、接地電極8および/または負電位管1
3、および/またはサプレッサ電極16(15)から発
生する二次電子をイオン源5側へ逆流させずに負電位管
13内に封じ込めて、負電位管13内のビームの中和を
保つためである。
【0036】上記のような電位関係により、イオンビー
ムIが接地電極8から負電位管13と同じ負電位により
加速されるようになり、上記のイオン注入装置のように
接地電極8の部分で接地電位になるためにイオンビーム
Iが減速することはない。これにより、効率良くビーム
輸送を行なうことができる。
【0037】また、本イオン注入装置では、減速電極7
がサプレッサ電極の機能を兼ねているので、サプレッサ
電極15が必要ないのである。勿論、この変形例におい
ても、図1に示すイオン注入装置と同様に、サプレッサ
電極15を設けてもよい。
【0038】なお、上記の変形例においては、サプレッ
サ電源17が設けられているが、図4に示す第2の変形
例のように、サプレッサ電源17を用いずに減速電源9
を共用してもよい。
【0039】この構成では、減速電極7およびサプレッ
サ電極16に減速電源9による減速電圧Vdcl が与えら
れる。なお、この場合は、Vdcl およびVdtが、|V
dcl |>|Vdt|という関係になるように設定されてい
る。これにより、減速電極7と接地電極8との間に電子
が封じ込められ、その間のイオンビームIの中和を保つ
ことができる。
【0040】〔実施例2〕本発明の第2の実施例につい
て図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。な
お、本実施例において前記の第1の実施例における構成
要素と同等の機能を有する構成要素については、同一の
符号を付記してその説明を省略する。
【0041】本実施例に係るイオン注入装置は、図5に
示すように、前記の第1の実施例におけるイオン注入装
置と異なり、ゲートバルブ11が分析スリット25の下
流側に設けられている。このため、引出系1の引出管3
1および加速手段としての負電位管32は、それぞれゲ
ートバルブ11により分割されない一体構造になってい
る。また、引出管31は、イオン源5の周辺の前管部3
1aと引出電極系の周辺から端部までの後管部31bと
に分割され、これらが絶縁管31cにより絶縁されてい
る。
【0042】前記の第1実施例に係るイオン注入装置で
は、負電位管13がゲートバルブ11の弁体11aの部
分で分割されているので、この箇所で負電位管13によ
る電界が乱れてしまう。これに対し、本実施例に係るイ
オン注入装置では、上記のように負電位管32が分割さ
れないので、負電位管32による電界が乱れることはな
い。
【0043】また、本実施例に係るイオン注入装置は、
引出管31および負電位管32がそれぞれ一体の構造で
あるので、引出管31および負電位管32を容易に製造
することができる。しかも、イオン源5と分析マグネッ
ト18との間の距離を短くすることができ、ビーム輸送
効率が向上する。ただし、本イオン注入装置では、イオ
ン源5の保守時には引出系1だけでなく分析系2も大気
圧になってしまう。したがって、保守性よりビーム輸送
効率を重視するシステムには、本イオン注入装置が適し
ている。
【0044】なお、本実施例においても、Vdcl 、V
sup およびVdtが、|Vdcl |≧|Vsup |>|Vdt
という関係になるように設定されている。
【0045】
【発明の効果】本発明のイオン注入装置は、以上のよう
に、イオン源と分析マグネットとの間に、イオン源から
高いエネルギーでイオンビームを輸送し、分析マグネッ
トの直前で減速して所定のエネルギーにするビーム輸送
手段が設けられている構成であるので、イオンビームの
引出方向の速度分布が大きくなり、主に発散に関与する
イオンビームの径方向の速度分布の影響が少なくなる。
【0046】それゆえ、イオンビームの発散角を小さく
抑えることができ、イオン源から引き出されたイオンビ
ームが大きく発散することを分析マグネットの直前まで
防止できる。また、分析マグネット直前の減速部分でイ
オンビームの発散角が大きくなるが、分析マグネットの
レンズ特性を調整することにより、効率良く注入対象物
までビームを輸送することができる。そして、分析マグ
ネットの直前でイオンビームが減速して所定のエネルギ
ーになるので、イオンビームが高エネルギーのまま分析
マグネット以降で輸送されることはない。
【0047】したがって、本発明のイオン注入装置を採
用すれば、注入エネルギーが低い場合に、発散によるイ
オンビームの減少を回避してイオンビームを有効に注入
に供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るイオン注入装置の
概略構成を示す平面図である。
【図2】イオン注入装置における分析マグネットの構成
を示す図1のA−A線矢視方向の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施例についての第1の変形例
に係るイオン注入装置の概略構成を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施例についての第2の変形例
に係るイオン注入装置の概略構成を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係るイオン注入装置の
概略構成を示す平面図である。
【図6】従来のイオン注入装置の概略構成を示す平面図
である。
【符号の説明】
5 イオン源 13 負電位管(加速手段) 19 分析マグネット 27 ウェーハ(イオン注入対象物) 32 負電位管(ビーム輸送手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン源より引き出したイオンビームから
    分析マグネットにて所要のイオン種を取り出してイオン
    注入対象物に注入するイオン注入装置において、 上記イオン源と上記分析マグネットとの間に、上記イオ
    ン源から高いエネルギーでイオンビームを輸送し、上記
    分析マグネットの直前で減速して所定のエネルギーにす
    るビーム輸送手段が設けられていることを特徴とするイ
    オン注入装置。
JP17113594A 1994-07-22 1994-07-22 イオン注入装置 Pending JPH0836988A (ja)

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